JP7237420B2 - プロペラシャフトガード - Google Patents

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Description

本発明は、プロペラシャフトが地面に落下するのを防止するプロペラシャフトガードに関する。
FR式(Front-engine Rear-wheel-drive layout:フロントエンジン・リヤドライブ式)および4WD(four-wheel-drive:四輪駆動)式の車両では、エンジンの動力がトランスミッションなどを介してプロペラシャフトに伝達され、プロペラシャフトからリヤデファレンシャルギヤ(リヤデフ)およびドライブシャフトを介して左右の後輪に伝達される。
図6に示されるように、車両のボディの下面を構成するフロアパネル91には、上側に向けて凹んだフロアトンネル92が前後方向に延びて形成されており、プロペラシャフト93は、フロアトンネル92内に配置されている。プロペラシャフト93のジョイント部分の破損などが生じた場合に、片持ち状態となったプロペラシャフト93が地面に落下するのを防止すべく、プロペラシャフトガード94がプロペラシャフト93の側方および下方を取り囲むように設けられる。
プロペラシャフトガード94の一方の端部95および他方の端部96は、同一平面上に配置される平板状に形成されている。端部95,96は、それぞれプロペラシャフト93の左側および右側において、フロアパネル91に面で当接されて、フロアパネル91にボルトで締結される。プロペラシャフトガード94は、端部95,96の間に、互いに対向する対向部97,98と、対向部97,98を連結する連結部99とを一体で有している。対向部97,98は、端部95,96と前後方向に同じ位置で、それぞれ端部95,96から直角に屈曲して下方に延びる平板状に形成されている。連結部99は、対向部97,98に連続し、下側に凸湾曲する湾曲板状に形成されている。
特開2011-116222号公報
プロペラシャフト93が片持ち状態になると、その遊端が落下し、プロペラシャフト93がプロペラシャフトガード94の連結部99に受け止められる。これにより、プロペラシャフト93の遊端が地面と接触することを防止できる。しかしながら、プロペラシャフト93とプロペラシャフトガード94との間に比較的大きな空間があるため、プロペラシャフト93がプロペラシャフトガード94内で大きく振れ回り、プロペラシャフト93がその周辺に配置された燃料タンクなどの部品に干渉(当接)するおそれがある。
本発明の目的は、プロペラシャフトが振れ回る範囲の縮小を図ることができる、プロペラシャフトガードを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るプロペラシャフトガードは、車両のボディの下側で前後方向に延びるプロペラシャフトを左右方向に跨いで設けられ、プロペラシャフトが地面に落下するのを防止するプロペラシャフトガードであって、プロペラシャフトに対する左右方向の一方側でボディに固定される第1端部と、プロペラシャフトに対する左右方向の一方側と反対側の他方側でボディに固定される第2端部と、第1端部と第2端部との間に形成され、前後方向に見て下側に凸となる円弧状に湾曲した湾曲部とを有し、第1端部の他方側の端は、湾曲部の一方側の端よりも他方側に位置している。
この構成によれば、プロペラシャフトガードは、プロペラシャフトを左右方向に跨いで設けられる。これにより、プロペラシャフトが片持ち状態となったときに、プロペラシャフトの遊端が地面に落下することを防止できる。
プロペラシャフトガードの第1端部と第2端部との間に形成された湾曲部は、前後方向に見て下側に凸となる円弧状に湾曲しており、第1端部の他方側の端は、湾曲部の一方側の端よりも他方側に位置している。これにより、第1端部の他方側の端が湾曲部の一方側の端と左右方向に同じ位置に位置する構成(図6に示される構成)と比較して、第1端部の他方側の端がプロペラシャフトに近づき、プロペラシャフトとプロペラシャフトガードとの間の隙が小さくなる。そのため、プロペラシャフトが片持ち状態となったときに、プロペラシャフトがプロペラシャフトガードの内側で振れ回る範囲の縮小を図ることができる。その結果、プロペラシャフトがその周辺に配置される部品と干渉することを抑制でき、それらの干渉による部品の破損の発生を抑制できる。
また、第1端部の他方側の端が湾曲部の一方側の端よりも他方側に位置する構成により、ボディにおける第1端部が固定される部分に対して第1端部と湾曲部とを接続する部分が傾斜する。そのため、プロペラシャフトが第1端部と湾曲部とを接続する部分に沿って第1端部に向かう方向に振れ回る場合に、図6に示される構成と比較して、プロペラシャフトがボディに衝突したときの衝撃を低減することができる。
第1端部および第2端部は、互いに交差する方向に延びる平板状に形成されていてもよい。これにより、第1端部と直交する方向の振動に対する第2端部とボディとの固定の強度が上がり、第2端部と直交する方向の振動に対する第1端部とボディとの固定の強度が上がる。その結果、プロペラシャフトガードの振動を抑制することができる。また、第1端部および第2端部がボルトでボディに締結される場合、振動によるボルトの緩みを低減でき、第1端部または第2端部がボディから外れることを抑制できる。さらには、プロペラシャフトガードが左右非対称となるので、プロペラシャフトガードが左右逆でボディに組み付けられる誤組付けの発生を抑制できる。
第1端部および第2端部は、湾曲部と前後方向に位置をずらして形成されていることが好ましい。これにより、第1端部および第2端部をボディに固定する際に、その固定に用いられる工具が湾曲部と干渉することを抑制できる。そのため、プロペラシャフトガードのボディへの組付作業を容易化することができる。
湾曲部は、第1端部に対して前後方向に位置をずらして形成されていてもよく、この場合、第1端部に対して片持ち状態のプロペラシャフトの基端側に位置をずらして形成されていることが好ましい。これにより、プロペラシャフトが片持ち状態となったときに、プロペラシャフトの軸線方向に対してプロペラシャフトガードにおけるプロペラシャフトの当接位置と第1端部とを結ぶ方向がなす角度が直角に近づく。その結果、プロペラシャフトからプロペラシャフトガードへの入力を効率よく吸収でき、プロペラシャフトガードの変形量を低減することができる。
第2端部の上下方向の位置は、第1端部の上下方向の位置よりも低いことが好ましい。これにより、車両の走行中にプロペラシャフトガードが路面上の氷塊などに衝突したときに、その衝突部位(プロペラシャフトガードの下端)と第2端部との距離(モーメントアーム)が近くなるので、第2端部に発生するモーメントを低減することができる。その結果、第2端部が破損したり、第2端部がボディから外れたりすることを抑制できる。
第1端部または第2端部の一方に、その一方を前後方向に位置決めするための位置決め部が形成されていてもよい。これにより、プロペラシャフトガードに前後方向の入力が生じた際に、第1端部または第2端部の一方が動くことを抑制でき、プロペラシャフトガードの変形を抑制できる。また、第1端部および第2端部がボルトでボディに締結される場合、ボディに対する第1端部または第2端部の一方の前後方向の位置が決まるので、プロペラシャフトガードの位置調整のためのボルトの仮締めが不要となり、プロペラシャフトガードのボディへの組付作業を容易化することができる。
第1端部の幅は、湾曲部の幅よりも大きく、第1端部と湾曲部とを接続する部分の幅は、湾曲部に近づくにつれて小さくなっていてもよい。これにより、プロペラシャフトガードが片持ち状態となったプロペラシャフトを受けたときの第1端部およびその付近における破断に対する強度を増すことができる。また、第1端部の前後方向の変形に対する強度を増すことができる。
本発明によれば、プロペラシャフトが片持ち状態となったときに、プロペラシャフトの遊端が地面に落下することを防止できる。また、片持ち状態となったプロペラシャフトが振れ回る範囲の縮小を図ることができる。その結果、プロペラシャフトがその周辺に配置される部品と干渉することを抑制でき、それらの干渉による部品の破損の発生を抑制できる。
本発明の一実施形態に係るプロペラシャフトガードが用いられたプロペラシャフト落下防止構造を示す側面図である。 プロペラシャフト落下防止構造の正面図(車両の前側から見た図)である。 プロペラシャフトガードの正面図である。 プロペラシャフトガードの左側面図(車両の左側から見た図)である。 プロペラシャフトガードの平面図(上側から見た図)である。 従来のプロペラシャフトガードの構成を示す正面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<プロペラシャフト落下防止構造>
図1は、本発明の一実施形態に係るプロペラシャフトガード5が用いられたプロペラシャフト落下防止構造を示す側面図である。
FR式または四輪駆動式の車両では、車両の前部に配置されたエンジンの動力がトランスミッションなどを介してプロペラシャフト1に伝達され、プロペラシャフト1からリヤデファレンシャルギヤおよびドライブシャフトを介して左右の後輪に伝達される。
プロペラシャフト1は、前後方向に延びており、前側シャフト2と後側シャフト3とに前後2分割で構成されている。前側シャフト2および後側シャフト3は、ユニバーサルジョイント4を介して連結されている。そのため、後側シャフト3がユニバーサルジョイント4から外れると、後側シャフト3の前端が遊端となって、後側シャフト3が片持ち状態となる。
車両の走行中に後側シャフト3が片持ち状態になると、遊端である後側シャフト3の前端が地面に落下する。車両では、それを防止するプロペラシャフト落下防止構造として、後側シャフト3を金属製のプロペラシャフトガード5で受け止める構造が採用される。
<プロペラシャフトガード>
図2は、プロペラシャフト落下防止構造の正面図(車両の前側から見た図)である。図3は、プロペラシャフトガード5の正面図である。図4は、プロペラシャフトガード5の左側面図(車両の左側から見た図)である。図5は、プロペラシャフトガード5の平面図(上側から見た図)である。
図2に示されるように、車両のボディの下面を構成するフロアパネル6には、上側に向けて凹んだフロアトンネル7が車両の前後方向に延びて形成されている。プロペラシャフト1は、フロアトンネル7内に配置されている。フロアトンネル7は、プロペラシャフトガード5が設けられる部分において、プロペラシャフト1の後側シャフト3の左側に、前後方向および左右方向に延びる平面を下面に有する平坦部8を有し、プロペラシャフト1の後側シャフト3の右側に、前後方向および左右方向に対して右下がりに傾斜する方向に延びる傾斜部9を有している。
プロペラシャフトガード5は、長尺状の金属板を湾曲ないし屈曲させた形状に形成され、プロペラシャフト1の後側シャフト3の前端部を左右方向に跨ぐように設けられる。そして、プロペラシャフトガード5は、左端部11がフロアパネル6の平坦部8にボルトBで締結され、右端部12がフロアパネル6の傾斜部9にボルトBで締結されることにより、フロアパネル6に取り付けられる。
以下では、プロペラシャフトガード5がフロアパネル6に取り付けられた状態を基準に、プロペラシャフトガード5の具体的な形状(構成)を説明する。
プロペラシャフトガード5は、図3、図4および図5に示されるように、左端部11と右端部12との間に、湾曲部13、第1接続部14および第2接続部15を一体に有している。
左端部11は、フロアパネル6の平坦部8と平行に延びる板状をなしている。左端部11の左端縁は、半円弧状に湾曲している。
右端部12は、フロアパネル6の傾斜部9と平行に延びる板状をなしている。右端部12の右端縁は、半円弧状に湾曲している。右端部12には、位置決め部16が一体に形成されている。位置決め部16は、右端部12の前端縁から前方に延出し、右上側に屈曲して延びている。位置決め部16は、たとえば、フロアパネル6の傾斜部9に形成された切欠に挿通されて、その切欠の端面に前側から当接する。これにより、右端部12が前後方向に位置決めされる。また、右端部12の上下方向の位置は、左端部11の上下方向の位置よりも低い。
湾曲部13は、前後方向に見て下側に凸となる円弧状に湾曲する板状をなしている。湾曲部13は、左端部11および右端部12に対して前後方向に位置がずれている。すなわち、湾曲部13は、前後方向において、左端部11および右端部12よりも後方に位置している。これにより、図4に示されるように、右端部12に形成されているボルト挿通孔21は、湾曲部13と左右方向に対向していない(重なっていない)。ボルト挿通孔21は、ボルトBが挿通される円形の貫通孔である。
また、図3に示されるように、左右方向において、湾曲部13の左側の端22の位置は、左端部11の右側の端23の位置よりも左側に位置し、左端部11の左側の端24の位置よりも右側に位置している。そして、左端部11に形成されているボルト挿通孔25は、湾曲部13と上下方向に対向していない(重なっていない)。ボルト挿通孔25は、ボルトBが挿通される円形の貫通孔である。
第1接続部14は、板状をなし、左端部11と湾曲部13とに接続され、左端部11と湾曲部13とを一体に連結している。左端部11の板幅は、湾曲部13の板幅よりも大きく、第1接続部14は、湾曲部13に近づくにつれてその板幅が狭くなっている。
第2接続部15は、板状をなし、右端部12と湾曲部13とに接続され、右端部12と湾曲部13とを一体に連結している。右端部12の板幅は、湾曲部13の板幅と同じであり、第2接続部15の板幅は、右端部12および湾曲部13の板幅と同じで一定である。
<作用効果>
以上のように、プロペラシャフトガード5は、プロペラシャフト1の後側シャフト3を左右方向に跨いで設けられる。これにより、後側シャフト3が片持ち状態となったときに、後側シャフト3の遊端である前端が地面に落下することを防止できる。
プロペラシャフトガード5の左端部11と右端部12との間に形成された湾曲部13は、前後方向に見て下側に凸となる円弧状に湾曲しており、左端部11の右側の端23は、湾曲部13の左側の端22よりも右側に位置している。これにより、左端部11の右側の端23が湾曲部13の左側の端22と左右方向に同じ位置に位置する構成(図6参照)と比較して、左端部11の右側の端23が後側シャフト3に近づき、後側シャフト3とプロペラシャフトガード5との間の隙が小さくなる。そのため、後側シャフト3が片持ち状態となったときに、後側シャフト3がプロペラシャフトガード5の内側で振れ回る範囲の縮小を図ることができる。その結果、後側シャフト3がその周辺に配置される部品(たとえば、燃料タンク)と干渉することを抑制でき、それらの干渉による部品の破損の発生を抑制できる。
また、左端部11の右側の端23が湾曲部13の左側の端22よりも右側に位置する構成により、ボディにおける左端部11が固定される平坦部8に対して左端部11と湾曲部13とを接続する第1接続部14が傾斜する。そのため、図2に白抜き矢印で示されるように、後側シャフト3が左端部11と湾曲部13とを接続する部分に沿って左端部11に向かう方向に振れ回る場合に、図6に示される構成と比較して、後側シャフト3がボディに衝突したときの衝撃を低減することができる。
なお、プロペラシャフト1は、車両の前進時に前側から見て反時計回りに回転する。
左端部11および右端部12は、互いに交差する方向に延びる平板状に形成され、左端部11は、左右方向に延び、右端部12は、右下がりに傾斜して延びている。これにより、上下方向の振動に対する右端部12とボディの傾斜部9との固定の強度が上がり、右端部12と直交する方向の振動に対する左端部11と傾斜部9との固定の強度が上がる。その結果、プロペラシャフトガード5の振動を抑制することができる。また、振動によるボルトBの緩みを低減でき、左端部11または右端部12がそれぞれ平坦部8および傾斜部9から外れることを抑制できる。さらには、プロペラシャフトガード5が左右非対称となるので、プロペラシャフトガード5が左右逆でボディに組み付けられる誤組付けの発生を抑制できる。
左端部11および右端部12は、湾曲部13と前後方向に位置をずらして形成されており、右端部12に形成されているボルト挿通孔21は、湾曲部13と左右方向に対向しておらず、左端部11に形成されているボルト挿通孔25は、湾曲部13と上下方向に対向していない。これにより、左端部11および右端部12をボルトBでそれぞれ平坦部8および傾斜部9に固定する際に、その固定に用いられる工具が湾曲部13と干渉することを抑制できる。そのため、プロペラシャフトガード5のボディへの組付作業を容易化することができる。
湾曲部13は、左端部11に対して後側に位置をずらして形成されている。これにより、図4に示されるように、後側シャフト3が片持ち状態となったときに、後側シャフト3の軸線方向に対してプロペラシャフトガード5における後側シャフト3の当接位置と左端部11とを結ぶ方向がなす角度αが直角に近づく。その結果、後側シャフト3からプロペラシャフトガード5への入力を効率よく吸収でき、プロペラシャフトガード5の変形量を低減することができる。
右端部12の上下方向の位置は、左端部11の上下方向の位置よりも低い。これにより、車両の走行中にプロペラシャフトガード5が路面上の氷塊などに衝突したときに、その衝突部位(プロペラシャフトガード5の下端)と右端部12との距離(モーメントアーム)が近くなるので、右端部12に発生するモーメントを低減することができる。その結果、右端部12が破損したり、右端部12がボディから外れたりすることを抑制できる。
右端部12には、右端部12を前後方向に位置決めするための位置決め部16が形成されている。これにより、プロペラシャフトガード5に前後方向の入力が生じた際に、左端部11または右端部12の一方が動くことを抑制でき、プロペラシャフトガード5の変形を抑制できる。また、右端部12の前後方向の位置が決まるので、プロペラシャフトガード5の位置調整のためのボルトBの仮締めが不要となり、プロペラシャフトガード5のボディへの組付作業をさらに容易化することができる。
左端部11の幅は、湾曲部13の幅よりも大きく、左端部11と湾曲部13とを接続する部分の幅は、湾曲部13に近づくにつれて小さくなっている。これにより、プロペラシャフトガード5が片持ち状態となった後側シャフト3を受けたときの左端部11およびその付近における破断に対する強度を増すことができる。また、左端部11の前後方向の変形に対する強度を増すことができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、プロペラシャフトガード5の左端部11が本発明の第1端部であり、右端部12が本発明の第2端部である場合を例にとったが、プロペラシャフトガード5の左右が反転されて、左端部11が第2端部となり、右端部12が第1端部となる構成が採用されてもよい。
また、プロペラシャフトガード5は、前側シャフト2が片持ち状態となった場合に、その前側シャフト2の遊端となる後端が地面に落下するのを防止するために用いられてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プロペラシャフト
2:前側シャフト
3:後側シャフト
5:プロペラシャフトガード
6:フロアパネル(ボディ)
8:平坦部
9:傾斜部
11:左端部
12:右端部
13:湾曲部
16:位置決め部
22,23,24:端

Claims (2)

  1. 車両のボディの下側で前後方向に延びるプロペラシャフトを左右方向に跨いで設けられ、前記プロペラシャフトが地面に落下するのを防止するプロペラシャフトガードであって、
    前記プロペラシャフトに対する左右方向の一方側で前記ボディに固定される第1端部と、
    前記プロペラシャフトに対する左右方向の前記一方側と反対側の他方側で前記ボディに固定される第2端部と、
    前記第1端部と前記第2端部との間に形成され、前後方向に見て下側に凸となる円弧状に湾曲した湾曲部とを有し、
    左右方向において、前記第1端部の前記他方側の端は、前記湾曲部の前記一方側の端よりも前記他方側に位置し、前記湾曲部の前記一方側の端は、前記第1端部の前記一方側の端よりも前記他方側に位置しており、
    前記第1端部に形成されているボルト挿通孔は、前記湾曲部と上下方向に対向していない、プロペラシャフトガード。
  2. 前記第1端部および前記第2端部は、互いに交差する方向に延びる平板状に形成されている、請求項1に記載のプロペラシャフトガード。
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