JP2010118761A - 音声出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声出力装置においてボツ音の低減をシンプルな構成で実現する。
【解決手段】音声出力装置10の電源がオンとなり入力信号S_inが入力され、ミュート信号S_mがオンの時、第1のドライバ14はオフとなり、増幅回路20は動作しない。一方、第2のドライバ52が動作するのでスイッチング制御回路60が駆動し、ノイズ低減抵抗70を介して出力コンデンサ40に充電される。また、ミュート信号S_mがオンの時には、パルス変調部12を構成する積分器群の時定数や次数が変更され、音声出力装置10のフィードバック動作は安定状態が維持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声出力装置に係り、特にスイッチング手段を駆動して増幅する音声出力装置に関する。
近年、音声の増幅装置として、消費電力や発熱量が低い特性から、D級アンプが採用されるケースが増えている。図9は、そのようなD級アンプを備える音声出力装置210の構成例を示したブロック図である。
この音声出力装置210は、パルス変調ドライバ212と、増幅回路220と、LPF(Low-pass filter)230と、レベルシフト用の出力コンデンサ240とを備え、スピーカSPに接続されている。具体的には、パルス変調ドライバ212は、アナログ信号やPCM信号などの入力信号S_inをPWM(Pulse Width Modulation)やPDM(Pulse Density Modulation)といったパルス信号に変換して増幅回路220に出力する。また、パルス変調ドライバ212には、ミュート信号S_mが入力され、ミュート信号S_mがオンのときには入力信号S_inが出力されないようになっている。
増幅回路220は、パルス変調ドライバ212からのパルス信号をもとに、プッシュ駆動させるハイサイドトランジスタ222と、プル駆動させるローサイドトランジスタ224とを備え、電源電圧Vccのおよそ半分を基準電圧(Vcc/2)とし動作する。そして、ハイサイドトランジスタ222とローサイドトランジスタ224の接続点E0からの出力は、LPF230を介して出力コンデンサ240に一方の端子に接続され、出力コンデンサ240の他方の端子はスピーカSPに接続される。
電源オン時に出力コンデンサ240の充電に起因する電流がスピーカに流れる。この電流は電源電圧の起動特性や負荷回路によって異なるが、電流が多い場合、スピーカの破損を招く場合がある。また、電流が少ない場合でもボツ音(または「ポップ音」ともいう)が発生する。このボツ音は、ユーザにとって不快に感じるときがあったり、故障と誤認されることがあり、ボツ音対策のための技術がいろいろと提案されている。
例えば、電源オン時の無音状態でのボツ音を防止するために、固定抵抗とミュート回路を設けて、電源オン時においてミュート回路を駆動させ、出力コンデンサの充放電の電流の全部または一部を固定抵抗に分岐させて、出力コンデンサの電圧変化を穏やかにする技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、PWMアンプと基準電圧のバッファアンプと切り替えて、バッファアンプから安定した立ち上がり信号を出力して、ボツ音を防止する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−223536号公報 特開2003−110441号公報
図10は、図9に示した音声出力装置210の出力コンデンサ240の前段側及び後段側の各端子位置A0,B0における信号レベルを例示した図である。図示のように、ミュート終了時刻(動作開始時刻)T1において、ミュート信号S_mがオンからオフになるときに、出力コンデンサ240の前段側位置A0のレベルは、電源電圧Vccの半分のレベル(Vcc/2)を中心とした信号となる。一方で、出力コンデンサ240の後段側位置B0のレベルにオフセットが生じていた場合に、前段側位置A0のレベルのシフトに伴い、後段側位置B0のレベルが本来のレベル以上に高くシフトしてしまい、これに伴いスピーカSPからボツ音が出力されてしまう。このような課題を解決するために、回路構成がシンプルで追加回路が少なくなる技術が求められていた。
特許文献1に開示の技術では、追加回路は比較的少ないものの、入力信号にオフセットが加算されていた場合、動作開始時に出力基準電圧との差電圧によりボツ音が発生してしまった。また、特許文献2に開示の技術でも入力信号にオフセットが加算されていた場合、動作開始時に出力基準電圧との差電圧によりボツ音が発生した。さらに、ボツ音防止のための追加回路が多いという課題があった。
本発明は、以上のような状況に鑑みなされたものであって、その目的は、上述に示した課題を解決し、ボツ音の低減をシンプルな構成で実現する技術を提供することにある。
本発明に係る装置は、音声出力装置に関する。この装置は、入力信号をパルス変調する変調手段と、電源電圧に接続されてパルス変調された信号をもとにスイッチング動作により増幅処理を行う増幅回路と、前記変調手段と前記増幅回路の間に配され、前記パルス変調された信号をもとに前記増幅回路をスイッチング動作させる信号を前記増幅回路に出力するドライバと、前記増幅回路の出力をフィルタリングするローパスフィルタと出力用のコンデンサとを備え、前記増幅回路の出力が前記変調手段へ帰還され前記変調手段がフィードバック動作する音声出力装置であって、前記電源電圧から前記増幅回路を経由し前記出力用のコンデンサの前段側までに形成される第1の経路に並列に形成され、かつ抵抗を備えた第2の経路と、前記第2の経路のオンオフを行うスイッチング手段と、前記出力用のコンデンサへの出力をオフ状態に制御するミュート信号がオンのときに、前記スイッチング手段を駆動するノイズ低減制御手段と、を備え、前記変調手段は、前記ミュート信号がオンのときに、前記変調手段の特性を、前記ミュート信号がオフの時とは異なる状態に変更し、前記ドライバは、前記ミュート信号がオンの時に前記増幅回路への信号の出力を停止する。
また、前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群を構成する抵抗の値を等価的に変更することで時定数を変更して前記変調手段の特性を変更してもよい。
また、前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群を構成するコンデンサの容量の値を等価的に変更することで時定数を変更して前記変調手段の特性を変更してもよい。
また、前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群の次数を小さく制限することで前記変調手段の特性を変更してもよい。
また、前記変調手段は、前記積分器群の次数が小さく制限されたときに、次数を制限されることで出力が制限された前記積分器群を構成する積分器が備える前記コンデンサの電荷が充電することを防止させる充電防止手段を備えてもよい。
また、前記第2の経路の前記抵抗と前記出力用のコンデンサによる時定数が、接続されるスピーカの再生帯域の低域限界周波数に設定されてもよい。
また、前記増幅回路は、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとを備えプッシュ・プル駆動により増幅処理を行い、前記ノイズ低減制御手段は、前記入力信号に基づいてパルス変調を行い、前記第2の経路のオンオフを行う前記スイッチング手段は、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとを備えプッシュ・プル駆動を行って、前記第2の経路の前記抵抗を介して前記電源電圧から前記出力用のコンデンサの前段側の端子を充電してもよい。
本発明によれば、音声出力装置においてボツ音の低減をシンプルな構成で実現する技術を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
以下の実施形態では、音声出力装置の電源がオンとなり入力信号が入力されると、ミュート信号により所定の期間(T0〜T1)だけ出力されないミュート期間となる。そして、ミュート終了時刻(動作開始時刻)T1でミュート信号がオフになり、音声出力装置の出力動作が開始する。その出力動作開始時に生じるボツ音を防止又は低減する。また、ミュート期間終了前の所定の時期までΔΣ変調器の積分器群の時定数や次数を変化させて、入力信号の平均値と出力コンデンサの前段側の端子の電位との電位差を小さくするような信号を、スイッチング素子を通じて出力コンデンサに印加し、スイッチング素子を動作状態にする前に出力コンデンサを充電しておく。
図1は、本実施形態に係る音声出力装置10の概略構成を示す機能ブロック図である。図示のように、音声出力装置10は、パルス変調部12と、第1のドライバ14と、増幅回路20と、LPF30と、出力コンデンサ40とを備える。ここで、パルス変調部12、第1のドライバ14及び増幅回路20は、D級アンプとして機能する。そして、出力コンデンサ40から出力される信号で、負荷であるスピーカSPが駆動される。ここまでの構成は、図9の従来技術の音声出力装置210と基本的な構成は同じである。そして、本実施形態に特徴的な構成として、音声出力装置10は、電源オン時のボツ音対策の為の機能として、ノイズ低減回路50を備えている。詳細は後述するが、電源電圧Vccから増幅回路20、LPF30まで(又は出力コンデンサ40の前段側の端子)の第1の経路に対して並列に形成された第2の経路が接続される。そしてこの第2の経路には、ノイズ低減抵抗70とこの第2の経路をオンオフするスイッチング制御回路60とが備わりノイズ低減回路50を構成している。なお、ノイズ低減抵抗70は、出力コンデンサ40を流れる充電電流の最大値がスピーカを破壊しない電流値(概ね100mA)とになるように抵抗値が設定されている。また、充電電流の最大値は、電源電圧をVcc、ノイズ低減抵抗70の抵抗値をRとすると最大でVcc/Rとなる。
パルス変調部12は、アナログ信号やPCM信号などの入力信号S_inをPDMといったパルス信号に変換し、第1のドライバ14及び第2のドライバ52に出力する。そして、第1のドライバ14は、増幅回路20を駆動可能に前記パルス信号を変換して増幅回路20へ出力する。なお、パルス変調部12には入力信号S_inの他に、ミュート信号S_m及び基準周波数となるクロック信号S_CLKが入力される。また、第1のドライバ14には、パルス変調部12の出力とともにミュート信号S_mが入力される。そして、ミュート信号S_mがオンの時には、第1のドライバ14から増幅回路20へのパルス信号の出力が停止するとともに、パルス変調部12は、積分器群80(図2参照)の次数や時定数を変化させて第2のドライバ52を介したスイッチング制御回路60の動作によって、出力コンデンサ40を急激に充電する。パルス変調部12に関して、その構成及び本実施の形態において特徴的な動作については後述する。
増幅回路20は、第1のドライバ14を介したパルス変調部12からのパルス信号をもとにプッシュ駆動させるハイサイドトランジスタ22と、同様のパルス信号をもとにプル駆動させるローサイドトランジスタ24とを備えている。具体的には、ハイサイドトランジスタ22はnチャネルMOSトランジスタであり、ドレイン端子Dが電源電圧Vccに接続され、ソース端子Sは、ローサイドトランジスタ24のドレイン端子Dに接続されて、ゲート端子Gには第1のドライバ14からオンオフする制御信号であるパルス信号が入力される。ローサイドトランジスタ24もnチャネルMOSトランジスタであり、ソース端子Sが接地電位Gnに接続され、ゲート端子Gには第1のドライバ14からオンオフする制御信号であるパルス信号が入力される。そして、ハイサイドトランジスタ22のソース端子Sとローサイドトランジスタ24のドレイン端子Dとの接続部分からLPF30にパルス信号に対応した信号が出力される。また、増幅回路20の出力は、パルス変調部12に負帰還される。なお、ハイサイドトランジスタ22およびローサイドトランジスタ24にともにpチャネルトランジスタを用いても、あるいはともにpチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタを組み合わせて用いても、ドライバ回路の工夫により同様の動作が可能であることはいうまでもない。なお、後述する、スイッチング制御回路60のハイサイドトランジスタ62及びローサイドトランジスタ64についても同様である。
LPF30は、インダクタンス32とフィルタコンデンサ34とを備え、例えば20kHz以下の周波数帯域の信号を透過し、信号成分のみを抽出する。具体的には、フィルタコンデンサ34の一方の端子が接地電位Gnに接続され、他方の端子が出力コンデンサ40に出力される。そして、インダクタンス32の後段の端子(出力コンデンサ40側の端子)と接地電位の間にフィルタコンデンサ34が接続されている。
出力コンデンサ40の後段側の端子(B1)は、スピーカSPの一方の端子に接続されている。また、スピーカSPの他方の端子は、音声出力装置10の接地電位Gnに接続されている。
次に、ノイズ低減回路50について説明する。ノイズ低減回路50には、パルス変調部12において入力信号S_inが変調されたパルス信号、つまり第1のドライバ14に入力される信号と同じ信号が入力する。具体的には、ノイズ低減回路50は、第1のドライバ14と同様の機能を有する第2のドライバ52と、増幅回路20と同様にプッシュ・プル駆動回路であるスイッチング制御回路60と、スイッチング制御回路60の出力と増幅回路20の出力の間に接続されるノイズ低減抵抗70とを備えている。
より、具体的には、スイッチング制御回路60は、ハイサイドトランジスタ62とローサイドトランジスタ64と、を備えている。そして、ハイサイドトランジスタ62はnチャネルMOSトランジスタであり、ドレイン端子Dが電源電圧Vccに接続され、ソース端子Sは、ローサイドトランジスタ64のドレイン端子Dに接続されて、ゲート端子Gには第2のドライバ52からオンオフする制御信号であるパルス信号が入力される。ローサイドトランジスタ64もnチャネルMOSトランジスタであり、ソース端子Sが接地電位Gnに接続され、ゲート端子Gには第2のドライバ52からオンオフする制御信号であるパルス信号が入力される。そして、ハイサイドトランジスタ62のソース端子Sとローサイドトランジスタ64のドレイン端子Dとの接続部分からLPF30にパルス信号に対応した信号が出力される。
ノイズ低減抵抗70の一方の端子は、スイッチング制御回路60の出力、つまり、ハイサイドトランジスタ62とローサイドトランジスタ64の接続部分からの出力に接続する。さらに、ノイズ低減抵抗70の他方の端子は、LPF30と増幅回路20の間の経路途中の位置D1に接続される。そして、ノイズ低減抵抗70と出力コンデンサ40との時定数から求められる周波数が、スピーカSPの再生帯域の低域限界周波数になるように設定されている。または、入力信号S_inに設定されている周波数帯域の低域限界周波数に設定されてもよい。例えば、低域限界周波数として、人の一般的な可聴域の下限周波数である20Hzより小さい周波数となるように抵抗値が設定されればよい。また、楽器音としての低音は、大型パイプオルガンの最下限16Hzが知られており、時定数から求まる周波数がその値以下に設定されてもよい。シミュレーションでは、出力コンデンサ40の容量C20が1000μFで、フィルタコンデンサ34の容量C10が2μFであるときに、ノイズ低減抵抗70抵抗値Rを3.6kΩとしたときに、周波数が20Hz以下となり、所望の特性の収束時間(10秒以内)が実現できた。
つづいて、パルス変調部12について説明する。図2(a)は、ΔΣ変調器の一般的な概念を示す機能ブロック図であり、パルス変調部12に対応している。図示のように、ΔΣ変調器は、積分器群80と、OPアンプ(コンパレータ)94と、遅延器95を備えている。入力信号は、積分器群80、OPアンプ94を通り出力されるとともに、その出力は遅延器95を介して積分器群80に負帰還する。また、図2(b)に、ΔΣ変調器を用いたスイッチングアンプ回路(D級増幅器)の一般的な概念を示す機能ブロック図を示す。図示のように、図2(b)の回路は、図2(a)の回路を基本として、一部変形及び追加回路によって構成されている。具体的には、入力信号は、積分器群80、OPアンプ94、遅延器96及びスイッチング回路97を通り出力されるとともに、スイッチング回路97の出力は積分器群80に負帰還する。なお、図2(c)は、ミュート状態のときの回路状態を示している。
本実施形態では、ミュート状態において主たるスイッチング回路である増幅回路20(ハイサイドトランジスタ22、ローサイドトランジスタ24)は動作せず、ノイズ低減抵抗70を経由して出力回路(LPF30及びスピーカSP)に接続されるゆえ、出力回路の容量成分(フィルタコンデンサ34)とノイズ低減抵抗70とが時定数を形成し、図2(c)に示す遅延要素99を生ずる。これにより図2(b)に示したスイッチングアンプ回路とは構成が異なることになり、発振などの不具合を生ずるおそれが高くなる。これは、設計時想定された遅延時間を大幅に超える遅延が系に追加されることが原因であり、積分器群80に不適切な残留電荷を生じることによりミュート解除時に発振やノイズを発生するなどの不具合を生ずる原因となる。
そして、以下の(1)〜(3)の様な手段を用いることで、ミュート状態に安定動作を確保することが可能となる。
(1)積分器群80の時定数を調整し、図2(c)の「遅延器96+遅延要素99」で生ずる遅延よりも十分長い時定数とする。
(2)積分器群80の次数を1次に制限し、かつ2次以降の積分器に不適切な電荷が蓄積されないようにする。
(3)上記(1)および(2)の両方の手段を用いる。
図3に、積分器群80の具体例を示す。3次のΔΣ変調器に用いられる一般的な積分器群80の構成を示しており、第1〜第3の積分器80a〜80cとOPアンプ94を備えている。第1の積分器80aは、信号が入力される第1の抵抗81と、第1の抵抗81を負入力端子に接続し定電位Vd(例えば接地電位)を正入力端子に接続する第1の反転増幅回器91と、当該第1の反転増幅回器91の出力を負入力端子に帰還する経路に設けた第1の帰還コンデンサ86とを備えている。同様に第2の積分器80bは、第1の積分器80aから出力された信号が入力される第2の抵抗82と、第2の抵抗82を負入力端子に接続し定電位Vdを正入力端子に接続する第2の反転増幅回器92と、当該第2の反転増幅回器92の出力を負入力に帰還する経路に設けた第2の帰還コンデンサ87とを備えている。また同様に第3の積分器80cは、第2の積分器80bから出力された信号が入力される第3の抵抗83と、第3の抵抗83を負入力端子に接続し定電位Vdを正入力端子に接続する第3の反転増幅回器93と、当該第3の反転増幅回器93の出力を負入力に帰還する経路に設けた第3の帰還コンデンサ88とを備えている。
そして、第1の反転増幅回器91の出力は、第4の抵抗84を介して、OPアンプ94の負入力端子に入力される。第2の反転増幅回器92の出力は、OPアンプ94の正入力端子に入力される。第3の積分器80cの出力は、第5の抵抗85を介してOPアンプ94の負入力端子に入力される。積分器群80は、このような回路構成によって3次の積分器群80を構成している。なお、図ではOPアンプ94の正負入力を使うことにより加算を省略する構成となっているが、当然に回路として第1〜第3の積分器80a〜80cの出力を加算し比較する構成になっていれば同様の働きをする。
そして、前述の積分器群80の時定数を調整する手法を適用した積分器群80の回路を図4に示す。ここでは、第1の時定数調整手法として、抵抗器の抵抗値を等価的に変更することにより時定数を変更している。
具体的には、第1〜3の抵抗81〜83のそれぞれに対して並列に第1〜第3の調整用抵抗81a〜81cが設けられている。より具体的には、第1の抵抗81の入力側の端子に第1の調整用抵抗81aの一方の端子が接続され、第1の調整用抵抗81aの他方の端子が第1の抵抗調整用スイッチSW11を介して第1の抵抗81の他方の端子(第1の反転増幅回器91の負入力端子)に接続される。同様に、第2の抵抗82の入力側(第1の反転増幅回器91側)の端子に第2の調整用抵抗82aの一方の端子が接続され、第2の調整用抵抗82aの他方の端子が第2の抵抗調整用スイッチSW12を介して第1の抵抗81の他方の端子(第2の反転増幅回器92の負入力端子)に接続されている。また同様に、第3の抵抗83の入力側(第2の反転増幅回器92側)の端子が第3の調整用抵抗83aの一方の端子を接続され、第3の調整用抵抗83aの他方の端子が第3の抵抗調整用スイッチSW13を介して第3の抵抗83の他方の端子(第3の反転増幅回器93の負入力端子)に接続されている。そして、ミュート状態の時に、所定の制御手段(図示せず)により第1〜3の抵抗調整用スイッチSW11〜13がオフされる。
次に、第1〜第3の帰還コンデンサ86〜88の容量を等価的に変更することにより時定数を変更する第2の時定数調整手法を適用した積分器群80の回路を図5に示す。図示のように、第1〜3の帰還コンデンサ86〜88のそれぞれに対して、並列に第1〜第3の調整用コンデンサ86a〜88aが設けられている。具体的には、第1の帰還コンデンサ86と並列に第1の調整用コンデンサ86aが設けられ、かつ、その並列の経路に第1のコンデンサ調整用スイッチSW21が設けられている。同様に、第2の帰還コンデンサ87と並列に第2の調整用コンデンサ87aが設けられ、かつ、その並列の経路に第2のコンデンサ調整用スイッチSW22が設けられている。さらに同様に第3の帰還コンデンサ88と並列に第3の調整用コンデンサ88aが設けられ、かつ、その並列の経路に第3のコンデンサ調整用スイッチSW23が設けられている。そして、ミュート状態の時に、所定の制御手段(図示せず)により第1〜3のコンデンサ調整用スイッチSW21〜SW23がオンされる。これによって、時定数を適正に調整することができるのでミュート解除時に発振やノイズを発生するなどの不具合を回避することができる。
つづいて、図6に、上述の第1及び第2の時定数手法を両方適用して時定数を変更した積分器群80の回路を示す。この積分器群80の構成は、図4及び図5の積分器群80の回路構成を併せ持つものである。つまり、図4で示したと同様の接続関係で、第1の調整用抵抗81a〜83a及び第1〜第3の抵抗調整用スイッチSW11〜SW13が設けられ、かつ、図5で示したと同様の接続関係で、第1〜第3の調整用コンデンサ86a〜88a及び第1〜第3のコンデンサ調整用スイッチSW21〜SW23が設けられている。そして、ミュート状態の時に、所定の制御手段(図示せず)により、第1〜第3の抵抗調整用スイッチSW11〜SW13がオフされ、第1〜3のコンデンサ調整用スイッチSW21〜SW23がオンされる。これによって、上述同様に、時定数を適正に調整することができるのでミュート解除時に発振やノイズを発生するなどの不具合を回避することができる。
さらに、図7に、次数を制限する手法を適用した積分器群80の回路を示す。この積分器群80は、ミュート状態において、2次以降の積分器である第2及び第3の積分器80b,80cにおける入力を実質的に遮断し、かつ積分に用いるコンデンサ(第2及び第3の帰還コンデンサ87、88)を導通させて、不要な電荷の蓄積を防止する。
具体的には、図4における第2の抵抗82の途中が、第1の短絡スイッチSW31を介して定電位Vdに接続している。つまり、第2の抵抗82が、直列に前段側抵抗82cと後段側抵抗82dとに接続されて構成されている。そして、前段側抵抗82cと後段側抵抗82dの接続部分が、第1の短絡スイッチSW31を介して定電位Vdに接続している。この第1の短絡スイッチSW31がオンすることで、第2の積分器80bの第2の反転増幅回器92の負入力端子に対する入力が定電位Vdとなり、第2の積分器80b及び第3の積分器80cへの入力が無くなる。
また、第2の帰還コンデンサ87と並列に第2の短絡スイッチSW32が設けられており、第2の短絡スイッチSW32がオンすると第2の帰還コンデンサ87の両端子が短絡する。同様に、第3の帰還コンデンサ88と並列に第3の短絡スイッチSW33が設けられており、第3の短絡スイッチSW33がオンすると第3の帰還コンデンサ88の両端子が短絡する。これによって、第2の帰還コンデンサ87及び第3の帰還コンデンサ88には、電荷が蓄積しない。
そして、ミュート状態の時に、所定の制御手段(図示せず)により、第1〜第3の短絡スイッチSW31〜SW33がオンする。これによって、積分器群80は、積分器が1次に制限されるとともに、第2の積分器80bの第2の帰還コンデンサ87と第3の積分器80cの第3の帰還コンデンサ88とには、不必要な電荷が蓄積せず、安定した動作が実現できる。
また、ボツ音対策用のハイサイドトランジスタ62及びローサイドトランジスタ64では、出力電流が比較的大きな抵抗値に設定されるノイズ低減抵抗70により制限されるので、電流容量が小さな素子で実現でき、電流容量が小さいことから駆動回路もごく簡単なもので実現できる。また、回路構成が簡単なので容易にIC化できる。さらにまた、ハイサイドトランジスタ62及びローサイドトランジスタ64はノイズ低減抵抗70経由で出力コンデンサ40の端子に接続されており、ハイサイドトランジスタ22及びローサイドトランジスタ24の各オン抵抗と比較して大きい抵抗値をとるため、パルス変調部12の動作時に接続されていても、その影響は無視できる。特に、本実施形態に示すような構成の場合、出力する信号は同一なので影響が及ぼされることがない。
次に、図8を参照して音声出力装置10の動作について、特に電源オン時の動作に着目して説明する。本図は、音声出力装置10に入力される入力信号S_in、ミュート信号S_m、および、3つの計測位置(A1〜C1)における信号のレベルを示したチャート図である。3つの計測位置(A1〜C1)は、出力コンデンサ40の前段位置A1と、出力コンデンサ40の後段位置B1とスイッチング制御回路60とノイズ低減抵抗70の間の位置C1である。
上述のように、ミュート時の音声出力装置10は、図2(c)に示すように、帰還増幅器として動作し、図1に示す回路において、スイッチング制御回路60とノイズ低減抵抗70の間の位置(C1点)の電位がVcc/2に収束するのを観測し、ミュートを解除すればボツ音の発生が低減できる。なお、スイッチング制御回路60とノイズ低減抵抗70の間の位置(C1点)の電位の上記収束については、スイッチング出力のデューティーや積分器出力電圧からも推定が可能である。以下、具体的に説明する。
まず、開始時刻T0において、音声出力装置10の電源がオンされる。このとき入力信号S_inとオンレベルのミュート信号S_mが音声出力装置10のパルス変調部12に入力され、パルス変調された信号が第1のドライバ14と第2のドライバ52に出力される。
このとき、第1のドライバ14は、オンレベル(ハイ)のミュート信号S_mに基づき、増幅回路20へのパルス信号の出力を停止している。ノイズ低減回路50が無い従来例の構成の場合、図9に示したように、出力コンデンサ40の前段位置A1では電位はゼロである。しかし、本実施形態では、スイッチング制御回路60のハイサイドトランジスタ62及びローサイドトランジスタ64が入力信号S_inに応じてスイッチング動作を行い、ノイズ低減抵抗70を介して電源電圧Vccから徐々に電源電圧Vccの半分の電位(Vcc/2)に出力コンデンサ40に充電していく。
また、このとき、ノイズ低減抵抗70とフィルタコンデンサ34で定まる時定数に応じた速度で、ミュート終了時刻(動作開始時刻)T1で電源電圧Vccの半分の電位(Vcc/2)に漸近していくように充電の動作がなされている。なお、出力コンデンサ40の後段位置B1では、信号成分はLPF30でフィルタリングされ、直流成分が僅かに出力されるが、実質的に出力はゼロとなる。つまり、ノイズ低減抵抗70とフィルタコンデンサ34とによる時定数から求められる周波数が、負荷となるスピーカSPの再生帯域低域限界周波数以下となるように設定しているので、スピーカSPに印加されても再生音圧はごくわずかである。また、また、入力信号S_inがオーディオ信号である場合、20Hz以下の信号が記録されていることは稀であり、時定数から求められる周波数を20Hz以下に設定すればDCレベルはほぼ期待値に漸近させることができる。また、ノイズ低減抵抗70の影響により出力電流が制限されるため、出力端に現れる信号電圧はスピーカSPとの分圧によりごくわずかとなる。
また、開始時刻T0においては、入力信号S_inと帰還信号S_bとの差が大きいため、パルス変調部12の出力は、フルデューティとなっている。これによって、スイッチング制御回路60とノイズ低減抵抗70の間の位置(点C1)は、電源電位Vccまで急峻に立ち上がり、入力信号S_inと帰還信号S_bとの差が小さくなるまで、電源電位Vccに維持される。
さらにまた、ミュート信号S_mがオンレベルのとき、パルス変調部12は、図4〜6で示した回路構成及び動作によって、パルス変調部12の時定数が変更されたり、積分器群80の次数が1次に変更される。これによって、ミュート期間において帰還経路に構成される遅延要素99の影響を低減し、帰還動作を安定させ、また、ミュート期間における積分器群80への不必要な充電を回避する。
そして出力コンデンサ40の前段位置A1が十分に充電され、入力信号S_inと帰還信号S_bとの差が小さくなり、点Cの電圧がVcc/2に漸近するのが確認されたら、パルス変調部12は、変更していた時定数又は積分器群80の次数を元に戻し、図3で示した回路構成と等価な回路による動作を開始する。
そして、ミュート信号S_mがオフレベル(ロー)となるミュート終了時刻(動作開始時刻)T1になると、パルス変調ドライバ12はスイッチング制御回路60へ入力信号S_inに応じたパルス信号の出力を開始する。このとき、出力コンデンサ40の前段位置A1は、基準電位である電源電圧Vccの半分の電位(Vcc/2)に対してオフセット(電位差)がない。これによって、従来技術で示したようなボツ音の発生が防止される。なお、ミュート終了時刻(動作開始時刻)T1として、出力コンデンサ40の前段位置A1の電位が電源電圧Vccの半分の電位(Vcc/2)になるタイミングが設定されていたが、電源電圧Vccの半分の電位(Vcc/2)に達していないタイミングに設定された場合でも、出力コンデンサ40の両端の電位差が小さくなっているので、仮にボツ音が発生してもその音量は十分に小さいものにできる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施形態に係る、音声出力装置のブロック図である。 実施形態に係る、ΔΣ変調器の一般構成及びそのΔ変調器を用いたD級アンプの回路構成の概念図である。 実施形態に係る、パルス変調部12の基本構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、積分器群の抵抗器の抵抗値を等価的に変更することにより時定数を変更させる手法が適用されたパルス変調部の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、積分器群のコンデンサの容量を等価的に変更することにより時定数を変更させる手法が適用されたパルス変調部の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、積分器群の抵抗器の抵抗値とコンデンサの容量とを等価的に変更することにより時定数を変更させる手法が適用されたパルス変調部の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、次数を制限する手法を適用した積分器群の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、音声出力装置に入力される入力信号、ミュート信号、および、3地点の計測位置における信号のレベルを示したチャート図である。 従来技術に係る、音声出力装置の機能ブロック図である。 従来技術に係る、音声出力装置に入力される入力信号、ミュート信号、および、第1及び第2の計測位置における信号のレベルを示したチャート図である。
符号の説明
10 音声出力装置
12 パルス変調部
14 第1のドライバ
20 増幅回路
22 ハイサイドトランジスタ
24 ローサイドトランジスタ
30 LPF
32 インダクタンス
34 フィルタコンデンサ
40 出力コンデンサ
50 ノイズ低減回路
52 第2のドライバ
60 スイッチング制御回路
62 ハイサイドトランジスタ
64 ローサイドトランジスタ
70 ノイズ低減抵抗
80 積分器群
80a 第1の積分器
80b 第2の積分器
80c 第3の積分器
81 第1の抵抗
81a 第1の調整用抵抗
82 第2の抵抗
82a 第2の調整用抵抗
83 第3の抵抗
83a 第3の調整用抵抗
84 第4の抵抗
85 第5の抵抗
86 第1の帰還コンデンサ
86a 第1の調整用コンデンサ
87 第2の帰還コンデンサ
87a 第2の調整用コンデンサ
88 第3の帰還コンデンサ
88a 第3の調整用コンデンサ
91 第1の反転増幅回器
92 第2の反転増幅回器
93 第3の反転増幅回器
94 OPアンプ(コンパレータ)
95 遅延器
96 遅延器
97 スイッチング回路
99 遅延要素
SW11 第1の抵抗調整用スイッチ
SW12 第2の抵抗調整用スイッチ
SW13 第3の抵抗調整用スイッチ
SW21 第1のコンデンサ調整用スイッチ
SW22 第2のコンデンサ調整用スイッチ
SW23 第3のコンデンサ調整用スイッチ
SW31 第1の短絡スイッチ
SW32 第2の短絡スイッチ
SW33 第3の短絡スイッチ

Claims (7)

  1. 入力信号をパルス変調する変調手段と、電源電圧に接続されてパルス変調された信号をもとにスイッチング動作により増幅処理を行う増幅回路と、前記変調手段と前記増幅回路の間に配され、前記パルス変調された信号をもとに前記増幅回路をスイッチング動作させる信号を前記増幅回路に出力するドライバと、前記増幅回路の出力をフィルタリングするローパスフィルタと出力用のコンデンサとを備え、前記増幅回路の出力が前記変調手段へ帰還され前記変調手段がフィードバック動作する音声出力装置であって、
    前記電源電圧から前記増幅回路を経由し前記出力用のコンデンサの前段側までに形成される第1の経路に並列に形成され、かつ抵抗を備えた第2の経路と、
    前記第2の経路のオンオフを行うスイッチング手段と、
    前記出力用のコンデンサへの出力をオフ状態に制御するミュート信号がオンのときに、前記スイッチング手段を駆動するノイズ低減制御手段と、
    を備え、
    前記変調手段は、前記ミュート信号がオンのときに、前記変調手段の特性を、前記ミュート信号がオフの時とは異なる状態に変更し、
    前記ドライバは、前記ミュート信号がオンの時に前記増幅回路への信号の出力を停止することを特徴とする音声出力装置。
  2. 前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群を構成する抵抗の値を等価的に変更することで時定数を変更して前記変調手段の特性を変更することを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群を構成するコンデンサの容量の値を等価的に変更することで時定数を変更して前記変調手段の特性を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の音声出力装置。
  4. 前記変調手段は、複数の積分器からなる積分器群を備え、前記ミュート信号がオンのときに、前記積分器群の次数を小さく制限することで前記変調手段の特性を変更することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の音声出力装置。
  5. 前記変調手段は、前記積分器群の次数が小さく制限されたときに、次数を制限されることで出力が制限された前記積分器群を構成する積分器が備える前記コンデンサの電荷が充電することを防止させる充電防止手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の音声出力装置。
  6. 前記第2の経路の前記抵抗と前記出力用のコンデンサによる時定数が、接続されるスピーカの再生帯域の低域限界周波数に設定されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の音声出力装置。
  7. 前記増幅回路は、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとを備えプッシュ・プル駆動により増幅処理を行い、
    前記ノイズ低減制御手段は、前記入力信号に基づいてパルス変調を行い、
    前記第2の経路のオンオフを行う前記スイッチング手段は、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタとを備えプッシュ・プル駆動を行って、前記第2の経路の前記抵抗を介して前記電源電圧から前記出力用のコンデンサの前段側の端子を充電することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の音声出力装置。
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