JP2010126988A - ウインドウインドレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力が少なくなる駆動装置及びウインドレギュレータを提供することを課題とする。
【解決手段】ウインドガラスを昇降させるウインドレギュレータにおいて、
第1モータ35と、第2モータ37とを有し、ウインドガラスを昇降させる駆動源となる駆動機構Dと、該駆動機構Dのモータ35,37を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記駆動機構Dを介して前記ウインドガラスを昇降させる際に、ウインドガラスが動き始める時と、前記ウインドガラスが全閉状態となる直前とは、前記第1モータ35、第2モータ37を駆動し、それ以外の時は、前記第1モータ35のみを駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウインドガラスを駆動装置により昇降させるウインドレギュレータに関する。
複数のモータを用いた駆動機構として図12に示すような構成の駆動機構がある。この機構は、ベースプレート20上に並設された第1モータ21、第2モータ22と、第1モータ21の出力軸に設けられた第1ウォーム23と、第2モータ22の出力軸に設けられた第2ウォーム24と、第1ウォーム23、第2ウォーム24が噛合するウォームホイール25とからなっている(特許文献1参照)。
特開2005−186192号公報(図1)
しかし、図12に記載された構成の駆動機構では、常に第1モータ21と、第2モータ22とが駆動される。よって、消費電力が多いという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は消費電力が少なくなるウインドレギュレータを提供することにある。
請求項1に係る発明は、ウインドガラスを昇降させるウインドレギュレータにおいて、第1モータと、第2モータとを有し、前記ウインドガラスを昇降させる駆動源となる駆動装置と、該駆動装置のモータを制御する制御手段とを有し、該制御手段は、負荷に応じて、駆動するモータの数を変化させることを特徴とするウインドレギュレータである。
請求項2に係る発明は、前記制御手段は、前記駆動装置を介して前記ウインドガラスを昇降させる際に、ウインドガラスが動き始める時と、前記ウインドガラスが全閉状態となる直前とは、前記第1モータ、第2モータを駆動し、それ以外の時は、前記第1モータのみを駆動することを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータである。
請求項3に係る発明は、前記第2モータの出力軸は、前記第1モータが駆動された時に、前記第1モータと共に回転するように設けられ、前記制御部は、前記第1モータが駆動されている時に、前記第2モータに発生するパルス状電圧の波形から、ウインドガラスとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことの検出、前記ウインドガラスが全開状態になったことの検出、前記ウインドガラスが全閉状態になったことの検出、のうちの少なくとも1つの検出を行なうことを特徴とする請求項2記載のウインドレギュレータ。
請求項4に係る発明は、前記駆動装置は、ウォームと、該ウォームに螺合するウォームホイールとを有し、前記第1モータは前記ウォームの回転軸の一方の端部に接続され、前記第2モータは前記ウォームの回転軸の他方の端部に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載ウインドレギュレータである。
請求項1−4に係る発明によれば、制御手段は、前記駆動装置を介して前記ウインドガラスを昇降させる際に、負荷に応じて、駆動するモータの数を変化させることにより、消費電力が少なくなる。
請求項2に係る発明によれば、制御手段は、ウインドガラスが動き始める時と、前記ウインドガラスが全閉状態となる直前とは、前記第1モータ、第2モータを駆動し、それ以外の時は、前記第1モータのみを駆動することにより、即ち、負荷に応じて駆動するモータの数を変化させることにより、消費電力が少なくなる。
請求項3に係る発明は、前記第2モータの出力軸は、前記第1モータが駆動された時に、前記第1モータと共に回転するように設けられ、前記制御部は、前記第1モータが駆動されている時に、前記第2モータに発生するパルス状電圧の波形から、ウインドガラスとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことの検出、前記ウインドガラスが全開状態になったことの検出、前記ウインドガラスが全閉状態になったことの検出のうちの少なくとも1つの検出を行なうことにより、ウインドガラスとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことを検出するセンサ、前記ウインドガラスが全開状態になったことを検出するセンサ、前記ウインドガラスが全閉状態になったことを検出するセンサが不要となり、部品点数を削減できる。
請求項4に係る発明によれば、前記駆動装置は、ウォームと、該ウォームに螺合するウォームホイールとを有し、前記第1モータは前記ウォームの回転軸の一方の端部に接続され、前記第2モータは前記ウォームの回転軸の他方の端部に接続されていることにより、ウォームが1つですみ、駆動装置の小型化が図れる。
本形態例の駆動機構を自動車のウインドレギュレータに用いた形態例で説明を行なう。
最初に、図1−図2を用いて駆動機構(駆動装置)Dを説明する。図1は形態例の駆動機構を説明する分解斜視図、図2は図1のA方向矢視図である。
ベース部としての第1ベースプレート31の一方の端部側の両側の側部には、第1折曲部31a、第1折曲部31aと対向する第2折曲部31bが形成されている。これら第1折曲部31a、第2折曲部31bには、穴31c,穴31dが形成されている。そして、ウォーム33がこれら穴31c,穴31dに回転可能に支持されている。また、ウォーム33の一方の端部には、第1モータ35の出力軸が接続され、ウォーム33の他方の端部には、第2モータ35の出力軸が接続されている。よって、ウォーム33は第1モータ35,第2モータ37によって回転駆動されるようになっている。
第1ベースプレート31の中間部には、ウォーム33と噛合するウォームホイール41が配置される。このウォームホイール41には、回転中心軸を中心軸とする穴41aが形成されている。この穴41aの内壁面には、スプライン(またはセレーション)が形成されている。
一方、ピニオン部材43は、ピニオン本体部43aと、ウォームホイール41の穴41aに係合するスプライン軸部43bとからなっている。また、ピニオン部材43には、回転中心軸を中心軸とする穴43cが形成されている。
よって、ウォームホイール41の穴41aにピニオン部材43のスプライン軸部43bが挿入されることにより、ウォームホイール41とピニオン部材43とは一体となって回転するようになっている。
そして、先端部側がピニオン部材43の穴43cを挿通し、第1ベースプレート31に形成された穴31eに対してかしめ等により取り付けられるシャフト45により、ウォームホイール41は回転可能に第1ベースプレート31に設けられる。このシャフト45の基端部側の端面には、めねじ穴45aが形成されている。
第1ベースプレート31の他方の端部側には、円板状のシャフト47の一方の端面が溶接等の手法で取り付けられている。このシャフト47には、詳細は後述するウインドレギュレータのリフトアーム66が回転可能に取り付けられている。リフトアーム66の一方の端部には、円弧状のドリブンギヤ63が設けられている。このドリブンギヤ63の円弧状の周面には、ピニオン部材43のピニオン本体部43aに噛合する歯63aが形成されている。そして、ドリブンギヤ63は、歯63aの歯先円の中心がシャフト47の中心となるように形成されている。
シャフト47の他方の端面には、溶接等の手法により第2ベースプレート49が取り付けられている。よって、第1ベースプレート31と第2ベースプレート49とは、一体化されている。更に、この第2ベースプレート49の両側部には、穴が形成され、その穴の周りには溶接により、ナット50が取り付けられている。
また、ギヤボックスGの主要な構成部品であるウォーム33,第1モータ35,第2モータ37,ウォームホイール41,ピニオン部材43は、カバー51,53によって覆われる。これらのカバー51,53はねじ55を用いて、一体化されると共に、第1ベースプレート31に取り付けられる。更に、第1ベースプレート31の第1折曲部31aに形成された図示しない穴を挿通する図示しないねじでもって、第1モータ35は第1ベースプレート31に取り付けられている。又、第1ベースプレート31の第2折曲部31bに形成された図示しない穴を挿通する図示しないねじでもって、第2モータ37は第1ベースプレート31に取り付けられている。
又、57は、第1モータ35,第2モータ37に電力を供給する給電ハーネスである。
そして、ドアのインナパネル(被取付部材)の穴59aを挿通し、第1ベースプレート31のシャフト45のめねじ穴45aに螺合するボルト60a,穴59b,穴59cを挿通し、第2ベースプレート49のナット50に螺合するボルト60b,60cにより、駆動機構Dは、ドアに取り付けられる。
従って、第1モータ35,第2モータ37を駆動して、ウォーム33を回転させると、ウォーム33の回転は、ウォームホイール41で減速され、ピニオン部材43が回転する。そして、ピニオン部材43のピニオン本体43aに噛合するドリブンギヤ63を有するリフトアーム66が回転する。
次に、図3−図4を用いてウインドレギュレータの全体構成を説明する。図3は図1に示す駆動機構を有するウインドレギュレータの正面図、図4図2の背面図である。
これらの図において、リフトアームブラケット67は、図示しないウインドガラスの下部に取り付けられるもので、断面が略C形をしており、ウインドガラスの開閉方向Mと交差する方向に延びたスリット状のガイド67aが形成されている。このリフトアームブラケット67には、ガイド67aに沿って移動可能なスライダ68が嵌合している。スライダ68はピンでもってリフトアーム66に回動可能に係止されている。
イコライザアーム70は、リフトアーム6の中間部に回動可能に且つX字状に交差するように中間部が枢着されている。詳しく説明すると、イコライザアーム10は、別々に成形した第1アーム部71と第2アーム部72とを一体的に取り付けることにより構成している。
イコライザアームブラケット73は、図示しないドアのインナパネルに取り付けられるもので、断面が略C形をしており、リフトアームブラケット67のガイド67aと平行なガイド73aが形成されている。このイコライザアームブラケット73には、ガイド73aに沿って移動可能なスライダ74が嵌合している。スライダ74はピンでもってイコライザアーム70の基端部(第1アーム部71)に回動可能に係止されている。
一方、イコライザアーム70の先端部(第2アーム部72)には、スライダ76がピンでもって回動可能に係止され、このスライダ76がリフトアームブラケット67のガイド67aに沿って移動可能に嵌合している。
次に、上記構成のXアーム式ウインドレギュレータの一般的な作動について説明する。
図3,図4で示した状態は、ウインドガラスを閉めた状態を示している。このため、ウインドガラスがサッシュに当接するまで、リフトアーム66は図3では反時計方向、図4では時計方向に回転している。この状態から、ウインドガラスを下降させるには、第1モータ35,第2モータ37を駆動し、リフトアーム66を図3では時計方向、図4では反時計方向に回転させればよい。このように駆動すれば、リフトアーム66の回転に連動して、イコライザアーム70は図3では反時計方向、図4では時計方向に回転し、結局、スライダ68及び76が、ガイド77aの案内方向に移動しながら下降し、リフトアームブラケット67を下降させることになる。よって、ウインドガラスも下降する。
ここで、図5を用いて本形態例のウインドレギュレータの電気的構成を説明する。図5は本形態例のウインドレギュレータの電気的構成を説明するブロック図である。本形態例の駆動機構Dは、第1モータ35のみ駆動され、第2モータ37には電流が供給されない状態では、第2モータ37は発電機となる。この際、第2モータ37に発生する電圧波形はパルス状となる。
101は、OFF方向に付勢されているレバーを引き上げれば上昇、押し下げれば下降となるスイッチである。尚、このスイッチ101は、レバーを引き上げると同時に、スイッチがONとなり、引き上げる操作力を解除すれば、付勢手段によりOFFとなる。又、レバーを更に引き上げると、「オートアップ」となり、引き上げる操作力を解除しても、レバーはその状態を保持し、OFFとはならない。同様に、スイッチ101は、レバーを押し下げると同時に、スイッチがONとなり、押し下げる操作力を解除すれば、付勢手段によりOFFとなる。又、レバーを更に押し下げると、「オートダウン」となり、押し下げる操作力を解除しても、レバーはその状態を保持し、OFFとはならない。
103は第1モータ35を駆動する第1モータ駆動回路、105は第2モータ37を駆動する第2モータ駆動回路である。107はタイマー、109は第2モータ37に発生するパルス状の電圧波形を取り込んで、加算、減算を行なうカウンタである。
111は、スイッチ101、タイマー107,カウンタ109からの信号を取り込んで、第1モータ駆動回路103を介して第1モータ35及び第2モータ駆動回路105を介して第1モータ37を駆動する制御部である。
ここで、制御部111の作動を図6−図10を用いて説明する。図6−図10は制御部の作動を説明するフロー図である。
制御部111は、スイッチ101のレバーが引き上げられ又は押し下げられてONとなる(ステップ1)と、以下に説明するフローを実行する。
『下降』
スイッチ101の操作が上昇(スイッチ101のレバーが引き上げられた)の場合(ステップ2)は、カウンタ109のカウント値(k)がa以下かどうかを判断する(ステップ3)。制御部は、カウンタ109の計数値から、ウインドガラスの位置を判断する。本形態例では、カウンタ109のカウント値(k)のaの場合は、図11に示すように、ウインドガラスGがベルトラインBLよりAだけ上昇した位置である。この位置Aの状態は、ウインドガラスGが全閉状態となる直前の状態であり、更に、実質的に挟み込みが発生しない状態である。
カウント値(k)がa以下の場合は、図11において、ウインドガラスGが位置Aまで閉じていないと判断し、タイマー107を作動させる(ステップ4)。そして、T秒間だけ第1モータ駆動回路103を介して第1モータ35及び第2モータ駆動回路105を介して第1モータ37を駆動して、ウインドガラスGを上昇させる(ステップ5,6)。T秒間駆動すると、第2モータ37を停止し(ステップ7)、タイマー107をOFFにする(ステップ8)。
スイッチ101がオートアップ状態(ステップ9)ならば、第2モータ37からのパルスによりカウンタ109は加算される(ステップ10)。また、第2モータ37からのパルスのパルス幅(w)を検出し、設定値(W)との比較を行なう(ステップ11)
パルス幅(w)の検出は、例えば、パルスによってカウンタ109に加算される値の加算速度が設定値以上であるか否かで検出可能である。
カウンタ109に加算される値の加算速度が遅くなる原因は、下記の場合が考えられる。
(1) ウインドガラスGとサッシュとの間に異物が介在し、ウインドガラスが上昇しない現象、いわゆる「異物の挟み込み現象」となった場合。
(2) ウインドガラスGが全開状態になった場合。
(3) ウインドガラスGが全閉状態になった場合。
ステップ11で、パルス幅(w)が設定値W以下ならば、異物の挟み込み挟み込み現象がないと判断する。そして、ウインドガラスGが位置Aまで上昇すると(ステップ12)、ウインドガラスGが全閉状態となる直前の状態であり、ウエザストリップが窓ガラスGに当たるので、負荷が大きくなる。そこで、制御部111は、タイマー107をONして(ステップ13)、設定時間(T’)だけ第1モータ35、第2モータ37を駆動して、ウインドガラスGを大きな駆動力で上昇させて、窓ガラスGを全閉状態とする(ステップ14、15)。そして、第1モータ35、第2モータ37の駆動を停止し(ステップ16)、カウンタ109のカウント値(k)を締め切り状態の値(K)にセットし(ステップ17)、一連の動作を終了する。
又、ステップ3で、ウインドガラスGの位置がAより上昇した位置、即ち、ウインドガラスGが全閉状態となる直前の状態の場合は、ステップ13以降の動作、即ち、タイマー107をONして(ステップ13)、設定時間(T’)だけ第1モータ35、第2モータ37を駆動して、ウインドガラスGを大きな駆動力で上昇させて、窓ガラスGを全閉状態とする動作を行なう。
又、ステップ9で、スイッチ101がオートアップ状態でないならば、スイッチ101がOFFになるまで、第1モータ35を駆動し、スイッチ101がOFFになると、第1モータ35を停止する(ステップ18、19)。尚、このときスイッチ101がオートアップ状態になると、ステップ10以降の動作を行なう。
ステップ11で、パルス幅(w)が設定値Wより大きければ、異物の挟み込み挟み込み現象があると判断し、第1モータ35の駆動を反転させ、(ステップ20)、第2モータ37のパルスによりカウンタ101を減算する(ステップ21)。そして、ウインドガラスGを所定量下降させたのち、第1モータ35を停止し、ウインドガラスGの下降を停止して挟み込み現象を解除する(ステップ22、23)。
『上昇』
ステップ2で、スイッチ101の操作が下降(スイッチ101のレバーが押し下げられた)の場合、タイマー107を作動させる(ステップ24)。そして、T秒間だけ第1モータ駆動回路103を介して第1モータ35及び第2モータ駆動回路105を介して第1モータ37を駆動して、ウインドガラスGを下降させる(ステップ25,26)。T秒間駆動すると、第2モータ37を停止し(ステップ27)、タイマー107をOFFにする(ステップ28)。
スイッチ101がオートダウン状態(ステップ29)ならば、第2モータ37からのパルスによりカウンタ109は減算される(ステップ30)。また、第2モータ37からのパルスのパルス幅(w)を検出し、設定値(W)との比較を行なう。そして、パルス幅(w)が設定値W以下ならば、ウインドガラスGはまだ全開状態となっていないと判断するし、第2モータ37を駆動し続け、ステップ29へ戻る(ステップ31)。そして、第2モータ37からのパルスのパルス幅(w)が設定値Wより大きくなると、ウインドガラスWは全開状態となったと判断し、第2モータ37を停止する(ステップ32)。
又、ステップ29で、スイッチ101がオートダウン状態でないならば、スイッチ101がOFFになるまで、第1モータ35を駆動し、スイッチ101がOFFになると、第1モータ35を停止する(ステップ33、34)。尚、このときスイッチ101がオートアップ状態になると、ステップ29以降の動作を行なう。
上記構成によれば、下記のような効果が得られる。
(1) 制御部111は、駆動機構Dを介してウインドガラスGを昇降させる際に、ウインドガラスGが動き始める時と、ウインドガラスGが全閉状態となる直前とは、第1モータ35、第2モータ37を駆動し、それ以外の時は、第1モータ35のみを駆動することにより、即ち、負荷に応じて駆動するモータの数を変化させることにより、消費電力が少なくなる。
(2) 第2モータ37の出力軸は、第1モータ35が駆動された時に、第1モータ35と共に回転するように設けられ、制御部111は、第1モータ35が駆動されている時に、第2モータ37に発生するパルス状電圧の波形から、ウインドガラスGとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことの検出、ウインドガラスGが全開状態になったことの検出を行なうことにより、ウインドガラスGとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことを検出するセンサ、ウインドガラスGが全開状態になったことを検出するセンサが不要となり、部品点数を削減できる。
(3) 駆動機構Dは、ウォーム33と、該ウォーム33に螺合するウォームホイール41とを有し、第1モータ35はウォーム33の回転軸の一方の端部に接続され、第2モータ37はウォーム33の回転軸の他方の端部に接続されていることにより、ウォームが1つですみ、駆動機構Dの小型化が図れる。
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。上記形態例では、ウインドガラスGが全閉状態となる直前の状態(位置A)を検出し、所定時間だけウインドガラスGを上昇させることで、ウインドガラスGの全閉状態の検出を行なわなかったが、全開状態の検出と同じ手法を用いて、全閉状態を検出するようにしてもよい。
又、上記形態例では車両のウインドレギュレータに適用した例で説明を行なったが、他にパワーシート等の駆動機構としても適用可能である。
形態例の駆動機構を説明する分解斜視図である。 図1のA方向矢視図である。 図1に示す駆動機構を有するウインドレギュレータの正面図である。 図2の背面図である。 本形態例のウインドレギュレータの電気的構成を説明するブロック図である。 制御部の作動を説明するフロー図である。 制御部の作動を説明するフロー図である。 制御部の作動を説明するフロー図である。 制御部の作動を説明するフロー図である。 制御部の作動を説明するフロー図である。 位置Aを説明する図である。 複数のモータを用いた駆動機構を説明する図である。
符号の説明
33 ウォーム
35 第1モータ
37 第2モータ
41 ウォームホイール
D 駆動機構(駆動装置)

Claims (4)

  1. ウインドガラスを昇降させるウインドレギュレータにおいて、
    第1モータと、第2モータとを有し、前記ウインドガラスを昇降させる駆動源となる駆動装置と、
    該駆動装置のモータを制御する制御手段とを有し、
    該制御手段は、
    負荷に応じて、駆動するモータの数を変化させることを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 前記制御手段は、前記駆動装置を介して前記ウインドガラスを昇降させる際に、
    ウインドガラスが動き始める時と、前記ウインドガラスが全閉状態となる直前とは、前記第1モータ、第2モータを駆動し、
    それ以外の時は、前記第1モータのみを駆動することを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
  3. 前記第2モータの出力軸は、前記第1モータが駆動された時に、前記第1モータと共に回転するように設けられ、
    前記制御部は、前記第1モータが駆動されている時に、前記第2モータに発生するパルス状電圧の波形から、
    ウインドガラスとサッシュとの間に異物が挟み込まれたことの検出、
    前記ウインドガラスが全開状態になったことの検出、
    前記ウインドガラスが全閉状態になったことの検出、
    のうちの少なくとも1つの検出を行なうことを特徴とする請求項2記載のウインドレギュレータ。
  4. 前記駆動装置は、
    ウォームと、
    該ウォームに螺合するウォームホイールとを有し、
    前記第1モータは前記ウォームの回転軸の一方の端部に接続され、前記第2モータは前記ウォームの回転軸の他方の端部に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載ウインドレギュレータ。
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