JP2009060466A - D級増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力側にスピーカリレーを設ける必要なく、ショックノイズの発生を防止することができるD級アンプを提供する。
【解決手段】オペアンプ11を用いて構成され、増幅対象となる信号が入力される積分回路1と、積分回路の出力を所定の基準電位と比較してPWM信号に変換する比較器2と、比較器が出力するPWM信号を増幅して出力するD級出力回路6と、D級出力回路の出力を積分回路に帰還する帰還回路10とを備えた自励発振型のD級増幅装置において、自励発振が生じていない状態における前記積分回路の出力側の電位を、前記基準電位に近い所定の電位とする抵抗R12を、オペアンプの帰還コンデンサC11に対して並列に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自励発振型PWM方式のD級増幅装置に関する。
従来、スイッチング技術を利用し、小型軽量及び大出力を両立させたアンプとして、D級アンプが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
図4は従来の一般的な自励発振型PWM方式のD級アンプの構成を示す回路ブロック図である。同図に示すように、このD級アンプは、入力信号IN及び帰還信号FBの和を積分する積分回路10、積分回路10の出力をグラウンド電位と比較してPWM信号に変換するコンパレータ20、コンパレータ20の出力のレベルをシフトするレベルシフト回路30、レベルシフト回路30の出力及びこれを半転した信号に対してデッドタイム(Dead Time)を付与するデッドタイム回路60、デッドタイム回路60の出力を増幅して駆動信号を生成するドライバIC50、ドライバIC50からの駆動信号に基づき、増幅されたPWM信号を出力するD級出力段40、D級出力段40の出力を平滑化してアナログ信号として出力するLC型ローパスフィルタ70、並びに、D級出力段40の出力を積分回路10のオペアンプ101の反転入力端子に抵抗R81を経て帰還する帰還回路80を備える。
この構成において、電源が投入されると、帰還回路80によりD級出力段40の出力からの正帰還がかかり、自励発振を生じる。この自励発振により、積分回路10の出力は、入力信号INより十分高い一定周波数の三角波となる。ただし、これより周波数の低い入力信号INについては、帰還回路80は負帰還路として作用し、増幅により発生する歪を減少させる。
その際、自励発振による三角波の生成が確実に行われるように、デッドタイム回路60におけるゲート・オンと同時に、積分回路10におけるオペアンプ101の反転入力端子に対し、トリガ回路91からトリガパルスが入力される。このとき、積分回路10の出力は、電源電圧になっている。積分回路であるため、オペアンプ101のゲインはDC的には無限大のゲインとなり、電源電圧となるからである。このため、トリガパルスにより積分回路10の出力をコンパレータ20のグラウンドレベルまで変化させ、自励発振を開始させるためには、トリガパルスの波形としては、ある程度のレベルと期間を有するものが必要となる。
自励発振の開始後、積分回路10は、三角波による搬送波を入力信号INにより変調した信号を出力する。この信号は、コンパレータ20によりグラウンド電位と比較され、PWM信号に変換される。PWM信号の基準電位はレベルシフト回路30によりグラウンド電位からMOSFET42を駆動し得るレベルに引き上げられる。また、この信号がインバータ92により反転され、MOSFET41を駆動するための信号とされる。これらのMOSFET41及び42を駆動するための信号は、デッドタイム回路60によりMOSFET41及び42を重複することなくオン/オフするタイミングに整形され、ドライバIC50により増幅されて、MOSFET41及び42の駆動に供される。MOSFET41及び42の駆動によって±B電源からの負荷電流がオン/オフ制御され、増幅されたPWM信号がD級出力段40から出力される。増幅されたPWM信号はLC型ローパスフィルタ70により平滑化されて復調され、入力信号INを増幅した出力信号OUTとして出力される。
特開平10−150329号公報
しかしながら、このD級アンプによれば、トリガパルスに起因するショックノイズを回避するために、D級アンプの出力側においてスピーカリレーを設ける必要があるという問題がある。
図3はこの問題を示す。図中のaはトリガ回路91からのトリガパルスの波形、bは積分回路10の出力波形、cはD級アンプの出力OUTの波形である。同図に示すように、トリガパルスがオペアンプ101に入力された瞬間に自励発振が開始し、積分回路10は三角波の出力を開始する。このため、トリガパルスの波形自体がD級アンプの出力波形cにおいて増幅されたかたちで現れて、ショックノイズとなる。そこで従来、D級アンプの出力側において、かかるショックノイズが発生し得る過渡期間においてスピーカを切り離すためのスピーカリレーを設けるようにしている。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、出力側にスピーカリレーを設ける必要なく、ショックノイズの発生を防止することができるD級アンプを提供することにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係るD級増幅装置は、オペアンプを用いて構成され、増幅対象となる信号が入力される積分回路と、前記積分回路の出力を所定の基準電位と比較してPWM信号に変換する比較器と、前記比較器が出力するPWM信号を増幅して出力するD級出力回路と、前記D級出力回路の出力を前記積分回路に帰還する帰還回路とを備えた自励発振型のD級増幅装置において、自励発振が生じていない状態における前記積分回路の出力側の電位を、前記基準電位に近い所定の電位とする電位設定用抵抗を、前記オペアンプの帰還コンデンサに対して並列に接続したことを特徴とする。
ここで、D級増幅装置としては、たとえば、D級オーディオアンプが該当する。所定の基準電位としては、たとえば、グラウンド電位が該当する。
この構成において、自励発振が生じていない状態においては、オペアンプのバイアス電流が電位設定用抵抗を流れることにより生じる電圧降下によって、積分回路の出力側の電位は、比較器における基準電位に近い所定の電位とされる。この状態において、前記基準電位及び所定電位間の電位差を積分回路の出力側において超えるような所定の振幅を有する信号が積分回路に入力されると、比較器への入力は前記基準電位を超えるので、比較器の出力は変化する。これを増幅してD級出力回路は出力するので、この出力が帰還回路を経て積分回路に帰還され、自励発振が開始される。すなわち、前記所定の振幅を有する信号がトリガとなって自励発振が開始される。
第2の発明に係るD級増幅装置は、第1発明において、前記D級出力回路は、前記増幅されたPWM信号を出力するハイサイド側及びローサイド側の各スイッチング素子と、前記比較器が出力するPWM信号の電位を前記スイッチング素子の駆動に適したレベルにシフトするレベルシフト回路と、前記ハイサイド側のスイッチング素子を駆動するための電源をローサイド側のスイッチング素子のオンに際してチャージポンプ方式により生成するチャージポンプ回路とを備え、前記レベルシフト回路は容量結合型のものであり、そのコンデンサにより、自励発振が生じていない状態において、出力側が、前記ローサイド側のスイッチング素子をオフとするローレベルとなるものであることを特徴とする。
第3の発明に係るD級増幅装置は、第1又は第2発明において、前記D級出力回路が出力する増幅されたPWM信号を平滑化して復調するローパスフィルタを備え、前記ローパスフィルタの出力側は抵抗を介して接地されていることを特徴とする。
本発明によれば、自励発振が生じていない状態における積分回路の出力側の電位を、比較器における基準電位に近い所定の電位とする電位設定用抵抗を、積分回路のオペアンプの帰還コンデンサに対して並列に接続したので、該基準電位及び所定電位間の電位差を積分回路の出力側において超える程度の低レベルの振幅を有する信号をトリガとして自励発振を開始させることができる。したがって、低レベルの音声信号が入力するだけで、ショックノイズを伴うことなく自励発振が開始するので、出力側にスピーカリレーを設ける必要性を排除することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る自励発振型PWM方式のD級アンプの構成を示す回路ブロック図である。同図に示すように、このD級アンプは、入力信号を積分し、反転して出力する積分回路1、積分回路1の出力をグラウンド電位と比較してPWM信号に変換するコンパレータ2、コンパレータ2の出力側に接続されたレベルシフト回路3、レベルシフト回路3の出力及びこれを半転した信号に対してデッドタイム(Dead Time)を付与するデッドタイム回路4、デッドタイム回路4の出力を増幅して駆動信号を生成するドライバIC5、ドライバIC5からの駆動信号に基づき、増幅されたPWM信号を出力するD級出力段6、D級出力段6の出力を平滑化し、アナログ信号として出力するローパスフィルタ7、並びにD級出力段6の出力をオペアンプ11の反転入力端子に帰還する帰還回路10を備える。
積分回路1はD級アンプへの入力信号INがコンデンサC1を介して入力される抵抗R11、抵抗R11の出力側が反転入力端子に接続され、非反転入力端子が接地されたオペアンプ11、オペアンプ11の反転入力端子及び出力端子間に設けられたコンデンサC11及び抵抗R12の並列回路を備える。入力信号INが無く、自励発振が生じていない無信号時においては、オペアンプ11の反転入力端子は仮想接地によりグラウンド電位(0V)となる。また、抵抗R12を有するので、積分回路1の出力側はほぼグラウンド電位となる。
たとえば、抵抗R12が1[MΩ]の場合、積分回路1の出力側は−200[mV]程度となる。この電位は、オペアンプ11の入力部を構成するPNPトランジスタのベース電流、すなわちオペアンプ11の入力バイアス電流が、抵抗R12を流れることにより発生する。この電位は抵抗R12の抵抗値をより小さくすることによって、よりグランドレベルに近づけることができる。しかし、そうすると、歪の悪化につながるので、100[kΩ]〜1[MΩ]とするのが好ましい。このように、積分回路1の出力側をほぼグラウンド電位としたことにより、入力信号INとして低レベルの入力信号や楽音信号が入力された場合でも、それをトリガとして自励発振を開始することができる。
積分回路1の出力側は抵抗R3を介してコンパレータ2の反転入力端子に接続される。コンパレータ2の非反転入力端子は接地される。コンパレータ2の反転入力端子及び非反転入力端子間には自励発振周波数(R3とC21の時定数で決定される)を調整するコンデンサC21が設けられる。
D級出力段6はハーフブリッジ型のものであり、負荷電源(±B)のマイナス側に接続されたローサイド側のパワーMOSFET61及びプラス側に接続されたハイサイド側のパワーMOSFET62を備える。D級出力段6の出力は帰還回路10の抵抗R4を介してオペアンプ11の反転入力端子に帰還される。
レベルシフト回路3は容量結合型のものであり、+V電源及び−B電源間に設けられた抵抗R31、コンデンサC31及び抵抗R32の直列回路、並びに抵抗R32に対して並列に接続されたダイオードD31(マイナス電圧を−0.6Vにクランプする)を有する。抵抗R31及びコンデンサC31間の接続点はコンパレータ2の出力端子に接続され、コンデンサC31及び抵抗R32間の接続点はデッドタイム回路4のローサイド側及びハイサイド側に接続される。ただし、ハイサイド側への接続は反転回路8を介して行われる。ダイオードD31はアノード側が−Bボルト電源に接続される。
レベルシフト回路3は、自励発振時には、コンパレータ2からのPWM信号の基準電位(グラウンドレベル)を、グラウンドレベルより低い所定の基準電位及び−B電源の電位の間で振動するようにシフトする。このシフトされた信号はローサイド側のパワーMOSFET61を駆動するために用いられる。この信号を反転回路8によって反転した信号は基準電位がハイサイド側のパワーMOSFET62を駆動するができるようにシフトされたものとなっており、パワーMOSFET62を駆動するのに用いられる。
ローパスフィルタ7はD級出力段6の出力及びD級アンプの出力端子9間に設けられたインダクタL71、及び出力端子9及びグラウンド間に設けられたコンデンサC71を有する。ただしこのままでは、出力端子9にスピーカが接続されていないとき、出力インピーダンスが無限大であるため、外来ノイズ等が抵抗R4を介して進入し、動作が不安定になるおそれがある。そこで本実施形態においては、コンデンサC71に対して並列に抵抗R71を設け、出力端子9をグラウンド電位とするようにしている。抵抗R71の値は5[kΩ]程度でよい。
この構成において、自励発振が生じていない状態においては、レベルシフト回路3をコンデンサC31による容量結合型のものとしたことにより、コンパレータ2の出力がハイレベルであるか又はローレベルであるかに関係なく、デッドタイム回路4のオン状態では、必ずパワーMOSFET62のゲート(上ゲート)がハイレベル、パワーMOSFET61のゲート(下ゲート)がローレベルとなる。そして、D級アンプの場合、ドライバIC5における上ゲート用の電源はチャージポンプ方式で生成するようにしているため、下ゲートがオン状態とならない場合には、上ゲート電源は生成されず、MOSFET61及び62は動作しない。したがって所定のトリガ信号が積分回路1に入力され、コンパレータ2の出力が反転するようになるまで、自励発振が生じることはない。
この状態において、入力信号INが入力されると、自励発振が開始される。すなわち、積分回路1はカットオフ周波数fc{=1/(C11の容量×R12の抵抗値)}以下の周波数においては増幅器として作用し、たとえば抵抗R11の抵抗値が10[kΩ]、抵抗R12の抵抗値が1[MΩ]であるとすると、ゲインは100倍となる。したがって入力信号INの振幅が2[mV](=200[mV]/100)を超えると、積分回路1の出力は0[V]を超える。そうすると、コンパレータ2の出力は反転してローレベルとなり、下ゲートがハイレベルとなる。これにより、上ゲート電源も生成され、自励発振が開始されることになる。
図2はこの自励発振が開始されるときの積分回路1の出力波形を示す。積分回路1の出力側の電位−200[mV]に対し、入力信号INに基づく信号波形が重畳し、0[V]に達した瞬間に自励発振が開始される様子が示されている。
本実施形態によれば、自励発振が生じておらずかつ入力信号INが無い状態における積分回路1の出力側電位をグラウンド電位より小さくかつグラウンド電位に近い値とする抵抗R12を設けるようにしたため、低レベルの入力信号INをトリガ信号として自励発振を開始させることができる。したがって、従来のように比較的高レベルで長期間のトリガ信号を入力させる必要はなく、低レベルの音声信号を入力するだけで、自励発振を開始させることができる。これにより、ショックノイズを伴うことなく自励発振を開始させることができるので、出力側にスピーカリレーを設ける必要性を排除することができる。
また、レベルシフト回路3をコンデンサC31による容量結合型のものとしたため、自励発振が生じる前のレベルシフト回路3における出力側の論理状態を、コンパレータ2の出力側のレベルがローレベルであるかハイレベルであるかに関係なくローレベルとすることができる。したがって、入力信号INによってレベルシフト回路3における出力側の論理状態が変化するようになるまで、自励発振が生じるのを防止することができる。
また、出力端子9及びグラウンド間に抵抗R71を設けるようにしたため、出力端子9にスピーカが接続されていない状態において、外来ノイズ等が抵抗R4を介して進入し、D級アンプの動作が不安定となるのを防止することができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、入力信号INに対してゲインを与えるオペアンプ等を積分回路1の前に設けるようにしてもよい。これによれば、RCA入力等の外部入力の場合のようなより低レベルの入力信号INをトリガとして自励発振を開始させることができる。
また、上述においては、オペアンプ11の入力部がPNPトランジスタで構成されている場合について説明したが、オペアンプ11は、入力部がNPNトランジスタであるものや、FET入力型のものであってもよい。レベルシフト回路3をコンデンサC31による容量結合型のものとして構成したため、コンパレータ2の出力がハイレベル又はローレベルであるかに関係なく、自励発振前におけるレベルシフト回路3の出力をローレベルとしておき、自励発振を開始させることができるからである。
本発明の一実施形態に係る自励発振型PWM方式のD級アンプの構成を示す回路ブロック図である。 図1のD級アンプにおいて自励発振が開始されるときの積分回路の出力波形を示す図である。 図4の従来のD級アンプにおける問題点を示す図である。 従来の一般的な自励発振型PWM方式のD級アンプの構成を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1,10:積分回路、2,20:コンパレータ、3,30:レベルシフト回路、4,60:デッドタイム回路、5,50:ドライバIC、6,40:D級出力段、7,70:ローパスフィルタ、8,92:反転回路、9:出力端子、10,80:帰還回路、11,101:オペアンプ、41,42,61,62:パワーMOSFET、91:トリガ回路、C1,C11,C21,C31,C71:コンデンサ、D31:ダイオード、L71:インダクタ、R3,R4,R11,R12,R31,R32,R71,R81:抵抗。

Claims (3)

  1. オペアンプを用いて構成され、増幅対象となる信号が入力される積分回路と、
    前記積分回路の出力を所定の基準電位と比較してPWM信号に変換する比較器と、
    前記比較器が出力するPWM信号を増幅して出力するD級出力回路と、
    前記D級出力回路の出力を前記積分回路に帰還する帰還回路とを備えた自励発振型のD級増幅装置において、
    自励発振が生じていない状態における前記積分回路の出力側の電位を、前記基準電位に近い所定の電位とする抵抗を、前記オペアンプの帰還コンデンサに対して並列に接続したことを特徴とするD級増幅装置。
  2. 前記D級出力回路は、
    前記増幅されたPWM信号を出力するハイサイド側及びローサイド側の各スイッチング素子と、
    前記比較器が出力するPWM信号の電位を前記スイッチング素子の駆動に適したレベルにシフトするレベルシフト回路と、
    前記ハイサイド側のスイッチング素子を駆動するための電源をローサイド側のスイッチング素子のオンに際してチャージポンプ方式により生成するチャージポンプ回路とを備え、
    前記レベルシフト回路は容量結合型のものであり、そのコンデンサにより、自励発振が生じていない状態において、出力側が、前記ローサイド側のスイッチング素子をオフとするローレベルとなるものであることを特徴とする請求項1に記載のD級増幅装置。
  3. 前記D級出力回路が出力する増幅されたPWM信号を平滑化して復調するローパスフィルタを備え、
    前記ローパスフィルタの出力側は抵抗を介して接地されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のD級増幅装置。
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