JP2008064062A - スタータ - Google Patents

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JP2008064062A
JP2008064062A JP2006245055A JP2006245055A JP2008064062A JP 2008064062 A JP2008064062 A JP 2008064062A JP 2006245055 A JP2006245055 A JP 2006245055A JP 2006245055 A JP2006245055 A JP 2006245055A JP 2008064062 A JP2008064062 A JP 2008064062A
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JP2006245055A
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Chihiro Horikoshi
千博 堀越
Tomohiko Ikemori
朋彦 池守
Shigeyuki Maruzumi
茂之 円角
Kimio Morozumi
公雄 両角
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Abstract

【課題】スタータ1において、モータ部2等を覆蓋するハウジング12と、エンジン側のリングギア8に噛合するピニオンギア7が設けられたピニオン軸3を軸支する軸支ケーシング9とをハウジング側から挿入した複数本の組付けボルトを用いて一体的に組み付ける場合に、軸支ケーシング9に設けられるボルト孔からゴミがトランスミッションケース10内に入り込まないようにする。
【解決手段】軸支ケーシングに形成される組付けボルト用のボルト孔9d、9e、9fについて、トランスミッションケース10側が塞がれた袋孔とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に搭載され、エンジン始動をするためのスタータの技術分野に属するものである。
一般に、この種スタータ(エンジン始動装置)は、モータ部の駆動に伴い回転するピニオンギアがエンジン側のリングギアに噛合することでエンジン始動をするようになっているが、そのためスタータは、トランスミッションケース側に形成される組込み孔に対し、ピニオンギアが一体的に設けられるピニオン軸の先端部を軸支する軸支ケーシングの先端側部を内部に組込んだ状態で軸支ケーシングに形成のフランジ部を、トランスミッションケースの組込み面部に面当て状に突当てて取付けボルトを用いて取付け固定するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−254207号公報
ところが前記従来のものは、軸支ケーシングとモータ部等を覆蓋するハウジングとを組付けるための組付けボルトは、ハウジング側から軸支ケーシングに螺入して一体化することになるが、軸支ケーシングとハウジングとを組付けるための組付けボルトのなかには前記取付けボルトから遠い(離間した)ものがあり、このような遠い部位にあるところでは、取付けボルトによる充分な締め付け力(面圧力)を確保することが難しいことが想定され、このようなものにおいて特に前記組付けボルトが取付け孔位置に近いものである場合、軸支ケーシングに形成される組付けボルト用ボルト孔が貫通孔状態であると、ここから侵入したゴミが締め付け力の弱いところを経由してトランスミッションケース内に侵入してしまうことが考えられる。
さらに組付けボルトが取付け孔位置に近い場合、組付けボルト用のボルト孔が貫通孔であるとどうしても強度的に弱くなってしまうという問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、モータ部及びスイッチ部を覆蓋するハウジングと、エンジン側のリングギアに噛合すべくモータ部駆動に連動して先端側に移動するピニオンギアが設けられたピニオン軸を軸支する軸支ケーシングとをハウジング側から挿入した複数本の組付けボルトを用いて一体的に組み付けると共に、前記軸支ケーシングの先端側面をトランスミッションケースに面当て状に突当てて取付けボルトを介して取付け固定されるスタータにおいて、前記軸支ケーシングに形成される組付けボルト用のボルト孔の中には、トランスミッションケース側が塞がれた袋孔があることを特徴とするスタータである。
請求項2の発明は、袋孔となるボルト孔は、軸支ケーシングのフランジ部より先端側をトランスミッションケース内に組込むべくトランスミッションケースに設けた組込み孔に近接し、かつ取付けボルトから離間しているものであることを特徴とする請求項1記載のスタータである。
請求項1の発明とすることにより、取付けボルトによる締め付け力を充分に確保できない場所において組付けボルト用のボルト孔からトランスミッションケース内にゴミが侵入することを防止すると共に、強度を損なうことがないようにできる。
請求項2の発明とすることにより、軸支ケーシングのフランジ部より先端側をトランスミッションケース内に組込むべくトランスミッションケースに設けた組込み孔に近接し、かつ取付けボルトから離間しているようなボルト孔が袋孔になってゴミの侵入防止を的確にできると共に強度アップに寄与できることになる。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1はスタータであって、該スタータ1は、モータ部2、該モータ部2の駆動力をピニオン軸3に動力伝動するためのワンウエイクラッチ4、スタータスイッチの始動操作に基づいて電源供給されてソレノイド駆動するスイッチ部5、該ソレノイド駆動に基づいてピニオン軸3を先端側に移動させる作動片6、ピニオン軸3の先端部に設けられるピニオンギア7等の各種の部材装置を用いて構成され、前記先端側に移動したピニオンギア7がエンジン側に設けられるリングギア8に噛合することでエンジン始動が実行されるようになっていること等は何れも従来どおりである。
9は前記ピニオン軸の先端部を軸支する軸支ケーシングであって、該軸支ケーシング9の基端側にはフランジ部9aが形成され、該フランジ部9aのピニオン軸3の軸支を挟んだ両端部には、スタータ1をトランスミッションケース10にボルト取付けるための太径の取付け孔9bが形成されている。そしてスタータ1は、軸支ケーシング9のフランジ部9aよりも先端側をトランスミッションケース10に形成の組込み孔10bに嵌入組込みした状態で、フランジ部9aの先端側突当て面9cをトランスミッションケース10に形成されるスタータ取付け面部10aに面当て状に突き当てた状態で取付けボルト11を介して取付け固定されるようになっている。
さらに前記フランジ部9aは、前記モータ部3やスイッチ部5等を覆蓋するためのハウジング12に対し、該ハウジング12側から螺入する組付けボルト13、14、15、16、17を用いて組付けられて一体化されるが、軸支ケーシング9には、これら組付けボルト13、14、15、16、17が螺入するためのボルト孔9d、9e、9f、9g、9hが形成されるが、これらボルト孔9d、9e、9f、9g、9hのうち、組込み孔9bから遠いもの、あるいは取付け孔9bから近くて取付けボルト11による充分な締め付け力を確保できるもの9g、9hについては従来どおり貫通孔になっているが、組込み孔10bに近接し、かつ取付け孔9bから遠くて取付けボルト11による充分な締め付け力の確保が難しいもの9d、9e、9fについては、トランスミッションケース10側への貫通がない袋孔となっている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、スタータ1は、トランスミッションケース10に形成の組込み孔10bに嵌入組込みした状態で、フランジ部9aの先端側突当て面9cをトランスミッションケース10に形成されるスタータ取付け面部10aに面当て状に突き当てた状態で取付けボルト11を介して取付け固定されることになるが、前記スタータ1のハウジング12と軸支ケーシング9とを一体化組付けするため、ハウジング12側から螺入する組付けボルト13、14、15、16、17が用いられるが、そのうち、前記取付けボルト11から遠いもの、そして取付けボルト11による充分な締め付け力を確保できることがおぼつかないと思われる組付けボルト13、14、15が螺入するボルト孔9d、9e、9fについては、トランスミッションケース10側への貫通がない袋孔となっているため、ここからゴミの侵入はないことになってトランスミッションケース10内へのゴミの侵入を未然に防止することができる。。
スタータの一部断面側面図である。 (A)(B)はスタータの基端側の側面図、先端側の側面図である。 (A)(B)は軸支ケーシングの先端側の側面図、基端側の側面図である。 (A)(B)は軸支ケーシングの一部切欠き正面図、縦断面図である。 軸支ケーシングとトランスミッションケースとの面当て状態を示す作用説明図である。
符号の説明
1 スタータ
7 ピニオンギア
8 リングギア
9 軸支ケーシング
9a フランジ部
9b 取付け孔
9c 突当て面
10 トランスミッションケース
10a スタータ取付け面部10a
11 取付けボルト
12 ハウジング
13〜17 組付けボルト
9d〜9h ボルト孔

Claims (2)

  1. モータ部及びスイッチ部を覆蓋するハウジングと、エンジン側のリングギアに噛合すべくモータ部駆動に連動して先端側に移動するピニオンギアが設けられたピニオン軸を軸支する軸支ケーシングとをハウジング側から挿入した複数本の組付けボルトを用いて一体的に組み付けると共に、前記軸支ケーシングの先端側面をトランスミッションケースに面当て状に突当てて取付けボルトを介して取付け固定されるスタータにおいて、前記軸支ケーシングに形成される組付けボルト用のボルト孔の中には、トランスミッションケース側が塞がれた袋孔があることを特徴とするスタータ。
  2. 袋孔となるボルト孔は、軸支ケーシングのフランジ部より先端側をトランスミッションケース内に組込むべくトランスミッションケースに設けた組込み孔に近接し、かつ取付けボルトから離間しているものであることを特徴とする請求項1記載のスタータ。
JP2006245055A 2006-09-11 2006-09-11 スタータ Pending JP2008064062A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102139635A (zh) * 2011-02-25 2011-08-03 上海中科深江电动车辆有限公司 一种用于电动车辆的轻型分体式动力转接装置
CN102251899A (zh) * 2011-06-21 2011-11-23 裴亚军 一种大功率起动机
JP2011236777A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp エンジン始動装置の取付構造

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