JP2008166919A - 多機能周辺装置および画像データ取得方法 - Google Patents

多機能周辺装置および画像データ取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、画像データを容易に取得することができる多機能周辺装置および画像データ取得方法を提供すること。
【解決手段】多機能周辺装置1によれば、ユーザは、原稿を用意し、その原稿に印刷されているQRコードをスキャナ3によって読み取るだけで、原稿に印刷された画像の画像データを取得することができる。よって、原稿に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、従来のように、LCD41に表示された画像を確認しつつ、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出すといった手間のかかる作業を行う必要がないので、画像データを容易に取得することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、多機能周辺装置および画像データ取得方法に関し、特に、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、画像データを容易に取得することができる多機能周辺装置および画像データ取得方法に関するものである。
従来より、コンピュータを必要とせずに、メモリカードに記憶されている画像データを読み出し、その読み出した画像データに基づく画像を記録媒体に印刷する多機能周辺装置が知られている。
例えば、特許文献1には、多機能周辺装置の一例として、画像データに基づく画像を液晶ディスプレイに表示するダイレクトプリンタ装置が開示されている。このダイレクトプリンタ装置によれば、ユーザは、液晶ディスプレイに表示された画像を確認することで、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出して印刷することができる。
特開2004−358723号公報
しかしながら、特許文献1におけるダイレクトプリンタ装置では、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合、例えば、焼き増し印刷を行う場合に、ユーザは、上述した作業、即ち、液晶ディスプレイに表示された画像を確認しつつ、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出す作業を繰り返し行わなければならないので、手間がかかるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、画像データを容易に取得することができる多機能周辺装置および画像データ取得方法を提供することを目的としている。
この目的を解決するために請求項1記載の多機能周辺装置は、外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信手段と、その画像データ受信手段により受信された画像データに基づく画像を記録媒体に印刷する画像印刷手段と、前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得手段と、その識別情報取得手段により取得された識別情報を前記記録媒体に記録する識別情報記録手段と、その識別情報記録手段により前記記録媒体に記録された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、その識別情報読取手段により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記外部記憶手段から取得する画像データ取得手段とを備えている。
請求項2記載の多機能周辺装置は、請求項1記載の多機能周辺装置において、前記画像データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を前記画像印刷手段により記録媒体に印刷する画像複写手段を備えている。
請求項3記載の多機能周辺装置は、請求項2記載の多機能周辺装置において、前記識別情報記録手段は、前記画像複写手段により画像を記録媒体に印刷する場合に、記録媒体への前記識別情報の記録を省略する。
請求項4記載の多機能周辺装置は、請求項1から3のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記識別情報は、少なくとも前記画像データが格納されているファイルのファイル名を含む。
請求項5記載の多機能周辺装置は、請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記識別情報は、少なくとも前記画像データを構成する各画素の画質補正値を含む。
請求項6記載の多機能周辺装置は、請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記画像印刷手段により複数の画像を複数の記録媒体にそれぞれ印刷する場合に、前記識別情報取得手段は、前記複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられた1の識別情報を取得すると共に、前記識別情報記録手段は、前記1の識別情報を前記複数の記録媒体のうちの1の記録媒体に記録する。
請求項7記載の多機能周辺装置は、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記識別情報記録手段は、前記画像印刷手段により前記識別情報を記録媒体に印刷する。
請求項8記載の多機能周辺装置は、請求項7記載の多機能周辺装置において、前記画像印刷手段により記録媒体の表裏面に印刷可能な両面印刷手段を備え、前記画像印刷手段は、前記両面印刷手段により記録媒体の表面に画像を印刷する一方、記録媒体の裏面に前記識別情報を印刷する。
請求項9記載の多機能周辺装置は、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置において、記録媒体に埋め込まれたIDタグと無線通信可能な無線通信手段を備え、前記識別情報記録手段は、前記無線通信手段により前記識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグに記録すると共に、前記識別情報読取手段は、前記無線通信手段により前記識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグから読み出す。
請求項10記載の画像データ取得方法は、外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信手段と、その画像データ受信手段により受信された画像データに基づく画像を記録媒体に印刷する画像印刷手段と、前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得手段と、その識別情報取得手段により取得された識別情報を前記記録媒体に記録する識別情報記録手段と、その識別情報記録手段により前記記録媒体に記録された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、その識別情報読取手段により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記外部記憶手段から取得する画像データ取得手段とを備えた多機能周辺装置において実行されるものであって、前記画像データ受信手段により前記外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信工程と、その画像データ受信工程により受信された画像データに基づく画像を前記画像印刷手段により記録媒体に印刷する画像印刷工程と、前記識別情報取得手段により前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得工程と、その識別情報取得工程により取得された識別情報を前記識別情報記録手段により前記記録媒体に記録する識別情報記録工程と、その識別情報記録工程により前記記録媒体に記録された識別情報を前記識別情報読取手段により読み取る識別情報読取工程と、その識別情報読取工程により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記画像データ取得手段により前記外部記憶手段から取得する画像データ取得工程とを備えている。
請求項1記載の多機能周辺装置によれば、画像データ受信手段によって外部記憶手段から画像データを受信し、その画像データ受信手段により受信した画像データに基づく画像を画像印刷手段によって記録媒体に印刷する。更に、かかる画像データに対応付けられた識別情報を識別情報取得手段によって取得し、その識別情報取得手段により取得した識別情報を識別情報記録手段によって記録媒体に記録する。
また、識別情報記録手段により記録媒体に記録された識別情報を識別情報読取手段によって読み取り、その識別情報読取手段により読み取った識別情報に対応する画像データを画像データ取得手段によって外部記憶手段から取得する。
従って、ユーザは、画像が印刷された記録媒体を用意し、その記録媒体に記録されている識別情報を本発明における多機能周辺装置によって読み取るだけで、かかる画像の画像データを取得することができる。
よって、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、従来のように、液晶ディスプレイに表示された画像を確認しつつ、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出すといった手間のかかる作業を行う必要がないので、画像データを容易に取得することができるという効果がある。
また、近年では、デジタルカメラの技術向上に伴い高品質の画像が得られることから、画像データのデータ量が増大し、その分、液晶ディスプレイへの画像の表示に時間がかかるところ、本発明における多機能周辺装置によれば、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、液晶ディスプレイに画像を表示する必要がないので、画像データを短時間で取得することができるという効果がある。
請求項2記載の多機能周辺装置によれば、請求項1記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、画像複写手段によって、画像データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を画像印刷手段により記録媒体に印刷するので、ユーザは、画像が印刷された記録媒体を用意し、その記録媒体に記録されている識別情報を本発明における多機能周辺装置によって読み取るだけで、かかる画像と同じ画像を印刷することができる。
よって、焼き増し印刷を行う場合に、従来のような手間のかかる作業を行う必要がないので、焼き増し印刷を容易に行うことができるという効果がある。
また、記録媒体に印刷された画像をコピーして焼き増し印刷を行う場合には、画像を読み取る際に生じる読み取り誤差などにより、明度や色度などの画質が原稿の画像とは異なって焼き増し印刷が行われるところ、本発明における多機能周辺装置によれば、記録媒体に印刷された画像の画像データを取得し、その取得した画像データに基づく画像を印刷して焼き増し印刷を行うので、原稿の画像と同じ画質の画像を入手することができるという効果がある。
請求項3記載の多機能周辺装置によれば、請求項2記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、識別情報記録手段は、画像複写手段により画像を記録媒体に印刷する場合に、記録媒体への識別情報の記録を省略するので、画像複写手段によって画像が印刷された記録媒体には識別情報が記録されず、識別情報の記録に要するコストの低減を図ることができるという効果がある。
請求項4記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、識別情報は、少なくとも画像データのファイル名の特定の文字を含む。よって、画像データ取得手段は、特定の文字を少なくとも一部に含むファイル名の画像データを一度に取得することができる。従って、ユーザは、特定の文字を含むファイル名の画像データを改めて必要とする場合に、かかる画像データを容易に取得することができるという効果がある。
請求項5記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、識別情報は、少なくとも画像データを構成する各画素の画質補正値を含むので、記録媒体に印刷された画像の画質が補正されている場合に、画質の補正値を取得することができる。よって、ユーザは、焼き増し印刷を行う場合に、画質を補正する作業を繰り返し行う必要がないので、原稿の画像と同じ画質の画像を容易に入手することができるという効果がある。
請求項6記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、画像印刷手段により複数の画像を複数の記録媒体にそれぞれ印刷する場合に、識別情報取得手段は、複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられた1の識別情報を取得すると共に、識別情報記録手段は、かかる1の識別情報を複数の記録媒体のうちの1の記録媒体に記録するので、複数の識別情報を取得し、それら複数の識別情報を複数の記録媒体にそれぞれ記録する場合と比較して、識別情報の記録に要するコストの低減を図ることができるという効果がある。
また、複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられた識別情報を1の識別情報として管理できるので、ユーザは、識別情報が記録された記録媒体を用意し、その識別情報を本発明における多機能周辺装置によって読み取るだけで、かかる複数の画像の画像データを一度に取得することができる。よって、複数の記録媒体にそれぞれ印刷された複数の画像の画像データを改めて必要とする場合に、複数の画像データを容易に取得することができるという効果がある。
請求項7記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、識別情報記録手段は、画像印刷手段により識別情報を記録媒体に印刷するので、記録媒体に識別情報を記録するための新たな構成を不要とすることができ、装置自体の製造コストの低減を図ることができるという効果がある。
請求項8記載の多機能周辺装置によれば、請求項7記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、画像印刷手段は、両面印刷手段により記録媒体の表面に画像を印刷する一方、記録媒体の裏面に識別情報を印刷するので、記録媒体に印刷された画像上に識別情報が印刷されることなく、画像の品質低下を防止することができるという効果がある。
請求項9記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、識別情報記録手段は、無線通信手段により識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグに記録すると共に、識別情報読取手段は、無線通信手段により識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグから読み出すので、例えば、識別情報を記録媒体に印刷する場合と比較して、識別情報の印刷不良や汚れ等により、識別情報が正常に読み取れなくなるといった読み取り不良を防止することができるという効果がある。
請求項10記載の画像データ取得方法によれば、画像データ受信工程によって、画像データ受信手段により外部記憶手段から画像データを受信し、画像印刷工程によって、画像データ受信工程により受信された画像データに基づく画像を画像印刷手段により記録媒体に印刷する。更に、識別情報取得工程によって、識別情報取得手段により画像データに対応付けられた識別情報を取得し、識別情報記録工程によって、識別情報取得工程により取得された識別情報を識別情報記録手段により記録媒体に記録する。
また、識別情報読取工程によって、識別情報記録工程により記録媒体に記録された識別情報を識別情報読取手段により読み取り、画像データ取得工程によって、識別情報読取工程により読み取られた識別情報に対応する画像データを画像データ取得手段により外部記憶手段から取得する。
従って、ユーザは、画像が印刷された記録媒体を用意し、その記録媒体に記録されている識別情報を本発明における多機能周辺装置によって読み取るだけで、かかる画像の画像データを取得することができる。
よって、記録媒体に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、従来のように、液晶ディスプレイに表示された画像を確認しつつ、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像の画像データを探し出すといった手間のかかる作業を行う必要がないので、画像データを容易に取得することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態における多機能周辺装置1の外観構成を示す斜視図である。多機能周辺装置1は、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの各種機能を実現するMFD(Multi Function Device)であり、図1に示すように、プリンタ2と、そのプリンタ2の上部に設けられるスキャナ3と、そのスキャナ3の正面側に設けられる操作パネル4とを主に備えて構成されている。
この多機能周辺装置1は、コンピュータを必要とせずに、メモリカードやデジタルカメラ等に記憶されている画像データを読み出し、その読み出した画像データに基づく画像を記録用紙に印刷することができるように構成されている。なお、多機能周辺装置1が上述した各種機能の全てを備えている必要はない。
プリンタ2は、記録用紙に画像を印刷するものであり、メモリカード等から読み出した画像データやスキャナ3によって読み取った画像の画像データに基づいて、インク滴を選択的に吐出する方式、いわゆる、インクジェット方式を採用したインクジェットプリンタとして構成されている。なお、インクジェット方式は単なる一例であり、電子写真方式や熱転写方式などの方式を採用しても良い。
また、プリンタ2は、記録用紙の表裏両面に画像を印刷できるように構成されている。なお、プリンタ2の内部構成およびプリンタ2によって記録用紙の表裏両面に画像を印刷する方法については、後に図2を参照して説明する。
プリンタ2の正面側には開口5が開口形成されている。この開口5内には、給紙トレイ14と排紙トレイ15とが設けられている。給紙トレイ14及び排紙トレイ15は、上下二段に配置され、下段には給紙トレイ14が、上段には排紙トレイ15が、それぞれ設けられている。
スキャナ3は、画像が印刷された記録用紙(以下、「原稿」と称す)の画像を読み取るものであり、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿読取台6に対して、自動原稿搬送機構(以下、「ADF」と称す)7を備えた原稿カバー8が、背面側の蝶番(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられている。また、原稿読取台6の上面にはプラテンガラス(図示せず)が配設されており、原稿読取台6の内部には画像読取ユニット(図示せず)が内蔵されている。
このように構成されたスキャナ3をFBSとして使用する場合は、原稿カバー8を開いてプラテンガラス上に原稿を載置し、その後、原稿カバー8を閉じて原稿を固定する。そして、読取開始指令が入力されると、画像読取ユニットがプラテンガラスの裏面に沿って走査される。これにより、原稿に印刷された画像の読み取りが行われる。
ADF7は、原稿トレイ9から原稿排出トレイ10へ原稿を搬送するものである。ADF7による原稿の搬送過程において、原稿が原稿読取台6のプラテンガラス上を通過され、そのプラテンガラスの下方に待機する画像読取ユニットによって原稿に印刷された画像が読み取られる。このようなADF7による画像の読み取りは、原稿カバー8が原稿読取台6に対して閉じられた状態で行われる。
なお、本発明においてADF7は任意の構成であり、スキャナ3がADF7を備えず、FBSとしてのみ画像の読み取りを行うものであっても良い。よって、ADF7の詳細な説明については省略する。
操作パネル4は、プリンタ2やスキャナ3を操作するためのものであり、印刷モードを指示するボタン等の各種操作キー40と液晶ディスプレイ(以下、「LCD」と称す)41とを主に備えている。ユーザは、操作パネル4を用いて、所望の指令を入力することができる。
多機能周辺装置1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて、多機能周辺装置1の動作が制御部20(図3参照)によって制御される。なお、多機能周辺装置1は、操作パネル4から入力された指令のほか、外部のコンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作するようにシステム構成されている。
プリンタ2の開口5の上側には、接続パネル70が設けられている。この接続パネル70には、その左端側にUSB端子71が配設されている。USB端子71は、デジタルカメラ等の外部機器をUSBケーブルを用いて接続することで、その外部機器と多機能周辺装置1とを通信可能に接続するものである。
また、接続パネル70の右端側にはスロット部72が配設されている。スロット部72は、メモリカード(カード型メモリ)が挿入されることで、そのメモリカードと多機能周辺装置1とを通信可能に接続するものであり、各種メモリカードを挿入可能な複数のカードスロットが設けられている。
次に、図2を参照して、プリンタ2の内部構成およびプリンタ2によって記録用紙の表裏両面に画像を印刷する方法について説明する。
図2は、プリンタ2の内部構成を模式的に示す模式図であり、図2(a)は、記録用紙の表面に画像を印刷する様子を、図2(b)は、記録用紙を反転させる様子を、図2(c)は、記録用紙の裏面に画像を印刷する様子を、それぞれ示す図である。
図2に示すように、プリンタ2は、記録用紙を搬送するための搬送ローラ11と、その搬送ローラ11によって搬送される記録用紙に画像を印刷するための印刷ヘッド12と、記録用紙を反転させるための反転ローラ13とを主に備えて構成されている。
このように構成されたプリンタ2によって記録用紙の表裏両面に画像を印刷する場合には、まず、図2(a)に示すように、搬送ローラ11を矢印A方向に回転することで、給紙トレイ14に収容されている記録用紙を矢印B方向へ搬送する。この際、記録用紙の表面には、印刷ヘッド12によって画像が印刷される。
次いで、図2(b)に示すように、搬送ローラ11を矢印C方向に回転することで、記録用紙を矢印D方向へ搬送すると共に、反転ローラ13を矢印E方向に回転することで、記録用紙を反転ローラ13の外周面に近設されたガイド13aに沿って反転させる。
その後、図2(c)に示すように、搬送ローラ11を再び矢印F方向に回転することで、記録用紙を矢印G方向へ搬送し、排紙トレイ15に排出する。この際、記録用紙の裏面には、印刷ヘッド12によって画像が印刷される。これにより、記録用紙の表裏両面に画像を印刷することができる。
次に、図3を参照して、多機能周辺装置1の動作を制御する制御部20の電気的構成について説明する。図3は、制御部20の電気的構成を示すブロック図である。
制御部20は、多機能周辺装置1の動作を統括的に制御するマイクロコンピュータであり、図3に示すように、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23及びEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主に備えて構成され、バスライン25を介してプリンタ2、スキャナ3、操作キー40、LCD41、ネットワークインタフェイス(以下、「ネットワークI/F」と称す)30、USB端子71、スロット部72、スピーカ74、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下、「NCU」と称す)31及びモデム32が相互に接続されている。
ASIC21は、ROM22に記憶されるプログラムに従って、バスライン25に接続された各部を制御する演算装置であり、ROM22は、多機能周辺装置1で実行される各種の制御プログラムを記憶する不揮発性メモリである。
RAM23は各種のデータを記憶するための揮発性メモリであり、このRAM23には、QRコードメモリ23a等の各種のメモリが設けられている。QRコードメモリ23aは、プリンタ2によって記録用紙に印刷するQRコードのデータを記憶するメモリである。ASIC21は、このQRコードメモリ23aの内容に基づいて、QRコードを作成し、その作成したQRコードをプリンタ2によって記録用紙に印刷する。
EEPROM24は、電源投入状態において、各種のデータを記憶するための書換可能なメモリであると共に、電源遮断後においても、その内容を保持可能なメモリである。
プリンタ2は、上述したように、記録用紙に画像を印刷するものであり、プリンタ無線通信装置2aを備えている。プリンタ無線通信装置2aは、記録用紙に埋め込まれたIDタグと無線通信を行うためのものである。ASIC21は、このプリンタ無線通信装置2aによって、記録媒体に埋め込まれたIDタグに各種のデータを記録する。
スキャナ3は、上述したように、原稿に印刷された画像を読み取るものであり、スキャナ無線通信装置3aを備えている。スキャナ無線通信装置3aは、記録用紙に埋め込まれたIDタグと無線通信を行うためのものである。ASIC21は、このスキャナ無線通信装置3aによって、記録媒体に埋め込まれたIDタグから各種のデータを読み出す。
ASIC26には、多機能周辺装置1に所望の指令を入力する操作キー40を制御するパネルゲートアレイ(以下、「パネルGA」と称す)27が接続されている。パネルGA27は、操作キー40の押下(入力)を検出して、所定のコード信号を出力するためのものである。このコード信号は、複数の操作キー40に対応して割り当てられている。ASIC21は、パネルGA27から所定のコード信号を受信すると、所定のキー処理テーブルに従って、実行すべき制御処理を行う。このキー処理テーブルは、コード信号と制御処理とを対応させてテーブル化したものであり、例えば、ROM22に記憶されている。
ASIC26には、LCD41の表示内容を制御するLCDコントローラ28が接続されている。LCDコントローラ28は、ASIC21の指令に基づいて、メモリカード等から読み出した画像データやプリンタ2及びスキャナ3の動作に関する情報などをLCD41に表示するためのものである。具体的には、ASIC21が、LCD41に表示する画像の画像データを、RAM23に設けられた表示メモリ(図示せず)上に作成し、このデータをLCDコントローラ28に転送する。LCDコントローラ28は、LCD41を制御して、転送されたデータをLCD41に表示させる。
ネットワークI/F30は、ネットワーク上に存在するコンピュータと接続するためのものである。ASIC21は、このネットワークI/Fによって、ネットワーク上のコンピュータとデータの送受信を行う。
USB端子71及びスロット部72は、公知の構成であり、詳細な説明は省略する。また、ASIC26には、アンプ73が接続されている。アンプ73は、そのアンプ73に接続されたスピーカ74を鳴動して、呼出音や拒否音、メッセージなどを出力するためのものである。
更に、ASIC26には、ファクシミリ機能を実現するためのNCU31及びモデム32が接続されている。NCU31は電話網(図示しない)に対するダイヤル信号の送出や、電話網からの呼出信号の応答等の動作を行うたものものである。モデム32は、NCU31を介して、画像データを変調及び復調し、相手ファクシミリ装置(図示せず)へ伝送すると共に、伝送制御用の各種手順信号を送受信するためのものである。
次に、図4を参照して、制御部20で実行されるメイン処理について説明する。図4は、メイン処理を示すフローチャートである。図4に示すメイン処理は、多機能周辺装置1の電源が投入されている間、ASIC21によって所定の時間間隔で繰り返し実行される処理である。
ASIC21は、メイン処理に関し、まず、初期化処理(S1)を実行する。この初期化処理(S1)では、ASIC21内部の各機能の初期化と、ASIC21の外部に接続された各部の初期化を行う。
初期化処理(S1)の実行後は、スロット部72にメモリカードが挿入されているか否かを判断する(S2)。S2の処理の結果、スロット部72にメモリカードが挿入されていると判断される場合には(S2:Yes)、印刷モードが選択されたか否かを判断する(S3)。なお、印刷モードが選択されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、印刷モードを指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
S3の処理の結果、印刷モードが選択されたと判断される場合には(S3:Yes)、印刷処理(S4)を実行し、その後、その他の処理(S7)を実行する。その他の処理(S7)の実行後は、S2の処理に回帰して、S2からS7までの処理を繰り返し実行する。
一方、S2の処理の結果、スロット部72にメモリカードが挿入されていないと判断される場合(S2:No)、及び、S3の処理の結果、印刷モードが選択されていないと判断される場合には(S3:No)、複写モードが選択されたか否かを判断する(S5)。なお、複写モードが選択されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、複写モードを指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
S5の処理の結果、複写モードが選択されたと判断される場合には(S5:Yes)、複写処理(S6)を実行し、その後、その他の処理(S7)を実行する。
一方、S5の処理の結果、複写モードが選択されていないと判断される場合には(S5:No)、複写処理(S6)をスキップして、その他の処理(S7)を実行する。その他の処理(S7)の実行後は、S2の処理に回帰して、S2からS7までの処理を繰り返し実行する。
次に、図5を参照して、制御部20で実行される印刷処理(S4)について説明する。図5は、印刷処理(S4)を示すフローチャートである。なお、図5の説明においては、図8及び図9を適宜参照して説明する。
図8は、LCD41に表示される表示内容を説明するための説明図であり、図8(a)及び図8(b)は、矢印カーソルPがLCD41に表示された状態を、図8(c)は、複数の画質パラメータVと、それら複数の画質パラメータVの各パラメータ値とがLCD41に表示された状態を、それぞれ示す図である。
また、図9は、記録用紙に印刷される印刷内容を説明するための説明図であり、図9(a)は、記録用紙の表面を、図9(b)は、記録用紙の裏面を、それぞれ示す図である。
図5に示す印刷処理(S4)は、メモリカードに記憶されている画像データを読み出し、その読み出した画像データに基づく画像をプリンタ2によって記録用紙の表面に印刷すると共に、かかる画像データの識別情報をQRコードとして記録用紙の裏面に印刷するための処理である。なお、メモリカードは単なる一例であり、デジタルカメラや他の外部記憶装置であっても良い。
ASIC21は、印刷処理(S4)に関し、まず、メモリカードに記憶されている各種データの中から画像データの1つを読み出し(S11)、その読み出した画像データに基づく画像をLCD41に表示する(S12)。
そして、LCD41に画像を表示した画像データ以外の画像データがメモリカードに記憶されているか否かを判断する(S13)。S13の処理の結果、LCD41に画像を表示した画像データ以外の画像データがメモリカードに記憶されていると判断される場合には(S13:Yes)、矢印カーソルP(図8参照)をLCD41に表示し(S14)、その後、記録用紙に印刷する画像が決定されたか否かを判断する(S15)。なお、記録用紙に印刷する画像が決定されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画像の決定を指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
一方、S13の処理の結果、LCD41に画像を表示した画像データ以外の画像データがメモリカードに記憶されていないと判断される場合には(S13:No)、S14の処理をスキップして、S15の処理を実行する。
S15の処理の結果、記録用紙に印刷する画像が決定されたと判断される場合には(S15:Yes)、その画像の画像データが格納されたファイルのファイル名をQRコードメモリ23aに記憶し(S16)、その後、画質補正処理(S17)を実行する。
一方、S15の処理の結果、記録用紙に印刷する画像が決定されていないと判断される場合には(S15:No)、ユーザがLCD41に表示されている画像とは異なる画像を印刷したい意向であると判断されるため、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画像の選択を指示するボタンがユーザによって押下される場合に備えて、S11の処理に回帰する。
ここで、図6を参照して、画質補正処理(S17)について説明する。図6は、画質補正処理(S17)を示すフローチャートである。図6に示す画質補正処理(S17)は、画像データの画質を補正するための処理である。
ASIC21は、画質補正処理(S17)に関し、まず、記録用紙への印刷が決定された画像データに関する複数の画質パラメータV(図8参照)と、それら複数の画質パラメータVの各パラメータ値とをLCD41に表示し(S31)、その後、画質が補正されたか否かを判断する(S32)。なお、画質が補正されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、かかるパラメータ値の変更を指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
S32の処理の結果、画質が補正されたと判断される場合には(S32:Yes)、LCD41に表示されている画像の画像データに対して、変更されたパラメータ値に基づいて各画素の画質値を補正すると共に、その補正後の画像データに基づく画像をLCD41に再表示し(S33)、その後、画質が決定されたか否かを判断する(S34)。なお、画質が決定されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画質の決定を指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
一方、S32の処理の結果、画質が補正されていないと判断される場合には(S32:No)、S33の処理をスキップして、S34の処理を実行する。
S34の処理の結果、画質が決定されていないと判断される場合には(S34:No)、ユーザが画像データの画質を変更したい意向であると判断されるため、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、パラメータ値の変更を指示するボタンがユーザによって押下される場合に備えて、S32の処理に回帰する。
一方、S34の処理の結果、画質が決定されたと判断される場合には(S34:Yes)、画質パラメータVの各パラメータ値を、画像データが格納されたファイルのファイル名に対応付けてQRコードメモリ23aに記憶して(S35)、この画質補正処理(S17)を終了する。
図5に戻って説明する。画質補正処理(S17)の実行後は、記録用紙への画像の記録が指示されたか否かを判断する(S18)。なお、記録用紙への画像の印刷が指示されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画像の印刷を指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
S18の処理の結果、記録用紙への画像の印刷が指示されていないと判断される場合には(S18:No)、ユーザがLCD41に表示されている画像とは異なる画像を印刷したい意向であると判断されるため、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画像の選択を指示するボタンがユーザによって押下される場合に備えて、S11の処理に回帰する。
一方、S18の処理の結果、記録用紙への画像の印刷が指示されたと判断される場合には(S18:Yes)、QRコードメモリ23aの内容に基づいてQRコードデータを作成する(S19)。
その後、印刷が指示された画像の画像データをプリンタ2に送信し、記録用紙の表面に画像を印刷すると共に(S20)、S19の処理で作成したQRコードデータをプリンタ2に送信し、記録用紙の裏面の所定位置にQRコードを印刷して(S21)、この印刷処理(S4)を終了する。
この印刷処理(S4)によれば、図8に示すように、メモリカードから読み出された画像データが画像としてLCD41に表示される。これにより、メモリカードに記憶されている画像データをユーザに視覚的に確認させることができ、その結果、ユーザは、LCD41に表示された画像を確認することで、所望の画像を印刷することができる。
また、図8に示すように、LCD41に画像を表示した画像データ以外の画像データがメモリカードに記憶されている場合には、LCD41に矢印カーソルPが表示される。これにより、メモリカードに複数の画像データが記憶されていることをユーザに認識させることができ、その結果、ユーザは、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、画像の選択を指示するボタンを押下することで、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出すことができる。
具体的には、図8(a)に示すように、LCD41に矢印カーソルPが表示されている場合には、その矢印カーソルPに対応する方向のボタンをユーザが押下することで、図8(b)に示すように、異なる画像がLCD41に表示される。これにより、ユーザは、LCD41に表示された画像を確認しつつ、所望の画像データを探し出すことができる。
また、上述した印刷処理(S4)によれば、図8(c)に示すように、記録用紙に印刷する画像が決定された場合には、その画像データに関する複数の画質パラメータVと、それら複数の画質パラメータVの各パラメータ値とがLCD41に表示される。これにより、ユーザは、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、かかるパラメータ値の変更を指示するボタンを押下することで、画像データの画質を補正することができる。
また、記録用紙への画像の印刷が指示された場合には、QRコードメモリ23aの内容に基づいてQRコードデータが作成される。これにより、画像データのファイル名と、その画像データに関する複数の画質パラメータVの各パラメータ値とを含むQRコードを識別情報として、かかる画像データに対応付けることができる。
更に、図9に示すように、記録用紙への画像の印刷が指示された場合には、画像がプリンタ2によって記録用紙の表面に印刷されると共に、その記録用紙の裏面の所定位置にQRコードが印刷される。これにより、記録用紙の表面に印刷された画像の識別情報を、その記録用紙の裏面に記録することができる。
なお、本実施形態では、図9(b)に示すように、記録用紙の裏面の右下部であって、その記録用紙の下端から寸法aの範囲、かつ、記録用紙の右端から寸法bの範囲内、即ち、斜線部Sで示す範囲内にQRコードを印刷する。なお、記録用紙の他の部分であっても良い。
次に、図7を参照して、制御部20で実行される複写処理(S6)について説明する。図7は、複写処理(S6)を示すフローチャートである。図7に示す複写処理(S6)は、原稿に印刷された画像をスキャナ3によって読み取り、その原稿の所定位置においてQRコードを読み取った場合には、その読み取ったQRコードの情報に対応するファイル名のファイルに格納された画像データ(以下、「QRコードの情報に基づく画像データ」と称す)をメモリカードから読み出し、その読み出した画像データに基づく画像をプリンタ2によって記録用紙に印刷するための処理である。なお、メモリカードは単なる一例であり、デジタルカメラや他の外部記憶装置であっても良い。
ASIC21は、複写処理に関し、まず、原稿の複写が指示されたか否かを判断する(S41)。なお、原稿の複写が指示されたか否かの判断は、操作パネル4に設けられた各種操作キー40の中から、原稿の複写を指示するボタンが押下されたか否か(或いは、押下されているか否か)に基づいて行う。
S41の処理の結果、原稿の複写が指示されたと判断される場合には(S41:Yes)、スキャナ3によって原稿に印刷された画像を読み取り(S42)、その後、原稿の所定位置においてQRコードを読み取ったか否かを判断する(S43)。
一方、原稿の複写が指示されていないと判断される場合には(S41:No)、この複写処理(S6)を終了する。
S43の処理の結果、原稿の所定位置においてQRコードを読み取っていないと判断される場合には(S43:No)、スキャナ3によって読み取った画像の画像データをプリンタ2に送信し、記録用紙に画像を所定枚数印刷して(S50)、この複写処理(S6)を終了する。
一方、S43の処理の結果、原稿の所定位置においてQRコードを読み取ったと判断される場合には(S43:Yes)、スロット部72にメモリカードが挿入されているか否かを判断する(S44)。
S44の処理の結果、スロット部72にメモリカードが挿入されていると判断される場合には(S44:Yes)、S42の処理で読み取ったQRコードの情報に対応するファイル名のファイルがメモリカードに記憶されているか否かを判断する(S45)。
S45の処理の結果、QRコードの情報に対応するファイル名のファイルがメモリカードに記憶されていると判断される場合には(S45:Yes)、QRコードの情報に基づく画像データをメモリカードから読み出す(S46)。
一方、S44の処理の結果、スロット部72にメモリカードが挿入されていないと判断される場合(S44:No)、及び、S45の処理の結果、QRコードの情報に対応するファイル名のファイルがメモリカードに記憶されていないと判断される場合には(S45:No)、LCD41にエラーを表示して(S51)、この複写処理(S6)を終了する。
S46の処理の実行後は、S42の処理で読み取ったQRコードの情報に基づく画像データの画質が補正されているか否かを判断する(S47)。なお、画像データの画質が補正されているか否かの判断は、QRコードの情報に含まれている画質パラメータV(図8参照)の各パラメータ値が0であるか否かに基づいて行う。
S47の処理の結果、画像データの画質が補正されていると判断される場合には(S47:Yes)、QRコードの情報に基づく画像データに対して、QRコードの情報に含まれている画質パラメータVの各パラメータ値に基づいて各画素の画質値を補正すると共に(S48)、その補正後の画像データをプリンタ2に送信し、記録用紙に画像を所定枚数印刷して(S49)、この複写処理(S6)を終了する。
一方、S47の処理の結果、画像データの画質が補正されていないと判断される場合には(S47:No)、S48の処理をスキップし、S49の処理を実行して、この複写処理(S6)を終了する。
この複写処理(S6)によれば、スキャナ3によって原稿の所定位置においてQRコードを読み取った場合には、その読み取ったQRコードの情報に基づく画像データが守りカードから読み出され、その読み出された画像データに基づく画像がプリンタ2によって記録用紙に印刷される。これにより、原稿に印刷された画像と同じ画像を印刷することができる。
また、複写処理(S6)によって画像を記録用紙に印刷する場合には、記録用紙へのQRコードの印刷が省略される。これにより、複写処理(S6)によって画像が印刷された記録用紙にはQRコードが印刷されない。
なお、本実施形態では、上記の所定位置として、記録用紙の裏面の右下部であって、記録用紙の下端から寸法aの範囲、かつ、記録用紙の右端から寸法bの範囲内(図9(b)の斜線部Sで示す範囲内、図9参照)を所定位置とする。なお、記録用紙の他の部分であっても良い。
上述したように、本発明における多機能周辺装置1によれば、ユーザは、原稿を用意し、その原稿に印刷されているQRコードをスキャナ3によって読み取るだけで、原稿に印刷された画像の画像データを取得することができる。
よって、原稿に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、従来のように、LCD41に表示された画像を確認しつつ、メモリカードに記憶されている複数の画像データの中から所望の画像データを探し出すといった手間のかかる作業を行う必要がないので、画像データを容易に取得することができる。
また、近年では、デジタルカメラの技術向上に伴い高品質の画像が得られることから、画像データのデータ量が増大し、その分、LCD41への画像の表示に時間がかかるところ、本発明における多機能周辺装置1によれば、原稿に印刷された画像の画像データを改めて必要とする場合に、LCD41に画像を表示する必要がないので、画像データを短時間で取得することができる。
また、本発明における多機能周辺装置1によれば、ユーザは、原稿を用意し、その原稿に印刷されているQRコードをスキャナ3によって読み取るだけで、原稿に印刷された画像と同じ画像を印刷することができる。
よって、焼き増し印刷を行う場合に、従来のような手間のかかる作業を行う必要がないので、焼き増し印刷を容易に行うことができる。
また、原稿に印刷された画像をコピーして焼き増し印刷を行う場合には、画像を読み取る際に生じる読み取り誤差などにより、明度や色度などの画質が原稿の画像とは異なって焼き増し印刷が行われるところ、本発明における多機能周辺装置1によれば、原稿に印刷された画像の画像データを取得し、その取得した画像データに基づく画像を印刷して焼き増し印刷を行うので、原稿の画像と同じ画質の画像を入手することができる。
また、本発明における多機能周辺装置1によれば、QRコードは、画像データのファイル名の特定の文字を含む。よって、特定の文字を少なくとも一部に含むファイル名の画像データを一度に取得することができる。従って、ユーザは、特定の文字を含むファイル名の画像データを改めて必要とする場合に、かかる画像データを容易に取得することができる。
更に、QRコードには、画像データを構成する各画素の画質補正値が含まれているので、原稿に印刷された画像の画質が補正されている場合に、画質の補正値を取得することができる。よって、ユーザは、焼き増し印刷を行う場合に、画質を補正する作業を繰り返し行う必要がないので、原稿の画像と同じ画質の画像を容易に入手することができる。
また、本発明における多機能周辺装置1によれば、複写処理(S6)によって画像を記録用紙に印刷する場合に、記録用紙へのQRコードの印刷を省略するので、複写処理(S6)によって画像が印刷された記録用紙にはQRコードが印刷されず、QRコードの印刷に要するコストの低減を図ることができる。
また、本発明における多機能周辺装置1によれば、プリンタ2によってQRコードを記録用紙に印刷するので、記録用紙にQRコードを記録するための新たな構成を不要とすることができ、装置自体の製造コストの低減を図ることができる。
更に、記録用紙の表面に画像を印刷する一方、記録用紙の裏面にQRコードを印刷するので、記録用紙に印刷された画像上にQRコードが印刷されることなく、画像の品質低下を防止することができる。
なお、本実施形態において、請求項1及び10に記載の外部記憶手段は、メモリカードが該当し、請求項1から3及び6から10に記載の記録媒体は、記録用紙が該当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、図5に示す印刷処理(S4)において、1の画像を記録用紙に印刷する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、複数の画像を一度に複数の記録用紙にそれぞれ印刷しても良い。
即ち、画像データを一時的に記憶するための画像データメモリをRAM23に設け、記録用紙に印刷する画像が決定される都度、その画像の画像データを画像データメモリに記憶すると共に、その画像データメモリに記憶されている複数の画像データを一度にプリンタ2に送信し、複数の記録用紙に画像をそれぞれ印刷するように構成しても良い。
また、この場合に、S19の処理において、複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられた1のQRコードを作成すると共に、S21の処理において、かかる1のQRコードを複数の記録用紙のうちの1の記録用紙に記録するように構成することで、複数のQRコードを作成し、それら複数のQRコードを複数の記録用紙にそれぞれ記録する場合と比較して、QRコードの記録に要するコストの低減を図ることができる。
また、複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられたQRコードを1のQRコードとして管理できるので、ユーザは、QRコードが記録された記録用紙を用意し、そのQRコードを本発明における多機能周辺装置1によって読み取るだけで、かかる複数の画像の画像データを一度に取得することができる。よって、複数の記録用紙にそれぞれ印刷された複数の画像の画像データを改めて必要とする場合に、複数の画像データを容易に取得することができる。
また、上記実施形態では、プリンタ2によってQRコードを記録用紙に印刷する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、プリンタ2に設けられたプリンタ無線通信装置2aによって、記録用紙に埋め込まれたIDタグにQRコードを記録すると共に、スキャナ3に設けられたスキャナ無線通信装置3aによって、記録用紙に埋め込まれたIDタグからQRコードを読み出すように構成することで、QRコードを記録用紙に印刷する場合と比較して、QRコードの印刷不良や汚れ等により、QRコードが正常に読み取れなくなるといった読み取り不良を防止することができる。
また、上記実施形態では、図7に示す複写処理(S6)において、スキャナ3によって読み取ったQRコードの情報に基づく画像データをプリンタ2に送信し、記録用紙に画像を印刷する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、かかる画像データをモデム32によって変調し、その変調した画像データをNCU31を介して電話網上のファクシミリ装置へ伝送しても良く、或いは、かかる画像データをネットワークI/F30を介してネットワーク上のコンピュータへ送信しても良い。
本発明の一実施形態における多機能周辺装置の外観構成を示す斜視図である。 プリンタの内部構成を模式的に示す模式図であり、(a)は、記録用紙の表面に画像を印刷する様子を、(b)は、記録用紙を反転させる様子を、(c)は、記録用紙の裏面に画像を印刷する様子を、それぞれ示す図である。 制御部の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 画質補正処理を示すフローチャートである。 複写処理を示すフローチャートである。 LCDに表示される表示内容を説明するための説明図であり、(a)及び(b)は、矢印カーソルがLCDに表示された状態を、(c)は、複数の画質パラメータと、それら複数の画質パラメータの各パラメータ値とがLCDに表示された状態を、それぞれ示す図である。 記録用紙に印刷される印刷内容を説明するための説明図であり、(a)は、記録用紙の表面を、(b)は、記録用紙の裏面を、それぞれ示す図である。
符号の説明
1 多機能周辺装置
2 プリンタ(画像印刷手段)
2a プリンタ無線通信装置(無線通信手段の一部)
3 スキャナ(識別情報読取手段)
3a スキャナ無線通信装置(無線通信手段の一部)
11 搬送ローラ(画像印刷手段の一部、両面印刷手段の一部)
12 印刷ヘッド(画像印刷手段の一部、両面印刷手段の一部)
13 反転ローラ(画像印刷手段の一部、両面印刷手段の一部)
13a ガイド(画像印刷手段の一部、両面印刷手段の一部)
S6 画像複写手段
S11 画像データ受信手段、画像データ受信工程
S19 識別情報取得手段、識別情報取得工程
S20 画像印刷工程
S21 識別情報記録手段、識別情報記録工程
S42 識別情報読取工程
S46 画像データ取得手段、画像データ取得工程

Claims (10)

  1. 外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信手段と、
    その画像データ受信手段により受信された画像データに基づく画像を記録媒体に印刷する画像印刷手段と、
    前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    その識別情報取得手段により取得された識別情報を前記記録媒体に記録する識別情報記録手段と、
    その識別情報記録手段により前記記録媒体に記録された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    その識別情報読取手段により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記外部記憶手段から取得する画像データ取得手段とを備えていることを特徴とする多機能周辺装置。
  2. 前記画像データ取得手段により取得された画像データに基づく画像を前記画像印刷手段により記録媒体に印刷する画像複写手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の多機能周辺装置。
  3. 前記識別情報記録手段は、前記画像複写手段により画像を記録媒体に印刷する場合に、記録媒体への前記識別情報の記録を省略することを特徴とする請求項2記載の多機能周辺装置。
  4. 前記識別情報は、少なくとも前記画像データが格納されているファイルのファイル名を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  5. 前記識別情報は、少なくとも前記画像データを構成する各画素の画質補正値を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  6. 前記画像印刷手段により複数の画像を複数の記録媒体にそれぞれ印刷する場合に、前記識別情報取得手段は、前記複数の画像の画像データ毎にそれぞれ対応付けられた1の識別情報を取得すると共に、前記識別情報記録手段は、前記1の識別情報を前記複数の記録媒体のうちの1の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  7. 前記識別情報記録手段は、前記画像印刷手段により前記識別情報を記録媒体に印刷することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  8. 前記画像印刷手段により記録媒体の表裏面に印刷可能な両面印刷手段を備え、
    前記画像印刷手段は、前記両面印刷手段により記録媒体の表面に画像を印刷する一方、記録媒体の裏面に前記識別情報を印刷することを特徴とする請求項7記載の多機能周辺装置。
  9. 記録媒体に埋め込まれたIDタグと無線通信可能な無線通信手段を備え、
    前記識別情報記録手段は、前記無線通信手段により前記識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグに記録すると共に、前記識別情報読取手段は、前記無線通信手段により前記識別情報を記録媒体に埋め込まれたIDタグから読み出すことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  10. 外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信手段と、その画像データ受信手段により受信された画像データに基づく画像を記録媒体に印刷する画像印刷手段と、前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得手段と、その識別情報取得手段により取得された識別情報を前記記録媒体に記録する識別情報記録手段と、その識別情報記録手段により前記記録媒体に記録された識別情報を読み取る識別情報読取手段と、その識別情報読取手段により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記外部記憶手段から取得する画像データ取得手段とを備えた多機能周辺装置において実行される画像データ取得方法であって、
    前記画像データ受信手段により前記外部記憶手段から画像データを受信する画像データ受信工程と、
    その画像データ受信工程により受信された画像データに基づく画像を前記画像印刷手段により記録媒体に印刷する画像印刷工程と、
    前記識別情報取得手段により前記画像データに対応付けられた識別情報を取得する識別情報取得工程と、
    その識別情報取得工程により取得された識別情報を前記識別情報記録手段により前記記録媒体に記録する識別情報記録工程と、
    その識別情報記録工程により前記記録媒体に記録された識別情報を前記識別情報読取手段により読み取る識別情報読取工程と、
    その識別情報読取工程により読み取られた識別情報に対応する画像データを前記画像データ取得手段により前記外部記憶手段から取得する画像データ取得工程とを備えていることを特徴とする画像データ取得方法。
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