JP2010130372A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を読み取り電子化し、かつ、読み取り電子化が正しく行われたことの確認を取ってからその塗料で描画された部分を自動消去する画像読取装置を提供する。
【解決手段】自動原稿搬送装置20の搬送する原稿を読み取り位置Fにて読取部12で読み取ってその画像を記憶部に記憶したら原稿の搬送を一時停止させ、記憶した画像を表示部に表示してその画像に対する承認をユーザから受け付ける。承認されたら、読み取り後の原稿の搬送を再開させ、スイッチバック経路28を通じて加熱位置Hを経由させて排紙トレイ23へ排出する。この際に、加熱位置Hを通過する原稿を、加熱により無色化する塗料が無色化する温度に加熱器25で加熱してその塗料を無色化する。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿を光学的に読み取る画像読取装置に係り、特に、加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を読み取る画像読取装置に関する。
従来より、紙資源の有効利用・再利用等の観点から、60℃以上などの高温に加熱されると無色化するインクを使用した筆記具がある。また、加熱されると無色化するインクを使用した記録部および該記録部の手前に配置されてインクを無色化する加熱部を備えたインクジェットプリンタがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−302954号公報
アンケート用紙等に記載してもらった個人情報をスキャナで読み取って電子化し、データベース等に保存して管理するような場合、電子化後の用紙を適切に処分して個人情報等の漏洩を防止することが要請される。かかる場合に、前述した加熱により無色化するインクを使用した筆記具で記入してもらえば、読み取り電子化後の用紙を加熱することで記入部分を消去して個人情報の漏洩を防止することができる。さらに、記入部分のみ消去されれば、未記入のアンケート用紙として再利用することもできる。
しかしながら、スキャナで読み取って電子化した後、別の装置で用紙を加熱して消去するようなワークフローでは、読み取り電子化後に消去作業が確実に行われる保証はない。また、読み取って電子化してから消去作業が行われるまでの放置期間が長くなれば、それだけ情報漏洩の可能性が高くなる。なお、アンケート用紙に限らず、加熱されると無色化するインク等で描画された部分を含む原稿を読み取り、その後に無色化させる場合には同様の問題が生じる。
そこで、読み取って電子化する動作と消去作業とを一連の動作として自動的に連続実行する装置が望まれるが、読み取りや電子化が正常に行われなかった場合にまで読み取りに連続して消去作業が自動実行されると、紙媒体からも情報が消えてしまうので、もはや正しい情報を取得できなくなるという問題が危惧される。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を読み取り電子化し、かつ、読み取り電子化が正しく行われたことの確認を取ってその塗料で描画された部分を自動消去する画像読取装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を光学的に読み取って画像情報を取得する読取部と、
前記読取部で前記原稿を読み取って得た画像情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記画像情報に対応する画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示された画像を承認するか否かの指示を受け付ける受付部と、
前記受付部を通じて前記画像に対する承認の指示を受けると、前記原稿を、前記塗料が無色化する温度に加熱する加熱器と、
を有することを特徴とする画像読取装置。
上記発明では、原稿を読み取ってその画像を記憶保存すると共に、該保存した画像を表示し、当該画像に対する承認をユーザから受け付け、承認されたら、読み取り後の原稿を加熱器で加熱して、加熱されると無色化する塗料を無色化する。すなわち、読み取り電子化した画像が正しく読み取られて保存されたことに対する確認をユーザから得たら、加熱消去を自動的に行うようにされている。
[2]前記受付部は、原稿の再読み取り指示を受け付け可能にされており、
前記受付部で前記再読み取り指示を受け付けた場合は、前記原稿を前記読取部によって読み取りなおす
ことを特徴とする[1]に記載の画像読取装置。
上記発明では、原稿が正しく読み取られていない場合に、その画像を見たユーザからの再読み取り指示を受けると、原稿の再読み取りが行われる。
[3] 原稿台にセットされた原稿を、前記読取部が原稿を読み取る読み取り位置および前記加熱器が原稿を加熱する加熱位置を経由させて所定の排紙箇所へ搬送する自動原稿搬送装置を有する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像読取装置。
上記発明では、自動原稿搬送装置によって搬送される原稿に対して、読み取り動作や加熱消去処理が行われる。
[4]前記自動原稿搬送装置によって搬送される原稿を前記読取部で読み取り後に前記加熱器の手前で一時停止させ、この状態で前記表示部による前記表示および前記受付部による受け付けを行わせ、前記受付部で指示を受け付けたら前記一時停止を解除し、かつその受け付けた指示が承認の指示である場合は、前記加熱位置を通る原稿を、前記塗料が無色化する温度に加熱する加熱消去処理を前記加熱器に行わせるように制御部で制御する
ことを特徴とする[3]に記載の画像読取装置。
上記発明では、原稿は自動原稿搬送装置によって搬送され、その搬送経路の途中で原稿を読み取ったら搬送を一時停止し、その読み取り画像を表示し、ユーザから承認を受けると、搬送を再開し、加熱消去処理を施して、排出するように構成されている。
[5]前記受付部は、前記原稿の再読み取り指示を受け付け可能にされており、
前記制御部は、前記受付部を通じて前記再読み取り指示を受けた場合は、前記一時停止を解除すると共に前記自動原稿搬送装置によって前記原稿を再び前記読み取り位置へ搬送させて前記読取部にその原稿を再読み取りさせる
ことを特徴とする[4]に記載の画像読取装置。
上記発明では、原稿が正しく読み取られていない場合に、その画像を見たユーザからの再読み取り指示を受けると、自動原稿搬送装置によって原稿が読み取り位置へ再び搬送されて、再読み取りが行われる。
本発明に係る画像読取装置によれば、加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を読み取って電子化し、その読み取り電子化が正しく行われたことの承認をユーザから受け付け、承認されたら、原稿を加熱して、加熱により無色化する塗料で描画された部分を自動的に消去するので、読み取って電子化してから消去作業が行われるまでの間の放置による情報漏洩の防止と消去作業に係るユーザ負担の軽減を図りつつ、確実な電子化を保障することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置としての機能を含む画像形成装置10の構成を示している。画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得し、その画像データを保存したり外部端末へ送信したりするスキャン機能、原稿を読み取り、かつその読み取りで得た画像データに基づいて原稿の複製画像を記録紙に印刷して出力するコピー機能、外部端末から受信した印刷データをラスタライズして得た画像を記録紙に印刷して出力するプリンタ機能などを備えた、所謂、複合機として構成されている。
また、画像形成装置10は、加熱されると無色化する塗料(以後、無色化塗料と呼ぶ。)で描画された部分を含む原稿を読み取り電子化して保存し、さらにその画像を表示してユーザからその画像に対する承認(正しく読み取り電子化されているか否かの確認)を取り、承認されたら、読み取り後の原稿を加熱して無色化塗料を無色化させる加熱消去処理を自動的に実行する機能を備えている。
画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括制御する制御部11に、自動原稿搬送装置20と、読取部12と、通信部13と、画像記憶部14と、操作表示部15と、プリンタ部16とを接続して構成される。制御部11は、図示省略のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発メモリなどを主要部として構成されている。ROMには各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPUが処理を実行することにより画像形成装置10としての各機能が実現される。RAMはCPUがプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリとして使用される。不揮発メモリには、電源がオフしても保存しておくべきユーザ情報や各種の設定情報が記憶される。
自動原稿搬送装置20は、原稿台にセットされた原稿を、1枚ずつ分離して繰り出し、原稿の読み取り位置および加熱位置を経由させて所定の排紙箇所へ搬送する機能を果たす。自動原稿搬送装置20の詳細は後述する。
読取部12は、自動原稿搬送装置20によって搬送される原稿を前記読み取り位置で光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。読取部12は、原稿に光を照射し、その反射光を受光することで原稿をその搬送方向(副走査方向)と直行する主走査方向に1ライン分読み取る密着型のラインイメージセンサを備えて構成されており、自動原稿搬送装置20によって原稿を搬送方向(副走査方向)に移動させながら主走査方向へのライン単位の読取動作を繰り返すことで原稿を2次元画像として読み取るようになっている。読取部12は、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換して出力するようになっている。
通信部13は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークと接続してネットワーク上の各種装置と通信する機能を果たす。たとえば、読取部12で読み取って得た画像データを外部端末へ送信する場合や外部端末から印刷データを受信する場合に使用される。
画像記憶部14は、読取部12で読み取って得た画像データの保存などに使用される不揮発の大容量記憶装置である。ここでは、画像記憶部14は、ハードディスク装置とそのコントローラで構成される。
操作表示部15は、各種の操作画面や設定画面、選択画面、案内画面などを表示する機能、およびユーザから各種の操作を受ける機能を果たす。ここでは、表示機能を担う液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)と、該液晶ディスプレイの表面に形成され、押下された座標位置を検出するタッチパネルや、テンキー、スタートボタン、各種操作スイッチなどで構成される。
プリンタ部16は、入力される画像データに応じた画像を記録紙に印刷して出力する機能を果たす。プリンタ部16は、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。他の画像形成方式のプリンタであっても構わない。
図2は、自動原稿搬送装置20および読取部12を示している。自動原稿搬送装置20は、複数枚の原稿Mを載置可能な原稿台21と、原稿台21に載置された原稿Mを最上のものから1枚ずつ分離して送り出す送り出しローラ22と、送り出しローラ22によって送り出された原稿Mを、読み取り位置Fおよび加熱位置Hを経由して排紙トレイ23へ搬送するための通常搬送経路24(図中、破線(小)で示す搬送経路)と、通常搬送経路24を通る原稿を加熱位置Hにおいて無色化塗料が無色化する温度に加熱するための加熱器25とを備えている。
通常搬送経路24は、通常搬送経路24に沿って設けられた図示省略の案内壁と、適所に配置されて原稿をその表裏面から挟持する複数組の対をなす搬送ローラ24aと、読み取り位置Fに密着するように原稿をその背面から押圧する密着ローラ24bと、搬送ローラ24aや密着ローラ24bを回転駆動する図示省略の搬送モータなどで構成されている。通常搬送経路24は、原稿台21からその下方の排紙トレイ23へ至る横向きU字状の経路をなしており、読み取り位置FはU字の屈曲部よりやや下流側にあり、読み取り位置Fの部分における通常搬送経路24の案内壁にはスリット24cが設けられている。読取部12は、このスリット24cを通して原稿を読み取る。
通常搬送経路24の中で加熱位置Hは読み取り位置Fより上流に設定されている。加熱位置Hにおいて原稿を加熱する加熱器25は、通電により発熱する電気式ヒータで構成されている。加熱器25は変位部26に保持され、変位部26は自動原稿搬送装置20の図示省略したベースに固定されている。変位部26は、加熱器25を、その加熱面が通常搬送経路24の加熱位置Hを通る原稿に接触(ここでは、密着するように押圧)する紙面接触位置(図中の実線で示す位置)と、原稿から加熱面が離隔した紙面非接触位置(図中の一点破線で示す位置)とに加熱器25を変位させる。たとえば、変位部26は、加熱器25を紙面非接触位置へ付勢するバネと、該バネに抗して通電時には加熱器25を紙面接触位置へ変位させるソレノイドなどで構成される。
また、自動原稿搬送装置20は、読み取り位置Fを通過した原稿をその表裏を反転させて読み取り位置Fの上流の合流位置Gにおいて通常搬送経路24へ再び送り込むためのスイッチバック経路28(図中の破線(大)で示す経路)を備えている。合流位置Gは加熱位置Hの上流側にされている。
スイッチバック経路28は、原稿の通路を形成する案内壁と、原稿の進路を切り替えるための切替爪29を備えている。切替爪29は常時は先端がやや上向きの通常位置(図2において実線で示す位置)となるようにバネで付勢されており、該バネに抗して通電時にはソレノイドにより先端がやや下向きの反転位置(図2において破線で示す位置)にされる。
スイッチバック経路28を通じて原稿をその表裏を反転させて合流位置Gへ再び送り込む場合には、以下のような制御が制御部11によって行われる。原稿の終端が排紙トレイ23に最も近い搬送ローラ24aであるスイッチバック制御ローラSBを通過する直前のタイミングで切替爪29を反転位置に変位させ、かつスイッチバック制御ローラSBの回転方向を反転させる。これにより、反転したスイッチバック制御ローラSBによって逆向きに搬送される原稿は、反転位置に変位している切替爪29に案内されてスイッチバック経路28を進み、合流位置Gから通常搬送経路24へ再び進入する。このとき原稿の表裏は反転している。その後、スイッチバック経路28を進む原稿の終端が切替爪29を通過し終えたら、切替爪29の向きおよびスイッチバック制御ローラSBの回転方向を通常に戻す制御を行う。
なお、原稿台21には、原稿の有無、および載置されている原稿のサイズを検出する原稿センサが設けてある。また、通常搬送経路24やスイッチバック経路28の各所には原稿の有無を検出するセンサが設けてあり、制御部11はセンサ出力に基づいて、原稿がそのセンサ位置を通過したタイミングの認識や紙つまりを検出するようになっている。たとえば、スイッチバック制御ローラSBの上流近傍に上記センサが設けてあり、このセンサが原稿の終端を検出したタイミングを基準にしてスイッチバック制御ローラSBを反転させる制御や、スイッチバック制御ローラSBを元の方向の回転に戻す制御、切替爪29の向きを切り替える制御などが行われる。
また、本実施の形態では、合流位置Gのやや下流側の通常搬送経路24に一対の搬送ローラ24aを配置してあり、その下流側かつ加熱位置Hの上流側となる位置に、原稿の先端を検出するためのセンサである一時停止センサ27が取り付けてある。一時停止センサ27によって先端が検出される原稿の位置は、原稿の一時停止位置Pに設定されている。
次に、画像形成装置10による原稿読取消去動作を説明する。
図3は、画像形成装置10が行う原稿読取消去動作の流れを示している。画像形成装置10は、原稿の読み取りモードとして、原稿の読み取り動作および加熱されると無色化する塗料の加熱消去処理を行う読み取り消去モードと、加熱消去処理を行わずに原稿を読み取る通常読み取りモードとを備えている。ユーザが操作表示部15に表示される所定のジョブ設定画面にて読み取り消去モードを選択し、原稿を原稿台21へセットし、スタートボタンが操作されると、制御部11は図3に示す原稿読取消去動作を実行する。なお、ジョブ設定画面では、読み取りに関する設定、たとえば、読み取り解像度や読み取り濃度などに関する設定操作を受け付けるようになっている。
制御部11は、加熱器25を紙面非接触位置に移動させる(ステップS101)。次に、原稿台21にセットされている原稿1枚のおもて面の読み取りを行い(ステップS102)、該読み取りで得た画像データを画像記憶部14に保存(記憶)させる(ステップS103)。詳細には、制御部11の制御により、原稿台21に載置されている1または複数枚の原稿のうちの最上の1枚を送り出しローラ22で繰り出し、通常搬送経路24を通じてこの原稿を排紙トレイ23に向けて搬送すると共に、その原稿が読み取り位置Fを通過する際に読取部12にてライン単位の読み取り動作を繰り返し行って2次元画像の画像データを取得し、これを画像記憶部14に保存することを行う。図4(a)は上記の動作における原稿の搬送経路K1を示している。
排紙トレイ23に向けて搬送している原稿の終端が切替爪29を過ぎてスイッチバック制御ローラSBの直前に到達したら、切替爪29を反転位置に変位させ、かつスイッチバック制御ローラSBの回転方向を反転さる。これにより、原稿はスイッチバック経路28を通じて合流位置Gから通常搬送経路24へ、表裏反転された状態で、送り込まれる。制御部11は、この原稿の先端を一時停止センサ27が検出したら該原稿の搬送を一時停止させる。これにより、原稿は先端が一時停止位置Pに到達した位置で一時停止する(ステップS104)。図4(b)はスイッチバック経路28を経由して一時停止位置Pに到達して一時停止するまでの原稿の搬送経路K2を示している。
次に、制御部11は、原稿を一時停止位置Pに一時停止させた状態のまま、画像記憶部14に保存されている当該原稿の画像データに対応する画像を操作表示部15に表示し、ユーザからその画像に対する承認(正しく読み取り電子化されているか否かの確認)に関する指示を受け付ける(ステップS105)。すなわち、加熱消去処理で無色化塗料を消去する前に、原稿が正しく読み取り電子化されているかの確認をユーザから受ける。
図5は、ステップS105において制御部11が操作表示部15に表示する画像確認画面40の一例を示している。画像確認画面40には、読み取り画像表示エリア41と、Cancelボタン42と、再読込ボタン43と、OKボタン44が表示されている。読み取り画像表示エリア41には、画像記憶部14に保存されている該原稿の画像データに対応する画像(読み取り画像M2)が表示される。ユーザは読み取り画像表示エリア41に表示された読み取り画像M2を見て、原稿が正しく読み取られて電子化されているか否かを判断する。たとえば、アンケート用紙に追記された文字や丸印の濃度が薄い場合には、それらの文字や印が読み取った画像上で消えてしまっていることがあり、ユーザはそのような読み取り異常の有無を確認する。
OKボタン44は、読み取り画像M2を承認(原稿が正しく読み取られて電子化されていることを確認)する指示を入力するための操作ボタンである。Cancelボタン42は、読み取り画像M2を承認せず(原稿が正しく読み取られて電子化されていないことを確認)、かつ、読み取り動作を中止させる指示を入力するための操作ボタンである。再読込ボタン43は、読み取り画像M2を承認せず、かつ、その原稿を読み取りなおす指示を入力するための操作ボタンである。
制御部11は、画像確認画面40にてユーザからOKボタン44の操作を受けると(ステップS106;Yes)、変位部26によって加熱器25の加熱面を紙面接触位置へ変位させた(ステップS107)後、一時停止を解除し、原稿を排紙トレイ23に向けて搬送させる(ステップS108)。また、この搬送時に加熱位置Hを通る原稿に対して、加熱器25による加熱消去処理を行わせる(ステップS109)。すなわち、原稿が加熱器25の加熱面に接触しながら通過する際に、その原稿上の無色化塗料が無色化するように加熱器25で原稿を加熱するように制御する。加熱消去処理を受けた原稿は排紙トレイ23に排出される。図6は、加熱消去処理を施して原稿を排紙トレイ23へ排紙する際の搬送経路K3を示している。
加熱器25の加熱時の温度は、消去対象の無色化塗料が無色化する温度と、通常搬送経路24による原稿の搬送速度(原稿上の局所領域が加熱器25の加熱面に接触する時間)とに基づいて設定される。具体的には、搬送されている原稿上の無色化塗料が加熱器25の加熱面を通過する間に確実に無色化される温度に設定される。
排紙トレイ23への原稿の排出が完了する(もしくは完了直前になる)と、制御部11は原稿台21に設けてある原稿センサの検出結果に基づいて原稿台21に次の原稿が存在するか否かを判別し、次の原稿が存在する場合は(ステップS112;Yes)、ステップS101に戻って処理を継続する。次の原稿が存在しない場合は(ステップS112;N)、処理を終了する。
制御部11は、画像確認画面40にてユーザからCancelボタン42の操作を受けた場合は(ステップS106;No、S110;Yes)、ユーザによるキャンセルとして当該原稿読取消去動作をエラー終了させる(ステップS111)。ここでは、エラー終了時には、加熱器25を紙面非接触位置に保持したまま、一時停止を解除し、加熱消去処理を行わずに原稿を排紙トレイ23へ排紙させるように制御する。
制御部11は、画像確認画面40にてユーザから再読込ボタン43の操作を受けた場合は(ステップS106;No、S110;No)、読み取り条件の設定変更をするか否かを、たとえば、所定ポップアップ画面を操作表示部15に表示してユーザに問い合わせる(ステップS113)。そして、モード変更の指示を受けない場合は(ステップS113;No)、ステップS115へ移行する。モード変更の指示を受けた場合は(ステップS113;Yes)、読み取り解像度や読み取り濃度など原稿の読み取り条件に関する設定値の変更操作をユーザから所定の画面を通じて受け付け、対応する読み取り条件を変更して(ステップS114)、ステップS115へ移行する。たとえば、アンケート用紙に、無色化塗料で追記された部分の濃度が薄く、読み取り画像M2において、かすれたり、消えたりしている場合には、読み取り濃度を濃く変更することで、再読み取り時に、適性濃度の画像を得ることが可能になる。
ステップS115では、制御部11は、一時停止を解除して原稿の搬送を再開させ、図7(a)の搬送経路K4で示すように、原稿を、読み取り位置Fを通過させて搬送する。このとき、原稿の表裏が反転しているので読取部12による読み取りは行わない。そして、図7(b)の搬送経路K5で示すように、スイッチバック制御ローラSBの位置で進路を反転させ、スイッチバック経路28から合流位置Gを経て、読み取り位置Fを通過させる。このとき原稿はおもて面に戻っているので、該通過の際に読取部12によって原稿を読み取る(再読み取り)。
読み取り位置Fを通過した後、図7(c)の搬送経路K6に示すように、もう一度スイッチバック制御ローラSBの位置で進路を反転させ、スイッチバック経路28から合流位置Gを経て、原稿の先端が一時停止位置Pに到達したら搬送を停止して一時停止させる(ステップS115)。また、再読み取りによって得た画像データを画像記憶部14に保存する(ステップS116)。その後、ステップS105に戻り、当該再読み取りした画像を操作表示部15に表示して、該画像に対する、承認/Cancel/再読み取り、をユーザに問い合わせる。
このように、画像形成装置10では、原稿を読み取って得た画像を操作表示部15に表示し、該画像を承認するか否かをユーザに問い合わせて、承認されたら、読み取り後の原稿に対して加熱消去処理を行うので、読み取り電子化に失敗したまま原稿に対して、ユーザの承認・確認を得ずに自動的に加熱消去処理を施すことはなく、確実な原稿の読み取り電子化が保障される。
また、原稿の読み取り動作と、読み取り画像の表示及びユーザ承認の受け付けと、無色化塗料の加熱消去処理とを一連の動作として実行するので、無色化塗料で描画された部分を、原稿を読み取って電子化し、承認を得た後、速やかに消去することができる。これにより、読み取り電子化されてから加熱消去されるまで長く放置されて情報漏洩の可能性が高まるといったことがなくなり、高いセキュリティ性が確保される。
また、原稿の読み取り動作と、読み取り画像の表示及びユーザ承認の受け付けと、無色化塗料の加熱消去処理とを一連の動作で行うので、スキャナでの読み取り電子化と、加熱消去処理とを別々の装置で行う場合に比べて、ユーザの作業負担や操作負担が少なく利便性が向上すると共に、消去忘れによる情報漏洩も防止される。また、自動原稿搬送装置20により原稿台21から原稿を1枚ずつ送り出して順次処理するので、大量の原稿を処理する場合でもユーザの作業負担が少なく、かつまた処理時間の短縮を図ることができる。
さらに、たとえば、予め作成されたフォーマット用紙に無色化塗料を用いた筆記具により各種情報が記述された原稿を読み取り消去モードにて画像形成装置10で読み取れば、原稿画像を電子化して保存すると同時に無色化塗料による追記内容を消去してその原稿を再利用可能な状態(未記入)のフォーマット用紙に戻すことができ、用紙の再利用を促進することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、固定された読み取り位置Fに対して原稿を移動させる、所謂、流し読み形式で原稿を読み取る場合を例示したが、プラテンガラス上に静止載置された原稿を読取部の読み取り位置を移動させて2次元に読み取るように構成されてもよい。この場合、自動原稿搬送装置は、原稿台からプランガラス上へ原稿を搬送し、読み取り後にその原稿をプラテンガラス上から排紙トレイへ搬送するように構成される。加熱器はプラテンガラス上から排紙トレイへ原稿を搬送する経路の途中に設けられるとよい。このような構成では、再読込ボタン43が操作された場合、プラテンガラス上にある原稿をその載置位置のまま再び読み取ればよい。
このほか、プラテンガラスのガラス面や原稿を載せたプラテンガラスを原稿側から覆うプラテンカバーの原稿面側に面発熱型の加熱器を設け、原稿の全領域を同時に加熱するような構成にされてもよい。この場合、自動原稿搬送装置は無くても本発明に係る画像読取装置としての動作を行うことができる。すなわち、プランガラス上にセットされた原稿を読み取り、その読み取り画像を操作表示部15に表示して当該画像に対する承認を受け付け、承認されたら、プラテンガラス上の原稿に対して加熱消去処理を行い、消去が完了したらその旨を表示して、ユーザが原稿を取り去る、というような構成とすることも可能である。
また、実施の形態では、変位部26によって加熱器25を紙面接触位置と紙面非接触位置とに変位させるようにしたが、加熱器25が短時間で加熱や冷却するものであれば、加熱器25は紙面非接触位置に固定されてもかまわない。なお、加熱消去処理が不要な場合に加熱器25を紙面非接触位置に退避させるように構成することで、加熱面と紙面との接触による加熱面の劣化が抑制される。
また、自動原稿搬送装置20における加熱器25の配置位置は、実施の形態で例示したものに限定されない。たとえば、読み取り位置Fの下流側に配置されてもかまわない。なお、実施の形態のように読み取り位置Fの上流側に配置することで以下のような動作を効率よく行うことができる。加熱消去処理後の原稿を読み取り、該原稿の終端がスイッチバック制御ローラSBに到達したら原稿の搬送を一時停止させる。そして、画像を操作表示部15に表示して加熱消去が適切に行われたか否かの確認をユーザに問い合わせる。ユーザから消去OKの指示を受けると、そのまま排紙トレイ23へ排紙する。消去不良により再消去の指示を受けると、スイッチバック制御ローラSBを経由して再び加熱位置Hを通して加熱消去処理を施す。このとき、加熱消去後の原稿を読み取るといった動作を再び行うようにする。これにより、確実な消去を保障することができる。
実施の形態ではプリンタ部を備えた画像形成装置10を例示したが、本発明は、自動原稿搬送装置20を備え、読取部12による原稿の読み取り動作と、読み取り画像の表示および承認の受け付けと、加熱器25による加熱消去処理とを一連の動作として実行可能な画像読取装置としての機能を具備すればよく、プリンタ機能などは必須ではない。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置が有する自動原稿搬送装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置が行う原稿読取消去動作を示す流れ図である。 原稿のオモテ面を読み取り、一時停止位置に一時停止させるまでの搬送経路を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作表示部に表示される画像確認画面の一例を示す正面図である。 読み取り画像の承認を受けた後、加熱消去処理を行って排紙する際の搬送経路を示す説明図である。 再読み取りの指示を受けた後、原稿を再読み取りし再び一時停止位置に一時停止させるまでの搬送経路を示す説明図である。
符号の説明
10…画像形成装置
11…制御部
12…読取部
13…通信部
14…画像記憶部
15…操作表示部
16…プリンタ部
20…自動原稿搬送装置
21…原稿台
22…送り出しローラ
23…排紙トレイ
24…通常搬送経路
24a…搬送ローラ
24b…密着ローラ
24c…スリット
25…加熱器
26…変位部
27…一時停止センサ
28…スイッチバック経路
29…切替爪
40…画像確認画面
41…読み取り画像表示エリア
42…Cancelボタン
43…再読込ボタン
44…OKボタン
F…読み取り位置
G…合流位置
H…加熱位置
K1〜K6…原稿の搬送経路
M…原稿
M2…読み取り画像
P…一時停止位置
SB…スイッチバック制御ローラ

Claims (5)

  1. 加熱されると無色化する塗料で描画された部分を含む原稿を光学的に読み取って画像情報を取得する読取部と、
    前記読取部で前記原稿を読み取って得た画像情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記画像情報に対応する画像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された画像を承認するか否かの指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部を通じて前記画像に対する承認の指示を受けると、前記原稿を、前記塗料が無色化する温度に加熱する加熱器と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記受付部は、原稿の再読み取り指示を受け付け可能にされており、
    前記受付部で前記再読み取り指示を受け付けた場合は、前記原稿を前記読取部によって読み取りなおす
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 原稿台にセットされた原稿を、前記読取部が原稿を読み取る読み取り位置および前記加熱器が原稿を加熱する加熱位置を経由させて所定の排紙箇所へ搬送する自動原稿搬送装置を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記自動原稿搬送装置によって搬送される原稿を前記読取部で読み取り後に前記加熱器の手前で一時停止させ、この状態で前記表示部による前記表示および前記受付部による受け付けを行わせ、前記受付部で指示を受け付けたら前記一時停止を解除し、かつその受け付けた指示が承認の指示である場合は、前記加熱位置を通る原稿を、前記塗料が無色化する温度に加熱する加熱消去処理を前記加熱器に行わせるように制御部で制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記受付部は、前記原稿の再読み取り指示を受け付け可能にされており、
    前記制御部は、前記受付部を通じて前記再読み取り指示を受けた場合は、前記一時停止を解除すると共に前記自動原稿搬送装置によって前記原稿を再び前記読み取り位置へ搬送させて前記読取部にその原稿を再読み取りさせる
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
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