JP2010121458A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】パワートレインの曲げ剛性を向上しつつ、パワートレインの小型化、軽量化、生産性向上を実現することができるスタータを提供する。
【解決手段】トランスミッション(6)を含むパワートレイン(4)が連結されるエンジン(2)の側方に配置され、エンジンを始動するスタータ(10)であって、スタータ本体(11)の少なくとも一部が内蔵されるスタータブロック(14)を備え、スタータブロックは、エンジンとトランスミッションとに固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、スタータに係り、詳しくは、車両のエンジンを起動するのに好適なスタータに関する。
エンジンのシリンダブロックとミッションケースとに固定される略U字形のスティフナを備えたエンジンとミッションケースとの結合補強装置において、上記シリンダブロックの側方にスタータを配置し、このスタータの軸方向一端を上記ミッションケースに固定するとともに、スタータの軸方向他端を上記スティフナに固定したエンジン・ミッションからなる結合補強装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術によれば、エンジン及びミッションを含むパワートレインの曲げ剛性を向上することができる。
特開平02−40935号公報
しかしながら、上記従来技術では、スティフナは2つの部材から構成されており、スタータとは別にスティフナの取付スペースを要するため、パワートレインが大型化し、重量も増大するとの問題がある。
また、上記従来技術では、2つの部材からなるスティフナの組み付け作業には時間が掛かり、パワートレインの生産性が低下するとの問題もある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、パワートレインの曲げ剛性を向上しつつ、パワートレインの小型化、軽量化、生産性向上を実現することができるスタータを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載のスタータは、トランスミッションを含むパワートレインが連結されるエンジンの側方に配置され、エンジンを始動するスタータであって、スタータ本体の少なくとも一部が内蔵されるスタータブロックを備え、スタータブロックは、エンジンとトランスミッションとに固定されることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、スタータブロックは、エンジンのクランクケースと、トランスミッションのミッションケースとに締結部材を介して固定されることを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項2において、スタータブロックは、クランクケースに締結される第1締結部と、第1締結部と交差する面で且つ第1締結部に近接する位置にてミッションケースに締結される第2締結部と、第1締結部と同一面で且つスタータ本体の長手方向にスタータ本体から突出された位置にてクランクケースに締結される第3締結部とを有することを特徴としている。
請求項1記載の本発明のスタータによれば、スタータ本体の少なくとも一部が内蔵されるスタータブロックを備え、スタータブロックがエンジンとトランスミッションとに固定されることにより、スタータにパワートレインの曲げ剛性を向上するための補強部材たるスティフナとしての機能を持たせることができ、スタータとスティフナという異なる部品を1部品に集約することができる。従って、パワートレインの部品点数低減や省スペース化を図ることができ、パワートレインの曲げ剛性を向上しつつ、その小型化、軽量化、生産性向上を実現することができる。
しかも、スタータブロックにスタータ本体を内蔵することで、スタータにスティフナとしての機能を持たせるに際してスタータの大型化を回避することができるため、パワートレインの更なる省スペース化を図ることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、具体的には、スタータブロックは、エンジンのクランクケースと、トランスミッションのミッションケースとに締結部材を介して固定される。
更に、請求項3記載の発明によれば、スタータブロックは、クランクケースに締結される第1締結部と、第1締結部と交差する面で且つ第1締結部に近接する位置にてミッションケースに締結される第2締結部と、第1締結部と同一面で且つスタータ本体の長手方向にスタータ本体から突出された位置にてクランクケースに締結される第3締結部とを有する。これにより、スタータブロックのクランクケースに対する固定をスタータ本体の長手方向にて両持支持とすることができるため、スタータのスティフナとしての機能を高めることができ、パワートレインの曲げ剛性を更に向上することができる。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1は、後輪駆動の車両の車体(図示せず)の前後方向に縦置きにて搭載されたエンジン2と、エンジン2に連結される車両の動力伝達装置であるパワートレイン4とを示している。
パワートレイン4は、エンジン2とトランスミッション6とを含んで構成され、トランスミッション6はミッションケース8に収容されている。
ミッションケース8は、クラッチハウジング8aとギアハウジング8bとから構成され、クラッチハウジング8aには、エンジン2のクランクシャフトが直結されるフライホイールや、クラッチ(何れも図示せず)が収容され、ギアハウジング8bには変速ギア列(図示せず)が収容されている。
クラッチハウジング8aは、エンジン2の上記クランクシャフトが収容されるクランクケース2aに接合され、ギアハウジング8bはクラッチハウジング8aに接合されており、即ち、パワートレイン4は、エンジン2にクラッチハウジング8a、ギアハウジング8bが車体の前後方向の後側に向けて順次接合されて構成されている。
ここで、エンジン2の側方にはエンジン2を始動するスタータ10が配置され、スタータ10の起動によって上記フライホイールの外周にリングギア(図示せず)が嵌合される。そして、スタータ10のモータ回転によって上記リングギアを介して上記フライホイール、及びそれに直結される上記クランクシャフトが回転され、エンジン2が始動される。
一方、ギアハウジング8bからは、上記フライホイール、クラッチ機構、変速ギア列を介してエンジン2の回転動力が伝達されるメインシャフト12が後方に延びており、メインシャフトがプロペラシャフトやデファレンシャルを介して車両の後輪(何れも図示せず)を回転駆動する。
ところで、本実施形態では、スタータ10は、スタータ本体11が内蔵されるスタータブロック14を備え、スタータブロック14は、エンジン2とトランスミッション6との互いの連結を補強するパワートレイン4の補強構造を構成している。
以下、図2のスタータ10を図1のA方向からみた拡大詳細上面図、及び、図3のスタータ10を図1のB方向からみた拡大詳細前面図を参照して、上記補強構造について説明する。
図2及び図3に示されるように、スタータブロック14は、エンジン2側の内方面14aと、トランスミッション6側の内方面14aと直交する後方面(交差する面)14bとがスタータ10の上下を長手方向とする略同一形状で且つ略同一面積の平面視略長方形状をなしている。
更に、四方面を有する完全な立法体からなるブロックからエンジン2の外方側の部位を排除することにより、スタータブロック14の上方面14c及び下方面14dは、平面視略直角二等辺三角形状をなし、スタータ本体11の前後の長手方向の中間部近傍まで延びており、換言すると、スタータ本体11は、その中間部近傍から前部にかけてスタータブロック14からが露出され、その他の部位はスタータブロック14に内蔵されている。
内方面14aからは、上下方向にそれぞれ例えば2つの第1締結部16が略同一鉛直線上に突設され、各第1締結部16がクランクケース2aに各ボルト(締結部材)18を介して締結、固定される。
一方、後方面14bからは、上下方向にそれぞれ例えば1つの第2締結部20が略同一鉛直線上に突設され、各第2締結部20がクラッチハウジング8aのエンジン2側の端面などに各ボルト(締結部材)22を介して締結、固定されている。このように、各第1締結部16と各第2締結部20とは、スタータブロック14において互いに直角に交差する内方面14a、後方面14bにおいて比較的近接する位置に形成される。
更に、内方面14aからは、第1締結部16が形成される内方面14aと同一面で且つスタータ本体11の前側の長手方向にスタータブロック14の一部として長手部24が延設され、長手部24の先端には例えば1つの第3締結部26が形成され、各第1締結部16のみならず、第3締結部26もクランクケース2aにボルト(締結部材)28を介して締結、固定されている。
長手部24は、詳しくはボルト28を螺進可能な第3締結部26の幅を確保できる程度の小幅で、且つスタータ本体11の前後の長手方向にスタータ本体11から若干突出された、例えば第3締結部26のみがスタータ本体11から突出される程度まで延設されている。
以上のように、本実施形態では、エンジン2とトランスミッション6との互いの連結を補強するスタータブロック14を設けることにより、スタータブロック14にパワートレイン4の曲げ剛性を向上するための補強部材たるスティフナとしての機能を持たせることができるため、スタータ10とスティフナという異なる部品を1部品に集約することができる。従って、パワートレイン4の部品点数低減や省スペース化を図ることができ、パワートレイン4の曲げ剛性を向上しつつ、その小型化、軽量化、生産性向上を実現することができる。
しかも、スタータブロック14にスタータ本体11を内蔵することで、スタータ10にスティフナとしての機能を持たせるに際してスタータ10の大型化を回避することができるため、パワートレイン4の更なる省スペース化を図ることができる。
また、スタータブロック14は、第1締結部16及び第2締結部20のみならず、第3締結部26を有することにより、スタータブロック14のクランクケース2aに対する固定をスタータ本体11の長手方向にて両持支持とすることができるため、スタータ10のスティフナとしての機能を高めることができ、パワートレイン4の曲げ剛性を更に向上することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、スタータブロック14はその本体部が上方視略直角二等辺三角形状をなすブロック状に形成されるが、これに限らず、完全な立方体をなすブロック状でも良いし、上方視にて他の形状をなすブロック状に形成しても良い。但し、一般に、補強部材の締結面以外の非締結面を略直角二等辺三角形状とすることによって被補強部材の剛性が高まることが知られていることから、スタータブロック14を上方視略直角二等辺三角形状をなすブロック状に形成すれば、パワートレイン4の剛性をより一層効果的に向上することができて好ましい。
エンジンとエンジンに連結されるパワートレインとを示した側面図である。 図1のスタータを図1のA方向からみた拡大詳細上面図である。 図1のスタータを図1のB方向からみた拡大詳細前面図である。
符号の説明
2 エンジン
2a クランクケース
4 パワートレイン
6 トランスミッション
8 ミッションケース
10 スタータ
11 スタータ本体
14 スタータブロック
14b 交差する面(後方面)
16 第1締結部
18 ボルト(締結部材)
20 第2締結部
22 ボルト(締結部材)
26 第3締結部
28 ボルト(締結部材)

Claims (3)

  1. トランスミッションを含むパワートレインが連結されるエンジンの側方に配置され、該エンジンを始動するスタータであって、
    前記スタータ本体の少なくとも一部が内蔵されるスタータブロックを備え、
    前記スタータブロックは、前記エンジンと前記トランスミッションとに固定されることを特徴とするスタータ。
  2. 前記スタータブロックは、前記エンジンのクランクケースと、前記トランスミッションのミッションケースとに締結部材を介して固定されることを特徴とする請求項1に記載のスタータ。
  3. 前記スタータブロックは、前記クランクケースに締結される第1締結部と、該第1締結部と交差する面で且つ該第1締結部に近接する位置にて前記ミッションケースに締結される第2締結部と、前記第1締結部と同一面で且つ前記スタータ本体の長手方向に該スタータ本体から突出された位置にて前記クランクケースに締結される第3締結部とを有することを特徴とする請求項2に記載のスタータ。
JP2008293220A 2008-11-17 2008-11-17 スタータ Withdrawn JP2010121458A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022141731A (ja) * 2020-05-08 2022-09-29 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 エンジン装置

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