JP6247040B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、液体燃料と接触して発電する単位セルを複数備える燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
従来、液体燃料を使用する燃料電池システムとして、例えば、直接メタノール形燃料電池、直接ジメチルエーテル形燃料電池、ヒドラジン形燃料電池などを備えた燃料電池システムが知られている。
液体燃料形燃料電池は、水素ガスを生成するための改質器を必要としないので、システムとしての構造の簡略化が期待されている。
液体燃料形燃料電池が備えられる燃料電池システムは、通常、電解質膜、燃料側電極および酸素側電極が圧着されて得られる膜・電極接合体(MEA)を有する単位セルが複数積層されることによって形成されている燃料電池と、燃料電池に液体燃料を供給するための燃料供給手段と、燃料電池に空気を供給するための空気供給手段とを備えている。
このようなシステムでは、燃料電池のアノードに液体燃料が供給されるとともに、燃料電池のカソードに空気が供給されることによって、電気化学反応が生じ、起電力が発生する。例えば、直接メタノール形燃料電池では、下記式(1)および(2)の通りとなる。
(1)CHOH+6OH→CO+5HO+6e (アノードでの反応)
(2)O+HO+4e→4OH (カソードでの反応)
一方、このような燃料電池システムにおいて、電解質膜がイオン導電性を備えるためには、電解質膜が十分に湿潤している必要がある。
そこで、例えば、燃料電池システムにおいて、カソードに供給される酸化剤ガス(空気)を加湿する加湿手段を備え、カソードに空気とともに水分を供給することによって、電解質膜を湿潤させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−220844号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるように、燃料電池システムに加湿手段を備える場合は、水タンクなどが搭載されるため、燃料電池システムの体積が大きくなる。そのため、とりわけ、燃料電池システムを車両に搭載する場合など、限られたスペース内に設置する場合には、燃料電池システムの省スペース化が要求されている。
本発明の目的は、省スペース化を図ることができる燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池システムは、電解質層と、前記電解質層を挟んで対向配置される燃料側電極および酸素側電極とを備える燃料電池と、前記燃料電池に対して液体燃料を供給する燃料供給経路と、前記燃料電池に供給された液体燃料の反応生成物および反応生成水を含む排出液を排出する燃料排出経路と、前記燃料電池に対して空気を供給する空気供給経路と、前記燃料排出経路に介在され、前記排出液から水分を分離するための水分離手段と、前記水分離手段により分離された水分を前記空気供給経路に供給し、空気を加湿するための水供給経路とを備えることを特徴としている。
このような燃料電池システムでは、燃料電池から排出される排出液中に含まれる水分が、水分離手段により分離され、水供給経路によって空気供給経路に供給される。そして、その水分により空気が加湿され、燃料電池に供給される。
そのため、このような燃料電池システムによれば、加湿器を用いることなく空気を加湿することができ、その結果、燃料電池システムの体積を減少させ、省スペース化を図ることができる。
また、本発明の燃料電池システムでは、前記水分離手段は、前記排出液が少なくとも厚み方向一方側に接触される水分離膜と、前記水分離膜の厚み方向他方側を減圧し、前記排出液に含有される水分を水蒸気化して、前記水分離膜の厚み方向一方側から他方側に水蒸気を分離するための減圧手段とを備えることが好適である。
このような燃料電池システムによれば、排出液に含有される水分が水蒸気として分離され、水供給経路を介して、水蒸気として空気供給経路に供給されるため、より効率よく空気を加湿することができる。
本発明の燃料電池システムによれば、加湿器を用いることなく空気を加湿することができるため、燃料電池システムの体積を減少させ、省スペース化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムを搭載した電動車両の概略構成図である。 図2は、図1に示す燃料電池システムに搭載される水分離装置を示す概略構成図である。 図3は、図2に示す膜ユニットの径方向に沿う概略断面図である。
1.燃料電池システムの全体構成
図1において、電動車両1は、燃料電池およびバッテリを選択的に動力源とするハイブリッド車両であって、燃料電池システム2を搭載している。
燃料電池システム2は、燃料電池3と、燃料給排部4と、空気給排部5と、水回収部21と、制御部6と、動力部7とを備えている。
(1)燃料電池
燃料電池3は、液体燃料が直接供給および排出される、例えば、アニオン交換型燃料電池またはカチオン交換型燃料電池であって、電動車両1の中央下側に配置されている。
燃料電池3に供給され、また、燃料電池3から排出される液体燃料としては、例えば、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジン(例えば、無水ヒドラジンや、ヒドラジン1水和物などの水加ヒドラジンなどを含む)などが挙げられる。
なお、以下において、燃料電池3に供給される液体燃料を供給液、一方、燃料電池3から排出される液体燃料(燃料電池3に供給された液体燃料の反応生成物(窒素ガスなど)および反応生成水を含む)を排出液として、それぞれ区別する。
燃料電池3は、電解質層8と、電解質層8の一方側に配置されたアノード9と、電解質層8の他方側に配置されたカソード10とを有する単位セル28(燃料電池セル)が、セパレータ(図示せず)を介して複数積層されたスタック構造に形成されている。つまり、電解質層8を介してアノード9およびカソード10が対向配置されてなる単位セル28が複数積層されている。なお、図1では、積層される複数の単位セル28のうち、電動車両1の前後方向途中に配置される単位セル28だけを拡大して表わし、その他の単位セル28については簡略化して記載している。
電解質層8は、例えば、アニオン成分が移動可能な層であり、アニオン交換膜またはカチオン交換膜を用いて形成されている。
アノード9は、燃料側電極としてのアノード電極11と、アノード電極11に液体燃料(供給液)を供給するための燃料供給部材12とを有している。
アノード電極11は、電解質層8の一方面に形成されている。アノード電極11の電極材料としては、例えば、触媒が担持された多孔質担体(触媒担持多孔質担体)などが挙げられる。
燃料供給部材12は、セパレータとしても兼用され、ガス不透過性の導電性部材からなる。燃料供給部材12には、その表面から凹む葛折状の溝が形成されている。そして、燃料供給部材12は、溝の形成された表面がアノード電極11に対向接触されている。これにより、アノード電極11の一方面と燃料供給部材12の他方面(溝の形成された表面)との間には、アノード電極11全体に液体燃料(供給液)を接触させるための燃料供給路13が形成される。
燃料供給路13には、液体燃料(供給液)をアノード9内に流入させるための燃料供給口15が一端側(下側)に形成され、液体燃料(排出液)をアノード9から排出するための燃料排出口14が他端側(上側)に形成されている。
カソード10は、酸素側電極としてのカソード電極16と、カソード電極16に空気(酸素)を供給するための空気供給部材17とを有している。
カソード電極16は、電解質層8の他方面に形成されている。
カソード電極16の電極材料としては、例えば、アノード電極11の電極材料として例示した、触媒担持多孔質担体などが挙げられる。
空気供給部材17は、セパレータとしても兼用され、ガス不透過性の導電性部材からなる。空気供給部材17には、その表面から凹む葛折状の溝が形成されている。そして、空気供給部材17は、溝の形成された表面がカソード電極16に対向接触されている。これにより、カソード電極16の他方面と空気供給部材17の一方面(溝の形成された表面)との間には、カソード電極16全体に空気を接触させるための空気流路としての空気供給路18が形成される。
空気供給路18には、空気をカソード10内に流入させるための空気供給口19が他端側(上側)に形成され、空気をカソード10から排出するための空気排出口20が一端側(下側)に形成されている。
また、このような燃料電池3において、複数の単位セル28をそれぞれ区分する1つのセパレータは、上記燃料供給部材12および上記空気供給部材17を兼ね備える。換言すると、セパレータは、その一方側面において、燃料供給部材12として作用するとともに、他方側面において、空気供給部材17として作用する。
(2)燃料給排部
燃料給排部4は、液体燃料を貯蔵するための燃料タンク22と、燃料タンク22から燃料電池3(具体的には、アノード9の燃料供給路13)へ供給液を供給する燃料供給経路としての燃料供給ライン30と、燃料電池3(具体的には、アノード9の燃料供給路13)から排出液を排出する燃料排出経路としての燃料排出ライン31と、燃料排出ライン31から燃料供給ライン30へ排出液を輸送する還流ライン32とを備えている。
なお、燃料供給ライン30と燃料排出ライン31との間には、燃料電池3が介在されており、また、燃料排出ライン31と還流ライン32との間には、気液分離器23(後述)が介在されている。
燃料タンク22は、燃料電池3よりも後方、電動車両1の後側に配置されている。燃料タンク22には、液体燃料として、例えば、メタノール、ジメチルエーテル、ヒドラジンなどが貯蔵されている。
燃料供給ライン30は、その上流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、燃料タンク22に接続されるとともに、下流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して燃料電池3(具体的には、アノード9の燃料供給路13)に接続されている。
また、燃料供給ライン30の流れ方向途中には、燃料供給ポンプ33および燃料供給弁34が設けられている。
燃料供給ポンプ33としては、例えば、ロータリーポンプ、ギヤポンプなどの回転式ポンプ、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプなどの往復式ポンプなど、公知の送液ポンプが用いられる。燃料供給ポンプ33は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、燃料供給ポンプ33に入力され、コントロールユニット29(後述)が、燃料供給ポンプ33の駆動および停止を制御する。
また、燃料供給弁34は、燃料供給ライン30を開閉するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。また、燃料供給弁34は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、燃料供給弁34に入力され、コントロールユニット29(後述)が、燃料供給弁34の開閉を制御する。
このような燃料供給ライン30により、燃料タンク22から、液体燃料(供給液)が燃料電池3へ供給される。
燃料排出ライン31は、その上流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、燃料電池3(具体的には、アノード9の燃料供給路13)に接続されるとともに、下流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、気液分離器23に接続されている。
このような燃料排出ライン31により、排出液が燃料電池3から排出され、気液分離器23に輸送される。
気液分離器23は、例えば、中空の容器からなり、その下部には、気液分離器23の内外を流通させる底部流通口24が2つ形成されている。
また、気液分離器23の上部には、気液分離器23の内外を流通させる上部流通口25が1つ形成されている。
気液分離器23は、燃料電池3よりも電動車両1の前後方向後方、かつ、電動車両1の上下方向上方において、2つの底部流通口24が、それぞれ、シール材(ガスケットなど)を介して、燃料排出ライン31および還流ライン32(後述)に接続されている。
上部流通口25には、気液分離器23で分離されたガス(気体)を排出するためのガス排出管26が接続されている。ガス排出管26は、シール材(ガスケット)を介して上部流通口25に接続されている。また、ガス排出管26の途中には、ガス排出弁27が設けられている。
ガス排出弁27は、ガス排出管26を開放して気液分離器23内の圧力を開放するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。ガス排出弁27は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号がガス排出弁27に入力され、コントロールユニット29(後述)が、ガス排出弁27の開閉を制御する。
還流ライン32は、その上流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、気液分離器23に接続されるとともに、下流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、燃料供給ライン30の流れ方向途中、詳しくは、燃料供給ポンプ33および燃料供給弁34よりも下流側に接続されている。
また、還流ライン32の流れ方向途中には、燃料還流ポンプ35が介在されている。
燃料還流ポンプ35としては、例えば、ロータリーポンプ、ギヤポンプなどの回転式ポンプ、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプなどの往復式ポンプなど、公知の送液ポンプが用いられる。燃料還流ポンプ35は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、燃料還流ポンプ35に入力され、コントロールユニット29(後述)が、燃料還流ポンプ35の駆動および停止を制御する。
これにより、燃料排出ライン31内を輸送される排出液が、気液分離器23および還流ライン32を介して、燃料供給ライン30に輸送される。そして、燃料タンク22から輸送された液体燃料(1次供給液)と混合され、濃度調整された後、供給液(2次供給液)として、燃料電池3に戻ることにより、アノード9を循環するクローズドライン(閉流路)が形成される。
(3)空気給排部
空気給排部5は、燃料電池3(カソード10)に対して空気を供給する空気供給経路としての空気供給ライン41と、カソード10から排出される空気を外部に排出するための空気排出ライン42とを備えている。
空気供給ライン41は、その一端側(上流側)が大気中に開放され、他端側(下流側)が空気供給口19に接続されている。空気供給ライン41の途中には、空気供給ポンプ43が介在されており、また、その下流側には、空気供給弁44が設けられている。
また、空気供給ポンプ43は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されており、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、空気供給ポンプ43に入力され、コントロールユニット29(後述)が、空気供給ポンプ43の駆動および停止を制御する。
空気供給弁44は、空気供給ライン41を開閉するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。
また、空気供給弁44は、それぞれ、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されており、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、空気供給弁44に入力され、コントロールユニット29(後述)が、空気供給弁44の開閉を制御する。
空気排出ライン42は、その一端側(上流側)が空気排出口20に接続され、他端側(下流側)がドレンとされる。
(4)水回収部
水回収部21は、燃料電池3において液体燃料の電気化学反応(後述)によって生じる水を回収し、再利用するために設備されている。
具体的には、水回収部21は、水分離手段としての水分離装置45と、水供給経路としての水供給ライン46とを備えている。
水分離装置45は、燃料電池3から排出される排出液から、排出液に含まれる水分を分離するための装置であって、燃料電池3の液体燃料出口(燃料排出口14)の近傍において、燃料排出ライン31に介在されている。
このような水分離装置45は、図2に示されるように、膜ユニット53と、減圧手段としての減圧装置48とを備えている。
膜ユニット53は、図3に示されるように、ハニカムセラミック担体60と、ハニカムセラミック担体60に担持される水分離膜47とを備えている。
ハニカムセラミック担体60は、例えば、アルミナなどのセラミックからなる略円筒部材であって、その径方向内側には、略六角形の貫通孔(パス)54が、複数形成されている。
各貫通孔(パス)54は、ハニカムセラミック担体60の軸線方向を貫通する流体通路として形成されており、その周壁面は、水分離膜47により被覆されている。
水分離膜47は、排出液中に含まれる液体燃料の反応生成物や、未反応の液体燃料などを遮断する一方、反応生成水(水分)を透過させる膜であって、特に制限されないが、例えば、孔径が1nm以下の炭素膜などが挙げられる。水分離膜47の孔径は、例えば、1nm以下、好ましくは、0.5nm以下であり、通常、0.3nm以上である。
そして、このような膜ユニット53は、その長手方向が排出液の流れ方向に沿うように燃料排出ライン31に介在されている(図2参照)。これにより、膜ユニット53の貫通孔54(水分離膜47により被覆された貫通孔54)内に、排出液が通過可能とされ、水分離膜47の厚み方向一方側(貫通孔54の内側)に、排出液が接触可能とされている。また、水分離膜47の厚み方向他方側(貫通孔54の外側)には、ハニカムセラミック担体60が接触される。
減圧装置48は、膜ユニット53の径方向外側を減圧するために設備されている。
具体的には、図2に示されるように、減圧装置48は、例えば、水分離膜47を収容する収容部51と、減圧ポンプ52とを備えており、減圧ポンプ52の駆動によって、収容部51内、すなわち、水分離膜47(膜ユニット53)の周囲を減圧可能としている。減圧ポンプ52としては、公知のポンプが用いられる。
そして、詳しくは後述するが、このような減圧装置48によって膜ユニット53の径方向外側を減圧することにより、排出液に含有される水分を水蒸気化して、膜ユニット53の径方向内側から外側に(水分離膜47の厚み方向一方側から他方側に)水蒸気を透過させ、膜ユニット53内を通過する排出液から水分を分離することができる(浸透気化法)。また、このような減圧装置45により分離された水分は、水供給ライン46に輸送される。
水供給ライン46は、図1に示されるように、水分離装置45により分離された水分を空気供給ライン41に供給し、空気供給ライン41中の空気を加湿するために設けられている。水供給ライン46は、その上流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して、水分離装置45(収容部51)に接続されるとともに、下流側端部が、シール材(ガスケットなど)を介して空気供給ライン41の流れ方向途中部分、具体的には、空気供給ポンプ43および空気供給弁44よりも下流側に接続されている。
また、水供給ライン46の流れ方向途中には、水供給ポンプ49が介在されており、また、その下流側には、水供給弁50が設けられている。
水供給ポンプ49としては、例えば、ロータリーポンプ、ギヤポンプなどの回転式ポンプ、ピストンポンプ、ダイヤフラムポンプなどの往復式ポンプなど、公知の送液ポンプが用いられる。水供給ポンプ49は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、水供給ポンプ49に入力され、コントロールユニット29(後述)が、水供給ポンプ49の駆動および停止を制御する。なお、水分離装置45が減圧装置48を備える場合には、水供給ポンプ49と減圧装置48とは兼用されていてもよい。
また、水供給弁50は、水供給ライン46を開閉するための弁であって、例えば、電磁弁など、公知の開閉弁が用いられる。また、水供給弁50は、コントロールユニット29(後述)に電気的に接続されている(図1の破線参照)。これにより、コントロールユニット29(後述)からの制御信号が、水供給弁50に入力され、コントロールユニット29(後述)が、水供給弁50の開閉を制御する。
このような水供給ライン46により、水分離装置45から、水が空気供給ライン41の流れ方向途中部分へ供給される。
(5)制御部
制御部6は、コントロールユニット29を備えている。
コントロールユニット29は、電動車両1における電気的な制御を実行するユニット(例えば、ECU:Electronic Control Unit)であり、CPU、ROMおよびRAMなどを備えるマイクロコンピュータから構成されている。
制御部6では、詳しくは後述するが、例えば、燃料供給ポンプ33、燃料還流ポンプ35、水供給ポンプ49などの駆動および停止や、燃料供給弁34やガス排出弁27、空気供給弁44、水供給弁50などの開閉などを、適宜制御する。
(6)動力部
動力部7は、燃料電池3から出力される電気エネルギーを電動車両1の駆動力として機械エネルギーに変換するためのモータ37と、モータ37に電気的に接続されるインバータ38と、モータ37による回生エネルギーを蓄電するための動力用バッテリ40と、DC/DCコンバータ36とを備えている。
モータ37は、燃料電池3よりも前方、電動車両1の前側に配置されている。モータ37としては、例えば、三相誘導電動機、三相同期電動機など、公知の三相電動機が挙げられる。
インバータ38は、モータ37と燃料電池3との間に配置されている。インバータ38は、燃料電池3で発電された直流電力を交流電力に変換する装置であって、例えば、公知のインバータ回路が組み込まれた電力変換装置が挙げられる。また、インバータ38は、配線により、燃料電池3およびモータ37にそれぞれ電気的に接続されている。
動力用バッテリ40としては、例えば、定格電圧が100V程度のニッケル水素電池や、リチウムイオン電池など、公知の二次電池が挙げられる。また、動力用バッテリ40は、インバータ38と燃料電池3との間の配線に接続され、これにより、燃料電池3からの電力を蓄電可能、かつ、モータ37に電力を供給可能とされている。
DC/DCコンバータ36は、動力用バッテリ40と燃料電池3との間に配置されている。DC/DCコンバータ36は、燃料電池3の出力電圧を昇降圧する機能を有し、燃料電池3の電力および動力用バッテリ40の入出力電力を調整する機能を有している。
そして、DC/DCコンバータ36は、コントロールユニット29と電気的に接続されており(図1の破線参照)、これにより、コントロールユニット29から出力される出力制御信号の入力に応じて、燃料電池3の出力(出力電圧)を制御する。
また、DC/DCコンバータ36は、配線により、燃料電池3および動力用バッテリ40にそれぞれ電気的に接続されているとともに、配線の分岐により、インバータ38に電気的に接続されている。
これにより、DC/DCコンバータ36からモータ37への電力は、インバータ38において直流電力から三相交流電力に変換され、三相交流電力としてモータ37に供給される。
2.燃料電池システムによる発電
上記した燃料電池システム2では、コントロールユニット29の制御により、燃料供給弁34が開かれ、燃料供給ポンプ33および燃料還流ポンプ35が駆動されることにより、液体燃料が、燃料供給ライン31を介してアノード9に供給される。一方、空気供給弁44が開かれ、空気供給ポンプ43が駆動されることにより、空気が空気供給ライン41を介してカソード10に供給される。なお、燃料供給弁34は、液体燃料が所定量供給された後に閉じられる。
アノード9では、液体燃料が、アノード電極11と接触しながら燃料供給路13を通過する。一方、カソード10では、空気が、カソード電極16と接触しながら空気供給路18を通過する。
そして、各電極(アノード電極11およびカソード電極16)において電気化学反応が生じ、起電力が発生する。例えば、液体燃料がメタノールである場合には、下記式(1)〜(3)の通りとなる。
(1) CHOH+6OH→CO+5HO+6e(アノード電極11での反応)
(2) O+2HO+4e→4OH (カソード電極16での反応)
(3) CHOH+3/2O→CO+2HO (燃料電池3全体での反応)
すなわち、メタノールが供給されたアノード電極11では、メタノール(CHOH)とカソード電極16での反応で生成した水酸化物イオン(OH)とが反応して、二酸化炭素(CO)および水(HO)が生成するとともに、電子(e)が発生する(上記式(1)参照)。
アノード電極11で発生した電子(e)は、図示しない外部回路を経由してカソード電極16に到達する。つまり、この外部回路を通過する電子(e)が、電流となる。
一方、カソード電極16では、電子(e)と、外部からの供給もしくは燃料電池3での反応で生成した水(HO)と、空気供給路18を流れる空気中の酸素(O)とが反応して、水酸化物イオン(OH)が生成する(上記式(2)参照)。
そして、生成した水酸化物イオン(OH)が、電解質層8を通過してアノード電極11に到達し、上記と同様の反応(上記式(1)参照)が生じる。
また、例えば、液体燃料がヒドラジンである場合には、下記式(4)〜(6)の通りとなる。
(4) N+4OH→N+4HO+4e (アノード電極11での反応)
(5) O+2HO+4e→4OH (カソード電極16での反応)
(6) N+O→N+2HO (燃料電池3全体での反応)
このようなアノード電極11およびカソード電極16での電気化学的反応が連続的に生じることによって、燃料電池3全体として、上記式(3)または上記式(6)で表わされる反応が生じて、燃料電池3に起電力が発生する。
そして、発生した起電力が、配線を介して、DC/DCコンバータ36に送電され、動力部7では、インバータ38およびモータ37、および/または、動力用バッテリ40に送電される。そして、モータ37では、インバータ38により三相交流電力に変換された電気エネルギーが電動車両1の車輪を駆動させる機械エネルギーに変換される。一方、動力用バッテリ40では、その電力が充電される。
また、燃料給排部4では、燃料還流ポンプ35および燃料供給ポンプ33の駆動力により、アノード9から排出される使用後および未反応の液体燃料(排出液)が、燃料排出ライン31を通過して上流側の底部流通口24から気液分離器23に流入する。気液分離器23では、水位が上部流通口25よりも下方位置に保持される液体燃料の液溜まり39が、気液分離器23の中空部分に生じるとともに、液溜まり39に含まれるガス(気体)が液溜まり39の上方空間へ分離される。その一方で、液溜まり39の一部が、下流側の底部流通口24から還流ライン32に流出する。
還流ライン32に流出する液体燃料は、燃料供給ライン30の流れ方向途中部分において、燃料タンク22から供給される液体燃料と混合された後、再び燃料供給口15から燃料供給路13に流入する。
このようにして、液体燃料が、クローズドライン(還流ライン32、燃料供給ライン30、燃料排出ライン30、気液分離器23および燃料供給路13)を循環する。なお、気液分離器23で分離された気体は、ガス排出弁27が開かれることにより、ガス排出管26を介して外部へ排出される。
3. 水の回収
上記した燃料電池システム2においては、式(1)〜(6)として示したように、水酸化物イオンなどのイオンが電解質層8を通過する。一方、電解質層8がイオン導電性を備えるためには、電解質層8が十分に湿潤している必要がある。
そこで、この燃料電池システム2では、燃料電池3から排出される排出液に含有される水分を回収し、その水分を用いて、電解質層8を湿潤させる。
具体的には、この燃料電池システム2では、燃料電池3から燃料排出ライン31に排出された排出液は、気液分離器23に供給される前に、水分離装置45に供給される。
水分離装置45では、図2に示されるように、排出液が、膜ユニット53の貫通孔54に供給されるとともに、その膜ユニット53の外側(収容部51内)が、減圧装置48により減圧される。
このとき、図3に示されるように、各貫通孔54の内面には、水分離膜47が配置されている。また、厚み方向他方側(貫通孔54外側)面には、ハニカムセラミック担体60が接触されている。
そのため、排出液が貫通孔54内を通過すると、水分離膜47の厚み方向一方側(貫通孔54内側)面には、排出液が接触される。また、膜ユニット53の径方向外側(収容部51内)が減圧装置48により減圧されると、水分離膜47の厚み方向他方側が減圧される。
減圧時における収容部51内の圧力は、例えば、10Torr以上、好ましくは、30Torr以上であり、例えば、100Torr以下、好ましくは、50Torr以下である。
そして、上記のように膜ユニット53の外側(収容部51)が減圧装置48により減圧されることによって、排出液に含有される水分が水蒸気化され、その水蒸気が、膜ユニット53の径方向内側から外側に透過される(図3矢印参照)。
より具体的には、減圧装置48により膜ユニット53の外側(収容部51)が減圧されると、膜ユニット53の径方向内側における貫通孔54aでは、その貫通孔54a内を流通する排出液から、水が水蒸気として分離され、水分離膜47およびハニカムセラミック担体60、さらに、隣接する貫通孔54bの水分離膜47を順次通過して、より径方向外側に隣接する貫通孔54b内に移動する。
また、貫通孔54bでは、その貫通孔54b内を流通する排出液から、水が水蒸気として分離され、貫通孔54aから導入する水蒸気とともに、水分離膜47およびハニカムセラミック担体60、さらに、隣接する貫通孔54cの水分離膜47を順次通過して、より径方向外側に隣接する貫通孔54c内に移動する。
さらに、貫通孔54cでは、その貫通孔54c内を流通する排出液から、水が水蒸気として分離され、貫通孔54bから導入する水蒸気とともに、水分離膜47およびハニカムセラミック担体60、さらに、隣接する貫通孔54dの水分離膜47を順次通過して、より径方向外側に隣接する貫通孔54d内に移動する。
そして、膜ユニット53の最も径方向外側における貫通孔54dでは、その内側を流通する排出液から、水が水蒸気として分離され、貫通孔54cから導入する水蒸気とともに、水分離膜47およびハニカムセラミック担体60を順次通過して、膜ユニット53の外側に移動する。
これにより、膜ユニット53の内側から外側に水分が移動し、排出液から水分が水蒸気として分離される(浸透気化法)。
このようにして水分が分離された排出液(すなわち、高濃度の液体燃料)は、図1に示すように、燃料排出ライン31を介して気液分離器23に供給され、上記したように、還流ライン32および燃料供給ライン30を介して、再び燃料電池3に供給される。
一方、分離された水分は、水供給ポンプ49の駆動により水供給ライン46を通過し、空気供給ライン41に供給される。そして、空気供給ライン41内を通過する空気と混合され、空気が加湿される。
加湿された空気供給ライン41内の空気は、上記したように、空気供給ポンプ43の駆動によって、空気供給ライン41を介してカソード10に供給される。このとき、水分はカソード10を透過し、電解質層8を湿潤させる。
4.作用効果
このような燃料電池システム2において、空気供給ライン41内の空気を加湿するため、別途、加湿器などを備える場合には、水タンクなどが搭載されるため、燃料電池システム2の体積が大きくなる。
一方、上記した燃料電池システム2では、燃料電池3から排出される排出液中に含まれる水分が、水分離装置45により分離され、水供給ライン46によって空気供給ライン41に供給される。そして、その水分により空気が加湿され、燃料電池3に供給される。
そのため、このような燃料電池システム2によれば、加湿器などを用いることなく空気を加湿することができ、その結果、燃料電池システム2の体積を減少させ、省スペース化を図ることができる。
また、上記した燃料電池システム2によれば、排出液に含有される水分が水蒸気として分離され、水供給ライン46を介して、水蒸気として空気供給ライン41に供給されるため、より効率よく空気を加湿することができる。
また、上記した燃料電池システム2において、燃料電池3から排出された排出液は、燃料電池3において加熱されている。そのため、排出液中の水分をより少ないエネルギーで水蒸気として回収することができ、低エネルギー化および低コスト化を図ることができる。
さらに、上記した燃料電池システム2では、水分が水蒸気として分離されるため、排出液の熱エネルギーを気化熱として放出させ、排出液を冷却することができる。そのため、排出液をより低温状態で再び燃料電池3に供給することができ、発電効率の向上を図ることができる。
それに加えて、上記した燃料電池システム2では、燃料電池3から排出される排出液(水分を含有した低濃度液体燃料)から、水分が回収され、高濃度液体燃料として還流ライン32に還流されるため、燃料タンク22からの液体燃料の供給量や供給頻度を低減することができ、より効率よく液体燃料を利用することができる。
なお、上記した実施形態では、水分離装置45として、水分離膜47および減圧装置48を設けたが、例えば、減圧装置48により減圧することなく、常圧下で水分離膜47によって排出液から水を分離することもでき、また、例えば、公知の逆浸透膜などを水分離装置45として用い、排出液から水を分離することもできる。
また、上記した実施形態では、水分離膜47を略六角形状の貫通孔54を有するハニカムセラミック担体60に担持させることにより膜ユニット53を形成したが、貫通孔54の形状は、上記に限定されず、例えば、三角形、四角形、八角形などの多角形状であってもよく、また、円形状、楕円形状であってもよい。
また、ハニカムセラミック担体60を用いることなく、水分離膜47からなる中空糸を複数束ねることにより、膜ユニット53を形成することもでき、さらには、水分離膜47からなるチューブを膜ユニット53としてそのまま用いてもよい。
1 電動車両
2 燃料電池システム
3 燃料電池
8 電解質層
11 アノード電極
16 カソード電極
30 燃料供給ライン
31 燃料排出ライン
41 空気供給ライン
45 水分離装置
46 水供給ライン

Claims (1)

  1. 電解質層と、前記電解質層を挟んで対向配置される燃料側電極および酸素側電極とを備える燃料電池と、
    前記燃料電池に対して液体燃料を供給する燃料供給経路と、
    前記燃料電池に供給された液体燃料の反応生成物および反応生成水を含む排出液を排出する燃料排出経路と、
    前記燃料電池に対して空気を供給する空気供給経路と、
    前記燃料排出経路に介在され、前記排出液から水分を分離するための水分離手段と、
    前記水分離手段により分離された水分を前記空気供給経路に供給し、空気を加湿するための水供給経路と
    を備え
    前記水分離手段は、
    液体燃料が通過可能な貫通孔を有するハニカムセラミック担体と、
    前記ハニカムセラミック担体の前記貫通孔の周壁面に担持され、前記排出液が少なくとも厚み方向一方側に接触される水分離膜と、
    前記水分離膜の厚み方向他方側を減圧し、前記排出液に含有される水分を水蒸気化して、前記水分離膜の厚み方向一方側から他方側に水蒸気を分離することにより、水分を前記ハニカムセラミック担体の内側から外側に透過させるための減圧手段と
    を備えることを特徴とする、燃料電池システム。
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