JP2010129305A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な制御により、燃料電池から排出される液体燃料に含まれる気体を除去することのできる燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】 液体燃料が供給される燃料電池3と、燃料電池3から排出される液体燃料を、燃料電池3に還流させるための還流管22と、還流管22に介在され、液体燃料に含まれる気体を分離するための気液分離器23と、気液分離器23で分離された気体を排出するときに開閉するガス排出弁27とを備える燃料電池システム2において、燃料電池3の定常運転時に、コントロールユニット6の制御により、ガス排出弁27を間欠的に動作させる。これにより、気液分離器23の内部圧力を開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体燃料が供給される燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
従来、液体燃料が供給される燃料電池として、例えば、直接メタノール形燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)、直接ジメチルエーテル形燃料電池(DDFC:Direct Dimethyl ether Fuel Cell)などが知られている。
液体燃料形燃料電池は、水素ガスを生成するための改質器を必要としないので、システムとしての構造の簡略化が期待されている。
液体燃料形燃料電池が備えられる燃料電池システムは、一般的に、液体燃料が供給される燃料電池と、燃料電池に液体燃料を供給するための燃料供給ポンプと、燃料電池に空気を供給するためのエアコンプレッサとを備えている。
このようなシステムでは、燃料電池のアノードに液体燃料が供給されるとともに、燃料電池のカソードに空気が供給されることによって、電気化学反応が生じ、起電力が発生する。例えば、直接メタノール形燃料電池では、下記式(1)および(2)の通りとなる。
(1)CHOH+6OH→CO+5HO+6e (アノードでの反応)
(2)O+HO+4e→4OH (カソードでの反応)
しかし、アノード側に発生するCO2ガスが液体燃料中に気泡として滞留すると、アノード電極における液体燃料との接触面が気泡に覆われて、燃料電池の出力が低下するおそれがある。
一方、近年では、液体燃料に含まれる気体を分離するための気液分離器を備える燃料電池システムが提案されている。
例えば、燃料電池と、液体燃料を加圧により燃料電池に送液するための第1ポンプユニットと、空気を燃料電池に供給するための第2ポンプユニットとを備える燃料電池装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。燃料電池は、電解質膜の両面に燃料極および空気極が接合されたMEA構造を有している。第1ポンプユニットは、燃料極に燃料を供給する燃料供給路を形成する燃料側セパレータを有している。第2ポンプユニットは、空気極に空気を供給する空気供給路を形成する部材(セパレータ)を有している。そして、燃料側セパレータと燃料極との接触面には、燃料極で発生するガスを分離するための気液分離部が形成されている。気液分離部のガス排出口には吸引機構が設けられ、この吸引機構により、効果的なガス排出が図られる。
また、例えば、電解質膜、燃料極および酸化剤極を有する燃料電池本体と、液体燃料が貯蔵される燃料貯蔵槽と、燃料貯蔵槽に接続され、流路を通じて液体燃料を燃料電池本体に輸送する燃料供給ポンプと、発熱部で発生する熱を液体燃料に供給する伝熱体と、熱が供給された液体燃料から生成する気泡を液体燃料から分離する気液分離器とを備える電子機器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−294348号公報 特開2007−59312号公報
しかるに、特許文献1記載の燃料電池装置では、第1ポンプユニットによる液体燃料に対する加圧力と、吸引機構による液体燃料に対する吸引力とのバランスが適切に調整されないと、燃料の浪費、ガス排出効率の低下などの不具合を生じる。
また、特許文献2記載の電子機器では、燃料電池に供給される液体燃料に含まれる気泡は除去されるが、燃料極で生成する気体を除去することは困難である。
本発明の目的は、簡単な制御により、燃料電池から排出される液体燃料に含まれる気体を除去することのできる燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池システムは、液体燃料が供給される燃料電池と、前記燃料電池から排出される液体燃料を、前記燃料電池に還流させるための還流路と、前記還流路に介在され、液体燃料に含まれる気体を分離するための気液分離部と、前記気液分離部に設けられ、前記気液分離部内の圧力を開放するための圧力開放手段と、前記圧力開放手段を、前記燃料電池の定常運転時に間欠的に動作させるための制御手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、還流路が備えられているため、液体燃料は、燃料電池および還流路によりクローズされた系内を循環する。そして、還流路に介在された気液分離部では、燃料電池の定常運転時に圧力開放手段が間欠的に動作させられることにより、その内部圧力が開放される。これにより、クローズ系内を循環する液体燃料の圧力を低下させることができる。そのため、液体燃料に対する気体の溶解度が低下する。これにより、液体燃料に溶解する気体を気泡として発生させることができるので、気液分離部において気体を簡単に回収することができる。すなわち、圧力開放手段の間欠的な動作制御という簡単な制御により、液体燃料に含まれる気体を除去することができる。
また、本発明の燃料電池システムでは、前記制御手段は、前記圧力開放手段による圧力開放以後に、前記燃料電池にかかる負荷の電力消費量を増加させることが好適である。
燃料電池の出力は、燃料電池にかかる負荷の電力消費量の増加に伴って増加する。また、液体燃料の圧力の増加速度は、燃料電池の出力の増加速度に伴って増加する。
この構成では、気液分離部の圧力開放以後に燃料電池にかかる負荷の電力消費量が増加するので、燃料電池の出力を瞬時に増加させることができる。そのため、圧力開放に伴い低下した液体燃料の圧力を、定常運転時における圧力まで短時間で増加させることができる。
本発明の燃料電池システムによれば、気体の溶解度の低下により、液体燃料に溶解する気体を気泡として発生させることができるので、気液分離部において気体を簡単に回収することができる。すなわち、圧力開放手段の間欠的な動作制御という簡単な制御により、液体燃料に含まれる気体を除去することができる。
1.燃料電池システムの全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムを搭載した電動車両の概略構成図である。
電動車両1は、燃料電池を動力源とする車両であって、燃料電池システム2を搭載している。
燃料電池システム2は、燃料電池3と、燃料給排部4と、空気給排部5と、制御手段としてのコントロールユニット6と、動力部7とを備えている。
(1)燃料電池
燃料電池3は、液体燃料が直接供給される、例えば、アニオン交換型燃料電池であって、電動車両1の中央下側に配置されている。
燃料電池3に供給される液体燃料としては、例えば、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジン(水加ヒドラジン、無水ヒドラジンなどを含む)などが挙げられる。
また、燃料電池3の出力電圧は、例えば、0.2〜1.5Vであり、出力電流は、例えば、10〜400Aである。なお、これら出力は、後述する単位セル1つあたりの出力である。
燃料電池3は、電解質層8と、電解質層8の一方側に配置されたアノード9と、電解質層8の他方側に配置されたカソード10とを有する燃料電池セル(単位セル)が、絶縁材料からなるセパレータ(図示せず)を介して複数積層されたスタック構造に形成されている。つまり、電解質層8を介してアノード9およびカソード10が対向配置されてなる単位セルが複数積層されている。なお、図1では、複数の単位セルのうち1つだけを燃料電池3として表し、その他の単位セルについては省略している。
電解質層8は、例えば、アニオン成分が移動可能な層であり、アニオン交換膜を用いて形成されている。
アニオン交換膜としては、アニオン成分(例えば、水酸化物イオン(OH)など)が移動可能な媒体であれば、特に限定されず、例えば、4級アンモニウム基、ピリジニウム基などのアニオン交換基を有する固体高分子膜(アニオン交換樹脂)が挙げられる。
アノード9は、アノード電極11と、アノード電極11に液体燃料を供給するための燃料供給部材12とを有している。
アノード電極11は、電解質層8の一方面に形成されている。アノード電極11の電極材料としては、例えば、触媒が担持された多孔質担体(触媒担持多孔質担体)などが挙げられる。
多孔質担体としては、例えば、カーボンなどの撥水性担体が挙げられる。
触媒としては、例えば、白金族元素(Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt)、鉄族元素(Fe、Co、Ni)などの周期表第8〜10(VIII)族元素や、例えば、Cu、Ag、Auなどの周期表第11(IB)族元素などが挙げられる。
アノード電極11は、例えば、上記電極材料の電極インクを調製し、公知の方法(例えば、スプレー法、ダイコーター法など)により電極インクを電解質層8の一方面に塗布し、所定の温度で乾燥させることにより、薄膜状の電極膜として電解質層8の一方面に接合される。
燃料供給部材12は、ガス不透過性の導電性部材からなる。燃料供給部材12には、その表面から凹む葛折状の溝が形成されている。そして、燃料供給部材12は、溝の形成された表面がアノード電極11に対向接触されている。これにより、アノード電極11の一方面と燃料供給部材12の他方面(溝の形成された表面)との間には、アノード電極11全体に液体燃料を接触させるための燃料供給路13が形成される。
燃料供給路13には、液体燃料をアノード9内に流入させるための燃料供給口15が一端側(下側)に形成され、液体燃料をアノード9から排出するための燃料排出口14が他端側(上側)に形成されている。
カソード10は、カソード電極16と、カソード電極16に空気を供給するための空気供給部材17とを有している。
カソード電極16は、電解質層8の他方面に形成されている。
カソード電極16の電極材料としては、例えば、アノード電極11の電極材料として例示した、触媒担持多孔質担体などが挙げられる。
カソード電極16は、例えば、アノード電極11と同様の方法により、薄膜状の電極膜として電解質層8の他方面に接合される。これにより、電解質層8、アノード電極11およびカソード電極16は、電解質層8の一方面に薄膜状のアノード電極11が接合され、電解質層8の他方面に薄膜状のカソード電極16が接合されてなる膜・電極接合体を形成している。
空気供給部材17は、ガス不透過性の導電性部材からなる。空気供給部材17には、その表面から凹む葛折状の溝が形成されている。そして、空気供給部材17は、溝の形成された表面がカソード電極16に対向接触されている。これにより、カソード電極16の他方面と空気供給部材17の一方面(溝の形成された表面)との間には、カソード電極16全体に空気を接触させるための空気供給路18が形成される。
空気供給路18には、空気をカソード10内に流入させるための空気供給口19が一端側に形成され、空気をカソード10から排出するための空気排出口20が他端側に形成されている。
(2)燃料給排部
燃料給排部4は、液体燃料を貯蔵するための燃料タンク21と、燃料タンク21から供給される液体燃料をアノード9に供給するとともに、燃料電池3(具体的には、アノード9)から排出される液体燃料を燃料電池3(アノード9)に還流するための還流路としての還流管22とを備えている。
燃料タンク21は、燃料電池3よりも後方、電動車両1の後側に配置されている。燃料タンク21には、液体燃料として、例えば、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジンなどが貯蔵されている。
還流管22は、その一端側(下側)がシール材(ガスケットなど)を介して燃料供給口15に接続され、他端側(上側)がシール材(ガスケットなど)を介して燃料排出口14に接続されている。シール材を介して接続されることにより、還流管22は、燃料排出口14および燃料供給口15それぞれに対して密嵌されている。これにより、燃料供給路13の両端(燃料排出口14および燃料供給口15)が、燃料電池3の外部に設けられた還流管22を介して密閉状態で連通する。したがって、燃料電池3と燃料給排部4との間には、燃料排出口14(上流側)から排出される液体燃料が、還流管22を介して燃料供給口15(下流側)へ流れ、燃料供給路13を介して再び燃料排出口14に戻ることによりアノード9を循環するクローズドライン(閉流路)が形成される。
還流管22の途中には、気液分離部としての気液分離器23が介在されている。気液分離器23は、例えば、中空の容器からなり、その底部には、気液分離器23の内外を流通させる1対の底部流通口24が形成されている。
また、気液分離器23の上部には、気液分離器23の内外を流通させる上部流通口25が1つ形成されている。上部流通口25および1対の底部流通口24は、中空部分を介して互いに流通可能とされている。
気液分離器23は、燃料電池3よりも後ろ上方において、1対の底部流通口24が還流管22に接続されることにより、還流管22に介装されている。
1対の底部流通口24と還流管22とは、シール材(ガスケットなど)を介して接続されている。これにより、1対の底部流通口24それぞれに対して還流管22が密嵌され、一方(上流側)の底部流通口24に密嵌された上流側の還流管22と、他方の(下流側)の底部流通口24に密嵌された下流側の還流管22とが気液分離器23の中空部分を介して連通している。すなわち、気液分離器23の中空部分が、クローズドラインの一部を形成している。
上部流通口25には、気液分離器23で分離されたガス(気体)を排出するためのガス排出管26が接続されている。ガス排出管26は、シール材(ガスケット)を介して上部流通口25に接続されている。これにより、ガス排出管26は、上部流通口25に対して密嵌されている。また、ガス排出管26の途中には、圧力開放手段としてのガス排出弁27が設けられている。
ガス排出弁27は、ガス排出管26を開放して気液分離器23内の圧力を開放するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。ガス排出弁27は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号がガス排出弁27に入力可能とされる。
還流管22において気液分離器23の上流側であってアノード9の下流側(つまり、上流側の還流管22)の途中には、クローズドライン内の圧力(アノード圧力)を測定するための圧力センサ45が設けられている。圧力センサ45は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、圧力センサ45で測定されたアノード圧力が、コントロールユニット6に入力可能とされる。
還流管22において気液分離器23の下流側であってアノード9の上流側(つまり、下流側の還流管22)の途中には、燃料供給ポンプ29が介在されている。
燃料供給ポンプ29としては、例えば、ロータリーポンプ、ギヤポンプなどの回転式ポンプ、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプなどの往復式ポンプなど、公知の送液ポンプが用いられる。燃料供給ポンプ29は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号が、燃料供給ポンプ29に入力可能とされる。
還流管22において気液分離器23と燃料供給ポンプ29との間(つまり、下流側の還流管22における燃料供給ポンプ29の上流側)には、燃料タンク21に貯蔵された液体燃料を還流管22へ供給するための燃料供給管30が接続されている。燃料供給管30の途中には、燃料供給弁31が設けられている。なお、燃料供給管30と燃料タンク21とは、シール材(ガスケットなど)を介して接続されている。
燃料供給弁31は、燃料供給管30を開閉するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。また、燃料供給弁31は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号が、燃料供給弁31に入力可能とされる。
(3)空気給排部
空気給排部5は、空気をカソード10に供給するための空気供給管32と、カソード10から排出される空気を外部に排出するための空気排出管33とを備えている。
空気供給管32は、その一端側(上流側)が大気中に開放され、他端側(下流側)が空気供給口19に接続されている。空気供給管32の途中には、空気供給ポンプ34が介在されている。
空気供給ポンプ34としては、例えば、エアコンプレッサなど、公知の送気ポンプが用いられる。空気供給ポンプ34は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号が、空気供給ポンプ34に入力可能とされる。
空気供給管32において空気供給ポンプ34の下流側には、空気供給弁35が設けられている。
空気供給弁35は、空気供給管32を開閉するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。また、空気供給弁35は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号が、空気供給弁35に入力可能とされる。
空気排出管33は、その一端側(上流側)が空気排出口20に接続され、他端側(下流側)がドレンとされる。
(4)コントロールユニット
コントロールユニット6は、電動車両1における電気的な制御を実行するユニット(例えば、ECU:Electronic Control Unit)であり、CPU、ROMおよびRAMなどを備えるマイクロコンピュータで構成されている。コントロールユニット6のROMには、後述する電流計41からの入力信号(電流計41での測定値)と、燃料電池3の発電により液体燃料中に生成するガス(気体)の量との関係が示される制御マップが記憶されている。
制御マップには、例えば、燃料電池3による10〜400Aの発電により、アノード9には、毎分7〜280Lの気体が生成すると記録されている。また、コントロールユニット6には、タイマ36が内蔵されている。
(5)動力部
動力部7は、燃料電池3から出力される電気エネルギを電動車両1の駆動力として機械エネルギに変換するためのモータ37と、電動車両1の電装機器に電力を供給するための補機用バッテリ38と、モータ37による回生エネルギを蓄電するための動力用バッテリ46とを備えている。
モータ37は、燃料電池3よりも前方、電動車両1の前側に配置されている。モータ37としては、例えば、三相誘導電動機、三相同期電動機など、公知の三相電動機が挙げられる。
補機用バッテリ38としては、例えば、定格電圧が燃料電池3の出力電圧よりも低い鉛蓄電池、具体的には、定格電圧12Vの鉛蓄電池、定格電圧24Vの鉛蓄電池など、公知の二次電池が挙げられる。また、補機用バッテリ38からの電力供給対象としては、例えば、ヘッドライト、カーオーディオ、エアコンディショナーなど、車両に搭載される電装機器(補機)として一般的なものが挙げられる。
動力用バッテリ46としては、例えば、定格電圧が100V程度のニッケル水素電池など、公知の二次電池が挙げられる。また、動力用バッテリ46からの電力供給対象としては、例えば、モータ37が挙げられる。
また、動力部7は、DC/DCコンバータ39を備えている。DC/DCコンバータ39は、燃料電池3の出力電圧を昇降圧する機能を有し、燃料電池3の電力および動力用バッテリ46の入出力電力を調整する機能を有している。
DC/DCコンバータ39の正極側入力端子には、カソード10に接続された正極配線40が接続されている。一方、DC/DCコンバータ39の負極側入力端子には、アノード9に接続された負極配線42が接続されている。
正極配線40および負極配線42からなる1対の配線には、電流計41が直列に接続されている。電流計41は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、燃料電池3からDC/DCコンバータ39に流れる電流値が測定され、その電気信号がコントロールユニット6に入力可能とされる。
また、DC/DCコンバータ39は、コントロールユニット6に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット6からの制御信号が、DC/DCコンバータ39に入力可能とされる。
なお、図示を省略するが、DC/DCコンバータ39には、上記した電装機器が、補機用バッテリ38を介さずに直接接続されていてもよい。
そして、モータ37および動力用バッテリ46は、DC/DCコンバータ39に対して並列に電気接続されている。これにより、DC/DCコンバータ39の機能により、燃料電池3で発生した起電力をモータ37もしくは動力用バッテリ46に、またはモータ37および動力用バッテリ46に同時に供給することができる。
また、補機用バッテリ38は、DC/DCコンバータ47を介して、DC/DCコンバータ39に並列に電気接続されている。
モータ37とDC/DCコンバータ39との間におけるDC/DCコンバータ47の接続部分の下流側には、インバータ43が直列に接続されている。インバータ43としては、直流電力を交流電力に変換可能な機器であれば、特に限定されず、例えば、公知のインバータ回路が組み込まれた電力変換装置が挙げられる。これにより、DC/DCコンバータ39からモータ37への電力は、インバータ43において直流電力から三相交流電力に変換され、三相交流電力としてモータ37に供給される。
2.燃料電池システムによる発電
上記した燃料電池システム2では、燃料供給弁31が開かれ、燃料供給ポンプ29が駆動されることにより、液体燃料が還流管22を介してアノード9に供給される。一方、空気供給弁35が開かれ、空気供給ポンプ34が駆動されることにより、空気が空気供給管32を介してカソード10に供給される。なお、燃料供給弁31は、液体燃料が所定量供給された後に閉じられる。
アノード9では、液体燃料が、アノード電極11と接触しながら燃料供給路13を通過する。一方、カソード10では、空気が、カソード電極16と接触しながら空気供給路18を通過する。
そして、各電極(アノード電極11およびカソード電極16)において電気化学反応が生じ、起電力が発生する。例えば、液体燃料がメタノールである場合には、下記式(1)〜(3)の通りとなる。
(1) CHOH+6OH→CO+5HO+6e(アノード電極11での反応)
(2) O+2HO+4e→4OH (カソード電極16での反応)
(3) CHOH+3/2O→CO+2HO (燃料電池3全体での反応)
すなわち、メタノールが供給されたアノード電極11では、メタノール(CHOH)とカソード電極16での反応で生成した水酸化物イオン(OH)とが反応して、二酸化炭素(CO)および水(HO)が生成するとともに、電子(e)が発生する(上記式(1)参照)。
アノード電極11で発生した電子(e)は、図示しない外部回路を経由してカソード電極16に到達する。つまり、この外部回路を通過する電子(e)が、電流となる。
一方、カソード電極16では、電子(e)と、外部からの供給もしくは燃料電池3での反応で生成した水(HO)と、空気供給路18を流れる空気中の酸素(O)とが反応して、水酸化物イオン(OH)が生成する(上記式(2)参照)。
そして、生成した水酸化物イオン(OH)が、電解質層8を通過してアノード電極11に到達し、上記と同様の反応(上記式(1)参照)が生じる。
このようなアノード電極11およびカソード電極16での電気化学的反応が連続的に生じることによって、燃料電池3全体として上記式(3)で表わされる反応が生じて、燃料電池3に起電力が発生する。
そして、動力部7では、発生した起電力が、正極配線40および負極配線42を介してDC/DCコンバータ39に送電され、DC/DCコンバータ39の動作により、モータ37および/または動力用バッテリ46に送電される。そして、モータ37では、インバータ43により三相交流電力に変換された電気エネルギが電動車両1の車輪を駆動させる機械エネルギに変換される。一方、動力用バッテリ46では、DC/DCコンバータ39で降圧された電力が受電され、その電力が充電される。
また、燃料給排部4では、燃料供給ポンプ29の駆動力により、アノード9から排出される使用後および未反応の液体燃料が、上流側の還流管22に流入し、上流側の還流管22を通過して上流側の底部流通口24から気液分離器23に流入する。気液分離器23では、液位が上部流通口25よりも下方位置に保持される液体燃料の液溜まり44が、気液分離器23の中空部分に生じるとともに、液溜まり44に含まれるガス(気体)が液溜まり44の上方空間へ分離される。その一方で、液溜まり44の一部が、下流側の底部流通口24から下流側の還流管22に流出する。下流側の還流管22に流出する液体燃料は、下流側の還流管22を通過して、再び燃料供給路13に流入する。このようにして、液体燃料が、クローズドライン(還流管22、気液分離器23および燃料供給路13)を循環する。なお、気液分離器23で分離された気体は、ガス排出弁27が開かれることにより、ガス排出管26を介して外部へ排出される。
また、例えば、液体燃料がヒドラジンである場合には、下記式(4)〜(6)の通りとなる。
(4) N+4OH→N+4HO+4e (アノード電極11での反応)
(5) O+2HO+4e→4OH (カソード電極16での反応)
(6) N+O→N+2HO (燃料電池3全体での反応)
上記のような発電では、アノード電極11にCOやNなどのガスが発生するので、このガスが液体燃料中に気泡として滞留すると、アノード電極11における液体燃料との接触面が気泡に覆われて、燃料電池3の出力が低下する場合がある。
燃料電池システム2は、燃料電池3の出力低下を抑制するための制御モードとして、アノード9側の圧力を開放する圧力開放モードを有している。
3.圧力開放モードによる制御処理
図2は、図1のコントロールユニット6において実行される制御処理の流れを表すフローチャートである。図3は、図1のコントロールユニット6において実行される制御処理の流れを表すタイミングチャートである。
コントロールユニット6に対して所定の指示信号(例えば、イグニッションオン信号など)が入力されると、燃料電池3に対して始動指令信号が入力される。これにより、アノード9への液体燃料の供給およびカソード10への空気の供給が開始される。
始動指令信号の入力時、ガス排出弁27は閉じられた状態である。そのため、燃料電池3が定常運転になるまでの暖機運転中、アノード9側では、燃料供給ポンプ29の出力が制御されることにより、クローズドラインの内部圧力(アノード圧力)が、P(例えば、101kPa)から増加する。そして、燃料電池3では、液体燃料および空気の供給により運転が開始され、アノード圧力の比例増加に伴って、発電電流(電流値)が、0(ゼロ)Aから時間に比例して増加する。
圧力開放モードでは、例えば、まず、燃料電池3の運転状態が定常運転に達したか否かが判別される(ステップS1)。定常運転とは、例えば、圧力センサ45により測定されるアノード圧力が一定となることにより、電流計41により測定される電流値が、所定時間安定する運転状態のことである。具体的には、アノード圧力がP(例えば、150〜180kPa)で一定となることにより、電流値がI(例えば、100〜200A)で、例えば、10〜200秒間、安定する運転状態のことである。
燃料電池3の運転状態が、T(例えば、1〜3分間)の暖機運転を経て定常運転に達すると(図2のステップS1のYES)、燃料供給ポンプ29の出力が一定に制御されて、定常運転が維持される。この定常運転中、コントロールユニット6では、タイマ36の測定時間信号および記憶された制御マップにより、アノード9に生成するガスの総量が常時算出(検知)される。
そして、定常運転判断時から、T(例えば、60秒間)経過すると(図2のステップS2のYES)、ガス排出弁27が開かれ(図2のステップS3)、気液分離器23内の圧力が開放される。これにより、アノード圧力が、例えば、暖機運転におけるアノード圧力の増加量/経過時間で表される比例定数の絶対値よりも大きい絶対値の比例定数で、時間に比例して瞬時にPまで低下する。また、このアノード圧力の低下に伴って、電流値が、時間に比例してI(例えば、80A)まで低下する。
ガス排出弁27の開弁後、T(例えば、5秒間)経過すると(図2のステップS4のYES)、ガス排出弁27が閉じられるとともに(ステップS5)、燃料電池3からの出力電流の一部がコンバータ39により動力用バッテリ46に振り分けられて、動力用バッテリ46への充電が開始される(図2のステップS6)。つまり、ガス排出弁27の閉弁制御と動力用バッテリ46への充電開始制御が同時に実行される。
これにより、定常運転中に燃料電池3にかかる負荷(例えば、モータ37、電装機器など)に加えて、動力用バッテリ46が負荷として燃料電池3にかかる。そのため、燃料電池3にかかる負荷の消費電力量が、定常運転時の負荷の電力消費量よりも増加し、例えば、電流値がI(例えば、250〜400A)まで増加する。
そして、ガス排出弁27の閉弁および負荷の電力消費量の増加により、アノード圧力が、例えば、暖機運転における比例定数の絶対値よりも大きい絶対値の比例定数で、時間に比例して増加し、燃料電池3の運転状態が定常運転に達すると(図2のステップS7のYES)、動力用バッテリ46への充電が終了する(図2のステップS8)。
その後は、再び定常運転が維持され、上記と同様の制御処理が、燃料電池3の定常運転中に間欠的に実行される。
4.作用効果
以上のように、燃料電池システム2によれば、燃料電池3の定常運転中、タイマ36の測定時間および制御マップの記録情報に基づいてガス排出弁27が間欠的(例えば、60秒(T)間隔)に開かれる。ガス排出弁27の開弁により、気液分離器23の圧力が開放されるので、アノード圧力を瞬時にPまで低下させることができる。
そのため、クローズドラインでは、液体燃料に対するガス(気体)の溶解度が低下する。これにより、液体燃料に溶解するガスを気泡として発生させることができるので、気液分離器23においてガスを簡単に回収することができる。すなわち、ガス排出弁27の間欠的な開閉制御という簡単な制御により、液体燃料に含まれるガスを除去することができる。
燃料電池の出力は、燃料電池にかかる負荷の電力消費量の増加に伴って増加する。また、液体燃料の圧力の増加速度は、燃料電池の出力の増加速度に伴って増加する。
この燃料電池システム2では、ガス排出弁27の閉弁時に燃料電池3からの出力電流の一部が動力用バッテリ46に供給されることにより、燃料電池3にかかる負荷の消費電力量が増加する。したがって、アノード圧力を、例えば、暖機運転における比例定数の絶対値よりも大きい絶対値の比例定数で増加させることができる。その結果、気液分離器23の圧力開放に伴い低下したアノード圧力を、定常運転時における圧力(P)まで短時間で増加させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜設計を変形することができる。
例えば、燃料電池3は、アニオン成分が移動可能な電解質層8に代えて、カチオン成分が移動可能な電解質層が用いられたカチオン交換型燃料電池であってもよい。
また、ガス排出弁27の開弁中に、DC/DCコンバータ39を制御して動力用バッテリ46の出力を増加させることにより、燃料電池3の出力低下量を動力用バッテリ46の出力で補ってもよい。
また、ガス排出弁27の開弁時期は、定常運転中における電流値の低下に基づいて定められていてもよい。具体的には、アノード電極11が気泡に覆われ始めると電流計41により測定される電流値が低下し始めるので、ガス排出弁27の開弁時期は、定常運転中における電流値の低下開始時であってもよい。この場合、定常運転中、コントロールユニット6により電流計41の測定値(電流値)を常時検知し、電流値の低下開始と同時にガス排出弁27を開弁すればよい。
さらに、本発明の燃料電池システムの用途としては、上記実施形態に示した電動車両の他、鉄道、船舶、航空機などが挙げられる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムを搭載した電動車両の概略構成図である。 図1のコントロールユニットにおいて実行される制御処理の流れを表すフローチャートである。 図1のコントロールユニットにおいて実行される制御処理の流れを表すタイミングチャートである。
符号の説明
2 燃料電池システム
3 燃料電池
6 コントロールユニット
22 還流管
23 気液分離器
27 ガス排出弁
46 動力用バッテリ

Claims (2)

  1. 液体燃料が供給される燃料電池と、
    前記燃料電池から排出される液体燃料を、前記燃料電池に還流させるための還流路と、
    前記還流路に介在され、液体燃料に含まれる気体を分離するための気液分離部と、
    前記気液分離部に設けられ、前記気液分離部内の圧力を開放するための圧力開放手段と、
    前記圧力開放手段を、前記燃料電池の定常運転時に間欠的に動作させるための制御手段とを備えることを特徴とする、燃料電池システム。
  2. 前記制御手段は、前記圧力開放手段による圧力開放以後に、前記燃料電池にかかる負荷の電力消費量を増加させることを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池システム。
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