JP2003332401A - 基板用搬送除塵装置 - Google Patents

基板用搬送除塵装置

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JP2003332401A
JP2003332401A JP2002133458A JP2002133458A JP2003332401A JP 2003332401 A JP2003332401 A JP 2003332401A JP 2002133458 A JP2002133458 A JP 2002133458A JP 2002133458 A JP2002133458 A JP 2002133458A JP 2003332401 A JP2003332401 A JP 2003332401A
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dust
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air
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JP2002133458A
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English (en)
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Moritoshi Kanno
盛利 管野
Kohei Nakamura
康平 中村
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Hugle Electronics Inc
Original Assignee
Hugle Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の浮き上がり現象を防止し、装置全体の構
造の簡素化、低コスト化を可能にした基板用搬送除塵装
置を提供する。 【解決手段】エア吸引室301V,302V及びエア噴
出室301Pを有する除塵ユニット300へ、基板Gが
搬送ローラ100により搬送され、エア噴出室301P
から基板Gの除塵対称面に向けて噴出する洗浄エアによ
り飛散した塵埃を、エア吸引室301V,302Vで吸
引する装置であって、搬送ローラ100側にのみ除塵ユ
ニット300を配置し、ベンチュリ効果により基板Gを
搬送ローラ100側へ吸引する基板用搬送除塵装置とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板、合成樹
脂板、または、金属板などの基板を搬送する装置に係
り、詳しくは、その基板表面に付着する塵や埃等(以
下、これらを総称して塵埃という)を単なる清浄エアや
超音波周波数で振動する超音波エア(以下、これらを総
称して洗浄エアという)により塵埃を飛散させて吸引除
去する基板用搬送除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】除塵対象となる基板には、例えば、TF
T(薄膜トランジスタ)液晶パネル、PDP(プラズマ
・ディスプレイ・パネル)、または、LCD(液晶ディ
スプレイ)等に用いられるガラス基板が挙げられる。こ
のような基板を対象とする基板用搬送除塵装置として、
例えば、図13で示すものが知られている。図13は、
従来技術の基板用搬送除塵装置の説明図である。
【0003】従来技術の基板用搬送除塵装置では、図1
3で示すように、搬送ローラ100、除塵ユニット20
0を備えている。この基板用搬送除塵装置では基板Gが
搬送される。この除塵ユニット200は、さらに、エア
吸引室201V,202V、エア噴出室201Pを備え
ている。
【0004】続いて、従来技術による除塵について説明
する。基板Gは、搬送ローラ100上を矢印a方向に搬
送され、除塵ユニット200により除塵される。除塵ユ
ニット200では、エア噴出室201Pから洗浄エアが
噴出され、洗浄エアによって舞い上がった塵埃をエア吸
引室201V,202Vで吸引除去する。基板Gの除塵
対象面は、除塵ユニット200と対向している基板面
(図13では表面)となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構造を採用する基板用搬送除塵装置では、除塵
ユニット200の直下に搬送されてきた基板Gが上方へ
吸い上げられる現象(以下、吸引現象という)が確認さ
れている。一般的に、除塵効率を上げるために、除塵ユ
ニット200の噴出口・吸引口と基板G表面との間隔は
可能な限り短く設定されているため、吸引上昇した基板
Gが除塵ユニット200の噴出口・吸引口に接触した
り、また噴出口・吸引口に接触しなくても下降時に搬送
ローラ100と衝突するおそれもあり、この吸引現象が
基板Gを損傷させる原因ともなる。また、基板Gが引っ
掛かって搬送停止という事態に陥るおそれもある。特
に、TFT液晶パネル用のガラス基板は0.3mm〜
1.1mmという薄い基板であって比較的軽いため、吸
引現象が発生する確率が高く、また、吸引現象が発生し
たならば、破損するおそれが大きい。
【0006】当初、この吸引現象は、エア吸引室201
V,202Vによる吸引力に起因するものと理解されて
いた。しかしながら、本発明者が鋭意研究・実験等を行
って吸引現象を追究した結果、この吸引現象はベンチュ
リ効果によるとの知見が得られた。
【0007】このベンチュリ効果による吸引現象につい
て図を参照しつつ説明する。図14はベンチュリ効果を
説明する説明図である。エア噴出室201Pから噴出さ
れた洗浄エアは、例えば、光のように反射してエア吸引
室201V,202Vへ向かうというものではなく、図
14で示すように、基板Gの表面に沿って流れるという
特性がある。さらに、除塵ユニット200の直下では流
路が狭く、除塵ユニット200の両外側では流路が広い
構造となっている。
【0008】このような状況下では、ベンチュリ効果に
より、流路が狭い除塵ユニット200の直下では圧力が
低い状態になろうとするため、除塵ユニット200と基
板Gとが吸引されるという吸引現象が発生する。この場
合、除塵ユニット200は機械的に固定されているが、
基板Gは搬送ローラ100上に載置されているのみであ
るため、基板Gが搬送ローラ100から離れて上昇す
る。このようにベンチュリ効果により、基板Gが除塵ユ
ニット200へ吸引されるという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は上記の問題点を解消する
ためになされたものであり、その目的は、従来では問題
となっていたベンチュリ効果による吸引力を逆に活用で
きる構造を採用し、基板を確実に搬送ローラへ当接する
ようにして衝突等の発生を防止するとともに装置全体の
構造の簡素化、低コスト化を可能にした基板用搬送除塵
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ため、請求項1に係る発明の基板用搬送除塵装置によれ
ば、少なくとも各1個のエア吸引室およびエア噴出室を
有する除塵ユニットを備え、除塵ユニット方向へ搬送ロ
ーラにより搬送される基板に対し、エア噴出室から基板
表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する塵埃をエア吸
引室で吸引するようにした基板用搬送除塵装置におい
て、搬送ローラ側にのみ除塵ユニットを配置し、ベンチ
ュリ効果により基板を搬送ローラに当接させることを特
徴とする。
【0011】また、請求項2に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、少なくとも各1個のエア吸引室および
エア噴出室を有する除塵ユニットを備え、除塵ユニット
方向へ搬送ローラにより搬送される基板に対し、エア噴
出室から基板表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する
塵埃をエア吸引室で吸引するようにした基板用搬送除塵
装置において、基板の表裏面両側に二個一組の除塵ユニ
ットを対向させて配置し、搬送ローラ側の除塵ユニット
のベンチュリ効果による吸引力を、他方の除塵ユニット
のベンチュリ効果による吸引力以上の力とし、基板を搬
送ローラに当接させることを特徴とする。
【0012】また、請求項3に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項2記載の基板用搬送除塵装置に
おいて、搬送ローラ側の除塵ユニットからの噴出圧力を
他方の除塵ユニットからの噴出圧力以上の値とすること
で、搬送ローラ側の除塵ユニットのベンチュリ効果によ
る吸引力を、他方の除塵ユニットのベンチュリ効果によ
る吸引力以上の力とし、基板を搬送ローラに当接させる
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項4に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項2記載の基板用搬送除塵装置に
おいて、搬送ローラ側の除塵ユニットから基板面までの
間隔を、他の除塵ユニットから基板面までの間隔以下の
長さとするように調整することで、 搬送ローラ側の除
塵ユニットのベンチュリ効果による吸引力を、他方の除
塵ユニットのベンチュリ効果による吸引力以上の力と
し、基板を搬送ローラに当接させることを特徴とする。
【0014】また、請求項5に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項3に記載の基板用搬送除塵装置
において、二個の除塵ユニットからの噴出圧力を計測し
て、搬送ローラ配置側の除塵ユニットからの噴出圧力が
他方の除塵ユニットからの噴出圧力以上である場合に基
板を除塵ユニットへ搬送するように制御することを特徴
とする。
【0015】また、請求項6に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項1〜請求項5の何れか一項に記
載の基板用搬送除塵装置において、搬送ローラ側の除塵
ユニットは、搬送される基板に当接して回動する補助ロ
ーラを備えることを特徴とする。
【0016】また、請求項7に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項6に記載の基板用搬送除塵装置
において、前記補助ローラは除塵ユニットの搬入側の外
側部に配置されることを特徴とする。
【0017】また、請求項8に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項6または請求項7に記載の基板
用搬送除塵装置において、前記補助ローラは除塵ユニッ
トのエア吸引室の上側に配置されることを特徴とする。
【0018】また、請求項9に係る発明の基板用搬送除
塵装置によれば、請求項1〜請求項8の何れか一項に記
載の基板用搬送除塵装置において、前記除塵ユニット
は、第1のエア噴出室とこれを挟む第1、第2のエア吸
引室とが基板搬送方向に沿って並べて配置されることを
特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板用搬送除塵装
置の第1実施形態について図を参照しつつ説明する。な
お、従来技術と同じ構成については、同じ符号を付して
説明する。図1は本実施形態の基板用搬送除塵装置の構
成図、図2は搬送ローラの構造図である。本実施形態の
基板用搬送除塵装置は、図1で示すように、搬送ローラ
100、除塵ユニット300を備えている。この基板用
搬送除塵装置では基板Gが矢印a方向に搬送される。
【0020】搬送ローラ100は、基板Gを支持・搬送
するローラである。搬送ローラ100は、基板Gを搬送
する駆動力を与えるように構成されるか、または、他の
駆動源により搬送される基板Gに従動するように回動自
在に構成されている。搬送ローラ100は、図2(a)
で示すように、基板Gの両側を渡される長いロッド状の
搬送ローラ100とする場合と、基板Gの裏面に傷をつ
けることを回避するため、図2(b)で示すように基板
Gの側部のみ当接する二個の短い搬送ローラ100とす
る場合と、二通りの態様がある。このような態様は、使
用する基板Gの除塵対象面に応じて適宜選択される。本
実施形態では、基板Gの裏面が除塵対象面となるため、
搬送ローラ100は、図2(b)で示すような形態であ
るものとして以下、説明する。
【0021】なお、この搬送ローラ100は、後述する
実施形態においても同様に図2(a),(b)で示すよ
うな搬送ローラ100の選択が適宜可能である。基板の
表面のみ除塵対象ならば図2(a)の構造が採用され、
基板の裏面のみ、または、両面が除塵対象なら図2
(b)の構造が採用されるというものであり、後述する
実施形態では搬送ローラ100の構造について説明を省
略する。
【0022】構成の説明に戻るが、除塵ユニット300
は、図1で示すように、基板搬送方向(矢印a方向)に
向かって、エア吸引室301V、エア噴出室301P、
エア吸引室302Vとなるように並べられて構成されて
おり、搬送ローラ100側に配置されている。エア吸引
室301V,302Vは図示しない吸気ポンプへ、ま
た、エア噴出室301Pは図示しない送風ポンプへ接続
されるものとする。
【0023】基板Gは、例えば、TFT(薄膜トランジ
スタ)液晶パネル、PDP(プラズマ・ディスプレイ・
パネル)またはLCD(液晶ディスプレイ)等に用いら
れるガラス基板である。図1で示す基板Gは長尺な基板
Gの一部のみが図示されている。本明細書において、基
板Gの上面を表面と、下面を裏面として定義する。特
に、本実施形態では吸引現象が起きやすい0.3mm〜
1.1mmと薄い、TFT液晶パネル用のガラス基板を
対象としている。
【0024】続いて、本実施形態による除塵について説
明する。複数の基板Gが、所定の間隔を隔てて搬送ロー
ラ100上を順次搬送され、逐次除塵が行われるものと
する。この場合除塵ユニット300は、エア噴出室30
1Pによる洗浄エアの噴出、および、エア吸引室301
V,302Vによる塵埃の吸引を常時行っているものと
する。
【0025】まず、除塵される基板Gが、除塵ユニット
300の直上を、矢印a方向に搬送される。この場合、
基板Gにおいて、搬送ローラ100に接触する面(図1
では裏面)が基板Gの除塵対象面となる。基板Gの先端
は、ベンチュリ効果により除塵ユニット300がある下
側へ吸引される。しかしながら、搬送ローラ100から
基板Gが突出する量(以下オーバハング量という)は基
板Gの全長よりも充分小さいため、吸引されることなく
そのまま搬入が続いて、除塵ユニット300の両側の搬
送ローラ100により支持される。その後は、基板G
は、吸引力と自重とが相俟って搬送ローラ100へ強固
に当接するため、基板Gが搬送ローラ100から離脱す
るという事態は発生しない。
【0026】したがって、基板Gが搬送ローラ100上
を浮き上がることなく搬送され、同時に、エア噴出室3
01Pから洗浄エアが基板Gの除塵対象面に噴出され、
飛散した塵埃がエア吸引室301V,302Vにて吸引
されることにより、基板Gの除塵対象面の除塵が行われ
ることになる。これにより、従来技術のような吸引現象
により基板Gが損傷するというおそれを除くと共に、搬
送機構としては最小限の搬送ローラ100のみで済むの
で、広大な設備スペースや複雑、高価な装置構成が不要
になる。
【0027】続いて、本発明の基板用搬送除塵装置の第
2実施形態について図を参照しつつ説明する。なお、従
来技術、第1実施形態と同じ構成については、同じ符号
を付して説明する。図3は本実施形態の基板用搬送除塵
装置の構成図である。本実施形態の基板用搬送除塵装置
は、図3で示すように、搬送ローラ100、除塵ユニッ
ト200、除塵ユニット300を備えている。この基板
用搬送除塵装置では基板Gが矢印a方向へ搬送される。
【0028】搬送ローラ100、除塵ユニット300
は、第1実施形態と同じであり、その重複する説明を省
略する。除塵ユニット200は、図3で示すように、基
板搬送方向(矢印a方向)に沿って、エア吸引室201
V、エア噴出室201P、エア吸引室202Vが並べら
れて構成されている。エア吸引室201V,202Vは
図示しない吸気ポンプへ、また、エア噴出室201Pは
図示しない送風ポンプへ接続されるものとする。
【0029】除塵ユニット200,300は、上下で対
向して配置されており、これら除塵ユニット200,3
00の間を基板Gが搬送される。なお、基板Gが除塵ユ
ニット200,300の間で挟まれるとき、基板Gの表
面から除塵ユニット200までの間隔と、基板Gの裏面
から除塵ユニット300までの間隔と、は略等しくなる
ように配置される。
【0030】続いて、本実施形態による除塵について説
明する。複数の基板Gが、所定の間隔を隔てて順次搬送
され、除塵が行われるものとする。この場合除塵ユニッ
ト200,300は、エア噴出室201P,301Pに
よる洗浄エアの噴出、および、エア吸引室201V,2
02V,301V,302Vによる塵埃の吸引を常時行
っているものとする。
【0031】まず、除塵される基板Gが、除塵ユニット
200,300の間を、矢印a方向に搬送される。この
基板Gは表裏両面が除塵対象面となる。この場合、搬送
ローラ100側の除塵ユニット300のエア噴出室30
1P(以下単に下側という)から噴出される洗浄エアの
噴出圧力は、対向する他方の除塵ユニット200のエア
噴出室201P(以下単に上側という)から噴出される
洗浄エアの噴出圧力と同じ値か、または、より大きい値
となるように調整されている。
【0032】上側・下側からの噴出圧力が同じ場合、上
側・下側のそれぞれの除塵ユニット200,300にお
けるベンチュリ効果による吸引力は同じとなって、この
吸引力は相殺される。したがって、基板Gの自重によ
り、基板Gは搬送ローラ100に当接するが、基板Gは
充分に重いため、搬送ローラ100から離脱するという
事態は発生しない。
【0033】また、上側の噴出圧力よりも下側の噴出圧
力が大きい場合、基板Gが上昇するように思われるがそ
れは事実と反し、実際は下側ではベンチュリ効果による
吸引力が、上側の吸引力よりも大きくなっており、基板
Gは下側へ吸引される。しかしながら、搬送ローラ10
0が基板Gを支持しているため、吸引力により搬送ロー
ラに強固に当接するため、基板Gが搬送ローラ100か
ら離脱するという事態は発生しない。
【0034】したがって、基板Gが搬送ローラ100上
を離脱することなく搬送され、同時に、エア噴出室20
1P,301Pから洗浄エアが基板Gの両面に噴出さ
れ、飛散した塵埃がエア吸引室201V,202V,3
01V,302Vにて吸引されることにより、基板Gの
除塵対象面の除塵が行われることになる。
【0035】このような本実施形態では、基板Gが損傷
するというおそれをなくすとともに、搬送機構としては
最小限の搬送ローラ100のみで済むので、広大な設備
スペースや複雑、高価な装置構成が不要になる。特に、
基板Gの両面の除塵が必要な場合に好適である。また、
上側・下側の噴出圧力を調節することで、吸引力を制御
することができる。
【0036】なお、本実施形態では、基板Gから除塵ユ
ニット200までの間隔と、基板Gから除塵ユニット3
00までの間隔と、は略等しくなるように配置して、噴
出圧力を調節するものとして説明した。しかしながら、
除塵ユニット300への吸引力を,除塵ユニット200
への吸引力よりも大きくする別の手法を採用することも
できる。例えば、上側・下側の噴出圧力は同じ値とし
て、基板Gの表面から除塵ユニット200までの間隔よ
りも、基板Gの裏面から除塵ユニット300までの間隔
を小さくするように調整することで吸引力を調整するこ
ともできる。このように間隔を調整して上側・下側の吸
引力を調節するようにしてもよい。また、間隔と噴出圧
力とを共に調節することで、上側・下側の吸引力を調節
しても良い。
【0037】続いて、本発明の基板用搬送除塵装置の第
3実施形態について図を参照しつつ説明する。なお、従
来技術、第1,2実施形態と同じ構成については、同じ
符号を付して説明する。図4は本実施形態の基板用搬送
除塵装置の構成図である。本実施形態の基板用搬送除塵
装置は、図4で示すように、搬送ローラ100、除塵ユ
ニット200、除塵ユニット300、搬送制御部400
を備えている。この基板用搬送除塵装置では矢印a方向
に基板Gが搬送される。
【0038】搬送ローラ100、除塵ユニット200、
除塵ユニット300は、従来技術、第1,2実施形態と
同じであり、その重複する説明を省略する。搬送制御部
400は、図4で示す二個の圧力導入部401、差圧セ
ンサ402、駆動制御部403からなるものである。
【0039】圧力導入部401は、エア噴出室201
P,301Pの室内に設置され、エア噴出室201P,
301Pにおけるエアを導入するようになされている。
差圧センサ402は、二個の圧力導入部401からのエ
アを入力し、これらエアの差圧を計測して差圧信号を出
力する。駆動制御部403は、差圧センサ402から出
力される差圧信号に応じて、搬送ローラ100の駆動制
御を行う。
【0040】なお、搬送制御部400は、上記した構成
に限定されるというものではなく、例えば、図示しない
が、エア噴出室201P,301Pの室内にそれぞれ圧
力検出センサ(トランスデューサ)が設置され、エア噴
出室201P,301Pにおける噴出圧力を計測してそ
れぞれが圧力信号を出力し、これら二箇所から送信され
る圧力信号に基づいて差圧信号を演算し、この差圧信号
に応じて、駆動制御部403が搬送ローラ100の駆動
制御を行うようにしても良い。これら構成は適宜選択さ
れるが、例えば、小規模な装置では、図4で示すような
差圧センサ402を用いる形態がコスト等の観点から好
ましい。
【0041】続いて、本実施形態による除塵について説
明する。複数の基板Gが、所定の間隔を隔てて順次搬送
され、除塵が行われるものとする。この場合除塵ユニッ
ト200,300は、エア噴出室201P,301Pに
よる洗浄エアの噴出、および、エア吸引室201V,2
02V,301V,302Vによる塵埃の吸引が常時行
われているものとする。
【0042】まず、除塵される基板Gが、除塵ユニット
200,300の間を、矢印a方向に搬送される。この
基板Gは表裏両面が除塵対象面となる。この場合、搬送
ローラ100側の除塵ユニット300のエア噴出室30
1P(下側)から噴出される洗浄エアの噴出圧力は、他
方の除塵ユニット200のエア噴出室201P(上側)
から噴出される洗浄エアの噴出圧力と同じ値か、また
は、より大きい値としており、先に説明したように吸引
力の相殺、または、下側へ吸引されるように調整されて
いる。また、基板Gが除塵ユニット200,300の間
で挟まれている場合、基板Gの表面から除塵ユニット2
00までの間隔と、基板Gの裏面から除塵ユニット30
0までの間隔と、は略等しくなるように配置される。
【0043】そして、洗浄エアの噴出中では、二個の圧
力導入部401を介してエアが差圧センサ402へ導入
され、差圧センサ402から差圧信号を駆動制御部40
3へ出力している。駆動制御部403は、下側から噴出
される洗浄エアの噴出圧力が、上側から噴出される洗浄
エアの噴出圧力と同じ値か、または、より大きい値であ
るならば正常状態と判定する。一方、下側から噴出され
る洗浄エアの噴出圧力が、上側から噴出される洗浄エア
の噴出圧力より小さいならば、異常状態と判定する。
【0044】駆動制御部403は、噴出圧力が正常状態
であると判断したならば、搬送ローラ100を回転する
ように制御して、基板Gを除塵ユニット200,300
の間に進入させる。一方、駆動制御部403は、噴出圧
力が異常状態であると判断したならば、搬送ローラ10
0を停止するように制御する。
【0045】これにより、噴出圧力が変動して除塵ユニ
ット200の吸引力が除塵ユニット300の吸引力より
も大きいという噴出圧力の異常状態では基板Gを停止さ
せ、その一方で、噴出圧力の正常状態では基板Gは搬送
ローラ100に搬送されるように構成したため、基板G
が搬送ローラ100から浮き上がって離脱するおそれを
著しく小さくし、基板Gは搬送ローラに確実に当接した
状態で除塵される。
【0046】このため、基板Gが損傷するおそれを低減
させるとともに、搬送機構としては最小限の搬送ローラ
100のみで済むため、広大な設備スペースや複雑、高
価な装置構成が不要になる。特に、基板両面の洗浄が必
要な場合には好適である。
【0047】なお、この場合、基板Gから除塵ユニット
200までの間隔と、基板Gから除塵ユニット300ま
での間隔と、は略等しくなるように配置して上側と下側
とで噴出圧力を調節するようにしたが、上側と下側とで
噴出圧力を同じ圧力として間隔を調整して吸引力を調整
するようにしてもよい。また、間隔と噴出圧力を組み合
わせて吸引力を調節しても良い。
【0048】続いて、本発明の基板用搬送除塵装置の第
4実施形態について図を参照しつつ説明する。なお、従
来技術、第1,2,3実施形態と同じ構成については、
同じ符号を付して説明する。図5は本実施形態の基板用
搬送除塵装置の構成図、図6は補助ローラの構成図であ
る。本実施形態の基板用搬送除塵装置は、第1実施形態
に対し、さらに補助ローラを設けた形態である。
【0049】搬送ローラ100、除塵装置300は第1
実施形態と同じであるため、その重複する説明を省略
し、相違点のみ説明する。図5で示すように、除塵ユニ
ット300の搬入側と搬出側との両外側部に補助ローラ
303が配置される。補助ローラ303は、例えば、図
6(a)で示すように側面から見て一輪の構成とした
り,図6(b)で示すように二輪の構成としてもよい。
本実施形態では図6(b)であるものとして説明する。
【0050】続いて、補助ローラ303を設ける理由に
ついて説明する。例えば、図1で示した第1実施形態で
は、基板Gが搬送され、基板Gの先端のオーバハング量
が少なくない状態で除塵ユニット300の直上に位置す
るため、ベンチュリ効果による吸引力のため、基板Gの
先端が吸引されて除塵ユニット300に基板Gの先端が
接触することが起こりうる。これは将来的に基板Gが軽
量になるにつれて発生するおそれが顕著になってくる。
このため、補助ローラ303により、除塵ユニット20
0,300の近傍ででガラス基板Gを支持してオーバハ
ング量を少なくし、基板Gの先端が除塵ユニット300
に接触するという事態を防止する。
【0051】続いて、本実施形態による除塵について、
第1実施形態との相違点に重点をおいて説明する。複数
の基板Gが、所定の間隔を隔てて順次搬送され、除塵が
行われるものとする。この場合除塵ユニット300は、
エア噴出室301Pによる洗浄エアの噴出、および、エ
ア吸引室301V,302Vによる塵埃の吸引が常時行
われているものとする。
【0052】まず、除塵される基板Gが、除塵ユニット
300に向けて、矢印a方向に搬送される。この基板G
は搬送ローラ100・補助ローラ303側が除塵対象面
となる。基板Gは、ベンチュリ効果により除塵ユニット
300がある下側へ吸引される。しかしながら、搬送ロ
ーラ100に加え補助ローラ303が基板Gを支持して
いるため、従来よりオーバハング量を減少させており、
基板Gは補助ローラ303・搬送ローラ100に当接し
たまま搬入され、除塵ユニット300の両側にある補助
ローラ303・搬送ローラ100に支持される。その後
は、吸引力と相俟って基板Gが補助ローラ303・搬送
ローラ100に確実に当接するため、基板Gが搬送ロー
ラ100から離脱するという事態は発生しない。
【0053】なお、図7で示すように第2実施形態に補
助ローラ303を加えた形態、もしくは、図8で示すよ
うに第3実施形態に補助ローラ303を加えた形態を採
用しても、この第4実施形態と同様の効果を奏する。
【0054】以上説明したように、本実施形態では、基
板Gが搬送ローラ100上を離れることなく搬送される
という効果に加え、除塵ユニット200,300への進
入時に補助ローラ303によりオーバハング量を減少さ
せることで基板Gの先端が吸引されるというおそれも小
さくしている。このため、基板Gが損傷するおそれを除
くと共に、搬送機構としては最小限の搬送ローラ100
・補助ローラ303のみで済むので、広大な設備スペー
スや複雑、高価な装置構成が不要になる。
【0055】続いて、本発明の基板用搬送除塵装置の第
5実施形態について図を参照しつつ説明する。なお、従
来技術、第1,2,3,4実施形態と同じ構成について
は、同じ符号を付して説明する。図9は本実施形態の基
板用搬送除塵装置の構成図、図10は補助ローラ構造の
説明図である。本実施形態の基板用搬送除塵装置は、第
1〜第3実施形態に対し、さらに補助ローラを設けた形
態であるが、第4実施形態とは異なる位置に補助ローラ
を配置した点が相違している。
【0056】本実施形態では、図9で示すように、除塵
ユニット300のエア吸引室301V,302Vの上側
に補助ローラ303が配置される。補助ローラ303
は、例えば、図10で示すように、エア吸引室301
V,302Vの吸引口の口内に配置されている。なお、
この補助ローラ303は、図6(a)で示すような側面
から見て一輪の構成である。このような補助ローラ30
3の存在に拘わらず、塵埃の吸引には影響がないような
充分大きい吸引口を確保すれば、除塵能力に問題は生じ
ない。
【0057】このように、本実施形態では、除塵ユニッ
ト200,300のエア噴出室201P,301Pへの
進入直前で補助ローラ303が基板Gで支持する構造を
採用した。このため、基板Gが搬送ローラ100上を離
れることなく搬送されるという効果に加え、除塵ユニッ
ト200,300への進入時に補助ローラ303により
オーバハング量をさらに減少させることで基板Gの先端
が吸引されるというおそれも少なくしている。このた
め、基板Gが損傷するというおそれを除くと共に、搬送
機構としては最小限の搬送ローラ100・補助ローラ3
03のみで済むので、広大な設備スペースや複雑、高価
な装置構成が不要になる。
【0058】また、図11で示すように、第2実施形態
に補助ローラ303を加えた形態、もしくは、図12で
示すように第3実施形態に補助ローラ303を加えた形
態としても、先の説明の通り、基板Gの先端が除塵ユニ
ット300に接触するという事態を防止する能力をさら
に高めている。
【0059】以上説明したように、本実施形態では、基
板Gが搬送ローラ100上を離れることなく搬送される
という効果に加え、除塵ユニット200,300への進
入時に基板Gの先端が吸引されるというおそれをなくし
ている。このため、基板Gが損傷するというおそれを除
くと共に、搬送機構としては最小限の搬送ローラ100
・補助ローラ303のみで済むので、広大な設備スペー
スや複雑、高価な装置構成が不要になる。
【0060】なお、上記の第1〜第5の実施形態では、
除塵ユニット200,300は2個のエア吸引室の間に
1個のエア噴出室を配置した例(V−P−V構造)であ
るものとして説明したが、これ以外に2個のエア噴出室
の間に1個のエア吸引室を配置した例(P−V−P構
造)としてもよい。これら構成が適宜選択される。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、従来では問題となって
いたベンチュリ効果を逆に活用できる構造を採用し、ベ
ンチュリ効果により発生する吸引力を基板に作用させて
この基板を確実に搬送ローラへ当接させて衝突等の発生
を防止するとともに装置全体の構造の簡素化、低コスト
化を可能にした基板用搬送除塵装置を提供することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図2】搬送ローラの構造図である。
【図3】本発明の第2実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図4】本発明の第3実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図5】本発明の第4実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図6】補助ローラの構造図である。
【図7】本発明の第4実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図8】本発明の第4実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図9】本発明の第5実施形態の基板用搬送除塵装置の
構成図である。
【図10】補助ローラの構造図である。
【図11】本発明の第5実施形態の基板用搬送除塵装置
の構成図である。
【図12】本発明の第5実施形態の基板用搬送除塵装置
の構成図である。
【図13】従来技術の基板用搬送除塵装置の説明図であ
る。
【図14】ベンチュリ効果を説明する説明図である。
【符号の説明】
100 搬送ローラ 200 除塵ユニット 201V,202V エア吸引室 201P エア噴出室 300 除塵ユニット 301V,302V エア吸引室 301P エア噴出室 303 補助ローラ 400 搬送制御部 401 圧力導入部 402 差圧センサ 403 駆動制御部 G 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 JC19 JD15 3B116 AA02 AB14 AB48 BB24 BB34 BB72 CD42 CD43 5F031 CA05 FA02 FA07 GA53 JA10 JA21 JA47 NA14 PA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも各1個のエア吸引室およびエア
    噴出室を有する除塵ユニットを備え、除塵ユニット方向
    へ搬送ローラにより搬送される基板に対し、エア噴出室
    から基板表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する塵埃
    をエア吸引室で吸引するようにした基板用搬送除塵装置
    において、 搬送ローラ側にのみ除塵ユニットを配置し、ベンチュリ
    効果により基板を搬送ローラに当接させることを特徴と
    する基板用搬送除塵装置。
  2. 【請求項2】少なくとも各1個のエア吸引室およびエア
    噴出室を有する除塵ユニットを備え、除塵ユニット方向
    へ搬送ローラにより搬送される基板に対し、エア噴出室
    から基板表面に向けて洗浄エアを噴出し、飛散する塵埃
    をエア吸引室で吸引するようにした基板用搬送除塵装置
    において、 基板の表裏面両側に二個一組の除塵ユニットを対向させ
    て配置し、 搬送ローラ側の除塵ユニットのベンチュリ効果による吸
    引力を、他方の除塵ユニットのベンチュリ効果による吸
    引力以上の力とし、基板を搬送ローラに当接させること
    を特徴とする基板用搬送除塵装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の基板用搬送除塵装置におい
    て、 搬送ローラ側の除塵ユニットからの噴出圧力を他方の除
    塵ユニットからの噴出圧力以上の値とすることで、搬送
    ローラ側の除塵ユニットのベンチュリ効果による吸引力
    を、他方の除塵ユニットのベンチュリ効果による吸引力
    以上の力とし、基板を搬送ローラに当接させることを特
    徴とする基板用搬送除塵装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の基板用搬送除塵装置におい
    て、 搬送ローラ側の除塵ユニットから基板面までの間隔を、
    他の除塵ユニットから基板面までの間隔以下の長さとす
    るように調整することで、 搬送ローラ側の除塵ユニッ
    トのベンチュリ効果による吸引力を、他方の除塵ユニッ
    トのベンチュリ効果による吸引力以上の力とし、基板を
    搬送ローラに当接させることを特徴とする基板用搬送除
    塵装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の基板用搬送除塵装置にお
    いて、 二個の除塵ユニットからの噴出圧力を計測して、搬送ロ
    ーラ配置側の除塵ユニットからの噴出圧力が他方の除塵
    ユニットからの噴出圧力以上である場合に基板を除塵ユ
    ニットへ搬送するように制御することを特徴とする基板
    用搬送除塵装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の
    基板用搬送除塵装置において、 搬送ローラ側の除塵ユニットは、搬送される基板に当接
    して回動する補助ローラを備えることを特徴とする基板
    用搬送除塵装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の基板用搬送除塵装置にお
    いて、 前記補助ローラは除塵ユニットの搬入側の外側部に配置
    されることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
  8. 【請求項8】請求項6または請求項7に記載の基板用搬
    送除塵装置において、 前記補助ローラは除塵ユニットのエア吸引室の上側に配
    置されることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の
    基板用搬送除塵装置において、 前記除塵ユニットは、第1のエア噴出室とこれを挟む第
    1、第2のエア吸引室とが基板搬送方向に沿って並べて
    配置されることを特徴とする基板用搬送除塵装置。
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