JP2007053686A - 画像読取記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リライタブル記録媒体に対する画像の記録およびリライタブル記録媒体に記録された画像の読み取りに関するそれぞれの処理を無駄なく効率的に行う。
【解決手段】 デジタル複合機1のハウジング50内部にリライタブルペーパーが搬送される2つの搬送経路R1,R2を形成する。搬送経路R1を搬送されるリライタブルペーパーについて、消去ヘッド211によって記録されている画像を消去し、記録ヘッド201によって画像データを記録する。搬送経路R2を搬送されるリライタブルペーパーについて、読取ヘッド191によって記録されている画像を読み取り、消去ヘッド211によって当該画像を消去する。
【選択図】図2

Description

この発明は、画像の記録および消去が繰り返し可能なリライタブル記録媒体を用いた画像読取記録装置に関するもので、特にファクシミリ装置などとしての利用に好適な画像読取記録装置に関する。
従来より、紙に代わるデジタル情報の記録媒体としてリライタブル記録媒体が考案されている。例えば、ロイコ染料の発色現象を熱的に制御することによって実現されるリライタブル記録媒体が存在する。
このようなリライタブル記録媒体を用いて画像の記録および消去を行う記録装置が提案されている(特許文献1参照)。また、このようなリライタブル記録媒体をファクシミリ受信画像の記録紙として用いることによって、記録紙の補充を不要とするファクシミリ装置が提案されている(特許文献2参照)。
ところが、特許文献1,2に記載の技術においては、画像データを記録したリライタブル記録媒体は装置から排出されず、リライタブル記録媒体は専ら表示用の媒体として機能している。従って、これらの技術においては、リライタブル記録媒体に、通常の紙媒体のような扱いやすさや、加筆性を持たせることはできなかった。
そこで、記録済みのリライタブル記録媒体を装置から排出して、さらに有色インクで加筆することを可能とする技術が提案されている(特許文献3参照)。ここでは、リライタブル記録媒体に画像データを記録したり、リライタブル記録媒体に記録された画像を読み取ってデータとして保存することができる。
特開平5−131722号公報 特開平4−313952号公報 特開2004−74652号公報
しかしながら、特許文献3に記載の技術においては、ユーザが画像の記録および画像の読み取りのいずれを所望しているかに関わらず、装置内に挿入されたリライタブル記録媒体は同じパスを搬送されながら同様の処理プロセスを適用されるので、処理プロセスに無駄が生じてしまっていた。
また、画像データの記録を行う場合に、その都度リライタブル記録媒体を装置内に挿入する必要があるため、例えばファクシミリ受信した画像データを自動に出力する装置として機能させることは容易ではなかった。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、リライタブル記録媒体に対する画像の記録およびリライタブル記録媒体に記録された画像の読み取りに関するそれぞれの処理を無駄なく効率的に行うことのできる画像読取記録装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、画像の記録および消去が繰り返し可能なリライタブル記録媒体を用いた画像読取記録装置において、前記画像読取記録装置のハウジング内部に、リライタブル記録媒体が搬送される第1および第2の搬送経路が規定されており、前記第1および第2の搬送経路のそれぞれについてリライタブル記録媒体の搬送方向を基準として上流側と下流側とを定義したとき、前記第1および第2の搬送経路は、経路途中の所定の合流位置で相互に合流することによって、当該合流位置よりも下流側に共通経路部分を形成しており、前記画像読取記録装置が、前記第2の搬送経路上であって前記合流位置よりも上流側の第1位置に配置され、前記第2の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体に記録された画像を読み取る画像データ取得手段と、前記共通経路部分に対向する第2位置に配置され、前記共通経路部分を搬送されるリライタブル記録媒体に記録された画像を消去する消去手段と、前記第2位置よりも下流側の第3位置に配置され、前記第1の搬送経路のうち前記共通搬送経路部分を搬送されるリライタブル記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、を備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像読取記録装置において、前記共通経路部分よりも下流側において前記第1および第2の搬送経路は再度、固有の経路に分岐しており、前記ハウジングに、分岐後の前記第1の搬送経路を搬送される前記リライタブル記録媒体を排出する第1の排出口と、分岐後の前記第2の搬送経路を搬送される前記リライタブル記録媒体を排出する第2の排出口と、が形成されており、前記第1の排出口が前記第2の排出口よりも上側に形成されている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の画像読取記録装置において、画像データを通信するファクシミリ通信手段、をさらに備え、前記画像データ取得手段によって得られた画像データを、前記ファクシミリ通信手段によってファクシミリ送信する読取送信モードと、前記ファクシミリ通信手段によって受信された画像データを、前記画像記録手段によってリライタブル記録媒体に記録する受信記録モードと、を、動作モードとして有する。
請求項1〜3に記載の発明によれば、第1の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体に対して画像の消去および画像の記録が、第2の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体に対して画像の読み取りおよび画像の消去が、それぞれ行われる。つまり、リライタブル記録媒体を白紙化して画像を記録するという一連の処理と、リライタブル記録媒体に記録された画像を読み取った上でリライタブル記録媒体を白紙化するという一連の処理とが、互いに異なる搬送経路において行われるので、それぞれの処理を無駄なく効率的に行うことができる。
特に請求項2に記載の発明によれば、分岐後の第1の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体が、分岐後の第2の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体よりも上側の排出口から排出されるので、画像が記録されたリライタブル記録媒体と画像が消去されて白紙化されたリライタブル記録媒体とを分別することができるとともに、画像が記録されたリライタブル記録媒体について、それが排出されたことを容易に検知できる。
また、特に請求項3に記載の発明によれば、読取送信モードおよび受信記録モードを有しており、リライタブル記録媒体を用いてファクシミリ通信を行うことができるので、ファクシミリ通信における紙の消費を抑えることができる。
〈1.デジタル複合機〉
図1は、この発明の実施の形態の画像読取記録装置に相当する機能が組み込まれたデジタル複合機1の構成を示すブロック図である。
図1を参照する。このデジタル複合機1は、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
このデジタル複合機1は、制御部11と、RAM12と、ROM13と、操作部14と、表示部15と、画像処理部16と、画像メモリ17と、大容量蓄積部18と、画像読取部19と、画像記録部20と、画像消去部21と、搬送経路選択部22と、通信関係の機能部23〜26とを、バスライン27を介して電気的に接続した構成となっている。
制御部11は、CPUで構成されている。制御部11は、ROM13に記憶されたプログラムに基づいて上記のハードウエア各部を制御し、デジタル複合機1の機能を実現する。
RAM12は、読み出しと書き込みとが可能な記憶装置であり、画像データ、FAX番号、メールアドレスなどの一時的に蓄積される諸データや、制御部11による演算処理の際に発生するデータなどを一時的に記憶する。RAM12はSRAMやフラッシュメモリなどで構成される。
ROM13は、デジタル複合機1の制御に必要なプログラムやデータを予め格納した読み出し専用の記憶装置である。
操作部14は、文字キー、テンキー、ファンクションキーなどの各種キーによって構成され、コマンドやデータの入力といったユーザ操作を受け付ける。操作部14が受けたユーザ操作は信号として制御部11に入力される。制御部11はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
表示部15は、デジタル複合機1の動作状態や、画像データなどを表示する表示装置である。表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成される。なお、操作部14に設けられた各種のキーは、この表示部15のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
画像処理部16は、受信された画像データや、画像読取部19から取得した画像データにA/D変換、表色系の変換、色調整、画像の合成などの種々の処理を行う処理部である。
画像メモリ17は、LANI/F25やNCU26を通じて外部装置4,5,6から受信した画像データ、画像読取部19において取得された画像データ、画像処理部16において処理された画像データなどを、一時的に記憶するための記憶装置である。画像メモリ17は、読み出しと書き込みとが可能なDRAM等のメモリにより構成される。
大容量蓄積部18は、ハードディスクなどにより構成される。大容量蓄積部18は、画像メモリ19おいて取得された画像データや画像処理部16により処理された画像データなどを蓄積することができる。
画像読取部19は、リライタブルペーパー(「リライタブルペーパー」については後述する)に記録された画像を読み取るための機能部である。画像読取部19は、CCDラインセンサなどの読取素子によって構成される読取ヘッド191(図2参照)を備えている。図2に示すように、読取ヘッド191は、搬送経路R2を搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置に配置されている。
ここで、この実施の形態におけるデジタル複合機1において、画像メモリ17に格納された画像データなどを記録するための媒体として用いられる「リライタブルペーパー」について説明する。リライタブルペーパーは、画像の記録および消去が繰り返し可能なリライタブル記録媒体である。より具体的に説明すると、熱的に制御することによって可逆的に発色/消色するロイコ染料を用いて構成されたものであって、第1の熱エネルギー(例えば、180℃以上の加熱)を与えることによって黒発色画像を形成し、第2の熱エネルギー(例えば、120℃〜170℃の範囲の温度に短時間加熱)を与えることによって形成された画像を消去することができる。
画像記録部20は、画像メモリ17に格納された画像データなどをリライタブルペーパーへ記録するための機能部である。画像記録部20は、リライタブルペーパーに第1の熱エネルギーを与える記録ヘッド201(図2参照)を備えている。図2に示すように、記録ヘッド201は、搬送経路R1を搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置に配置されている。
なお、ユーザは、第1の熱エネルギーを与えることのできる専用の加筆ペンを使用することによって、デジタル複合機1から排出されたリライタブルペーパーに任意の画像を形成することができる。以下において、この加筆ペンを「リライタブルペーパー用ペン」という。
画像消去部21は、リライタブルペーパーに記録された画像を消去して白紙の状態に戻すための機能部である。画像消去部21は、リライタブルペーパーに第2の熱エネルギーを与える消去ヘッド211(図2参照)を備えている。図2に示すように、消去ヘッド211は、搬送経路R1,R2を搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置に配置されている。
搬送経路選択部22は、リライタブルペーパーの搬送経路を規定するための機能部である。より具体的に説明すると、搬送経路選択部22は、揺動可能に設けられた経路切り換え装置221(図2参照)および経路切り換え装置221の位置を択一的に規定するためのソレノイド222を備えている。図2に示すように、経路切り換え装置221は、2つの搬送経路R1,R2の分岐点となる位置に配置されている。搬送経路選択部22は、制御部11からの指示に応じてソレノイド222を制御することによって、搬送経路切り替え装置221を、第1の搬送経路R1を規定する第1位置(図2の実線位置)もしくは第2の搬送経路R2を規定する第2位置(図2の仮想線位置)のいずれかに固定する。すなわち、リライタブルペーパーの搬送経路を択一的に決定する。
さらにこのデジタル複合機1には、通信関係の機能部として、画像データ等を複数のプロトコルに対応して符号化/復号化するコーデック(CODEC)23と、送受信データの変調および復調を行うモデム24と、LAN(ローカルエリアネットワーク)100とのインターフェイスに相当するLANI/F25と、電話回線の開閉制御を行うNCU26とが、バスライン27を介して電気的に接続した構成となっている。
次に、このデジタル複合機1の通信環境について説明する。デジタル複合機1は、LAN100と接続されている。LAN100にはメールサーバ3や外部端末4などが接続されている。また、LAN100は、ルータ2などを介してインターネット200に接続されている。このような構成によって、デジタル複合機1は、LAN100を介して接続された外部端末4や、インターネット200を介して接続された外部端末5と電子メール通信などを行うことができる。さらに、デジタル複合機1は、アナログ回線用のデータ通信ネットワークであるPSTN(公衆交換電話網)300と接続されている。これによって、デジタル複合機1はPSTN300を介して接続された外部端末6との通信を行うことができる。外部端末4,5,6は、モデム接続されたパソコン、デジタル複合機1と同様の装置、固定電話、携帯電話、FAX専用機、などである。
〈2.搬送経路〉
図2,4,6は、この実施の形態に係るデジタル複合機1の模式的な断面図である。ただし、図2,5,6には特にリライタブルペーパーの搬送に関する機能部のみを示しており、その他の機能部については図示を省略している。なお、図2,4,6の各図には、XYZ直交座標系を付している。以下において、鉛直方向を規定するZ軸および水平面を規定するX,Y軸のうち、X軸の正方向を装置の前側とする。
デジタル複合機1は、記録媒体として採用されるリライタブルペーパーの搬送経路として、2つの搬送経路R1,R2を有している。図2を参照しながら、搬送経路R1,R2について説明する。
このデジタル複合機1のハウジング50の上側面には、操作部14および表示部15が配置されている。ハウジング50の上側面であって表示部15の後側の部分には、リライタブルペーパーをハウジング50内部に導入するための開口部である挿入口51が形成されている。さらに、挿入口51から導入されるリライタブルペーパーを載置するための載置台510が付設されている。また、挿入口51の近傍には、挿入口51から導入されるリライタブルペーパーを搬送経路R2に繰り込むための一対の繰り込みローラ61が設けられている。
ハウジング50の前側面には、リライタブルペーパーをハウジング50外部に排出するための開口部である第1の排出口52が形成されている。さらに、第1の排出口52から排出されたリライタブルペーパーを受け取る受信トレイ520が付設されている。また、第1の排出口52の近傍には、搬送経路R1を搬送されてきたリライタブルペーパーを第1の排出口52へ繰り出すための一対の繰り出しローラ62が設けられている。
ハウジング50の前側面であって第1の排出口52の下側の部分には、第1の排出口52と同様、リライタブルペーパーをハウジング50外部に排出するための開口部である第2の排出口53が形成されている。さらに、第2の排出口53から排出されたリライタブルペーパーを受け取る排出トレイ530が付設されている。また、第2の排出口53の近傍には、搬送経路R2を搬送されてきたリライタブルペーパーを第2の排出口53へ繰り出すための一対の繰り出しローラ63が設けられている。
デジタル複合機1の下層部分には、装置本体と着脱可能に装着された給紙カセット70が配置されており、その内部にはリライタブルペーパーが積層状態で収容される。給紙カセット70の底面には、弾性部材701が設けられている。また、給紙カセット70の上側には、給紙カセット70に収容されているリライタブルペーパーを搬送経路R1に繰り込むための給紙ローラ71が設けられている。さらに給紙カセット70と隣接する位置には、給紙カセット70より繰り出されたリライタブルペーパーをガイドするための用紙ガイド72が配置されている。
また、ハウジング50内部の所定位置には、後述する搬送経路R1,R2に沿ってリライタブルペーパーを搬送するための複数個の搬送ローラ81〜85および先述した経路切り換え装置221がそれぞれ所定の位置に設置されている。
〈2−1.搬送経路R1〉
搬送経路R1は、給紙カセット70に収容されたリライタブルペーパーが第1の排出口52から排出されるまでの経路であって、給紙ローラ71、用紙ガイド72、搬送ローラ81〜84、経路切り換え装置221、および繰り出しローラ62のそれぞれによって規定される搬送経路である。
これら各機能部の動作について説明する。
給紙カセット70内に収容されているリライタブルペーパーは、給紙カセット70の底部に設けられた弾性部材701によって押し上げられており、最上に積層されているリライタブルペーパーが給紙ローラ71に圧接した状態となっている。この状態で給紙ローラ71が回転することによって、給紙カセット70内に収容されたリライタブルペーパーが1枚ずつ搬送経路R1に繰り出される。続いて、用紙ガイド72が、繰り出されたリライタブルペーパーを導き、さらに搬送ローラ81〜83が順にX軸の正方向に向けて搬送する。
続いて、第1位置にある経路切り換え装置221(図2の実線位置)が搬送されてきたリライタブルペーパーを所定方向(すなわち、第1の排出口52を指向する方向)に導く。さらに、搬送ローラ84によって同方向に搬送されたリライタブルペーパーを、繰り出しローラ62が第1の排出口52より排出する。
〈2−2.搬送経路R2〉
搬送経路R2は、挿入口51から導入されたリライタブルペーパーが第2の排出口53から排出されるまでの経路であって、繰り込みローラ61、搬送ローラ82,83,85、経路切り換え装置221、および繰り出しローラ63のそれぞれによって規定される搬送経路である。
これら各機能部の動作について説明する。
まず、繰り込みローラ61が、載置台510に載置されたリライタブルペーパーを1枚ずつ搬送経路R2に繰り出す。続いて、搬送ローラ82,83が繰り出されたリライタブルペーパーを順にX軸の正方向に向けて搬送する。
続いて、第2位置にある経路切り換え装置221(図2の仮想線位置)が搬送されてきたリライタブルペーパーを所定方向(すなわち、第2の排出口53を指向する方向)に導く。さらに、搬送ローラ85によって同方向に搬送されたリライタブルペーパーを、繰り出しローラ63が第2の排出口53より排出する。
〈2−3.ヘッド配置〉
搬送経路R1,R2を搬送されるリライタブルペーパーに対向する所定位置(より具体的には、搬送ローラ82によってX軸の正方向に向けて搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置)には、消去ヘッド211と記録ヘッド201とが配置されている。換言すると、搬送経路R1と搬送経路R2とはそれぞれの経路途中の所定の合流位置PAにおいて相互に合流して合流位置P1よりも下流側に共通経路部分RCを形成しているとともに、この共通経路部分RCは下流側の分岐点PBにおいて分岐し、再び搬送経路R1と搬送経路R2とのそれぞれに固有の経路になっている。そして、共通経路部分RCに対向する状態で、消去ヘッド211と記録ヘッド201とが配置されている。
ただしここでは、共通経路部分RCの中で、消去ヘッド211が記録ヘッド201よりも相対的に上流側に配置されている。つまり、共通経路部分RCに相当する搬送経路R1の区間においては、相対的に上流側(すなわち、給紙カセット70の側)に消去ヘッド211が、搬送経路R1について相対的に下流側(すなわち、第1の排出口52の側)に記録ヘッド201がそれぞれ配置されている。また、共通経路部分RCに相当する搬送経路R2の区間においては、相対的に上流側(すなわち、挿入口51の側)に消去ヘッド211が、搬送経路R2について相対的に下流側(すなわち、第2の排出口53の側)に記録ヘッド201がそれぞれ配置されている。
また、搬送経路R2上を搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置(より具体的には、繰り込みローラ61によってX軸の正方向かつZ軸の負方向に向けて搬送されるリライタブルペーパーに対向する位置)には、読取ヘッド191が配置されている。換言すると、搬送経路R2のうち、搬送経路R1と搬送経路R2との合流位置PAよりも搬送方向の上流側である所定位置に対向する状態で、読取ヘッド191が配置されている。
従って、読取ヘッド191は、消去ヘッド211よりも相対的に搬送経路R2の上流側に配置されることになる。つまり、搬送経路R2に沿って見れば上流側(すなわち、挿入口51の側)から順に、読取ヘッド191、消去ヘッド211、記録ヘッド201が配置されている。
〈3.FAX受信処理〉
次に、この実施の形態に係るデジタル複合機1におけるFAX受信処理について、図3,図4を参照して説明する。ただし、図3はFAX受信に関する処理動作を示すフローチャートであり、図4は、搬送経路R1を示す図である。なお、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。これは、デジタル複合機1の動作モードのうち、ファクシミリ通信手段によって受信された画像データを、画像記録手段によってリライタブル記録媒体に記録する受信記録モードに相当する。
FAXの受信があると判断されるとFAX受信処理が開始される(ステップS11)。
まず、経路切り換え装置221が第1位置で固定される(ステップS12)。より具体的には、搬送経路選択部22においてソレノイド222が制御され、経路切り換え装置221が図4に示す第1位置に固定される。
続いて、画像データの受信処理が行われ、受信された画像データが画像メモリ17に格納される(ステップS13)。
ステップS13の処理が完了すると、続いて、画像消去部21において、受信された画像データを記録するためのリライタブルペーパーに対して画像の消去処理が行われる(ステップS14)。
ステップS14の処理が完了すると、続いて、画像記録部20において、ステップS14の消去処理が行われたリライタブルペーパーに、受信された画像データ(すなわちステップS13において一旦画像メモリ17に格納された画像データ)が記録される(ステップS15)。
ステップS15の処理が完了すると、受信された画像が記録されたリライタブルペーパーが受信トレイ520に排出され(ステップS16)、FAX受信処理が完了する。
ここで、特にステップS14,15,16は、搬送経路R1を搬送されるリライタブルペーパーに対して行われる一連の処理である。図4を参照して、これらステップS14,15,16の各処理についてより詳細に説明する。
ステップS13の処理が完了すると、給紙ローラ71が、給紙カセット70内に収容されたリライタブルペーパー(以下において記録用リライタブルペーパーrP1という)を1枚ずつ搬送経路R1に繰り込む。搬送経路R1に繰り込まれた記録用リライタブルペーパーrP1は、搬送経路R1を搬送されながら消去ヘッド211、記録ヘッド201によって順に所定の処理を行われる。なお、給紙カセットC1内に収容されるリライタブルペーパー(すなわち、記録用リライタブルペーパーrP1)は、画像が記録された状態のものであってもよく、白紙状態のものであってもよい。
まず、搬送経路R1のうち共通経路部分RC上の位置P2において、搬送されてきた記録用リライタブルペーパーrP1に記録されている画像が消去される(ステップS14の処理)。より具体的には、消去ヘッド211が、搬送されるリライタブルペーパーに第2の熱エネルギーを付与することによって、当該リライタブルペーパーに記録されている原稿画像を消去する。ただし、当該記録用リライタブルペーパーrP1がすでに白紙化されたリライタブルペーパー(例えば、後述する白紙化リライタブルペーパーrP4)である場合にもこの処理を行う。つまり、記録用リライタブルペーパーrP1に画像が形成されているか否かに関わらず、常に消去ヘッド211を作動させる。
続いて、搬送経路R1のうち共通経路部分RC上の位置P3において、白紙化された記録用リライタブルペーパーrP1に受信された画像データが記録される(ステップS15の処理)。より具体的には、記録ヘッド201が、搬送されるリライタブルペーパーに第1の熱エネルギーを付与することによって、当該リライタブルペーパーにFAX受信された画像データを画像形成する。
続いて、FAX受信された画像データが記録された記録用リライタブルペーパーrP1(以下において記録済リライタブルペーパーrP2という)は、第1位置にある経路切り換え装置221に導かれて分岐部PBを通ってさらに搬送経路R1を進み、第1の排出口52から排出され、受信トレイ520に載置される(ステップS16の処理)。
ここでは、受信トレイ520が排出トレイ530よりも相対的に上側に配置されているのでユーザはFAX受信があったことを容易に検知することができる。
〈4.FAX送信処理〉
次に、この実施の形態に係るデジタル複合機1におけるFAX送信処理について、図5,図6を参照して説明する。ただし、図5はFAX送信に関する処理動作を示すフローチャートであり、図6は、搬送経路R2を示す図である。なお、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。これは、デジタル複合機1の動作モードのうち、画像データ取得手段によって得られた画像データを、ファクシミリ通信手段によってファクシミリ送信する読取送信モードに相当する。
ユーザからのFAX送信指示があると判断されると、当該指示に応じてFAX送信処理が開始される(ステップS21)。
まず、経路切り換え装置221が第2位置で固定される(ステップS22)。より具体的には、搬送経路選択部22においてソレノイド222が制御され、経路切り換え装置221が図6に示す第2位置に固定される。
続いて、送信宛先が読み込まれる(ステップS23)。より具体的には、ユーザが操作部14から入力した送信相手先のFAX番号が送信宛先として読み込まれる。なお、ユーザが短縮番号によって送信宛先を指定した場合は、予め登録されたアドレステーブルを参照して、入力された短縮番号に対応するFAX番号が送信宛先として読み込まれる。
ステップS23の処理が完了すると、続いて、画像読取部19において、送信原稿上の画像が読み込まれ、得られた画像データが画像メモリ17に格納される(ステップS24)。なお、送信原稿は、FAX送信を所望する画像がリライタブルペーパーに記録されたものである。
ステップS24の処理が完了すると、続いて、ステップS24で得られた送信原稿の画像データが、ステップS23で読み込まれた送信宛先にFAX送信される(ステップS25)。
ステップS25の処理が完了すると、続いて、画像消去部21において、送信原稿であるリライタブルペーパーに対して画像の消去処理が行われる(ステップS26)。
ステップS26の処理が完了すると、白紙化されたリライタブルペーパーが排出トレイ530に排出され(ステップS27)、FAX送信処理が完了する。
ここで、特にステップS24,26,27は、搬送経路R2を搬送されるリライタブルペーパーに対して行われる一連の処理である。図6を参照して、これらステップS24,26,27の各処理についてより詳細に説明する。
送信原稿、すなわちFAX送信を所望する画像が記録されたリライタブルペーパー(以下において読取用リライタブルペーパーrP3という)が載置台510に載置されたことが所定位置に設置された光学センサ(図示省略)などによって検知されると、繰り込みローラ61が当該読取用リライタブルペーパーrP3を1枚ずつ搬送経路R2に繰り込む。搬送経路R2に繰り込まれた読取用リライタブルペーパーrP3は、搬送経路R2を搬送されながら読取ヘッド191、消去ヘッド211によって順に所定の処理を行われる。なお、この読取用リライタブルペーパーrP3は、例えば、FAX受信された画像などが記録されたリライタブルペーパー(すなわち記録済リライタブルペーパーrP2)に対して、ユーザがリライタブルペーパー用ペンで書き込みを行ったものである。
まず、搬送経路R2上の位置P1において、搬送されてきた読取用リライタブルペーパーrP3に記録されている画像が読取ヘッド191によって読み取られる。読取ヘッド191によって読み取られた画像データは、画像メモリ17に格納される(ステップS24の処理)。
続いて、搬送経路R2のうち共通経路部分RC上の位置P2において、搬送されてきた読取用リライタブルペーパーrP3に記録されている画像が消去される(ステップS26の処理)。より具体的には、消去ヘッド211が、搬送されるリライタブルペーパーに第2の熱エネルギーを付与することによって、当該リライタブルペーパーに記録されている画像を消去する。
続いて、白紙化された読取用リライタブルペーパーrP3(以下において白紙化リライタブルペーパーrP4という)は、第2位置にある経路切り換え装置221に導かれて分岐部PBを通ってさらに搬送経路R2を進み、第2の排出口53から排出され、排出トレイ530に載置される(ステップS27の処理)。
なお、ユーザがファクシミリ受信時などに備えて、排出トレイ530上に載置された白紙化リライタブルペーパーrP4を給紙カセット70にセットする(矢印AR1)ことによって、白紙化リライタブルペーパーrP4は、続いて記録用リライタブルペーパーrP1として機能することになる。また、白紙化リライタブルペーパーrP4にリライタブルペーパー用ペンで任意の画像を形成して読取用リライタブルペーパーrP3として機能させることも可能である。
ここでは、読取用リライタブルペーパーrP3が白紙化されて白紙化リライタブルペーパーrP4として排出される。つまり、送信原稿がそのまま排出トレイ530に排出されてしまう場合に比べて原稿に含まれる情報が漏れる危険性が低減される。また、リライタブルペーパーが画像データの記録可能な状態に復元されて排出されるので、リライタブルペーパーを迅速に反復利用することができる。
以上のFAX受信処理およびFAX送信処理においては、リライタブルペーパーを用いてファクシミリ通信を行うことができるため、紙を消費することなくファクシミリ通信を行うことができる。
また、受信処理および送信処理のそれぞれにおいてリライタブルペーパーが搬送される搬送経路が異なるので、各処理を無駄なく効率的に行うことができる。
また、リライタブルペーパー用ペンを用いることによって、ファクシミリ受信された画像に加筆を行ってさらにファクシミリ送信するというファクシミリの使用態様にスムースに対応することができる。
また、受信処理および送信処理のそれぞれにおいてリライタブルペーパーが異なる排出口から排出されるため、記録済リライタブルペーパーrP2と白紙化リライタブルペーパーrP4とが混在して混乱を招くことがない。また、白紙化されたリライタブルペーパーのみをまとめて管理することができるのでリライタブルペーパーの循環利用が容易となる。
〈5.変形例〉
この実施の形態においては、記録ヘッド201が、搬送経路R1と搬送経路R2とが分岐する位置よりも搬送方向の上流側である所定位置に対向する状態で配置されていたが、搬送経路R1上の、搬送経路R1と搬送経路R2とが分岐する位置よりも搬送方向の下流側である所定位置に対向する状態に配置されてもよい。
また、この実施の形態においては、経路切り換え装置221を設けることによって、2つの搬送経路R1,R2を所定の位置で分岐させているが、経路切り換え装置221を設けず、搬送経路R1,R2を分岐させない構成でもよい。この場合、第1の排出口52と第2の排出口53とが共通構造となり、搬送経路R1を搬送されたリライタブルペーパーと搬送経路R2を搬送されたリライタブルペーパーとが同一の排出口から排出されることとなる。
また、この実施の形態においては、FAX受信の際に、受信された画像データをリライタブルペーパーに記録しているが、FAX受信の有無に関わらず、ユーザからの指示に応じて、画像メモリ17に格納された任意の画像データをリライタブルペーパーに記録する処理モードを設けてもよい。
この処理について、図7を参照して説明する。図7はユーザより指定された画像データの出力に関する処理動作を示すフローチャートである。なお、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。また、この処理においてはリライタブルペーパーは搬送経路R1を搬送される。なお、搬送経路R1を搬送されるリライタブルペーパーに対して行われる一連の処理は上述のFAX受信処理と同様である。
ユーザが、操作部14より、画像メモリ17に格納されたデータのうちのいずれかを特定してデータの出力指示を行ったと判断されると(ステップS31)、まず、経路切り換え装置221が第1位置で固定される(ステップS32)。次に、指定された画像データが画像メモリ17より読み出される(ステップS33)。続いて、画像消去部に21おいて、当該画像データを記録するためのリライタブルペーパーに対して消去処理が行われ(ステップS34)、さらに画像記録部20において、当該白紙化されたリライタブルペーパーにステップS33で読み出された画像データが記録される(ステップS35)。ステップS35の処理が完了すると、ユーザの指定した画像が記録されたリライタブルペーパーが受信トレイ520に排出される(ステップS36)。
なおこの場合、ユーザが画像メモリ17に格納されたデータから所望のものを容易に特定できるように、画像メモリ17に格納した画像データについては所定の認識番号等を付与しておけばよい。例えば、FAX送信した画像データについては、当該FAX送信の宛先や、送信日時と対応づけて画像メモリ17に格納しておくことによって、ユーザは過去にFAX送信した画像データのうちで所望のものを適切に特定してリライタブルペーパーに記録させることができる。
また、ユーザからの指示に応じて、リライタブルペーパーに記録された画像を消去する処理モードをさらに設けてもよい。
この処理について、図8を参照して説明する。図8はリライタブルペーパーに記録された画像の消去に関する処理動作を示すフローチャートである。なお、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。また、この処理においてはリライタブルペーパーは搬送経路R2を搬送される。搬送経路R2を搬送されるリライタブルペーパーに対して行われる一連の処理は、読取ヘッド191による処理が行われない点を除いて上述のFAX送信処理と同様である。
ユーザが、載置台510に白紙化したいリライタブルペーパーを載置して、操作部14よりリライタブルペーパーの消去指示を行ったと判断されると(ステップS41)、まず、経路切り換え装置221が第2位置で固定される(ステップS42)。続いて、画像消去部に21おいて、当該載置されたリライタブルペーパーに対して消去処理が行われ、リライタブルペーパーが白紙化される(ステップS43)。ステップS43の処理が完了すると、白紙化されたリライタブルペーパーが排出トレイ530に排出され(ステップS44)、画像の消去処理が完了する。
また、この実施の形態においては、FAX送信処理において、送信を所望する画像が記録されたリライタブルペーパーは白紙化されて排出されていたが(図5のステップS26参照)、FAX送信処理において、ユーザに送信原稿であるリライタブルペーパーを白紙化するか否かを選択させるプロセスを設けてもよい。なお、この場合、ユーザから原稿を白紙化しないとの指示が行われた場合には白紙化されていない状態のリライタブルペーパーについては受信トレイ520に排出させるとしてもよい。すなわち、ユーザから白紙化を行わないとの指示がなされた場合には、図5のステップS22の処理に代えて、経路切り換え装置221を第1位置に置く処理を行ってもよい。
また、この実施の形態においては、FAX受信処理において、リライタブルペーパーに画像が記録されているか否かに関わらず消去ヘッド211を作動させていたが(図3のステップS14参照)、搬送経路R1について消去ヘッド211の上流側にセンサなどを設けておき、搬送されるリライタブルペーパーに画像が記録されていると判断された場合にのみ消去ヘッド211を作動させるとしてもよい。
この発明の実施の形態に係るデジタル複合機1の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態に係るデジタル複合機1の断面図である。 FAX受信に関する処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態に係るデジタル複合機1の断面図であって、特に搬送経路R1を示す図である。 FAX送信に関する処理動作を示すフローチャートである。 この実施の形態に係るデジタル複合機1の断面図であって、特に搬送経路R2を示す図である。 画像データの出力に関する処理動作を示すフローチャートである。 画像の消去に関する処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複合機
19 画像読取部
20 画像記録部
21 画像消去部
22 搬送経路選択部
191 読取ヘッド
201 記録ヘッド
211 消去ヘッド
221 経路切り換え装置
R1,R2 搬送経路
RC 共通経路部分
PA 合流位置
PB 分岐位置

Claims (3)

  1. 画像の記録および消去が繰り返し可能なリライタブル記録媒体を用いた画像読取記録装置において、
    前記画像読取記録装置のハウジング内部に、リライタブル記録媒体が搬送される第1および第2の搬送経路が規定されており、
    前記第1および第2の搬送経路のそれぞれについてリライタブル記録媒体の搬送方向を基準として上流側と下流側とを定義したとき、
    前記第1および第2の搬送経路は、経路途中の所定の合流位置で相互に合流することによって、当該合流位置よりも下流側に共通経路部分を形成しており、
    前記画像読取記録装置が、
    前記第2の搬送経路上であって前記合流位置よりも上流側の第1位置に配置され、前記第2の搬送経路を搬送されるリライタブル記録媒体に記録された画像を読み取る画像データ取得手段と、
    前記共通経路部分に対向する第2位置に配置され、前記共通経路部分を搬送されるリライタブル記録媒体に記録された画像を消去する消去手段と、
    前記第2位置よりも下流側の第3位置に配置され、前記第1の搬送経路のうち前記共通搬送経路部分を搬送されるリライタブル記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取記録装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取記録装置において、
    前記共通経路部分よりも下流側において前記第1および第2の搬送経路は再度、固有の経路に分岐しており、
    前記ハウジングに、
    分岐後の前記第1の搬送経路を搬送される前記リライタブル記録媒体を排出する第1の排出口と、
    分岐後の前記第2の搬送経路を搬送される前記リライタブル記録媒体を排出する第2の排出口と、
    が形成されており、
    前記第1の排出口が前記第2の排出口よりも上側に形成されていることを特徴とする画像読取記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像読取記録装置において、
    画像データを通信するファクシミリ通信手段、
    をさらに備え、
    前記画像データ取得手段によって得られた画像データを、前記ファクシミリ通信手段によってファクシミリ送信する読取送信モードと、
    前記ファクシミリ通信手段によって受信された画像データを、前記画像記録手段によってリライタブル記録媒体に記録する受信記録モードと、
    を、動作モードとして有することを特徴とする画像読取記録装置。
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