JPH10243161A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10243161A
JPH10243161A JP9039352A JP3935297A JPH10243161A JP H10243161 A JPH10243161 A JP H10243161A JP 9039352 A JP9039352 A JP 9039352A JP 3935297 A JP3935297 A JP 3935297A JP H10243161 A JPH10243161 A JP H10243161A
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JP9039352A
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Kuniaki Oba
邦明 大場
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿に対して確実にマーキングを行うことがで
き、コストを低くすることができ、寿命が低下すること
がないようにする。 【解決手段】原稿13を搬送するための原稿搬送路71
と、記録紙14を搬送するための記録紙搬送路72と、
前記原稿搬送路71と記録紙搬送路72との合流点P1
より下流側に配設され、原稿13及び記録紙14を搬送
するための共通搬送路73と、前記原稿搬送路71に配
設され、原稿13の画像を読み取る画像読取装置19
と、前記共通搬送路73に配設され、記録紙14に対し
て受信データに従って印刷を行うとともに、原稿13に
対して送信結果に関する印刷を行う印字ヘッドとを有す
る。画像の読取りが終了した原稿13は、共通搬送路7
3を搬送され、印字ヘッドは、原稿13に対して送信結
果に関する印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、原
稿搬送路と記録紙搬送路とがそれぞれ独立に配設され、
前記原稿搬送路に、送信後の原稿に対してマーキングを
行うための送信済スタンプが配設されるようになってい
る。図2は従来のファクシミリ装置の概略図である。
【0003】図において、11は原稿13を搬送するた
めの原稿搬送路、12は記録紙14を搬送するための記
録紙搬送路であり、前記原稿搬送路11と記録紙搬送路
12とはそれぞれ独立に配設される。前記原稿搬送路1
1には、矢印で示す原稿13の搬送方向における上流側
から下流側にかけて原稿ホッパ16、該原稿ホッパ16
にセットされた原稿13を1枚ずつ分離させて給紙する
給紙機構17、フィードローラ18、原稿13の画像を
読み取る画像読取装置19、送信後の原稿13に対して
マーキングを行うための送信済スタンプ20、排出ロー
ラ21及び排出口22が順に配設される。そして、前記
給紙機構17は、繰出ローラ25及び該繰出ローラ25
に押し付けられた分離片26から成り、前記画像読取装
置19は、読取センサ28及び該読取センサ28と共に
原稿13を挟むプラテン29から成る。
【0004】一方、前記記録紙搬送路12には、矢印で
示す記録紙14の搬送方向における上流側から下流側に
かけて記録紙カセット36、該記録紙カセット36にセ
ットされた記録紙14を1枚ずつ分離させて繰り出す繰
出ローラ37、フィードローラ38、記録紙14に対し
て印刷を行うインクジェット記録ヘッド39、排出ロー
ラ40及び排出口41が順に配設される。
【0005】次に、前記送信済スタンプ20について説
明する。図3は従来の送信済スタンプの正面図、図4は
従来の送信済スタンプの平面図、図5は従来のマーキン
グが行われた後の原稿を示す図である。図において、2
0は送信済スタンプ、45はフレーム、46は該フレー
ム45に固定された電磁ソレノイド、47は該電磁ソレ
ノイド46を選択的に通電することによって進退(図3
における上下方向に移動)させられるプランジャ、48
は該プランジャ47の先端に配設されたスタンプであ
り、該スタンプ48に、例えば、「済」の印型が形成さ
れる。なお、49は前記電磁ソレノイド46を通電する
ためのコネクタである。
【0006】前記構成の送信済スタンプ20において、
前記電磁ソレノイド46を通電して該電磁ソレノイド4
6に磁力を発生させると、反発力によってプランジャ4
7が前進(図3における上方に移動)させられ、スタン
プ48が原稿13に押し付けられる。その結果、図5に
示すように、送信後の原稿13に対して「済」の文字5
0によるマーキングを行うことができる。
【0007】次に、他の送信済スタンプ20について説
明する。図6は従来の他の送信済スタンプの正面図、図
7は従来の他の送信済スタンプの平面図である。図にお
いて、20は送信済スタンプ、55はフレーム、56は
該フレーム55に固定された電磁ソレノイド、57は該
電磁ソレノイド56を選択的に通電することによって進
退(図6における上下方向に移動)させられるプランジ
ャ、61は該プランジャ57の先端に固定され、プラン
ジャ57の移動方向を反転させてロッド62に伝達する
ためのタイロッド、58は前記ロッド62の先端に配設
されたスタンプであり、該スタンプ58に、例えば、
「済」の印型が形成される。なお、59は前記電磁ソレ
ノイド56を通電するためのコネクタ、63は前記タイ
ロッド61を図6における下方に付勢するためのスプリ
ングである。
【0008】前記構成の送信済スタンプ20において、
電磁ソレノイド56を通電して電磁ソレノイド56に磁
力を発生させると、吸引力によってプランジャ57が後
退(図6における上方に移動)させられ、スタンプ58
が原稿13(図5)に押し付けられる。その結果、図5
に示すように、送信後の原稿13に対して「済」の文字
50によるマーキングを行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のファクシミリ装置においては、電磁ソレノイド4
6、56に十分な磁力を発生させることができないの
で、原稿13に対して確実にマーキングを行うことがで
きない。そこで、大きな磁力を発生させようとすると、
電磁ソレノイド46、56を大型化する必要があり、フ
ァクシミリ装置のコストが高くなってしまう。また、電
磁ソレノイド46、56自体が発熱によって寿命を低下
させてしまう。
【0010】本発明は、前記従来のファクシミリ装置の
問題点を解決して、原稿に対して確実にマーキングを行
うことができ、小型化することができ、コストを低くす
ることができ、寿命が低下するのを防止することができ
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のフ
ァクシミリ装置においては、原稿を搬送するための原稿
搬送路と、記録紙を搬送するための記録紙搬送路と、前
記原稿搬送路と記録紙搬送路との合流点より下流側に配
設され、原稿及び記録紙を搬送するための共通搬送路
と、前記原稿搬送路に配設され、原稿の画像を読み取る
画像読取装置と、前記共通搬送路に配設され、記録紙に
対して受信データに従って印刷を行うとともに、原稿に
対して送信結果に関する印刷を行う印字ヘッドとを有す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるファクシミリ装置の概略図、
図8は本発明の第1の実施の形態におけるインクジェッ
ト記録ヘッドの動作説明図、図9は本発明の第1の実施
の形態におけるマーキングが行われた後の原稿を示す図
である。
【0013】図において、71は原稿13を搬送するた
めの原稿搬送路、72は該原稿搬送路71より下方に配
設され、記録紙14を搬送するための記録紙搬送路、P
1は前記原稿搬送路71と記録紙搬送路72との合流
点、73は前記原稿13及び記録紙14を搬送するため
の共通搬送路であり、該共通搬送路73は、矢印で示す
原稿13及び記録紙14の搬送方向における合流点P1
より下流側に配設される。前記原稿搬送路71には、原
稿13の搬送方向における上流側から下流側にかけて原
稿ホッパ16、該原稿ホッパ16にセットされた原稿1
3を1枚ずつ分離させて給紙するための給紙機構17、
フィードローラ18及び前記原稿13の画像を読み取る
画像読取装置19が順に配設される。そして、前記給紙
機構17は、繰出ローラ25及び該繰出ローラ25に押
し付けられた分離片26から成り、前記画像読取装置1
9は、読取センサ28及び該読取センサ28と共に原稿
13を挟むプラテン29から成る。なお、前記読取セン
サ28とプラテン29との間に読取位置P2が設定され
る。
【0014】一方、前記記録紙搬送路72には、記録紙
14の搬送方向における上流側から下流側にかけて記録
紙カセット36及び該記録紙カセット36にセットされ
た記録紙14を1枚ずつ分離させて給紙する繰出ローラ
37が順に配設される。さらに、前記共通搬送路73に
は、前記合流点P1に隣接させて配設されたフィードロ
ーラ74、記録紙14に対して受信データに従って印刷
を行うとともに、送信後の原稿13に対して送信結果に
関する印刷、例えば、マーキングを行う印字ヘッドとし
てのインクジェット記録ヘッド75、前記原稿13及び
記録紙14を排出する排出ローラ76及び排出口77が
順に配設される。なお、81は前記原稿ホッパ16にセ
ットされた原稿13の有無を検出する原稿有無検出セン
サ、82は前記原稿13の前端を検出する原稿センサ、
83は前記記録紙カセット36にセットされた記録紙1
4の有無を検出する記録紙有無検出センサ、84は前記
共通搬送路73に原稿13又は記録紙14が進入したこ
とを検出する共通検出センサである。また、前記共通搬
送路73におけるインクジェット記録ヘッド75の先端
が臨む部分に記録位置P3が設定される。
【0015】この場合、原稿ホッパ16にセットされた
原稿13は、給紙機構17によって給紙され、フィード
ローラ18によって画像読取装置19に送られる。そし
て、該画像読取装置19によって画像が読み取られた原
稿13は、原稿搬送路71を通り、共通搬送路73に進
入し、排出ローラ76によって排出口77から排出され
る。
【0016】一方、記録紙カセット36にセットされた
記録紙14は、繰出ローラ37によって給紙され、記録
紙搬送路72を通り、共通搬送路73に進入し、フィー
ドローラ74によってインクジェット記録ヘッド75に
送られる。そして、該インクジェット記録ヘッド75に
よって所定の印刷が行われた記録紙14は、排出ローラ
76によって排出口77から排出される。
【0017】次に、前記インクジェット記録ヘッド75
について説明する。該インクジェット記録ヘッド75
は、図8に示すように、キャリッジシャフト86に沿っ
て移動自在に配設されたキャリッジ87に搭載され、該
キャリッジ87がキャリッジベルト88に固定される。
したがって、該キャリッジベルト88を矢印A方向に走
行させることによって、前記インクジェット記録ヘッド
75を矢印で示す記録紙14の搬送方向に対して直角の
方向に移動させて走査し、記録紙14に対して非接触で
受信データに従って印刷を行うことができる。また、前
記インクジェット記録ヘッド75の先端に形成されたオ
リフィス面89には、図示しない複数のオリフィスが形
成され、該オリフィスからインクが吐出される。そし
て、吐出されたインクはインク滴となって記録紙14に
付着し、該記録紙14に受信データに対応する印刷が行
われる。
【0018】ところで、前記原稿13の送信が終了した
ときに、原稿13に対してマーキングを行うことができ
るようになっていて、オペレータが図示しない操作部の
マーキングボタンを押下すると、マーキングモードが設
定されるようになっている。この場合、前記操作部にお
いてオペレータが設定した原稿13上の任意の部分に、
インクジェット記録ヘッド75によって所定の記号5
1、文字等が印刷され、原稿13に対してマーキングを
行うことができる。
【0019】次に、前記構成のファクシミリ装置の送信
動作について説明する。まず、オペレータが原稿ホッパ
16に原稿13をセットすると、原稿有無検出センサ8
1が原稿13を検出し、ファクシミリ装置は送信可能状
態になる。次に、オペレータがファクシミリ装置の前記
操作部の送信ボタンを押下すると、前記繰出ローラ25
が図1における矢印方向に回転させられ、該繰出ローラ
25と分離片26とによって原稿13が1枚ずつ給紙さ
れる。
【0020】給紙された原稿13はフィードローラ18
によって搬送され、原稿センサ82によって原稿13の
前端が検出される。そして、該原稿13の前端が検出さ
れた後、原稿13の前端が画像読取装置19の読取位置
P2に到達すると、読取センサ28によって原稿13の
画像の読取りが開始され、読み取られた画像の情報が図
示しない制御部に順次送られる。なお、このとき、前記
原稿ホッパ16において原稿13は表向きにセットさ
れ、読取面は読取センサ28と対向する側に置かれる。
【0021】続いて、原稿13の後端が原稿センサ82
によって検出され、その後、原稿13の後端が読取位置
P2に到達すると、画像の読取りが終了される。画像の
読取りが終了した原稿13は、フィードローラ74によ
って搬送され、排出ローラ76によって排出口77から
排出される。ところで、オペレータによって前記マーキ
ングモードが設定されると、画像の読取りが終了された
原稿13の後端が共通検出センサ84によって検出され
た後、原稿13はフィードローラ74によって所定量搬
送されるが、原稿13の後端が、共通搬送路73におけ
る記録位置P3より設定量だけ手前の位置に到達したと
きに、図9に示すように、インクジェット記録ヘッド7
5によって原稿13に対してマーキングが行われる。本
実施の形態においては、記号51が前記原稿13の表面
(読取面と同じ面)に印刷され、マーキングが行われ
る。このようにしてマーキングが行われた原稿13は、
排出ローラ76によって排出口77から排出される。な
お、従来の送信済スタンプ20(図3参照)と同様な
「済」の文字を印刷することもできる。
【0022】次に、ファクシミリ装置の受信動作につい
て説明する。まず、ファクシミリ装置が受信状態になる
と、繰出ローラ37が図1における矢印方向に回転させ
られ、記録紙カセット36にセットされている記録紙1
4が給紙される。給紙された記録紙14は、記録紙搬送
路72を通り、共通検出センサ84によって前端が検出
された後、フィードローラ74によって共通搬送路73
を搬送され、インクジェット記録ヘッド75に送られ
る。そして、記録紙14の前端が記録位置P3に到達す
ると、インクジェット記録ヘッド75によって記録紙1
4に対して順次受信データに従って印刷が行われる。印
刷が終了した記録紙14は、排出ローラ76により排出
口77から排出される。
【0023】このように、受信時に印刷を行うためのイ
ンクジェット記録ヘッド75によって、原稿13に対し
てマーキングを行うことができるので、従来の送信済ス
タンプ20のような機構が不要になる。したがって、原
稿13に対して確実にマーキングを行うことができ、フ
ァクシミリ装置を小型化することができるだけでなく、
コストを低くすることができる。
【0024】また、電磁ソレノイド等を使用しないの
で、発熱することがなくなり、寿命が低下するのを防止
することができる。本実施の形態においては、記録紙1
4に対して受信データに従って印刷を行う場合と、原稿
13に対してマーキングを行う場合とで、同じ色のイン
クが使用されるようになっているが、マーキングを行う
場合に別の色のインク、例えば、ドロップアウトカラー
のインクを使用することもできる。この場合、ドロップ
アウトカラーのインクを使用してマーキングを行うと、
原稿13の読取面に記号51、文字等が印刷されるが、
原稿13を再び送信するときに記号51、文字等は読み
取られない。
【0025】なお、マーキングを行う場合に別の色のイ
ンクを使用する場合、前記インクジェット記録ヘッド7
5に二つのヘッド部が配設され、一方のヘッド部によっ
て、記録紙14に対して受信データに従って印刷が行わ
れ、他方のヘッド部によって原稿13に対してマーキン
グが行われる。次に、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。
【0026】図10は本発明の第2の実施の形態におけ
る送信結果に関する印刷が行われた後の原稿を示す図で
ある。この場合、原稿13の読取面に、各原稿13の送
信結果を表すメッセージ52が印刷される。該メッセー
ジ52には、送信が終了したこと、画像読取装置19
(図1)によって原稿13の画像が読み取られた日時、
読取りが行われた原稿13の各ページ数、送信先のダイ
ヤル番号等が含まれる。そのために、ファクシミリ装置
の図示しない制御部は、該制御部に接続された時計から
日時のデータを読み込み、印字ヘッドとしてのインクジ
ェット記録ヘッド75に送る。
【0027】このように、送信が終了したことだけでな
く、他の情報を原稿13に印刷することができるので、
原稿13のきめ細かい管理を行うことができる。なお、
本実施の形態においては、前記メッセージ52は原稿1
3の読取面に印刷されるようになっているが、メッセー
ジ52を原稿13の裏面に印刷することもできる。
【0028】また、送信がエラーで中断した場合に、エ
ラーメッセージを原稿13の裏面に印刷することもでき
る。このように、原稿13に通信レポートを表示して、
原稿13自体を通信管理記録、通信レシート等に代えて
使用することもできる。次に、本発明の第3の実施の形
態について説明する。図11は本発明の第3の実施の形
態におけるファクシミリ装置の概略図である。なお、第
1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同
じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0029】この場合、原稿搬送路71には、矢印で示
す原稿13の搬送方向における上流側から下流側にかけ
て原稿ホッパ16、該原稿ホッパ16にセットされた原
稿13を1枚ずつ分離させて給紙する給紙機構17、フ
ィードローラ18及び前記原稿13の画像を読み取る画
像読取装置119が順に配設される。そして、前記給紙
機構17は、繰出ローラ25及び該繰出ローラ25に押
し付けられた分離片26から成り、前記画像読取装置1
19は、読取センサ128及び該読取センサ128と共
に原稿13を挟むプラテン129から成る。なお、前記
読取センサ128とプラテン129との間に読取位置P
2が設定される。
【0030】また、前記原稿ホッパ16において原稿1
3は裏向きにセットされ、読取面は読取センサ128と
対向する側に置かれる。そして、オペレータが図示しな
い操作部のマーキングボタンを押下することによりマー
キングモードが設定されると、画像の読取りが終了され
た原稿13の後端が共通検出センサ84によって検出さ
れた後、原稿13はフィードローラ74によって所定量
搬送されるが、原稿13の後端が、共通搬送路73にお
ける記録位置P3より設定量だけ手前の位置に到達した
ときに、印字ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッド
75によって原稿13に対してマーキングが行われる。
本実施の形態においては、記号51(図9)が前記原稿
13の裏面(読取面と反対側の面)に印刷され、マーキ
ングが行われる。
【0031】この場合、原稿13の裏面にマーキングが
行われるので、原稿13を再び送信するときに記号5
1、文字等は読み取られない。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて種々変形させることが可能であり、それらを本発明
の範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ファクシミリ装置においては、原稿を搬送するた
めの原稿搬送路と、記録紙を搬送するための記録紙搬送
路と、前記原稿搬送路と記録紙搬送路との合流点より下
流側に配設され、原稿及び記録紙を搬送するための共通
搬送路と、前記原稿搬送路に配設され、原稿の画像を読
み取る画像読取装置と、前記共通搬送路に配設され、記
録紙に対して受信データに従って印刷を行うとともに、
原稿に対して送信結果に関する印刷を行う印字ヘッドと
を有する。
【0033】この場合、送信動作時において、原稿の画
像は、画像読取装置によって読み取られ、読み取られた
画像の情報が制御部に順次送られる。そして、画像の読
取りが終了した原稿は、共通搬送路を搬送され、印字ヘ
ッドは、原稿に対して送信結果に関する印刷を行う。ま
た、受信動作時において、印字ヘッドは、記録紙に対し
て受信データに従って印刷を行う。
【0034】このように、受信時に印刷を行うための印
字ヘッドによって、原稿に対して送信結果に関する印刷
を行うようにしているので、従来の送信済スタンプのよ
うな機構が不要になる。したがって、原稿に対して確実
にマーキングを行うことができ、ファクシミリ装置を小
型化することができるだけでなく、コストを低くするこ
とができる。
【0035】また、電磁ソレノイド等を使用しないの
で、発熱することがなくなり、ファクシミリ装置の寿命
が低下するのを防止することができる。さらに、原稿に
対して送信結果に関する印刷を行う場合に、ドロップア
ウトカラーのインクを使用すると、原稿に記号、文字等
が印刷されるが、原稿を再び送信するときに記号、文字
等は読み取られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるファクシミ
リ装置の概略図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の概略図である。
【図3】従来の送信済スタンプの正面図である。
【図4】従来の送信済スタンプの平面図である。
【図5】従来のマーキングが行われた後の原稿を示す図
である。
【図6】従来の他の送信済スタンプの正面図である。
【図7】従来の他の送信済スタンプの平面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェ
ット記録ヘッドの動作説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態におけるマーキング
が行われた後の原稿を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における送信結果
に関する印刷が行われた後の原稿を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態におけるファクシ
ミリ装置の概略図である。
【符号の説明】
13 原稿 14 記録紙 19、119 画像読取装置 71 原稿搬送路 72 記録紙搬送路 73 共通搬送路 75 インクジェット記録ヘッド P1 合流点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)原稿を搬送するための原稿搬送路
    と、(b)記録紙を搬送するための記録紙搬送路と、
    (c)前記原稿搬送路と記録紙搬送路との合流点より下
    流側に配設され、原稿及び記録紙を搬送するための共通
    搬送路と、(d)前記原稿搬送路に配設され、原稿の画
    像を読み取る画像読取装置と、(e)前記共通搬送路に
    配設され、記録紙に対して受信データに従って印刷を行
    うとともに、原稿に対して送信結果に関する印刷を行う
    印字ヘッドとを有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記印字ヘッドは、原稿の読取面に印刷
    を行う請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記印字ヘッドは、原稿の裏面に印刷を
    行う請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿に対する印刷はドロップアウト
    カラーのインクで行われる請求項1に記載のファクシミ
    リ装置。
JP9039352A 1997-02-24 1997-02-24 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH10243161A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003101708A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Etsuzo Fukuda ファクシミリにおける送信用原稿と送信済み原稿との識別方法装置
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JP2014232171A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム

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