JP2010115552A - 役物装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビッグボーナス(BB)の権利行使後の30回の通常遊技を、キャラクタ獲得ゲームとして設定し、この間の小役(リプレイ)の内部当選によって、キャラクタカードを1個獲得するようにしたため、通常遊技とは別にキャラクタ獲得ゲームが実行されるのではなく、通常遊技と並行してキャラクタ獲得ゲームを進行させることができるため、本来の遊技の時間を減らしてしまうような不具合がなく、結果として遊技者に不利益が被ることがない。
【選択図】図4
Description
キャラクタ獲得ゲームとは、予め定められたキャラクタ174(図5参照)を前記スーパービッグボーナスを得るためのキャラクタカード(本実施の形態では、1個のキャラクタカードで5回分のチャンス)として提供するゲームである。このキャラクタ獲得ゲームは、遊技状態がビッグボーナスの権利行使が終了した後の予め定められた回数の通常遊技(ここでは、30回の通常遊技)を利用(併用)している。
キャラクタチャンスゲームとは、前記キャラクタ獲得ゲームの終了、或いは、救済措置によるキャラクタカード獲得に続いて実行され、前記キャラクタカードの取得を条件として、その取得分の連続する通常遊技の回数(特許請求の範囲の「所定回数」に相当する)の抽選結果でビッグボーナスに内部当選した場合、このビッグボーナスが前記スーパービッグボーナスに移行させることができるゲームである。
(通常遊技の流れ)
メダルが投入済であり、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bによるベットが完了すると、始動レバー354が操作されたか否かが判断される。この操作と同時に当り/外れの抽選がなされる。
(2) キャラクタゲームは、BBの権利行使が終了した時点で、キャラクタ獲得ゲーム、続いてキャラクタチャンスゲームと進むため、ビッグボーナスに当選しない遊技者は、このチャンスゲームを行うことができない。そこで、通常遊技中に特定の図柄(本実施の形態では、「スイカ図柄」)の小役内部当選があった場合には、救済措置として、無条件でキャラクタカードを3個付与する。このキャラクタカードを獲得した遊技者は、15回のキャラクタチャンスゲームを行うことができる。
(3) キャラクタ獲得ゲームによってキャラクタカードを獲得した場合、LCD313の第2の表示領域313Bに獲得した数に相当するキャラクタ174が表示される。このLCD313は、上下に分割され、上段(第1の表示領域313A)は、通常遊技や大役遊技時等の演出表示がなされ、スーパービッグボーナスの権利を得たときは、特別演出であるアシスト表示がなされる。一方、LCD313の下段(第2の表示領域313B)には、前記キャラクタ174が表示される。このように、遊技者が常に注目するLCD313の一部(第2の表示領域313B)にキャラクタ174を表示することで、遊技者はキャラクタの存在及びその数を認識し易くなる。
(4) キャラクタ獲得ゲームでは、チャンスカードの増加によって、LCD313の第2の表示領域313Bに表示するキャラクタ174の数が増える。一方、キャラクタチャンスゲームでは、チャンスカードの消化によって、LCD313の第2の表示領域313Bに表示するキャラクタ174の数が減る。いずれにしても、キャラクタゲーム中は、少なくとも1個のキャラクタ174がLCD313の第2の表示領域313Bに表示されている。この状態で、ビッグボーナスに内部当選すると、表示されているキャラクタ174の現表示状態を維持する(フリーズ)ようにした。すなわち、キャラクタ獲得ゲームでキャラクタカードを獲得しても、キャラクタチャンスゲームでキャラクタが消化されても、LCD313の第2の表示領域313B上の表示に何ら変化がないことになる。遊技者はこれを見て、ビッグボーナスに内部当選し、スーパービッグボーナスを得たことの予告と判断することができる。このように、キャラクタ174の表示形態を、予告に用いることで、遊技者は、LCD313の第2の表示領域313Bへの表示状態をより重視することになり、遊技意欲を増大させることができる。
(5) また、救済措置として、特定の図柄の小役に内部当選した場合、無条件で3個のキャラクタカードを付与するようにしているが、このとき、既にビッグボーナスに内部当選している場合には、キャラクタチャンスゲームを増やす意味がないため、前記救済措置を回避し、早期に通常遊技に戻すことで、遊技者はスーパービッグボーナスの権利行使のための入賞(図柄を揃えるための目押し操作)に集中することができる。
(6) キャラクタカードを1個取得する毎に、LCD313の第2の表示領域313Bにキャラクタ174を1個ずつ増やすようにして、遊技者にキャラクタカード数を報知するようにしているが、最大31個のキャラクタ174を表示しなければならない。そこで、5個のキャラクタ174単位で、当該キャラクタ174にプラカード174A(「×5」表示)、174B(「×10」表示)、174C(「×15」表示)・・・を持たせた表示形態に変更することで、LCD313の第2の表示領域313B上にキャラクタ5個分の領域を確保しておけばよく、LCD313の第2の表示領域313Bの表示領域を有効利用することができる。
12 Aカウンタ
14 Bカウンタ
16 キャラクタフラグセット部
18 キャラクタフラグFメモリ
20 キャラクタフラグリセット部
22 キャラクタカード増減処理部(所定回数設定手段)
24 特別演出実行指示部(判断手段)
26 キャラクタカード取出部
28 小役種類判別部(判断手段)
30 キャラクタカードメモリ(所定回数設定手段)
32 キャラクタ特別増加処理部
34 キャラクタカード数表示指示部
100 主制御部
108 表示制御部(特別演出実行制御手段)
154 抽選部
156 当/外判定部
158 当選役・図柄判別部
160 遊技状態制御部
160A 遊技実行制御部
160B キャラクタゲーム実行制御部
162 遊技プログラムメモリ
164 リール駆動制御部
106A、106B、106C リールモータ
166 フラグ管理制御部
168 小役フラグメモリ
170 大役フラグメモリ
172A、172B、172C 位置検出センサ
174 キャラクタ
174A、174B、174C プラカード
300 パチスロ機(回胴遊技機)
306 操作部
313 LCD
313A 第1の表示領域
313B 第2の表示領域
316 図柄変動部
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン
Claims (3)
- 図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技媒体の投入を受けて遊技可能となり、遊技者の始動操作に基づいて再遊技を含む複数の小役、並びに大役の抽選を行い、当該抽選により当選した役に対応する図柄が前記表示手段に表示された場合に当選した役を成立させ、当該成立した役が前記小役の場合には当該小役に配当がある場合には予め設定した配当を行い、前記小役が再遊技の場合にはリプレイ制御を実行し、前記成立した役が大役の場合には所定期間前記小役の成立機会を飛躍的に増大させ遊技者に短期間で多くの配当を行う大役遊技の権利行使を可能とする遊技機であって、
前記大役遊技の権利行使の際に、遊技者への配当が有利となるような特別演出を実行する特別演出実行制御手段と、
前記特別演出実行制御手段による特別演出を実行するか否かを、当該大役遊技の前に権利行使された先の大役遊技の権利行使後に行われる所定回数の遊技の間に行われる前記遊技者の始動操作に基づく抽選で大役に当選するか否かによって判断する判断手段と、
前記所定回数を、前記先の大役遊技の権利行使により前記先の大役遊技の権利行使後に獲得する遊技の回数である第1の所定回数とこの第1の所定回数の遊技の間に抽選により当選した小役の数に応じて設定される遊技の回数である第2の所定回数との和で設定する所定回数設定手段と、
前記所定回数設定手段により設定される前記第1の所定回数の遊技では、当選した前記小役の数に応じて設定されている前記第2の所定回数の遊技を獲得して前記所定回数を増加させ前記第1の所定回数の遊技で前記大役に当選することにより、前記大役遊技の権利行使の際に前記特別演出実行制御手段の制御を実行し、前記第1の所定回数の遊技の終了後は、前記第2の所定回数の遊技を実行し、前記第2の所定回数の遊技では、前記第1の所定回数の遊技で得た前記第2の所定回数の遊技を実行する毎に消化して1ずつ減数するとともに前記第2の所定回数の遊技で前記大役に当選することにより、前記大役遊技の権利行使の際に前記特別演出実行制御手段の制御を実行する遊技制御手段と、
を有する遊技機。 - 前記所定回数の遊技は、大役遊技の終了後に前記大役遊技とは異なる通常遊技として行われることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記所定回数の遊技の間、当該所定回数の遊技の期間である旨を報知する報知手段をさらに備え、前記報知手段は、前記第1の所定回数の遊技の期間である旨と、前記第2の所定回数の遊技の期間である旨を特定のキャラクタ画像を用いて表示する画像表示装置をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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