JP2010120039A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010120039A
JP2010120039A JP2008294671A JP2008294671A JP2010120039A JP 2010120039 A JP2010120039 A JP 2010120039A JP 2008294671 A JP2008294671 A JP 2008294671A JP 2008294671 A JP2008294671 A JP 2008294671A JP 2010120039 A JP2010120039 A JP 2010120039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
workpiece
light emitting
spot
laser light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008294671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5286485B2 (ja
Inventor
Eiji Sahoda
英司 佐保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Computer Peripherals Co Ltd filed Critical Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Priority to JP2008294671A priority Critical patent/JP5286485B2/ja
Publication of JP2010120039A publication Critical patent/JP2010120039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5286485B2 publication Critical patent/JP5286485B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や設計目標仕様を大幅に変更することない穴開け加工装置の提供。
【解決手段】複数の半導体レーザ素子10a〜10cから発光した複数のレーザ光を受光面において入射し、該入射したレーザ光を所定の屈折特性によって集光したレーザスポットを被加工物に照射するレンズ14と、該レンズ14の受光面に対するレーザ光の入射角度を任意の角度に偏向して出射するレンズ12a〜12cとを備え、レーザ光偏向手段であるレンズ12a〜12cが、レンズ14から出射した複数のレーザスポットS01〜S03の合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザビームL01〜L03の光の出射角度を偏向させ、制御部15が、レーザスポットS01〜S03の合焦点位置が被加工物20の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させるもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザ素子を光源として被加工物に穴開け加工を行うレーザ加工装置及びレーザ加工方法に係り、特に板状の被加工物の厚み方向に穴を開口することができるレーザ加工装置及びレーザ加工方法に関する。
一般に、板状の被加工物への穴開け加工技術として、被加工物の表面に照射したレーザ光の熱エネルギを利用したレーザ加工装置が製品化されている。従来技術によるレーザ加工装置は、集光された高エネルギ密度のレーザビームを必要とするため、高出力のCOレーザ光源やYAGレーザ光源を使用するものであった。
尚、前述のレーザビームによって穴開け加工を行うレーザ加工装置技術に関する技術が記載された文献としては、下記特許文献1が挙げられ、この特許文献1には、YAGレーザ光源からのレーザビームと半導体レーザ光源からのレーザビームを重畳するビーム重畳部と、この重畳したレーザビームを集光して被加工物に照射する色収差を有するレンズとを用い、該レンズの色収差を利用して被加工物の厚み方向に対して各レーザビームの焦点位置が異なるようにレーザビームを照射する技術が記載されている。
特開2006−263711号公報
従来技術によるCOレーザ光源やYAGレーザ光源を使用するレーザ加工装置は、高出力レーザビームの直進性を利用して被加工物を加工するためレーザビームを被加工物に対して集光する必要がないが、半導体レーザ光源の主力は低出力のため集光する必要がある。
このため従来の半導体レーザ光源を利用したレーザ加工装置は、板状の被加工物の厚み方向に穴を開口するためには、前述の焦点位置を厚み方向に移動させなければ成らず、この焦点合わせ位置を移動させるために装置構成が複雑になると言う不具合があった。
これを具体的に説明すると、まず、図6に示すレンズ14に照射される光の波長をλ、レンズの屈折率をc、開口数をNA、焦点深度をdとしたとき、開口数NAは、一般に「c・sinθ」で表され、焦点深度dは、「d=λ÷(NA)」で表される。
ここで焦点深度dを大きくしたい場合、波長λを大きくするか、開口数NAを小さくするものであるが、前述のレーザ加工装置における波長λは被加工物が吸収する波長に依存するため制限があり変更することができない。他方、開口数NAは光学的なレンズ特性に依存するために一般的な手法によって開口数NAを小さくする手法を検討すると、開口数NAは図6に示したsicθの値(レンズ14への有効半径rと焦点sとの距離をaとしたとき、r/a)で決まる値を小さくするためには有効半径rを小さくするか、又は距離aを大きくすることが考えられる。
ここで現実的なレーザ加工装置に求められる仕様として、例えば、レーザ波長λが900μm、対物レンズの有効半径rが10mm、被加工物との距離であるワーキングディスタンスが約150mm、必要とする焦点深度が200μmとした場合、上記計算式により焦点深度dが約90μmとなり、必要焦点深度200μmの約半分の焦点深度しか得られないと言う不具合があった。
更に前述した必要焦点深度200μmを得るためのレンズの光学的定数を見直した場合、ワーキングディスタンスを約230mmとすることが計算上は導かれるが、この場合は、ワーキングディスタンスが当初の設計目標と大幅に異なるため、装置の全体設計からの見直しが必要となると言う不具合もあった。
本発明の目的は、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる半導体レーザ光源を用いたレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供することである。
前述の目的を達成するため本発明は、厚みのある被加工物の深さ方向に焦点深度をもって集光されるレーザスポットを照射し、該レーザスポット照射により被加工物の所定座標の深さ方向に穴開け加工を行うレーザ加工装置において、
レーザ光を発光する複数のレーザ発光素子と、
前記複数のレーザ発光素子から発光した複数のレーザ光を受光面において入射し、該入射したレーザ光を所定の屈折特性によって集光したレーザスポットを被加工物に照射する第1のレンズと、
該第1のレンズの受光面に対するレーザ光の入射角度を任意の角度に偏向して出射するレーザ光偏向手段と、
前記複数のレーザ発光素子から発光を個々に制御する制御部とを備え、
前記レーザ光偏向手段が、前記第1のレンズから出射した複数のレーザスポットの合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させ、
前記制御部が、前記レーザスポットの合焦点位置が被加工物の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させることを第1の特徴とする。
また本発明は、該第1の特徴のレーザ加工装置において、前記レーザ光偏向手段が、複数のレーザ発光素子が発光した個々のレーザ光を任意の方向に偏向して出射する複数の第2のレンズから構成されることを第2の特徴とする。
また本発明は、前記第1の特徴のレーザ加工装置において、前記レーザ光偏向手段が、複数のレーザ発光素子が発光したレーザ光を入射し、該レーザ光を任意の方向に偏向して出射する導波路から構成されることを第3の特徴とする。
また本発明は、該第1から第3何れかの特徴のレーザ加工装置において、前記制御部が、
前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第1工程と、
該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第2工程と
該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第3工程と、
前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行することを第4の特徴とする。
また本発明は、該第1から第3何れかの特徴のレーザ加工装置において、前記制御部が、
前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第1工程と、
該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第2工程と
該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第3工程と、
前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行することを第5の特徴とする。
また本発明は、前記第1から第5何れかの特徴のレーザ加工装置において、前記複数の半導体レーザ発光部の波長を、各複数の半導体レーザ発光部の焦点が合わされる被加工物に対して吸収率が高い波長に設定したことを第6の特徴とする。
更に本発明は、レーザ光を発光する複数のレーザ発光素子と、該複数のレーザ発光素子から発光した複数のレーザ光を受光面において入射し、該入射したレーザ光を所定の屈折特性によって集光したレーザスポットを被加工物に照射する第1のレンズと、該第1のレンズの受光面に対するレーザ光の入射角度を任意の角度に偏向して出射するレーザ光偏向手段と、前記複数のレーザ発光素子から発光を個々に制御する制御部とを備え、厚みのある被加工物の深さ方向に焦点深度をもって集光されるレーザスポットを照射し、該レーザスポット照射により被加工物の所定座標の深さ方向に穴開け加工を行うレーザ加工装置のレーザ加工方法であって、
前記レーザ光偏向手段により、前記第1のレンズから出射した複数のレーザスポットの合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させる工程と、
前記制御部により、前記レーザスポットの合焦点位置が被加工物の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させる工程とを行うことを第7の特徴とする。
また本発明は、第7の特徴のレーザ加工方法において、複数のレーザ発光素子が発光した個々のレーザ光を任意の方向に偏向して出射する複数の第2のレンズから前記レーザ光偏向手段を構成し、該レーザ光偏向手段が、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させることを第8の特徴とする。
また本発明は、第7の特徴のレーザ加工方法において、複数のレーザ発光素子が発光したレーザ光を入射し、該レーザ光を任意の方向に偏向して出射する導波路から前記レーザ光偏向手段を構成し、該レーザ光偏向手段が、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させることを第9の特徴とする。
また本発明は、前記第7から第9何れかの特徴のレーザ加工方法において、前記制御部により、
前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第1工程と、
該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第2工程と
該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第3工程と、
前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行することを第10の特徴とする。
また本発明は、前記第7から第9何れかの特徴のレーザ加工方法において、前記制御部により、
前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第1工程と、
該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第2工程と
該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第3工程と、
前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4構成とを実行することを第11の特徴とする。
また本発明は、前記第7から第11の何れかの特徴のレーザ加工方法において、前記複数の半導体レーザ発光部の波長を、各複数の半導体レーザ発光部の焦点が合わされる被加工物に対して吸収率が高い波長に設定したことを第12の特徴とする。
本発明によるレーザ加工装置及びレーザ加工方法は、レーザ光偏向手段が、第1のレンズから出射した複数のレーザスポットの合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させる工程と、制御部により、前記レーザスポットの合焦点位置が被加工物の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させる工程とを行うことによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。
以下、本発明によるレーザ加工装置及びレーザ加工方法の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態によるレーザ加工装置の構成を示す図、図2は本実施形態による発光タイミングを説明するための図、図3は第2の実施形態による発光タイミングを説明するための図、図4は本発明の第3の実施形態によるレーザ加工装置の原理構成を示す図、図5は本発明の第4の実施形態によるレーザ加工装置の原理構成を示す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1の実施形態によるレーザ加工方法を実現するレーザ加工装置は、例えば図1に示す如く、後述するレンズ面に対して所定波長のレーザ光を発光する複数の半導体レーザ素子11a〜11cと、これら各半導体レーザ素子10a〜10cから照射されたレーザ光を任意方向の平行光に偏光して出力する複数のレンズ12a〜12cと、該複数のレンズ12a〜12cから出射した複数のレーザ光を入射し、各々のレーザ光入射位置に応じた焦点合わせを行ったレーザビームを形成し、被加工物20に照射するレンズ14と、前記複数の半導体レーザ素子10a〜10cを個別に駆動するための複数の駆動部13a〜13cと、該複数の駆動部13a〜13cを制御する制御部15とから構成される。
尚、前記半導体レーザ素子11a〜11c及び複数のレンズ12a〜12cとは個別に半導体レーザ発光部11a〜11cを構成すると共に、前記レンズ14から照射される複数のレーザビームの焦点位置は、レンズ14に対するレーザビームの照射方向を偏向しているため、半導体レーザ発光部11aからのレーザビームL03が被加工物20の表面位置から最も深い深度のレーザスポットS03を形成し、半導体レーザ発光部11bからのレーザビームL01が被加工物20の表面位置よりやや深い深度のレーザスポットS02を形成し、半導体レーザ発光部11cからのレーザビームL02が被加工物20の前記レーザスポットS03とS01との中間の深度のレーザスポットS02を形成するように、レンズ14に対する各半導体レーザ発光部11a〜11cからのレーザ光の照射角度が設定されている。また、前記各レーザスポットの深さ方向の合焦点位置は、例えばレーザスポットの焦点深度相当分だけ深くなるように設定されているが、焦点深度より短い深さ(距離)に設定しても良い。
このように構成されたレーザ加工装置の加工手順は、制御部15が、図2に示したフローに従って、駆動部13bにより半導体レーザ発光部11bからレーザ光を発光してレーザビームL01により被加工物20にレーザスポットS01をタイミングt1にて照射して穴開けを行う第1工程と、駆動部13cにより半導体レーザ発光部11cからレーザ光をタイミングt2にて発光してレーザビームL02により被加工物20にレーザスポットS02を照射して穴開けを行う第2工程と、駆動部13aにより半導体レーザ発光部11aからレーザ光をタイミングt3にて発光してレーザビームL03により被加工物20にレーザスポットS03を照射して穴開けを行う第3工程と、続いて前記第1工程から第3工程を繰り返す工程を実行することによって、被加工物20の厚み方向Aに対して表面から順に焦点深度が順に深くなるレーザスポットS01〜レーザスポットS03を照射して穴開け加工を行うことによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。
[第2実施形態]
前記実施形態においては、制御部15が、タイミングt1からt3のタイミングで順に被加工物20の深さ方向に掘り進めるようにレーザスポット照射を繰り返すことによって被加工物20に所定深さの穴を開口する例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、同一焦点深さのレーザスポットを複数連続して照射し、この連続レーザスポット照射を順に深さが深くなるように掘り進める様に構成しても良い。
この第2実施形態によるレーザ加工装置は、図1と同様な構成において、制御部15が、図3に示す如く、駆動部13bにより半導体レーザ発光部11bからレーザ光をタイミングt1とタイミングt2との連続発光によるレーザビームL01により被加工物20にレーザスポットS01の連続照射により穴開けを行う第1工程と、駆動部13cにより半導体レーザ発光部11cからレーザ光をタイミングt3とタイミングt4にて発光してレーザビームL02により被加工物20にレーザスポットS02の連続照射して穴開けを行う第2工程と、駆動部13aにより半導体レーザ発光部11aからレーザ光をタイミングt5とタイミングt6にて発光してレーザビームL03により被加工物20にレーザスポットS03を連続照射して穴開けを行う第3工程と、続いて前記第1工程から第3工程を繰り返す工程を実行することによって、被加工物20の厚み方向Aに対して表面から順に焦点深度が順に深くなるレーザスポットS01〜レーザスポットS03を連続照射して穴開け加工を行うことによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。
尚、前記各実施形態においては、被加工物20に照射するレーザスポットの焦点深度差による数が3の例を説明したが、本発明はこれに限られることなく4以上の焦点深度差をもつレーザスポットを照射する様に構成することや、連続照射するレーザスポット数を3以上に設定しても良い。
[第3実施形態]
前記実施形態においては、レンズ面に対して直線的に配置した複数の半導体レーザ発光部からレーザ光を順に焦点深度の異なるレーザスポットとして照射する例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、例えば、レンズ面に対して半導体レーザ発光部を直角方向に交差する様に配置することや、円環状や螺旋状に配置することも含み、半導体レーザ発光部を直角方向交差配置の実施形態を図4を参照して説明する。
図4は本発明の第3の実施形態による半導体レーザ発光部を直角方向交差配置したレーザ加工装置の原理を説明するためのものであって、半導体レーザ素子の駆動部や被加工物等の構成は前述の実施形態のものと同様な構成して説明する。
本実施形態による半導体レーザ発光部の配置は、図4に示す如く、レンズ14の面に対して直交するXY軸を想定したとき、該XY軸の交差点に半導体レーザ発光部10bを配置し、X軸方向に半導体レーザ発光部10aと半導体レーザ発光部10cを前記半導体レーザ発光部10bを中心として等間隔に配置し、Y方向に半導体レーザ発光部10dと半導体レーザ発光部10eを前記半導体レーザ発光部10bを中心として等間隔に配置する。
このレーザ照射装置は、各々の半導体レーザ発光部10から被加工物に照射されるレーザスポットを被加工物の厚み方向(深さ方向)に順にS01、S02、S03、S04、S05としたとき、制御部が、半導体レーザ発光部10bのレーザ発光によってレーザスポットS01を照射する工程と、半導体レーザ発光部10cのレーザ発光によってレーザスポットS02を照射する工程と、半導体レーザ発光部10aのレーザ発光によってレーザスポットS03を照射する工程と、半導体レーザ発光部10dのレーザ発光によってレーザスポットS04を照射する工程と、半導体レーザ発光部10eのレーザ発光によってレーザスポットS05を照射する工程とを順に実行することによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。尚、レーザ光の発光タイミングは前述の図2及び図3に示したタイミングが好適である。
また、本実施形態においては半導体レーザ発光部を直角方向交差配置した例を説明したが、円環状/螺旋状/非等間隔等の任意に半導体レーザ発光部を配置しても良い。
[第4実施形態]
また前記実施形態においては、半導体レーザ発光部にレンズ12a〜12cを設ける例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば図5に示す如く、半導体レーザ発光部11a〜11cからのレーザ光を入射し、所定の方向に案内する導波路50を設け、該導波路50からレンズ14に照射し、被加工物20にレーザスポットS01とレーザスポットS02とレーザスポットS03とを順に照射するように構成しても良い。
前記導波路50は、レーザ光が入射される所定の屈折率のコア部及び該コア部を覆うようにコア部の屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド部とより構成され、前記半導体レーザ発光部11bからのレーザ光を入射する光導波路を矢印51及び53に示す如く湾曲させ、半導体レーザ発光部11bからのレーザ光を入射する光導波路を矢印52に示す如く直進させるように構成されている。
この導波路50の構成により本実施形態によるレーザ照射装置は、導波路50から出射される上下端のレーザビームが傾斜をもってレンズ14に照射され、レンズ14がその光学特性によって各々入射されたレーザ光によるレーザビームL01とレーザビームL02とレーザビームL03とを順に被加工物20に照射することによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。尚、レーザ光の発光タイミングは前述の図2及び図3に示したタイミングが好適である。
以上述べた如く本発明によるレーザ照射装置及びレーザ照射方法は、被加工物に焦点合わせを行うレンズ14に対する複数の半導体レーザ発光部からのレーザ照射方向を、被加工物の厚み方向(深さ方向)に対して焦点位置が変化するように設定すると共に、前記複数の半導体レーザ発光部からの発光によるレーザスポットの焦点位置が被加工物の表面から深くなる順に発光することによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。
また本発明によるレーザ照射装置及びレーザ照射方法は、被加工物に焦点合わせを行うレンズ14に対する複数の半導体レーザ発光部からのレーザ照射方向を、被加工物の厚み方向(深さ方向)に対して焦点位置が変化するように光路を形成する導波路を用い、前記複数の半導体レーザ発光部からの発光によるレーザスポットの焦点位置が被加工物の表面から深くなる順に発光することによって、レーザ光学系の焦点合わせ位置の移動や装置設計目標仕様を大幅に変更することなく厚みのある板状の被加工物に穴開け加工を行うことができる。
尚、前述の各実施形態においては、レンズ14に対する複数のレーザ照射角度を偏向させることや、複数の湾曲した光路を形成する光導波路を用いる例を説明したが、本発明は前述の実施形態に限るものではなく、複数の半導体レーザ素子からのレーザ光を光ファイバによって導き、焦点位置が異なるように配置された又は特性のレンズを介してレーザスポットを照射する構成や、レーザ光源を1つとし、該レーザ光源からのレーザ光を異なる位置に配置された複数のレンズに選択的に照射することによってレーザスポットを焦点位置が異なるように順に照射する構成等の他の構成によっても本発明を実施することができる。
また、前記実施形態においては、同一波長の複数の半導体レーザ素子を用いる例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、波長の異なる複数の半導体レーザ素子を光源とすることもできる。この例は、例えば、被加工物が複数の材質(金属)で構成されている場合、各々の金属の吸収率に見合ったレーザ波長を有する半導体レーザ素子を取り混ぜて搭載することによって、加工効率を上げることができる。具体的には、例えばアルミは約800nm近辺に吸収波長ピーク(約15パーセント)があり、長波長側、短波長側では吸収率が低く、他方、銀は400nm以下に吸収帯があり、仮に銀とアルミが層を構成する被加工物の場合、この2つの波長の半導体レーザ素子を光源とすることによって、銀とアルミが層を構成する被加工物を効率よく穴開け加工することができる。この場合、例えば被加工物の表面に近い層がアルミ、次の層がアルミ、更に深い層がアルミであり、各層の厚みが焦点深度と同等の場合、図1に示した半導体レーザ発光部10bの波長を約800nm、半導体レーザ発光部10cの波長を400nm以下、半導体レーザ発光部10aの波長を約800nmとすることが想定され、各層の厚みが焦点深度より大きい場合は、層厚さに応じて各層に好適な波長の半導体レーザ発光部を複数用意することによって効率よく穴開け加工を行うことができる。尚、吸収率が高いとは、例えばピーク吸収率に対して相対的に高めであり、10%から20%の吸収率を言う。
本発明の第1の実施形態によるレーザ加工装置の構成を示す図。 本実施形態による発光タイミングを説明するための図。 本発明の第2実施形態による発光タイミングを説明するための図。 本発明の第3実施形態によるレーザ加工装置の原理構成を示す図。 本発明の第4実施形態によるレーザ加工装置の原理構成を示す図。 一般のレンズ特性を説明するための図。
符号の説明
10a〜10c:半導体レーザ発光部、11a〜11c:半導体レーザ発光部、12a〜12c:レンズ、13a〜13c:駆動部、14:レンズ、15:制御部、20:被加工物、50:導波路。

Claims (12)

  1. 厚みのある被加工物の深さ方向に焦点深度をもって集光されるレーザスポットを照射し、該レーザスポット照射により被加工物の所定座標の深さ方向に穴開け加工を行うレーザ加工装置において、
    レーザ光を発光する複数のレーザ発光素子と、
    前記複数のレーザ発光素子から発光した複数のレーザ光を受光面において入射し、該入射したレーザ光を所定の屈折特性によって集光したレーザスポットを被加工物に照射する第1のレンズと、
    該第1のレンズの受光面に対するレーザ光の入射角度を任意の角度に偏向して出射するレーザ光偏向手段と、
    前記複数のレーザ発光素子から発光を個々に制御する制御部とを備え、
    前記レーザ光偏向手段が、前記第1のレンズから出射した複数のレーザスポットの合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させ、
    前記制御部が、前記レーザスポットの合焦点位置が被加工物の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させるレーザ加工装置。
  2. 前記レーザ光偏向手段が、複数のレーザ発光素子が発光した個々のレーザ光を任意の方向に偏向して出射する複数の第2のレンズから構成される請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 前記レーザ光偏向手段が、複数のレーザ発光素子が発光したレーザ光を入射し、該レーザ光を任意の方向に偏向して出射する導波路から構成される請求項1記載のレーザ加工装置。
  4. 前記制御部が、
    前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第1工程と、
    該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第2工程と
    該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第3工程と、
    前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行する請求項1から3何れかに記載のレーザ加工装置。
  5. 前記制御部が、
    前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第1工程と、
    該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第2工程と
    該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第3工程と、
    前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行する請求項1から3何れかに記載のレーザ加工装置。
  6. 前記複数の半導体レーザ発光部の波長を、各半導体レーザ発光部の焦点が合わされる被加工物に対して吸収率が高い波長に設定した請求項1から5何れかに記載のレーザ加工装置。
  7. レーザ光を発光する複数のレーザ発光素子と、該複数のレーザ発光素子から発光した複数のレーザ光を受光面において入射し、該入射したレーザ光を所定の屈折特性によって集光したレーザスポットを被加工物に照射する第1のレンズと、該第1のレンズの受光面に対するレーザ光の入射角度を任意の角度に偏向して出射するレーザ光偏向手段と、前記複数のレーザ発光素子から発光を個々に制御する制御部とを備え、厚みのある被加工物の深さ方向に焦点深度をもって集光されるレーザスポットを照射し、該レーザスポット照射により被加工物の所定座標の深さ方向に穴開け加工を行うレーザ加工装置のレーザ加工方法であって、
    前記レーザ光偏向手段により、前記第1のレンズから出射した複数のレーザスポットの合焦点位置を、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させる工程と、
    前記制御部により、前記レーザスポットの合焦点位置が被加工物の表面から深くなる順にレーザ発光素子を発光させる工程とを行うレーザ加工方法。
  8. 複数のレーザ発光素子が発光した個々のレーザ光を任意の方向に偏向して出射する複数の第2のレンズから前記レーザ光偏向手段を構成し、該レーザ光偏向手段が、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させる請求項7記載のレーザ加工方法。
  9. 複数のレーザ発光素子が発光したレーザ光を入射し、該レーザ光を任意の方向に偏向して出射する導波路から前記レーザ光偏向手段を構成し、該レーザ光偏向手段が、被加工物の所定座標における深さが異なる複数位置になるようにレーザ光の出射角度を偏向させる請求項7記載のレーザ加工方法。
  10. 前記制御部により、
    前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第1工程と、
    該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第2工程と
    該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの1回の照射を行う第3工程と、
    前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4工程とを実行する請求項7から9何れかに記載のレーザ加工方向。
  11. 前記制御部により、
    前記被加工物の所定座標の表面近傍の深さ位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第1工程と、
    該第1工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第2工程と
    該第2工程の合焦点深さに比べてレーザスポットの焦点深度だけ深い位置に合焦点したレーザスポットの複数回の照射を行う第3工程と、
    前記第1工程から第3工程とを少なくとも1回繰り返す第4構成とを実行する請求項7から9何れかに記載のレーザ加工方法。
  12. 前記複数の半導体レーザ発光部の波長を、各半導体レーザ発光部の焦点が合わされる被加工物に対して吸収率が高い波長に設定した請求項7から11何れかに記載のレーザ加工方法。
JP2008294671A 2008-11-18 2008-11-18 レーザ加工装置及びレーザ加工方法 Expired - Fee Related JP5286485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008294671A JP5286485B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008294671A JP5286485B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010120039A true JP2010120039A (ja) 2010-06-03
JP5286485B2 JP5286485B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=42332820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008294671A Expired - Fee Related JP5286485B2 (ja) 2008-11-18 2008-11-18 レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5286485B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017115974A1 (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 (주)이오테크닉스 렌즈 광학계 및 이를 포함하는 레이저 가공장치
CN108213697A (zh) * 2016-12-14 2018-06-29 上海新昇半导体科技有限公司 SiC晶体切片设备及切片方法
CN111515526A (zh) * 2020-05-15 2020-08-11 广东正业科技股份有限公司 一种多光束加工装置及加工方法
WO2021107042A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ発振器
KR20220052721A (ko) * 2020-10-21 2022-04-28 국민대학교산학협력단 고종횡비의 초점을 갖는 레이저를 이용하여 기판 상에 미세 패턴을 형성하는 방법
CN114406462A (zh) * 2022-02-18 2022-04-29 江苏星链激光科技有限责任公司 一种激光焊接系统及其光斑轨迹控制方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825888A (ja) * 1981-08-11 1983-02-16 Toshiba Corp レ−ザ加工装置
JP2004337903A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2007142001A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2008036641A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Laser System:Kk レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2008044000A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nippon Steel Corp 加工深さを増加したレーザ加工装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825888A (ja) * 1981-08-11 1983-02-16 Toshiba Corp レ−ザ加工装置
JP2004337903A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2007142001A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Denso Corp レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2008036641A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Laser System:Kk レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2008044000A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nippon Steel Corp 加工深さを増加したレーザ加工装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017115974A1 (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 (주)이오테크닉스 렌즈 광학계 및 이를 포함하는 레이저 가공장치
CN108213697A (zh) * 2016-12-14 2018-06-29 上海新昇半导体科技有限公司 SiC晶体切片设备及切片方法
WO2021107042A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ発振器
CN111515526A (zh) * 2020-05-15 2020-08-11 广东正业科技股份有限公司 一种多光束加工装置及加工方法
KR20220052721A (ko) * 2020-10-21 2022-04-28 국민대학교산학협력단 고종횡비의 초점을 갖는 레이저를 이용하여 기판 상에 미세 패턴을 형성하는 방법
KR102441518B1 (ko) * 2020-10-21 2022-09-07 국민대학교산학협력단 고종횡비의 초점을 갖는 레이저를 이용하여 기판 상에 미세 패턴을 형성하는 방법
CN114406462A (zh) * 2022-02-18 2022-04-29 江苏星链激光科技有限责任公司 一种激光焊接系统及其光斑轨迹控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5286485B2 (ja) 2013-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5308431B2 (ja) レーザ光によるライン加工方法およびレーザ加工装置
JP5286485B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5379384B2 (ja) レーザによる透明基板の加工方法および装置
WO2010116917A1 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP7394289B2 (ja) レーザ発振器、それを用いたレーザ加工装置及びレーザ発振方法
JP2021514841A (ja) レーザ処理装置及び方法
JP2013180295A (ja) 加工装置及び加工方法
JP7303538B2 (ja) レーザ加工装置
US20210086295A1 (en) Welding method and welding apparatus
KR20200139703A (ko) 용접 방법 및 용접 장치
JP5642493B2 (ja) レーザ切断装置及びレーザ切断方法
JP2010036196A (ja) レーザスクライブ方法および装置
KR101331518B1 (ko) 회절광학소자와 마이크로 렌즈 어레이를 이용한 레이저 가공 장치 및 이를 구비하는 웨이퍼 다이싱용 레이저 개질 시스템
JP5188764B2 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
CN111515526A (zh) 一种多光束加工装置及加工方法
KR101195602B1 (ko) 다층 구조의 가공 대상물을 절단할 수 있는 레이저 절단장치
JPH10314973A (ja) 複合レーザビームによるレーザ加工装置および加工法
JP2007136481A (ja) レーザ加工装置
CN111230288A (zh) 激光加工装置以及被加工物的加工方法
JPWO2019176953A1 (ja) ビーム重ね機構を備えた光ファイババンドル
CN213560528U (zh) 毛细结构的激光加工装置
JP2008211177A (ja) 選択的深さでの光学的処理
JP2000263267A (ja) レーザ加工装置用ファイバ入射光学系
JP7398649B2 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP2007319921A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130312

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130418

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130425

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees