JP4919175B2 - 車両の排気管構造 - Google Patents

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本発明は、車幅方向側部に変速機を連結して成るエンジンを車体前部に搭載し、該エンジンから車両後方へ向かって延びる排気管に触媒コンバータとフレキシブルチューブを配設して成る車両の排気管構造に関するものである。
例えば、車両には、エンジンの前面に排気マニホールドを介して接続された排気管をエンジン下部に装着されたオイルパンの下方の空間を通過させて車両後方へ延設し、該排気管のオイルパン下方を通過する部分に該排気管より大径のフレキシブルチューブを配設する構成を採用したものがある。
斯かる車両の衝突時等においてエンジンに車両前方からの外力が作用した場合、該エンジンはこれに接続された排気管の変形によって車両後方へ移動し、そのときの衝撃は排気管の変形によって吸収される。この場合、排気管が車両前方からの外力に対して変形しにくい構造であると、車両の衝撃吸収性能が低くて車両が大きな衝撃を受けるという問題が発生する。
そこで、排気管の変形を促進するために該排気管にフレキシブルチューブを配設する構成が採用されており、例えば特許文献1には、ステアリングギヤの位置を低くしてフレキシブルチューブの小型化を図るため、横置きタイプのエンジンに接続された排気管のステアリングギヤの横方向部材の上方部分を凸状に湾曲させ、この湾曲部分にフレキシブルチューブをその軸線がクランクシャフトセンタに向くよう配設する構成が提案されている。
又、特許文献2には、前輪駆動車両において、排気管を前輪のドライブシャフトやステアリングギヤボックスと干渉しないようコンパクトにレイアウトするとともに、車両衝突時の衝撃吸収性能を高めるための排気管の配置構造が提案されている。具体的には、エンジンのシリンダヘッドの後面に結合した排気マニホールドから車体後方に延びる第1排気管と第2排気管及び触媒コンバータを2個のフレキシブルジョイントで接続するとともに、第1及び第2排気管の最下点の前後に後下がりの第1傾斜部と後上りの第2傾斜部を設け、第1傾斜部の前後に前輪のドライブシャフトとステアリングギヤボックスをそれぞれ配置する構成が提案されている。
特公平7−107365号公報 特開2000−345837号公報
しかしながら、特許文献1には車両の衝撃吸収性能を高めるための排気管の具体的な構成は開示されておらず、特許文献2に記載された構造では、排気管には1つの屈曲部しか設けられていないために車両衝突時の排気管の屈曲変形量が小さく、高い衝撃吸収性能を確保することができないという問題がある。又、特許文献2には、排気管及びフレキシブルチューブとオイルパンとの配置関係については開示されていない。
ところで、エンジンの前面に接続された排気管をオイルパン下方の空間を通過させて車両後方へ延設し、該排気管のオイルパン下方を通過する部分に該排気管より大径のフレキシブルチューブを配設する排気管構造を採用した場合、オイルパンの容積が排気管やフレキシブルチューブによって制限されるためにオイルパンに収容される潤滑油の量が減少するという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、車両の衝撃吸収性能を高めるとともに、オイルパンに収容される潤滑油量を増やしてエンジンの潤滑性能を高めることができる車両の排気管構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車幅方向側部に変速機を連結して成るエンジンを車体前部に搭載し、深底部と浅底部とを備えたオイルパンを前記エンジンの下部に装着し、エンジンの前面部に下方へ延びる排気管を接続し、該排気管を前記オイルパンの車両前方において車両後方へ湾曲させるとともにオイルパンの浅底部の下方の空間を通過させて車両後方へ延設し、該排気管のオイルパンの浅底部の下方を通過する部分に該排気管より大径のフレキシブルチューブを配設して成る車両の排気管構造において、
前記排気管を車両下方から見た場合、該排気管の前記フレキシブルチューブの上流側に車幅方向において前記オイルパンの深底部から浅底部に向かって突出する円弧状の第1の湾曲部を形成するとともに、該第1の湾曲部と逆方向に湾曲する第2の湾曲部を排気管の前記フレキシブルチューブの下流側に形成し、
前記フレキシブルチューブの下流部が車幅方向において上流部よりも前記オイルパンの深底部に近接するように該フレキシブルチューブの軸線を車両前後方向に対して傾斜させるとともに、フレキシブルチューブの下流部をオイルパンの深底部の後側壁よりも車両後方に突出させ、
前記オイルパンの深底部と浅底部を繋ぐ縦壁部に、前記フレキシブルチューブの上流側の拡径部の車両前方側に突出する突出部を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記オイルパンの浅底部の車幅方向一端部に、浅底部より下方に突出する変速機接合面を形成するとともに、前記排気管の第1の湾曲部を車幅方向においてオイルパンの前記変速機接合面よりも前記縦壁部に近い位置に配設したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、排気管を車両下方から見た場合、該排気管のフレキシブルチューブの上流側に車幅方向においてオイルパンの深底部から浅底部に向かって突出する円弧状の第1の湾曲部を形成するとともに、該第1の湾曲部と逆方向に湾曲する第2の湾曲部を排気管のフレキシブルチューブの下流側に形成したため、車両前方からの外力が排気管に作用した場合、排気管はフレキシブルチューブの上流側と下流側に形成された第1及び第2の湾曲部で変形して湾曲する。このとき、フレキシブルチューブの下流部が車幅方向において上流部よりもオイルパンの深底部に近接するように該フレキシブルチューブの軸線を車両前後方向に対して傾斜させるとともに、フレキシブルチューブの下流部をオイルパンの深底部の後側壁よりも車両後方に突出させているため、排気管の第1及び第2の湾曲部の変形によってフレキシブルチューブの外周面がオイルパンの深底部と浅底部を繋ぐ縦壁部に当接する。
そして、オイルパンの深底部と浅底部を繋ぐ縦壁部に、フレキシブルチューブの上流側の拡径部の車両前方側に突出する突出部を形成したため、排気管の第1及び第2の湾曲部の変形が進行すると、オイルパンの突出部がフレキシブルチューブの拡径部に当接して該フレキシブルチューブを車両後方へ押す。更に、フレキシブルチューブがオイルパンの縦壁部と後側壁の角部で後側壁側に折れ曲がるため、排気管の車両前後方向の長さが縮小する。
以上の結果、車両衝突時等に排気管が車両前後方向に圧縮変形する量を増加させることができる。このため、エンジンの車両後方への移動量が増加するとともに車体の変形量が増加し、車両の衝撃吸収性能が高められる。
又、オイルパンの縦壁部に形成された突出部によってオイルパンに収容される潤滑油の量が増えるため、エンジンの潤滑性能が高められる。
請求項2記載の発明によれば、排気管の第1の湾曲部を車幅方向においてオイルパンの変速機接合面よりも縦壁部に近い位置に配設したため、車両前方からの外力によって排気管が車両前後方向に圧縮変形した場合にフレキシブルチューブの拡径部がオイルパンの突出部に当接し易くなるとともに、排気管の第1の湾曲部が凸に折れ曲がる方向に比較的広い空間を確保することができ、排気管の圧縮変形が許容されて車両の衝撃吸収性能が高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る排気管構造を備えた車両の底面図、図2はエンジンの正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4はエンジンの底面図、図5は車両前方から衝撃荷重を受けた場合の排気管の変形を示すエンジンの底面図である。
図1に示す車両1は四輪駆動車両であって、その車体は左右一対の前輪2と後輪3によって走行可能に支持されている。そして、この車両1の前部には駆動源である4気筒のエンジン4が横置きに搭載されており、該エンジン4の左側部には変速機5が連結されている。又、変速機5に連結されたトランスファ装置6から左右に延びる前車軸7の各端部には前記前輪2が回転可能に取り付けられ、トランスファ装置6から車体の幅方向中央を車両後方に延びるプロペラシャフト8の後端にはデファレンシャル装置9が接続されている。そして、デファレンシャル装置9から左右に延びる後車軸10の各端部には前記後輪3が回転可能に取り付けられている。
ところで、図2〜図5に示すように、前記エンジン4の下部にはオイルパン11が装着されており、このオイルパン11には深さの深い深底部11Aと深さの浅い浅底部11Bが設けられている。即ち、オイルパン11の右側部分には深底部11Aが形成され、変速機5に近い左側部分には浅底部11Bが形成されており、深底部11Aと浅底部11Bの境界には両者を繋ぐ縦壁部11aが形成されている。そして、図2及び図4に示すように、オイルパン11の浅底部11Bの車幅方向一端部(右側部)には、浅底部11Bより下方に突出する変速機接合面11bが形成されており、この変速機接合面11bに変速機5が接合されて取り付けられている。
又、図2及び図3に示すように、エンジン4の前面には4本の排気マニホールド12が取り付けられており、これらの排気マニホールド12は、車両前方に向かって延びた後に下方に向かって略直角に折り曲げられて集合し、エンジン4の車両前方に略垂直に配設された触媒コンバータ13の上端に接続されている。そして、触媒コンバータ13の下端には不図示のマウントを介して車体下部に支持される排気管14が接続されており、この排気管14は、触媒コンバータ13から車両後方へ湾曲し、オイルパン11の浅底部11Bの下方の空間を通って車両後方へ略水平に延びており、そのオイルパン11の浅底部11Bの下方を通過する部分には該排気管14より大径の蛇腹形状のフレキシブルチューブ15が並設されている。
ここで、上記排気管14を車両下方から見た場合、図4に示すように、該排気管14の前記フレキシブルチューブ15の上流側には車幅方向においてオイルパン11の深底部11Aから浅底部11Bに向かって(右方に向かって)突出する円弧状の第1の湾曲部14Aが形成されるとともに、フレキシブルチューブ15の下流側には第1の湾曲部14Aと逆方向(左方)に湾曲する第2の湾曲部14Bが形成されている。
又、上記フレキシブルチューブ15は、その下流部が車幅方向において上流部よりもオイルパン11の深底部11Aに近接するように、その軸線が車両前後方向に対して傾斜するよう斜めに配設されており、その下流部はオイルパン11の深底部11Aの後側壁11cよりも車両後方に突出している。
更に、本実施の形態では、オイルパン11の深底部11Aと浅底部11Bを繋ぐ前記縦壁部11aに、フレキシブルチューブ15の上流側の拡径部15aの車両前方側に突出する突出部11dが形成されている。
又、本実施の形態では、前述のようにオイルパン11の浅底部11Bの車幅方向一端部に変速機接合面11bが形成されているが、図4に示すように、排気管14の前記第1の湾曲部14Aは、車幅方向においてオイルパン11の変速機接合面11bよりも縦壁部11aに近い位置(図4の下方)に配設されている。
ところで、排気管14の第2の湾曲部14Bよりも下流側の部分は、図1に示すように、車幅方向中央を車両後方に向かって略水平に延びており、その途中には触媒コンバータ16とフロントマフラ17が接続されている。そして、排気管14は、車両後端部において左右2本の分岐しており、それぞれにはリヤマフラ18が接続されている。
而して、エンジン4が動作してそのクランク軸(不図示)が回転駆動されると、該クランク軸の回転は変速機5によって変速された後、トランスファ装置6によって前車軸7とプロペラシャフト8にそれぞれ伝達され、前車軸7によって左右の前輪2が回転駆動される。又、プロペラシャフト8の回転は、デファレンシャル装置9を経て左右の後車軸10に伝達され、これらの後車軸10によって左右の後輪3が回転駆動され、このように前輪2と後輪4が同時に回転駆動されることによって車両1が所定の速度で走行する。
他方、エンジン4の各シリンダ内での混合気の燃焼によって発生した高温の排気ガスは、排気マニホールド12から触媒コンバータ13へと導入され、該触媒コンバータ13によって浄化された後に排気管14を通って大気中に排出されるが、その途中において触媒コンバータ16によって更に浄化されるとともに、フロントマフラ17及びリヤマフラ18によって消音される。尚、排気管14のエンジン4に近い部分には振動吸収性能の高い蛇腹形状のフレキシブルチューブ15が配設されているため、エンジン4から排気管14へと伝播される振動はフレキシブルチューブ15によって吸収され、車体へのエンジン振動の伝播が効果的に遮断される。
以上において、本実施の形態では、排気管14を車両下方から見た場合、該排気管14のフレキシブルチューブ15の上流側に車幅方向においてオイルパン11の深底部11Aから浅底部11Bに向かって突出する円弧状の第1の湾曲部14Aを形成するとともに、該第1の湾曲部14Aと逆方向に湾曲する第2の湾曲部14Bを排気管14のフレキシブルチューブ15の下流側に形成したため、車両1の衝突時等において該車両1の前方からの外力Pが排気管14に作用した場合、図5に示すように、排気管14はフレキシブルチューブ15の上流側と下流側に形成された第1及び第2の湾曲部14A,14Bで変形して湾曲する。このとき、フレキシブルチューブ15の下流部が車幅方向において上流部よりもオイルパン11の深底部11Aに近接するように該フレキシブルチューブ15の軸線を車両前後方向に対して傾斜させるとともに、フレキシブルチューブ15の下流部をオイルパン11の深底部11Aの後側壁11cよりも車両後方に突出させているため、排気管14の第1及び第2の湾曲部14A,14Bの変形によってフレキシブルチューブ15の外周面がオイルパン11の深底部11Aと浅底部11Bを繋ぐ縦壁部11aに当接する。
そして、本実施の形態では、オイルパン11の深底部11Aと浅底部11Bを繋ぐ縦壁部11aに、フレキシブルチューブ15の上流側の拡径部15aの車両前方側に突出する突出部11dを形成したため、排気管14の第1及び第2の湾曲部14A,14Bの変形が進行すると、オイルパン11の突出部11dがフレキシブルチューブ15の拡径部15aに当接して該フレキシブルチューブ15を車両後方へ押す。更に、フレキシブルチューブ15がオイルパン11の縦壁部11aと後側壁11cの角部で後側壁11c側に折れ曲がるため、排気管14の車両前後方向の長さが縮小する。尚、図5において、C1は変形前の排気管14の中心線を示し、C2は変形後の排気管14の中心線を示す。
以上の結果、車両1の衝突時等に排気管14が車両前後方向に圧縮変形する量を増加させることができる。このため、エンジン4の車両後方への移動量が増加するとともに車体の変形量が増加し、車両1の衝撃吸収性能が高められる。
特に、本実施の形態では、排気管14の第1の湾曲部14Aを車幅方向においてオイルパン11の変速機接合面11bよりも縦壁部11aに近い位置に配設したため、車両前方からの外力Pによって排気管14が図5に示すように車両前後方向に圧縮変形した場合にフレキシブルチューブ15の拡径部15aがオイルパン11の突出部11dに当接し易くなるとともに、排気管14の第1の湾曲部14Aが凸に折れ曲がる方向に比較的広い空間を確保することができ、排気管14の圧縮変形が許容されて車両1の衝撃吸収性能が高められる。
又、本実施の形態によれば、オイルパン11の縦壁部11aに突出部11dを形成したため、この突出部11dの容積分だけオイルパン11内に収容された潤滑油の量が増え、これによってエンジン4の潤滑性能が高められるという効果も得られる。
本発明に係る排気管構造を備えた車両の底面図である。 エンジンの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 エンジンの底面図である。 車両前方から衝撃荷重を受けた場合の排気管の変形を示すエンジンの底面図である。
符号の説明
1 車両
2 前輪
3 後輪
4 エンジン
5 変速機
6 トランスファ装置
7 前車軸
8 プロペラシャフト
9 デファレンシャル装置
10 後車軸
11 オイルパン
11A オイルパンの深底部
11B オイルパンの浅底部
11a オイルパンの縦壁部
11b オイルパンの変速機接合面
11c オイルパンの深底部の後側壁
11d オイルパンの突出部
12 排気マニホールド
13 触媒コンバータ
14 排気管
14A 排気管の第1の湾曲部
14B 排気管の第2の湾曲部
15 フレキシブルチューブ
15a フレキシブルチューブの拡径部
16 触媒コンバータ
17 フロントマフラ
18 リヤマフラ
C1 変形前の排気管の中心線
C2 変形後の排気管の中心線
P 外力

Claims (2)

  1. 車幅方向側部に変速機を連結して成るエンジンを車体前部に搭載し、深底部と浅底部とを備えたオイルパンを前記エンジンの下部に装着し、エンジンの前面部に下方へ延びる排気管を接続し、該排気管を前記オイルパンの車両前方において車両後方へ湾曲させるとともにオイルパンの浅底部の下方の空間を通過させて車両後方へ延設し、該排気管のオイルパンの浅底部の下方を通過する部分に該排気管より大径のフレキシブルチューブを配設して成る車両の排気管構造において、
    前記排気管を車両下方から見た場合、該排気管の前記フレキシブルチューブの上流側に車幅方向において前記オイルパンの深底部から浅底部に向かって突出する円弧状の第1の湾曲部を形成するとともに、該第1の湾曲部と逆方向に湾曲する第2の湾曲部を排気管の前記フレキシブルチューブの下流側に形成し、
    前記フレキシブルチューブの下流部が車幅方向において上流部よりも前記オイルパンの深底部に近接するように該フレキシブルチューブの軸線を車両前後方向に対して傾斜させるとともに、フレキシブルチューブの下流部をオイルパンの深底部の後側壁よりも車両後方に突出させ、
    前記オイルパンの深底部と浅底部を繋ぐ縦壁部に、前記フレキシブルチューブの上流側の拡径部の車両前方側に突出する突出部を形成したことを特徴とする車両の排気管構造。
  2. 前記オイルパンの浅底部の車幅方向一端部に、浅底部より下方に突出する変速機接合面を形成するとともに、前記排気管の第1の湾曲部を車幅方向においてオイルパンの前記変速機接合面よりも前記縦壁部に近い位置に配設したことを特徴とする請求項1記載の車両の排気管構造。
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