JP2010120418A - 車体側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側突性能を向上させることができ、ボデー(車体側部構造)の強度を向上させた車体側部構造を提供する。
【解決手段】車体側部構造11では、サイドシル15は、閉断面形状で、車両の外側(矢印a2の方向)へ向いているサイドシルアウタ63の3辺(上壁部51、縦壁部55、下壁部57)のうち少なくとも1辺(例えば縦壁部55)に溝状のビード(例えば横ビード56)をサイドシル15の軸線に平行に設け、サイドシル15内を仕切るバルクヘッド(第1バルクヘッド41)が、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ向け突出するビード(横ビード56)の山部(第2の壁部82)に凹部131を嵌合して結合し、且つサイドシル15の前部から後部に配置されている。上壁部51及び下壁部57との間に空間134、135を設けている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車室の床の左右に連続する車体側部構造に関するものである。
車体側部構造には、車室の床の左右に設けたサイドシルに車両前後方向に延びる補強用凹部を設けることで、サイドシルの断面崩れを抑制しているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3528624号公報(図1)
しかし、特許文献1の車両では、例えば側面衝突で車両の側面に荷重が加わった場合のサイドシルの車室内方への曲がりを抑制しているが、より抑制する必要があるという問題がある。
本発明は、側突(側面衝突)性能を向上させることができ、且つ、ボデー(車体側部構造)の強度及び剛性を向上させた車体側部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車室の床の左右端に配置され車両の前後に延びるサイドシルと、サイドシルの前部からルーフまで延びるフロントピラーと、サイドシルの中央からルーフまで延びるセンタピラーと、を備えた車体側部構造において、サイドシルは、閉断面形状で、車両の外側へ向いているサイドシルアウタの3辺のうち少なくとも1辺に溝状のビードをサイドシルの軸線に平行に設け、サイドシル内を仕切るバルクヘッドが、サイドシルの内方へ向け突出するビードの山部に凹部、又はサイドシルの外方へ向け突出するビードの谷部に凸部を嵌合して結合し、且つサイドシルの前部から後部に配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、3辺が、上方へ向いた上壁部、車両の外側へ向いた縦壁部、下方へ向いた下壁部であり、1辺が、縦壁部であり、
ビードが、上壁部、縦壁部、下壁部に山部を形成したもので、
バルクヘッドは、縦壁部の山部に凹部を合わせ、縦壁部に凹部のない残りの残部を合わせ、上壁部の山部及び下壁部の山部と合わせ、上壁部及び下壁部との間に空間を設けていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、バルクヘッドは、サイドシルアウタを仕切る部位からサイドシルアウタに対向するサイドシルインナを仕切る部位までが末広がり形状となっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、サイドシルは、閉断面形状で、車両の外側へ向いているサイドシルアウタの3辺のうち少なくとも1辺に溝状のビードをサイドシルの軸線に平行に設け、サイドシル内を仕切るバルクヘッドが、サイドシルの内方へ向け突出するビードの山部に凹部、又はサイドシルの外方へ向け突出するビードの谷部に凸部を嵌合して結合し、且つサイドシルの前部から後部に配置されているので、前後のバルクヘッド間に側面衝突された場合、サイドシルアウタが変形するとともに、バルクヘッドも変位するが、バルクヘッドは山部に凹部又は谷部に凸部が当接し、倒れを防止することができる。
また、1辺の山部又は谷部にバルクヘッドの凹部又は凸部を嵌合するので、サイドシルアウタに対するバルクヘッドの位置(車幅方向の位置)を定めるのは容易になり、バルクヘッドのセット性が向上する。
請求項2に係る発明では、3辺が、上方へ向いた上壁部、車両の外側へ向いた縦壁部、下方へ向いた下壁部であり、1辺が、縦壁部であり、ビードが、上壁部、縦壁部、下壁部に山部を形成したもので、バルクヘッドは、縦壁部の山部に凹部を合わせ、縦壁部に凹部のない残りの残部を合わせ、上壁部の山部及び下壁部の山部と合わせ、上壁部及び下壁部との間に空間を設けているので、バルクヘッドを組み付ける際に、バルクヘッドは上壁部の山部、下壁部の山部に干渉しない。従って、バルクヘッドのセット性が向上する。
請求項3に係る発明では、バルクヘッドは、サイドシルアウタを仕切る部位からサイドシルアウタに対向するサイドシルインナを仕切る部位までが末広がり形状となっているので、側面衝突した場合、サイドシルインナに向け荷重をより分散させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の車体側部構造を採用した車体の斜視図である。
車体側部構造11は、車両12に採用され、車室13の側壁をなすサイドボデー14に含まれ、サイドボデー14の下部であるサイドシル15と、前のフロントピラー16と、中央のセンタピラー17と、を備えている。
車両12の車体21は、前述の左右のサイドボデー14(車体側部構造11を含む)と、サイドボデー14の上部に連なるルーフ22と、サイドボデー14の下部に連なり車室13の床をなすアンダボデー23と、車室13の前に連なるフロントボデー24と、を備える。
フロントボデー24は、車両12の正面25からアンダボデー23まで延びる左右のフロントサイドフレーム26を有する。
図2は、本発明の車体側部構造の側面図である。図1を併用して説明する。
車体側部構造11では、サイドシル15の前部27にフロントピラー16の下部31が接合され、フロントピラー16の上部32がルーフサイドレール33に接続され、サイドシル15の中央にセンタピラー17の下部35が接合され、センタピラー17の上部36がルーフサイドレール33に接合されている。
また、サイドシル15の前部27の内部に設けた第1バルクヘッド41と、サイドシル15の中央の内部に設けた第2バルクヘッド42、第3バルクヘッド43と、を備える。
図3は、図2の3−3線断面図である。図1、図2を併用して説明する。
サイドシル15は、溝形のサイドシルアウタ63に溝形のサイドシルインナ64を接合したものである。
サイドシルインナ64は、サイドシルアウタ63の第1フランジ部66、第2フランジ部67に重ねてスポット溶接(スポット溶接部68)した溶接用第3フランジ部71、第4フランジ部72と、第3フランジ部71に連ね車両12の上方へ向いているインナ上壁部74と、インナ上壁部74に連なり車両12の内側(矢印a4の方向)へ向いているインナ縦壁部75と、インナ縦壁部75に連なり車両12の下方へ向いて且つ第4フランジ部72に連なっているインナ下壁部76と、からなる。
サイドシルアウタ63は、サイドシルインナ64に重ねてスポット溶接した溶接用第1フランジ部66、第2フランジ部67と、第1フランジ部66に連ね車両12の上方へ向いている上壁部51と、上壁部51に連なり車両12の外側へ向いている縦壁部55と、縦壁部55に連なり車両12の下方へ向いて且つ第2フランジ部67に連なっている下壁部57と、上壁部51に溝形状に立設した上ビード54と、縦壁部55に溝形状に立設した横ビード56と、下壁部57に溝形状に立設した下ビード61と、からなる。
サイドシルアウタ63はまた、上壁部51が、サイドシルインナ64のインナ上壁部74に対して、低く配置されていることで、段差78が設けられている。
上ビード54は、サイドシル15の全長と同じ長さに形成され、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ起立部81を立設させ、起立部81に連ねて第2の壁部82を形成している。
横ビード56及び下ビード61は、上ビード54と同様の形態である。念のため説明する。
横ビード56は、略水平に延びてサイドシル15の全長と同じ長さに形成され、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ起立部81を立設させ、起立部81に連ねて第2の壁部82を形成している。
下ビード61は、サイドシル15の全長と同じ長さに形成され、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ起立部81を立設させ、起立部81に連ねて第2の壁部82を形成している。
このようなサイドシルアウタ63は、既に説明した上壁部51、縦壁部55、下壁部57、各第2の壁部82が溶接可能な平坦を確保している。
車体側部構造11は、車室13の床の左端46、右端47に配置され車両12の前後に延びるサイドシル15と、サイドシル15の前部27からルーフ22まで延びるフロントピラー16と、サイドシル15の中央からルーフ22まで延びるセンタピラー17と、を備える。
サイドシル15は、既に説明したように、閉断面形状で、車両12の外側(矢印a2の方向)へ向いているサイドシルアウタ63の3辺(上壁部51、縦壁部55、下壁部57)のうち少なくとも1辺(例えば縦壁部55)に溝状のビード(例えば横ビード56)をサイドシル15の軸線Csに平行に設け、サイドシル15内を仕切るバルクヘッド(第1バルクヘッド41、第2バルクヘッド42、第3バルクヘッド43)が、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ向け突出するビード(横ビード56)の山部(第2の壁部82)に凹部131を嵌合して結合し、且つサイドシル15の前部27から後部52に配置されている。
なお、バルクヘッド(第1バルクヘッド41)は、サイドシル15の内方(矢印a5の方向)へ向け突出するビード(横ビード56)の山部(第2の壁部82)に凹部131を嵌合したが、逆に、サイドシル15の外方へ向け突出するビード(図に示していない)の谷部に凸部を嵌合して結合しもよい。
具体的には、3辺が、上方へ向いた上壁部51、車両12の外側へ向いた縦壁部55、下方へ向いた下壁部57であり、1辺が、縦壁部55であり、ビード(上ビード54、横ビード56、下ビード61)が、上壁部51、縦壁部55、下壁部57に山部(第2の壁部82)を形成したもので、バルクヘッド(第1バルクヘッド41)は、縦壁部55の山部(第2の壁部82)に凹部131を合わせ、縦壁部55に凹部131のない残りの残部(第1縁132)を合わせ、上壁部51の山部(第2の壁部82)及び下壁部57の山部(第2の壁部82)と合わせ、上壁部51及び下壁部57との間に空間134、135を設けている。
「凹部のない残りの残部」とは、第1縁132である。
バルクヘッド(第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43)は、サイドシルアウタ63を仕切る部位137からサイドシルアウタ63に対向するサイドシルインナ64を仕切る部位138までが末広がり形状となっている。
第1バルクヘッド41は、具体的には、板本体を台形に形成する第1縁132、第2縁141、第3縁142、第4縁143が形成されている。そして、サイドシルアウタ63の縦壁部55に第1縁132が接合し、第1縁132の中央に横ビード56に接合する凹部131が形成され、上壁部51から上ビード54の深さだけ離れて上壁部51の山部(第2の壁部82)に第2縁141が接合し、下壁部57から下ビード61の深さだけ離れて下壁部57の山部(第2の壁部82)に第3縁142が接合し、サイドシルインナ64のインナ縦壁部75に第4縁143が接合している。また、第1縁132、第2縁141、第3縁142、第4縁143に連ねて、スポット溶接のために重ねるフランジ41aが形成されている。
第2バルクヘッド42及び第3バルクヘッド43は第1バルクヘッド41と同じである。
次に、本発明の車体側部構造11に採用された第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43の組み付け要領を図3を用いて簡単に説明する。
まず、サイドシルアウタ63に第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43を接合する。サイドシルアウタ63にサイドシルインナ64を接合する前に第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43を矢印b1のように入れる。その際、サイドシルアウタ63の縦壁部55に第1縁132を押し当て、且つ、横ビード56に凹部131を押し当てることで、車幅方向(Y軸方向)の位置決めが完了する。引き続き、第1バルクヘッド41の重なったフランジ41aをスポット溶接し、第1溶接部145、第2溶接部146、第3溶接部147、第4溶接部151、第5溶接部152が形成される。第2バルクヘッド42〜第3バルクヘッド43を同様に溶接する。
その次に、サイドシルアウタ63にサイドシルインナ64を接合する。サイドシルアウタ63の第1フランジ部66、第2フランジ部67にサイドシルインナ64の第3フランジ部71、第4フランジ部72をそれぞれ重ね、スポット溶接で接合する。
最後に、サイドシルインナ64に第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43をアーク溶接(第6溶接部154、第7溶接部155)する。詳しくは、サイドシルインナ64に予め貫通孔(図に示していない)を開けて、貫通孔の縁をすみ肉溶接又は貫通孔をプラグ溶接する。なお、アーク溶接以外には構造用接着を用いてもよい。
次に、本発明の車体側部構造11の作用を説明する。
図4(a)、(b)は、本発明の車体側部構造の強度向上の機構を説明する図である。図2、図3を併用して説明する。
車体側部構造11は、側面衝突に対して、立設している第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43が倒れ難くい。具体的には、(a)に示すように、側面衝突が第1バルクヘッド41と第2バルクヘッド42との間に矢印a8のように起きると、(b)に示すようにサイドシル15が曲がる。曲がるのに伴い、第1バルクヘッド41及び第2バルクヘッド42が倒れ始めると(図2の矢印b2又は矢印b3の方向)、第1バルクヘッド41の凹部131及び第2バルクヘッド42の凹部131が縦壁部55の横ビード56に当接するので、第1バルクヘッド41及び第2バルクヘッド42は少し傾くが、倒れない。従って、側突(側面衝突)性能を向上させることができ、且つ、ボデー(車体側部構造11)の強度及び剛性を向上させることができる。
側面衝突の位置が変わる場合も同様である。例えば、第2バルクヘッド42近傍の場合には、第1バルクヘッド41の倒れを防止することができ、側突(側面衝突)性能を向上させることができ、且つ、ボデー(車体側部構造11)の強度及び剛性を向上させることができる。
ここでは、第1バルクヘッド41の第1縁132にのみ凹部131を形成したが、上ビード54に嵌る凹部131、下ビード61に嵌る凹部131を形成することも可能である。組み付けするときは、サイドシルアウタ63の前端27a又は後端52aから挿入する。その結果、側面衝突で第1バルクヘッド41が倒れ(矢印b5、b6の方向)始めたとき、上ビード54に第2縁141の凹部131が当接し、下ビード61に第3縁142の凹部131が当接し、第1バルクヘッド41の倒れ(矢印b5、b6の方向)をより確実に防止することができ、側突(側面衝突)性能を向上させることができ、且つ、ボデー(車体側部構造11)の強度及び剛性を向上させることができる。
車体側部構造11では、第1バルクヘッド41を組み付ける際に、サイドシルアウタ63の縦壁部55に第1縁132を押し当てることで、同時に横ビード56に凹部131が当接して、第1バルクヘッド41の車幅方向の位置が定まる。従って、第1バルクヘッド41のセット性(位置決め性)が向上する。なお、第2バルクヘッド42、第3バルクヘッド43も同様である。
また、図3に示した車体側部構造11では、サイドシルアウタ63の上壁部51から第1バルクヘッド41の第2縁141を離して空間134を形成し、下壁部57から第1バルクヘッド41の第3縁142を離して空間135を形成しているので、上ビード54、下ビード61に干渉することなく第1バルクヘッド41を矢印b1のように車両12の内側から嵌めて、組み付けることができ、第1バルクヘッド41〜第3バルクヘッド43のセット性が向上する。
さらに、図3に示した車体側部構造11では、第1バルクヘッド41の第1縁132に比べ第4縁143を長く形成した、末広がり形状なので、第1縁132から伝わった力を、第4縁143の長さを第1縁132と同じ長さにした場合に比べ、より広範囲に分散させることができる。なお、図3では、2箇所のみに分散させるので、「より広範囲」にとはならないが、第4縁143を全て接触させた条件下ではより広範囲に分散させることができる。
本発明の車体側部構造は、車両のサイドシルに好適である。
本発明の車体側部構造を採用した車体の斜視図である。 本発明の車体側部構造の側面図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明の車体側部構造の強度向上の機構を説明する図である。
符号の説明
11…車体側部構造、12…車両、13…車室、15…サイドシル、16…フロントピラー、17…センタピラー、22…ルーフ、27…サイドシルの前部、41…バルクヘッド(第1バルクヘッド)、42…バルクヘッド(第2バルクヘッド)、43…バルクヘッド(第3バルクヘッド)、46…床の左端、47…床の右端、51…3辺の一つ(上壁部)、52…サイドシルの後部、54…ビード(上ビード)、55…1辺(縦壁部)、56…ビード(横ビード)、57…3辺の一つ(下壁部)、61…ビード(下ビード)、63…サイドシルアウタ、82…ビードの山部(第2の壁部)、131…凹部、132…凹部のない残りの残部(第1縁)、134、135…空間、137…サイドシルアウタを仕切る部位、138…サイドシルインナを仕切る部位、Cs…サイドシルの軸線。

Claims (3)

  1. 車室の床の左右端に配置され車両の前後に延びるサイドシルと、該サイドシルの前部からルーフまで延びるフロントピラーと、サイドシルの中央からルーフまで延びるセンタピラーと、を備えた車体側部構造において、
    前記サイドシルは、閉断面形状で、車両の外側へ向いているサイドシルアウタの3辺のうち少なくとも1辺に溝状のビードをサイドシルの軸線に平行に設け、サイドシル内を仕切るバルクヘッドが、サイドシルの内方へ向け突出する前記ビードの山部に凹部、又はサイドシルの外方へ向け突出する前記ビードの谷部に凸部を嵌合して結合し、且つサイドシルの前部から後部に配置されていることを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記3辺が、上方へ向いた上壁部、車両の外側へ向いた縦壁部、下方へ向いた下壁部であり、前記1辺が、前記縦壁部であり、
    前記ビードが、前記上壁部、縦壁部、下壁部に前記山部を形成したもので、
    前記バルクヘッドは、縦壁部の山部に前記凹部を合わせ、縦壁部に凹部のない残りの残部を合わせ、上壁部の山部及び下壁部の山部と合わせ、上壁部及び下壁部との間に空間を設けていることを特徴とする請求項1記載の車体側部構造。
  3. 前記バルクヘッドは、サイドシルアウタを仕切る部位からサイドシルアウタに対向するサイドシルインナを仕切る部位までが末広がり形状となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体側部構造。
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