JP5359715B2 - 被写体追尾装置、被写体追尾方法、およびカメラ - Google Patents

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本発明は、被写体追尾装置、被写体追尾方法、およびカメラに関する。
次のようなオートフォーカスシステムが知られている。このオートフォーカスシステムは、移動被写体を撮影する際に自動的に被写体を追尾して、その追尾位置にフォーカスエリアを移動させて表示する(例えば、特許文献1)。
特開2006−58431号公報
しかしながら、従来のオートフォーカスシステムでは、撮影画面内の被写体が大きい場合には、被写体が複数のフォーカスエリアに重なり、表示されるフォーカスエリアがその複数のフォーカスエリアの中で頻繁に切り替わるため、使用者は煩わしさを感じる可能性があった。
本発明による被写体追尾装置は、撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを用いて、撮影画面内の追尾対象を含む候補領域を検出する検出手段と、候補領域内のフォーカスエリアを対象として焦点調節を行う焦点調節手段と、候補領域の大きさが所定以上のときに、候補領域に含まれるフォーカスエリアの中から1つのフォーカスエリアを選択し、焦点調節手段による焦点調節の対象とするフォーカスエリアに固定する固定手段と、固定手段が固定した1つのフォーカスエリアを撮影画面内に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、固定手段は、候補領域に含まれるフォーカスエリアの数が所定以上のときに、候補領域の大きさが所定以上であるとするようにしてもよい。
固定手段は、候補領域の面積が所定以上のときに、候補領域の大きさが所定以上であるとするようにしてもよい。
撮影画面内の色情報と輝度情報の少なくとも1つを含む画像情報を繰り返し取得する画像情報取得手段をさらに備え、検出手段は、画像情報取得手段によって取得された画像情報に基づいて、追尾対象の位置に相当する1つのフォーカスエリアを繰り返し検出し、表示手段は、固定手段が1つのフォーカスエリアを固定した後であって、追尾対象の位置に相当する1つのフォーカスエリアが候補領域内にある場合、追尾対象の位置に相当する1つのフォーカスエリアと固定手段が固定した1つのフォーカスエリアとが異なっていても、固定手段が固定した1つのフォーカスエリアを撮影画面内に表示するようにしてもよい。
検出手段は、画像情報取得手段によって取得された画像情報に基づいて、候補領域を繰り返し検出し、固定手段は、検出手段により検出された候補領域の大きさの拡大率も加味して、1つのフォーカスエリアを固定するようにしてもよい。
焦点調節手段は、固定手段が固定した1つのフォーカスエリアでは焦点調節を行なうことが困難な場合には、当該フォーカスエリアの周囲に存在するいずれか1つのフォーカスエリアを用いて焦点調節を行なうようにしてもよい。
固定手段が1つのフォーカスエリアを固定する際の条件となる候補領域の大きさは、使用者が任意に設定可能であるようにしてもよい。
本発明による被写体追尾方法は、撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを用いて、撮影画面内の追尾対象を含む候補領域を検出し、候補領域内のフォーカスエリアを対象として焦点調節を行い、候補領域の大きさが所定以上のときに、候補領域に含まれるフォーカスエリアの中から1つのフォーカスエリアを選択し、焦点調節の対象とするフォーカスエリアに固定し、固定した1つのフォーカスエリアを撮影画面内に表示することを特徴とする。
本発明によるカメラは、上記いずれかの被写体追尾装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、使用者に煩わしさを感じさせることなく、フォーカスエリアを表示することができる。
カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 被写体追尾処理の流れを示すフローチャート図である。 AFエリアの配置例及びAF枠の表示例を示す図である。 被写体領域内に複数のAFエリアが含まれている場合の具体例を示す図である。 被写体領域の大きさの閾値を設定するための設定画面の具体例を示す図である。 AFエリアの固定例を示す図である。
図1は、本実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて所定の画像形式、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。また、制御装置104は、生成した画像データに基づいて、表示用画像データ、例えばサムネイル画像データを生成する。制御装置104は、生成した本画像データとサムネイル画像データとを含み、さらにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。本実施の形態では、本画像データとサムネイル画像データとは、いずれもRGB表色系で表された画像データであるものとする。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、制御装置104は、使用者によってカメラ100のモードが撮影モードに設定されると、撮像素子103から画像情報を繰り返し取得し、これに基づいて生成した表示用画像データをモニタ106に出力する。これによってモニタ106にはスルー画が表示される。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
本実施の形態におけるカメラ100は、主要被写体をフレーム間で追尾する被写体追尾機能を備えている。そして、被写体追尾中には、追尾対象の被写体に合焦するように、焦点調節を行う。以下、図2に示すフローチャートを用いて、本実施の形態におけるカメラ100の処理について説明する。なお、図2に示す処理は、使用者によって操作部材101に含まれるレリーズボタンが半押しされると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS10において、制御装置104は、使用者によるレリーズボタンの半押し操作に基づいて、レンズ102に含まれるAF(Auto Focus)レンズを駆動させて公知の位相差方式により焦点調節を行って、主要被写体に合焦させる。その後、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置104は、不図示の測光センサからの出力に基づいて、撮影画面内における主要被写体の輝度情報と色情報とを取得する。その後、ステップS30へ進み、制御装置104は、ステップS20で取得した主要被写体の輝度情報と色情報との少なくとも一方に基づいて、撮影画面内から主要被写体を含む領域(被写体領域)を検出し、当該被写体領域を対象とした被写体追尾を開始する。
このとき、制御装置104は、上述したように、追尾中の主要被写体に合焦するように焦点調節を行う。例えば、本実施の形態のカメラ100では、図3(a)に示すように、撮影画面内にはAFセンサの配置位置を示す51個のAFエリア(フォーカスエリア)が配設されている。そして、制御装置104は、追尾中の被写体を含む被写体領域3a内に配置されているAFエリア3bを対象として焦点調節を行う。このとき、制御装置104は、撮影画面内の焦点調節に用いるAFエリア3bを点灯させてAF枠3cを表示する。
制御装置203は、被写体追尾中は継続して焦点調節およびAF枠3cの表示を行う。これによって、図3(b)に示すように、撮影画面内で被写体が移動した場合でも、追尾中の被写体領域3aを対象として、AFエリア3bを用いた焦点調節を行うことができ、そのときのAF枠3cを撮影画面内に表示することができる。
その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、追尾中の被写体領域3aの撮影画面内における大きさを検出する。本実施の形態では、制御装置104は、被写体領域3a内に含まれるAFエリアの数に基づいて被写体領域3aの大きさを検出する。例えば、図3(a)および(b)に示した例では、被写体領域3a内に1つのAFエリアが含まれているため、この場合の被写体領域3aの大きさは1と検出される。これに対して、図4に示すように、被写体領域3a内に9つのAFエリアが含まれている場合には、被写体領域3aの大きさは9と検出される。
その後、ステップS50へ進み、制御装置104は、ステップS40で検出した撮影画面内における被写体領域3aの大きさがあらかじめ設定された所定の大きさより大きいか否かを判断する。本実施の形態では、ステップS50の判断で用いる被写体領域3aの大きさの閾値は、使用者があらかじめ設定しておくことができ、制御装置104は、検出した被写体領域3aの大きさと、あらかじめ設定された閾値とを比較することによって、ステップS50の判断を行う。
例えば、使用者は、図5に示すような設定画面上で閾値とする被写体領域3aの大きさを「狭い」、「標準」、「広い」のいずれかに設定することができる。制御装置104は、「狭い」に設定された場合には、閾値とする被写体領域3aの大きさをAFエリア4個分(2×2)の大きさとする。また、「標準」に設定された場合には、閾値とする被写体領域3aの大きさをAFエリア9個分(3×3)の大きさとする。また、「広い」に設定された場合には、閾値とする被写体領域3aの大きさをAFエリア16個分(4×4)の大きさとする。
ステップS50で否定判断した場合には、ステップS40へ戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS50で肯定判断した場合には、ステップS60へ進む。このように、撮影画面内における被写体領域3aの大きさがあらかじめ設定された所定の大きさより大きい場合には、被写体領域3a内に複数のAFエリアが含まれることになる。この場合、上述した焦点調節の際に使用されるAFエリアが、上記複数のAFエリアの中で頻繁に切り替わる可能性がある。この場合、撮影画面内に表示されるAF枠3cが上記複数のAFエリアの中で頻繁に切り替わることになり、使用者が煩わしさを感じる可能性がある。また、AFエリアが頻繁に切り替わった場合には、その都度、切り換え後のAFエリアを対象として焦点調節を行う必要があり、処理の負荷を増大する可能性もある。
本実施の形態におけるカメラ100では、このような問題を解決するために、ステップS60において、制御装置104は、焦点調節に用いるAFエリアを被写体領域3a内に含まれる複数のAFエリアの中の1つに固定する。例えば、制御装置104は、図6に示すように、被写体領域3aに含まれる9つのAFエリアの内、焦点調節に用いるAFエリアを被写体領域3a内の中央に位置するAFエリア6aに固定し、当該AFエリア6aを対象として焦点調節を行うとともに、当該AFエリア6aに対してAF枠3cを表示する。これによって、被写体領域3a内にAFエリアが複数含まれる場合であっても、AF枠3cが頻繁に切り替わることを防ぐことができ、使用者に煩わしさを感じさせないようにすることができる。また、AFエリアを切り換えながら焦点調節を繰り返す必要がなくなるため、処理の負荷を低減することもできる。
制御装置104は、このようにAFエリアを固定した後に、フレームが切り替わって撮影画面内における被写体領域3aの位置が変化した場合、位置が変化した後の被写体領域3a内に固定したAFエリア6aが含まれている場合には、そのままAFエリア6aの固定を継続する。すなわち、制御装置104は、固定したAFエリア6aの位置と、追尾対称の被写体位置を含む被写体領域3aに相当するAFエリアの位置とが異なる場合であっても、固定したAFエリア6aが被写体領域3a内に含まれている場合には、既に固定したAFエリア6aに基づいて、AF枠3cを表示し焦点調節を行う。
これに対して、位置が変化した後の被写体領域3a内に固定したAFエリア6aが含まれていない場合には、一旦AFエリアの固定を解除した後、新たな被写体領域3aの位置に基づいて上述した処理を行って、改めてAFエリアの固定を行う。これによって、一度AFエリアを固定した後に撮影画面内における被写体領域3aの位置が変化した場合であっても、適切なAFエリアに切り換えることができる。
その後、ステップS70へ進み、制御装置104は、被写体追尾が終了したか否かを判断する。例えば、制御装置104は、使用者によってレリーズボタンが全押しされて撮影が指示されると被写体追尾を終了して撮影処理を行なう。これにより、撮像素子103から画像情報が繰り返し入力されている間は、各フレームを対象として上述した処理を繰り返し実行することができる。これに対して、ステップS70で否定判断した場合には、ステップS10へ戻り、測光センサから繰り返し出力される後続の輝度情報と色情報とに基づいて上述した処理を繰り返す。これに対して、ステップS70で肯定判断した場合には、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを用いて、撮影画面内の追尾対象を含む被写体領域3aを検出し、被写体領域3a内のAFエリア3bを対象として焦点調節を行うに当たって、撮影画面内における被写体領域3aの大きさが所定以上のときに、被写体領域3aに含まれる複数のAFエリアの中から1つのAFエリアを選択し、これを焦点調節の対象とするAFエリア6aに固定し、固定した1つのAFエリア6aを示すAF枠3cを表示するようにした。これによって、被写体領域3a内にAFエリアが複数含まれる場合であっても、AF枠3cが頻繁に切り替わることを防ぐことができ、使用者に煩わしさを感じさせないようにすることができる。
(2)制御装置104は、被写体領域3aに含まれるAFエリアの数が所定以上のときに、被写体領域3aの大きさが所定以上であると判断するようにした。このように、被写体領域3aに含まれるAFエリアの数に基づいて被写体領域3aの大きさを特定することにより、簡易な処理で被写体領域3aの大きさを特定することができる。
(3)制御装置104は、1つのAFエリア6aを固定した後であって、固定したAFエリア6aが被写体領域3a内にある場合には、固定したAFエリア6aの位置と、追尾対称の被写体位置を含む被写体領域3aに相当するAFエリアの位置とが異なる場合であっても、既に固定したAFエリア6aに基づいてAF枠3cを表示するようにした。これによって、一度AFエリアを固定した後は、撮影画面内における被写体領域3aの位置が変化した場合であっても、AFエリアが頻繁に切り替わることを防ぐことができる。
(4)1つのAFエリア6aに固定するか否かを判断するための条件とする被写体領域3a内に含まれるAFエリアの数は、使用者が任意に設定することができるようにした。これによって、使用者は撮影環境に応じた最適な設定値を選択することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、図3(a)に示すように、撮影画面内には51個のAFエリアが配設されている例について説明した。しかしながら、AFエリアの数は51個に限定されず、他の数であってもよい。
(2)上述した実施の形態では、制御装置104は、被写体領域3a内に含まれるAFエリアの数に基づいて被写体領域3aの大きさを検出する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、被写体領域3aの面積を算出し、当該被写体領域3aの面積に基づいて被写体領域3aの大きさを検出するようにしてもよい。この場合、図2のステップS50では、制御装置104は、被写体領域3aの面積があらかじめ設定された所定の面積より大きいか否かを判断すればよい。
(3)上述した実施の形態では、制御装置104は、被写体領域3a内に複数のAFエリアが含まれる場合には、焦点調節に用いるAFエリアを中央に位置するAFエリア6aに固定する例について説明した。しかしながら、固定するAFエリア6aは、被写体領域3a内の中央に位置するAFエリアに限定されず、固定する前に焦点調節に用いられていたAFエリアなどの他のAFエリアであってもよい。
(4)上述した実施の形態では、制御装置104は、撮影画面内における被写体領域3aの大きさがあらかじめ設定された所定の大きさより大きい場合に、焦点調節に用いるAFエリアを1つに固定する例について説明した。しかしながら、これに限定されず、制御装置104は、前フレームからの被写体領域3aの拡大率も加味して、焦点調節に用いるAFエリアを1つに固定するか否かを判断するようにしてもよい。例えば、制御装置104は、被写体領域3a内に複数のAFエリアが含まれる場合には、撮影画面内における被写体領域3aの大きさがあらかじめ設定された所定の大きさ以下であっても、前フレームからの被写体領域3aの拡大率があらかじめ設定された所定の拡大率よりも大きければ、AFエリアを1つに固定するようにしてもよい。これによって、被写体領域3aが急激に大きくなった場合にも、AF枠3cが頻繁に切り替わることを防ぐことができ、使用者に煩わしさを感じさせないようにすることができる。また、AFエリアを切り換えながら焦点調節を繰り返す必要がなくなるため、処理の負荷を低減することもできる。
(5)上述した実施の形態では、制御装置104は、被写体領域3a内に複数のAFエリアが含まれる場合には、焦点調節に用いるAFエリアを被写体領域3a内に含まれる複数のAFエリアの中の1つに固定し、固定したAFエリア6aを対象として焦点調節を行う例について説明した。制御装置104は、この場合に固定したAFエリア6aでは焦点調節を行なうことが困難な場合、例えば、固定したAFエリア6a内の画像のコントラストが低く、焦点調節を行うことができない場合には、被写体領域3a内に含まれる当該AFエリア6a以外のAFエリア、すなわちAFエリア6aの周囲に存在するいずれか1つのAFエリアを用いて焦点調節を行うようにしてもよい。これによって、固定したAFエリア6aでは焦点調節を行なうことが困難な場合であっても、周囲の他のAFエリアを用いて焦点調節を行うことが可能となる。
(6)上述した実施の形態では、本発明をカメラ100に適用する場合について説明した。しかしながら、被写体追尾機能を備えた他の機器、例えばカメラ付き携帯電話機やビデオカメラ等にも本発明は適用可能である。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

Claims (9)

  1. 撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを用いて、前記撮影画面内の追尾対象を含む候補領域を検出する検出手段と、
    前記候補領域内のフォーカスエリアを対象として焦点調節を行う焦点調節手段と、
    前記候補領域の大きさが所定以上のときに、前記候補領域に含まれるフォーカスエリアの中から1つのフォーカスエリアを選択し、前記焦点調節手段による焦点調節の対象とするフォーカスエリアに固定する固定手段と、
    前記固定手段が固定した前記1つのフォーカスエリアを前記撮影画面内に表示する表示手段とを備えることを特徴とする被写体追尾装置。
  2. 請求項1に記載の被写体追尾装置において、
    前記固定手段は、前記候補領域に含まれるフォーカスエリアの数が所定以上のときに、前記候補領域の大きさが所定以上であるとすることを特徴とする被写体追尾装置。
  3. 請求項1に記載の被写体追尾装置において、
    前記固定手段は、前記候補領域の面積が所定以上のときに、前記候補領域の大きさが所定以上であるとすることを特徴とする被写体追尾装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の被写体追尾装置において、
    前記撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを含む画像情報を繰り返し取得する画像情報取得手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記画像情報取得手段によって取得された前記画像情報に基づいて、前記追尾対象の位置に相当する1つのフォーカスエリアを繰り返し検出し、
    前記表示手段は、前記固定手段が前記1つのフォーカスエリアを固定した後であって、前記追尾対象の位置に相当する前記1つのフォーカスエリアが前記候補領域内にある場合、前記追尾対象の位置に相当する前記1つのフォーカスエリアと前記固定手段が固定した前記1つのフォーカスエリアとが異なっていても、前記固定手段が固定した前記1つのフォーカスエリアを前記撮影画面内に表示することを特徴とする被写体追尾装置。
  5. 請求項4に記載の被写体追尾装置において、
    前記検出手段は、前記画像情報取得手段によって取得された前記画像情報に基づいて、前記候補領域を繰り返し検出し、
    前記固定手段は、前記検出手段により検出された前記候補領域の大きさの拡大率も加味して、前記1つのフォーカスエリアを固定することを特徴とする被写体追尾装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の被写体追尾装置において、
    前記焦点調節手段は、前記固定手段が固定した前記1つのフォーカスエリアでは焦点調節を行うことが困難な場合には、当該フォーカスエリアの周囲に存在するいずれか1つのフォーカスエリアを用いて焦点調節を行なうことを特徴とする被写体追尾装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の被写体追尾装置において、
    前記固定手段が前記1つのフォーカスエリアを固定する際の条件となる前記候補領域の大きさは、使用者が任意に設定可能であることを特徴とする被写体追尾装置。
  8. 撮影画面内の色情報と輝度情報との少なくとも1つを用いて、前記撮影画面内の追尾対象を含む候補領域を検出し、
    前記候補領域内のフォーカスエリアを対象として焦点調節を行い、
    前記候補領域の大きさが所定以上のときに、前記候補領域に含まれるフォーカスエリアの中から1つのフォーカスエリアを選択し、焦点調節の対象とするフォーカスエリアに固定し、
    固定した前記1つのフォーカスエリアを前記撮影画面内に表示することを特徴とする被写体追尾方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の被写体追尾装置を備えたカメラ。
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