JP2010126166A - 液体注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】押圧により内容物を一定量、注出しうる液体注出容器を提供する。
【解決手段】筒状胴部11と頭部13とが一体成形された容器本体10と、前記容器本体10の下部に脱着自在に連設される注出ノズル付き底部20と、前記底部20と容器本体10との連結部30に脱着自在に装着される台座40とからなり、前記筒状胴部11は熱可塑性樹脂からなり、前記頭部13は圧搾変形可能な樹脂からなり、かつ前記頭部13には、押圧部15が形成されることを特徴とする。容器を反転させることなく押圧により一定量の内容物を吐出でき、かつ内容物の再充填性、容器再使用性、容器廃棄時のリサイクル性に優れる。
【選択図】図2

Description

本願の発明は、容器本体に形成された押圧部を押圧することで内容物を一定量、注出しうる液体注出容器に関し、より詳細には、容器頭部に圧搾変形可能な樹脂からなる押圧部を有する容器であって、押圧により一定量を注出でき、注出後は、容器外周に装着された台座を回転することで注出ノズル先端を密封し、内容物の液漏れを防止し得る液体注出容器に関する。
洗濯機の普及に伴い、一定量の衣料用液体洗剤や柔軟剤、漂白剤などを投入することが多く、計量用のキャップ付き容器に収納される製品が多用されている。しかしながら、計量用のキャップを使用する場合には、内容物がキャップに残存するため手を汚し、キャップを洗濯液ですすいでから容器本体に装着するには手間がかかり面倒である。また、目の不自由な方には、一定量を目で確認する方法は、困難を強いるものである。
このような問題を解決するため、計量キャップを使用せずに一定量を注出しうる容器が開発されている。例えば、液状物を収容する容器の胴部が圧搾可能に形成された中空容器本体と、該中空容器本体の口頸部に嵌着されて、その開口部を塞ぐ栓体の底壁中央部に上方へ突設した筒体の先端部の側面に開口部を設けた溶液導出筒体と、前記栓体の縁部の上面に中蓋を螺着する周壁部を立設して貯溜部を形成すると共に、前記導出筒体の下部に吸い上げ管を連接して形成されてなる中栓と、該中栓に筒状の中蓋を上下動可能に螺合せしめて調整可能な計量室を形成すると共に、該筒状の中蓋の先端部に前記中栓の上端面が離接可能な開口部を形成して開閉可能にした中蓋とから形成されてなる蓋体と、前記中空容器本体の口頸部に嵌着してなる前記蓋体に被着せしめて蓋体の注出口を密閉する外蓋とにより形成された液体定量注出容器もある(特許文献1)。前記中空容器本体は、熱可塑性樹脂合成樹脂のブロー成形により成形され、容器の胴部を握力により圧搾できるように成形されている。圧搾により、内溶液を必要量だけ計量して注出できる、という。
これに対し、容器を押圧することで一定量を吐出しうる容器もある。例えば、スクイズ変形可能な胴部を有する容器本体に、胴部のスクイズ変形量を一定に規制する規制筒体を組付けると共に、容器本体内の正圧により開状態となり、内容液と空気の通過を規制する弁機能部分を設けた液体注出容器がある(特許文献2)。胴部に対する押圧操作によるスクイズ変形量を一定化させて注出量を定量化させたものである。容器本体は、ポリエチレン樹脂とか塩化ビニール樹脂などの比較的軟質な合成樹脂材料により壜体状にブロー成形され、スクイズ変形可能な有底筒形状となった胴部の上端に、外周面に螺条を刻設した口筒部を起立連設して構成されている。
また、容器本体の押圧操作部以外の部分に減圧変形部を備え、容器内圧を経時的に減圧させる内容液を収容可能としてなる定量吐出容器もある(特許文献3)。容器内部の前記押圧操作部に相対する位置にキャップに吊支された多孔筒が配置され、押圧された押圧操作部と衝合し、押圧操作部のスクイズ変形量を一定に規定し、内容液の吐出量を定量化できる、という。なお、容器は、軟質プラスチックをスクイズ変形可能に成形したものである。
さらに、柔軟性を有する薄肉な可撓性の合成樹脂製のスリーブを押し出し成形によりシームレスに形成し、スリーブの上端に、インサート成形によって当該スリーブの外径寸法に納まる寸法で剛性を有する合成樹脂製の首部品を一体成形し、スリーブの下端に、スリーブ内に嵌装される筒部と、スリーブの下端から外方へ張り出される鍔部と、筒部内に配置されてスリーブの上端側へ向かって延出され当該スリーブの可撓量を規制する規制部とを備え、剛性を有する底部品を装着するとともに、スリーブに、その上端から下端へ向かってスライド自在に挿入されて筒部との間でスリーブを挟み込みかつ鍔部と接合される剛性を有する押さえリングを装着する定量抽出容器もある(特許文献4)。抽出口周りの構造を単純化でき、また底部分を必要に応じて高い強度で形成することができる、という。
特開2003−040309号公報 特開平08−318964号公報 特開2001−151284号公報 特開2006-8171号公報
しかしながら、特許文献1記載の容器は、容器内に溶液導出筒体を収納し、栓体の縁部の上面に貯溜部を、前記導出筒体の下部に中栓を、前記中栓に計量室を形成する必要があり、構造が複雑である。
また、上記特許文献2〜4に記載される容器は、通常時は開口部を上方に向け、内容液を吐出する際に容器の開口部を下向きに反転させるものである。このため、内容量が1リットルを超える場合には、高齢者などのように腕力が弱く、または腕力が低下した者には、容器反転が容易でなく、一定量の注出が困難となる場合がある。また、上記特許文献記載の容器は、熱可塑性樹脂合成樹脂や比較的軟質な合成樹脂材料を使用して構成される胴部を押圧するものであり、女性や高齢者など握力が弱い場合には、押圧によって一定量を注出することが困難となる場合もある。したがって、誰にでも簡便に操作できる液体注出容器の開発が望まれる。
また、液体洗剤や柔軟剤、漂白剤などは、内容物を詰め替えることで容器を再使用できることが望まれる。このような容器の再使用のためには、詰め替え時の容器安定性に優れる材料で容器本体を構成する必要があり、易押圧性との両立が容易でない。また、容器を再利用するためには、詰め替え用注入口が確保される必要があるが、上記した容器は、必ずしも再利用を考慮したものではない。
また、環境保全の観点から、使用後の容器は、リサイクルしうることが好ましい。リサイクル効率を向上させるため、部材ごとに分解できる必要があるが、上記した容器は必ずしも構成部材ごとの分離が容易ではない。
上記現状に鑑みて、本発明は、握力や腕力が弱い者にも、簡便に使用できる、一定量を注出しでる液体注出容器を提供することを目的とする。
また、リサイクル、容器再使用が可能な、環境保全に優れる液体注出容器を提供することを目的とする。
本発明者らは、内容物を注出する注出ノズル付き底部を、容器本体の下部に連設することで、容器を倒立させることなく内容物を取り出せること、注出ノズル付き底部の外周を台座で構成することで保存時の自立安定性を確保しうること、容器頭部を圧搾変形可能な樹脂で構成し、かつ頭部に押圧部を形成すれば、前記押圧部の押圧によって容器内圧を上昇させ、一定量の内容物を容易に注出しうること、前記容器本体を筒状に形成することで容器の把持が容易となること、前記容器本体、底部、台座などをいずれも脱着可能に構成することで、リサイクルを容易とし、かつ内容物の再充填を可能としうることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、筒状胴部と頭部とが一体成形された容器本体と、
前記容器本体の下部に脱着自在に連設される注出ノズル付き底部と、
前記底部と容器本体との連結部に脱着自在に装着される台座とからなり、
前記筒状胴部は熱可塑性樹脂からなり、前記頭部は圧搾変形可能な樹脂からなり、かつ
前記頭部には、押圧部が形成されることを特徴とする、液体注出容器を提供するものである。
本願発明によれば、内容物を注出する注出ノズル付き底部が容器本体の下部に結合されるため、容器を倒立することなく、内容物を注出することができる。
また、本発明によれば、押圧部が形成される頭部が、柔軟性に優れる圧搾変形可能な樹脂で構成されるため、押圧部の押圧が容易であり、握力や腕力の弱いものでも、簡便に一定量の内容物を注出することができる。しかも、容器を反転することなく、片手で一定量を注出することができ、操作が簡単である。
本発明の容器は、各部材が脱着自在に構成されているため、容器使用後のリサイクルが可能であり、環境保全に優れる。
また、本発明の液体注出容器は、押圧部の押圧による一定量の注出のみならず、使用しない時には注出ノズルの先端を台座に設けた突起部で閉塞することができ、注出ノズルの先端にキャップなどを装着することなく液漏れを防止し、塵埃等の侵入を回避することができる。
本発明は、筒状胴部と頭部とが一体成形された容器本体と、前記容器本体の下部に脱着自在に連設される注出ノズル付き底部と、前記底部と容器本体との連結部に脱着自在に装着される台座とからなり、前記筒状胴部は熱可塑性樹脂からなり、前記頭部は圧搾変形可能な樹脂からなり、かつ前記頭部には、押圧部が形成されることを特徴とする、液体注出容器である。前記注出ノズルは、前記底部に偏在して連設され、前記台座は前記底部と容器本体との連結部に回転可能に装着され、かつ前記台座の底部は、前記注出ノズルの先端部と嵌合する突起部を有することが好ましい。以下、本発明を詳細に説明する。
(1)液体注出容器
図1は、本発明の液体注出容器の好適な態様の斜視図であり、図2は、その縦断面図である。本発明の液体注出容器(100)は、容器本体(10)の下部に、注出ノズル(21)が一体形成された底部(20)が連設され、底部(20)と容器本体(10)との連結部(30)に台座(40)が脱着自在に装着されている。台座(40)は、その上端に形成された複数の爪部(43)によって、前記連結部(30)の外周に装着することができる。また、前記容器本体(10)は、筒状胴部(11)と前記筒状胴部(11)の上端に一体に構成される圧搾変形可能な樹脂からなる頭部(13)とからなり、図1に示すように、頭部(13)に押圧部(15)が形成され、前記押圧部(15)の加圧により頭部(13)が変形して容器内圧が上昇し、これに応じて前記注出ノズル(21)から一定量の内容物が吐出される。
本発明の液体注出容器(100)は、容器を反転することなく、押圧によって一定量の内容物を注出できるため、片手で操作することができる。
本発明の液体注出容器(100)は、上記したように脱着自在の構成されるため、使用後のリサイクルを容易にすることができる。
また、容器本体(10)から台座(40)および底部(20)を取り外し、容器本体(10)を倒立させることで、容器本体(10)に内容物を再充填し、容器を再使用することができる。
(2)容器本体
容器本体は、筒状胴部と頭部とが一体成形されてなる内容物収容部である。前記頭部は圧搾変形可能な樹脂からなり、押圧部が形成されている。
容器本体の形状は、上記目的を奏するものであれば特に制限はない。筒状胴部は、容器を把持するのに適するよう、略円筒形状であることが好ましく、頭部に形成される押圧部は、筒状胴部を把持した手指に押圧しうる位置に配置されていればよい。
例えば、図1、図2に示すように、筒状胴部(11)が上端に向かって径が細くなり、前記筒状胴部(11)に連設される頭部(13)も漸次その径が細くなる首部を経た後に漸次径が太くなる頂部を有する構成が例示できる。頭部(13)には、一対の押圧部(15)が形成され、筒状胴部(11)を把持した指先で押圧部(15)を押圧しうる。
図3に上記図1に示す本発明の液体注出容器の平面図を示す。図1、図3に示すように、前記押圧部(15)には、突起部(15a)が形成されていてもよい。突起(15a)によって押圧部(15)を容易に認識することができ、誤作動を防止しうると共に、目の不自由な使用者でも触感によって押圧部(15)を認識することができる。本発明の液体注出容器は、前記突起部(15a)に、矢印で示す押圧を付加することで頭部(13)が変形し、容器内圧を上昇させることができる。
本発明では、容器本体の下端を上方に向けて内容物を充填する。このため、頭部は、頂部が略水平かつ平坦に成形されることが好ましい。内容物を充填又は再充填する際の倒立安定性を確保するためである。このため、図1、図2に示すように、頂部の断面積が頭部の他の部分の断面積よりも広く構成されるものであってもよい。
頭部(13)に連設される筒状胴部(11)は、容器把持部として機能する。筒状胴部(11)を把持して移動させる際に、容器内圧の変動を回避する必要がある。筒状胴部の把持によって容器内圧が上昇すると、注出ノズル(21)から内容物が吐出されるからである。このため、圧搾変形しない熱可塑性樹脂で構成することが好ましい。このため、容器本体(10)は、圧搾変形しない熱可塑性樹脂と圧搾変形可能な樹脂との二色インジェクション成形法によって成形されることが好ましい。圧搾変形可能な樹脂によって頭部(13)を形成し、次いで圧搾変形しない熱可塑性樹脂によって筒状胴部(11)を形成することもできるし、圧搾変形しない熱可塑性樹脂によって筒状胴部(11)を形成し、次いで圧搾変形可能な樹脂によって頭部(13)を形成してもよい。二色インジェクション成形法によれば、圧搾変形が好ましい頭部(13)と、圧搾変形を防止したい筒状胴部(11)とを一体成形でき、簡単な構成で液密を確保することができる。
本発明において、筒状胴部(11)を構成する圧搾変形しない熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレンやポリエチレン、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂が例示できる。
また、頭部(13)を構成する圧搾変形可能な樹脂としては、SBCなどのスチレン系エラストマー、TPVCなどの塩ビ系エラストマー、TPOなどのオレフィン系エラストマー、その他、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ニトリル系エラストマー、ポリアミド系エラストマーなどのエラストマーが例示できる。
なお、容器本体(10)の下端外周には、螺条(14)が形成される。螺条(14)によって、底部(20)との脱着自在な連設が可能となる。
(3)底部
底部(20)は、容器本体(10)との液密を確保し、配設される注出ノズル(21)から内圧上昇に対応して一定量の内容物を吐出するものである。
本発明では、底部(20)は、筒状胴部(11)を構成する樹脂と同様の樹脂で構成することができる。なお、底部(20)と筒状胴部(11)とは、同じ樹脂で構成しても、異なる樹脂で構成してもよい。
図4の本発明の液体注出容器の部分断面図に示すように、底部(20)の上端部の内側には、螺条(23)が形成されている。この螺条(23)と容器本体(10)の下端に形成された螺条(14)とを介して、脱着自在に両者を結合することができる。なお、図5に示すように、容器本体(10)の下端部と底部(20)との接触部に環状のパッキン(31)を装着してもよい。これによって液密を高度に確保することができる。
底部(20)に形成される注出ノズル(21)には、ノズルキャップ(25)が装着されている。ノズルキャップは、図6の平面図に示すように、キャップ頭部(25a)と、キャップ頭部(25a)に連設される杵部(25b)と、杵部(25b)の上端に形成される円形スパイラル状の可撓部(25c)とからなる。前記押圧部(15)の加圧によって容器内圧が上昇すると、前記ノズルキャップ(25)を構成する前記円形の可撓部(25c)が変形して杵部(25b)とキャップ頭部(25a)とが注出ノズル(21)の先端から押し出されて注出ノズル(21)とキャップ頭部(25a)との間に隙間が形成され、この隙間から内圧の上昇と対応する一定量の内容物が吐出される。なお、内容物の吐出後は、前記可撓部(25c)の変形が停止されて杵部(25b)とキャップ頭部(25a)とを容器上端部に引き上げ、注出ノズル(21)の先端にキャップ頭部(25a)が装着され、内容物の遺漏が防止される。
本発明では、底部(20)に配設される管状の注出ノズル(21)は、底部(20)の略中央に形成させてもよいが、図4に示すように、偏在させてもよい。
(4)台座
本発明において、台座は、容器の自立安定性を確保するものである。
台座(40)は、内容物を収納した容器の自立性を確保するため、剛性ある材質で構成され、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂などを射出成形して調製することができる。
図1の容器斜視図に示すように、台座(40)は、前記底部(20)と容器本体(10)との連結部に脱着自在に装着される。具体的には、図4に示すように、その上端に形成した複数の爪部(43)を有し、前記底部(20)と容器本体(10)との連結部、たとえば底部(20)の上端になどに前記爪部(43)を掛けることで脱着可能に装着することができる。また、爪部(43)によって装着する場合は、台座(40)を前記底部(20)の外周に回転させることができる。
本発明では、図1、図4に示すように、台座(40)の底部(41)は、少なくとも一部が切り欠いてあり、この切欠部を通過させて注出ノズル(21)から注出される内容物を分取することができる。
一方、前記注出ノズル(21)が底部(20)に偏在して配設される場合には、台座(40)の底部(41)に注出ノズル(21)の先端と嵌合しうる突起部(45)が形成されることが好ましい。注出ノズル(21)から一定量の内容物を注出した後に台座(40)を回転させ、注出ノズル(21)の先端と突起部(45)とを嵌合させることで、保存時の内容物の遺漏を防止することができる。
(5)製造方法
本発明の液体注出容器は、二色インジェクション成形法によって頭部(13)と筒状胴部(11)とからなる容器本体(10)を形成し、この容器本体(10)を底部(20)の上方に装着し、底部(20)の下端から台座(40)を装着して、製造することができる。
予め液体洗剤や漂白剤、柔軟剤などの内容物を前記容器本体(10)に充填し、ついで底部(20)並びに台座(40)を装着すれば、製品を製造することができる。
なお、図7に示すように、予め底部(20)の注出ノズル(21)先端には、初期開封シール(60)が密封されるものであってもよい。これにより、保存時、流通時など使用開始に至るまでの初期密封性を確保し、保存安定性を向上させることができ、かつ保存時の遺漏なども防止することができる。
本発明によれば、簡便に一定量を注出することができ、かつ使用後は、内容物の再充填によって容器を再使用することができ、また、容器を廃棄する際には、部材ごとの分離が容易なため、リサイクル効率が高く、環境保全に優れる液体注出容器を提供することができ、有用である。
図1は、本発明の液体注出容器の好適な態様の斜視図である。 図2は、本発明の液体注出容器の好適な態様の断面図である。 図3は、本発明の液体注出容器の平面図である。 図4は、本発明の液体注出容器の部分断面図である。 図5は、本発明の液体注出容器の部分断面図である。 図6は、本発明で使用するノズルキャップの平面図である。 図7は、初期開封シールで密封された、本発明の液体注出容器の断面図である。
符号の説明
10・・・胴部、
11・・・筒状胴部、
13・・・頭部、
14・・・螺条、
15・・・押圧部、
15a・・・突起部、
20・・・底部、
21・・・注出ノズル、
23・・・螺条、
25・・・ノズルキャップ、
30・・・連結部、
31・・・パッキン、
40・・・台座、
41・・・底部、
43・・・爪部、
45・・・突起部、
60・・・初期開封シール、
100・・・液体注出容器

Claims (2)

  1. 筒状胴部と頭部とが一体成形された容器本体と、
    前記容器本体の下部に脱着自在に連設される注出ノズル付き底部と、
    前記底部と容器本体との連結部に脱着自在に装着される台座とからなり、
    前記筒状胴部は熱可塑性樹脂からなり、前記頭部は圧搾変形可能な樹脂からなり、かつ
    前記頭部には、押圧部が形成されることを特徴とする、液体注出容器。
  2. 前記注出ノズルは、前記底部に偏在して連設され、
    前記台座は前記底部と容器本体との連結部に回転可能に装着され、かつ
    前記台座の底部は、前記注出ノズルの先端部と嵌合する突起部を有することを特徴とする、請求項1記載の液体注出容器。
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