JP2010131166A - 視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置 - Google Patents

視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い精度で検査を行うことが可能な視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置を提供する。
【解決手段】被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、を画面に表示し被験者の視野を測定する視野検査装置の制御方法において、注視パターンは、複数の図柄を有し、所定の時間毎に、異なる図柄を画面の所定の位置に表示するとともに視野確認パターンを画面の任意の位置に表示する表示工程と、被験者が視野確認パターンを視認した際に、表示されている図柄に対応して予め設定されている情報を被験者に入力させる入力工程と、入力された情報および視野確認パターンが表示されてから情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、被験者の視野を判定する判定工程と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置に関し、特に被験者の視線を誘導しながら検査を行う視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置に関する。
従来、視野検査は、所定の模様の視野確認パターンを被験者の眼前の複数の位置に順次表示し、被験者からの視認可否の告知に基づいて視野を測定している。このような検査方法においては、被験者の視線を所定の位置に誘導し固定させた状態で視野確認パターンを視認できるか否かを検査することが重要である。つまり、被験者の視線を表示画面の例えば中心に向け固定させた状態で、周縁を何処まで視認できるかを検査することが重要である。
そこで、被験者の視線を所定の位置に誘導する方法が種々検討されている。例えば、画面の中心に点滅する凝視点(注視パターン)を設けることで、被験者の視線を凝視点に誘導する方法(特許文献1参照)や、被験者に、画面の固定目標(注視パターン)にマウスを用いてカーソルを移動させる作業をさせることで、被験者の視線を固定目標に誘導する方法が知られている(特許文献2参照)。
また、図8(a)、図8(b)に示すように、画面10Dの中央に人物(注視パターンXp)を表示し、ガイダンスにて被験者の視線を人物に向けさせた上で、画面のランダムな位置に矩形の縞模様パターン(視野確認パターンYp)を順次表示する。そして被験者は、順次、場所を変え出現する縞模様パターンを何処まで視認できるかにより、自ら視野を測定する方法が知られている(非特許文献1参照)。
特開平10−272098号公報 特表2005−517482号公報 Pfizer Japan Inc.ホームページ、NTG簡易自己チェック(視野チェック)、[平成20年9月19日検索]、インターネット<http://www.ntg40.jp/index2.html>
特許文献1、特許文献2、及び非特許文献1に記載の方法は、何れも被験者の視線を注視パターンに誘導することはできる。しかしながら、視野確認パターンを視認した際に被験者の視線が注視パターンに固定されたていたか否かは不明である。例えば、非特許文献1のような場合、順次、場所を変え出現する縞模様パターンに気をとられ無意識のうちについ眼を遣ってしまう場合がある。この為、高い精度で検査を行うことができないといった問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、高い精度で検査を行うことが可能な視野検査装置の制御方法、視野検査装置、及び頭部装着式映像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の1から9の何れか1項に記載の発明によって達成される。
1.被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、を前記画面に表示し前記被験者の視野を測定する視野検査装置の制御方法において、
前記注視パターンは、複数の図柄を有し、
所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の所定の位置に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示する表示工程と、
前記被験者が前記視野確認パターンを視認した際に、表示されている前記図柄に対応して予め設定されている情報を前記被験者に入力させる入力工程と、
入力された前記情報および前記視野確認パターンが表示されてから前記情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、前記被験者の視野を判定する判定工程と、を有することを特徴とする視野検査装置の制御方法。
2.前記表示工程は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の中央に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする前記1に記載の視野検査装置の制御方法。
3.前記表示工程は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の周縁に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする前記1に記載の視野検査装置の制御方法。
4.被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、を前記画面に表示し前記被験者の視野を測定する視野検査装置において、
前記注視パターンは、複数の図柄を有し、
所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の所定の位置に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示する表示部と、
前記被験者が前記視野確認パターンを視認した際に、前記表示部に表示されている前記図柄に対応して予め設定されている情報を前記被験者に入力させる入力部と、
前記入力部で入力された前記情報および前記視野確認パターンが表示されてから前記情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、前記被験者の視野を判定する判定部と、を有することを特徴とする視野検査装置。
5.前記表示部は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の中央に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする前記4に記載の視野検査装置。
6.前記表示部は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の周縁に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする前記4に記載の視野検査装置。
7.前記4から6の何れか1項に記載の視野検査装置を備え、前記被験者の頭部または顔面に着脱自在に装着されることを特徴とする頭部装着式映像表示装置。
8.前記表示部は、前記被験者の左右の眼前にそれぞれ配置され、
前記注視パターンおよび視野確認パターンは、何れかの前記表示部に選択的に表示されることを特徴とする前記7に記載の頭部装着式映像表示装置。
9.前記表示部は、前記被験者の左右の眼前に移動自在に配置されることを特徴とする前記7に記載の頭部装着式映像表示装置。
本発明によれば、被験者が視野確認パターンを視認した際に、画面に表示されている注視パターンの図柄に対応して予め設定されている情報を被験者に入力させるようにした。すなわち、被験者に、所定の時間毎に変化する注視パターンの図柄に対応した情報を入力させる作業を実行させるようにした。これにより、被験者は視線を注視パターンから逸らすことができず、視線を注視パターンに固定させることができる。
また、被験者によって入力された情報および視野確認パターンが表示されてから該情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、被験者の視野を判定するようにした。これにより、たとえ視線を注視パターンから逸らしていたとしても、この場合は、被験者によって入力された情報の正誤、また該情報が入力されるまでの時間等により、視線が注視パターンに固定されたていたか否かを判定することができる。これらにより、検査の精度を高めることができる。
以下図面に基づいて、本発明に係る視野検査装置、頭部装着式映像表示装置(以下、HMDとも記する)、及び視野検査装置の制御方法の実施の形態を説明する。尚、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
最初に、視野検査装置の概略構成を図1を用いて説明する。図1は、視野検査装置1の概略構成を示すブロック図である。
視野検査装置1は、図1に示すように、表示部10、入力部20、制御部30、記憶部40、及び通信部50等から構成される。
表示部10は、制御部30から出力された、被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、に係る画像信号に基づき、注視パターン、及び視野確認パターンを表示する。また、表示部10は、視野判定結果を文字列や図柄にて表示する、例えば液晶表示パネルである。
図2に、注視パターンXと視野確認パターンYの表示例を示す。注視パターンXは、表示部10の画面10Dの中央に表示され、その周囲の任意の位置に視野確認パターンYが点滅表示されている。
図2(a)〜図2(d)に示すように、注視パターンXは複数(ここでは4種類)の図柄Xa〜図柄Xdを有し、所定の時間毎に、異なる図柄が画面10Dの中央に表示されるとともに視野確認パターンYが画面10Dの任意の位置に点滅表示される。
尚、注視パターンXは、被験者が目を逸らすと識別できなくなる程度の小ささが好ましい。また、注視パターンXの図柄や種類は図2に示す限りではなく、文字、記号等、それぞれが識別できる図柄であればよい。また、視野確認パターンYは、検査に要求される精度(どこまで小さい欠損領域か)に応じて、大きさを変更してもよいし、矩形や縞模様以外の図柄としてもよい。
入力部20は、被験者が視野確認パターンYを視認した際に、画面10Dに表示されている注視パターンXの図柄Xa(Xb、Xc、Xd)にそれぞれ対応して予め設定されている情報を被験者に入力させるものであり、例えばキーボード、十字キー、ペダル等である。
図3に、注視パターンXと入力する情報(キー703)との対応付けの一例を示す。図3(a)〜図3(d)に示すように、注視パターンXの図柄Xa(Xb、Xc、Xd)の△記号の向きと同じ向きの矢印キー703a(703b、703c、703d)が対応付けられている。尚、注視パターンXと入力する情報(キー703)との対応付けは、記憶部40に記憶されている。また、情報(キー703)の対応付けは図3に示す限りではなく、文字、記号等、それぞれが識別できる図柄であればよい。また、制御部30は、視野検査を開始するにあたり、これらの対応付けを画面10Dに表示し、被験者に「対応付け」を提示しておく。
制御部30は、記憶部40に設けられた図示しない各制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、演算処理や制御処理等のデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)と交信し、ROMから読み出した制御プログラム等を実行するCPU(中央演算処理装置)等から構成される。制御部30は、入力部20や図示しない各種操作スイッチからの信号を受けて、視野検査装置1で行われる表示動作や視野判定動作を統括的に制御するものである。
また、制御部30は、注視パターンX、及び視野確認パターンYに係る画像信号を生成し、表示部10出力し表示させる。また、制御部30は、本発明における判定部に該当し、被験者によって入力部20で入力された情報(キー703)および視野確認パターンYが画面10Dに表示されてから情報(キー703)が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、被験者の視野を判定する。
ここで、制御部30で行われる視野判定動作の流れを図4、及び図5を用いて説明する。図4は、注視パターンXの切り替えタイミング、視野確認パターンYの表示タイミング、及び情報(キー703)入力タイミングを示すタイミングチャートである。図5は、視野判定動作の流れを示すフローチャートである。
最初に、時刻t1に、制御部30は、例えば注視パターンXaおよび視野確認パターンYを設定し(ステップS1)、表示部10の画面10Dに表示させる(ステップS2;表示工程)。
次に、被験者は、視野確認パターンYを視認すると、画面10Dに表示されている注視パターンXaに対応して予め設定されている情報(キー703)を入力する(ステップS3;入力工程)。
次に、制御部30は、被験者によって入力された情報(キー703)および視野確認パターンYが画面10Dに表示されてから情報(キー703)が入力されるまでの時間twaまたはその何れかを記憶部40に記憶させる(ステップS4)。
制御部30は、これらの一連の工程を、所定の回数、例えば時刻t2、時刻t3にて、それぞれ注視パターンXb、注視パターンXcに切り替えるとともに視野確認パターンYの表示位置を切り替えて、時刻t1の場合と同様にして繰り返し実行する。そして得られた情報(入力されたキー703、時間twb、時間twc)を記憶部40に記憶させる(ステップS5)。
このようにして、所定の回数を経過し検査が終了すると、制御部30は、記憶部40に記憶されているこれらの情報から、被験者の視線が注視パターンXに固定された状態で、視野確認パターンYを視認したか否かを判定する(ステップS6、ステップS7;判定工程)。具体的には、例えば時刻t1に表示された注視パターンXaに対し、被験者により入力された情報が注視パターンXaに対応付けられているキー703a以外の場合(キー703b、キー703c、キー703d)や、時間twaが所定の時間より長い場合は、被験者の視線は注視パターンXaに固定されていなかった可能性が高いことより、この情報入力を無効とし、この時視野確認パターンYを視認できなかったものと判定する。
そして、最後に、制御部30は、判定結果を表示部10に表示させ(ステップS8)、視野判定動作を終了する。
図1に戻って、記憶部40は、前述のように、図示しない各制御プログラム(例えば視野判定プログラム)等を記憶するROM(Read Only Memory)、演算処理や制御処理等のデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)等から構成される。また、記憶部40には、注視パターンXと入力する情報(キー703)との対応付けが記憶されている。また、記憶部40は、被験者によって入力された情報(キー703)および視野確認パターンYが画面10Dに表示されてから情報(キー703)が入力されるまでの時間twまたはその何れかを記憶する。
通信部50は、例えば無線LAN等を有し、外部に設けられたサーバー等と更新し、視野判定結果等を記録する。
このように、本発明の実施形態に係る視野確認装置1においては、被験者が視野確認パターンYを視認した際に、表示部10の画面10Dに表示されている注視パターンXの図柄に対応して予め設定されている情報(キー703)を被験者に入力させるようにした。すなわち、被験者に、所定の時間毎に変化する注視パターンXの図柄に対応した情報(キー703)を入力させる作業を実行させるようにした。これにより、被験者は視線を注視パターンXから逸らすことができず、視線を注視パターンXに固定させることができる。
また、被験者によって入力された情報(キー703)および視野確認パターンXが表示されてから該情報(キー703)が入力されるまでの時間twまたはその何れかに基づいて、被験者の視野を判定するようにした。これにより、たとえ視線を注視パターンXから逸らしていたとしても、この場合は、被験者によって入力された情報(キー703)の正誤、また該情報(キー703)が入力されるまでの時間tw等により、視線が注視パターンXに固定されたていたか否かを判定することができる。これらにより、検査の精度を高めることができる。
尚、前述の実施形態においては、注視パターンXを、表示部10の画面10Dの中央に表示するようにしたが、画面10Dに対する画角よりも高範囲な視野検査を行えるように、画面10Dの周縁に表示するようにしてもよい。
例えば、最初に、図6(a)に示すように、注視パターンXを画面10Dの左端に、視野確認パターンYを右端に表示することで、被験者Hの視線の右側の視野を最大視野角αまで測定することができる。次に、図6(b)に示すように、注視パターンXを画面10Dの右端に、視野確認パターンYを左端に表示することで、被験者Hの視線の左側の視野を最大視野角βまで測定することができる。このようにして測定した左右の視野角を合計することで被験者Hの視野角を最大α+βまで測定することができる。
尚、図6では、視野確認パターンYを画面10Dの右端、左端に表示しているが、これは測定可能な上限の場合であり、前述の実施形態の場合と同様に、画面10Dの任意の位置にランダムに表示する。また、注視パターンXを画面10Dの左端、右端に表示しているが、上端、下端、また対向する隅(対角線方向の隅)に表示するようにしてもよい。
このようにすることで、画面10Dに対する画角よりも高範囲な視野検査を行うことができる。
次に、前述の視野検査装置1を備えた頭部装着式映像表示装置(HMD)の実施の形態を図7(a)を用いて説明する。図7(a)は、HMD1Aの外観を示す斜視図である。
HMD1Aの要部は、フレーム60、表示部10、及び制御ユニット70等から構成される。
フレーム60は、可撓性を有する弾性材等により構成された長尺状の部材であり、装着者(被験者)の耳や側頭部に掛止され、HMD1Aの装着者に対する頭部への保持及び装着位置の調整を行う為のものである。
表示部10は、LCD表示部101、及び接眼光学系102等から構成され、制御ユニット70から出力された画像信号に基づき画像を表示する。また表示部10は、被験者の左右の眼前にそれぞれ位置するように、フレーム60に配置されている。
制御ユニット70は、前述の入力部20、制御部30、記憶部40、及び通信部50等から構成される。また入力部20としては十字キー703が設けられている。
このような構成のHMD1Aは、被験者の頭部や顔面に着脱自在に装着され、LCD表示部101から得られる画像を、接眼光学系102によって被験者の眼球に直接投影させることで、恰も該画像が空中に拡大投影されているかのような虚像の観察を可能にするものである。そして、本実施形態において、表示部10は、制御部ユニット70から出力された、前述の注視パターンと視野確認パターンに係る画像信号に基づき、注視パターンX、及び視野確認パターンYを表示し、被験者に提供する。
このように、HMD1Aを装着することにより、被験者の眼前には表示部10が配されるので、検査に最適な画面の大きさ、画面と眼との距離等が一意的に決定される。これにより、煩わしい位置合わせ等を行うことなく、容易に最適な検査環境を設定することができる。また、注視パターンXおよび視野確認パターンYは、左右の何れかの表示部10に選択的に表示されるようにすることにより、被験者は片方の眼を瞑ることなく、両目を開いたままの自然な状態で検査を受けることができる。
尚、本実施形態においては、表示部10を被験者の左右の眼前にそれぞれ配置する両眼構成としたが、図7(b)に示すように、1つの表示部10を被験者の左右の眼前に移動自在に配置する片眼構成としてもよい。この場合も両眼構成の場合と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る視野検査装置の概略構成を示すブロック図である。 注視パターンと視野確認パターンの表示例を示す模式図である。 注視パターンと入力キーの対応付けを示す模式図である。 注視パターンの切り替えタイミング、視野確認パターンの表示タイミング、及び視野確認の入力タイミングを示すタイムチャートである。 視野判定動作の流れを示すフローチャートである。 注視パターンと視野確認パターンの別例による表示例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るHMDの外観を示す斜視図である。 従来の注視パターンと視野確認パターンの表示例を示す模式図である。
符号の説明
1 視野検査装置
1A 頭部装着式映像表示装置(HMD)
10 表示部
101 LCD表示部
102 接眼光学系
20 入力部
30 制御部(判定部)
40 記憶部
50 通信部
70 制御ユニット
701 電源スイッチ
703 十字キー
H 頭部
X 注視パターン
Y 視野確認パターン

Claims (9)

  1. 被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、を前記画面に表示し前記被験者の視野を測定する視野検査装置の制御方法において、
    前記注視パターンは、複数の図柄を有し、
    所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の所定の位置に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示する表示工程と、
    前記被験者が前記視野確認パターンを視認した際に、表示されている前記図柄に対応して予め設定されている情報を前記被験者に入力させる入力工程と、
    入力された前記情報および前記視野確認パターンが表示されてから前記情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、前記被験者の視野を判定する判定工程と、を有することを特徴とする視野検査装置の制御方法。
  2. 前記表示工程は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の中央に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする請求項1に記載の視野検査装置の制御方法。
  3. 前記表示工程は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の周縁に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする請求項1に記載の視野検査装置の制御方法。
  4. 被験者の視線を画面の所定の位置に誘導する注視パターンと、該被験者の視野を確認する視野確認パターンと、を前記画面に表示し前記被験者の視野を測定する視野検査装置において、
    前記注視パターンは、複数の図柄を有し、
    所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の所定の位置に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示する表示部と、
    前記被験者が前記視野確認パターンを視認した際に、前記表示部に表示されている前記図柄に対応して予め設定されている情報を前記被験者に入力させる入力部と、
    前記入力部で入力された前記情報および前記視野確認パターンが表示されてから前記情報が入力されるまでの時間またはその何れかに基づいて、前記被験者の視野を判定する判定部と、を有することを特徴とする視野検査装置。
  5. 前記表示部は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の中央に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする請求項4に記載の視野検査装置。
  6. 前記表示部は、所定の時間毎に、異なる前記図柄を前記画面の周縁に表示するとともに前記視野確認パターンを前記画面の任意の位置に表示することを特徴とする請求項4に記載の視野検査装置。
  7. 請求項4から6の何れか1項に記載の視野検査装置を備え、前記被験者の頭部または顔面に着脱自在に装着されることを特徴とする頭部装着式映像表示装置。
  8. 前記表示部は、前記被験者の左右の眼前にそれぞれ配置され、
    前記注視パターンおよび視野確認パターンは、何れかの前記表示部に選択的に表示されることを特徴とする請求項7に記載の頭部装着式映像表示装置。
  9. 前記表示部は、前記被験者の左右の眼前に移動自在に配置されることを特徴とする請求項7に記載の頭部装着式映像表示装置。
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