JP2008193470A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重送原稿をユーザの手を煩わせることなく処理することのできる画像読取装置を提供する。
【解決手段】複写機1は、原稿を原稿供給トレイ3から第一搬送路R1に沿って搬送し、重送センサ100によって重送が検知されたときは、原稿を第二搬送路R2、第三搬送路R3を介して原稿待機部94へ移動させる。そして、原稿供給トレイ3上の原稿を全て搬送した後で、原稿待機部94から原稿供給トレイ3へと戻し、重送された原稿を再搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿上の画像を読み取る画像読取装置、及び読み取られた画像を用紙上に印刷する印刷装置に関する。
画像読取装置において、原稿が2枚以上重なって搬送されたとき、すなわち原稿が重送されたときには、重送された原稿については、改めて画像を読み取る必要がある。
例えば特許文献1の画像読取装置は、原稿の重なりを検出する重送検知手段と、プラテンと、スキャナー部と、給紙スタッカー、搬送経路、及び排紙スタッカー等を備えるフィーダ部とを備える。給紙スタッカーにセットされた原稿は搬送経路によってプラテンに導かれ、プラテンにてスキャナー部により画像を読み取られた後、排紙スタッカーに排出される。
正常に搬送されたページについては、読み取られた画像のデータはデータ記憶装置が記憶する。このとき、データ記憶装置はページ番号(カウンターの数値)も付加情報として上記データと一緒に記憶する。一方、重送検知手段によって重送が検知されると、重送されたのが何ページ目かを記憶し、重送と判別された原稿は画像を読み取ることなく、又は読み取ったデータを破棄してプラテンを通過させる。
上記画像読取装置は、さらに表示部を備え、上記表示部が重送されたページを表示するようになっている。この表示に基づいて、使用者が、排紙スタッカー上の原稿のうち重送されて読み取られていない原稿のみを、又は全ての原稿を、再び給紙スタッカー上にセットしてスタートボタンを押すことで、画像読取装置は再び画像読取を実行する。このとき、画像読取装置は、給紙スタッカー上にセットされた全ての原稿を、プラテンを経るように搬送するものの、既に読み取られたページについては画像読取を行わずに排出する。そして、使用者が、得られた複写物についてページ順位を整えて、作業は終了となる。
特開2005−244425号公報(2005年9月8日公開)
上記従来の技術では、重送が起きた場合、使用者が重送された原稿又は全ての原稿を給紙スタッカーにセットしなければ、重送された原稿について画像データを得ることができない。
そこで本発明は、ユーザの手間をより低減することのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の画像読取装置は、原稿束が載置される原稿供給トレイと、原稿束が排出される原稿排出トレイと、上記原稿を上記原稿供給トレイから原稿排出トレイに導く主搬送路を備え、上記原稿を順次一枚ずつ、上記主搬送路に沿って搬送する主搬送部と、上記主搬送路上の読取位置にて原稿上の画像を読み取る読取部と、上記主搬送路上の原稿の重送を検出する重送検出部と、上記重送検出部により重送が検出された原稿を、上記主搬送路から退避させ、上記搬送部の搬送方向において上記読取位置より上流で上記主搬送路に一枚ずつ戻す副搬送部と、を備える。
上記画像読取装置は、副搬送部によって、重送された原稿を自動的に読取位置に再給紙することができる。つまり、ユーザが重送原稿を原稿供給トレイに再載置する必要がなく、ユーザの手間が軽減される。
請求項2に記載の画像読取装置は、請求項1に記載の画像読取装置であって、上記読取部は上記主搬送路に対して一方向から原稿上の画像を読み取るようになっており、上記重送検出部は上記読取位置より上流で原稿の重送を検出するようになっており、上記副搬送部は、上記重送検出部により重送と検出されなかった原稿であっても、両面を読み込む原稿については、上記読取位置より下流で上記主搬送路から退避させた上で、上記原稿を上記読取部に対して反転して上記主搬送路に戻すと共に、上記重送検出部により重送が検出された原稿については、上記搬送方向において上記読取位置より上流で主搬送部から退避させた上で、上記原稿を反転せずに上記主搬送路に戻すようになっている。
上記画像読取装置によると、原稿の両面を読み込むために原稿を反転させる機構と、重送原稿を処理する機構とが、一つの副搬送部で実現される。
請求項3に記載の画像読取装置のように、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、上記副搬送部は、重送検出部により重送が検出された上記原稿を、一のジョブ内に含まれる原稿のうち上記重送検出部により重なっていることが検出された原稿以外の全ての原稿より後に、主搬送路に戻すようにしてもよい。
請求項4に示すように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置と、一のジョブに含まれる原稿中における重送と検知された原稿の位置を記憶する重送位置記憶部と、上記画像読取装置によって読み取られた各原稿の画像を記憶する画像記憶部と、上記画像記憶部の記憶に基づいて画像を顕像化する画像形成部と、上記画像形成部の動作を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記重送位置記憶部の記憶に基づいて、上記重送検出部により重送が検知された原稿であって上記副搬送部により上記主搬送路に戻されて読み取られた原稿の画像を、同じジョブ内に含まれる他の原稿の画像間の対応する位置に挿入して顕像化するよう上記画像形成部を制御するようになっている画像形成装置も、本発明に含まれる。
上記画像読取装置及び画像形成装置は、副搬送部によって、重送された原稿を自動的に読取位置に再給紙することができる。つまり、ユーザが重送原稿を原稿供給トレイに再載置する必要がなく、ユーザの手間が軽減される。
以下、本発明の実施の一形態である複写機1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下、特に断らない限り、「上」及び「下」という文言は、装置の設置姿勢における上下を表す。
I.第一実施形態
〔1〕複写機1の要部構成
図1は複写機1の要部構成を示す正面図である。図1に示すように、複写機1は、原稿搬送装置2、画像読取部102、画像形成部103、用紙搬送部150、用紙収容部(122、123、131)等を備える。原稿搬送装置2は画像読取部102と共に画像読取装置として機能する、とも言える。
画像読取部102は、原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータを生成する。画像読取部102は、その筐体上面に設けられたコンタクトガラス等の透明板からなる原稿台104及びプラテン140、並びに原稿台104の下方に配された走査光学系105等を備える。
走査光学系105は、第1キャリッジ106、第2キャリッジ107、集光レンズ108、及びイメージセンサ113等を備える。第1キャリッジ106には線状の光源109およびミラー110が設けられ、第2キャリッジ107にはミラー111および112が設けられる。光源109は原稿を照明する。ミラー110、111、112は、原稿からの反射光をレンズ108に導き、レンズ108はその光像をラインイメージセンサ113の受光面に結像する。この走査光学系105において、第1キャリッジ106および第2キャリッジ107は、副走査方向114に往復動可能に設けられている。第1キャリッジ106および第2キャリッジ107を副走査方向114に移動することによって、原稿台104に載置された原稿の画像をイメージセンサ113で読み取ることができる。イメージセンサ113は、受光面に入射した光像から、原稿の画像データを生成する。
なお、後述の原稿搬送装置2によって自動的に搬送される原稿は、プラテン140上の原稿読取位置139において、プラテン140下に保持された走査光学系105により画像を読み取られる。
画像形成部103は、画像読取部102で得た画像データや、図示しないネットワークアダプタ等を介して、ネットワークを通じて他の機器から受信した画像データを用紙Pに印刷する。画像形成部103では、一定速度で矢印方向116に回転する感光体ドラム115が設けられると共に、感光体ドラム115の周囲に、回転方向の上流側から順に、帯電器117、露光器118、現像器119、転写器120、及びクリーニングユニット121が配置されている。帯電器117は、感光体ドラム115表面を一様に帯電させる。露光器118は、一様に帯電した感光体ドラム115の表面に、画像データに応じて光を照射し、感光体ドラム115上に静電潜像を形成する。現像器119は、その静電潜像にトナーを付着させ、感光体ドラム115上にトナー像を形成する。転写器120は、感光体ドラム115上のトナー像を用紙Pに転写する。クリーニングユニット121は、転写後も感光体ドラム115表面に残留した廃トナーを感光体ドラム115から除去して感光体ドラム115表面をクリーニングする。感光体ドラム115が回転することによりこれらのプロセスが一連で行われる。
手差しトレイ131、各給紙カセット122、123は、様々なサイズの用紙を載置または収容することができる。
用紙搬送部150は、給紙ローラ124、用紙搬送ローラ125、レジストローラ126、分離ローラ152等を備える。搬送部150は、ユーザの指定した用紙や、自動検知した原稿のサイズに応じた用紙を選択し、選択した用紙を給紙ローラ124により手差しトレイ131やカセット122、123から一枚ずつ引き出す。このとき、用紙搬送ローラ125と対になって機能する分離ローラ152が、用紙に摩擦力を与えて紙の重送(複数の紙を重なった状態で搬送すること)を防止する。引き出された用紙は搬送ローラ125によって搬送され、次いでレジストローラ126が感光体ドラム115上のトナー像が用紙P上に転写されるように、タイミングを計って用紙Pを転写器120と感光体ドラム115との間に送り込む。トナー像を転写された用紙Pは、定着器127に搬送される。定着器127は、定着ローラ128および加圧ローラ129を有しており、熱と押圧力によってトナー像を用紙Pに定着する。画像形成部103は、定着器127を通過した用紙Pを排紙トレイ130へ排紙する。
〔2〕原稿搬送装置2
図2は、原稿搬送装置の要部構成を示す正面図である。
原稿搬送装置2は、原稿が載置される原稿供給トレイ3、上述の走査光学系105に画像を読み取られた後の原稿が排出される原稿排出トレイ5を備える。原稿搬送装置2は、原稿供給トレイ3から原稿読取位置139を通って原稿排出トレイ5に至る第一搬送路(主搬送路)R1を備える。原稿搬送装置2は、さらに、原稿供給トレイ3から第一搬送路R1に原稿を給紙する分離給紙部7、分離給紙部7からの原稿を第一搬送路R1に沿って搬送する主搬送ローラ群(81〜84)、第一搬送路R1から原稿を退避させて原稿の反転及び重送原稿の処理を行う副搬送部9、原稿を検知する第一〜第四スイッチ(Sw1〜Sw4)、及び原稿の重送を検知する重送センサ100等を備える。他の部材については、以下で適宜説明する。
本実施形態では、原稿供給トレイ3には、原稿が、読み取られるべき面を上にして載置される。以下、原稿供給トレイ3に最初に載置されたときに上側になった面を第一面と称し、その裏面を第二面と称する。以下、原稿供給トレイ3上に載置された原稿をn枚とし、各原稿を上から順に、それぞれM1〜Mnと表すことがある。
分離給紙部7は、原稿供給トレイ3から第一搬送路R1に向かって、前送りローラ71及び給紙ローラ72をこの順に備え、さらに前送りローラ71と対になって機能する昇降部73、給紙ローラ72と対になって機能する分離ローラ74等を備える。
前送りローラ71は、原稿供給トレイ3より上に配される。昇降部73は、上下に移動可能な昇降板73aと、昇降板73aを上下に駆動する昇降板駆動部73bとを備える。昇降板73aは、前送りローラ71と対向して、前送りローラ71との間に原稿供給トレイ3上の原稿を挟むように配される。昇降板駆動部73bは、原稿を持ち上げるように昇降板73aを駆動することで、原稿を前送りローラ71に接触させる。このとき、前送りローラ71は、原稿束の一番上の原稿に接触するので、原稿束の上側から原稿を引き出して給紙ローラ72へと送ることができる。なお、前送りローラ71は、正逆両方に回転可能であるとする。
給紙ローラ72は、前送りローラ71によって送られてきた原稿を第一搬送路R1に送り込む。分離ローラ74は、この給紙ローラ72に摺接するように配置される。分離ローラ74は、給紙ローラ72側からの圧力に応じた回転抵抗を生じながら給紙ローラ72に従動して回転することで、原稿を一枚ずつに分離することができる。こうして、2枚以上の原稿を搬送する、いわゆる重送が防止される。なお、給紙ローラ72も正逆両方向に回転可能である。
レジストローラ75は、搬送されてきた原稿を一時的に停止させるように構成されている。したがって、例えば給紙ローラ72によって搬送されてきた原稿は、レジストローラ75の手前でたわみを生じる。そして、たわみを生じた状態で給紙ローラ72が回転駆動を停止し、その上でレジストローラ75が原稿の搬送を始めることにより、原稿の先端が揃えられる。なお、レジストローラ75も、正逆両方向に回転可能である。
通常、原稿は、レジストローラ75から第一搬送路R1を通って第一搬送ローラ81、さらに第二搬送ローラ82を経て原稿読取位置139に送られる。但し、レジストローラ75の下流、かつ第一搬送ローラ81の上流には、第一搬送路R1から分岐した第二搬送路R2及び第一搬送路R1と第二搬送路R2とを切り換える第一分岐レバーL1が設けられており、原稿は第二搬送路R2へ送られる場合もある。第二搬送路2は、第三、第四搬送路(R3、R4)、その他レバー及びローラ等によって副搬送部9を構成している。副搬送部9についての詳細は後述する。
主搬送ローラ群としては、第一搬送路R1に沿って、分離給紙部7に近い方から原稿読取位置139に向かって、レジストローラ75、第一搬送ローラ81、及び第二搬送ローラ82がこの順に設けられ、原稿読取位置139から原稿排出トレイ5に向かって、中間ローラ83及び排出ローラ84がこの順に設けられる。また、各ローラ(81〜84)と対になるローラもそれぞれ設けられており、これらの対になるローラは、各ローラ(81〜84)と摺接して従動するようになっている。
走査光学系105により画像を読み取られた原稿は、通常は第一搬送部R1を通るように中間ローラ83に搬送される。そして、最終的に排出ローラ84によって原稿排出トレイ5に排出される。但し、中間ローラ83の下流には、第一搬送路R1から分岐する第五搬送路がR5、及び第一搬送路R1と第五搬送路R5とを切り換える第二分岐レバーL2が設けられており、原稿は第五搬送路R5へ送られる場合もある。第五搬送路R5は、中間ローラ83から上述のレジストローラ75に繋がっている。
第一〜第三スイッチ(Sw1〜Sw3)について、以下に簡単に説明する。第一スイッチSw1は、原稿供給トレイ3から第一搬送路R1を通って上の原稿を検知するとONとなるものである。第二スイッチSw2は、第一搬送路R1と第二搬送路R2との分岐点に設けられ、レジストローラ75から第一搬送ローラ81又は反転ローラ91に向けて送られる原稿の通過を検知してONとなる。第三スイッチSw3は、第一搬送路R1上、第一搬送ローラ81と原稿読取位置139との間で原稿の通過を検知してONとなる。
重送センサ100は、給紙ローラ72と、第一搬送路R1と第二搬送路R2との分岐点と、の間に、第一搬送路R1に沿って設けられる。本実施形態では、重送センサ100は特に、給紙ローラ71とレジストローラ75との間に設けられている。重送センサ100は、光センサユニット等を備え、供原稿に対する光の通過量を検出して、この光の透過量に応じた出力値を示す。なお、重送センサ100の重送検知機構は、具体的な構成に限定されるものではない。
次に、副搬送部9及びその周辺の部材について説明する。
図2に示すように、副搬送部9は、第二〜第四搬送路(R2〜R4)、反転ローラ91、重送処理ローラ92及び93、重送原稿待機部94、第三分岐レバーL3、第四分岐レバーL4等を備える。
反転ローラ91は、正・逆両方向に回転可能である。反転ローラ91は、正方向に回転することで、第一搬送路R1を搬送されてくる原稿を第二搬送路32に引き込むことができる。
第三搬送路R3は、反転ローラ91から重送原稿待機部94に原稿を導くように設けられる。
第四分岐レバーL4は、第二搬送路R2から反転ローラ91によって図3の上方向に送られる原稿を、重送処理ローラ92へ送るか、又は送らずに止めるかを切り換えることができる。
重送処理ローラ92及び93は、第三搬送路R3に沿って、反転ローラ91から重送原稿待機部94へ、この順に配される。重送処理ローラ92及び93も正・逆両方向に回転可能である。重送処理ローラ92及び93は、正方向に回転することで第三搬送路R3を通って原稿を反転ローラ91から原稿待機部94へ搬送し、逆方向に回転することで第三搬送路R3を逆に通って原稿を原稿待機部94から反転ローラ91へと搬送することができる。原稿待機部94から送り出される原稿は、スイッチSw4によって検知される。
原稿待機部94は、重送された原稿を一時的に収容するための空間を有している。
第四搬送路R4は、反転ローラ91から第一搬送ローラ81へ原稿を導くようになっている。つまり、反転ローラ91に対して重送処理ローラ92とは逆側で、第三搬送路R3は第二搬送路R2と第四搬送路R4とに分岐しているといえる。この分岐点には、第三分岐レバーL3が設けられている。第三分岐レバーL3は、重送処理ローラ92から送られてきた原稿が通る経路を、第四搬送路R4と第二搬送路R2とで切り換えるようになっている。
なお、原稿待機部94から原稿を送り出すために、上述の昇降板73a及び昇降板駆動部73bのような機構が設けられていてもよい。
〔3〕駆動系及び制御系
次に、複写機1における原稿の搬送動作に係る駆動系及び制御系について、図3及び図4を参照して説明する。図3は複写機1の要部構成を示すブロック図であり、図4は複写機1内の制御装置30を中心として描くブロック図である。
図3に示すように、複写機1は、上記〔1〕及び〔2〕欄に述べた部材に加えて、ユーザからの指示を受け付ける受付部20、受付部20の受け付け内容及び各種センサの出力等に応じて複写機1の各部の動作を制御する制御装置30、原稿搬送装置2の駆動部として、前送りローラ71等の正逆両方向に回転可能なローラを駆動する給紙駆動部61、主搬送ローラ群(81〜84)を駆動する搬送駆動部62、第一〜第四分岐レバーを駆動する分岐レバー駆動部63等を備える。
受付部20は、ハードキー及び表示画面等を備える。受付部61は、このハードキー又は表示画面によって表示されるソフトキーを介してユーザからの入力を受け付ける。
給紙駆動部61は、制御装置30の制御下で、前送りローラ71、給紙ローラ72、レジストローラ75、反転ローラ91、重送処理ローラ(92、93)等を駆動する。なお、給紙駆動部61は各ローラを一度に同一方向に駆動するようになっていてもよいし、別々に又はそれぞれを異なる方向に駆動するようになっていてもよい。例えば、給紙駆動部61が、モータ、及びこのモータと各ローラとの間に配されたクラッチ等を適宜備えることで、各ローラを個別に駆動することができる。
分岐レバー駆動部63は、制御装置30の制御下で、第一〜第四分岐レバーL1〜L4を個別に駆動することで、原稿の搬送経路を切り換える。
各駆動部(61〜63)は、それぞれ複数の駆動機構、例えばモータ又はソレノイド等を備えることがある。
制御装置30の概要について、図4のブロック図を参照して説明する。制御装置30は、原稿搬送制御部31、ページカウンタ32、画像データ記憶部33、画像処理部34、重送位置記憶部35、画像形成制御部36等を備える。
原稿搬送制御部31は、原稿搬送装置2の各部を制御して、通常の搬送、重送原稿の処理、原稿の反転等を実行させる。
ページカウンタ32は、第一スイッチSw1がONになる回数をカウントすることで、原稿給紙トレイ3から送り出される原稿の枚数をカウントする。ページカウンタ32は、重送検知センサ100により重送が検知されれば、このカウント結果に1を足すようになっている。
画像データ記憶部33は、走査光学系105からの信号が図示しない処理装置によって適宜処理されることで得られる画像データを記憶することができる。また、各原稿の画像データは、当該原稿のページ番号(ページカウンタ32の示す数値)と関連付けてする。このとき、例えばページ番号を画像データの付加情報(ヘッダ情報など)として一緒に記憶することもできる。
画像データ処理部34は、画像データ記憶部33内の画像データを、重送位置記憶部35の記憶内容及び受付部20の受け付け内容等に基づいて適宜加工し、印刷用データを生成する。
画像形成部103は、この画像処理部34の生成した印刷用データを顕像化し、用紙上に印刷する。
重送位置記憶部35は、重送センサ100からの出力及びページカウンタ32の数字等から、重送された原稿の一の原稿束内での位置、すなわち重送された原稿が何ページ目であるかを記憶する。
画像形成制御部36は、画像形成部103及び用紙搬送部150を制御して、印刷を実行する。
〔4〕複写動作
以下、複写動作の一例について、図3及び図4のブロック図と併せて、図5〜図10のフローチャートを参照して説明する。
(4-1)複写動作の概要
複写動作の概要について、図5を参照して説明する。複写動作は、図5に示すように、主に画像取得ステップ(S1)、画像取得ステップS1で得た画像を適宜処理する画像処理ステップ(S2)、画像処理ステップS2で得られた印刷データを用紙上に印刷する印刷ステップ(S3)を含む。
(4-2)画像取得ステップS1
画像取得ステップについて、図6を参照して説明する。
原稿が原稿供給トレイ3に載置されたことが図示しないセンサによって検知されると、制御装置30は原稿搬送制御部31により、昇降板駆動部73bを制御することで昇降板73aを上昇させる(S101)。さらに、原稿搬送制御部31は、給紙駆動部61を制御して前送りローラ71等の正逆両方向に回転可能なローラを正方向に回転させる(S102)。つまり、原稿搬送制御部31は原稿を第一搬送路R1に沿って搬送する。そして、原稿の通過に伴って、上述したようにページカウンタ32はページ数をカウントする(S103)。
ここで、原稿の通過により重送センサ100の出力値cが基準値Vより大きくなると、原稿が一枚である(重送でない)ということなので、原稿搬送制御部31は、通常の画像読取を行うように原稿搬送装置2を制御する(S104でNo→S106)。この“通常画像読取”については、下記(4-2)欄で図7を参照して後述する。
一方、出力値cが基準値V以下であると、原稿が重なっている(重送)ということなので、原稿搬送制御部31は、原稿を原稿待機部94に退避させるように、原稿搬送装置2を制御する(S104でYes→S107)。原稿の退避動作については、下記(4-3)欄で図8を参照して後述する。
制御装置30は、以上のように各部を制御することで、この一連の動作を、原稿供給トレイ3上の全ての原稿について、つまり、原稿供給トレイ3上の原稿がなくなるまで継続する(S107の判断)。原稿供給トレイ3上から原稿がなくなると、ページカウンタ32はリセットされる(S108)。
原稿のうちのいずれかが重送された場合は、原稿供給トレイ3上から原稿がなくなった後に、重送された原稿を再給紙して画像読取をやり直す(S109でYes→S110)。一方、重送が起きず、全ての原稿が正常に搬送されたのであれば(S109でNo)、ステップS110の動作は行わずに画像取得動作を終了する。
なお、制御装置30は、原稿供給トレイ3上の原稿がなくなったか否かを、例えば第一スイッチSw1のON/OFFによって検知することができる。すなわち、制御装置30は、図6に示すように、前送りローラ71等の正方向の回転駆動によって第一スイッチSw1がOFFからONになれば(S107でYes)、まだ原稿供給トレイ3上に原稿が残っているということなので、ステップS102以下の動作を繰り返し、前送りローラ71等を正方向に回転駆動しても、第一スイッチSw1がOFFのままであれば(S107でNo)、原稿供給トレイ3上に原稿が残っていないということなので、ステップS108に進むようになっていてもよい。もちろん、第一スイッチSw1以外に、原稿供給トレイ3上の原稿自体を検出する他のセンサを設けることもできる。
(4-3)通常画像読取ステップS106
通常画像読取ステップS106について、図7を参照して具体的に説明する。
通常画像読取ステップにおいて、制御装置30はまず、原稿搬送制御部31によって主搬送ローラ群(81〜84)を駆動する(S201)。このとき、第一分岐レバーL1はOFFとされる。こうすることで、原稿はレジストローラ75によって第一搬送路R1に送り込まれ、さらに第一搬送路R1を主搬送ローラ81〜82によって搬送される(図2中、原稿の進行方向を中抜き矢印で示す)。原稿は、読取位置139を、第一面を下にして、つまり走査光学系105に第一面を向けて通過し、光学走査系105によって読み取られる(S202)。なお、光学走査系105は、原稿が読取位置139を通過するタイミングと同期して動作するように、第三スイッチSw3等の検知結果に基づいて、制御装置30に含まれる図示しない読取制御部によって制御される。
制御装置30は、第一面のみを読み取る片面読取モードと、第一面及び第二面の両方を読み取る両面読取モードを備えている。どちらのモードを実行するかは、予め受付部20が受け付けたユーザからの指示内容による。
片面読取モードの場合、原稿搬送制御部31は、第二分岐レバーL2をOFFのままとするので、上述のようにして第一面を読み取られた原稿は、そのまま中間ローラ83によって第一搬送路R1を通って排出ローラ84によって原稿排出トレイ5に排出される(S203でYes→S209)。
一方、両面読取モードの場合、原稿搬送制御部31は、分岐レバー駆動部63を駆動することで第二分岐レバーL2及び第一分岐レバーL1をONにする(S203でNo→S204、S205)。こうすることで、原稿は、中間ローラ83によって第一搬送路R1から第五搬送路R5に入り、レジストローラ75の搬送を経て、第二搬送路R2に入る(原稿の進行方向を、図2中斜線を付した矢印で示す)。このとき、原稿搬送制御部31は第四分岐レバーL4をOFFのままとするので、原稿は反転ローラ91によって第三搬送路R3に送り込まれるものの、原稿待機部94にまで至ることはない。
ここで、原稿搬送制御部31は、給紙駆動部61を制御して反転ローラ91を逆方向に駆動させる(S206)。このとき、原稿搬送制御部31は第三分岐レバーL3をOFFのままとする。よって、原稿は第三搬送路R3から第四搬送路R4に入る。第四搬送路R4は、第一搬送ローラ81の上流で第一搬送路R1に合流するので、原稿は第一搬送路R1に戻される。このとき、原稿は第一面を読み込まれたときの向きとは、表裏が逆転している。原稿は搬送ローラ81及び82によって搬送され、第一面と同様に第二面が読取位置139で読み取られる(S207)。原稿搬送制御部31は、分岐レバー駆動部63を制御して第二分岐レバーL2をOFFに切り換えておく(S208)。こうすることで、原稿は第一搬送路R1を通って原稿排出トレイ5に排出される(S209)。
画像データ記憶部33は、以上のようにして得られた画像データを、上述したようにページ番号とともに記憶する(S210)。
(4-4)原稿退避ステップS105
原稿退避ステップS105について、図8を参照して説明する。
重送が起きたことで、上述のステップS104の判断がYesになると、重送位置記憶部35はページカウンタ32がその時点で示す数値を記憶する(S301)。この数値は、重送された原稿の1枚目のページ番号に相当する。次に、上述したようにページカウンタ32のカウント数値に1が加算される(S302)。こうすることで、実際に搬送した原稿数合うように、ページカウンタ32の数値が補正される。重送位置記憶部35は、カウント数値に1を加算したこの数値(重送された原稿の2枚目のページ番号に相当)についても同様に記憶してもよいが、必須ではない。
一方、原稿搬送制御部31は、分岐レバー駆動部63を介して、第一分岐レバーL1及び第四分岐レバーをONにする(S303、S304)。これらの制御によって、原稿は、第一搬送路R1から第二搬送路R2へと導かれ、第三搬送路R3を通って原稿待機部94に収容される(図中に原稿の進行方向を黒矢印で示す)。このとき、原稿待機部94では、原稿供給トレイ3上に載置されていたときから、原稿の順番及び各原稿の表裏が逆転している。つまり、最初に原稿供給トレイ3上でk番目であった原稿Mk及び(k+1)番目であった原稿Mk+1が重送されたとすると、原稿待機部94内では、原稿は下から順にMk、Mk+1の順に、裏面(第二面)を上に、重ねて収容されることになる。
原稿の退避が完了したところで(S305でYes)、第一分岐レバーL1及び第四分岐レバーL4は速やかにOFFとされ、次の原稿の搬送に備える。
(4-5)再給紙及び読取ステップS110
重送された原稿の再給紙及び読取を行うステップS110について、図9を参照して説明する。
上述のステップS107で、実行中のジョブの原稿内に重送原稿があったと判断されると、原稿搬送制御部31は、分岐レバー駆動部63を介して第三分岐レバーL3をONにする(S401)。原稿搬送制御部31は、この状態で給紙駆動部61に重送処理ローラ92・93及び前送りローラ71等を逆方向に駆動させる(S402)。
重送処理ローラ92・93は、原稿待機部94内の上側から原稿を取り出して、第三搬送路R3に沿って搬送する。そして、原稿は反転ローラ91によって第二搬送路R2を介して、レジストローラ75に送られる。原稿はさらに、レジストローラ75からさらに上流(レジストローラ75の正方向回転時の上流)に向かって第一搬送路R1を遡るように搬送され、原稿供給トレイ3上に載置される。原稿の進行方向を図中に点線矢印で示す。原稿搬送装置2は、以上のような逆方向の搬送を、原稿待機部94が空になるまで、すなわち第四スイッチSw4がONにならなくなるまで(ステップS403でNoになるまで)行うように、原稿搬送制御部31に制御される。このとき、原稿は、原稿供給トレイ3上で、元の順序、つまり下から順にMk+1、Mkの順に、表面(第一面)を上にして、重ねて載置される。
こうして、原稿待機部94が空になると、上記(4-2)欄で述べた画像取得ステップS1と同様の処理を再び実行する(S404)。つまり、原稿搬送装置2は、原稿待機部94から原稿供給トレイ3へ原稿を戻して再び原稿搬送を行い(再給紙)、走査光学系105は読取動作を行う。
(4-6)画像処理ステップS2
画像処理ステップ2について、図10を参照して説明する。一のジョブ内で原稿の重送が起きた場合、上述のステップS110で再給紙して読み取った重送原稿を、適切な位置に挿入する(S501でYes→S502)。一方、重送が起きなかったのであれば、画像の拡大/縮小等の他の画像処理を行う(S501でNo→S503)。
ステップS502の画像処理について、図11を参照して説明する。図11は、原稿供給トレイ3上の原稿の順序、読み取られた順序、印刷出力される順序の各順序を表す図面である。
図11では、原稿の枚数を8枚(M1〜M8)とし、そのうち、原稿M3とM4、M6とM7が重送されたものとする(図11の左行)。すると、これらの原稿は、正常に搬送された原稿の後で再給紙されることになる。再給紙されて読み取られた画像を、図11中にハッチングを付して示す。正常に搬送された原稿に付されるページ番号からは、ステップS302及びS210の処理により、重送された原稿のページ番号が抜けた状態となっている(図11の中央行)。
画像データ処理部34は、重送位置記憶部35の記憶内容に基づいて、原稿供給トレイ3上での載置順序と合致する順序に、画像を並べ替えるようになっている。具体的には、画像データ処理部34は、再給紙されて画像データ記憶部33内に記憶された原稿の画像を、当該原稿が何番目に再給紙されたかというページカウンタ32のカウント結果(図11中央行にイタリック体で示す数値)に基づいて、正常に搬送された原稿の画像間の、重送原稿のページ番号(S301で記憶した番号及び、当該番号に1を足した番号。図11中央行に括弧書で示す。)に該当する位置に、順に挿入する。
こうして生成された印刷用データに基づいて、ステップS3について上述したように、画像形成制御部36の制御下で、画像形成部103による印刷が実行される。
制御装置30が、一のジョブ内で原稿の重送が起きたか否かをどのように判断するかは、特に限定されるものではない。制御装置30は、例えば重送位置記憶部35が重送位置を記憶しているかによって重送の有無を判断してもよいし、他に重送センサ100の出力値に基づいて、重送の有無を記憶するための手段を備えていてもよい。
なお、複写機1は、図示しないハードディスク等の記憶装置を備え、この記憶装置に、ステップS502で並べ替えた後の一連の画像データが記憶されるようになっていてもよい。このようになっていることで、複写機1は、後にこのハードディスクから画像を読み出して、再印刷等を行うことができる。
また、以上の説明で分かるように、分離給紙部7は、主搬送ローラ群(81〜84)と共に、通常の搬送を担う主搬送部として機能することもできるし、副搬送部9と協働して重送原稿の再搬送を担うこともできる。また、第一搬送路R1のうち給紙ローラ72からレジストローラ75に至る部分、第五搬送路R5、及び各分岐レバーL1〜L4も、副搬送部9と協働して重送原稿の処理又は両面読取時の搬送を担うことができる。
特に言及しなかった場合でも、各分岐レバーL1〜L4は、通常はOFFとされており、原稿搬送制御部31は、分岐レバー駆動部63を介して各分岐レバーをONに切り換えた後、その分岐レバーが設けられた分岐点を目的の原稿が通過すれば、速やかにOFFに切り換えるようになっていることが好ましい。このようになっていることで、原稿搬送装置2が、次の原稿を適切でない方向に搬送することを防止することができる。
また、本実施形態では、原稿供給トレイ3上の原稿が無くなってから、重送された原稿を再給紙しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、重送が検知されると次の原稿の搬送を中断し、重送された原稿を分離、再送して読み取ってから、次の原稿を搬送するようにしてもよい。
また、本実施形態では、原稿搬送装置2は、重送された原稿を原稿給紙トレイ3に戻して再給紙しているが、本発明はこれに限定されず、重送された原稿を分離して読取位置139に送ることができれば、つまり、読取位置139より上流で、本来の搬送路に戻すことができればよい。
また、本実施形態では、原稿搬送装置2は、重送原稿を、読取位置139より上流のレジストローラ75付近の分岐点で、第一搬送路R1から退避させるようになっている。しかし、本発明はこれに限定されず、重送された原稿を、読取位置139下流で第一搬送路139から退避させるようになっていてもよい。但し、重なった状態では、下側の原稿(重送された2枚の原稿のうちの2枚目)だけでなく、上側の原稿(重送された2枚の原稿のうち1枚目)についても読取不良が起きる可能性があるので、良好な画像を得るためには、再度読み直すことになる。そのため、二度の読み取り動作を避けるために、読取位置139の上流で重送原稿を退避させることが好ましい。
複写機1の各ブロック、特に制御装置30は、ハードウェアロジックによって構成され得るし、ソフトウェアによっても実現され得る。すなわち、複写機1は、各ブロックの機能を実現するための制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、この制御プログラムを格納したROM(read only memory)、この制御プログラムを展開するRAM(random access memory)、この制御プログラム及び制御に関連する情報を格納するメモリ等の記憶装置などを備えていてもよい。つまり、複写機1は、CPU等のコンピュータが記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、各ブロックの機能は達成可能である。
本発明の実施の一形態である複写機1の要部構成を示す正面図。 上記複写機1の原稿搬送装置2の要部構成を示す正面図。 上記複合機1の要部構成を示すブロック図。 上記複合機1の制御装置30を中心とした要部構成を示すブロック図。 複写機1の複写動作を示すフローチャート。 上記複写動作の画像取得ステップS1の詳細を示すフローチャート。 上記画像取得ステップS1に含まれる通常画像読取ステップS106の詳細を示すフローチャート。 上記画像取得ステップS1に含まれる原稿退避ステップS105の詳細を示すフローチャート。 上記画像取得ステップS1に含まれる再給紙及び読取ステップS110の詳細を示すフローチャート。 複写動作における画像処理ステップS2の詳細を示すフローチャート。 原稿供給トレイ3上の原稿の順序、読み取られた順序、印刷出力される順序の各順序を表す図面。
符号の説明
1 複写機
2 原稿搬送装置
3 原稿供給トレイ
5 原稿排出トレイ
9 副搬送部
71 前送りローラ
72 給紙ローラ
75 レジストローラ
81〜84 主搬送ローラ群
R1 第一搬送路(主搬送路)
R2〜R5 第二〜第五搬送路
139 読取位置
100 重送センサ(重送検知部)
102 画像読取部
103 画像形成部
30 制御装置
31 原稿搬送制御部
32 ページカウンタ
33 画像データ記憶部(画像記憶部)
34 画像データ処理部

Claims (4)

  1. 原稿束が載置される原稿供給トレイと、
    原稿束が排出される原稿排出トレイと、
    上記原稿を上記原稿供給トレイから原稿排出トレイに導く主搬送路を備え、上記原稿を順次一枚ずつ、上記主搬送路に沿って搬送する主搬送部と、
    上記主搬送路上の読取位置にて原稿上の画像を読み取る読取部と、
    上記主搬送路上の原稿の重送を検出する重送検出部と、
    上記重送検出部により重送が検出された原稿を、上記主搬送路から退避させ、上記搬送部の搬送方向において上記読取位置より上流で上記主搬送路に一枚ずつ戻す副搬送部と、を備える画像読取装置。
  2. 上記読取部は、上記主搬送路に対して一方向から原稿上の画像を読み取るようになっており、
    上記重送検出部は上記読取位置より上流で原稿の重送を検出するようになっており、
    上記副搬送部は、上記重送検出部により重送と検出されなかった原稿であっても、両面を読み込む原稿については、上記読取位置より下流で上記主搬送路から退避させた上で、上記原稿を上記読取部に対して反転して上記主搬送路に戻すと共に、上記重送検出部により重送が検出された原稿については、上記搬送方向において上記読取位置より上流で主搬送部から退避させた上で、上記原稿を反転せずに上記主搬送路に戻すようになっている請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記副搬送部は、重送検出部により重送が検出された上記原稿を、一のジョブ内に含まれる原稿のうち上記重送検出部により重送が検出された上記原稿以外の全ての原稿の後に、主搬送路に戻すようになっている請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    一のジョブに含まれる原稿中における重送が検出された原稿の位置を記憶する重送位置記憶部と、
    上記画像読取装置によって読み取られた各原稿の画像を記憶する画像記憶部と、
    上記画像記憶部の記憶に基づいて画像を顕像化する画像形成部と、
    上記画像形成部の動作を制御する制御部と、を備え、
    上記制御部は、上記重送位置記憶部の記憶に基づいて、上記重送検出部により重送が検知された原稿であって上記副搬送部により上記主搬送路に戻されて読み取られた原稿の画像を、同じジョブ内に含まれる他の原稿の画像間の対応する位置に挿入して顕像化するよう上記画像形成部を制御するようになっている画像形成装置。
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