JP2004228684A - 文書処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを自動的に行うことが可能な文書処理装置を提供する。
【解決手段】文書処理装置は、紙葉類の画像情報を読み取るスキャナ部(5)と、紙葉類を細断するシュレーダ部(12)と、スキャナ部で読み取った画像情報を表示する画像表示部(21)と、スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部(34)と、スキャナ部と保管部との間を順送逆送可能な第1搬送部(31、36,38、32)と、保管部からシュレーダ部へ紙葉類を搬送する第2搬送部(32、36、40)と、画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、保管部にあるスキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、第1搬送部を介してスキャナ部へ送り再読み取りするか第2搬送部を介してシュレーダ部へ送り細断するかを制御する制御部(20)とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】文書処理装置は、紙葉類の画像情報を読み取るスキャナ部(5)と、紙葉類を細断するシュレーダ部(12)と、スキャナ部で読み取った画像情報を表示する画像表示部(21)と、スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部(34)と、スキャナ部と保管部との間を順送逆送可能な第1搬送部(31、36,38、32)と、保管部からシュレーダ部へ紙葉類を搬送する第2搬送部(32、36、40)と、画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、保管部にあるスキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、第1搬送部を介してスキャナ部へ送り再読み取りするか第2搬送部を介してシュレーダ部へ送り細断するかを制御する制御部(20)とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書処理装置に係り、特に、スキャナ処理とシュレッダ処理を一体的に処理できる文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナ装置とシュレッダ装置とを組み合わせた文書処理装置が種々提案されている。
【0003】
従来の文書処理装置は、例えば、画像記憶装置、印刷装置、ネットワーク制御装置、スイッチ、画像認識装置、入力装置を組み合わせ、画像情報の保存を目的とした装置である。
【0004】
しかしながら、従来の文書処理装置は、スキャナ処理によって文書情報を画像情報として保存しただけであり、保存した画像情報が正しくスキャナ処理されたた否かについて点検を行うことを想定したものではなかった。
【0005】
このために、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを、自動的に行うことができなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−42440号公報
【特許文献2】
特開2002−158815号公報
【特許文献3】
特開2000−255909号公報
【特許文献4】
特開2000−42440号公報
【特許文献5】
特開平10−249228号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、従来の文書処理装置には、次のような問題点があった。
(1)紙文書をスキャナにて読み取り、電子化したイメージ情報へ変換する際、紙の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じる可能性がある。このため、読み取った紙文書を破砕・廃棄する前に、人間の目視による点検・確認が必要となる。目視点検しないで、スキャナで読み取り後、すぐにそのまま連続的に紙文書を廃棄してしまうと、イメージ情報を正しく電子的に復元できない場合が発生することとなり、電子化処理の信頼性が損なわれる。
【0008】
(2)スキャナによる読み取り誤りがあった場合、一旦スキャナ装置から出力された紙文書を、再度スキャナ装置へ入力して再読み取りを行うことになるが、この際、従来の文書処理装置では紙文書を手動にてスキャナ装置へ再セットする必要がある。読み取りを終えた紙文書の中から、読み取り誤りを生じたものだけを抽出し、再度スキャナへセットする手動操作は非常に煩雑で、効率が悪い作業となる。
【0009】
(3)スキャナによる読み取りと目視による点検・確認を終えた紙文書を一枚毎または複数枚一括でシュレッダへ投入する際に、手動にてシュレッダの入力部へセットする必要がある。
【0010】
(4)上記のように、スキャナとシュレッダという必要な構成装置を単純に一体的に組み合わせるだけでは、スキャナによる読み取り後の目視点検・確認の結果に依存して次の処理を決める際に、再スキャンの対象文書の抽出、スキャン終了後の紙文書のシュレッダへのセット等の操作を手動で行う必要がある。このため、煩雑であると同時に紙文書の電子化処理を効率的に実現できないという問題があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題を解消し、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを自動的に行うことが可能な文書処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、紙葉類の画像情報を読み取るスキャナ部と、紙葉類を細断するシュレーダ部と、前記スキャナ部で読み取った画像情報を表示する画像表示部と、前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部と、前記スキャナ部と前記保管部との間を順送逆送可能な第1搬送部と、前記保管部から前記シュレーダ部へ紙葉類を搬送する第2搬送部と、前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するかを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記保管部から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部を備え、前記制御部は、前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか、前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するか、あるいは前記第3搬送部を介して外部へ排出するかを制御することを特徴とする。
【0014】
また、前記保管部は、前記第1搬送部及び前記第2搬送部を構成する搬送具で構成されていることを特徴とする。
【0015】
また、前記保管部は、前記第1搬送部と前記第2搬送部の合流部に紙葉類の挿入口を有することを特徴とする。
また、前記保管部は、複数枚の紙葉類を保管可能であることを特徴とする。
【0016】
上述の発明において、文書処理装置は保管部を備えるので、スキャン部で読み取りを終えた紙葉類を保管部に一時的の保管し、読み取った画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを第1搬送部や第2搬送部を介して自動的に行うことが可能になる。
また、前記制御部は、ネットワークシステムにより遠隔操作が可能であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の文書処理装置の実施の形態について説明する。
まず図1を参照し、本発明の第1の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはラインセンサ等からなるスキャナ部5が配設されている。フィードローラ3は正逆転可能であり、入口部2の紙葉類をスキャナ部5へ供給し、また必要に応じてスキャナ部5から入口部2へ紙葉類を逆送する。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ7と、第1ローラ7の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ8が配設されている。第1ローラ7と第2ローラ8とは鉛直方向に配設されている。第2ローラ8の下流側には一対のフィードローラ10が配設されている。第2ローラ8の下流側には紙葉類を細断するシュレーダ部12が配設されている。フィードローラ10は主に正転を行い、紙葉類をシュレーダ部12へ供給する。シュレーダ部12で細断された紙葉類は紙屑箱13に堆積される。符合15は紙葉類の搬送方向を切り換える搬送方向切り換え部である。
【0018】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示するイメージ表示部としての画像表示部21と、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部9と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ7、第2ローラ8、フィードローラ10、シュレーダ部12等を所定の制御情報を与える制御部20とを備えている。
【0019】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。また、制御部20には、操作部22と電子蓄積部23が接続されている。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0020】
本実施の形態では、保管部9は第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されている。スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類は、その紙葉類の上端が第1ローラ7によって保持され他端が第2ローラ8によって保持されることが可能であり、この紙葉類を保持した状態で第1ローラ7と第2ローラ8とが停止することによってスキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管することが可能になる。
【0021】
スキャナ部5と保管部9との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されている。保管部9からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第1ローラ7と第2ローラ8とフィードローラ10とから構成されている。保管部9から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、逆転する第1ローラ7と第2ローラ8とフィードローラ3とから構成されている。
【0022】
また、画像表示部21や操作部22等は文書処理装置の本体に一体的に設けられている必要はなく、LANやインターネットなどのネットワークシステムと結合して組み合わせることにより、制御部20を遠隔操作が可能なように構成することも可能である。このように、ネットワークシステムと結合することにより、画像表示部21の画像の良否を点検することや、この点検結果に基づき保管部9にあるスキャナ部3で読み取りを終えた紙葉類を、再読み取りするか、シュレーダ部12で細断するか、あるいは外部へ排出するかを遠隔制御することが可能になる。
【0023】
なお、スキャナ部5による読み取り速度と、第1搬送部及び第2搬送部による紙葉類の搬送速度と、シュレーダ部12の細断速度とは、各々の機能が互いに干渉せずかつ効率的になるように、処理速度と搬送速度とは制御部20によって制御される。
【0024】
また、紙葉類の搬送方向に切り換えは、操作部22における指示に基づいて制御部20で行う以外に、搬送方向切り換え部15を手動で指示することによっても行うことができる。
【0025】
なお、搬送具として第1ローラ7や第2ローラ8等のローラを例にして説明したが、搬送具としてはローラに限らずベルトやツメ類を用いるようにしてもよい。
【0026】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った紙葉類は保管部9で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0027】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が正転し、フィードローラ10を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0028】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が逆転しさらにフィードローラ3が逆転し、スキャナ部5を通過して外部としての入口部2から排出され、操作者によって取り出される。
【0029】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。
【0030】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0031】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0032】
また、保管部9はスキャナ部5からシュレーダ部12への紙葉類の搬送を兼ねる第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されているので、文書処理装置を極めて簡易に構成することができる。
【0033】
次に、図2を参照し、本発明の第2の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはスキャナ部5が配設されている。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ31と、第1ローラ31の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ32が配設されている。第2ローラ32の下流側にはスキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する箱体からなる保管部34が水平に配設されている。保管部34の入口側には、保管部34に保管されている紙葉類を再読み取りするためにスキャナ部5へ送るか、細断するためにシュレーダ部12へ送るかの送路を切り換えるシャッタ36が設けられている。第1ローラ31と第2ローラ32との間にはスキャナ部5と保管部34との間で紙葉類を搬送する搬送路38が形成されており、第2ローラ32とフィードローラ10との間には保管部34に保管された紙葉類をシュレーダ部12へ搬送する搬送路40が形成されている。
【0034】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示する画像表示部21と、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部34と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ31、第2ローラ32、シャッタ36,フィードローラ10、シュレーダ部12等は制御部20によって制御される。
【0035】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0036】
本実施の形態では、保管部34は箱体で形成されているので、前述の保管部9とは異なり、複数枚の紙葉類を保管することが可能である。このため、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を1枚毎に画像表示部21で点検することを必要としない。複数枚の紙葉類を読み取りを行い保管部34に保管し、その後に、操作者は都合のつくタイミングで複数の紙葉類をまとめて点検することが可能である。この場合、保管部34に保管された紙葉類は、スキャナ部5で読み取られた順番と保管部34で重ねられている順番との関係が制御部20によって特定されおり、操作者が点検している紙葉類が保管部34にあるどの紙葉類であるかを特定することが可能である。
【0037】
スキャナ部5と保管部34との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ31と第2ローラ32と搬送路38とから構成されている。保管部34からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第2ローラ32とフィードローラ10と搬送路40とから構成されている。保管部34から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、逆転する第1ローラ31と第2ローラ32と搬送路38とフィードローラ3とから構成されている。保管部34は、第1搬送部と第2搬送部の合流部に紙葉類の挿入口34aを有する。
【0038】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った1枚あるいは複数枚の紙葉類は保管部34で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った1枚あるいは複数枚の紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0039】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側から搬送路40の側へ切り換えられ、搬送路40を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0040】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側に設定され、第1ローラ31と第2ローラ32が逆転しさらにフィードローラ3が逆転し、搬送路38を経てスキャナ部5を通過して外部としての入口部2へ排出され、操作者によって取り出される。
【0041】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側に設定され、第1ローラ31と第2ローラ32が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。再読み取りされた紙葉類は保管部34に保管され、操作者による同様の点検を待つ。
【0042】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0043】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0044】
また、保管部34はスキャナ部5における読み取りを終えた複数枚の紙葉類を保管することが可能であるので、操作者は、画像の点検作業やこの点検作業結果に基づく再読み取り指示、取り出し指示、細断指示等の処理指示を、複数の紙葉類に対しまとめて自動的に行うことができ、作業効率を上げることができる。
【0045】
次に、図3を参照し、本発明の第3の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはスキャナ部5が配設されている。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ31と、第1ローラ31の斜め方向の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ44が配設されている。第1ローラ31と第2ローラ44の間の傾斜した搬送路には、紙葉類を支持する支持板46が配設されている。
【0046】
本実施の形態では、第1ローラ31と第2ローラ44と保持板46とによって、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部50が構成されている。保管部50に紙葉類を保持する場合、紙葉類の上端と下端とが支持板46を間にして各々停止した第1ローラ31と第2ローラ44に挟まれる。
【0047】
第2ローラ44とフィードローラ10との間にくの字型の搬送路52が形成されている。支持板46と対向する位置には、外部へ紙葉類を取り出すための出口部54が形成されている。出口部54の近傍には、シャッタ49が設けられている。シャッタ49は、スキャナ部5で読み取りを終えて紙葉類を保管部50に保管する場合には支持板46に沿ってあり、出口部54から紙葉類を取り出す場合には出口部54側に切り換えられる。
【0048】
スキャナ部5で読み取りを終えて保管部50に保管された紙葉類が、操作者の点検により細断すべきでなく保存すべき紙葉類と判断された場合には、第1ローラ31と第2ローラ44との間に挟まれて保持されていた紙葉類は、第1ローラ31と第2ローラ44が正転し紙葉類の上端が第2ローラ44に挟まれる位置まで移動し、次にシャッタ49が出口部49側へ切り換えられとともに第2ローラ44が逆転し紙葉類が出口部49へ送り出される。
【0049】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示する画像表示部21と、保管部50と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ31、第2ローラ44、シャッタ49,フィードローラ10、シュレーダ部12等は制御部20によって制御される。
【0050】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0051】
本実施の形態では、保管部50は前述の保管部9と同様に1枚ずつ紙葉類を保持する。
スキャナ部5と保管部50との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ31と支持板46が配設された搬送路51と第2ローラ44とから構成されている。保管部50からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第2ローラ44とフィードローラ10と搬送路52とから構成されている。保管部50から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、正逆転可能な第2ローラ44と搬送路51とシャッタ49とから構成されている。
【0052】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った紙葉類は保管部50で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0053】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ31第2ローラ44が正転し、搬送路52とフィードローラ10を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0054】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ31と第2ローラ44が正転し、紙葉類の上端が第2ローラ44に挟まれる位置まで移動し、次にシャッタ49が出口部49側へ切り換えられとともに第2ローラ44が逆転し紙葉類が出口部49へ送り出される。
【0055】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ49が支持板46の側に沿った状態で第1ローラ31と第2ローラ44が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。
【0056】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0057】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0058】
また、保管部9はスキャナ部5からシュレーダ部12への紙葉類の搬送を兼ねる第1ローラ31と第2ローラ44とから構成されているので、文書処理装置を極めて簡易に構成することができる。
【0059】
また、出口部54とシャッタ49が設けられているので、細断すべきでないと判断された紙葉類を入口部2とは別の出口部54へ戻すことができる。また、操作者は出口部54へ戻された紙葉類を1枚毎に取り出す必要がなく、複数枚を出口部54に貯めておき、まとめて紙葉類を取り出すことも可能になる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成によれば、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを自動的に行うことが可能な文書処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【図3】本発明の第3の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
2 入口部
3、10 フィードローラ
5 スキャナ部
7、31 第1ローラ
8、32、44 第2ローラ
9、34、50 保管部
12 シュレーダ部
20 制御部
21 画像表示部
22 操作部
36、49 シャッタ
54 出口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書処理装置に係り、特に、スキャナ処理とシュレッダ処理を一体的に処理できる文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナ装置とシュレッダ装置とを組み合わせた文書処理装置が種々提案されている。
【0003】
従来の文書処理装置は、例えば、画像記憶装置、印刷装置、ネットワーク制御装置、スイッチ、画像認識装置、入力装置を組み合わせ、画像情報の保存を目的とした装置である。
【0004】
しかしながら、従来の文書処理装置は、スキャナ処理によって文書情報を画像情報として保存しただけであり、保存した画像情報が正しくスキャナ処理されたた否かについて点検を行うことを想定したものではなかった。
【0005】
このために、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを、自動的に行うことができなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−42440号公報
【特許文献2】
特開2002−158815号公報
【特許文献3】
特開2000−255909号公報
【特許文献4】
特開2000−42440号公報
【特許文献5】
特開平10−249228号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、従来の文書処理装置には、次のような問題点があった。
(1)紙文書をスキャナにて読み取り、電子化したイメージ情報へ変換する際、紙の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じる可能性がある。このため、読み取った紙文書を破砕・廃棄する前に、人間の目視による点検・確認が必要となる。目視点検しないで、スキャナで読み取り後、すぐにそのまま連続的に紙文書を廃棄してしまうと、イメージ情報を正しく電子的に復元できない場合が発生することとなり、電子化処理の信頼性が損なわれる。
【0008】
(2)スキャナによる読み取り誤りがあった場合、一旦スキャナ装置から出力された紙文書を、再度スキャナ装置へ入力して再読み取りを行うことになるが、この際、従来の文書処理装置では紙文書を手動にてスキャナ装置へ再セットする必要がある。読み取りを終えた紙文書の中から、読み取り誤りを生じたものだけを抽出し、再度スキャナへセットする手動操作は非常に煩雑で、効率が悪い作業となる。
【0009】
(3)スキャナによる読み取りと目視による点検・確認を終えた紙文書を一枚毎または複数枚一括でシュレッダへ投入する際に、手動にてシュレッダの入力部へセットする必要がある。
【0010】
(4)上記のように、スキャナとシュレッダという必要な構成装置を単純に一体的に組み合わせるだけでは、スキャナによる読み取り後の目視点検・確認の結果に依存して次の処理を決める際に、再スキャンの対象文書の抽出、スキャン終了後の紙文書のシュレッダへのセット等の操作を手動で行う必要がある。このため、煩雑であると同時に紙文書の電子化処理を効率的に実現できないという問題があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題を解消し、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを自動的に行うことが可能な文書処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の文書処理装置は、紙葉類の画像情報を読み取るスキャナ部と、紙葉類を細断するシュレーダ部と、前記スキャナ部で読み取った画像情報を表示する画像表示部と、前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部と、前記スキャナ部と前記保管部との間を順送逆送可能な第1搬送部と、前記保管部から前記シュレーダ部へ紙葉類を搬送する第2搬送部と、前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するかを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記保管部から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部を備え、前記制御部は、前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか、前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するか、あるいは前記第3搬送部を介して外部へ排出するかを制御することを特徴とする。
【0014】
また、前記保管部は、前記第1搬送部及び前記第2搬送部を構成する搬送具で構成されていることを特徴とする。
【0015】
また、前記保管部は、前記第1搬送部と前記第2搬送部の合流部に紙葉類の挿入口を有することを特徴とする。
また、前記保管部は、複数枚の紙葉類を保管可能であることを特徴とする。
【0016】
上述の発明において、文書処理装置は保管部を備えるので、スキャン部で読み取りを終えた紙葉類を保管部に一時的の保管し、読み取った画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを第1搬送部や第2搬送部を介して自動的に行うことが可能になる。
また、前記制御部は、ネットワークシステムにより遠隔操作が可能であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の文書処理装置の実施の形態について説明する。
まず図1を参照し、本発明の第1の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはラインセンサ等からなるスキャナ部5が配設されている。フィードローラ3は正逆転可能であり、入口部2の紙葉類をスキャナ部5へ供給し、また必要に応じてスキャナ部5から入口部2へ紙葉類を逆送する。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ7と、第1ローラ7の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ8が配設されている。第1ローラ7と第2ローラ8とは鉛直方向に配設されている。第2ローラ8の下流側には一対のフィードローラ10が配設されている。第2ローラ8の下流側には紙葉類を細断するシュレーダ部12が配設されている。フィードローラ10は主に正転を行い、紙葉類をシュレーダ部12へ供給する。シュレーダ部12で細断された紙葉類は紙屑箱13に堆積される。符合15は紙葉類の搬送方向を切り換える搬送方向切り換え部である。
【0018】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示するイメージ表示部としての画像表示部21と、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部9と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ7、第2ローラ8、フィードローラ10、シュレーダ部12等を所定の制御情報を与える制御部20とを備えている。
【0019】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。また、制御部20には、操作部22と電子蓄積部23が接続されている。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0020】
本実施の形態では、保管部9は第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されている。スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類は、その紙葉類の上端が第1ローラ7によって保持され他端が第2ローラ8によって保持されることが可能であり、この紙葉類を保持した状態で第1ローラ7と第2ローラ8とが停止することによってスキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管することが可能になる。
【0021】
スキャナ部5と保管部9との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されている。保管部9からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第1ローラ7と第2ローラ8とフィードローラ10とから構成されている。保管部9から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、逆転する第1ローラ7と第2ローラ8とフィードローラ3とから構成されている。
【0022】
また、画像表示部21や操作部22等は文書処理装置の本体に一体的に設けられている必要はなく、LANやインターネットなどのネットワークシステムと結合して組み合わせることにより、制御部20を遠隔操作が可能なように構成することも可能である。このように、ネットワークシステムと結合することにより、画像表示部21の画像の良否を点検することや、この点検結果に基づき保管部9にあるスキャナ部3で読み取りを終えた紙葉類を、再読み取りするか、シュレーダ部12で細断するか、あるいは外部へ排出するかを遠隔制御することが可能になる。
【0023】
なお、スキャナ部5による読み取り速度と、第1搬送部及び第2搬送部による紙葉類の搬送速度と、シュレーダ部12の細断速度とは、各々の機能が互いに干渉せずかつ効率的になるように、処理速度と搬送速度とは制御部20によって制御される。
【0024】
また、紙葉類の搬送方向に切り換えは、操作部22における指示に基づいて制御部20で行う以外に、搬送方向切り換え部15を手動で指示することによっても行うことができる。
【0025】
なお、搬送具として第1ローラ7や第2ローラ8等のローラを例にして説明したが、搬送具としてはローラに限らずベルトやツメ類を用いるようにしてもよい。
【0026】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った紙葉類は保管部9で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0027】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が正転し、フィードローラ10を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0028】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が逆転しさらにフィードローラ3が逆転し、スキャナ部5を通過して外部としての入口部2から排出され、操作者によって取り出される。
【0029】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ7と第2ローラ8が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。
【0030】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0031】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0032】
また、保管部9はスキャナ部5からシュレーダ部12への紙葉類の搬送を兼ねる第1ローラ7と第2ローラ8とから構成されているので、文書処理装置を極めて簡易に構成することができる。
【0033】
次に、図2を参照し、本発明の第2の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはスキャナ部5が配設されている。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ31と、第1ローラ31の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ32が配設されている。第2ローラ32の下流側にはスキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する箱体からなる保管部34が水平に配設されている。保管部34の入口側には、保管部34に保管されている紙葉類を再読み取りするためにスキャナ部5へ送るか、細断するためにシュレーダ部12へ送るかの送路を切り換えるシャッタ36が設けられている。第1ローラ31と第2ローラ32との間にはスキャナ部5と保管部34との間で紙葉類を搬送する搬送路38が形成されており、第2ローラ32とフィードローラ10との間には保管部34に保管された紙葉類をシュレーダ部12へ搬送する搬送路40が形成されている。
【0034】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示する画像表示部21と、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部34と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ31、第2ローラ32、シャッタ36,フィードローラ10、シュレーダ部12等は制御部20によって制御される。
【0035】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0036】
本実施の形態では、保管部34は箱体で形成されているので、前述の保管部9とは異なり、複数枚の紙葉類を保管することが可能である。このため、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を1枚毎に画像表示部21で点検することを必要としない。複数枚の紙葉類を読み取りを行い保管部34に保管し、その後に、操作者は都合のつくタイミングで複数の紙葉類をまとめて点検することが可能である。この場合、保管部34に保管された紙葉類は、スキャナ部5で読み取られた順番と保管部34で重ねられている順番との関係が制御部20によって特定されおり、操作者が点検している紙葉類が保管部34にあるどの紙葉類であるかを特定することが可能である。
【0037】
スキャナ部5と保管部34との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ31と第2ローラ32と搬送路38とから構成されている。保管部34からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第2ローラ32とフィードローラ10と搬送路40とから構成されている。保管部34から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、逆転する第1ローラ31と第2ローラ32と搬送路38とフィードローラ3とから構成されている。保管部34は、第1搬送部と第2搬送部の合流部に紙葉類の挿入口34aを有する。
【0038】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った1枚あるいは複数枚の紙葉類は保管部34で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った1枚あるいは複数枚の紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0039】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側から搬送路40の側へ切り換えられ、搬送路40を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0040】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側に設定され、第1ローラ31と第2ローラ32が逆転しさらにフィードローラ3が逆転し、搬送路38を経てスキャナ部5を通過して外部としての入口部2へ排出され、操作者によって取り出される。
【0041】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ36が搬送路38の側に設定され、第1ローラ31と第2ローラ32が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。再読み取りされた紙葉類は保管部34に保管され、操作者による同様の点検を待つ。
【0042】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0043】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0044】
また、保管部34はスキャナ部5における読み取りを終えた複数枚の紙葉類を保管することが可能であるので、操作者は、画像の点検作業やこの点検作業結果に基づく再読み取り指示、取り出し指示、細断指示等の処理指示を、複数の紙葉類に対しまとめて自動的に行うことができ、作業効率を上げることができる。
【0045】
次に、図3を参照し、本発明の第3の実施の形態について説明する。文書処理装置の上部には処理対象である紙葉類をストックする紙ストック部1が設けられており、紙ストック部1に隣接する入口部2から紙葉類が1枚ずつ入口部2の下部に設けられた一対のフィードローラ3へ渡される。フィードローラ3の下流部にはスキャナ部5が配設されている。スキャナ部5のすぐ下流側には正逆転可能な一対の第1ローラ31と、第1ローラ31の斜め方向の下流側に正逆転可能な一対の第2ローラ44が配設されている。第1ローラ31と第2ローラ44の間の傾斜した搬送路には、紙葉類を支持する支持板46が配設されている。
【0046】
本実施の形態では、第1ローラ31と第2ローラ44と保持板46とによって、スキャナ部5で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部50が構成されている。保管部50に紙葉類を保持する場合、紙葉類の上端と下端とが支持板46を間にして各々停止した第1ローラ31と第2ローラ44に挟まれる。
【0047】
第2ローラ44とフィードローラ10との間にくの字型の搬送路52が形成されている。支持板46と対向する位置には、外部へ紙葉類を取り出すための出口部54が形成されている。出口部54の近傍には、シャッタ49が設けられている。シャッタ49は、スキャナ部5で読み取りを終えて紙葉類を保管部50に保管する場合には支持板46に沿ってあり、出口部54から紙葉類を取り出す場合には出口部54側に切り換えられる。
【0048】
スキャナ部5で読み取りを終えて保管部50に保管された紙葉類が、操作者の点検により細断すべきでなく保存すべき紙葉類と判断された場合には、第1ローラ31と第2ローラ44との間に挟まれて保持されていた紙葉類は、第1ローラ31と第2ローラ44が正転し紙葉類の上端が第2ローラ44に挟まれる位置まで移動し、次にシャッタ49が出口部49側へ切り換えられとともに第2ローラ44が逆転し紙葉類が出口部49へ送り出される。
【0049】
また、文書処理装置は、スキャナ部5で読み取られた紙葉類の画像情報を表示する画像表示部21と、保管部50と、フィードローラ3、スキャナ部5、第1ローラ31、第2ローラ44、シャッタ49,フィードローラ10、シュレーダ部12等は制御部20によって制御される。
【0050】
操作者は、画像表示部21におけるイメージ情報を点検し、紙葉類の画像情報が正しく得られているか否か、あるいはシュレーダ部12で細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。操作者は、その判断に基づいて、スキャナ部5へ紙葉類を送り返し再読み取りするか、あるいはシュレーダ部12へ紙葉類を送り細断するかを操作部22を介し制御部20へ指示する。
【0051】
本実施の形態では、保管部50は前述の保管部9と同様に1枚ずつ紙葉類を保持する。
スキャナ部5と保管部50との間を順送逆送可能な第1搬送部は、フィードローラ3と第1ローラ31と支持板46が配設された搬送路51と第2ローラ44とから構成されている。保管部50からシュレーダ部12へ紙葉類を搬送する第2搬送部は、第2ローラ44とフィードローラ10と搬送路52とから構成されている。保管部50から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部は、正逆転可能な第2ローラ44と搬送路51とシャッタ49とから構成されている。
【0052】
本実施の形態に係る文書処理装置の作用について説明する。
スキャナ部5で読み取った紙葉類は保管部50で一時的に保管される。一方、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、紙葉類の画像情報が読み取られているか、例えば、下半分の一部のみが読み取られていたり、斜め方向から読み取られていたりすることはなく正しく読み取られているか否かを判断する。また、操作者はスキャナ部5で読み取った紙葉類の画像情報を点検し、シュレーダ部12によって細断してよい紙葉類であるか否かを判断する。
【0053】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理してもよいと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ31第2ローラ44が正転し、搬送路52とフィードローラ10を経てシュレーダ部12へ送られ細断処理され、紙屑として紙屑箱13に堆積される。
【0054】
スキャナ部5によって正しく読み取られた紙葉類であって細断処理すべきでない重要な紙葉類であると操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、停止していた第1ローラ31と第2ローラ44が正転し、紙葉類の上端が第2ローラ44に挟まれる位置まで移動し、次にシャッタ49が出口部49側へ切り換えられとともに第2ローラ44が逆転し紙葉類が出口部49へ送り出される。
【0055】
スキャナ部5によって正しく読み取られていないと操作者によって判断された紙葉類は、操作者による操作部22を介した制御部20への指示により、シャッタ49が支持板46の側に沿った状態で第1ローラ31と第2ローラ44が逆転しスキャナ部5へ送られ、スキャナ部5で再読み取りが行われる。操作者は、再読み取りがおこなわれた画像情報を点検し、上記と同様な判断を行い、判断結果に基づいて操作部22を介して指示する。
【0056】
上述のように、本発明の実施の形態によれば、紙葉類の搬送に伴うブレや位置ずれによる読み取り誤りが生じた場合であっても、読み取った紙葉類を細断処理する前に点検を行うことができ、不本意に紙葉類の画像情報を失うことを確実に回避することができる。
【0057】
また、スキャナ部5による読み取り誤りがあった場合においても、操作者の手動に依らず自動的に再読み取りを行うことができる。
【0058】
また、保管部9はスキャナ部5からシュレーダ部12への紙葉類の搬送を兼ねる第1ローラ31と第2ローラ44とから構成されているので、文書処理装置を極めて簡易に構成することができる。
【0059】
また、出口部54とシャッタ49が設けられているので、細断すべきでないと判断された紙葉類を入口部2とは別の出口部54へ戻すことができる。また、操作者は出口部54へ戻された紙葉類を1枚毎に取り出す必要がなく、複数枚を出口部54に貯めておき、まとめて紙葉類を取り出すことも可能になる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成によれば、スキャン処理して保存した画像情報を点検した結果に基づき、文書の再読み取り、文書の細断、あるいは文書の外部への取り出しを自動的に行うことが可能な文書処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【図3】本発明の第3の実施形態の文書処理装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
2 入口部
3、10 フィードローラ
5 スキャナ部
7、31 第1ローラ
8、32、44 第2ローラ
9、34、50 保管部
12 シュレーダ部
20 制御部
21 画像表示部
22 操作部
36、49 シャッタ
54 出口部
Claims (6)
- 紙葉類の画像情報を読み取るスキャナ部と、
紙葉類を細断するシュレーダ部と、
前記スキャナ部で読み取った画像情報を表示する画像表示部と、
前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を一時的に保管する保管部と、
前記スキャナ部と前記保管部との間を順送逆送可能な第1搬送部と、
前記保管部から前記シュレーダ部へ紙葉類を搬送する第2搬送部と、
前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するかを制御する制御部と
を備えることを特徴とする文書処理装置。 - 前記保管部から外部へ紙葉類を排出する第3搬送部を備え、
前記制御部は、前記画像表示部の画像の良否を点検した結果に基づき、前記保管部にある前記スキャナ部で読み取りを終えた紙葉類を、前記第1搬送部を介して前記スキャナ部へ送り再読み取りするか、前記第2搬送部を介して前記シュレーダ部へ送り細断するか、あるいは前記第3搬送部を介して外部へ排出するかを制御することを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 前記保管部は、前記第1搬送部及び前記第2搬送部を構成する搬送具で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
- 前記保管部は、前記第1搬送部と前記第2搬送部の合流部に紙葉類の挿入口を有することを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
- 前記保管部は、複数枚の紙葉類を保管可能であることを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
- 前記制御部は、ネットワークシステムにより遠隔操作が可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
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