JP2010114820A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビジョン受像機において、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生を抑える。
【解決手段】テレビジョン受像機は、放送方式がPAL方式である場合(#3でYES)、まず、第1の基準レベルより強い電波の周波数の範囲に基いて音声搬送波の周波数を特定し、その特定した音声搬送波の周波数に基いて、放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第1のPAL判別処理を行う(#4)。判別に成功しなかった場合には(#5でNO)、第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波のうち最も強いレベルの周波数を音声搬送波の周波数として特定し、その特定した音声搬送波の周波数に基いて、放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第2のPAL判別処理を行う(#7)。これにより、電波が弱い場合に、PAL方式の音声搬送方式の誤判別が抑えられる。
【選択図】図2
【解決手段】テレビジョン受像機は、放送方式がPAL方式である場合(#3でYES)、まず、第1の基準レベルより強い電波の周波数の範囲に基いて音声搬送波の周波数を特定し、その特定した音声搬送波の周波数に基いて、放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第1のPAL判別処理を行う(#4)。判別に成功しなかった場合には(#5でNO)、第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波のうち最も強いレベルの周波数を音声搬送波の周波数として特定し、その特定した音声搬送波の周波数に基いて、放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第2のPAL判別処理を行う(#7)。これにより、電波が弱い場合に、PAL方式の音声搬送方式の誤判別が抑えられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、放送局から放送されるテレビジョン信号(以下、テレビ信号と略す)を受信して、テレビ信号に基く映像を表示すると共に、テレビ信号に基く音声を出力するテレビジョン受像機に関するものである。
従来から、テレビ信号は、映像信号と音声信号を含んでおり、テレビ信号の放送は、映像信号で映像搬送波を変調すると共に音声信号で音声搬送波を変調し、それら映像信号で映像搬送波を変調した映像被変調波及び音声信号で音声搬送波を変調した音声被変調波を、放送局から電波の形態で送信することにより行われている。テレビジョン受像機では、放送局から送信される電波(電波の形態で送信されるテレビ信号)を受信し、その受信信号(RF信号)からテレビ信号に基く映像を再生すると共にテレビ信号に基く音声を再生するようになっている。
ところで、ヨーロッパでは、テレビ信号の放送方式として、PAL方式とSECAM方式が採用されている。PAL方式とSECAM方式では、映像信号の構成に違いがある。また、PAL方式には、PAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式がある。PAL−BG方式と、PAL−I方式と、PAL−DK方式とでは、音声搬送方式が異なっており、映像搬送波の周波数と音声搬送波の周波数との周波数差に違いがある。すなわち、PAL−BG方式では、映像搬送波の周波数より5.5MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされており、PAL−I方式では、映像搬送波の周波数より6.0MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされており、PAL−DK方式では、映像搬送波の周波数より6.6MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされている。
そこで、これらのテレビ信号の放送方式を判別し、テレビ信号に基く映像を再生するための映像再生システム、及びテレビ信号に基く音声を再生するための音声再生システムを、テレビ信号の放送方式に応じて設定するようにしたテレビジョン受像機がある。
従来のテレビジョン受像機では、テレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかの判別は、映像信号を解析して、映像信号の違いに基いて、判別するようになっている。また、PAL方式における音声搬送方式の判別(すなわち、PAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別)は、音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内(例えば、映像搬送波の周波数から5.0MHz〜7.0MHz高い周波数帯域内)において基準レベルより強い電波の周波数の範囲に基いて、音声搬送波の周波数を特定し、そして、その特定した音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、判別するようになっている。
一方、アナログ放送の映像信号に含まれるブランキング信号の解析結果と、デジタル放送のデータの解析結果と、アナログ放送の音声信号の復調結果とに基いて、チューナが受信している国又は地域を判断するようにしたテレビジョン受像機が知られている(例えば特許文献1参照)。また、複数の放送システムを順次切換えつつ、各放送システムについて受信局に対応する受信周波数を記憶手段に記憶させるようにしたテレビジョン受像機が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2008−28943号公報
特開平9−93508号公報
ところで、上述した従来のテレビジョン受像機においては、音声搬送波のレベルが低い場合や隣接チャンネルの影響などがある場合、PAL方式における音声搬送方式の判別を正確に行うことができず、PAL方式における音声搬送方式を誤判別することがある。音声搬送方式を誤判別すると、音声再生システムを音声搬送方式に対応したものに設定することができないため、音声が正常に再生されない音声不具合を発生する。なお、上述した特許文献1及び特許文献2に開示の内容を適用したとしても、上記の問題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生を抑えることができるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、放送局から配信されるテレビジョン信号(以下、テレビ信号と略す)を受信して、テレビ信号に基く映像を表示すると共に、テレビ信号に基く音声を出力するテレビジョン受像機において、テレビ信号に含まれる音声信号を搬送する音声搬送波の周波数とテレビ信号に含まれる映像信号を搬送する映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別するPAL判別手段を備え、PAL判別手段は、音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において第1の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波の周波数の範囲に基いて音声搬送波の周波数を特定し、その特定した音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第1のPAL判別手段と、第1のPAL判別手段で第1の基準レベルより強い電波を受信できていない場合であって、音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波のうち最も強いレベルの周波数を音声搬送波の周波数として特定し、その特定した音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第2のPAL判別手段とを有するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のテレビジョン受像機において、PAL判別手段は、第2のPAL判別手段で第2の基準レベルより強い電波を受信できていない場合に、ユーザの操作により既に設定されているカントリー設定に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第3のPAL判別手段をさらに有するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載のテレビジョン受像機において、映像信号を解析し、その解析結果に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかを判別するPAL/SECAM判別手段をさらに備えるものである。
請求項1の発明によれば、音声搬送波のレベルが低い場合や隣接チャンネルの影響などがある場合でも、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別(すなわちPAL方式における音声搬送方式の判別)をより正確に行うことができ、PAL方式における音声搬送方式の誤判別を抑えることができる。これにより、この判別結果に基いて、テレビ信号に基く音声を再生するための音声再生システムを音声搬送方式に対応したものに設定することができ、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生を抑えることができる。
請求項2の発明によれば、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差からは、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別を行えない場合であっても、ユーザの操作により既に設定されているカントリー設定に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別を行うことができ、PAL方式における音声搬送方式の誤判別をより抑えることができる。これにより、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生をより抑えることができる。
請求項3の発明によれば、テレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかについても判別することができ、利便性が向上する。
以下、本発明を具体化した実施形態によるテレビジョン受像機について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態によるテレビジョン受像機の構成を示す。テレビジョン受像機1は、放送局から配信されるテレビジョン信号(以下、テレビ信号と略す)を受信して、テレビ信号に基く映像を表示すると共に、テレビ信号に基く音声を出力する機器である。テレビ信号は、映像信号と音声信号を含んでおり、テレビ信号の放送は、映像信号で映像搬送波を変調した映像被変調波及び音声信号で音声搬送波を変調した音声被変調波を、放送局から電波の形態で送信することにより行われている。テレビジョン受像機1は、放送局から送信される電波(電波の形態で送信されるテレビ信号)を受信し、その受信信号(RF信号)からテレビ信号に基く映像を再生すると共にテレビ信号に基く音声を再生するようになっている。
また、このテレビジョン受像機1は、テレビ信号の放送方式としてPAL方式とSECAM方式に対応している。PAL方式とSECAM方式では、映像信号の構成に違いがある。また、PAL方式には、PAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式がある。PAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式では、音声搬送方式が異なっており、映像搬送波の周波数と音声搬送波の周波数との周波数差に違いがある。すなわち、PAL−BG方式では、映像搬送波の周波数より5.5MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされており、PAL−I方式では、映像搬送波の周波数より6.0MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされており、PAL−DK方式では、映像搬送波の周波数より6.6MHz高い周波数が音声搬送波の周波数とされている。
また、このテレビジョン受像機1は、テレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかを自動的に判別すると共に、放送方式がPAL方式である場合に、放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるか(すなわちPAL方式における音声搬送方式)を自動的に判別する機能を有している。そして、このテレビジョン受像機1は、テレビ信号に基く映像を再生するための映像再生システム、及びテレビ信号に基く音声を再生するための音声再生システムを、自動的にテレビ信号の放送方式に対応したものに設定するようになっている。
テレビジョン受像機1は、チューナ2と、フィルタ3と、映像再生部4と、音声再生部5と、ディスプレイ6と、スピーカ7と、映像信号解析部8と、周波数範囲検出部9と、最強周波数検出部10と、リモコン(リモートコントローラ)11と、リモコン受信部12と、メモリ13と、テレビジョン受像機1の動作を制御するCPU、ROM、及びRAM等を含む制御部14等を備える。制御部14のROMは、テレビジョン受像機1の動作を制御するためのプログラムや各種データを記憶している。
チューナ2は、制御部14による制御のもと、その受信周波数がテレビ信号のチャンネルに対応する周波数に設定されることにより、そのチャンネルの周波数の電波(すなわち、そのチャンネルの周波数の電波の形態で送信されるテレビ信号)を受信し、その受信信号(RF信号)をフィルタ3に出力する。チューナ2から出力される受信信号は、映像信号で映像搬送波を変調した映像被変調波信号、及び音声信号で音声搬送波を変調した音声被変調波信号を含んでいる。
フィルタ3は、制御部14による制御のもと、チューナ2から出力される受信信号を処理して、受信信号から映像被変調波信号と音声被変調波信号とを分離し、映像被変調波信号を映像再生部4に出力すると共に、音声被変調波信号を音声再生部5に出力する。
映像再生部4は、制御部14による制御のもと、フィルタ3から出力される映像被変調波信号から映像信号を復調、復号し、そして、その映像信号から映像再生信号(テレビ信号に基く映像をディスプレイ6で再生するための信号)を生成し、その映像再生信号をディスプレイ6に出力する。この映像再生部4は、その映像再生システム(映像被変調信号から映像信号を復調、復号する方法や、映像信号から映像再生信号を生成する方法など)が、PAL方式とSECAM方式に対応可能になっている。映像再生部4の映像再生システムは、制御部14による制御のもと、PAL方式に対応したものとSECAM方式に対応したもののどちらかに設定される。映像再生部4からディスプレイ6に映像再生信号が出力されることにより、その映像再生信号による映像がディスプレイ6に表示され、テレビ信号に基く映像が再生される。
音声再生部5は、制御部14による制御のもと、フィルタ3から出力される音声被変調波信号から音声信号を復調、復号し、そして、その音声信号から音声再生信号(テレビ信号に基く音声をスピーカ7で再生するための信号)を生成し、その音声再生信号をスピーカ7に出力する。この音声再生部5は、その音声再生システム(音声被変調信号から音声信号を復調、復号する方法や、音声信号から音声再生信号を生成する方法など)が、PAL方式とSECAM方式に対応可能になっており、また、PAL方式のうちPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式に対応可能になっている。音声再生部5の音声再生システムは、制御部14による制御のもと、PAL方式に対応したものとSECAM方式に対応したもののどちらかに設定され、また、PAL方式のうちPAL−BG方式に対応したもの、PAL−I方式に対応したもの、PAL−DK方式に対応したものの何れかに設定される。音声再生部5からスピーカ7に音声再生信号が出力されることにより、その音声再生信号による音声がスピーカ7から出力され、テレビ信号に基く音声が再生される。
映像信号解析部8は、制御部14による制御のもと、チューナ2から出力される受信信号に基いて、映像信号を解析し、その解析結果として、その映像信号の種類を出力する。すなわち、映像信号解析部8は、映像信号がPAL方式のものである場合には、映像信号がPAL方式のものであることを示す信号を出力し、映像信号がSECAM方式のものである場合には、映像信号がSECAM方式のものであることを示す信号を出力する。また、映像信号解析部8は、映像信号がPAL方式とSECAM方式のどちらのものでもない場合(映像信号がPAL方式とSECAM方式のどちらのものであるか特定できない場合)には、映像信号がPAL方式とSECAM方式のどちらのものでもないことを示す信号を出力する。
周波数範囲検出部9は、制御部14による制御のもと、チューナ2から出力される受信信号に基いて、選局チャンネルにおける音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内(例えば、映像搬送波の周波数から5.0MHz〜7.0MHz高い周波数帯域内)において第1の基準レベルより強い電波が受信できている場合に、その受信できている電波の周波数の範囲を出力する。すなわち、例えば周波数fa〜fbの範囲で第1の基準レベルより強い電波が受信できている場合には、その周波数fa〜fbを示す信号を出力する。
最強周波数検出部10は、制御部14による制御のもと、チューナ2から出力される受信信号に基いて、選局チャンネルにおける音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内(例えば、映像搬送波の周波数から5.0MHz〜7.0MHz高い周波数帯域内)において第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波のうち最も強いレベルの周波数を出力する。すなわち、例えば周波数fcで第2の基準レベルを超える、最も強いレベルの電波を受信できている場合には、その周波数fcを示す信号を出力する。
リモコン11は、テレビジョン受像機1の電源のオン/オフ、テレビ信号のチャンネルの選局等、テレビジョン受像機1の各種動作を制御するためにユーザに操作され、その操作内容を示す操作信号を無線信号によって送信する。リモコン受信部12は、リモコン11から送信された無線信号を受信して、リモコン11の操作内容を示すリモコン受信信号を出力する。
メモリ13は、各国や各地域とテレビ信号の放送方式との対応を示す放送方式対応データや、各放送方式における映像搬送波の周波数と音声搬送波の周波数との周波数差を示す周波数差データ、テレビ信号の各チャンネルの周波数を示すチャンネル周波数データ等を予め記憶している。また、メモリ13は、制御部14による制御のもと、テレビジョン受像機1の各種設定データを記憶する。
制御部14は、リモコン受信部12から出力されるリモコン受信信号を基にリモコン11の操作内容を判断し、リモコン11の操作に基いて、カントリー設定動作、チャンネルプリセット動作、テレビ受像動作等、テレビジョン受像機1の各種動作を制御する。映像信号解析部8及び制御部14等によって、PAL/SECAM判別手段が構成されている。また、周波数範囲検出部9、最強周波数検出部10、メモリ13及び制御部14等によって、PAL判別手段が構成されている(周波数範囲検出部9及び制御部14等によって、第1のPAL判別手段が構成されており、最強周波数検出部10及び制御部14等によって、第2のPAL判別手段が構成されており、メモリ13及び制御部14等によって、第3のPAL判別手段が構成されている)。
カントリー設定動作とは、テレビジョン受像機1を設置する国や地域をユーザの操作により設定して、テレビジョン受像機1を設置する国や地域を示すカントリーデータをメモリ13に記憶する動作である。カントリー設定動作は、ユーザによるリモコン11の操作を受けて行われる。
チャンネルプリセット動作とは、受信可能なチャンネルを自動的に検出すると共に、受信可能なチャンネルにおけるテレビ信号の放送方式を自動的に判別して、受信可能なチャンネル及びそのチャンネルにおけるテレビ信号の放送方式を示すチャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶する動作である。チャンネルプリセット動作は、カントリー設定動作が行われた後に自動的に行われる。
テレビ受像動作とは、チャンネルを選局して、その選局チャンネルのテレビ信号に基く映像を表示すると共に音声を出力する動作である。テレビ受像動作は、ユーザによるリモコン11の操作などを受けて行われる。テレビ受像動作において、制御部14は、チャンネルプリセット動作でのテレビ信号の放送方式の判別結果を反映させる。すなわち、制御部14は、テレビ受像動作において、メモリ13に記憶しているチャンネルプリセットデータに基いて、映像再生部4の映像再生システム及び音声再生部5の音声再生システムを、選局チャンネルのテレビ信号の放送方式に対応したものに設定する。
図2は、上記テレビジョン受像機1のチャンネルプリセット動作のフローチャートを示す。チャンネルプリセット動作は、上述のように、カントリー設定動作が行われた後に自動的に行われる。チャンネルプリセット動作では、まず、制御部14は、チューナ2の受信周波数を最初のチャンネルの周波数にして、最初のチャンネルを選局する(#1)。
そして、制御部14は、PAL/SECAM判別処理を行う(#2)。このPAL/SECAM判別処理は、選局チャンネルのテレビ信号の映像信号を解析し、その解析結果に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかを判別する処理である。
すなわち、PAL/SECAM判別処理において、制御部14は、映像信号解析部8の出力信号(映像信号の解析結果として出力される、その映像信号の種類)に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかを判別する。
ここで、テレビ信号の放送方式がPAL方式であれば(#3でYES)、制御部14は、第1のPAL判別処理を行う(#4)。この第1のPAL判別処理は、選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内(例えば、映像搬送波の周波数から5.0MHz〜7.0MHz高い周波数帯域内)において第1の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波の周波数の範囲に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の周波数を特定し、その特定した音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する処理である。
すなわち、第1のPAL判別処理において、制御部14は、周波数範囲検出部9の出力信号(選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において第1の基準レベルより強い電波波を受信できている場合に出力される、その受信できている電波の周波数の範囲)に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の周波数を特定する。例えば、周波数範囲検出部9の出力信号が周波数fa〜fbを示していれば、制御部14は、その中間の周波数(fa−fb)/2が選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の周波数であると特定する。
そして、制御部14は、その特定した音声搬送波の周波数と、予め記憶している選局チャンネルの映像搬送波の周波数に基いて、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差を求め、その周波数差に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する。つまり、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差が、5.5MHz(PAL−BG方式における音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差)、6.0MHz(PAL−I方式における音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差)、6.5MHz(PAL−DK方式における音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差)の何れに最も近いかを判断して、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する。例えば、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差が、5.6MHzでれば、テレビ信号の放送方式がPAL−BGであると判別する。
第1のPAL判別処理によって判別に成功すれば(#5でYES)、制御部14は、選局チャンネルが受信可能なチャンネルであるとして、チャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶する(#6)。すなわち、制御部14は、選局中のチャンネル及び判別した放送方式を示すデータをチャンネルプリセットデータとしてメモリ13に記憶する。例えば、テレビ信号の放送方式がPAL−BGであると判別した場合には、制御部14は、選局中のチャンネル及びPAL−BG方式を示すデータをチャンネルプリセットデータとしてメモリ13に記憶する。
一方、第1のPAL判別処理によって判別に成功しなければ(つまり、第1のPAL判別処理において第1の基準レベルより強い電波を受信できなければ)(#5でNO)、制御部14は、第2のPAL判別処理を行う(#7)。この第2のPAL判別処理は、第1のPAL判別処理で第1の基準レベルより強い電波を受信できていない場合であって、選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内(例えば、映像搬送波の周波数から5.0MHz〜7.0MHz高い周波数帯域内)において第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波のうち最も強いレベルの周波数を音声搬送波の周波数として特定し、その特定した音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する処理である。
すなわち、第2のPAL判別処理において、制御部14は、最強周波数検出部10の出力信号(選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波を受信できている場合に出力される、その受信できている電波のうち最も強いレベルの周波数)に基いて、その出力信号の示す周波数を選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の周波数として特定する。例えば、最強周波数検出部10の出力信号が周波数fcを示していれば、制御部14は、その周波数fcが選局チャンネルのテレビ信号の音声搬送波の周波数であると特定する。
そして、制御部14は、第1のPAL判別処理におけるのと同様に、その特定した音声搬送波の周波数と、予め記憶している選局チャンネルの映像搬送波の周波数に基いて、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差を求め、その周波数差に基いて、選局チャンネルのテレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する。
第2のPAL判別処理によって判別に成功すれば(#8でYES)、制御部14は、選局チャンネルが受信可能なチャンネルであるとして、チャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶する(#6)。すなわち、制御部14は、第1のPAL判別処理によって判別に成功した場合と同様に、選局中のチャンネル及び判別した放送方式を示すデータをチャンネルプリセットデータとしてメモリ13に記憶する。
一方、第2のPAL判別処理によって判別に成功しなければ(つまり、第2のPAL判別処理において第2の基準レベルより強い電波を受信できなければ)(#8でNO)、制御部14は、第3のPAL判別処理を行う(#9)。この第3のPAL判別処理は、第2のPAL判別処理で第2の基準レベルより強い電波を受信できていない場合に、ユーザの操作により既に設定されているカントリー設定に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する処理である。
すなわち、第3のPAL判別処理において、制御部14は、メモリ13に記憶しているカントリーデータ(ユーザの操作により記憶されたテレビジョン受像機1を設置する国や地域を示すデータ)、及び放送方式対応データ(予め記憶している各国や各地域とテレビ信号の放送方式との対応を示すデータ)に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する。例えば、カントリーデータの示す国が「UK(イギリス)」であれば、放送方式対応データの示す対応が「UKはPAL−I方式」であることに基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−Iであると判別する。
第3のPAL判別処理によって判別に成功すれば(#10でYES)、制御部14は、選局チャンネルが受信可能なチャンネルであるとして、チャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶する(#6)。すなわち、制御部14は、第1のPAL判別処理によって判別に成功した場合と同様に、選局中のチャンネル及び判別した放送方式を示すデータをチャンネルプリセットデータとしてメモリ13に記憶する。
また、上記#2のPAL/SECAM判別処理の結果、テレビ信号の放送方式がPAL方式でなく(#3でNO)、SECAM方式であれば(#11でYES)、制御部14は、選局チャンネルが受信可能なチャンネルであるとして、チャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶する(#6)。すなわち、制御部14は、選局中のチャンネル及びSECAM方式を示すデータをチャンネルプリセットデータとしてメモリ13に記憶する。
なお、第3のPAL判別処理によって判別に成功しなかった場合(#10でNO)、及び上記#2のPAL/SECAM判別処理の結果、テレビ信号の放送方式がPAL方式でもなく(#3でNO)、SECAM方式でもない場合には(#11でNO)、制御部14は、選局チャンネルが受信可能なチャンネルではないとして、チャンネルプリセットデータをメモリ13に記憶しない。すなわち、制御部14は、選局中のチャンネル及びテレビ信号の放送方式をメモリ13に記憶しない。
その後、全てのチャンネルを選局していなければ(#12でNO)、制御部14は、チューナ2の受信周波数を次のチャンネルの周波数にして、次のチャンネルを選局し(#13)、上記#2以降の処理を繰り返す。これにより、次のチャンネルについて同様の処理が行われる。そして、全てのチャンネルを選局すれば(12でYES)、全てのチャンネルについて同様の処理を行ったことになり、制御部14は、チャンネルプリセット動作を終了する。
チャンネルプリセット動作では、このようにして、受信可能なチャンネルが検出されると共に、受信可能なチャンネルにおけるテレビ信号の放送方式が判別されて、受信可能なチャンネル及びそのチャンネルにおけるテレビ信号の放送方式を示すチャンネルプリセットデータがメモリ13に記憶される。そして、テレビ受像動作において、メモリ13に記憶しているチャンネルプリセットデータに基いて、映像再生部4の映像再生システム及び音声再生部5の音声再生システムがテレビ信号の放送方式に対応したものに設定される。
このような構成のテレビジョン受像機1によれば、テレビ信号の放送方式がPAL方式である場合、音声搬送波のレベルが低い場合や隣接チャンネルの影響などがある場合でも、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別(すなわちPAL方式における音声搬送方式の判別)をより正確に行うことができ、PAL方式における音声搬送方式の誤判別を抑えることができる。これにより、この判別結果に基いて、音声再生部5の音声再生システムを適切なものに設定することができ、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生を抑えることができる。
しかも、音声搬送波の周波数と映像搬送波の周波数との周波数差からは、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別を行えない場合であっても、ユーザの操作により既に設定されているカントリー設定に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG方式、PAL−I方式、PAL−DK方式の何れであるかの判別を行うことができ、PAL方式における音声搬送方式の誤判別をより抑えることができる。これにより、音声搬送方式の誤判別による音声不具合の発生をより抑えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、ユーザがリモコンを操作して任意に選局したチャンネルに対して、チャンネルプリセット動作(テレビ信号の放送方式の判別)を行うようにしてもよい。また、テレビ信号の放送方式を判別したときに、映像再生システム及び音声再生システムをその判別した放送方式に対応したものに設定して、そのときの映像をディスプレイに表示すると共にそのときの音声をスピーカから出力し、そのときの映像及び音声をユーザに確認させた上で、ユーザによるリモコンの操作を受けてチャンネルプリセットデータをメモリに記憶するようにしてもよい。
1 テレビジョン受像機
2 チューナ
3 フィルタ
4 映像再生部
5 音声再生部
6 ディスプレイ
7 スピーカ
8 映像信号解析部
9 周波数範囲検出部
10 最強周波数検出部
11 リモコン
12 リモコン受信部
13 メモリ
14 制御部
2 チューナ
3 フィルタ
4 映像再生部
5 音声再生部
6 ディスプレイ
7 スピーカ
8 映像信号解析部
9 周波数範囲検出部
10 最強周波数検出部
11 リモコン
12 リモコン受信部
13 メモリ
14 制御部
Claims (3)
- 放送局から配信されるテレビジョン信号(以下、テレビ信号と略す)を受信して、前記テレビ信号に基く映像を表示すると共に、前記テレビ信号に基く音声を出力するテレビジョン受像機において、
前記テレビ信号に含まれる音声信号を搬送する音声搬送波の周波数と前記テレビ信号に含まれる映像信号を搬送する映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別するPAL判別手段を備え、
前記PAL判別手段は、
前記音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において第1の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波の周波数の範囲に基いて前記音声搬送波の周波数を特定し、その特定した音声搬送波の周波数と前記映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、前記テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第1のPAL判別手段と、
前記第1のPAL判別手段で前記第1の基準レベルより強い電波を受信できていない場合であって、前記音声搬送波の送信されている可能性のある所定の周波数帯域内において前記第1の基準レベルよりも弱い第2の基準レベルより強い電波を受信できている場合に、その受信できている電波のうち最も強いレベルの周波数を前記音声搬送波の周波数として特定し、その特定した音声搬送波の周波数と前記映像搬送波の周波数との周波数差に基いて、前記テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第2のPAL判別手段とを有する、
ことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 前記PAL判別手段は、
前記第2のPAL判別手段で前記第2の基準レベルより強い電波を受信できていない場合に、ユーザの操作により既に設定されているカントリー設定に基いて、前記テレビ信号の放送方式がPAL−BG、PAL−I、PAL−DKの何れであるかを判別する第3のPAL判別手段をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。 - 前記映像信号を解析し、その解析結果に基いて、前記テレビ信号の放送方式がPAL方式とSECAM方式のどちらであるかを判別するPAL/SECAM判別手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008287709A JP2010114820A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008287709A JP2010114820A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010114820A true JP2010114820A (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=42303002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008287709A Withdrawn JP2010114820A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010114820A (ja) |
-
2008
- 2008-11-10 JP JP2008287709A patent/JP2010114820A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120110 |