JP2010117616A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【構成】撮像装置16は、フォーカスレンズ12を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する。フォーカス評価回路26は、撮像装置16によって生成された被写界像の高周波成分をAF評価値としてCPU30に与える。CPU30は、合焦点が存在する方向をフォーカス評価回路26から与えられたAF評価値に基づいて間欠的に判別する。CPU30はまた、シャッタボタン28sの操作に応答して、方向判別処理を制限する。CPU30はその後、方向判別処理によって判別された方向にフォーカスレンズ12を変更して合焦点を探索する。
【効果】電力消費量を抑えつつ、合焦調整に要する時間を短縮することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子カメラに関し、特に、合焦調整操作に応答して光学レンズから撮像面までの距離を調整する、電子カメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、コンティニュアスAFの結果を利用して光軸方向における撮像レンズの移動範囲つまり合焦範囲が決定される。本サーチを実行するとき、撮像レンズは決定された合焦範囲内で移動される。
特開2007−34261号公報
しかし、背景技術では、合焦範囲はコンティニュスAFの結果を利用して決定される。換言すれば、コンティニュスAFを実行しなければ、合焦範囲が決定されることはない。したがって、省電力のためにコンティニュアスAFを中断ないし省略する場合は、合焦調整に時間がかかる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、電力消費量を抑えつつ、合焦調整に要する時間を短縮することができる、電子カメラを提供することである。
この発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、光学レンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(16)、合焦点が存在する方向を撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別手段(S51~S77)、合焦調整操作に応答して判別手段の判別処理を制限する制限手段(S5, S9)、および制限手段の制限処理の後に光学レンズから撮像面までの距離を判別手段によって判別された方向に変更して合焦点を探索する探索手段(S13)を備える。
撮像手段は、光学レンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する。判別手段は、合焦点が存在する方向を撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する。制限手段は、合焦調整操作に応答して判別手段の判別処理を制限する。探索手段は、制限手段の制限処理の後に光学レンズから撮像面までの距離を判別手段によって判別された方向に変更して合焦点を探索する。
このように、合焦点が存在する方向は、合焦調整操作に先立って間欠的に判別される。光学レンズから撮像面までの距離は、合焦調整操作が行われたとき、合焦調整操作の前に判別された方向に変更される。これによって、電力消費量を抑えつつ、合焦調整に要する時間を短縮することができる。
好ましくは、判別手段は、光学レンズから撮像面までの距離を既定回数変更する変更手段(S57~S67)、および変更手段によって定義された複数の距離にそれぞれ対応する複数の被写界像に基づいて合焦点が存在する方向を予測する予測手段(S55, S71~S77)を含む。
さらに好ましくは、判別手段は既定時間が経過する毎に変更手段を起動する起動手段(S79)をさらに含む。
この発明に従う合焦制御プログラムは、光学レンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)のプロセッサ(30)に、合焦点が存在する方向を撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別ステップ(S51~S77)、合焦調整操作に応答して判別ステップの判別処理を制限する制限ステップ(S5, S9)、および制限ステップの制限処理の後に光学レンズから撮像面までの距離を判別ステップによって判別された方向に変更して合焦点を探索する探索ステップ(S13)を実行させるための、合焦制御プログラムである。
この発明に従う合焦制御方法は、光学レンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)によって実行される合焦制御方法であって、合焦点が存在する方向を撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別ステップ(S51~S77)、合焦調整操作に応答して判別ステップの判別処理を制限する制限ステップ(S5, S9)、および制限ステップの制限処理の後に光学レンズから撮像面までの距離を判別ステップによって判別された方向に変更して合焦点を探索する探索ステップ(S13)を備える。
この発明によれば、合焦点が存在する方向は、合焦調整操作に先立って間欠的に判別される。光学レンズから撮像面までの距離は、合焦調整操作が行われたとき、合焦調整操作の前に判別された方向に変更される。これによって、電力消費量を抑えつつ、合焦調整に要する時間を短縮することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、ドライバ18aおよび18bによってそれぞれ駆動されるフォーカスレンズ12および絞り機構14を含む。フォーカスレンズ12および絞り機構14を経た被写界の光学像は、撮像装置16の撮像面に照射され、光電変換を施される。これによって、被写界像を表す電荷が生成される。
電源が投入されると、CPU30は、撮像タスクの下でスルー画像処理を実行するべく、ドライバ18cにプリ露光動作および間引き読み出し動作の繰り返しを命令する。ドライバ18cは、SG(Signal Generator)20から周期的に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面にプリ露光を施し、かつ撮像面で生成された電荷を間引き態様で読み出す。撮像装置16からは、読み出された電荷に基づく低解像度の生画像データが、ラスタ走査態様で周期的に出力される。
信号処理回路22は、撮像装置16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、これによって作成されたYUV形式の画像データをメモリ制御回路32を通してSDRAM34に書き込む。LCDドライバ36は、SDRAM34に書き込まれた画像データをメモリ制御回路32を通して繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ38を駆動する。この結果、被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
図2を参照して、撮像面の中央には測光エリアEAが割り当てられる。輝度評価回路24は、信号処理回路22から出力されたYデータのうち測光エリアEAに属するYデータを、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。積分値つまり輝度評価値は、垂直同期信号Vsyncの発生周期で輝度評価回路24から出力される。CPU30は、輝度評価回路24から出力された輝度評価値に基づいて適正EV値を算出するべく、上述のスルー画像処理と並列してスルー画像用AE処理(簡易AE処理)を繰り返し実行する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間は、ドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。この結果、LCDモニタ38に表示されるスルー画像の明るさが適度に調整される。
キー入力装置28上のシャッタボタン28sが半押しされると、輝度評価回路24から出力された輝度評価値に基づいて最適EV値を算出するべく、厳格な記録用AE処理が実行される。算出された最適EV値を定義する絞り量および露光時間は、上述と同様、ドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。
記録用AE処理が完了すると、フォーカス評価回路26の出力に基づくAF処理が実行される。フォーカス評価回路26は、信号処理回路22から出力されたYデータのうち図2に示すフォーカスエリアFAに属するYデータの高周波成分を、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。積分値つまりAF評価値は、垂直同期信号Vsyncの発生周期でフォーカス評価回路26から出力される。
CPU30は、フォーカス評価回路26からAF評価値を取り込み、いわゆる山登り処理によってピーク位置(AF評価値が最大となる位置)を探索する。フォーカスレンズ12は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に光軸方向に段階的に移動し、検出されたピーク位置に配置される。
シャッタボタン28sが全押しされると、記録処理が実行される。CPU30は、本露光動作および全画素読み出しを1回ずつ実行することをドライバ18cに命令する。ドライバ18cは、垂直同期信号Vsyncの発生に応答して撮像面に本露光を施し、電荷読み出しエリアで生成された全ての電荷をラスタ走査態様で読み出す。この結果、被写界を表す高解像度の生画像データが撮像装置16から出力される。
出力された生画像データは上述と同様の処理を施され、この結果、YUV形式に従う高解像度の画像データがSDRAM34に確保される。I/F40は、こうしてSDRAM34に格納された高解像度の画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された画像データをファイル形式で記録媒体42に記録する。なお、スルー画像処理は、高解像度の画像データがSDRAM34に格納された時点で再開される。
シャッタボタン28sが非操作状態にあるときは、合焦点が存在する方向を間欠的に判別するべく、CPU30によって方向判別タスクが実行される。方向判別タスクでは、まず現レンズ位置に対応するAF評価値がフォーカス評価回路26から取り込まれる。取り込まれたAF評価値は、レンズ位置P(2)に対応して図3に示すレジスタRGST1に登録される。
フォーカスレンズ12は続いて至近方向に“Wdet”に相当する距離だけ移動され、移動後の位置に対応するAF評価値がフォーカス評価回路26から取り込まれる。取り込まれたAF評価値は、レンズ位置P(1)に対応してレジスタRGST1に登録される。なお、“Wdet”は、AF評価値に変化が現れる最低の移動量に相当する。
フォーカスレンズ12はその後、無限方向に“Wdet”の2倍に相当する距離だけ移動される。移動後の位置に対応するAF評価値は、上述と同様にフォーカス評価回路26から取り込まれる。取り込まれたAF評価値は、レンズ位置P(3)に対応してレジスタRGST1に登録される。
こうして互いに異なる3つのレンズ位置にそれぞれ対応する3つのAF評価値がレジスタRGST1に登録されると、合焦点が存在する方向がこの3つのAF評価値に基づいて判別される。AF評価値が図4(A)に示すように無限側に向かって増大傾向を示す場合、合焦点は現在のレンズ位置よりも無限側に存在すると判別され、無限方向が探索方向として決定される。これに対して、AF評価値が図4(B)に示すように至近側に向かって増大傾向を示す場合、合焦点は現在のレンズ位置よりも至近側に存在すると判別され、至近方向が探索方向として決定される。
このようなフォーカスレンズ12の微少駆動処理,AF評価値のレジスタ設定処理および探索方向の決定処理は、3秒毎に間欠的に実行される。フォーカスレンズ12の移動量が微少であることや、方向判別が間欠的なタイミングで実行されることから、電力消費量は低く抑えられる。
シャッタボタン28sの半押しに応答したAF処理は、以下に述べる要領で実行される。フォーカスレンズ12は、方向判別タスクの下で決定された探索方向に向けて“Waf”に相当する距離ずつ移動される。これによって、“Waf”に相当する距離を隔てた複数のレンズ位置の各々に対応するAF評価値が、フォーカス評価回路26から取り込まれる(図5参照)。なお、“Waf”に相当する距離は、“Wdet”に相当する距離に等しいか、或いは“Wdet”に相当する距離よりも大きい。
フォーカス評価回路26から今回取り込まれたAF評価値は、前回までに取り込まれたAF評価値以上である場合に、最大AF評価値としてレジスタRGST2に登録される。その後に取り込まれたAF評価値が2回連続して最大AF評価値を下回ると、フォーカスレンズ12はピーク位置を跨いだとみなされる。フォーカスレンズ12は、ピーク位置つまり最大AF評価値に対応するレンズ位置に配置され、これによってAF処理が終了する。
なお、AF処理の下で2回目以降に取り込まれたAF評価値がAF処理の下で最初に取り込まれたAF評価値を連続的に下回るなどのフォーカスレンズ12が合焦点と逆方向に移動しているような現象が見出されたときは、方向エラーが生じている(合焦点は逆方向に存在する)と判断され、フォーカスレンズ12の移動方向が逆方向に設定される。
CPU30は、図6〜図7に示す撮像タスクおよび図8〜図9に示す方向判別タスクを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶される。
図6を参照して、ステップS1ではスルー画像処理を実行する。この結果、被写界を表すスルー画像がLCDモニタ38から出力される。ステップS3では方向判別タスクを起動し、ステップS5ではシャッタボタン28sが半押しされたか否かを判別する。ステップS5でNOであれば、ステップS7でスルー画像用AE処理を実行し、その後にステップS5に戻る。この結果、スルー画像の明るさが適度に調整される。
ステップS5でYESと判断されると、ステップS9で方向判別タスクを停止する。ステップS11では記録用AE処理を実行し、ステップS13ではAF処理を実行する。ステップS11の処理によってスルー画像の明るさが最適値に調整され、ステップS13の処理によってフォーカスレンズ12が合焦点に配置される。
ステップS15ではシャッタボタン28sが全押しされたか否かを判別し、ステップS17ではシャッタボタン28sの操作が解除されたか否かを判別する。ステップS15でYESであれば、ステップS19で記録処理を実行し、その後にステップS1に戻る。ステップS17でYESであれば、ステップS21で方向判別タスクを起動し、その後にステップS5に戻る。
ステップS13のAF処理は、図7に示すサブルーチンに従って実行される。ステップS31では方向判別タスクの下で決定された探索方向をフォーカスレンズ12の移動方向として設定し、ステップS33では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS35でフォーカス評価回路26からAF評価値を取り込む。ステップS37では、ピークが検出されたか否か(フォーカスレンズ12がピーク位置を跨いだか否か)を、ステップS35で取り込まれたAF評価値に基づいて判別する。また、ステップS39では、方向エラーが生じているか否か(フォーカスレンズ12の移動方向が合焦点が存在する方向と異なるか否か)を、ステップS35で取り込まれたAF評価値に基づいて判別する。
ステップS37でNOと判断され、かつステップS39でYESと判断されれば、ステップS41でフォーカスレンズ12の移動方向を逆方向に設定してからステップS43に進む。ステップS37およびS39のいずれもNOであれば、そのままステップS43に進む。ステップS43では、フォーカスレンズ12を設定方向に向けて“Waf”に相当する距離だけ移動させる。移動処理が完了すると、ステップS33戻る。
ステップS37でYESと判断されるとステップS45に進み、発見されたピーク位置にフォーカスレンズ12を配置する。ステップS45の処理が完了すると、上階層のルーチンに復帰する。
図8を参照して、ステップS51では変数iを“2”に設定し、ステップS53では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されるとステップS55に進み、フォーカス評価回路26からAF評価値を取り込むとともに、取り込まれたAF評価値をレジスタRGST1の変数iに対応するカラムに登録する。
ステップS57ではフォーカスレンズ12の移動回数が“0”であるか否か(具体的には、変数iが“2”であるか否か)を判別し、YESであればステップS59に進む一方、NOであればステップS63に進む。ステップS59ではフォーカスレンズ12を至近方向へ“Wdet”に相当する距離だけ移動させ、続くステップS61では変数iを“1”に設定する。ステップS63ではフォーカスレンズ12を無限方向へ“Wdet”の2倍に相当する距離だけ移動させ、続くステップS65では変数iを“3”に設定する。
ステップS61またはS65の処理が完了すると、フォーカスレンズ12の移動回数が“2”に達したか否か(具体的には、変数iが“3”であるか否か)をステップS67で判別する。ここでNOであればステップS53に戻る一方、YESであればステップS69に進む。垂直同期信号Vsyncが発生するとステップS69でYESと判断し、ステップS71でフォーカス評価回路26からAF評価値を取り込む。取り込まれたAF評価値は、上述と同様、レジスタRGST1の変数iに対応するカラムに登録される。
ステップS73では、こうしてレジスタRGST1に登録された3つのAF評価値が無限側に向かって増大傾向を示すか否かを判別する。ここでYESであれば、合焦点は無限側に存在するとみなし、ステップS75で無限方向を探索方向として決定する。一方、ステップS73でNOであれば、合焦方向は至近側に存在するとみなし、ステップS77で至近方向を探索方向として決定する。ステップS75またはS77の処理が完了すると、ステップS79で3秒間待機し、その後にステップS51に戻る。
以上の説明から分かるように、撮像装置16は、フォーカスレンズ12を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する。CPU30は、合焦点が存在する方向を撮像装置16によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する(S51~S77)。CPU30はまた、シャッタボタン28sの操作(合焦調整操作)に応答して、方向判別処理を制限する(S5, S9)。CPU30はその後、方向判別処理によって判別された方向にフォーカスレンズ12を変更して合焦点を探索する(S13)。
このように、合焦点が存在する方向は、合焦調整操作に先立って間欠的に判別される。フォーカスレンズ12の位置は、合焦調整操作が行われたとき、合焦調整操作の前に判別された方向に変更される。これによって、電力消費量を抑えつつ、合焦調整に要する時間を短縮することができる。
なお、この実施例では、AF処理の際にフォーカスレンズ12を光軸方向に移動させるようにしているが、フォーカスレンズ12の代わりに或いはフォーカスレンズ12とともに、撮像面を光軸方向に移動させるようにしてよい。
また、この実施例では、AF処理においてピーク位置が発見されたときにフォーカスレンズ12を速やかにこのピーク位置に配置するようにしている。しかし、AF処理におけるフォーカスレンズ12の移動動作を粗調整動作と微調整動作とに分割し、粗調整動作によってピーク位置が発見された後に微調整動作によってピーク位置を再度探索し、そして微調整動作によって発見されたピーク位置にフォーカスレンズ12を配置するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、方向判別タスクを再起動するにあたって3秒間待機するようにしているが(図9のステップS79参照)、待機時間は任意に変更可能である。また、所定の時間待機するのではなく、被写体に変化があった場合に(たとえばスルー画像の輝度分布が大きく変化したことを検出した場合に)、方向判別タスクを再起動するようにしてもよい。
また、方向判別タスクでは、フォーカスレンズ12を現在位置から連続的に至方向に移動させるか、或いはフォーカスレンズ12を現在位置から連続的に無限方向に移動させ、AF評価値の連続的な増加または減少に注目して探索方向を判別するようにしてもよい。なお、フォーカスレンズ12の移動に伴うAF評価値の取り込み回数が2回以上の任意の回数であれば、探索方向を判別することができる。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 評価エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるレジスタの一例を示す図解図である。 (A)は方向判別動作の一例を示すグラフであり、(B)は方向判別動作の他の一例を示すグラフである。 AF動作の一例を示すグラフである。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
12 …フォーカスレンズ
16 …撮像装置
26 …フォーカス評価回路
30 …CPU
44 …フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. 光学レンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段、
    合焦点が存在する方向を前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別手段、
    合焦調整操作に応答して前記判別手段の判別処理を制限する制限手段、および
    前記制限手段の制限処理の後に前記光学レンズから前記撮像面までの距離を前記判別手段によって判別された方向に変更して前記合焦点を探索する探索手段を備える、電子カメラ。
  2. 前記判別手段は、前記光学レンズから前記撮像面までの距離を既定回数変更する変更手段、および前記変更手段によって定義された複数の距離にそれぞれ対応する複数の被写界像に基づいて前記合焦点が存在する方向を予測する予測手段を含む、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記判別手段は既定時間が経過する毎に前記変更手段を起動する起動手段をさらに含む、請求項2記載の電子カメラ。
  4. 光学レンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラのプロセッサに、
    合焦点が存在する方向を前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別ステップ、
    合焦調整操作に応答して前記判別ステップの判別処理を制限する制限ステップ、および
    前記制限ステップの制限処理の後に前記光学レンズから前記撮像面までの距離を前記判別ステップによって判別された方向に変更して前記合焦点を探索する探索ステップを実行させるための、合焦制御プログラム。
  5. 光学レンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を繰り返し生成する撮像手段を備える電子カメラによって実行される合焦制御方法であって、
    合焦点が存在する方向を前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて間欠的に判別する判別ステップ、
    合焦調整操作に応答して前記判別ステップの判別処理を制限する制限ステップ、および
    前記制限ステップの制限処理の後に前記光学レンズから前記撮像面までの距離を前記判別ステップによって判別された方向に変更して前記合焦点を探索する探索ステップを備える、合焦制御方法。
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