JP2010116051A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中折れ構造および一体型構造の両方に適用可能であり、省スペース化を図ることができるステアリング装置を提供する。
【解決手段】テレスコ動作と、チルト動作とを単一のモータ15からの伝動により行うステアリング装置。前記モータ15の出力軸15aに接続された駆動ギヤ16と、この駆動ギヤ16と噛合する従動ギヤ17と、この従動ギヤ17と前記ステアリングコラムとをギヤ18を介して連結するリンク機構19とを含み、前記チルト動作時に、前記リンク機構19を従動ギヤ17に対してチルト方向に相対移動させ、前記テレスコ動作時に、前記従動ギヤ17およびリンク機構19を前記軸長方向に移動させるように、前記モータの回転をチルト動作またはテレスコ動作に変換する運動変換手段を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明はステアリング装置に関する。さらに詳しくは、車室の内部に略上下に傾斜支持されたステアリングコラムの上端に取り付けられた操舵部材の位置をドライバーの姿勢に合わせて変更するために、前記ステアリングコラムを伸縮させるテレスコ動作と当該ステアリングコラムを傾動させるチルト動作とを単一のモータで行うステアリング装置に関する。
車両の操舵は、通常、ドライバーによりなされるステアリングホイールの回転操作を、操舵用の車輪の舵取りのために車室外部に配設された舵取機構に伝達することで行われる。このような操舵を行うために用いられるステアリング装置では、車室の内部に略上下に傾斜支持されたステアリングコラムの内部にステアリング軸を支持し、当該ステアリングコラムの上部に突出するステアリング軸の上端部に、ドライバーに対向するようにステアリングホイールが取り付けられる。また、ステアリングコラムの下部に突出するステアリング軸の下端部を舵取機構に連結している。
このようなステアリング装置において、操舵部材であるステアリングホイールの位置をドライバーの運転姿勢に合わせて変更するために、ステアリングコラムを軸長方向に伸縮させるテレスコ動作(調節)と、ステアリングコラムの傾斜角を変更させるチルト動作(調節)とを可能にしたものがある。また、近年においては、前記テレスコおよびチルト動作を電動モータの回転力を利用して行うようにした装置が知られている。
しかしながら、従来の装置は、チルト動作とテレスコ動作とを個別のモータで行うものであり、チルト動作のための機構とテレスコ動作のための機構とが別々に設けられていた。このため、機構が複雑になるとともに複数のモータが必要であり、コストアップの要因となっていた。また、両機構のためにステアリングコラム周辺に大きな設置スペースを要するという問題があった。
そこで、チルト動作およびテレスコ動作を単一の機構、単一のモータで行うステアリング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載のステアリング装置では、車室の運転席に固定された円筒形状の取付ブラケット内にステアリングシャフトが挿通されており、この取付ブラケットの先端に当該取付ブラケットより小径の円筒状のスライディングチューブが設けられている。また、スライディングチューブの先端にはステアリングサポートが当該スライディングチューブの軸線方向にスライド可能に設けられており、このステアリングサポートの先端には支持軸によってステアリングホイールが傾動可能に支持されている。
そして、特許文献1記載のステアリング装置は、取付ブラケットに設けられた駆動モータと、ステアリングサポートに挿通され、前記駆動モータの駆動により取付ブラケットの軸線方向に移動可能なウォームシャフトと、このウォームシャフトと接続され、前記ステアリングホイールを上下方向に傾動させる傾動レバーと、前記取付ブラケットに設けられた第1の係合部と、前記ウォームシャフトに設けられた第2の係合部と、前記ステアリングサポートに設けられた係合部選択機構とを備えている。この係合部選択機構は、前記取付ブラケットの第1の係合部または前記取付ブラケットの第2の係合部のいずれかに係合するように構成されており、その結果、第1の係合部に係合した状態で駆動モータが駆動すると、ウォームシャフトが傾動レバーを動作させ、ステアリングホイールがステアリングサポートに対して上下にチルト動作を行う。一方、係合部選択機構が第2の係合部に係合した状態で駆動モータが駆動すると、ステアリングサポートが取付ブラケットの軸線方向に移動し、ステアリングサポートに取り付けられたステアリングホイールがテレスコ動作を行う。
特開平7−81585号公報
しかしながら、特許文献1記載のステアリング装置では、ウォームシャフトがステアリング軸の軸線方向に沿って移動する構成であるので、その移動スペースを確保する必要がある。また、ステアリングサポート先端の支持軸によってステアリングホイールが傾動可能に支持された「中折れ構造」のものにしか適用することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、中折れ構造および一体型構造の両方に適用可能であり、省スペース化を図ることができるステアリング装置を提供することを目的としている。
本発明のステアリング装置は、車室の内部に略上下に傾斜支持されたステアリングコラムを軸長方向に伸縮させ、前記ステアリングコラム内に配設されたステアリング軸の端部に取り付けられた操舵部材の位置を調節するテレスコ動作と、前記ステアリングコラムを傾動させ、前記操舵部材の位置を調節するチルト動作とを単一のモータからの伝動により行うステアリング装置であって、
前記モータの出力軸に接続された駆動ギヤと、この駆動ギヤと噛合する従動ギヤと、この従動ギヤと前記ステアリングコラムとをギヤを介して連結するリンク機構とを含み、前記チルト動作時に、前記リンク機構を従動ギヤに対してチルト方向に相対移動させ、前記テレスコ動作時に、前記従動ギヤおよびリンク機構を前記軸長方向に移動させるように、前記モータの回転をチルト動作またはテレスコ動作に変換する運動変換手段を備えたことを特徴としている。
本発明のステアリング装置は、モータの回転をチルト動作またはテレスコ動作に変換する運動変換手段を備えており、この運動変換手段によって、従動ギヤとステアリングコラムとをギヤを介して連結するリンク機構を、従動ギヤに対してチルト方向に相対移動させるか、または軸長方向に移動させるように構成されている。リンク機構によってステアリングコラムを伸縮または傾動させているので、中折れ構造および一体型構造の両方のステアリング装置に適用することができる。また、従来のような長尺のウォームシャフトの移動を伴わないのでチルト動作およびテレスコ動作のためのスペースを小さくすることができる。
前記運動変換手段が、前記リンク機構においてチルト方向に沿って設けられたラック歯と、前記従動ギヤと同心に且つ一体的に設けられ、前記リンク機構のラック歯と噛合する小ギヤとを含んでおり、前記チルト動作時に、前記従動ギヤの回転に応じて前記リンク機構がチルト方向に移動するように構成されているのが好ましい。この構成によれば、従動ギヤの回転とともに小ギヤも回転する。そして、この小ギヤはリンク機構においてチルト方向に沿って設けられたラック歯と噛合しているので、小ギヤが回転するとリンク機構はチルト方向に移動する。ラック歯と小ギヤの噛合という簡単な構成によりリンク機構に確実にチルト動作をさせることができる。
前記運動変換手段が前記従動ギヤの回転を規制するロック機構を含むとともに、前記駆動ギヤが前記軸長方向に沿って配設されたウォームシャフトからなっており、前記テレスコ動作時に、前記従動ギヤの回転の規制に伴い当該従動ギヤが前記ウォームシャフトの回転に応じて当該ウォームシャフト上を移動するとともに、前記リンク機構が前記軸長方向に移動するように構成されているのが好ましい。この構成によれば、テレスコ動作時にはロック機構によって従動ギヤの回転が規制される。そして、従動ギヤの回転が規制された状態でウォームシャフトが回転すると、当該従動ギヤは非回転の状態でウォームシャフト上を軸長方向に移動する。これにより、リンク機構および当該リンク機構に連結されたステアリングコラムも軸長方向に移動してテレスコ動作が行われる。
前記従動ギヤおよび小ギヤと同心且つ一体的にセンターピンが設けられており、
前記リンク機構は、前記センターピンが挿通されるとともに当該センターピンのチルト方向の移動を許容するスリットであって、その幅がセンターピンの直径よりもわずかに大きいスリットを有するのが好ましい。この場合、センターピンでリンク機構を支持することができるので、テレスコ動作時においても小ギヤとラック歯の噛み合いを維持することができ、テレスコ動作直後にチルト動作を行うときでも、円滑にチルト動作を行うことができる。
車体に固定されており且つ前記運動変換手段を収容するケーシングを有し、このケーシングの互いに対向する壁面に、前記リンク機構のチルト方向および前記軸長方向の移動を許容するスリットが形成されているのが好ましい。この場合、駆動ギヤや従動ギヤを含む運動変換手段がケーシング内に収容されているので、当該運動変換手段にほこりや砂等が付着するのを防ぐことができ、チルト動作およびテレスコ動作を長期間に亘って円滑に行うことができる。
前記モータの回転を規制するモータロック機構を有するのが好ましい。この場合、チルト動作およびテレスコ動作を行わない通常運転時に駆動ギヤが空回りするのを防ぐことができる。
本発明のステアリング装置によれば、中折れ構造および一体型構造の両方に適用可能であり、しかも省スペース化を図ることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明のステアリング装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係わるステアリング装置Sの全体構成を示す説明図であり、図2〜5はこのステアリング装置Sの要部の斜視説明図である。
ステアリング装置Sは、車室の内部において略上下に傾斜支持された筒型形状のステアリングコラム1と、このステアリングコラム1の内部に回転自在に支持されたステアリング軸2とを備えている。ステアリング軸2はステアリングコラム1を軸方向に貫通しており、当該ステアリング軸2の軸方向上端には操舵部材であるステアリングホイール3が固定されている。また、ステアリングコラム1の下部に突出するステアリング軸2の下端部は、車室の前方外部に配設された舵取機構4の入力軸4aに、両端に自在継ぎ手5を備えた中間軸6を介して回転伝達可能に連結されている。
ステアリングコラム1は、可動ジャケットとしてのチューブ状のアウタージャケット11および固定ジャケットとしてのチューブ状のインナージャケット12が同軸的に摺動自在に嵌め合わされて構成される二分割タイプのものである。また、ステアリング軸2は、チューブ状のアッパーシャフト21と中実のロアーシャフト22を同軸的に摺動自在で且つ入力された操舵力を前記舵取機構4へ伝達できるように嵌め合わせて構成されている。両シャフト21、22は、例えばスプライン嵌合により軸方向移動可能に結合されている。したがって、アウタージャケット11が軸方向に動くとアッパーシャフト21とともにステアリングホイール3も軸方向に動き、アウタージャケット11が上下方向(チルト方向)に揺動するとステアリング軸2とともにステアリングホイール3が上下方向に揺動する。
アウタージャケット11は、取付ステー7を介して車体8に固定された固定ブラケット9aに支持されており、一方、インナージャケット12の下端部は、車体8に固定された固定ブラケット9bにチルト中心軸10を介して支持されている。このチルト中心軸10は、固定ジャケット9bに設けられた支持孔にステアリングコラム1またはステアリング軸2の軸長方向と直交するように挿通されている。これにより、インナージャケット12の下端部はチルト中心軸10の周りに揺動自在となるように車体8に支持されている。
以上の構成を備えたステアリング装置Sでは、操舵のためにドライバーがステアリングホイール3に加える操舵トルクは、ステアリング軸2および中間軸6を介して舵取機構4の入力軸4aに伝達され、当該舵取機構4の動作により操舵が行われる。
なお、本実施の形態に係わるステアリング装置Sは、図1に示されるように、インナージャケット12の下端付近に操舵補助用のモータ13が配設されており、このモータ13よりも上方のインナージャケット12内部にはトルクセンサ14が収容されている。ステアリングホイール3に加えられる操舵トルクをトルクセンサ14により検出し、検出されたトルクに基づいて駆動されるモータ13の回転力をインナージャケット12内部のロアーシャフト22に伝達して、操舵を補助するように構成されている。
図2〜5に示されるステアリング装置Sの要部の斜視説明図では、ステアリングホイールや、インナージャケットの下端付近以遠の構成等は簡単のために省略されている。また、図3および図5では、内部構造を分かりやすくするために、後述するケーシングの壁面の一部の図示が省略されている。すなわち、アウタージャケット11と対向するケーシング壁面以外の壁面の図示が省略されている。
本発明のステアリング装置Sはチルト動作とテレスコ動作とを単一のモータからの伝動により行うものであり、本実施の形態では、固定ブラケット9aに固設されたモータ15の回転をチルト動作またはテレスコ動作に変換する運動変換手段として、当該モータ15の出力軸15aに接続された駆動ギヤであるウォームシャフト16と、このウォームシャフト16と噛合する従動ギヤであるウォームホイール17と、このウォームホイール17と前記ステアリングコラム1のアウタージャケット11とを小ギヤ18を介して連結するリンク機構19とを備えている。
前記モータ15は、その出力軸15aがステアリングコラム1の軸心と平行になるように配設されており、当該出力軸15aの先端には小径ギヤ30が配設されている。この小径ギヤ30は、ステアリングコラム1の軸心と平行になるように配設された前記ウォームシャフト16のモータ15側端部に配設された大径ギヤ31と噛合している。前記小径ギヤ30および大径ギヤ31は減速機構を構成しており、この減速機構によってモータ15の回転が減速されてウォームシャフト16に伝達される。なお、減速機構としては、小径ギヤ30および大径ギヤ31からなるもの以外にも、例えば遊星歯車などを用いることもでき、また、モータ15の回転数自体を制御するなどしてかかる減速機構を省略するようにしてもよい。
ウォームホイール17は、その軸心が前記ウォームシャフト16の軸心と直交するセンターピン32に挿通されており、当該ウォームシャフト16とステアリングコラム1との間のスペースに配設されている。前記小ギヤ18もウォームホイール17から軸方向に所定距離だけ離間した位置でその軸心が前記センターピン32に挿通されており、ウォームホイール17および小ギヤ18は、同心に且つセンターピン32を介して一体的に配設されている。センターピン32の一方の端部32aは、ケーシング33の一壁面33aに形成された軸長方向のスリット34に摺動自在に挿通されている(図2参照)。
リンク機構19は帯板を略U字状に成形加工した略U字状部材からなっており、この略U字状部材の直線部材19a、19bの外側面19a1、19b1には長手方向に沿った細長の凹所35がそれぞれ形成されている。そして、このそれぞれの凹所35の一方の長壁に前記小ギヤ18と噛合するラック歯20が形成されている。すなわち、本実施の形態では、2本の直線部材19a、19bそれぞれに対応して小ギヤ18が配設されている。
本実施の形態では、略U字状部材でステアリングコラム1を挟んでいる、すなわち略U字状部材の円弧状部分19cをステアリングコラム1のアウタージャケット11の周面に固定している。これにより、少なくとも2本の直線部材19a、19bに各小ギヤ18の力を伝達することで、チルト動作およびテレスコ動作時におけるリンク機構19からアウタージャケット11への力の伝達を当該アウタージャケット11の軸心を基準として対称に行うことができる。その結果、アウタージャケット11の片側だけに力(ステアリングコラム1を伸縮または傾動させる力)が作用する場合に比べて円滑にチルト動作およびテレスコ動作を行うことができる。
前記各凹所35の底部には、同じく長手方向に沿ったスリット36が形成されている。このスリット36に前記センターピン32が挿通され、リンク機構19は当該センターピン32によりガイドされつつチルト方向に移動可能とされている。スリット36の幅は、センターピン32の直径よりもわずかに(例えば、0.1mm程度)大きくなるように設定されており、図7に示されるように当該センターピン32によってリンク機構19を支持することができるので、テレスコ動作時においても小ギヤ18とラック歯20との噛み合いを維持することができる。これにより、テレスコ動作直後にチルト動作を行う場合でも、円滑にチルト動作を行うことができる。
センターピン32の他方の端部(図2〜3において手前側の端部32aと反対側の端部)32bは、図4〜5に示されるように、リンク機構19の他方の直線部分19bに形成された細長のスリット36およびケーシング33に形成されたスリット37に挿通され、さらにロック機構を構成する電磁クラッチ38に連結されている。例えば、この電磁クラッチ38をオンオフさせてセンターピン32の端部に設けられた図示しない円板に対する摩擦力を制御することによりセンターピン32、つまりはウォームホイール17の回転を規制することができる。
本実施の形態では、前記小径ギヤ30および大径ギヤ31からなる減速機構、ウォームシャフト16、ウォームホイール17、小ギヤ18およびセンターピン32は、固定ブラケット9aに固定された略矩形状のケーシング33内に配設されている。また、ケーシング33の対向する壁面(図2において上下の壁面)には、リンク機構19の両直線部分19a、19bのチルト方向および軸長方向の移動を許容するスリットが形成されている。このように、ウォームシャフト16やウォームホイール17を含む運動変換手段をケーシング33内に配設することで、前記ウォームシャフト16などにほこりや砂などが付着するのを防ぐことができ、ステアリング装置Sのチルト動作およびテレスコ動作を長期間に亘って円滑に行うことができる。
また、本実施の形態では、減速機構を構成する大径ギヤ31に近接してモータロック機構を構成するソレノイド39が配設されている。このソレノイド39は、前記大径ギヤ31の歯部と噛合し得る係合部39aを有しており、ソレノイド39のオンオフによって当該係合部39aを前記歯部に対して前進または後退させることで係合部39aと歯部とを噛合させたり、噛み合いを解除させたりすることができる。ソレノイド39の係合部39aと大径ギヤ31に歯部とが噛み合った状態ではモータ15の回転が規制される。
なお、モータロック機構は、モータを制御することによりロータの回転をロックするようにしてもよい。
次に、図6〜9を参照しつつ前述したステアリング装置Sにおけるチルト動作およびテレスコ動作について説明する。
図6は図1に示されるステアリング装置Sの動作説明図であり、ステアリングコラム1のアウタージャケット11を側面方向から見た図である。リンク機構19の直線部材19aに形成された凹所35の長壁のうち図6において左側の壁41aにラック歯20が形成されている(図7参照)。そして、このラック歯20が形成された長壁41aと対向する長壁41bと小ギヤ18の周面との間に隙間42が設けられている。
また、本実施の形態では、チルト動作またはテレスコ動作を行わない通常時において、前記ロック機構(電磁クラッチ38)およびモータロック機構(ソレノイド39)は、いずれも電源オフの状態でロックが働くように設定されている。
[チルト動作]
まず電磁クラッチ38およびソレノイド39に通電され、両方のロックが解除される。これによりウォームシャフト16の回転が可能となり、この状態でモータ15を回転させると当該回転は減速機構により減速されてウォームシャフト16に伝達される。ロック機構は規制が解除されているので、ウォームシャフト16が回転すると当該ウォームシャフト16と噛み合っているウォームホイール17が回転する。ウォームホイール17と小ギヤ18はセンターピン32を介して一体的にされているので、ウォームホイール17が回転すると、小ギヤ18も回転する。この小ギヤ18はそれぞれの前記凹所35の一方の長壁41aに形成されたラック歯20とそれぞれ噛合し、且つ、小ギヤ18の周面と凹所の他方の長壁41bとの間には隙間42が設けられているので、小ギヤ18の回転によってリンク機構19は、図6および図8において上下方向(チルト方向)に移動する。これにより、リンク機構19が固定されたアウタージャケット11がチルト方向に移動してチルト動作が行われる。
[テレスコ動作]
まず電磁クラッチ38、およびソレノイド39のうちモータロック機構を構成するソレノイド39にだけ通電され、モータロックが解除される。ウォームホイール17の回転を規制するロックは解除されず保持されたままである。この状態でモータ15を回転させると当該回転は減速機構により減速されてウォームシャフト16に伝達される。ウォームシャフト16が回転しても、ウォームホイール17は回転が規制されているので、ウォームシャフト16と噛合するウォームホイール17は非回転の状態でウォームシャフト16上を図6および図9において左右方向(軸長方向)に移動する。ウォームホイール17の左右方向の動きは、リンク機構19を介して当該リンク機構19が固定されたアウタージャケット11に伝達され、アウタージャケット11が軸長方向に移動してテレスコ動作が行われる。
なお、本実施の形態では、モータ15、ウォームシャフト16、およびウォームホイール17をステアリングコラム1の下部に設けたが、本発明はこれに限定されるものではない。
図10〜11は、本発明の他の実施の形態に係るステアリング装置の要部を示しており、図10はモータ側から見た斜視図であり、図11はモータと反対側から見た斜視図である。図10〜11において、図1〜5の構成と同様、運動変換手段としてウォームシャフト116、ウォームホイール117、リンク機構119を備えている。
図10〜11に示される実施の形態では、ステアリングコラム101の片側のやや下方にモータ115、ウォームシャフト(駆動ギヤ)116、およびウォームホイール(従動ギヤ)117が配設されている。図において、ステアリングコラム101は、ステアリングホイール(図示せず)側(図10において左手前側)に配置される可動ジャケットであるアウタージャケット111のみを図示し、固定ジャケットであるインナージャケットは図示を省略している。また、モータおよび各ギヤを覆うカバーについても図示を省略している。
前記モータ115およびウォームシャフト116は、取付ステー107を介して車体側に固定された第1ブラケット108に配設されている。モータ115は、ステアリングコラム101の片側のやや下方において、その出力軸が当該ステアリングコラム101の軸心と平行になるように配設されており、当該出力軸の先端には小径ギヤ130が配設されている。この小径ギヤ130は、ステアリングコラム101の軸心と平行になるように配設されたウォームシャフト116のモータ115側端部に配設された大径ギヤ131と噛合している。前記小径ギヤ130および大径ギヤ131は減速機構を構成している。
ウォームホイール117は、その軸心が前記ウォームシャフト116の軸心と直交するセンターピン132に挿通されており、当該ウォームシャフト116の下方に配設されている。そして、前記ウォームホイール117から軸方向に所定距離だけ離間した位置において、その軸心が前記センターピン132に挿通されるように小ギヤ118が配設されている。前記ウォームホイール117および小ギヤ118は、同心に且つセンターピン132を介して一体的に配設されている。センターピン132は、第1ブラケット108に形成された軸長方向のスリット140に沿って移動可能である。
図10〜11において、110はアウタージャケット111に固設された略コの字状部材からなる第3ブラケットであり、この第3ブラケット110に、同じく略コの字状部材からなる第2ブラケット109が固設されている。そして、この第2ブラケット109の対向する内壁面109aのそれぞれにU字状部材からなるリンク機構119がそれぞれ固設されている。各リンク機構119の2本の直線部119aのうち一方の内壁面には前記小ギヤ118と噛合するラック歯120が形成されている。また、各リンク機構119の凹所は内側面に設けられているが、図7に示されるようなリンク機構19と同様、スリットとラック歯が設けられており、小ギヤ118とラック歯120との噛み合いは維持される。
前記アウタージャケット111、第3ブラケット110、第2ブラケット109および各リンク機構119は一体的に構成されている。また、第2ブラケット109および第3ブラケット110は、第1ブラケット108に対してチルト方向およびテレスコ方向に移動可能に構成されている。このように、各リンク機構119に対応して小ギヤ118が配設されていることにより、少なくとも2つのリンク機構に各小ギヤ118の力を伝達することで、チルト動作およびテレスコ動作におけるリンク機構からアウタージャケット111への力の伝達を当該アウタージャケット111の軸心を基準として対称に行うことができる。
また、本実施の形態では、カムおよびカムフォロワからなる第1ロック機構141が設けられており、ロック時にはカムおよびカムフォロワの噛み合いにより第2ブラケット109および第3ブラケット110を第1ブラケット108で挟むことで、第2ブラケット109および第3ブラケット110と、第1ブラケット108とのチルト方向およびテレスコ方向の相対移動を規制することができる(チルトテレスコロック)。さらに、図示を省略しているが、前述した実施の形態と同様に、ウォームホイール117の回転を規制し得る電磁クラッチからなる第2ロック機構が設けられている。
なお、第1ロック機構は、図1〜5の構成と同様に、モータの回転をロックするモータロック機構としてもよい。
図10〜11に示される実施の形態の場合、チルト時には、まず第1ロック機構141および第2ロック機構が解除される。これによりチルトテレスコ動作およびウォームシャフト116の回転が可能となり、この状態でモータ115を回転させると当該回転は減速機構により減速されてウォームシャフト116に伝達される。そして、ウォームシャフト116が回転すると当該ウォームシャフト116と噛み合っているウォームホイール117が回転する。ウォームホイール117と各小ギヤ118はセンターピン132を介して一体的にされているので、ウォームホイール117が回転すると、各小ギヤ118も回転する。この各小ギヤ118は各リンク機構119に形成されたラック歯120とそれぞれ噛合しているので、当該各小ギヤ118の回転によって各リンク機構119は、図10〜11において斜め上下方向(チルト方向)に移動する。これにより、リンク機構119が固定された第2ブラケット109、およびこの第2ブラケット109と一体的にされた第3ブラケット110およびアウタージャケット111がチルト方向に移動してチルト動作が行われる。このとき、第1ロック機構141は、第1ブラケット108に形成されたチルト方向のスリット142に沿って移動する。
一方、テレスコ時においては、まず第1ロック機構141だけが解除され、第2ロック機構はロックされている。この状態でモータ115を回転させると当該回転は減速機構により減速されてウォームシャフト116に伝達される。ところがウォームシャフト116が回転しても、ウォームホイール117は第2ロック機構によって回転が規制されているので、ウォームシャフト116と噛合するウォームホイール117は非回転の状態でウォームシャフト116上を軸長方向に移動する。このとき、ウォームホイール117は、第1ブラケット108に形成された軸長方向のスリット140に沿って移動する。また、第1ロック機構141は軸長方向には移動せず、第3ブラケット110が、当該第3ブラケット110に形成された軸長方向のスリット143に沿って第1ロック機構141(第1ブラケット108)に対して軸長方向に移動する。ウォームホイール117の軸長方向の動きは、各リンク機構119を介して当該各リンク機構119が固定された第2ブラケット109、およびこの第2ブラケット109と一体的にされた第3ブラケット110およびアウタージャケット111に伝達されて、当該アウタージャケット111が軸長方向に移動してテレスコ動作が行われる。
本発明のステアリング装置の一実施の形態の全体構成を示す説明図である。 図1に示されるステアリング装置の要部の斜視説明図である。 図1に示されるステアリング装置の要部の斜視説明図である。 図1に示されるステアリング装置の要部の斜視説明図である。 図1に示されるステアリング装置の要部の斜視説明図である。 図1に示されるステアリング装置の動作説明図である。 小ギヤとラック歯の噛合部の断面説明図である。 図1に示されるステアリング装置におけるチルト動作の説明図である。 図1に示されるステアリング装置におけるテレスコ動作の説明図である。 本発明のステアリング装置の他の実施の形態の要部の斜視説明図である。 本発明のステアリング装置の他の実施の形態の要部の斜視説明図である。
符号の説明
1・・・ステアリングコラム、2・・・ステアリング軸、3・・・ステアリングホイール(操舵部材)、4・・・舵取機構、5・・・自在継ぎ手、6・・・中間軸、8・・・車体、9a・・・固定ブラケット、9b・・・固定ブラケット、11・・・アウタージャケット、12・・・インナージャケット、13・・・モータ、14・・・トルクセンサ、15・・・モータ、16・・・ウォームシャフト(運動変換手段、駆動ギヤ)、17・・・ウォームホイール(運動変換手段、従動ギヤ)、18・・・小ギヤ、19・・・・・・リンク機構(運動変換手段)、19a・・・直線部材、19b・・・直線部材、20・・・ラック歯、21・・・アッパーシャフト、22・・・ロアーシャフト、30・・・小径ギヤ、31・・・大径ギヤ、32・・・センターピン、33・・・ケーシング、34・・・スリット、35・・・凹所、36・・・スリット、37・・・スリット、38・・・電磁クラッチ(ロック機構)、39・・・ソレノイド(モータロック機構)、41a・・・長壁、41b・・・長壁、101・・・ステアリングコラム、108・・・第1ブラケット、109・・・第2ブラケット、110・・・第3ブラケット、111・・・アウタージャケット、112・・・インナージャケット、115・・・モータ、116・・・ウォームシャフト(運動変換手段、駆動ギヤ)、117・・・ウォームホイール(運動変換手段、従動ギヤ)、118・・・小ギヤ、119・・・リンク機構(運動変換手段)、120・・・ラック歯、132・・・センターピン

Claims (6)

  1. 車室の内部に略上下に傾斜支持されたステアリングコラムを軸長方向に伸縮させ、前記ステアリングコラム内に配設されたステアリング軸の端部に取り付けられた操舵部材の位置を調節するテレスコ動作と、前記ステアリングコラムを傾動させ、前記操舵部材の位置を調節するチルト動作とを単一のモータからの伝動により行うステアリング装置であって、
    前記モータの出力軸に接続された駆動ギヤと、この駆動ギヤと噛合する従動ギヤと、この従動ギヤと前記ステアリングコラムとをギヤを介して連結するリンク機構とを含み、前記チルト動作時に、前記リンク機構を従動ギヤに対してチルト方向に相対移動させ、前記テレスコ動作時に、前記従動ギヤおよびリンク機構を前記軸長方向に移動させるように、前記モータの回転をチルト動作またはテレスコ動作に変換する運動変換手段を備えたことを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記運動変換手段が、前記リンク機構においてチルト方向に沿って設けられたラック歯と、前記従動ギヤと同心に且つ一体的に設けられ、前記リンク機構のラック歯と噛合する小ギヤとを含んでおり、前記チルト動作時に、前記従動ギヤの回転に応じて前記リンク機構がチルト方向に移動するように構成されている請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記運動変換手段が前記従動ギヤの回転を規制するロック機構を含むとともに、前記駆動ギヤが前記軸長方向に沿って配設されたウォームシャフトからなっており、前記テレスコ動作時に、前記従動ギヤの回転の規制に伴い当該従動ギヤが前記ウォームシャフトの回転に応じて当該ウォームシャフト上を移動するとともに、前記リンク機構が前記軸長方向に移動するように構成されている請求項1または2に記載のステアリング装置。
  4. 前記従動ギヤおよび小ギヤと同心に且つ一体的にセンターピンが設けられており、
    前記リンク機構は、前記センターピンが挿通されるとともに当該センターピンのチルト方向の移動を許容するスリットであって、その幅がセンターピンの直径よりもわずかに大きいスリットを有する請求項2または3に記載のステアリング装置。
  5. 車体に固定されており且つ前記運動変換手段を収容するケーシングを有し、このケーシングの互いに対向する壁面に、前記リンク機構のチルト方向および前記軸長方向の移動を許容するスリットが形成されている請求項1〜4に記載のステアリング装置。
  6. 前記モータの回転を規制するモータロック機構を有する請求項1〜5に記載のステアリング装置。
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