JP2010119643A - 消火栓装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホースなどが汚れない様にする。
【解決手段】内部に消火用ホース30が内巻きに収容されている消火用ホース収容箱1の前面(正面)1aには縦長状の開口部5が設けられている。前記開口部5の左右の側縁部には、2本の蓋体支持部材7,7が設けられ、該蓋体支持部材7,7には、該開口部5を覆う固定板9,および扉板11を設けている。
【選択図】図2
【解決手段】内部に消火用ホース30が内巻きに収容されている消火用ホース収容箱1の前面(正面)1aには縦長状の開口部5が設けられている。前記開口部5の左右の側縁部には、2本の蓋体支持部材7,7が設けられ、該蓋体支持部材7,7には、該開口部5を覆う固定板9,および扉板11を設けている。
【選択図】図2
Description
この発明は、道路トンネルなどに配設される消火栓装置に関するものである。
従来の消火栓装置は、トンネルの壁面に形成された、監査路に合わせて箱抜きされた空間に収容されているが、この消火栓装置は、前面を開放した箱状の筺体に、化粧枠を取り付けて本体外形を形成している。この本体内には、先端にノズルが設置された保形ホースによる消火栓部分と、消火器部分と、押しボタン等の電気機器が集約された非常通報部分と、が設けられている。
従来の消火栓装置は、前述のように、本体内に消火栓部分と消火器部分と非常通報部分とを備えているので、全体として大型・重厚に形成されている。そのため、その運搬や設置に多くの時間、労力がかかり、費用がかさんでしまう。
そこで、箱状の筺体を無くすことが考えられるが、その様にすると、消火用のホース収容部(ホースバケット)は、トンネル内の雰囲気に晒され、前記ホース等が汚れる。そのため、火災の際に、使用者が該ホース等を手にとって操作するのを躊躇し、消火活動を円滑に行えなくなる恐れがある。
この発明は、上記事情に鑑み、ホースなどが汚れない様にすることを目的とする。
この発明は、2本の枠部材の間に縦長状の開口部を設けている消火用ホース収容箱を備えている消火栓装置であって、該開口部を覆う蓋体を設けていることを特徴とする。
この発明の前記蓋体は、前記2本の枠部材に着脱自在に固定される固定板を備え、かつ、その上側に扉板を有し、該扉板は、前記固定板の上辺に軸着されて、前記収容箱の前方に倒れるように開放動作することを特徴とする。
この発明の前記収容箱は、4隅の一部、又は、全部に隅部開口部を有し、該隅部開口部を覆う隅用蓋体が形成されていることを特徴とする。この発明の前記扉体は、その裏面に反射部、又は、表示部が設けられていることを特徴とする。
この発明は、消火用ホース収容箱の開口部を覆う蓋体を設けているので、該箱内にゴミ、埃などが浸入するのを防止することができる。そのため、前記箱内のホース等が汚れないので、使用者は、火災の際等に躊躇することなくノズル等を握り操作することができる。そのため、迅速に消火活動を行うことができる。
この発明は、前記2本の枠部材に着脱自在に固定される固定板を備え、かつ、その上側に扉板を有し、該扉板は、前記固定板の上辺に軸着されているので、火災発生時に、該扉体を開け、簡単にノズルを握ってホースを引き出すことができる。
又、消火作業終了後に該ホースを内巻きにして収容する際には、下側の固定板を開放し、該開口部を全開にすることができる。そのため、ホースの収容作業を容易に行うことができる。
この発明は、4隅の一部、又は、全部に隅部用蓋体を設けたので、前記隅部を一部、又は、全部開放することができる。そのため、消火用ホースを内巻きで収容する際、巻き込み具合を目で確認しながら調整することができる。
この発明の扉体は、その裏面に反射部、又は、表示部を設けているので、火災時に、該扉体が前方に回転しその裏面が露出する。そうすると、走行中の車のヘッドライトなどの光が前記反射部に衝突して反射し、注意を喚起させるとともに、前記表示部の記載を読むことにより操作方法等を知ることができる。
この発明の第1の実施形態を図1〜図3により説明する。
道路トンネルの壁面には、箱抜きされた空間が形成され、該空間には床面に固定された、ベース4を介して消火用ホース収容箱1と、消火器電気機器収納箱3とが配設されている。
道路トンネルの壁面には、箱抜きされた空間が形成され、該空間には床面に固定された、ベース4を介して消火用ホース収容箱1と、消火器電気機器収納箱3とが配設されている。
前記収容箱1は、その内部に消火用ホース30が内巻きに収容されていて、ステンレス等の壁により覆われているが、その前面(正面)1aには開口部5が設けられている。この開口部5は、天壁1bから底壁1Cに至る方向に、縦長状に形成されているが、その形状、長さ、開口面積等は、ホース30の出し入れに支障のない範囲で、適宜選択される。
前記開口部5の左右の側縁部には、蓋体支持部材7が設けられている。この蓋体支持部材7は、開口部5の側縁部をL字状に曲げて形成された板状体である。この蓋体支持部材7の形状、長さ等は必要に応じて適宜選択され、例えば、前記側縁部の全長にわたって棒状体を設けてもよい。
前記蓋体支持部材7の中間点、即ち、その全長の1/2の地点、7pより下方には、前記開口部5の下半分部を開閉する、長方形状の固定板9が設けられている。この固定板9の両側縁部は、前記蓋体支持部材7にねじ13により固定されている。
前記中間地点7pより上方には、前記開口部5の上半分部を覆う扉板11が設けられている。前記扉体11は、長方形状の板体であり、その下端11aは、前記固定板9の上辺に蝶番10等により軸止されている。
前記扉体11の上辺には、天壁1bに設けられた係止片に係合する掛け止め部15が設けられ、その下部には、前記係止片との係合を解除させるハンドル17が設けられている。この様な消火栓ホース収納箱1は、従来の消火栓装置の様に大きな筐体内に収容されていないので、消火器電気機器収納箱3と個別に取り扱うことができ、運搬や設置の作業性が良い。
前記扉体11の上辺には、天壁1bに設けられた係止片に係合する掛け止め部15が設けられ、その下部には、前記係止片との係合を解除させるハンドル17が設けられている。この様な消火栓ホース収納箱1は、従来の消火栓装置の様に大きな筐体内に収容されていないので、消火器電気機器収納箱3と個別に取り扱うことができ、運搬や設置の作業性が良い。
なお、図において、20は水源に連結されている給水管接続口、22は消火栓弁、23は配管部分の支持枠、24は消火栓弁22の開閉レバー、26は電気機器収納部の表示灯、28は非常用押しボタン、29は開閉扉27のハンドル、をそれぞれ示す。なお、図示しないが、開閉扉27の内側には、消火器が設置されている。
次に本実施の形態の作動について説明する。
消火用ホース収容箱1は、常時、扉体11を閉じているので、開口部5は閉鎖されている。そのため、該収容箱1内への塵、埃等の浸入は阻止されるので、消火用ホース30等の汚れを防止することができる。
消火用ホース収容箱1は、常時、扉体11を閉じているので、開口部5は閉鎖されている。そのため、該収容箱1内への塵、埃等の浸入は阻止されるので、消火用ホース30等の汚れを防止することができる。
火災発生時などにおいて、消火栓装置を使用する場合、使用者は、ハンドル17に手をかけて手前に引くと、掛け止め部15が係止部から外れる。そして、前記扉体11は、蝶番10を中心に回転して前方に倒れ、固定板9に近接し、垂直状となるので、該扉体11が収容箱1の前方に突出しないため、ホース引き出し時に邪魔になることはない。
この状態では、前記開口部5の上半部分が開かれている。
この状態では、前記開口部5の上半部分が開かれている。
前記使用者が、図示しないノズルホルダに保持されている、ノズル33を手で握り、手前に引き出すと、内巻きされているホース30が開口部5から順次繰り出される。この時、前記ホース30は、前記蓋体支持部材7や固定板9の上辺及び扉体11の下辺に当接し、摩擦抵抗を受けるので、繰り出し量が規制される。そのため、ホース30のバラケ、即ち、ホースが自重により落下してバラバラになる状態や、必要以上に飛び出す等、の不都合が発生するのを防止することができるので、円滑に引き出すことができる。
消火作業終了後、ホース30を前記収容箱1に収容する場合には、ねじ13を外して固定板9を蓋体支持部材7から外して開口部5の下半分も開口し開放する。
この様にして、開口部5を全部開いた状態で、前記収容箱1の内壁を利用してホース30を内巻きにして収容するので、収納作業が容易となる。
この様にして、開口部5を全部開いた状態で、前記収容箱1の内壁を利用してホース30を内巻きにして収容するので、収納作業が容易となる。
前記ホース30を収容したら、固定板9を蓋体支持部材7にねじ15止めするとともに、扉体11を回転させて掛止め部15を係止片に係合させる。これにより開口部5は全閉状態となる。
この発明の第2の実施形態を図4により説明するが、図1〜図3と同一図面符号はその名称も機能も同一である。
この実施形態と第1実施形態との相違点は、消火用ホース収容箱1の4隅、即ち、左側の上隅40A及び下隅40B、右側の上隅40C及び下隅40D、に隅部開口部を設け、前記隅部開口部を覆う隅部用蓋体40a〜40dを設け、ねじ15止めしたことである。
この実施形態と第1実施形態との相違点は、消火用ホース収容箱1の4隅、即ち、左側の上隅40A及び下隅40B、右側の上隅40C及び下隅40D、に隅部開口部を設け、前記隅部開口部を覆う隅部用蓋体40a〜40dを設け、ねじ15止めしたことである。
この実施の形態では、ホース30を収容するときに、隅部用蓋体40a〜40dを外すと、4隅の全部から前記収容箱1内を目視できるので、ホース30を内巻き収容する際、巻き込み具合を確認しながら、調整することができる。
なお、前記隅部用蓋体40a〜40dは、必ずしも全部開く必要はなく、その一部、例えば、上隅40a、40cのみを開いても良いことは勿論である。
なお、前記隅部用蓋体40a〜40dは、必ずしも全部開く必要はなく、その一部、例えば、上隅40a、40cのみを開いても良いことは勿論である。
この発明の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次のようにしても良い。
(1)扉体の裏面(内面)に反射部や表示部を設ける。
前記反射部を設けると、扉体を開いたときに、該反射部のミラーなどが露出する。そのため、走行中の車のヘッドライト等の光が反射し、異常事態が発生していることを知らせることができる。
又、表示部に、絵を用いた操作方法等を記載しておけば、間違わずに、操作を行うことができる。
(1)扉体の裏面(内面)に反射部や表示部を設ける。
前記反射部を設けると、扉体を開いたときに、該反射部のミラーなどが露出する。そのため、走行中の車のヘッドライト等の光が反射し、異常事態が発生していることを知らせることができる。
又、表示部に、絵を用いた操作方法等を記載しておけば、間違わずに、操作を行うことができる。
(2)隅部用蓋体は、必ずしも4隅全部に設ける必要はなく、その一部、例えば、上辺側の右隅及び左隅、に設けてもよい。
(3)固定板や隅部用蓋体の固定手段として、ねじの代わりに、他の固定手段、例えば、蝶番等で固定しても良い。
(3)固定板や隅部用蓋体の固定手段として、ねじの代わりに、他の固定手段、例えば、蝶番等で固定しても良い。
1 消火栓装置
5 開口部
7 蓋体支持部材
9 固定板
11 扉体
13 ねじ
5 開口部
7 蓋体支持部材
9 固定板
11 扉体
13 ねじ
Claims (4)
- 2本の枠部材の間に縦長状の開口部を設けている消火用ホース収容箱を備えている消火栓装置であって、
該開口部を覆う蓋体を設けていることを特徴とする消火栓装置。 - 前記蓋体は、前記2本の枠部材に着脱自在に固定される固定板を備え、かつ、その上側に扉板を有し、
該扉板は、前記固定板の上辺に軸着されて、前記収容箱の前方に倒れるように開放動作することを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。 - 前記収容箱は、4隅の一部、又は、全部に隅部開口部を有し、該隅部開口部を覆う隅用蓋体が形成されていることを特徴とする請求項1、又は、2記載の消火栓装置。
- 前記扉体は、その裏面に反射部、又は、表示部が設けられていることを特徴とする請求項1、2、又は、3記載の消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2008296533A Pending JP2010119643A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 消火栓装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014068743A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置 |
CN110478832A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-11-22 | 晋江市长胜电子科技有限公司 | 灭火器箱 |
JP2020112099A (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-27 | 中国電力株式会社 | 後付けポンプユニット |
CN111593942A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-28 | 王青霞 | 一种山林火灾防护用基于蒸汽增压驱动的庭院防护围墙 |
KR102272276B1 (ko) * | 2021-03-31 | 2021-07-02 | 유원이앤에프 주식회사 | 건축물 소방용 옥내 소화전 |
KR102334298B1 (ko) * | 2021-05-20 | 2021-12-03 | 주식회사 이도 | 도로터널의 소화전함 유지관리용 보호시설 및 이를 포함하는 소화전함 |
JP2022118250A (ja) * | 2016-12-06 | 2022-08-12 | ホーチキ株式会社 | 消火栓装置 |
-
2008
- 2008-11-20 JP JP2008296533A patent/JP2010119643A/ja active Pending
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