JP2020155837A - D級アンプ及び音響再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能なD級アンプを提供する。【解決手段】実施形態によれば、D級アンプ1は、PWM変調器10と、相補的に動作する2つのトランジスタによって構成され、2つのトランジスタ同士の接続点P11を出力端とする出力トランジスタ群18と、相補的に動作する2つのトランジスタによって構成され、2つの第2出力トランジスタ同士の接続点P1を出力端とする出力トランジスタ群17と、PWMパルス信号を、出力トランジスタ群18と出力トランジスタ群17のいずれかに選択的に入力させるセレクタ15と、を有し、出力トランジスタ群17と、ローパスフィルタ19と、ローパスフィルタ19に接続される負荷3とを含む系が直列共振回路を構成する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、D級アンプ及び音響再生システムに関する。
PWM変調器を採用したD級アンプが普及している。D級アンプでは、音声入力信号は、キャリア発生器で生成された三角波と比較することにより、パルス幅変調が行われる。PWM変調器で生成されたPWMパルスは、出力トランジスタを駆動して電力増幅される。その電力増幅されたPWMパルスのスイッチング出力は、ローパスフィルタを用いて復調され、その復調された信号によりスピーカが駆動される。ローパスフィルタの定数は、接続される負荷であるスピーカのインピーダンスに応じて最適な値に設定される。
D級アンプを、スピーカを直接接続してスピーカアンプとして使用するではなく、ラインアンプとして使用する場合、接続されたパワーアンプの入力インピーダンスは、一般に、スピーカのインピーダンスより大きいため、D級アンプのローパスフィルタの定数は、最適化されていないこととなる。
その結果、D級アンプの周波数特性は、所望の周波数帯域内においてフラットとならず、共振周波数近傍のQ値が上昇する場合がある。Q値が上昇すると、スピーカの音圧レベルが周波数に応じて異なったり、D級アンプの動作が不安定となったりする虞がある。
特開2018−137576号公報
そこで、実施形態は、同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能なD級アンプ及び音響再生システムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、入力信号とキャリア信号とを比較する比較回路を有し、前記入力信号に基づくPWMパルス信号を出力するPWM変調器と、第1のオン抵抗値を有して相補的に動作する2つの第1出力トランジスタによって構成され、前記2つの第1出力トランジスタ同士の第1の接続点を第1の出力端とする第1出力トランジスタ群と、第2のオン抵抗値を有して相補的に動作する2つの第2出力トランジスタによって構成され、前記2つの第2出力トランジスタ同士の第2の接続点を第2の出力端とする第2出力トランジスタ群と、前記PWMパルス信号を、前記第1出力トランジスタ群と前記第2出力トランジスタ群のいずれかに選択的に入力させるセレクタと、を有し、前記第2出力トランジスタ群に前記PWMパルス信号が入力されたときに、前記第2出力トランジスタ群と、前記第2の出力端に接続されたローパスフィルタと、前記ローパスフィルタに接続される負荷とを含む系が直列共振回路を構成するD級アンプが提供される。
第1の実施形態に係わるD級アンプの回路図である。 第1の実施形態に係わる、D級アンプの周波数特性のシミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施形態に係わるD級アンプの回路図である。 第2の実施形態に係わる、抵抗器として可変抵抗器を用いたD級アンプの回路図である。 本変形例に係わるD級アンプの回路図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1は、第1の実施形態に係るD級アンプの回路図である。図1に示すD級アンプ1は、PWM変調器を有するフルブリッジタイプである。D級アンプ1は、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能である。D級アンプ1は、ここでは、半導体装置すなわち半導体チップにより構成されている。D級アンプ1の出力は、復調回路2により復調されて、スピーカなどの負荷3を駆動する。D級アンプ1と負荷3が、音響再生システムを構成する。D級アンプ1は、PWM変調器10と、デッドタイム生成器14と、セレクタ15と、ゲートドライバ16と、出力トランジスタ群17、18を有する。
PWM変調器10は、反転回路11、キャリア発生回路12及び比較回路13p,13nによって構成される。音声入力信号(INPUT+)は、反転回路11と、比較回路13pの非反転(正相)入力端とに供給される。また、音声入力信号は反転回路11により反転音声入力信号(INPUT−)に変換され、比較回路13nの非反転(正相)入力端に供給される。キャリア発生回路12は、所定周波数の三角波信号をキャリア信号として発生する。キャリア信号は、比較回路13p,13nの反転(逆相)入力端に供給される。
なお、図1において二点鎖線で示すように、D級アンプ1を構成する半導体チップ内に、デジタルアナログコンバータ(以下、DACという)1aを有してもよい。音声入力信号(INPUT+)は、外部から入力されたデジタル信号をDAC1aによりアナログ信号に変換してもよい。
比較回路13pは、非反転入力端に入力された音声入力信号と反転入力端に入力されたキャリア信号とを比較して、比較結果である正相のPWMパルス信号を出力する。また、比較回路13nは、非反転入力端に入力された反転音声入力信号と反転入力端に入力されたキャリア信号とを比較して、比較結果である逆相のPWMパルス信号を出力する。これらの正相及び逆相のPWMパルス信号は、音声入力信号に応じたデューティ比を有する。
すなわち、PWM変調器10は、入力信号とキャリア信号とを比較する比較回路13p、13nを有し、入力信号に基づくPWMパルス信号を出力する。比較回路13pからの正相のPWMパルス信号及び比較回路13nからの逆相のPWMパルス信号は、それぞれハイサイドとローサイドに分岐されて電力増幅される。正相のPWMパルス信号はデッドタイム生成回路14pに供給され、逆相のPWMパルス信号はデッドタイム生成回路14nに供給される。
デッドタイム生成器14は、デッドタイム生成回路14p,14nを有する。デッドタイム生成回路14p,14nは、PWM変調器10とセレクタ15の間に設けられている。デッドタイム生成回路14pは、後段の2つの出力トランジスタが同時にオンとなって貫通電流が流れることを防止するために、正相のPWMパルス信号にデッドタイムを設けて、OUT_H端子からハイサイドPWMパルス信号を出力し、OUT_L端子からローサイドPWMパルス信号を出力するようになっている。同様に、デッドタイム生成回路14nは、後段の2つの出力トランジスタが同時にオンとなって貫通電流が流れることを防止するために、逆相のPWMパルス信号にデッドタイムを設けて、OUT_H端子からハイサイドPWMパルス信号を出力し、OUT_L端子からローサイドPWMパルス信号を出力するようになっている。
セレクタ15は、4つのスイッチ回路SW1〜SW4を含む。セレクタ15は、設定信号としてのラインアンプ動作イネーブル信号LAEに応じて、デッドタイム生成回路14p,14nの出力信号の出力先を切り換える。そのため、セレクタ15は、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作を切り替えるための4つのスイッチ回路SW1〜SW4を有する。具体的には、セレクタ15は、スピーカアンプ動作又はラインアンプ動作を示す外部からの信号に応じて、PWMパルス信号を、出力トランジスタ群17と18のいずれかに選択的に入力させる。
イネーブル信号LAEは、D級アンプ1の外部から与えられる。例えば、D級アンプ1の図示しない設定スイッチなどによりイネーブル信号LAEのハイ又はローが設定される。
ゲートドライバ16は、8つのゲートドライバ回路16p1,16s1,16p2,16s2,16p3,16s3,16p4,16s4を含む。
出力トランジスタ群17は、ラインアンプ動作用の出力素子群であり、出力トランジスタ群18は、スピーカアンプ動作用の出力素子群である。出力トランジスタ群17は、トランジスタM1LD,M2LD,M3LD,M4LDを含む。出力トランジスタ群18は、トランジスタM1SD,M2SD,M3SD,M4SDを含む。トランジスタM1LDとM2LD、トランジスタM3LDとM4LD、トランジスタM1SDとM2SD、及び、トランジスタM3SDとM4SDはそれぞれ、相補的に動作する。
各ゲートドライバ回路16p1,16s1,16p2,16s2,16p3,16s3,16p4,16s4の出力は、各出力トランジスタ群17、18の対応するトランジスタのゲートに接続されている。具体的には、ゲートドライバ回路16p1の出力は、トランジスタM1SDのゲートに接続され、ゲートドライバ回路16s1の出力は、トランジスタM1LDのゲートに接続されている。ゲートドライバ回路16p2の出力は、トランジスタM2SDのゲートに接続され、ゲートドライバ回路16s2の出力は、トランジスタM2LDのゲートに接続されている。ゲートドライバ回路16p3の出力は、トランジスタM3SDのゲートに接続され、ゲートドライバ回路16s3の出力は、トランジスタM3LDのゲートに接続されている。ゲートドライバ回路16p4の出力は、トランジスタM4SDのゲートに接続され、ゲートドライバ回路16s4の出力は、トランジスタM4LDのゲートに接続されている。
イネーブル信号LAEがローのときは、セレクタ15は、デッドタイム生成器14の出力を出力トランジスタ群18に供給するように、各スイッチ回路SW1〜SW4を切り換える。また、イネーブル信号LAEがハイのときは、セレクタ15は、デッドタイム生成器14の出力を出力トランジスタ群17に供給するように、各スイッチ回路SW1〜SW4を切り換える。
すなわち、デッドタイム生成回路14pからのローサイドPWMパルス信号は、スイッチ回路SW3を介して、トランジスタM3SD又はM3LDのゲートに供給される。また、デッドタイム生成回路14nからのローサイドPWMパルス信号は、スイッチ回路SW1を介して、トランジスタM1SD又はM1LDのゲートに供給される。
さらに、デッドタイム生成回路14pからのハイサイドPWMパルス信号は、スイッチ回路SW4を介して、トランジスタM4SD又はM4LDのゲートに供給される。また、デッドタイム生成回路14nからのハイサイドPWMパルス信号は、スイッチ回路SW2を介して、トランジスタM2SD又はM2LDのゲートに供給される。
電源と基準電位点との間には、トランジスタM4LD及びトランジスタM3LDのドレイン・ソース路が直列接続されている。電源と基準電位点との間には、トランジスタM2LD及びトランジスタM1LDのドレイン・ソース路が直列接続されている。
同様に、電源と基準電位点との間には、トランジスタM4SD及びトランジスタM3SDのドレイン・ソース路が直列接続されている。電源と基準電位点との間には、トランジスタM2SD及びトランジスタM1SDのドレイン・ソース路が直列接続されている。
トランジスタM4LDのソースとトランジスタM3LDのドレインとの接続点P1と、トランジスタM4SDのソースとトランジスタM3SDのドレインとの接続点P11は、出力端子PPに接続されている。接続点P1及び接続点P11には、増幅された正相のPWM出力信号が現れる。
また、トランジスタM2LDのソースとトランジスタM1LDのドレインとの接続点P2と、トランジスタM2SDのソースとトランジスタM1SDのドレインとの接続点P21は、出力端子PNに接続されている。接続点P2及び接続点P21には、増幅された逆相のPWM出力信号が現れる。
ここで、出力トランジスタ群17、18の各トランジスタがオン時の抵抗値(以下、オン抵抗ともいう)について説明する。各スピーカアンプ用トランジスタM1SD,M2SD,M3SD,M4SDのオン抵抗の値は、例えば数百ミリオームである。一方、各ライトアンプ用トランジスタM3LD,M3LD,M4LD,M4LDのオン抵抗の値は、例えば2オームであり、各スピーカアンプ用トランジスタのオン抵抗の値よりも大きい。
ここでは、スピーカアンプ用トランジスタに対する、ライトアンプ用トランジスタにおけるオン抵抗の比率LTは、略40倍である。
よって、スピーカアンプ用トランジスタのゲート幅GSと、ラインアンプ用トランジスタのゲート幅GLは、次の式(1)の関係を有するように設定される。
GL≦GS ・・・(1)
すなわち、スピーカアンプ用トランジスタのオン抵抗SRと、ラインアンプ用トランジスタのオン抵抗LRは、次の式(2)の関係を有するように設定される。
SR≦LR ・・・(2)
D級アンプ1から見た一般的なスピーカのインピーダンスは、4オーム、6オーム、8オームなどであり、パワーアンプの入力インピーダンスは、100オームから10kオーム程度であるので、上記の比率LT(=LR/SR)は、10から1000の範囲にあればよい。ラインアンプ用トランジスタのオン抵抗を大きくしすぎるとひずみ率等の諸特性に悪影響を及ぼすため、好ましくは、上記の比率LTは、10から100の範囲にあればよい。
詳しくは、ラインアンプ用トランジスタのオン抵抗LRは、出力素子となる各トランジスタ、ローパスフィルタ19a、19b、及び負荷3で構成される系が直列共振回路とみなせる値である。
直列共振回路の場合、Q値は、出力素子のオン抵抗値RDS、ローパスフィルタ19a、19bのインダクタンス値L、ローパスフィルタの容量値Cにより、次の式(3)で表すことができる。
Figure 2020155837
この式(3)から、オン抵抗RDSを大きくするとQ値を下げることができることがわかる。D級アンプ1がラインアンプとして動作する場合、D級アンプ1の負荷駆動能力を下げても、接続されるパワーアンプの仕様を満たすことができる。そのため、ラインアンプ動作時において、負荷インピーダンスに合わせて出力素子のオン抵抗値RDSを設定することにより、最適な系を構成することができる。
デッドタイム生成回路14p,14nから出力トランジスタ群17,18迄の回路部分が、電力増幅部を構成する。PWM変調器10及び電力増幅部によって、D級アンプ部が構成される。接続点P1及びP11は、正相出力端PPに接続されている。接続点P2及びP21は、逆相出力端PNに接続されている。正相出力端PP及び逆相出力端PNは、D級アンプ部の出力端子である。
正相出力端PPに現れる出力信号PWM+のレベルは、音声入力信号(INPUT+)のレベルが三角波信号の先端に近い状態では高くなり、中心付近では低くなる。また、逆相出力端PNに現れる出力信号PWM−のレベルは、反転音声入力信号(INPUT−)のレベルが三角波信号の先端に近い状態では高くなり、中心付近では低くなる。
正相出力端PPと逆相出力端PNには、それぞれ復調回路2を構成するローパスフィルタ19a、19bが接続される。なお、ローパスフィルタ19a、19bは、ICチップ化されたD級アンプ1に外付けされる。
正相出力端PPはローパスフィルタ19aを構成するコイルLp及びコンデンサCpを介して基準電位点に接続される。また、逆相出力端PNはローパスフィルタ19bを構成するコイルLn及びコンデンサCnを介して基準電位点に接続される。これらのローパスフィルタ19a、19bにより、PWM出力信号PWM+及びPWM−からキャリア成分が除去されて音声信号が復元される。
コイルLpとコンデンサCpの接続点は、出力端子20aに接続され、コイルLn及びコンデンサCnの接続点は、出力端子20bに接続される。出力端子20a、20b間に、D級アンプ1の用途に合わせてスピーカあるいはパワーアンプが負荷3として接続される。図1は、負荷3がスピーカである場合を示している。
各ローパスフィルタ19a、19bは、D級アンプ1に所定のインピーダンスRLを有するスピーカが接続された場合を想定して最適化される。例えば、標準的なスピーカのインピーダンスRLは、4オームである。各コイルLp、Lnのインダクタンス及びコンデンサCp、Cnの静電容量の各定数は、D級アンプ1に所定のインピーダンスRLを有するスピーカが接続されたときに、D級アンプの周波数特性が略フラットになるように、設定されている。
正相のPWMパルス信号が所定のレベル以上である場合には、トランジスタM4LD,M1LDがオンとなって、正相出力端PPから負荷3を介して逆相出力端PNに電流が流れる。また、正相のPWMパルス信号が所定のレベルよりも小さい場合には、トランジスタM2LD,M3LDがオンとなって、逆相出力端PNから負荷3を介して正相出力端PPに電流が流れる。こうして、スピーカが、PWM出力信号PWM+とPWM出力信号PWM−とに基づく音声信号出力する。
D級アンプ1がラインアンプとして使用される場合、出力端子20a、20bにはパワーアンプが負荷3として接続される。外部アンプであるパワーアンプに接続されたスピーカが、音声入力信号に基づく音声信号を出力する。
(作用)
D級アンプ1がスピーカアンプとして使用される場合、イネーブル信号LAEはローである。そのため、スイッチ回路SW4は、イネーブル信号LAEに応じて、デッドタイム生成回路14pからのハイサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16p4に供給するように切り替わる。スイッチ回路SW3は、デッドタイム生成回路14pからのローサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16p3に供給するように切り替わる。さらに、スイッチ回路SW2は、デッドタイム生成回路14nからのハイサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16p2に供給するように切り替わる。スイッチ回路SW1は、デッドタイム生成回路14nからのローサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16p1に供給するように切り替わる。
ゲートドライバ回路16の出力は、出力トランジスタ群18に供給される。4オームなどの所定のインピーダンスを有するスピーカがD級アンプ1に接続された場合に合わせて、ローパスフィルタ19a、19bの定数は最適化されているので、D級アンプの周波数特性は、略フラットになる。言い換えれば、周波数特性が略フラットになるように、ローパスフィルタ19a、19bの各定数は最適化な値に設定されている。
D級アンプ1がラインアンプとして使用される場合、イネーブル信号LAEはハイである。そのため、スイッチ回路SW4は、イネーブル信号LAEに応じて、デッドタイム生成回路14pからのハイサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16s4に供給するように切り替わり、スイッチ回路SW3は、デッドタイム生成回路14pからのローサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16s3に供給するように切り替わる。さらに、スイッチ回路SW2は、デッドタイム生成回路14nからのハイサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16s2に供給するように切り替わり、スイッチ回路SW1は、デッドタイム生成回路14nからのローサイドPWMパルス信号を、ゲートドライバ回路16s1に供給するように切り替わる。
ゲートドライバ回路16の出力は、出力トランジスタ群17に供給される。各トランジスタM4LD,M3LD,M2LD,M1LDのオン抵抗の値が例えば数オームのとき、ローパスフィルタ19a、19bと負荷3とを含む系が直列共振回路とみなせる。
すなわち、D級アンプ1がラインアンプとして使用される場合、出力トランジスタ群17と、ローパスフィルタ19a、19bと、負荷3とを含む系が直列共振回路を構成する。直列共振回路は、出力トランジスタ群18よりも出力トランジスタ群17のオン抵抗を大きくすることにより形成される。出力トランジスタ群17のオン抵抗は、出力トランジスタ群18のオン抵抗の10倍から100倍である。よって、D級アンプ1にパワーアンプを接続した場合、D級アンプ1の周波数特性が略フラットになる。
一般に、D級アンプがスピーカアンプとして動作する場合に最適となるよう設定したローパスフィルタにパワーアンプを接続すると、共振周波数近傍のQ値が上昇し、D級アンプの動作が不安定になる場合がある。これは、出力素子である各トランジスタのオン抵抗がスピーカを駆動するために数百ミリオームと小さく設定されていることから、出力素子、ローパスフィルタ、負荷で構成される系が並列共振回路を構成するためである。並列共振回路におけるQ値は、負荷3のインピーダンスRL、ローパスフィルタのインダクタンス値L、ローパスフィルタの容量値Cのとき、以下の式(4)で表すことができる。
Figure 2020155837
すなわち、インピーダンスRLが大きくなると、Q値が大きくなることがわかる。そのため、スピーカアンプ用に設定したD級アンプにパワーアンプを接続すると、D級アンプの動作が不安定になる場合がある。よって、同一ローパスフィルタを用いて、D級アンプをスピーカアンプ動作とラインアンプ動作で使用することは不適であった。
これに対して、本実施形態によれば、D級アンプ1をスピーカアンプとして使用する場合は、出力トランジスタ群18が使用される。出力トランジスタ群18が使用されるとき、ローパスフィルタ19a、19bは、接続されるスピーカのインピーダンスに合わせて最適化されているので、D級アンプ1の周波数特性が略フラットになる。さらに、D級アンプ1をラインアンプとして使用する場合は、出力トランジスタ群17が使用される。接続されるパワーアンプの負荷を含む系が直列共振回路と見なせるように、出力トランジスタ群17の各トランジスタはオン抵抗を有している。そのため、パワーアンプが接続された場合のD級アンプ1の周波数特性も略フラットになる。
図2は、D級アンプ1の周波数特性のシミュレーション結果を示すグラフである。横軸は、周波数(f)で、縦軸は、ゲイン(dB)である。点線は、スピーカアンプとして使用するD級アンプ用に設定されたローパスフィルタに、例えば600オームのインピーダンスを有するパワーアンプを接続したときの、D級アンプ1の周波数特性を示す。共振周波数近傍において、ゲインが急激に大きくなるピーク特性があることが示されている。これに対して、実線は、本実施形態のD級アンプ1をラインアンプとして使用したときの、D級アンプ1の周波数特性を示す。周波数特性は、略フラットである。
以上のように、本実施形態によれば、同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能なD級アンプ及び音響再生システムを提供することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、D級アンプがラインアンプとして使用される場合に、出力素子となる各トランジスタ、ローパスフィルタ、及び負荷で構成される系が直列共振回路とみなせるように、ラインアンプ用の各トランジスタのオン抵抗の値を大きくしている。これに対して、第2の実施形態では、D級アンプがラインアンプとして利用される場合に、ラインアンプ用の各トランジスタ、ローパスフィルタ、及び負荷で構成される系に抵抗器を追加して、その系が直列共振回路となるようにしている。
なお、以下の第2の実施形態の説明において、第1の実施形態のD級アンプ1の構成要素と略同じであるため、同じ構成要素については同じ符合を付し説明は省略し、異なる構成についてのみ説明する。
(構成)
図3は、第2の実施形態に係るD級アンプの回路図である。図3では、D級アンプ1Aは、PWM出力信号をフィードバックする回路を有している。具体的には、PWMパルス信号が、フィードバック回路としてのフィードバックラインFL1、FL2を介して、減算器22a、22bに入力可能となっている。
また、出力トランジスタ群17のトランジスタは、第1の実施形態の出力トランジスタ群17の各トランジスタと同じ符号が使用されているが、オン抵抗の値は、第1の実施形態とは異なっている。D級アンプ1Aは、抵抗器R1、R2からなる抵抗器群21を有している。具体的には、D級アンプ1Aでは、接続点P1と、接続点P11の間に抵抗器R1が設けられている。同様に、接続点P2と、接続点P21の間に抵抗器R2が設けられている。
減算器22aには、音声入力信号(INPUT+)と、正相出力端PPの電圧信号が入力される。減算器22aは、音声入力信号(INPUT+)と正相出力端PPの信号の差信号を生成し、比較回路13pの非反転入力端に出力する。
フィードバックラインFL1には、スイッチ回路SW5が設けられている。スイッチ回路SW5は、接続点P1又は接続点P11のいずれの電圧を減算器22aに供給するかを切り換える。スイッチ回路SW5の切り換えは、イネーブル信号LAEに応じて行われる。
同様に、減算器22bには、反転音声入力信号(INPUT−)と、逆相出力端PNの電圧信号が入力される。減算器22bは、反転音声入力信号(INPUT−)と逆相出力端PNの電圧信号の差信号を生成し、比較回路13nの非反転入力端に出力する。
フィードバックラインFL2には、スイッチ回路SW6が設けられている。スイッチ回路SW6は、接続点P2又は接続点P21のいずれの電圧を減算器22bに供給するかを切り換える。スイッチ回路SW6の切り換えは、イネーブル信号LAEに応じて行われる。
ここで、トランジスタM4LD,M3LDのオン抵抗の値と抵抗器R1の抵抗値を合わせた値は、各トランジスタ、抵抗器R1、ローパスフィルタ19a及び負荷3で構成される系が直列共振回路とみなせる値である。トランジスタM2LD,M1LDのオン抵抗の値と抵抗器R2の抵抗値を合わせた値は、各トランジスタ、抵抗器R2、ローパスフィルタ19b及び負荷3で構成される系が直列共振回路とみなせる値である。抵抗器R1及びR2の抵抗値は、それぞれトランジスタM4LD,M3LD及びトランジスタM2LD,M1LDのオン抵抗の値の略0.5倍から5倍である。
すなわち、直列共振回路は、各トランジスタ、ローパスフィルタ19a、19b及び負荷3で構成される系に、接続点P1、P11間、及び接続点P2、P21間にそれぞれ設けられた抵抗器R1,R2が含まれることにより形成される。
これは、出力トランジスタ群17のオン抵抗の値だけを大きくすると、半導体チップ上のゲート面積が小さくなり、フィードバック系を用いた回路の安定性が低下する虞があるからである。そこで、出力トランジスタ群17のオン抵抗の値を第1の実施形態のように大きくしないで、別途設けた抵抗器R1、R2の抵抗値により、フィードバック系を用いた回路の安定性を確保している。すなわち、本実施形態では、D級アンプ1Aのフィードバック系の安定性を確保するため、出力トランジスタ群17のオン抵抗の値だけでなく、別途設けた抵抗器R1、R2も利用している。
(作用)
D級アンプ1Aがスピーカアンプとして使用される場合、イネーブル信号LAEはローである。そのため、スイッチ回路SW5は、接続点P11の電圧信号をフィードバックラインFL1に供給するように切り替わる。スイッチ回路SW6は、接続点P21の電圧信号をフィードバックラインFL2に供給するように切り替わる。その他の動作は、第1の実施の形態と同様である。本実施形態では、PWMパルス信号を入力にフィードバックしているため、D級アンプ1Aが電源電圧変動などの影響を受けないように動作する。
D級アンプ1Aがラインアンプとして使用される場合、イネーブル信号LAEはハイである。そのため、スイッチ回路SW5は、接続点P1の電圧信号をフィードバックラインFL1に供給するように切り替わる。スイッチ回路SW6は、接続点P2の電圧信号をフィードバックラインFL2に供給するように切り替わる。
その他の動作は、第1の実施の形態と同様である。出力トランジスタ群17のオン抵抗の値は、第1の実施形態とは異なり、大きくない。しかし、抵抗器R1、R2により、D級アンプ1Aにパワーアンプを接続したときに、D級アンプ1Aの周波数特性が略フラットになる。
以上のように、本実施形態によれば、同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能なD級アンプ及び音響再生システムを提供することができる。
なお、上述した抵抗器R1、R2は、抵抗値が固定の抵抗器であるが、可変抵抗器でもよい。図4は、上述した抵抗器R1、R2に代えて、可変抵抗器R11、R12を用いたD級アンプ1Bの回路図である。D級アンプ1Bは、可変抵抗器群21Aを有している。具体的には、可変抵抗器R11、R12が、それぞれ接続点P1、P11間、接続点P2、P21間に設けられている。各可変抵抗器R11、R12の抵抗値は、外部からの所定の負荷信号LIに基づいて設定される。
D級アンプ1Bが負荷3のインピーダンスを検出する自己診断機能を有している場合、D級アンプ1Bは、検出された負荷3のインピーダンスに応じて決定された負荷信号LIに応じて、可変抵抗器R11、R12の抵抗値を、上述した直列共振回路が形成される適切な値に変更する。その結果、種々のパワーアンプのインピーダンスに応じてD級アンプ1Bの周波数特性を、フラットにすることができる。
(変形例)
上述した2つの実施形態は、フルブリッジタイプのD級アンプ1、1Aに関するが、ハーフブリッジタイプすなわちシングルエンドタイプにも適用可能である。なお、本変形例の説明において、第1の実施形態のD級アンプ1の構成要素と略同じであるため、同じ構成要素については同じ符合を付し説明は省略し、異なる構成についてのみ説明する。
図5は、本変形例に係わるD級アンプの回路図である。D級アンプ1Cは、図1に示すD級アンプ1のハーフブリッジタイプである。音声入力信号は、キャリア発生回路12及び比較回路13により構成されるPWM変調器10に入力される。PWM変調器10の出力は、スイッチ回路SW3,SW4を有するセレクタ15を介してゲートドライバ16に供給される。ゲートドライバ16は、ゲートドライバ回路16s3、16p3、16s4、16p4を含む。ゲートドライバ16の出力は、出力トランジスタ群17、18の各トランジスタのゲートに供給される。トランジスタM4LDのソースとトランジスタM3LDのドレインとの接続点P1、トランジスタM4SDのソースとトランジスタM3SDのドレインとの接続点P11、及び正相出力端PPは、接続されている。
プラス電源とマイナス電源との間に、トランジスタM4LD及びトランジスタM3LDのドレイン・ソース路が直列接続されている。プラス電源とマイナス電源との間に、トランジスタM4SD及びトランジスタM3SDのドレイン・ソース路が直列接続されている。
正相出力端PPは、ローパスフィルタ19を構成するコイルL及びコンデンサCを介して基準電位点に接続される。コイルLとコンデンサCの接続点は、出力端子20に接続される。出力トランジスタ群17と、ローパスフィルタ19と、負荷3とを含む系が直列共振回路を構成する。
このようなシングルエンド回路のD級アンプ1Cも、同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能である。ここでは、図示しないが、第2の実施形態のD級アンプ1A、1Bも、同様にハーフブリッジタイプすなわちシングルエンドタイプに適用可能である。
以上のように、上述した各実施形態及び変形例によれば、同一のローパスフィルタを用いて、スピーカアンプ動作とラインアンプ動作が可能なD級アンプ及び音響再生システムを提供することができる。
結果として、D級アンプの動作が、共振周波数近傍でQ値が上昇して不安定になることもない。さらに、スピーカアンプとラインアンプを同一のICすなわち半導体チップで構成し、さらに同一ローパスフィルタを用いて、1つの半導体チップをスピーカアンプとラインアンプに用いることができるため、部品点数の削減を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A、1B、1C D級アンプ、2 復調回路、3 負荷、10 PWM変調器、11 反転回路、12 キャリア発生回路、13、13n、13p 比較回路、14 デッドタイム生成器、14p,14n デッドタイム生成回路、15 セレクタ、16 ゲートドライバ、16p1,16p2,16p3,16p4,16s1,16s2,16s3,16s4 ゲートドライバ回路、17,18 出力トランジスタ群、19、19a、19b ローパスフィルタ、20、20a、20b 出力端子、21 抵抗器群、21A 可変抵抗器群、22a、22b 減算器。

Claims (5)

  1. 入力信号とキャリア信号とを比較する比較回路を有し、前記入力信号に基づくPWMパルス信号を出力するPWM変調器と、
    第1のオン抵抗値を有して相補的に動作する2つの第1出力トランジスタによって構成され、前記2つの第1出力トランジスタ同士の第1の接続点を第1の出力端とする第1出力トランジスタ群と、
    第2のオン抵抗値を有して相補的に動作する2つの第2出力トランジスタによって構成され、前記2つの第2出力トランジスタ同士の第2の接続点を第2の出力端とする第2出力トランジスタ群と、
    前記PWMパルス信号を、前記第1出力トランジスタ群と前記第2出力トランジスタ群のいずれかに選択的に入力させるセレクタと、
    を有し、
    前記第2出力トランジスタ群に前記PWMパルス信号が入力されたときに、前記第2出力トランジスタ群と、前記第2の出力端に接続されたローパスフィルタと、前記ローパスフィルタに接続される負荷とを含む系が直列共振回路を構成するD級アンプ。
  2. 前記直列共振回路は、前記第2のオン抵抗値を、前記第1のオン抵抗値よりも大きくすることにより形成される、請求項1に記載のD級アンプ。
  3. 前記第1の接続点と前記第2の接続点間に設けられた抵抗器を有し、
    前記直列共振回路は、前記系に前記抵抗器が含まれることにより形成される、請求項1に記載のD級アンプ。
  4. 前記D級アンプは、前記第1の出力端のPWM出力信号を、前記入力信号にフィードバックするフィードバック回路を有する、請求項1から3のいずれか1つに記載のD級アンプ。
  5. 請求項1に記載のD級アンプと、
    前記D級アンプの出力に接続された前記ローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタに接続されたスピーカ又は外部アンプである負荷と、
    を有する、音響再生システム。
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