JP2010115872A - 流体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス時における廃インク量を低減することのできる流体噴射装置を提供する。
【解決手段】本発明のインクジェットプリンタ1は、互いに異なる種類のインクを貯留する複数のインクカートリッジ6と、複数のインクカートリッジ6のそれぞれにサブタンク2を介して接続されたノズル列を有する記録ヘッド3と、複数のノズル列からインクを吸引するメンテナンス機構14と、複数のインクカートリッジ6の加圧状態を調整することで吸引時にインクが排出されるノズル列を選択する圧力調整ユニット33と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体噴射装置に関するものである。
流体噴射装置として、記録ヘッドのノズルより記録媒体にインクを噴射するインクジェット式記録装置(以下、インクジェットプリンタとする)が知られている。こうしたインクジェットプリンタにおいて、例えば特許文献1に開示されているように、キャリッジとは別に設けられたインクカートリッジと記録ヘッドとの間をインク供給流路で連結し、該インク供給流路を介してインクカートリッジから記録ヘッドへとインクを供給するオフキャリッジタイプがある。この場合、インクカートリッジ内のインクパックをポンプによって加圧することにより、インクが供給チューブを介して記録ヘッドへと供給されるようになっている。
特開2006−224531号公報
ところで、ノズルよりインクが噴射されない時間が長時間に及ぶと、記録ヘッド内のインクの粘度が増大して、インクを良好に噴射できなくなる状況(目詰まりノズル)が生じる可能性がある。このため、記録ヘッドのノズル形成面とキャップ部材との間に空間を形成し、その空間を、吸引ポンプを用いて吸引することによってノズルよりインクを排出する吸引動作が行われる。このとき、加圧ポンプを駆動させて、複数あるインクカートリッジを一斉に加圧しながら処理が行われるが、メンテナンスを必要としないノズルからもインクが吸引されてしまうので、無駄に排出されるインク量が多いという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、メンテナンス時における廃インク量を低減することのできる流体噴射装置を提供することを目的としている。
本発明の流体噴射装置は、上記課題を解決するために、互いに異なる種類の流体を貯留する複数の流体貯留部と、前記複数の流体貯留部のそれぞれに自己封止弁を介して接続された複数のノズル列を有した流体噴射ヘッドと、前記複数のノズル列から前記流体を吸引する吸引機構と、前記複数の流体貯留部の圧力状態を調整することで吸引動作時に前記流体が排出される前記ノズル列を選択する選択機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、選択機構により、所望のノズル列、つまりメンテナンスの必要なノズル列に対してのみ吸引動作を実施することが可能となる。これにより、メンテナンスを必要としないノズル列から無駄に流体が排出されてしまうのを防止することができる。
また、前記選択機構が複数の加圧装置を備えていることが好ましい。
本発明によれば、複数の加圧装置によって各流体貯留部の圧力状態を調整することが可能となる。
また、隣り合う前記ノズル列に異なる前記加圧装置が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、隣り合うノズル列に対応(接続)する各流体貯留部の圧力状態を個別に調整することが可能である。例えば、一方の流体貯留部を加圧状態にし、他方の流体貯留部を非加圧状態にしておくことで、隣り合うノズル列に対して吸引動作を実施しても、非加圧状態にある流体貯留部に対応するノズル列から流体が排出されることはほとんどない。したがって、各流体貯留部の圧力を調整することで、特定のノズル列に対してのみメンテナンスを実施することができる。
また、前記複数の流体貯留部それぞれに対する加圧および加圧解除を切り換える複数の切換弁を備えたことが好ましい。
本発明によれば、流体貯留部ごとに切換弁を設けることによって、一つの加圧装置で吸引動作時に流体が排出されるノズル列を選択することが可能となる。
また、前記加圧装置が、前記流体貯留部に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、メンテナンス対象のノズル列とそうでないノズル列とにおける流路間の圧力調整を容易に行える。
また、前記加圧装置が、前記流体貯留部と前記自己封止弁との間に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、メンテナンス対象のノズル列とそうでないノズル列とにおける流路間の圧力調整を少ない電力で容易に行える。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明に係る流体噴射装置として、シリアル方式のインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1という)を例示する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1(以下、単にプリンタ1と呼ぶこともある)の概略構成を示す一部分解図である。
プリンタ1は、プリンタ本体5と、当該プリンタ本体5内に設けられたキャリッジ4とを有している。キャリッジ4には、サブタンク2と記録ヘッド3(流体噴射ヘッド)とが搭載されている。
プリンタ本体5には、キャリッジ移動機構65と、記録ヘッド3のクリーニング動作や保湿動作等のメンテナンス動作を行うメンテナンス機構14と、サブタンク2に供給されるインクを貯留するインクカートリッジ6(流体貯留部)とが設けられている。また、プリンタ本体5には、記録紙80(図4)を搬送する紙送り機構81(図4)が設けられている。
紙送り機構81は、紙送りモータなどから構成されており、この紙送り機構81によって記録紙80が記録(印字・印刷)動作に連動するようにプラテン13上に順次送出されるようになっている。また、プリンタ本体5には、プリンタ1の動作を統括的に制御する制御装置60が設けられている。
キャリッジ移動機構65はプリンタ本体5の長手方向(幅方向)に沿ってキャリッジ4を往復移動させる移動機構であり、プリンタ本体5の幅方向に架設されたガイド軸8と、パルスモータ9と、パルスモータ9の回転軸に接続された駆動プーリー10と、プリンタ本体5の幅方向の端部に設けられた遊転プーリー11と、駆動プーリー10と遊転プーリー11との間に掛け渡されたタイミングベルト12を有している。キャリッジ4はタイミングベルト12に接続されている。パルスモータ9の駆動によってキャリッジ4が駆動プーリー10と遊転プーリー11との間をガイド軸8に沿って往復移動するようになっている。
メンテナンス機構14(吸引機構)は、キャップ部材15を有している。キャップ部材15は例えばゴム等の弾性材から構成されたトレー形状の部材であり、キャリッジ4の移動領域内のうち記録領域から外れた場所、例えばプリンタ本体5の端部(駆動プーリー10側)に配置されている。キャップ部材15が配置されている場所はキャリッジ4のホームポジションとなる。ホームポジションとは、プリンタ1の電源がオフになっている場合や長時間にわたって記録が行われない場合などに、キャリッジ4が待機する場所である。キャップ部材15には大気開放バルブ36および吸引ポンプ15aが接続されている。キャップ部材15に排出された廃インクは、排出チューブ58を介して接続される廃インクタンク59において回収される。
インクカートリッジ6は、記録に用いられるインクが貯留された流体貯留部である。本実施形態では、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4種類のインクを使用するプリンタ構成となっていることから、各色インクに対応する4つのインクカートリッジ6がカートリッジホルダ16に収容されている。インクカートリッジ6とサブタンク2との間はインク供給チューブ34によって接続されている。
インクカートリッジ6は、中空箱形状に形成されたケース部材6Aと、可塑性材料によって形成されたインクパック6Bとから構成されており、ケース部材6A内の収容室にインクパック6Bを収容している。
プリンタ本体5の端部(図1における右端部)においてカートリッジホルダ16の近傍には、圧力調整ユニット33(選択機構)が搭載されている。圧力調整ユニット33は、第1ポンプP1(加圧装置)、第2ポンプP2(加圧装置)、および圧力センサ35を備えており、各ポンプP1,P2から第1空気供給チューブ32aおよび第2空気供給チューブ32bを介して加圧空気を各インクカートリッジ6に送り出す装置である。
第1ポンプP1は第1空気供給チューブ32aに接続され、また、第2ポンプP2は第2空気供給チューブ32bに接続されており、それぞれが各チューブ32a,32b内に加圧空気を排出する。第1ポンプP1および第2ポンプP2は、ダイヤフラム式ポンプである。
第1空気供給チューブ32aは、その下流側の分配器によって複数(2本)に分岐し、これらのうち一方がインクカートリッジ6(Bk)に接続され、他方がインクカートリッジ6(C)に接続されている。
第2空気供給チューブ32bは、下流側の分配器によって複数(2本)に分岐し、これらのうち一方がインクカートリッジ6(Y)に接続され、他方がインクカートリッジ6(M)に接続されている。
圧力センサ35は、第1ポンプP1および第2ポンプP2からそれぞれ排出される加圧空気の圧力を検出し、その圧力に応じた検出値を出力可能なセンサである。圧力センサ35とポンプP1,P2は、制御装置60を介して電気的に接続されている。このため、制御装置60は、圧力センサ35の検出結果に基づいてポンプP1,P2から排出される加圧空気の圧力調整を行うようになっている。本実施形態では、第1ポンプP1と第2ポンプP2との圧力差が所定の設定圧となるように駆動制御を行う。これにより、各色のインクカートリッジ6内に安定した圧力で加圧空気を送り込むことができるので、記録ヘッド3の各ノズル列Lにインクを安定供給することが可能となっている。
図2は、サブタンク2(自己封止弁)及び記録ヘッド3の構成を説明する断面図である。サブタンク2は、同図に示すように、インク供給チューブ34の端部に設けられた拡幅部であり、ポリプロピレン等の樹脂製材料によって成型されている。このサブタンク2は、インク室27、弾性シート26、針接続部28、接続流路29及びタンク部フィルタ30を有している。
インク室27は、断面視擂鉢状の凹部であり、インク供給チューブ34から供給されるインクを保持する部位である。このインク室27は不図示のインク流入口を介してインク供給チューブ34(図1)に接続されている。インク室27の図中左側は幅が狭くなるように形成されており、図中右側は開口部になっている。
弾性シート26は、インク室27の開口部に貼り付けられた透明なシートである。この弾性シート26はインク室27を収縮させる方向及びインク室27膨張させる方向の両方向に変形可能になっている。弾性シート26の変形によってインクの圧力変動が吸収され、サブタンク2内で圧力変動が吸収された状態でインクが記録ヘッド3側に供給されるようになっている。このようにサブタンク2は圧力ダンパとして機能するようになっている。
針接続部28は、インク導入針22が挿入される部位であり、サブタンク2の下方に突出するように設けられている。針接続部28にはシール部材31が嵌め込まれている。このシール部材31はインク導入針22が液密に嵌入されるようになっている。
接続流路29は、インク室27と針接続部28との間でインクを流通させる流路である。タンク部フィルタ30は、インク室27から接続流路29へと移動するインクを濾過するフィルタであり、接続流路29とインク室27との境界に取り付けられている。
記録ヘッド3は、導入針ユニット17と、ヘッドケース18と、流路ユニット19と、アクチュエータユニット20とを有している。
導入針ユニット17は、インク導入針22、フィルタ21及びインク導入路23を有している。インク導入針22は上端部が先細りになった筒状部材であり、この先細りの上端部がサブタンク2に装着された状態になっている。インク導入針22の上端部にはサブタンク2からインクをインク導入針22内部に導入するための導入口21aが設けられている。
フィルタ21は、インク導入針22の下端面を覆うように配置されている。インク導入路23は、フィルタ21を介してインク導入針22の内部に連通されている。インク導入路23の下端はパッキン24を介してヘッドケース18内部に接続されている。
図3(a)は、記録ヘッド3の概略構成を示す断面図、図3(b)は、ノズル基板43をノズル形成面43a側から見た平面図である。同図に示すように、ヘッドケース18の底部に流路ユニット19が接合された状態になっている。
ヘッドケース18は合成樹脂製の中空箱状部材であり、ヘッドケース18の内部にはケース流路25及び収容空部37が形成されている。ケース流路25はヘッドケース18の高さ方向を貫通するように形成されている。ケース流路25の上端は図2に示したパッキン24を介して導入針ユニット17のインク導入路23に連通されている。ケース流路25の下端は、流路ユニット19内の共通インク室44に連通されており、インク導入針22から導入されたインクがインク導入路23及びケース流路25を通じて共通インク室44側に供給されるようになっている。
収容空部37の上端面にはパッキン24を介在した状態で導入針ユニット17が取り付けられている。収容空部37内にはアクチュエータユニット20が収容されている。アクチュエータユニット20は、櫛歯状に配列された複数の圧電振動子38と、この圧電振動子38が接合される固定板39と、プリンタ本体側からの駆動信号を圧電振動子38に供給する配線部材としてのフレキシブルケーブル40とから構成される。各圧電振動子38は固定端部側が固定板39上に接合され自由端部側が固定板39の先端面よりも外側に突出しており、いわゆる片持ち梁の状態で固定板39上に取り付けられている。アクチュエータユニット20は、収容空部37を区画するケース内壁面に固定板39の背面を接着することで収容空部37内に収納、固定されている。
流路ユニット19は、振動板(封止板)41、流路基板42及びノズル基板43を有している。これら振動板41、流路基板42及びノズル基板43はこの順に積層された状態になっており、不図示の接着剤で接合され一体化されている。振動板41、流路基板42及びノズル基板43は、共通インク室44からインク供給口45及び圧力室46を通り、ノズル47に至るまでの一連のインク流路を形成する部材である。
圧力室46は、ノズル47の配列方向に対して直交する方向に細長い空間として形成されている。共通インク室44は、ケース流路25と連通されており、インク導入針22側からのインクが導入される空間である。共通インク室44に導入されたインクは、インク供給口45を通じて各圧力室46に分配されるようになっている。
ノズル基板43は、例えばステンレス鋼などの金属からなる板材であり、ドット形成密度に対応したピッチ(例えば180dpi)で配列された複数のノズル47が形成されている。図3(b)に示すように、ノズル47は、各サブタンク2に対応して複数列設けられた状態になっている。本実施形態ではプリンタの4色インクに対応して4列(L(Bk),L(M),L(C),L(Y))設けられている。1つのノズル列Lは、例えば、180個のノズル47によって構成されている。なお、図3(b)ではノズル47の数を少なく描いている。
ノズル基板43と振動板41との間に配置される流路基板42は、インク流路となる流路部、具体的には、共通インク室44、インク供給口45及び圧力室46となる空部が区画形成された板状の部材である。流路基板42は例えば結晶性を有する基材であるシリコンウェハーを異方性エッチング処理することによって作製されている。
振動板41は、ステンレス鋼等の金属製の支持板上に弾性フィルムをラミネート加工した二重構造の複合板材である。この振動板41の圧力室46に対応する部分には、エッチングなどによって支持板を環状に除去することで、圧電振動子38の先端面が接合される島部48が形成されている。この島部48は、ダイヤフラム部として機能する。
振動板41は、圧電振動子38の作動に応じて島部48の周囲の弾性フィルムが弾性変形するように構成されており、流路基板42の一方の開口面を封止し、コンプライアンス部49として機能するようにもなっている。このコンプライアンス部49に相当する部分についてはダイヤフラム部と同様にエッチングなどにより支持板が除去され弾性フィルムだけが残った状態になっている。
上記の記録ヘッド3において、フレキシブルケーブル40を通じて駆動信号が圧電振動子38に供給されると、この圧電振動子38が素子長手方向に伸縮し、これに伴い島部48が圧力室46に近接する方向或いは離隔する方向に移動するようになっている。島部48の移動によって圧力室46の容積が変化し、圧力室46内のインクに圧力変動が生じ、この圧力変動によってノズル47からインク滴Dが吐出されるようになっている。
以下、インクジェットプリンタ1のメンテナンス動作(吸引動作)について図4および図5を用いて説明する。図4はメンテナンス動作を説明するためのプリンタの概略図、図5はメンテナンス動作フローを示す図である。吸引動作は、吸引ポンプ15aによる負圧を記録ヘッド3に作用させて記録ヘッド3からインクを吸引排出させ、ノズル47の目詰まりなどを防止するための動作である。
まず、記録ヘッド3のノズル列L(Bk)に対する吸引動作について述べる。図4に示すように、吸引動作は記録ヘッド3がホームポジションに配置された状態で行われる。制御装置60は、記録ヘッド3をホームポジションに配置した後、キャップ部材15を上昇させて、記録ヘッド3のノズル列L(Bk)およびノズル列L(M)を封止する(図5:S1)。
次に、制御装置60は、第1ポンプP1から排出される空気の圧力を検出し、圧力センサ35の検出結果に基づいて所望の圧力となるように第1ポンプP1を駆動する(図5:S2)。
第1ポンプP1の作動によって排出された加圧空気が第1空気供給チューブ32aを介してインクカートリッジ6(Bk)、6(C)内の空間に導入されると、この加圧空気の空気圧(加圧力)によって各インクパック6Bを押圧状態にすることができる。これにより、各インクパック6B内のインクが各々のインク供給チューブ34を介して各サブタンク2(Bk),2(C)へと供給(補給)されるようになっている。インクはサブタンク2(Bk),2(C)内で一時貯留され、圧力調整された状態で記録ヘッド3へと供給される。
次に、制御装置60は、吸引ポンプ15aを作動させてキャップ部材15の内部を減圧する(図5:S3)。すると、記録ヘッド3に複数あるノズル列Lのうち、ノズル列L(Bk)の各ノズル47からインクが排出(吸引)される。ノズル列L(Bk)に繋がるインクカートリッジ6(Bk)は、第1ポンプP1の作用によって加圧状態にある。このため、キャップ部材15内が減圧になるとそれに伴ってノズル列L(Bk)の各ノズル47からキャップ部材15内へとブラックインクがスムーズに排出されることになる。
このとき、吸引ポンプ15aの出力によっては、キャップ部材15によって封止されているノズル列L(M)からもインクが若干排出されることもある。しかし、ノズル列L(M)に繋がるインクカートリッジ6(M)はポンプP1の作用を受けておらず加圧状態にないため、ノズル列L(M)のノズル47からはインクは排出され難い。このため、ノズル列L(Bk),L(M)に対して同時に吸引動作を行ったとしても、ノズル列L(M)から排出されるインク量はノズル列L(Bk)から排出される量に比べるとほんの僅かである。
なお、第1ポンプP1の作用によってインクカートリッジ6(C)も加圧状態にあるが、ノズル列L(C)はキャップ部材15によって覆われることなく露出していることから、ノズル列L(C)の外側の圧力とサブタンク2(C)内の圧力とに差が生じないため、サブタンク2における圧力ダンパ機能によりインクは排出されない。
次に、ノズル列L(M)に対して吸引動作を施す。この場合、キャップ部材15で記録ヘッド3のノズル列L(Bk),L(M)を封止したまま、第1ポンプP1を停止して第2ポンプP2を作動させる(図5:S4)。すると、インクカートリッジ6(M)が加圧状態となるので、吸引ポンプ15aの作用によってノズル列L(M)からインクが排出される。
次に、ノズル列L(C)に対して吸引動作を施す。まず、大気開放バルブ36を開弁してキャップ部材15内を大気開放し、記録ヘッド3(ノズル列L(Bk),L(M))に対するキャッピングを解除する(図5:S5)。
その後、大気開放バルブ36を再び閉弁してキャップ部材15で記録ヘッド3のノズル列L(C),L(Y)を封止し(図5:S6)、第1ポンプP1および吸引ポンプ15aを作動させる(図5:S7,S8)。第1ポンプP1を作動させた後にキャッピングを行っても良い。そして、第1ポンプP1によってインクカートリッジ6(C)は加圧状態にあることから、キャップ部材15内の減圧に伴って記録ヘッド3のノズル列L(C)からインクが排出される。
次に、ノズル列L(Y)に対して吸引動作を施す。キャップ部材15で記録ヘッド3のノズル列L(Y),L(C)を封止したまま、第1ポンプP1を停止して第2ポンプP2を作動させる(S9)。その後、吸引ポンプ15aによってキャップ部材15の内部を減圧すると、ノズル列L(Y)からインクが排出される。
そして、メンテナンス処理が終了すると、制御装置60は大気開放バルブ36を開弁してキャッピングを解除する(図5:S10)。
なお、上述した吸引動作は一実施例であって動作の順番などは適宜変更可能である。
なお、記録動作においては、各ポンプP1,P2を同じ出力で駆動させて、各インクカートリッジ6が均等に加圧する。これにより、全インクカートリッジ6が押圧状態とされているので、圧電振動子38の駆動に伴ってノズル47からインクが吐出される。また、ノズル47の吐出量に応じたインクがサブタンク2内から記録ヘッド3へ補給されるとともに、サブタンク2内にもインクカートリッジ6側からインクが補給されることになる。このようにして記録動作が実行される。
以上述べたように、本実施形態によれば各インクカートリッジ6の圧力状態を調整することで、吸引動作時にインクが排出されるノズル列Lを選択することができる。つまり、記録ヘッド3に複数あるノズル列Lのうち、メンテナンス対象となるノズル列Lに対して選択的に吸引動作を実施することが可能になり、メンテナンス対象でないノズル列Lから排出されるインクの量を大幅に減らすことができる。これにより、メンテナンス対象でないノズル列Lからもインクを排出させていた従来に比べて、無駄に排出されるインクの量を大幅に低減できる。したがって、インクカートリッジ6の交換時期を延長できるとともに、インクカートリッジ6にかかるコストが抑えられる。
また、本実施形態では複数あるインクカートリッジ6をグループごとに加圧制御することができるので、記録ヘッド3にインクを初期充填する際には、第1ポンプP1および第2ポンプP2を、それぞれに接続されたインクカートリッジ6内に貯留されるインクの種類(粘性)などに応じて出力制御することが可能となる。これにより、各色のインクの充填時間に偏りが生じるのを抑えることができるようになる。
従来のようにメンテナンス機構14側から吸引して複数色同時に記録ヘッド3に対して初期充填させる場合は、インクの粘度の違いなどによって充填時間に偏りが生じてしまっていた。粘度の高いインクは他の粘性の低いインクに比べて充填時間が長くなる。全色のインクの充填が終了するまで初期充填作業は継続されるので、記録ヘッド3から溢れた(粘度の低い)インクは排出されることになる。このため、初期充填作業において正常なインクが多く廃棄されてしまうことが問題となっていた。
これに対し、本実施形態では第1ポンプP1および第2ポンプP2の出力を制御することによって、インクの種類に応じた最適な初期充填シーケンスを選ぶことができる。例えば、粘度の高いインクが貯留されたインクカートリッジ6に接続されたポンプの出力を高め、粘性の引くインクが貯留されたインクカートリッジ6に接続されたポンプの出力を低くすることによって、粘性の異なる各インクの充填作業が略同時に終わるように時間調整することが可能である。ここで、各第1ポンプP1および第2ポンプP2と各インクカートリッジ6との接続関係はインクの種類に応じて設定しておくことが好ましい。
これにより、記録ヘッド3に対する各インクの初期充填作業時間が短くなるとともに、廃インク量も減らすことができる。したがって、連続記録動作時間を延長することが可能となる。
(他の動作方法)
図5にフローを示した吸引動作では、メンテナンスの対象となるノズル列Lに応じて、第1ポンプP1あるいは第2ポンプP2のいずれかを作動させ、一方を作動させている間は他方のポンプは停止させていた。プリンタ1は、隣り合うノズル列Lで異なるポンプP1,P2の作用を受ける構成となっている。このため、一方のポンプを加圧駆動させている間、他方のポンプを停止させていると、上述したようにキャップ部材15内の減圧の影響を受けてメンテナンス対象でないノズル列Lからも強制的にインクが排出されてしまう。排出されるインクは僅かであってもその分だけインクが無駄になってしまう。
そこで、第1ポンプP1および第2ポンプP2のうちどちらか一方を加圧ポンプとして作用させている間は、他方を減圧ポンプとして作用させるようにすることが好ましい。例えば、第1ポンプP1を加圧駆動させている間、第2ポンプP2を減圧駆動させれば、メンテナンス対象でないノズル列Lに繋がるサブタンク2内は減圧状態となるのでこのノズル列Lからはインクが排出されにくくなる。ここで、第2ポンプP2の出力は吸引ポンプ15aの出力に応じて設定され、キャップ部材15内の減圧の影響を受けない程度に設定し、メンテナンス対象でないノズル列Lからはインクが排出されないようにする。これは、第2ポンプP2を加圧駆動させ、第1ポンプP1を減圧駆動させる場合にも同様である。
Figure 2010115872
表1に、吸引動作時における第1ポンプP1および第2ポンプP2の駆動関係の例を示す。表1に示すように、一方のポンプを減圧駆動させ、他方のポンプを停止させておいても良い。
このように、吸引動作では、メンテナンス対象のノズル列Lとそうでないノズル列Lとの流路間に圧力差を生じさせるように各ポンプP1,P2の駆動制御を行う。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態のメンテナンス(吸引)動作を説明するための全体模式図である。以下に示す第2実施形態のインクジェットプリンタ70の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、圧力調整ユニットの構成が異なっている。よって以下では、先の実施形態と異なる部分について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において図1〜図4と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
本実施形態のインクジェットプリンタ70は、加圧用ポンプ71、切換弁72および圧力センサ35を有する圧力調整ユニット77を有し、複数の空気供給チューブ73を介して加圧空気を各インクカートリッジ6に送り出すようになっている。
空気供給チューブ73は、その下流側において複数(4本)に分岐し、それぞれが各インクカートリッジ6に接続されている。本実施形態においては、各空気供給チューブ73上に切換弁72が配設されている。これら切換弁72は、制御装置60においてその開閉動作が制御され、記録動作時とメンテナンス時とで加圧空気を供給するインクカートリッジ6が適宜選択できるようになっている。
キャップ部材75は、記録ヘッド3の全ノズル列Lを封止できる大きさで形成されている。
本実施形態のインクジェットプリンタ70のメンテナンス動作(吸引)について説明する。ここでは、ノズル列L(Bk)に対して吸引処理を施す場合を例に挙げて説明する。
まず、制御装置60は、記録ヘッド3のノズル形成面43aをキャップ部材75で覆うことによって全ノズル列Lを封止する。次に、制御装置60は、ノズル列L(Bk)に連通するインク供給チューブ34の切換弁72のみを開弁させ、他のインク供給チューブ34の切換弁72は閉弁させる。この状態で、加圧用ポンプ71および吸引ポンプ15aを作動させると、ノズル列L(Bk)のみからインクが排出されることになる。各ノズル列Lに対する吸引動作において加圧用ポンプ71の駆動状態(出力)は一定である。
なお、インクジェットプリンタ70における記録動作は、全ての切換弁72を開弁させた状態で加圧用ポンプ71を作動させることで行われる。全インクカートリッジ6が加圧状態となるので、圧電振動子38の駆動に伴いノズル47からインクが吐出されると、サブタンク2内から記録ヘッド3へインクが補給されるとともに、サブタンク2内にもインクカートリッジ6側からインクが補給されることになる。このようにして記録動作が実行される。
このように、本実施形態における吸引動作では、メンテナンス対象となるノズル列Lに対応する切換弁72のみを開弁することによって、特定のインクカートリッジ6を押圧状態にすることができる。これにより、キャップ部材15内の減圧に伴ってインクが排出されるノズル列Lを選択することが可能である。すなわち、本実施形態では、メンテナンス対象のノズル列Lに対してのみ吸引処理を実行することが可能となっている。また、本実施形態ではインクカートリッジ6に対する圧力調整用のポンプが一つで済むため駆動制御が容易になる。
また、メンテナンス対象のノズル列Lが複数ある場合には、これらノズル列Lに対応する切換弁72をそれぞれ開弁状態にする。すると、加圧用ポンプ71および吸引ポンプ15aの作用によって、これらメンテナンス対象の各ノズル列Lからキャップ部材15に向けてそれぞれインクが排出されることになる。このように複数のノズル列Lに対して一度に吸引動作を実行することも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
先の実施形態における各インクカートリッジ6と各ポンプP1,P2との接続関係は一例であり、適宜変更することが可能である。
また、第1実施形態では、キャップ部材15が記録ヘッド3の2つのノズル列Lに対応する大きさとなっているが、記録ヘッド3における全てのノズル列L(4列)に対応する大きさで形成されていても良い。これにより、各ポンプP1,P2に対応する2つのノズル列L(隣り合わないノズル列L)ごとに、吸引動作を実施することが可能である。
また、先の各実施形態では、圧力調整ユニット33,77をインクカートリッジ6側に設けたが、インクカートリッジ6とサブタンク2との間に配置しても良い。このようにして、メンテナンス対象のノズルとそうでないノズルとの流路間に圧力差を生じさせるようにする。この構成により、流路間における圧力調整を少ない電力で行える。
また、インクカートリッジ6ごとに加圧用(減圧用)ポンプを一つずつ設けてもよい。
また、記録ヘッド3にインク滴センサを設けた構成にしてもよい。インク滴センサによって各ノズル47におけるインクの吐出状況を検出し、その検出結果に基づいて、メンテナンスが必要と判断したノズル列Lに対して吸引動作を実行するようにしても良い。これにより、メンテナンス対象のノズル列Lを検出でき、メンテナンスが必要なノズル列Lのみに最適な時期において吸引処理を実行することが可能になる。
上記実施形態では、インクジェット式のプリンタが採用されているが、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置と、その流体を収容した流体容器を採用しても良い。微小量の液滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体とは、流体噴射装置が噴射させることができるような材料であれ良い。
例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての流体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、流体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。
流体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む流体を噴射する流体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する流体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置および流体容器に本発明を適用することができる。
第1実施形態のインクジェットプリンタの概略構成を示す平面図。 第1実施形態の記録ヘッドの構成を説明する断面図。 (a)第1実施形態の記録ヘッドの要部断面図、(b)各ノズル列を示す平面図。 第1実施形態のメンテナンス(吸引)動作を説明するための全体模式図。 第1実施形態のメンテナンス(吸引)動作フローを示す図。 第2実施形態のメンテナンス(吸引)動作を説明するための全体模式図。
符号の説明
1,70…インクジェットプリンタ(流体噴射装置)、6…インクカートリッジ(流体貯留部)、L…ノズル列、3…記録ヘッド(流体噴射ヘッド)、2…サブタンク(自己封止弁)、14…メンテナンス機構(吸引機構)、33、77…圧力調整ユニット(選択機構)、P1…第1ポンプ(加圧装置)、P2…第2ポンプ(加圧装置)、72…切換弁

Claims (6)

  1. 互いに異なる種類の流体を貯留する複数の流体貯留部と、
    前記複数の流体貯留部のそれぞれに自己封止弁を介して接続された複数のノズル列を有した流体噴射ヘッドと、
    前記複数のノズル列から前記流体を吸引する吸引機構と、
    前記複数の流体貯留部の圧力状態を調整することで吸引動作時に前記流体が排出される前記ノズル列を選択する選択機構と、を備えた
    ことを特徴とする流体噴射装置。
  2. 前記選択機構が複数の加圧装置を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の流体噴射装置。
  3. 隣り合う前記ノズル列にそれぞれ異なる前記加圧装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の流体噴射装置。
  4. 前記複数の流体貯留部のそれぞれに対する加圧および加圧解除を切り換える複数の切換弁を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の流体噴射装置。
  5. 前記加圧装置が、前記流体貯留部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  6. 前記加圧装置が、前記流体貯留部と前記自己封止弁との間に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
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