JP2010120173A - ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム - Google Patents

ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム Download PDF

Info

Publication number
JP2010120173A
JP2010120173A JP2008293244A JP2008293244A JP2010120173A JP 2010120173 A JP2010120173 A JP 2010120173A JP 2008293244 A JP2008293244 A JP 2008293244A JP 2008293244 A JP2008293244 A JP 2008293244A JP 2010120173 A JP2010120173 A JP 2010120173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shrink
film
ethylene
crosslinked
stretching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008293244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5399048B2 (ja
Inventor
Masaru Nakanishi
大 中西
Kazuhiro Hamada
和宏 浜田
Toru Matsumoto
徹 松本
Masami Taruno
祐己 埀野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kohjin Holdings Co Ltd, Kohjin Co filed Critical Kohjin Holdings Co Ltd
Priority to JP2008293244A priority Critical patent/JP5399048B2/ja
Publication of JP2010120173A publication Critical patent/JP2010120173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5399048B2 publication Critical patent/JP5399048B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】延伸加工性に優れ、異形物や小型容器のように収縮包装仕上がり性の難しい被包
装物を包装する場合や、高級商品を見栄え良く綺麗に包装する場合に、十分な収縮包装仕
上がり性が得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供する。
【解決手段】
密度0.890〜0.910g/cm3、MI0.3〜1.5g/10分、示差走査熱量
計で測定される融解ピークの最高温側ピーク温度と最低温側ピーク温度の差が20℃以上
であるエチレン−αオレフィン共重合体を主成分とする芯層、及び密度0.910〜0.
925g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分であるエチレン−αオレフィン共重合
体を主成分とする両表面層を有する少なくとも3層以上の構成であり、20〜60kGy
の電子線照射により架橋せしめ、縦横同時に3〜6倍の延伸加工を行うことによって得ら
れるポリエチレン系架橋シュリンクフィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、収縮包装材料に使用される、収縮包装仕上がり性、チューブラー法での延伸バ
ブル安定性に優れたポリエチレン系架橋シュリンクフィルムに関する。
従来、熱収縮性包装材料としては、ポリ塩化ビニル系シュリンクフィルム、ポリプロピ
レン系シュリンクフィルム、ポリエチレン系未架橋シュリンクフィルム、ポリエチレン系
架橋シュリンクフィルム等が知られている。
その中で、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルムは、ポリ塩化ビニル系シュリンクフィ
ルムのように包装作業時や廃棄焼却時に有害な塩化水素ガスを発生することもなく、また
、ポリプロピレン系シュリンクフィルム、ポリエチレン系未架橋シュリンクフィルムに比
べ、収縮包装仕上がり性に優れるという特徴を有していることから、食品、化粧品、薬品
、文房具等の収縮包装に広く用いられている。しかしながら、異形物や小型容器のように
収縮包装仕上がり性の難しい被包装物を包装する場合や、高級商品を見栄え良く綺麗に包
装する場合には、依然、ユーザーの品質要求レベルを十分に満足するフィルムを提供する
に至っていなかった。例えば、異形物を包装する場合には、空間部のくびれを小さく、ま
たコーナーのシワをできるだけ少なく仕上げることが求められるが、開示されている従来
のフィルム(特許文献1)では、低温収縮性や耐熱性が不十分なため、十分な収縮仕上が
り性を得ようと収縮トンネル内の温度を高くすると、空間部が白化したり、溶融して孔が
開くような耐熱性不良が発生し、耐熱性不良が発生しない温度までトンネル温度を下げる
と、満足いく収縮仕上がりが得られないという課題を有していた。また、化粧品や薬品、
お土産物等の高級商品を包装する際には、被包装物の商品価値に添った見栄えが要求され
、四隅の角立ちは限りなく小さく、コーナーのシワは、ほぼ皆無に近いくらいの仕上がり
性が必要となるが、異形物包装同様、従来のフィルムでは、低温収縮性や耐熱性が不十分
なため、十分な収縮仕上がり性が得られず、さらなる改良を求められていた。
また、生産面において、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルムは、延伸性に乏しい未架
橋のポリエチレン系シュリンクフィルムに比べ、架橋することでポリエチレンの融点以上
でも溶融張力が高いため、延伸性が大部改良されたフィルムであるが、ポリプロピレン系
フィルムに比べると、依然、適正延伸温度条件範囲が狭く、さらなる延伸性の改良が求め
られていた。
特開平5−84826号公報、同5−162270号公報、同8−169093号公報、同6−106668号公報、同10−250012号公報等
本発明は、異形物や小型容器のように収縮包装仕上がり性の難しい被包装物を包装する
場合や、高級商品を見栄え良く綺麗に包装する場合においても、十分な収縮包装仕上がり
性が得られ、また、チューブラー法における延伸バブル安定性を改良し、従来に比べ、生
産性が向上したポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供することを課題とするもの
である。
本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達したものである
。すなわち、本発明は、密度0.890〜0.910g/cm3、MI0.3〜1.5g
/10分、示差走査熱量計で測定される融解ピークの最高ピーク温度と最低ピーク温度の
差が20℃以上であるエチレン−αオレフィン共重合体(以下、エチレン−αオレフィン
共重合体(A)と記す)を主成分とする芯層、及び密度0.910〜0.925g/cm
3、MI1.0〜3.0g/10分であるエチレン−αオレフィン共重合体(以下、エチ
レン−αオレフィン共重合体(B)と記す)を主成分とする両表面層を有する少なくとも
3層以上の構成であり、20〜60kGyの電子線照射により架橋せしめ、縦横同時に3
〜6倍の延伸加工を行うことによって得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを
提供し、好ましくは、30〜40kGyの電子線照射により架橋せしめ、250℃、21
.6kg荷重条件でのMFRが7〜20g/10分、ヘイズが1.5〜5.0%である事
を特徴とするポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供するものである。
本発明のポリエチレン系架橋シュリンクフィルムは、架橋後の収縮包装仕上がり性、架橋
後の延伸加工性に優れた特定のエチレン−αオレフィン共重合体からなる層を芯層、透明
性、滑り性に優れた特定のエチレン−αオレフィン共重合体からなる層を両表面層として
積層、電子線照射、延伸することで、異形物や小型容器のように収縮包装仕上がり性の難
しい被包装物を包装する場合や、高級商品を見栄え良く綺麗に包装する場合においても、
十分な収縮包装仕上がり性が得られ、また、チューブラー法での延伸バブル安定性が向上
することから連続生産安定性に優れる、という効果を奏する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、芯層の主成分に用いられるエチレン−αオレフィン共重合体(A)は、
密度0.890〜0.910g/cm3、MI0.3〜1.5g/10分、示差走査熱量
計で測定される融解ピークの最高ピーク温度と最低ピーク温度の差が20℃以上の範囲の
もので、ブテン−1、ペンテンー1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−
メチルペンテン−1から成る群から選ばれた1種又は2種以上のα−オレフィンとエチレ
ンとの共重合体からなり、主に良好な架橋後の収縮包装仕上がり性、架橋後の延伸加工性
を付与する作用を成す。
ここで、収縮包装とは、自動包装機等でフィルムに針孔をあけてラフに製袋した包装予
備体を、高温の収縮トンネル内に通す過程で、包装予備体内部の空気が膨張し、製袋フィ
ルムが自己の熱収縮力で内部の空気を針孔より吐き出しながら収縮し、最終的にトンネル
出口で製袋フィルムが被包装物にタイトになることをいう。この中で、包装予備体内部の
空気が膨張し、製袋フィルムが膨らむ過程で、製袋フィルムが収縮トンネルの熱風吹き出
し口に接近する為、フィルムが熱を受けて耐熱限界温度を超えた場合に、フィルムが伸び
て薄くなり、白化や、溶融して孔が開いたりするような、いわゆるヤケドと言われる耐熱
性不良が発生する。示差走査熱量計で測定される融解ピークの最高ピーク温度と最低ピー
ク温度の差が20℃以上の樹脂を主成分とする層を積層した架橋フィルムでは、製袋フィ
ルムが膨らむ過程で、製袋フィルムが収縮トンネルの熱風吹き出し口に接近しても、フィ
ルムが伸びて薄くなるような現象が発生し難く、示差走査熱量計で測定される融解ピーク
の最高ピーク温度と最低ピーク温度の差が20℃未満の樹脂のみからなる架橋フィルムに
比べ、収縮トンネル内の耐熱性が飛躍的に向上することから、従来よりもトンネル温度を
上げることが出来、より美麗な収縮仕上がり性が得られるようになった。
また、延伸加工性については、示差走査熱量計で測定される融解ピークの最高ピーク温度
と最低ピーク温度の差が20℃以上の樹脂を主成分とする層を積層、架橋処理することで
、チューブラー法での延伸バブル安定性が大きく向上し、長時間の生産において、延伸バ
ブルのパンク等の問題が見られない、優れた連続生産安定性を得ることが出来るようにな
った。
エチレン−αオレフィン共重合体(A)の密度が0.890g/cm3未満のものは、
フィルムの引張弾性率が低くなり、包装機での走行性が低下するので好ましくなく、0.
910g/cm3 を越えると低温収縮性が不十分であるため好ましくない。MIが0.3
g/10分未満のものは、押出時のモーター負荷が増大するため好ましくなく、1.5g
/10分を越えると延伸加工性や耐熱性が低下するので好ましくない。示差走査熱量計で
測定される融解ピークの最高ピーク温度と最低ピーク温度の差が20℃未満のものは、優
れた収縮包装仕上がり性や延伸加工性が得られなくなるので好ましくない。
本発明の両表面層に主成分として用いるエチレン−αオレフィン共重合体(B)は、密
度0.910〜0.925g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分の範囲のものであ
り、主に滑り性、透明性を付与する作用を成す。
密度が0.910g/cm3未満のものは滑り性、耐熱性が低下するため好ましくなく、
0.925g/cm3 を越えるとヒートシール性が低下するため好ましくない。MIが1
.0g/10分未満の場合や、3.0g/10分を超える場合には、透明性が低下するの
で好ましくない。
両表面層及び/又は芯層は、本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、両表面層に
はエチレン−αオレフィン共重合体(A)を混合して、芯層にはエチレン−αオレフィン
共重合体(B)を混合して用いる事が出来る。これにより、要求される特性に応じて諸物
性の調整を行う事が出来、またトリムや格外品等の再利用樹脂を混合使用する事も出来る
本発明の層構成は、少なくとも3層以上の層構成であり、例えばB/A/B、B/A+B
/Bの3層構成、B/A+B/A/A+B/B、B/A/A+B/A/B等の5層構成が
挙げられる。中でも、A+B層を設けた層構成は、諸物性の調整や再利用樹脂の混合使用
がやりやすくなり、好適である。A+B層における、エチレン−αオレフィン共重合体(
A)とエチレン−αオレフィン共重合体(B)の混合比率は、芯層についてはエチレン−
αオレフィン共重合体(A)が60〜100%、好ましくは80〜100%、両表面層に
ついてはエチレン−αオレフィン共重合体(B)が60〜100%、好ましくは80〜1
00%であり、芯層、両表面層以外の層については本発明の目的に支障をきたさない範囲
であれば、特に制限はない。芯層のエチレン−αオレフィン共重合体(A)の比率が60
%未満では、延伸加工性、耐熱性、低温収縮性が低下するので好ましくなく、両表面層の
エチレン−αオレフィン共重合体(B)の比率が60%未満では、滑り性が低下するので
好ましくない。
本発明の各層の厚み構成比については特に限定されないが、芯層の厚み比率が全体厚みに
対し40〜80%の範囲内であることが好ましい。芯層の厚み比率が40%未満では低温
収縮性や延伸加工性が低下するので好ましくなく、80%を超えると、フィルムの引張弾
性率が低くなり、包装機での走行性が低下するので好ましくない。フィルムの全体厚みも
特に限定されないが、熱収縮性包装材料用途としては7〜35μmであることが好ましい
本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、滑剤、ブロッキング防止剤、帯電防止剤
、防曇剤、酸化防止剤等の添加剤がそれぞれの有効な作用を具備させる目的で適宜使用す
ることができる。
本発明における架橋処理としては、20〜60kGyの範囲の電子線をフィルムに照射す
ることにより成されるものであり、更には30〜40kGyの範囲が好ましい。20kG
y未満では、耐熱性、延伸加工性の低下や、溶断シール時にピンホールやシール開きが発
生するため好ましくなく、60kGyを超えると溶断カット性が低下するので好ましくな
い。
本発明において、20〜60kGyの範囲の電子線架橋処理後、延伸して得られるフィル
ムの250℃、21.6kg荷重条件でのMFR(以下、MFRと記す)は、7〜20
g/10分の範囲であることが好ましい。MFRは、原料種や線量の組み合わせによっ
て変化するが、7g/10分未満では溶断カット性が低下し易くなるため好ましくなく、
20g/10分を超えると、熱収縮トンネル内での耐熱性や、嵩高な被包装物を高速で包
装するような条件での溶断シール性が低下し易くなるため好ましくない。
本発明において、架橋処理によって得られる各層の架橋度については、各層ともに同等で
あることが好ましい。各層の架橋度や溶融粘度が違いすぎると、透明性が低下し易く、好
ましくない。
各層の架橋度を合わせる目的での、架橋助剤、架橋抑制剤等の添加や、加速電圧の調整等
については、本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、行っても何ら問題ない。
本発明において、得られるフィルムのヘイズについては、1.5〜5.0%の範囲であ
ることが好ましい。1.5%未満では、包装機での走行性等の滑り性が低下し易くなるた
め好ましくなく、5.0%を超えると、被包装物を容易に識別し、商品価値を低下させな
いために必要な透明性が低下し易くなるため好ましくない。
次に、本発明のフィルムの製造方法を示す。前記の樹脂を用いて本発明のフィルムを製造
する方法は、公知の縦横同時2軸延伸方法で行うことができ、延伸倍率は縦横とも3〜6
倍が好ましい。3倍未満では、モジュラスが低下して収縮トンネル内での製袋フィルムの
膨らみが大きいことによる耐熱性不良や、収縮包装後に見られる縦筋状の外観不良が発生
するため好ましくなく、6倍を超えると、引裂強度が低下し好ましくない。
以下、3層積層環状製膜延伸の場合を例に挙げ、具体的に説明する。
まず、エチレン−αオレフィン共重合体(A)を主体とする樹脂組成物を芯層、エチレ
ン−αオレフィン共重合体(B)を主体とする樹脂組成物を両表面層となるように、3台
の押出機により溶融混練し、3層環状ダイより環状に共押出し、延伸することなく一旦急
冷固化してチューブ状未延伸フィルムを作製する。次いで、電子線照射装置にて、20〜
60kGyの照射条件にて、チューブ状未延伸フィルムの両面に電子線を照射し、架橋チ
ューブ状未延伸フィルムを作製する。得られた架橋チューブ状未延伸フィルムを、チュー
ブラー延伸装置に供給し、高度の配向可能な温度範囲、例えば芯層樹脂の融点以下10℃
よりも低い温度で、好ましくは融点以下15℃よりも低い温度でチューブ内部にガス圧を
適用して膨張延伸により、縦横とも延伸倍率3〜6倍で同時二軸配向を起こさせる。延伸
装置から取り出したフィルムは、希望により熱処理やアニーリングすることができ、これ
により保存中の自然収縮を抑制することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
なお、実施例及び比較例おける測定及び評価の方法は、以下に示す通りに行った。
1.延伸加工性:延伸バブルの安定性を以下の基準にて評価した。
<評価基準>
○:延伸点の上下動や延伸バブルの揺動もなく、またネッキングなどの不均一延伸状態も
観察されず、延伸性が非常に安定している。
△:延伸点の上下動や延伸バブルの揺動があり、延伸バブルのパンクが散発する。
×:延伸点の上下動や延伸バブルの揺動が大きく、延伸バブルのパンクが頻発する。
2.フィルム厚み:JIS−Z1709に準じて測定した。
3.厚み比:フィルムの断面を顕微鏡で観察することにより測定した。
4.ヘイズ:JIS−K7105に準じて測定した。
5.MI:JIS−K7210に準じて、190℃、2.16kg荷重条件で測定した。
6.MFR:JIS−K7210に準じて、250℃、21.6kg荷重条件で測定し
た。
7.引張弾性率:JIS−Z7127に準じて測定した。
8.100℃熱収縮率:縦横それぞれ100mmの正方形に切り取ったフィルムを100
℃のグリセリン浴中に10秒間浸漬した後、水中で急冷し、縦横それぞれの長さを測定し
、数1によりMD、TDの熱収縮率を算出した。
(数1)
Figure 2010120173
9.収縮包装仕上がり性:協和電機(株)製のL型シール式半折自動包装機(型式:AT-50
0)
にて、市販のスタンディングチューブを縦横の余裕率をそれぞれ10%にて包装し、
フィルムの耐熱限界5℃手前に設定した収縮トンネル内を15秒滞留させ、トンネル
通過後の包装サンプルの中から無作為に5つを選び、以下の基準で評価した。
<評価基準>
○:包装サンプルの四隅の角立ちが小さく、小ジワも殆ど無い。
△:包装サンプルの四隅の角立ちや小ジワが若干目立つ。
×:包装サンプルの四隅の角立ちや小ジワが目立ち、外観を損ねる。または、包装時にフ
ィルムが走行不良を起こし、傷などが入って外観を損ねる。
10.溶断シール性、静電シール性:(株)ハナガタ製のオーバーラップ自動包装機(型
式:HP-20SA)にて、一辺15cmの立方体の箱を40個/分の包装速度で包装し、フィ
ルムの耐熱限界5℃手前に設定した収縮トンネル内を5秒間滞留させ、トンネル通過後の
包装サンプルの中から無作為に10個を選び、横シールの溶断シール性と縦シールの静電
シール性を以下の基準にて評価した。
<溶断シール性−評価基準>
○:包装サンプルの溶断シール部に、ピンホールやシール開きが見られない。
×:包装サンプルの溶断シール部に、ピンホールやシール開きが見られる。または、23
0℃以上にシール温度を上げないと溶断出来ない。
<静電シール性−評価基準>
○:包装サンプルの静電シール部が開かず、綺麗にシールされている。
×:包装サンプルの静電シール部に開きが見られる。
実施例1
表1に示すように、密度0.905g/cm3、MI0.8g/10分、示差走査熱量
計で測定される融解ピークの最高ピーク温度と最低ピーク温度の差(以下、TmH−TmLと記
す)が24℃であるエチレン−オクテン−1共重合体(A1)を芯層とし、密度0.920
g/cm3、MI1.0g/10分であるエチレン−オクテン−1共重合体(B1)を両表
面層とし、3台の押出機で溶融混練した後、厚み比が1/4/1になるように各押出機の
押出量を設定し、3層環状ダイスにより下向きに共押出した。形成された3層構成チュー
ブを、内側は冷却水が循環している円筒状冷却マンドレルの外表面を摺動させながら、外
側は水槽を通すことにより冷却して引き取り、未延伸フィルムを得た。このチューブ状未
延伸フィルムの両面に、日新ハイボルテージ社製の電子線照射装置を用いて、40kGy
の照射条件で電子線照射を行った後、架橋チューブ状未延伸フィルムをチューブラー二軸
延伸装置に導き、90〜110℃で縦横それぞれ5倍に延伸し、フィルム厚み15μmの
積層二軸延伸フィルムを得た。
表1に示すように、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。得
られたフィルムは、収縮包装仕上がり性に優れるもので、四隅の角立ちが小さく、小ジワ
も殆ど無い、外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃
熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例2
実施例1において、厚み比を1/8/1にした以外は、実施例1と同様の方法で、フィ
ルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表1に示すように、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。得
られたフィルムは、収縮包装仕上がり性に優れるもので、四隅の角立ちが小さく、小ジワ
も殆ど無い、外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃
熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例3
実施例1において、密度0.900g/cm3、MI0.4g/10分、TmH−TmLが26
℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体(A2)を芯層とし、照射条件を30kGyとし
て、延伸倍率を縦横4.5倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15
μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表1に示すように、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。得
られたフィルムは、収縮包装仕上がり性に優れるもので、四隅の角立ちが小さく、小ジワ
も殆ど無い、外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃
熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例4
実施例1において、密度0.913g/cm3、MI2.4g/10分であるエチレン−
ヘキセン−1共重合体(B2)を両表面層とし、照射条件を40kGyとした以外は、実施
例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表1に示すように、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。得
られたフィルムは、収縮包装仕上がり性に優れるもので、四隅の角立ちが小さく、小ジワ
も殆ど無い、外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃
熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例5
実施例1において、密度0.905g/cm3、MI0.8g/10分、TmH−TmLが2
4℃であるエチレン−オクテン−1共重合体(A1)を90重量部、密度0.920g/c
3、MI1.0g/10分であるエチレン−オクテン−1共重合体(B1)を10重量部
の割合で混合した樹脂組成物を芯層とし、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と
同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表1に示すように、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、
また、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。得
られたフィルムは、収縮包装仕上がり性に優れるもので、四隅の角立ちが小さく、小ジワ
も殆ど無い、外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃
熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
比較例1
実施例1において、密度0.910g/cm3、MI3.0g/10分、TmH−TmLが1
6℃であるエチレン−4−メチルペンテン−1共重合体(A3)を芯層とし、延伸倍率を縦
横4.5倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延
伸フィルムを得た。
表2に示すように、実施例1〜5に比べて延伸加工性が悪く、延伸点の上下動や延伸チュ
ーブの揺動が大きいため、延伸バブルのパンクが頻発し、生産性が大きく低下した。得ら
れたフィルムは耐熱性が不足するため、収縮包装した包装体は、四隅の角立ちや小ジワが
目立ち、収縮包装仕上がり性に劣るものであった。
比較例2
実施例1において、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分、TmH−TmLが1
2℃であるエチレン−オクテン−1共重合体(A4)を芯層とした以外は、実施例1と同様
の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表2に示すように、実施例1〜5に比べて延伸加工性が悪く、延伸点の上下動や延伸チュ
ーブの揺動が見られ、延伸バブルのパンクが散発し、生産性が低下した。得られたフィル
ムは耐熱性が不足するため、収縮包装した包装体は、四隅の角立ちや小ジワが目立ち、収
縮包装仕上がり性に劣るものであった。また、包装機でのフィルムの走行トラブルが散発
した。
比較例3
実施例1において、密度0.906g/cm3、MI0.8g/10分、TmH−TmLが15
℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体(A5)を芯層とした以外は、実施例1と同様の
方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表2に示すように、実施例1〜5に比べて延伸加工性が悪く、延伸点の上下動や延伸チュ
ーブの揺動が見られ、延伸バブルのパンクが散発し、生産性が低下した。得られたフィル
ムは耐熱性が不足するため、収縮包装した包装体は、四隅の角立ちや小ジワが目立ち、収
縮包装仕上がり性に劣るものであった。また、包装機でのフィルムの走行トラブルが散発
した。
比較例4
実施例1において、照射条件を70kGyとした以外は、実施例1と同様の方法で、フィ
ルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表2に示す様に、延伸加工性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、ま
た、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されず、連続生産安定性に優れていた。しか
しながら、得られたフィルムは、250℃、21.6kg荷重条件のMFRが1g/10
分と低く、包装機での溶断カット性が劣るものであった。
比較例5
実施例1において、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分、TmH−TmLが1
1℃であるエチレン−オクテン−1共重合体(A6)を芯層とし、密度0.885g/cm
3、MI1.0g/10分であるエチレン−オクテン−1共重合体(B3)を両表面層とし
、照射条件を50kGyとして、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方
法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表2に示すように、実施例1〜5に比べて延伸加工性が悪く、延伸点の上下動や延伸チュ
ーブの揺動が大きいため、延伸バブルのパンクが頻発し、生産性が大きく低下した。得ら
れたフィルムは低温収縮性、耐熱性が不足するため、収縮包装した包装体は、四隅の角立
ちや小ジワが目立ち、収縮包装仕上がり性に劣るものであった。また、包装機でのフィル
ムの走行トラブルが散発した。
比較例6
実施例1において、密度0.890g/cm3、MI0.8g/10分、TmH−TmLが12
℃であるエチレン−オクテン−1共重合体(A7)を芯層とし、密度0.930g/cm3
、MI2.0g/10分であるエチレン−ヘキセン−1共重合体(B4)を両表面層とし、
厚み比が1/3/1、照射条件を60kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例
1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
表3に示すように、実施例1〜5に比べて延伸加工性が悪く、延伸点の上下動や延伸チュ
ーブの揺動が見られ、延伸バブルのパンクが散発し、生産性が低下した。得られたフィル
ムは耐熱性が不足するため、収縮包装した包装体は、四隅の角立ちや小ジワが目立ち、収
縮包装仕上がり性に劣るものであった。また、静電シール性が悪く、収縮トンネル内で静
電シール部が熱融着不足によりシール開きするトラブルが散発した。




Figure 2010120173
Figure 2010120173
Figure 2010120173
本発明の熱収縮性包装材料は、延伸バブル安定性に優れることから、チューブラー法での
連続生産安定性を向上でき、また、異形物や小型容器のように収縮包装仕上がり性の難し
い被包装物を包装する場合や、高級商品を見栄え良く綺麗に包装する場合等に、十分な収
縮包装仕上がり性が得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィルムとして好適に用いる
ことができる。

Claims (4)

  1. 下記(a)を主成分とする芯層、及び下記(b)を主成分とする両表面層を有する少なく
    とも3層以上の構成であり、20〜60kGyの電子線照射により架橋せしめ、縦横同時
    に3〜6倍の延伸加工を行うことによって得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィル
    ム。
    (a)密度0.890〜0.910g/cm3、メルトインデックス(以下、MIと記す
    )0.3〜1.5g/10分、示差走査熱量計で測定される融解ピークの最高ピーク温度
    と最低ピーク温度の差が20℃以上であるエチレン−αオレフィン共重合体。
    (b)密度0.910〜0.925g/cm3、メルトインデックス1.0〜3.0g/
    10分であるエチレン−αオレフィン共重合体。
  2. 30〜40kGyの電子線照射により架橋せしめる事を特徴とする請求項1のポリエチレ
    ン系架橋シュリンクフィルム。
  3. 250℃、21.6kg荷重条件でのメルトフローレートが、7〜20g/10分である
    事を特徴とする請求項2のポリエチレン系架橋シュリンクフィルム。
  4. ヘイズが1.5〜5.0%である事を特徴とする請求項2又は請求項3のポリエチレン系
    架橋シュリンクフィルム。















JP2008293244A 2008-11-17 2008-11-17 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム Active JP5399048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293244A JP5399048B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293244A JP5399048B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010120173A true JP2010120173A (ja) 2010-06-03
JP5399048B2 JP5399048B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42321948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008293244A Active JP5399048B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5399048B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017171316A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 大倉工業株式会社 スクイズボトル装飾用熱収縮性フィルム、および該フィルムを用いた意匠性スクイズボトルの製造方法
JP2018070732A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 旭化成株式会社 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5601804B2 (ja) * 2008-12-22 2014-10-08 興人フィルム&ケミカルズ株式会社 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232417A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Ube Ind Ltd ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルムおよびその製 造方法
JPH10250012A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Kohjin Co Ltd 架橋ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム
JPH10259280A (ja) * 1997-01-16 1998-09-29 Nippon Porikemu Kk シーラントフィルム用樹脂組成物及びシーラントフィルム
JPH11254610A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Kohjin Co Ltd ポリオレフィン系多層熱収縮性フィルム
JP2000177083A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Sumitomo Chem Co Ltd 積層体、フィルムまたはシート、及びその用途
JP2002155174A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Japan Polyolefins Co Ltd 難燃性樹脂組成物およびその製造方法
JP2003145695A (ja) * 2001-11-09 2003-05-20 Oji Paper Co Ltd ポリエチレン系熱収縮フィルムの製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232417A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Ube Ind Ltd ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルムおよびその製 造方法
JPH10259280A (ja) * 1997-01-16 1998-09-29 Nippon Porikemu Kk シーラントフィルム用樹脂組成物及びシーラントフィルム
JPH10250012A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Kohjin Co Ltd 架橋ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム
JPH11254610A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Kohjin Co Ltd ポリオレフィン系多層熱収縮性フィルム
JP2000177083A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Sumitomo Chem Co Ltd 積層体、フィルムまたはシート、及びその用途
JP2002155174A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Japan Polyolefins Co Ltd 難燃性樹脂組成物およびその製造方法
JP2003145695A (ja) * 2001-11-09 2003-05-20 Oji Paper Co Ltd ポリエチレン系熱収縮フィルムの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017171316A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 大倉工業株式会社 スクイズボトル装飾用熱収縮性フィルム、および該フィルムを用いた意匠性スクイズボトルの製造方法
JP2018070732A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 旭化成株式会社 ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5399048B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5893091B2 (ja) ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム
JP4848020B2 (ja) 延伸積層フィルム及び袋
JP4915749B2 (ja) ポリオレフィン系多層シュリンクフィルム
JP5399048B2 (ja) ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム
JP6532125B2 (ja) ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム
JP2001001468A (ja) 熱収縮性多層フィルム
JP5722081B2 (ja) 収縮仕上がり性に優れたポリエチレン系架橋シュリンクフィルム
JP3751965B2 (ja) ポリオレフィン系多層シュリンクフィルム
JP4919620B2 (ja) 3層架橋フィルム
JPH0899393A (ja) ポリオレフィン系熱収縮性積層フィルム
JP2010064369A (ja) ポリプロピレン系多層シュリンクフィルム
JP7018781B2 (ja) 熱収縮性積層フィルム
JP5587136B2 (ja) 収縮仕上がり性に優れたポリオレフィン系熱収縮性フィルム
JP4938722B2 (ja) 収縮性フィルム
JP4287875B2 (ja) ポリオレフィン系積層ストレッチシュリンクフィルム
JP5545627B2 (ja) ポリオレフィン系薄膜多層シュリンクフィルム
JP5660852B2 (ja) 収縮仕上がり性に優れたポリオレフィン系熱収縮性フィルム
JPH1199600A (ja) ポリオレフィン系積層ストレッチシュリンクフィルム
JP2003145695A (ja) ポリエチレン系熱収縮フィルムの製造方法
JP2010234656A (ja) 遮光性を有したポリプロピレン系およびポリオレフィン系多層シュリンクフィルム
JP2011240619A (ja) オーバーラップ包装用スチレン系熱収縮性フィルム
JP2798236B2 (ja) 多層シュリンクフィルム及びその製造方法
JP5476533B2 (ja) ポリオレフィン系スリーブ包装用熱収縮性フィルム
JP3068920B2 (ja) ポリエチレン系熱収縮性積層フィルム
JP2007001102A (ja) 多層熱収縮性ポリオレフィンフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5399048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250