JP2010128567A - カーソル移動制御方法及び装置、プログラム - Google Patents

カーソル移動制御方法及び装置、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カーソルを移動させるために必要な操作回数を減らして、カーソルの移動操作の迅速化を図る。
【解決手段】画面変化量計算手段15は、画面生成手段18で生成される画面の変化量が一定値以上であるとき、変化後の画面を区域情報計算手段13に送信する。区域情報計算手段13は、受信画面を一定の区域毎に分割して各区域内の情報量を計算し、カーソル移動区域計算手段12に送信する。カーソル移動区域計算手段12は、情報量の少ない隣接区域を複数結合して一つの結合区域を生成し、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段101に記憶する。カーソル移動操作制御手段14は、入力操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、移動区域記憶手段101に記憶された情報を用いて、区域間のカーソル移動操作制御信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作部と制御部(コンピュータ)と表示部を備えた情報処理装置において、画面上に表示されたカーソルの移動制御技術に関する。
操作部と制御部(コンピュータ)と表示部を備えた情報処理装置において、表示部に表示されたカーソルを表示画面上の所望の領域へ効率よく移動させる技術が特許文献1〜2等において提案されている。
特許文献1に記載の発明においては、制御部がカーソル位置の移動方向に関する情報を取得した際に、移動方向の画面内でカーソルを移動すべき領域を検索し、検索によって発見された領域にカーソルを移動させることで、カーソル移動に必要な操作量を削減している。
特許文献2に記載の発明においては、画面を複数枠に分割し、分割した枠単位でカーソルを移動させる手段と、枠内でカーソルを移動させる手段を提供することで、カーソル移動に必要な操作量を削減している。
特開2005−165449号公報 特開2006−155205号公報
特許文献1に記載の発明では、マウスカーソル移動操作情報を取得後に画像内の検索処理が入るため、画面が複雑である場合、検索時間分だけ操作に対する応答時間が増加してしまうという問題がある。また、特許文献2に記載の発明では、単色やグラデーション領域のようなユーザにとって操作対象の画像が存在しない領域も複数の枠に分割されるため、不必要な枠間のカーソル移動操作回数が増えてしまうという問題がある。画面サイズが大きくなると枠の数も増えるので枠単位でのカーソル移動操作回数も多くなる。
また、特にインターネットを経由して携帯端末で遠隔地にある計算機を操作する場合、通信遅延によりカーソル操作から遅れてカーソルが移動するので、カーソルを特定の場所に移動させる際には、実際のカーソル位置に対して早めにカーソル移動操作を止める必要があり、そのため、マウスカーソル移動応答時間、あるいはカーソル移動操作回数が増加すると、カーソル移動を、止めたいときに止める操作が困難になる。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能なカーソル移動制御方法を提供することにある。
本発明のカーソル移動制御方法は、画面変化量計算手段が、直前に表示された画面と今回表示された画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回表示された画面を区域情報量計算手段へ送信するステップと、前記区域情報量計算手段が、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信するステップと、前記カーソル移動区域計算手段が、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶するステップと、入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、カーソル移動操作制御手段が、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、描画情報を生成する機能を有する情報処理手段に送信するステップと、からなることを特徴とする。
本発明のカーソル移動制御装置は、画面表示手段に表示された直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明のカーソル移動制御システムは、遠隔地にある計算機と、該計算機から送信された画面を受信する画面受信手段及び画面表示手段と前記計算機を操作する操作情報入力手段及び操作情報送信手段を有する操作端末とによって構成され、前記計算機に、前記操作端末に送信した直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、前記操作端末から受信した操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、を設けたことを特徴とする。
また、本発明のカーソル移動制御システムは、遠隔地にある計算機と、該計算機から送信された画面を受信する画面受信手段及び画面表示手段と前記計算機を操作する操作情報入力手段及び操作情報送信手段を有する操作端末とによって構成され、前記操作端末に、前記計算機から受信した直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、前記操作情報入力手段から受信した操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、前記操作情報送信手段を介して前記計算機へ送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、を設けたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、画面表示手段に表示された直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する画面変化量計算手段、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する前記区域情報量計算手段、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、情報量の少ない隣接区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する前記カーソル移動区域計算手段、入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信するカーソル移動操作制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、一回の操作により区域単位でマウスカーソルを移動させるシステムにおいて、区域情報量計算手段で計算した各区域内の画面の情報量に基づき、情報量の少ない区域については隣接する複数の区域を結合した結合区域とし、一回の区域移動操作に対応するように制御しているので、画面の情報量が多い部分にマウスカーソルを移動させるために必要な操作回数を減らすことができ、マウスカーソルの移動操作を迅速に行うことが可能となる。
さらに、区域情報量計算手段およびカーソル移動区域計算手段の動作は、カーソル移動操作制御手段によるマウスカーソル移動を前記結合区域あるいは結合していない単独区域毎となるようにする動作とは非同期に、画面の変化が発生し、かつ画面の変化量が一定値以上である場合に行われるため、操作に対する応答時間を増加させることなく実行できる。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すカーソル移動制御システムのブロック図である。
本実施形態のカーソル移動制御システムは、パーソナルコンピュータ等の計算装置である遠隔計算機10と、携帯電話等の計算装置である操作端末20によって構成されている。なお、図1における遠隔計算機10および操作端末20には、本発明と関連する機能ブロックのみが示されており、本発明と直接関係しない機能ブロックについては図示を省略している。
遠隔計算機10は、操作情報受信手段11、カーソル移動区間計算手段12、区域情報量計算手段13、カーソル移動操作制御手段14、画面変化量計算手段15、送信画面記憶手段16、情報処理手段17、画面生成手段18、画面送信手段19、および移動区域記憶手段101を含んでおり、操作端末20は、操作情報送信手段21、操作情報入力手段23、画面受信手段22、及び画面表示手段24を含んでいる。
遠隔計算機10の操作情報受信手段11は、操作端末20の操作情報手段21から送信された操作情報を受信するソフトウェアあるいはハードウェアである。
カーソル移動区域計算手段12は、区域情報量計算手段13から送信された区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの区域(以下結合区域)を生成し、区域情報量計算手段13から送信された区域で、結合されなかった単独区域および前記結合区域の座標情報を移動区域記憶手段101に記憶するソフトウェアあるいはハードウェアである。
区域情報量計算手段13は、画面変化量計算手段15から受信した画面を予め設定した一定の区域に分割し、分割した区域内の情報量を計算し、区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信するソフトウェアあるいはハードウェアである。前記情報量とは、空間周波数の平均値や、一定値以上の空間周波数を含むかどうか等の画面の絵としての複雑さを指す量である。
カーソル移動操作制御手段14は、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作である場合には、移動区域記憶手段101に記憶された結合区域あるいは結合していない単独区域の座標情報を用いて、マウスカーソルのある結合区域に隣接する結合区域のうち、区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に移動させる操作情報を生成し、生成した操作情報を情報処理手段17に送信し、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作でない場合には、送信された操作情報を情報処理手段17に送信するソフトウェアあるいはハードウェアである。なお、カーソル移動操作制御手段14は、カーソル移動区域計算手段12から一度も情報を取得していない場合、等間隔に画面を分割した前記予め設定した一定の区域を用いてカーソル移動操作情報を生成する。
画面変化量計算手段15は、送信画面記憶手段16に画面が記憶されている場合は、送信画面記憶手段16に記憶された画面と、画面生成手段18によって送信された画面の絵としての変化量を画面全体で計算し、変化量が一定値以上である場合には、送信された画面で変化を検出した矩形領域の画面を、矩形領域を特定する座標値とともに区域情報量計算手段13に送信するとともに、送信画面記憶手段16に前記画面生成手段18によって送信された画面を記憶(更新記憶)し、送信画面記憶手段16に画面が記憶されていない場合は、前記画面生成手段18によって送信された画面をそのまま区域情報量計算手段13に送信するとともに、送信画面記憶手段16に前記画面生成手段18によって送信された画面を記憶するソフトウェアあるいはハードウェアである。
従って、マウスカーソルの移動等、画面の情報量の分布変化に大きな影響がない場合は、情報量の更新をさせずに従前の状態を維持し、ウィンドウの移動等、画面の情報量の分布変化に影響がある場合には、区域情報量の再計算を実行して、情報量の更新が行われる。
情報処理手段17は、カーソル移動操作制御手段14から受信した操作情報に基づいて描画情報を生成し、生成した描画情報を画面生成手段18に送信するオペレーティングシステム等のソフトウェアあるいはハードウェアである。
画面生成手段18は、情報処理手段17から送信された描画情報に基づいて画面を生成するソフトウェアあるいはハードウェアである。
画面送信手段19は、画面生成手段18が生成した画面を取得し、取得した画面を操作端末20の画面受信手段22に送信するソフトウェアあるいはハードウェアである。
送信画面記憶手段16は、画面変化量計算手段15から取得した画面を記憶する記憶装置であり、移動区域記憶手段101は、カーソル移動区域計算手段12によって生成された結合区域の座標情報を記憶する記憶装置である。
操作端末20の操作情報送信手段21は、操作情報入力手段23によって生成された操作情報を、遠隔計算機10の操作情報受信手段11に送信するソフトウェアあるいはハードウェアである。
画面受信手段22は、遠隔計算機10の画面送信手段19から送信された画面を受信し、画面表示手段24に送信するソフトウェアあるいはハードウェアである。
操作情報入力手段23は、キーボードやマウス、ニューロポインタ(登録商標)等の入力装置であり、操作情報とは、キーボードのどのキーを押下または離したかというキーイベント情報や、マウスにおけるボタン押下あるいは離したかという情報、マウスの移動によるカーソル移動情報、ホイールの回転方向と回転角度等のマウスイベント情報を指す。また、画面表示手段24は、ディスプレイ等の表示装置である。
なお、操作情報送信手段21と操作情報受信手段11の通信方法および画面送信手段19と画面受信手段22の通信方法は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
本実施形態において、操作端末20の操作情報入力手段23は、ユーザによる入力操作に従って操作情報を生成する。生成した操作情報は、操作情報送信手段21によって遠隔計算機10の操作情報受信手段11に送信される。操作情報受信手段11は、受信した操作情報をカーソル移動操作制御手段14に送信する。また、遠隔計算機10の画面送信手段19によって送信された画面が操作端末20の画面受信手段22によって受信される。操作端末20の画面表示手段24は、画面受信手段22によって受信された画面を表示する。
一方、遠隔計算機10の画面生成手段18は、情報処理手段17から送信された描画情報に基づいて画面を生成する。前記描画情報は、一つ以上の画面に描画する画素の座標および前記画素のRGB等の色の値の組から構成される。情報処理手段17は、カーソル移動操作制御手段14から受信した操作情報に基づいて描画情報を生成し、生成した描画情報を画面生成手段18に送信する。情報処理手段17の例としては、オペレーティングシステム(OS)等がある。
画面生成手段18は、情報処理手段17から送信された描画情報に基づいて生成した画面を、画面送信手段19および画面変化量計算手段15に送信する。画面変化量計算手段15は、送信画面記憶手段16に画面が記憶されている場合は、送信画面記憶手段16に記憶された画面と画面生成手段18から送信された画面を比較し、絵としての変化量を計算する。変化量が一定値以上である場合には、画面生成手段18から送信された画面の中で変化を検出した矩形領域の画面を、矩形領域を特定する座標値とともに区域情報量計算手段13に送信し、送信画面記憶手段16に画面生成手段18から送信された画面を記憶する。
前記絵としての変化量の例としては、画素値が異なっている画素の数等がある。変化量が一定値に満たないときは、画面変化量計算手段15は区域情報量計算手段13および送信画面記憶手段16に対する送信および記憶は行わず、送信画面記憶手段16は以前の画面の記憶を維持する。なお、画面変化量計算手段15は、送信画面記憶手段16に画面が記憶されていない場合は、前記画面生成手段18から送信された画面をそのまま、区域情報量計算手段13に送信するとともに送信画面記憶手段16に記憶する。
区域情報量計算手段13は、画面変化量計算手段15から受信した画面を一定の区域に分割し、分割した区域内の情報量を計算し、区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段12に送信する。カーソル移動区域計算手段12は、区域情報量計算手段13から送信された区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの区域(以下結合区域)を生成し、区域情報量計算手段13から送信された区域で、結合されなかった区域および前記結合区域の座標情報を移動区域記憶手段101に記憶する。前記区域の例としては、矩形領域等がある。
前記結合処理において、情報量に応じて、結合する区域の数を決定してもよい。例えば、情報量に基づいて区域を3グループに分類し、最も情報量が少ないグループに属する隣接区域は最大4つまで結合し、2番目に情報量が少ないグループに属する隣接区域は最大2つまで結合し、最も情報量が多いグループに属する区域は結合しない等してもよい。また、区域の大きさの最小値を、操作端末20が備えるディスプレイ装置に基づいて、例えば前記ディスプレイ装置の解像度の1/6等と設定してもよい。
カーソル移動操作制御手段14は、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作である場合、移動区域記憶手段101に記憶された結合区域あるいは結合していない区域の座標情報を用いて、マウスカーソルのある結合区域あるいは結合していない区域に隣接する結合区域あるいは結合していない区域のうち、区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは結合していない区域に移動させる操作情報を生成し、生成した操作情報を情報処理手段17に送信する。操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作でない場合は、送信された操作情報を情報処理手段17に送信する。結合区域には予め、等間隔に画面を分割した区域の座標情報が記憶されている。
前記結合区域に移動させる操作情報は、移動後のマウスカーソルの位置が結合区域の中心となるようにしてもよいし、結合区域において、移動してきた方向の端(例えば左から移動してきたら結合区域の左端)となる位置となるようにしてもよいし、結合区域の左上、右上、左下、右下のどれかの点となるようにしてもよい。
前記区域移動は、マウスカーソルの移動操作と同じように移動方向を含む情報である。例えば、ニューロポインタ(登録商標)で通常はマウスカーソルの移動を行い、ニューロポインタが端に到達してから一定時間経過後に区域移動操作となるようにしてもよいし、マウスカーソルの移動と区別するため、操作端末上で十字キーを操作した場合は区域移動、ニューロポインタを操作した場合はマウスカーソル移動となるように、操作情報を区別してもよい。
このように本実施形態では、区域情報量計算手段13によって計算された画面の区域毎の情報量を計算し、カーソル移動区域計算手段12が前記情報量の少ない複数の区域を結合して一つの結合区域を生成し、カーソル移動操作制御手段14が、一回の区域移動操作におけるマウスカーソルの移動を、前記結合区域あるいは結合していない区域毎となるように制御しているので、前記操作端末20上の操作情報入力手段23を用いた一回の操作に伴う前記遠隔計算機10のマウスカーソル移動量を、表示画面において情報量が多い領域程少なく、情報量が少ない領域程多くできる。
即ち、情報量の多い領域内にカーソルが位置しているときには、一回の操作に伴う計算機のマウスカーソル移動量を小さくし、情報量の少ない領域内にカーソルが位置しているときには、一回の操作に伴う前記計算機のマウスカーソル移動量が大きくなるように制御することにより、情報量の多い領域ではきめ細かなカーソル移動制御が可能となり、情報量の少ない領域ではより迅速なカーソル移動制御が可能となる。
また、情報量の少ない領域は、複数の区域を結合した大きな区域となっているので、区域間のカーソル移動も速くすることができる。
図2〜図5は、本実施形態における操作端末20および遠隔計算機10の動作シーケンスを示す図であり、図6は、本実施形態の動作の概略を説明するための概念図である。以下、図1〜図6を参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。
操作端末20の操作情報入力手段23は、ユーザによる入力操作に従って操作情報を生成する。生成した操作情報は、操作情報送信手段21によって遠隔計算機10の操作情報受信手段11に送信される(S101〜S103)。一方、遠隔計算機10の画面送信手段19によって送信された画面は、操作端末20の画面受信手段22によって受信され、操作端末20の画面表示手段24は、前記画面受信手段22によって受信された画面を表示する(S201〜S203)。
遠隔計算機10の画面生成手段18は、情報処理手段17から送信された描画情報に基づいて生成した画面を画面送信手段19および画面変化量計算手段15に送信する(S301〜S304)。画面変化量計算手段15は、送信画面記憶手段16から画面取得を試みる(S305)。画面変化量計算手段15は、送信画面記憶手段16に画面が記憶されている場合(S306,no)は、送信画面記憶手段16に記憶された画面と、前記画面生成手段18によって送信された画面の絵としての変化量を計算する(S307)。
画面変化量計算手段15は、S306において、送信画面記憶手段16から画面を取得できなかった場合(S306,yes)には、画面生成手段18によって送信された画面を区域情報量計算手段13にそのまま送信し、また、前記画面生成手段18によって送信された画面を送信画面記憶手段16に記憶する(S309およびS310)。
画面変化量計算手段15は、画面全体の前記変化量が一定値以上である場合(S308,yes)、画面生成手段18によって送信された画面全体の中で変化を検出した矩形領域の画面を、矩形領域を特定する座標値とともに区域情報量計算手段13に送信し、また、画面生成手段18によって送信された画面を送信画面記憶手段16に記憶する(S309およびS310)。
例えば図6(a)(b)に示すように、画面全体は、予め設定された一定の区域に分割されており、画面変化量計算手段15により一定値以上の変化量が検出されたときには、画面生成手段18から送信された画面の中で変化が検出された画像が含まれている区域からなる矩形領域の画面のみを、矩形領域を特定する座標値とともに区域情報量計算手段13に送信する。
これにより、区域情報量計算手段13による計算量を減らすことができる。なお、画面変化量計算手段15により一定値以上の変化量が検出されたときに、画面生成手段18から送信された画面全体をそのまま区域情報量計算手段13に送信する構成とすることも可能である。その場合には、区域情報量計算手段13による計算量は増えるが、画面変化量計算手段15の処理が多少軽減される。
前記変化量が一定値に満たない場合(S308,no)は、区域情報量計算手段13への送信および送信画面記憶手段16への記憶動作は行わず、S304による画面取得の待ち状態となる。
区域情報量計算手段13は、画面変化量計算手段15から受信した矩形領域の画面を前記予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段12に送信する(S311)。
カーソル移動区域計算手段12は、区域情報量計算手段13から送信された区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、例えば図6(c)に示すように、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成し(S312)、区域情報量計算手段13から送信された区域で、結合されなかった区域および前記結合区域の座標情報を移動区域記憶手段101に記憶する(S313)。その際、区域情報量計算手段13から送信されなかった、前記矩形領域以外の領域における各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組については、直前に受信したこれらの各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いることにより、カーソル移動区域計算を実行する。
操作情報受信手段11は、操作端末20の操作情報送信手段21から操作情報を取得(S401)して、カーソル移動操作制御手段14へ送信する。カーソル移動操作制御手段14は、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作である場合(S402,yes)、移動区域記憶手段101に記憶された結合区域あるいは結合していない区域の座標情報を読み込み(S403)、該読み込んだ座標情報を用いて、マウスカーソルのある結合区域あるいは結合していない区域に隣接する結合区域あるいは結合していない単独区域のうち、区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは結合していない区域に移動させる操作情報を生成し(S404)、生成した操作情報を情報処理手段17に送信する(S405)。
S402において、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作ではなく(S402,no)、マウスカーソルの移動操作である場合(S406,yes)は、移動区域記憶手段101に記憶された結合区域あるいは結合していない単独区域の座標情報を読み込み(S403)、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している区域が前記結合区域か単独区域かに応じて一回の操作に伴う該当区域内におけるカーソルの移動量を制御する操作情報を生成し(S407)、生成した操作情報を情報処理手段17に送信する(S405)。
S402において、操作情報受信手段11から送信された操作情報がマウスカーソルの区域移動操作ではなく(S402,no)、かつS406において、マウスカーソルの移動操作ではない場合(S406,no)は、カーソル移動操作制御手段14は、送信された操作情報を情報処理手段17に送信する(S405)。情報処理手段17は、カーソル移動操作制御手段14から受信した操作情報に基づいて描画情報を生成する。
本実施形態によれば、画面変化量計算手段15によって計算された画面の変化量が一定値以上である場合、区域情報量計算手段13によって予め設定された画面の区域毎の情報量を計算し、カーソル移動区域計算手段12が前記情報量の少ない複数の区域を結合して一つの結合区域を生成し、前記結合区域あるいは情報量が多いために結合していない単独区域を移動区域記憶手段101に記憶しておき、カーソル移動操作制御手段14が、一回の区域移動操作におけるマウスカーソルの移動、あるいは一回の移動操作におけるマウスカーソルの区域内の移動量を、前記結合区域あるいは結合していない単独区域毎となるように制御しているので、操作端末20上の操作情報入力手段23を用いた一回の操作に伴う遠隔計算機10のマウスカーソル移動量を、表示画面において情報量が多い領域程少なく、情報量が少ない領域程多くでき、また、画面の情報量が多い部分にマウスカーソルを移動させるために必要な操作回数を減らすことができる。
従って、遠隔計算機10と操作端末20の間の通信遅延が大きい場合であっても、マウスカーソルの位置情報を逐一送信する場合に比べて、マウスカーソルの移動操作を迅速かつ正確に行うことが可能となる。
また、区域情報量計算手段13およびカーソル移動区域計算手段12の動作は、カーソル移動操作制御手段14によるマウスカーソル移動を前記結合区域あるいは結合していない単独区域毎となるようにする動作とは非同期に、画面の変化が発生し、かつ画面の変化量が一定値以上である場合に行われるため、操作に対する応答時間を増加させることなく実行できる。
図7は、本発明の第2の実施形態を示すカーソル移動制御システムのブロック図である。
第1の実施形態では、カーソル移動区域計算手段12、区域情報量計算手段13、カーソル移動操作制御手段14、画面変化量計算手段15、結合区域意記憶手段101を遠隔計算機10側に設けた構成としたが、本実施形態では、カーソル移動区域計算手段12、区域情報量計算手段13、カーソル移動操作制御手段14、画面変化量計算手段15、結合区域意記憶手段101が操作端末20側に配置し、送信画面記憶手段16の代わりに受信画面記憶手段25を操作端末20に設けた構成としている。
本実施形態におけるカーソル移動制御動作については、画面変化量計算手段15は、画面受信手段22で受信された画面と受信画面記憶手段25に記憶された画面とから画面変化量を計算する点、およびカーソル移動操作制御手段14は、操作情報入力手段から入力された操作情報に基づいてカーソル移動操作制御信号を生成して操作情報送信手段に送信している点で、第1の実施形態と異なるが、カーソル移動区域計算手段12、区域情報量計算手段13、カーソル移動操作制御手段14、画面変化量計算手段15によるカーソル移動制御の基本的な動作は第1の実施形態と同様であるので、その動作説明は省略する。
本実施形態によれば、例えば複数の操作端末20が遠隔計算機10と通信して情報処理が実行されるような場合、遠隔計算機10の処理負荷を下げることができる。
図8は、本発明の第3の実施形態を示すカーソル移動制御装置のブロック図である。
第1〜第2の実施形態では、操作端末20と遠隔計算機10からなる構成に対してカーソル移動制御システムを適用したが、本実施形態では、制御部(コンピュータ)111、操作部112、及び表示部113を備えた携帯電話機等の単一の携帯端末110に対して、本発明のカーソル移動制御システムを適用した構成としている。
本実施形態におけるカーソル移動区域計算手段12、区域情報量計算手段13、カーソル移動操作制御手段14、画面変化量計算手段15によるカーソル移動制御の基本的な動作は第1の実施形態と同様であるので、その動作説明は省略する。
本実施形態においても、一回の操作により区域単位でマウスカーソルを移動させるシステムにおいて、区域情報量計算手段13で計算した各区域内の画面の情報量に基づき、情報量の少ない区域については隣接する複数の区域を結合した結合区域とし、一回の区域移動操作に対応するように制御しているので、画面の情報量が多い部分にマウスカーソルを移動させるために必要な操作回数を減らすことができ、マウスカーソルの移動操作を迅速に行うことが可能となるとともに、情報量の多い領域ではきめ細かなカーソル移動制御が可能となり、情報量の少ない領域ではより迅速なカーソル移動制御が可能となる。
なお、第1の実施形態における遠隔計算機10、第2の実施形態における操作端末20、あるいは第3の実施形態における制御部110に設けられた本発明のカーソル移動制御手段は、本発明のカーソル移動制御を実行するためのプログラムを格納したメモリと、該メモリに格納されたプログラムを読み込み、該プログラムに従って本発明のカーソル移動制御を実行するCPU(中央演算処理装置)からなるコンピュータによって実現することもできる。
本発明の第1の実施形態を示すカーソル移動制御システムのブロック図である。 本実施形態の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態の動作の概略を説明するための概念図である。 本発明の第2の実施形態を示すカーソル移動制御システムのブロック図である。 本発明の第3の実施形態を示すカーソル移動制御装置のブロック図である。
符号の説明
10 遠隔計算機
11 操作情報受信手段
12 カーソル移動区域計算手段
13 区域情報量計算手段
14 カーソル移動操作制御手段
15 画面変化量計算手段
16 送信画面記憶手段
17 情報処理手段
18 画面生成手段
19 画面送信手段
20 操作端末
21 操作情報送信手段
22 画面受信手段
23 操作情報入力手段
24 画面表示手段
25 受信画面記憶手段
101 移動区域記憶手段
110 携帯端末
111 制御部
112 操作部
113 表示部

Claims (13)

  1. 画面変化量計算手段が、直前の表示画面と今回の表示画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の表示画面を区域情報量計算手段へ送信するステップと、
    前記区域情報量計算手段が、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信するステップと、
    前記カーソル移動区域計算手段が、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶するステップと、
    入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記カーソル移動操作制御手段が、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、描画情報を生成する機能を有する情報処理手段に送信するステップと、からなることを特徴とするカーソル移動制御方法。
  2. 入力された操作情報がカーソルの移動操作であるとき、前記カーソル移動操作制御手段が、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している区域が前記結合区域か単独区域かに応じて一回の操作に伴う該当区域内におけるカーソルの移動量を制御することを特徴とする請求項1に記載のカーソル移動制御方法。
  3. 前記画面変化量計算手段は、前記変化量が一定値以上であるとき、今回の表示画面の中で変化が検出された画像が含まれている区域からなる矩形領域の画面のみを、矩形領域を特定する座標値とともに前記区域情報量計算手段へ送信し、前記区域情報量計算手段は、前記画面変化量計算手段から受信した前記矩形領域の画面を前記予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信し、前記カーソル移動区域計算手段は、受信した前記矩形領域の各区域内の情報量と以前に受信した前記矩形領域以外の各区域内の情報量を用いてカーソル移動区域計算を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のカーソル移動制御方法。
  4. 画面表示手段に表示された直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、
    前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、
    前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、
    入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、
    を備えていることを特徴とするカーソル移動制御装置。
  5. 前記カーソル移動操作制御手段は、入力された操作情報がカーソルの移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している区域が前記結合区域か単独区域かに応じて一回の操作に伴う該当区域内におけるカーソルの移動量を制御する機能を有していることを特徴とする請求項4に記載のカーソル移動制御装置。
  6. 前記画面変化量計算手段は、前記変化量が一定値以上であるとき、今回の表示画面の中で変化が検出された画像が含まれている前記区域からなる矩形領域の画面のみを、該矩形領域を特定する座標値とともに前記区域情報量計算手段へ送信する機能を有し、前記区域情報量計算手段は、前記画面変化量計算手段から受信した前記矩形領域の画面を前記区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有し、前記カーソル移動区域計算手段は、受信した前記矩形領域の各区域内の情報量と以前に受信した前記矩形領域以外の各区域内の情報量を用いてカーソル移動区域計算を実行する機能を有していることを特徴とする請求項4または5に記載のカーソル移動制御装置。
  7. 遠隔地にある計算機と、該計算機から送信された画面を受信する画面受信手段及び画面表示手段と前記計算機を操作する操作情報入力手段及び操作情報送信手段を有する操作端末とによって構成されたカーソル移動制御システムであって、
    前記計算機に、
    前記操作端末に送信した直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、
    前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、
    前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、
    前記操作端末から受信した操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、
    を設けたことを特徴とするカーソル移動制御システム。
  8. 遠隔地にある計算機と、該計算機から送信された画面を受信する画面受信手段及び画面表示手段と前記計算機を操作する操作情報入力手段及び操作情報送信手段を有する操作端末とによって構成されたカーソル移動制御システムであって、
    前記操作端末に、
    前記計算機から受信した直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する機能を有する画面変化量計算手段と、
    前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有する前記区域情報量計算手段と、
    前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、隣接する情報量の少ない区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する機能を有する前記カーソル移動区域計算手段と、
    前記操作情報入力手段から受信した操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、前記操作情報送信手段を介して前記計算機へ送信する機能を有するカーソル移動操作制御手段と、
    を設けたことを特徴とするカーソル移動制御システム。
  9. 前記カーソル移動操作制御手段は、入力された操作情報がカーソルの移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している区域が前記結合区域か単独区域かに応じて一回の操作に伴う該当区域内におけるカーソルの移動量を制御する機能を有していることを特徴とする請求項7または8に記載のカーソル移動制御システム。
  10. 前記画面変化量計算手段は、前記変化量が一定値以上であるとき、今回の表示画面の中で変化が検出された画像が含まれている前記区域からなる矩形領域の画面のみを、該矩形領域を特定する座標値とともに前記区域情報量計算手段へ送信する機能を有し、前記区域情報量計算手段は、前記画面変化量計算手段から受信した前記矩形領域の画面を前記区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する機能を有し、前記カーソル移動区域計算手段は、受信した前記矩形領域の各区域内の情報量と以前に受信した前記矩形領域以外の各区域内の情報量を用いてカーソル移動区域計算を実行する機能を有していることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載のカーソル移動制御システム。
  11. コンピュータを、画面表示手段に表示された直前の画面と今回の画面の変化量を計算し、該変化量が一定値以上であるとき、今回の画面情報を区域情報計算手段に送信する画面変化量計算手段、前記画面変化量計算手段から受信した画面を予め設定された一定の区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する前記区域情報量計算手段、前記区域情報量計算手段から受信した各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組を用いて、情報量の少ない隣接区域を複数結合して一つの結合区域を生成するとともに、該生成した結合区域と情報量の多い単独区域の各座標情報を移動区域記憶手段に記憶する前記カーソル移動区域計算手段、入力された操作情報がカーソルの区域移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している結合区域あるいは単独区域に隣接する結合区域あるいは単独区域のうち、前記区域移動操作によって特定される移動方向に隣接している結合区域あるいは単独区域に前記カーソルを移動させる操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信するカーソル移動操作制御手段として機能させるためのプログラム。
  12. 前記入力された操作情報がカーソルの移動操作であるとき、前記移動区域記憶手段に記憶された前記座標情報を読み込み、該読み込んだ座標情報を用いて、現在カーソルが位置している区域が前記結合区域か単独区域かに応じて一回の操作に伴う該当区域内におけるカーソルの移動量を制御する操作情報を生成し、該生成した操作情報を、表示画像生成手段に送信するカーソル移動操作制御手段として機能させる請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記変化量が一定値以上であるとき、今回の表示画面の中で変化が検出された画像が含まれている前記区域からなる矩形領域の画面のみを、該矩形領域を特定する座標値とともに前記区域情報量計算手段へ送信する前記画面変化量計算手段、前記画面変化量計算手段から受信した前記矩形領域の画面を前記区域毎に分割し、分割した各区域内の情報量を計算して、各区域を特定する座標値と区域毎の情報量の組をカーソル移動区域計算手段に送信する前記区域情報量計算手段、受信した前記矩形領域の各区域内の情報量と以前に受信した前記矩形領域以外の各区域内の情報量を用いてカーソル移動区域計算を実行する前記カーソル移動区域計算手段として機能させる請求項11または12に記載のプログラム。
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