JP2010126295A - 薄板状材料の搬送方法及び装置 - Google Patents

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成之 名倉
Noriyuki Toriyama
典之 鳥山
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Abstract

【課題】ガラス基板をエアコンベアで搬送する際に、エアによりガラス基板中央部が膨らむことを抑制して平面状に搬送する薄板状材料搬送方法及び装置を提供する。
【解決手段】薄板状材料搬送装置10は、ガラス基板12を、エアコンベア16によって浮上させ、且つ、その幅方向両端においてサイド吸引駆動ユニット22により吸引しつつ直進駆動ローラ20により送り方向に駆動し、ガラス基板12の幅方向中央部を、中央吸引ユニット28により吸引して、中央駆動ローラ26及び前側フリーローラ27Aと後側フリーローラ27Bに接触させて、下方から水平に維持しつつ搬送する。
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶ディスプレイ(LCD)パネル、プラズマディスプレイパネル(PDP)等のフラットパネルディスプレイ(FPD)に用いる大型で薄いガラス基板のような薄板状材料を搬送する際に、これを平面に近い形状に保持しつつ所定の搬送面に沿って滑らかに搬送することができる薄板状材料の搬送方法及び装置に関する。
LCD、PDP等のFPDのガラス基板は、僅かな疵や埃でも品質に大きく影響するため、その搬送の際には、表面に疵が生じたり異物が付着しないようにガラス基板を平面に近い形状に保持しつつ所定の搬送面に沿って滑らかに搬送することが要求される。
このような搬送手段の1つとして、例えば特許文献1に記載されるように、エアテーブルを用いてガラス基板を浮上させつつ搬送するエアコンベアが知られている。
このようなエアコンベアでは、ガラス基板の搬送方向と直交する幅方向のほぼ両端位置で、ガラス基板の幅方向両端近傍を、負圧により裏面側から吸引して、直進駆動ローラに接触させて、搬送するものがある。
ところが、上記のように、ガラス基板の幅方向両端を吸引したとき、ガラス基板の中央部分はこれを押える手段がないので、エアコンベア上面から吹出す浮上用の空気によって膨らんでしまい、ガラス基板の中央部分の浮上量が幅方向両端よりも大きくなる。
このように、ガラス基板の中央部が膨らむと、先端及び後端は搬送面よりも下がってしまい、エアコンベアを構成するエアテーブルの角部に衝突してガラス基板が損傷してしまうという問題点を生じ易い。
特開平10−139160号公報
この発明は、エアコンベアを用いてガラス基板等のような薄板状材料を搬送する際に、薄板状材料の中央部分が膨らまないようにして、搬送できるようにした薄板状材料の搬送方法及び装置を提供することを課題とする。
以下の各実施例により上記課題を解決することができる。
(1)エアコンベアにより薄板状材料を気体により浮上させつつ、該薄板状材料の搬送方向と直交する幅方向両側位置で、前記薄板状材料を、その幅方向両端近傍の裏面側から吸引して、直進駆動ローラに接触させ、前記搬送方向に搬送する方法であって、前記薄板状材料を、前記幅方向中央位置で、裏面側から吸引して、該裏面を前記直進駆動ローラと同方向に回転可能な中央ローラに接触させつつ搬送することを特徴とする薄板状材料の搬送方法。
(2)薄板状材料を気体により浮上させる複数のエアテーブルユニットを、前記薄板状材料の搬送方向及びこれと直交する幅方向に並べ、フレームに取付けて構成されたエアコンベアと、このエアコンベアの前記幅方向の両側に、前記薄板状材料の幅方向両端近傍を裏面側から吸引するサイド吸引装置、及び、吸引された前記薄板状材料の裏面に接触して、搬送方向の送り力を付与する直進駆動ローラを含むサイド吸引駆動ユニットと、前記エアコンベアにおける幅方向中央位置に設けられ、搬送中の前記薄板状材料を、その幅方向中央位置で裏面側から吸引する中央吸引装置、及び、前記直進駆動ローラと同方向に回転可能で、吸引された前記薄板状材料の幅方向中央部の裏面に接触する中央ローラを含む中央吸引ユニットと、を有してなる薄板状材料の搬送装置。
(3)箱状の上部中空ケーシングと、この上部中空ケーシングの下側に接続された箱状の下部中空ケーシングとを設けてなり、前記上部中空ケーシング内には、前記中央ローラが支持されてなり、前記フレームは、前記搬送方向と直交する方向に長く、且つ、搬送方向に一定間隔で配置された複数の横方向部材を有し、前記上部中空ケーシングは、前記下部中空ケーシングの上端面よりも前記搬送方向に長くされ、且つ、前記搬送方向両側に突出する前側突出部及び後側突出部を有し、これらの前側突出部及び後側突出部が、前記搬送方向に隣接する前記横方向部材上に取付けられた状態で、前記下部中空ケーシングが、前記隣接する一対の横方向部材間の間隙に配置されたことを特徴とする(2)に記載の薄板状材料の搬送装置。
(4)前記下部中空ケーシングの上端面は、前記上部中空ケーシングよりも前記幅方向に長く、且つ、幅方向両側に突出する左側突出部及び右側突出部を有し、前記エアテーブルユニットのうち、前記上部中空ケーシングに対して、前記幅方向に隣接する一対のエアテーブルユニットは、前記左側突出部及び右側突出部の上方位置で、前記上部中空ケーシングを密着して挟んで配置されたことを特徴とする(3)に記載の薄板状材料の搬送装置。
(5)前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラを含んでなり、前記下部中空ケーシング内には、前記中央駆動ローラを駆動するためのモータが、モータベースを介して支持され、前記中央駆動ローラは、軸受を介して前記モータベースに支持されたことを特徴とする(3)又は(4)に記載の薄板状材料の搬送装置。
(6)前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラと、前記中央駆動ローラの前記搬送方向における前後に配置された前側フリーローラと後側フリーローラとからなり、これらの少なくとも一方は、前記中央吸引装置により、前記薄板状材料が吸引されて前記中央駆動ローラに接触するときに、該薄板状材料の裏面に接触するように構成され、前記前側及び後側フリーローラは、前記軸受に固定された支持プレートに回転自在に支持されていることを特徴とする(3)又は(4)に記載の薄板状材料の搬送装置。
(7)前記中央ローラは、前記搬送方向における前後に離間して配置された前側フリーローラ及び後側フリーローラからなり、その少なくとも一方が、前記中央吸引装置により、前記薄板状材料が吸引されたときに、該薄板状材料の裏面に接触するように配置されたことを特徴とする(2)乃至(4)のいずれかに記載の薄板状材料の搬送装置。
(8)前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラを含んでなることを特徴とする(2)乃至(4)のいずれかに記載の薄板状材料の搬送装置。
(9)前記中央吸引装置は、上面が、裏側から負圧が印加される多数の吸引孔が形成された負圧テーブルとされ、この負圧テーブルは、前記中央ローラの少なくとも上端近傍部分が上方に突出できるように形成されたローラスリットを有してなることを特徴とする(2)乃至(8)のいずれかに記載の薄板状材料の搬送装置。
本発明によれば、薄板状材料の中央部を吸引して平面に近い状態で搬送することができるので、薄板状材料がエアテーブルユニットの角部に接触して損傷することを防止できる。
以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示されるように、この実施例に係る薄板状材料搬送装置10は、図1において右から左方向に、例えば大型のLCD用のガラス基板(薄板状材料)12をエア浮上させつつ搬送するものである。
薄板状材料搬送装置10は、平面視で長方形のエアテーブルユニット14を、搬送方向と直交する幅方向に間隔をおいて4列、且つ搬送方向には連続的に複数並べて構成されたエアコンベア16と、このエアコンベア16の幅方向の両側に、ガラス基板12の幅方向両端近傍を裏面側から吸引するサイド吸引装置18、吸引されたガラス基板12の裏面に接触して、搬送方向の送り力を付与する直進駆動ローラ20、及びガラス基板12の裏面に接触して、その移動と共に回転可能な前側サイドフリーローラ21A、後側サイドフリーローラ21B、を含むサイド吸引駆動ユニット22と、エアコンベア16における幅方向中央位置に設けられ、搬送中のガラス基板12を、その幅方向中央位置で、裏面側から吸引する中央吸引装置24及び直進駆動ローラ20と同方向に回転し、吸引されたガラス基板の幅方向中央部の裏面に接触して、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラ26及びその前後に隣接する前側フリーローラ27Aと後側フリーローラ27Bからなる中央ローラとを含む中央吸引ユニット28と、を備えて構成されている。
エアテーブルユニット14及び中央吸引ユニット28は、図1において破線で示されるようなフレーム30に取付けられている。このフレーム30は幅方向に長く、且つ搬送方向に一定間隔で配置された複数の横方向部材32を備えて構成されている。
各エアテーブルユニット14は、その搬送方向の両端が隣接する横方向部材32上に支持されるようにして、搬送方向に連続的に且つ幅方向には間欠的に、図1においては4列に配置されている。
中央吸引ユニット28は、4列のエアテーブルユニット14の中央の隙間15(図1、図2参照)に、搬送方向に連続的に配置されていて、幅方向から見たとき、図2、図3に示されるように、箱状の上部中空ケーシング34及びその下側に接続された箱状の下部中空ケーシング36とを有している。
上部中空ケーシング34は、中央駆動ローラ26及びその前後に隣接する前側フリーローラ27Aと後側フリーローラ27Bとを内包している。又、下部中空ケーシング36内には、モータ38、このモータ38の出力軸に取り付けられた駆動プーリ38Aとが内包されている。中央駆動ローラ26には被動プーリ38Cが同軸的に設けられ、駆動プーリ38Aによりベルト38Bを介して駆動されるようになっている。
図2、図3の符号40は、モータ38及び駆動プーリ38Aを下部中空ケーシング36に支持するためのモータベースを示す。このモータベース40に対して、モータ38及び駆動プーリ38Aは、長孔39Aとボルト39Bとの組合せによって、一定範囲で上下方向位置調節自在とされている。
中央駆動ローラ26及び被動プーリ38Cは、軸受42によって支持され、この軸受42は、モータベース40の上端に取付固定されている。なお、直進駆動ローラ20と中央駆動ローラ26の直径は同一とされている。
軸受42には、この軸受42から前後に水平に延びる支持プレート44が一体的に固定され、前側フリーローラ27A及び後側フリーローラ27Bは、支持プレート44に、中央駆動ローラ26を間にして回転自在に支持されている(図3、図4、図5参照)。
図3の符号25は、中央吸引装置24における負圧を形成するためのブロワーを示す。
図4に示されるように、上部中空ケーシング34の上面は、箱状体の蓋となる負圧テーブル46が設けられている。この負圧テーブル46は、例えばパンチングメタルからなり、裏側から負圧が印加されたとき空気を吸引する多数の吸引孔47が形成されている。又、この負圧テーブル46には、中央駆動ローラ26及び前側フリーローラ27Aと後側フリーローラ27Bの上端部近傍が負圧テーブル46の上面から突出するように駆動ローラスリット48及びフリーローラスリット49A、49Bがそれぞれ形成されている。
サイド吸引駆動ユニット22は、直進駆動ローラ20、前側および後側サイドフリーローラ21A、21Bの他に、中央吸引ユニット28と同様の負圧テーブル22A、負圧テーブル22Aの下側の中空ケーシング(図示省略)、負圧形成のためのブロアー(図示省略)を備え、負圧テーブル22Aの上面からは、直進駆動ローラ20、前側および後側サイドフリーローラ21A、21Bの頂部が突出されている。
中央吸引ユニット28における、上部中空ケーシング34は、図3、図4に示されるように、下部中空ケーシング36の上端面よりも搬送方向に長くされ、且つ、搬送方向両側に突出する前側突出部34A及び後側突出部34Bを有し、これらの前側突出部34A及び後側突出部34Bが、搬送方向に隣接する横方向部材32上に取付けられている。
下部中空ケーシング36は、前記隣接する一対の横方向部材32の間の間隙33に配置されている。又、下部中空ケーシング36の上端面は、図2、図4に示されるように、上部中空ケーシング34よりも搬送方向と直交する幅方向に長く、且つ、幅方向両側に突出する左側突出部36A及び右側突出部36Bを有している。
エアテーブルユニット14のうち、図2に示されるように、上部中空ケーシング34に対して、搬送方向と直交する方向に隣接する一対のエアテーブルユニット14は、左側突出部36A及び右側突出部36Bの上方位置で、上部中空ケーシング34を密着して挟んで配置されている。又、横方向部材32の上面に対して、上部中空ケーシング34及びエアテーブルユニット14の高さは同一とされている。図2の符号14Aはエアテーブルユニット14の負圧を形成するためのブロワーを示す。
この実施例においては、搬送されるガラス基板12の幅方向両端をサイド吸引駆動ユニット22によって吸引しつつ駆動して搬送方向への送り力を付与し、且つ、ガラス基板12の幅方向中央部を、中央吸引ユニット28によって吸引しつつ駆動して、搬送方向の送り力を付与しているので、ガラス基板12をほぼ平面状に維持して安定して搬送することができる。
従って、搬送中にガラス基板12の中央部が膨らんで、その搬送方向先端がエアテーブルユニット14の角部等に衝突して損傷することを防止できる。
又、この実施例では、中央吸引ユニット28を、エアテーブルユニット14間の隙間15を埋めるようにして配置しているので、ガラス基板12を浮上させるための空気噴出面積を低減させることがない。
上記実施例において、中央吸引ユニット28の一部を構成する中央ローラは、中央駆動ローラ26と、その前後に配置された前側フリーローラ27A及び後側フリーローラ27Bを備えて構成されているが、本発明はこれに限定されるものでなく、中央ローラは、吸引されたガラス基板12の中央部に接触して、下側から支持するものであればよく、前側及び後側フリーローラ27A、27Bの一方又は両方のみ、あるいは中央駆動ローラ26のみでもよく、中央駆動ローラのみの場合、これを駆動力が付与されないフリーローラとしてもよい。
また、サイド吸引駆動ユニット22のローラは、ガラス基板12の幅方向両端が浮上することなく、直進駆動ローラ20への充分な接触荷動があり、且つ、両端の垂れ下がりが少なければ、前側及び後側サイドフリーローラ21A、21Bを設けなくてもよい。
更に、上記中央ローラを、中央駆動ローラとする場合は、モータ38により、駆動プーリ38A、ベルト38B及び被動プーリ38Cを介して回転駆動される他に+、歯車列によって駆動されたり、あるいはチェーンや、非接触の磁石ローラによるものであっても良い。
本発明の実施例に係る薄板状材料搬送装置を模式的に示す平面図 図1のII−II線に沿う拡大断面図 図1のIII−III線に沿う拡大断面図 同実施例における中央吸引ユニットを拡大して示す平面図 図4において上部中空ケーシングを除去した状態を示す平面図
符号の説明
10…薄板状材料搬送装置
12…ガラス基板(薄板状材料)
14…エアテーブルユニット
15、33…間隙
16…エアコンベア
18…サイド吸引ユニット
20…直進駆動ローラ
22…サイド吸引駆動ユニット
24…中央吸引装置
25…ブロワー
26…中央駆動ローラ
27A…前側フリーローラ
27B…後側フリーローラ
28…中央吸引ユニット
30…フレーム
32…横方向部材
34…上部中空ケーシング
34A…前側突出部
34B…後側突出部
36…下部中空ケーシング
36A…左側突出部
36B…右側突出部
38…モータ
40…モータベース
42…軸受
46…負圧テーブル
47…吸引孔
48…駆動ローラスリット
49A、49B…フリーローラスリット

Claims (9)

  1. エアコンベアにより薄板状材料を気体により浮上させつつ、該薄板状材料の搬送方向と直交する幅方向両側位置で、前記薄板状材料を、その幅方向両端近傍の裏面側から吸引して、直進駆動ローラに接触させ、前記搬送方向に搬送する方法であって、
    前記薄板状材料を、前記幅方向中央位置で、裏面側から吸引して、該裏面を前記直進駆動ローラと同方向に回転可能な中央ローラに接触させつつ搬送することを特徴とする薄板状材料の搬送方法。
  2. 薄板状材料を気体により浮上させる複数のエアテーブルユニットを、前記薄板状材料の搬送方向及びこれと直交する幅方向に並べ、フレームに取付けて構成されたエアコンベアと、
    このエアコンベアの前記幅方向の両側に、前記薄板状材料の幅方向両端近傍を裏面側から吸引するサイド吸引装置、及び、吸引された前記薄板状材料の裏面に接触して、搬送方向の送り力を付与する直進駆動ローラを含むサイド吸引駆動ユニットと、
    前記エアコンベアにおける幅方向中央位置に設けられ、搬送中の前記薄板状材料を、その幅方向中央位置で裏面側から吸引する中央吸引装置、及び、前記直進駆動ローラと同方向に回転可能で、吸引された前記薄板状材料の幅方向中央部の裏面に接触する中央ローラを含む中央吸引ユニットと、
    を有してなる薄板状材料の搬送装置。
  3. 請求項2において、
    箱状の上部中空ケーシングと、この上部中空ケーシングの下側に接続された箱状の下部中空ケーシングとを設けてなり、
    前記上部中空ケーシング内には、前記中央ローラが支持されてなり、
    前記フレームは、前記搬送方向と直交する方向に長く、且つ、搬送方向に一定間隔で配置された複数の横方向部材を有し、
    前記上部中空ケーシングは、前記下部中空ケーシングの上端面よりも前記搬送方向に長くされ、且つ、前記搬送方向両側に突出する前側突出部及び後側突出部を有し、これらの前側突出部及び後側突出部が、前記搬送方向に隣接する前記横方向部材上に取付けられた状態で、前記下部中空ケーシングが、前記隣接する一対の横方向部材間の間隙に配置されたことを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  4. 請求項3において、
    前記下部中空ケーシングの上端面は、前記上部中空ケーシングよりも前記幅方向に長く、且つ、幅方向両側に突出する左側突出部及び右側突出部を有し、前記エアテーブルユニットのうち、前記上部中空ケーシングに対して、前記幅方向に隣接する一対のエアテーブルユニットは、前記左側突出部及び右側突出部の上方位置で、前記上部中空ケーシングを密着して挟んで配置されたことを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラを含んでなり、前記下部中空ケーシング内には、前記中央駆動ローラを駆動するためのモータが、モータベースを介して支持され、前記中央駆動ローラは、軸受を介して前記モータベースに支持されたことを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  6. 請求項3又は4において、
    前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラと、前記中央駆動ローラの前記搬送方向における前後に配置された前側フリーローラと後側フリーローラとからなり、これらの少なくとも一方は、前記中央吸引装置により、前記薄板状材料が吸引されて前記中央駆動ローラに接触するときに、該薄板状材料の裏面に接触するように構成され、前記前側及び後側フリーローラは、前記軸受に固定された支持プレートに回転自在に支持されていることを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  7. 請求項2乃至4のいずれかにおいて、
    前記中央ローラは、前記搬送方向における前後に離間して配置された前側フリーローラ及び後側フリーローラからなり、その少なくとも一方が、前記中央吸引装置により、前記薄板状材料が吸引されたときに、該薄板状材料の裏面に接触するように配置されたことを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  8. 請求項2乃至4のいずれかにおいて、
    前記中央ローラは、前記吸引された薄板状材料に、搬送方向の送り力を付与する中央駆動ローラを含んでなることを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
  9. 請求項2乃至8のいずれかにおいて、
    前記中央吸引装置は、上面が、裏側から負圧が印加される多数の吸引孔が形成された負圧テーブルとされ、この負圧テーブルは、前記中央ローラの少なくとも上端近傍部分が上方に突出できるように形成されたローラスリットを有してなることを特徴とする薄板状材料の搬送装置。
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