JP2010114765A - 光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価なLAN用の部品を使用して、40GbE信号の長距離転送が可能となる、光伝送装置を提供する。
【解決手段】光伝送装置100では、クライアント信号送受信部111によりクライアント信号を受信して並列信号に分離し、フレーム収容・処理部121内のMLDスキュー調整部122により、並列形式のクライアント信号の位相のずれを調整してバルク信号に復元し、モニタ部123にてバルク信号の品質をモニタし、その後、逆マルチプレクサ部124により、バルク信号を並列形式のクライアント信号に分離する。そして、ネットワーク信号送受信部131において、並列形式のクライアント信号のそれぞれをOTU2eフレームへマッピングし、並列形式のOTU2eフレーム信号を生成する。そして、OTU2eフレームの信号のそれぞれを異なる波長の光信号に変換し波長多重して光伝送路11へ送出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブル等の光伝送路により信号を伝送する光伝送装置に関する。
光伝送システムにおいては既存のサービス信号を多重化するためのディジタルハイアラーキとして、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)が国際的に標準化されている。米国では、SDHと同様のSONET(Synchronous 0ptica1 Network)がデファクトスタンダードとなっている。現在の光伝送システムは、SONET/SDH仕様に準拠した光伝送システムが主流となっており、これまで世界中に大量導入されている。
近年、インターネットトラヒックの爆発的増大に対応可能である波長多重伝送(WDM:Wavelength Division Multiplex)方式を前提とし、SDH/SONETのみならずATM,イーサネット(Ethernet)(登録商標)など多様なクライアントをトランスペアレントに伝送するプラットフォームとして、OTN(Optical Transport Network)が標準化されており、今後の光伝送システムの主流となる見込みである(非特許文献1を参照)。
また、近年、爆発的なインターネットの普及により、イーサネット(登録商標)インタフェースが急増しており、IEEE802.3baにおいては40GbE、100GbEのLANインタフェースについての標準化が始まっており、2010年に標準化が成立する見込みである。このような背景から、現状電気ルータのインタフェースとしては40Gb/sのPOS(PPP over SONET)が実用に供されている。
図13は、従来の40Gb/s光伝送システムの構成を示す図である。図13に示す光伝送システムは、光伝送装置500Aと光伝送装置500Bとが、光ケーブル等の光伝送路11により接続されて構成される。なお、光伝送装置500Aと光伝送装置500Bとは同じ構成のものである。
光伝送装置500Aは、ルータからの40Gb/s POS信号を、クライアント信号送受信部111Aにより受信する。クライアント信号送受信部111Aでは、ルータからの40Gb/s POS信号を、O/E変換部113により光電気変換し、DES部511により40Gb/sのシリアル信号を2.5Gb/s級の16パラレル信号に変換する。この16パラレル信号はフレーム収容・処理部121Aに入力される。フレーム収容・処理部121Aでは、SDH/SONETモニタ部521により、入力信号の品質や警報状態のモニタを行う。その後、入力信号は、OTU3マッピング(OTU3 mapping)部522により、40Gb/s級のOTN(Optical Transport Network)用フレームOTU3にマッピングされ、この信号がネットワーク信号送受信部131Aに出力される。ネットワーク信号送受信部131Aでは、SER部531により2.7Gb/s×16パラレル信号がシリアル化されて出力される。また、E/O変換部132により、電気信号を光信号に変換し、この43Gb/sOTU3の光信号を光ケーブル等の光伝送路11へ出力する。
光伝送路11を伝送された43Gb/sOTU3信号は、光伝送装置500B内のネットワーク信号送受信部131Aにより受信される。ネットワーク信号送受信部131Aに入力された信号は、O/E変換部135により、光電気変換後、DES部532によりシリアルパラレル変換が行われる。このシリアルパラレル変換された2.7Gb/s×16パラレル信号はフレーム収容・処理部121Aへ入力される。
フレーム収容・処理部121では、OTU3デマッピング(de―mapping)部523によりOTU3/ODU3−OHの終端が行われ、SOH/SONETモニタ部524により、光伝送による誤りを誤り訂正符号にて訂正した後の品質がモニタされ、またオーバヘッド(OH)の抜去により、クライアントである40Gb/s POS信号が抽出される。また、クライアント信号についてもSONET/SDHのOHを用いた品質のモニタが行われる。その後、2.5Gb/s×16パラレル信号は、クライアント信号送受信部111Aに入力される。クライアント信号送受信部111Aでは、SER部512により2.5Gb/s×16パラレル信号のシリアル化が行われ、E/O変換部114により電気光変換され、40Gb/sのシリアル信号としてクライアント側へ送出される。
"Interfaces for the Optical Transport Network(OTN)",ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector),Recommendation G.709
前述したように、従来の光伝送システムでは、40Gb/sのクライアント信号を43Gb/sのOTU3フレームへマッピングし、43Gb/sシリアル信号として長距離伝送を行っていた。しかしながら、40Gb/sのシリアル信号を取り扱う電気部品、光部品は高額であることから、経済的に40Gb/s信号を長距離転送する手段の提供が望まれていた。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、高額な40Gb/sのシリアル信号を取り扱う電気部品、光部品を使用することなく、安価なLAN用の部品を使用して、40GbE信号等の長距離転送が可能となる、光伝送装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、光伝送装置は,クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝路に送出する光伝送装置であって、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号の並列信号間の位相のずれを調整すると共に、該並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に復元する並列信号スキュー調整部と、前記バルクのクライアント信号の品質をモニタする第1のモニタ部と、前記バルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に分離すると共に、該分離された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成する逆マルチプレクサ部と、前記逆マルチプレクサ部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、光伝送装置が、クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、前記送信系統部は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号の並列信号間の位相のずれを調整すると共に、該並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に復元する並列信号スキュー調整部と、前記バルクのクライアント信号の品質をモニタする第1のモニタ部と、前記バルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に分離すると共に、該分離された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成する逆マルチプレクサ部と、前記逆マルチプレクサ部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備え、前記受信系統部は、前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を抽出し、並列形式のクライアント信号を抽出するフレーム終端部と、前記並列形式のクライアント信号からバルクのクライアント信号を復元する信号連結部と、前記信号連結部により復元されたバルクのクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部と、前記第2のモニタ部により品質がモニタされたバルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に変換する信号分配部と、前記信号分配部から出力される並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の光伝送装置において、前記バルクのクライアント信号の分離及び多重化において、元のバルク信号の復元に使用する情報の伝送に、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector))のG.709に規定されるネットワーク伝送フレームのオーバヘッドを用いることを特徴とする。
また本発明の光伝送装置は、クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する光伝送装置であって、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に戻すことなく、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれの品質をモニタする第1のモニタ部と、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームにマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するフレーム収容部と、前記フレーム収容部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明の光伝送装置は、クライアント信号を収容し、該クライアント信号を光信号へ変換してネットワーク側の光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、前記送信系統部は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に戻すことなく、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれの品質をモニタする第1のモニタ部と、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームにマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するフレーム収容部と、前記フレーム収容部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備え、前記受信系統部は、前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部と、前記並列形式のクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部と、前記第2のモニタ部により品質がモニタされた並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明の光伝送装置は、クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する光伝送装置であって、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号間の位相のずれの調整を行う第1のスキュー調整部と、前記第1のスキュー調整部により位相ずれが調整された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するマッピング部と、前記マッピング部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明の光伝送装置は、クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の光信号へ変換して光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、前記送信系統部は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、前記並列形式のクライアント信号間の位相のずれの調整を行う第1のスキュー調整部と、前記第1のスキュー調整部により位相ずれが調整された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するマッピング部と、前記マッピング部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、を備え、前記受信系統部は、前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部と、前記並列形式のクライアント信号間の位相ずれの調整を行う第2のスキュー調整部と、前記第2のスキュー調整部により位相調整された並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の光伝送装置において、前記ネットワーク伝送フレームがITU−T G.709に規定されるOTUフレームであり、そのビットレートがITU−T G.sup43に規定されるOTU2e(11.096Gb/s)またはOTU1e(11.049Gb/s)のネットワーク伝送フレームであることを特徴とする。
本発明の光伝送装置においては、並列形式のクライアント信号の位相のずれを調整し、一旦バルク信号に戻して品質をモニタし、その後、バルクのクライアント信号を複数の並列形式の信号に分離し、この並列形式の信号のそれぞれをネットワーク伝送フレームへマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを異なる波長の光信号に変換して波長多重し、ネットワーク信号として光伝送路へ送出する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号(並列形式の信号)にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となる。このため、低速伝送用の部品が使用できることになり、経済性に優れた光伝送装置を提供できる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置においては、送信系統部では、並列形式のクライアント信号の位相のずれを調整し、一旦バルク信号に戻して品質をモニタし、その後、バルクのクライアント信号を複数の並列形式の信号に分離し、この並列形式の信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを異なる波長の光信号に変換して波長多重し、ネットワーク信号として光伝送路へ送出する。受信系統部では、ネットワーク側から受信したネットワーク信号を光電気変換し、ネットワーク伝送用フレームへマッピングされたクライアント信号を抽出し、抽出された並列形式のクライアント信号から元のバルクのクライアント信号を復元して品質をモニタし、その後、さらに並列形式のクライアント信号に戻してクライアント側に出力する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となる。このため、低速伝送用の部品が使用できることになり、経済性に優れた光伝送装置を提供できる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置においては、バルクのクライアント信号の分離及び多重化の際に基のバルク信号の復元に必要となる情報の伝送に、ITU−TのG.709に規定されるフレームのオーバヘッドを用いる。
これにより、G.709に規定されるフレームのオーバヘッドを利用して、バルクのクライアント信号の分離及び多重化を容易に行えるようになる。
また、本発明の光伝送装置においては、並列形式のクライアント信号を受信し、並列形式のクライアント信号をバルク信号に戻すことなく、並列形式の信号のままクライアント信号の品質をモニタし、その後、並列形式の信号のままネットワーク伝送フレームへマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換し波長多重して光伝送路へ送出する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となると共に、さらに、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号のまま転送を行うことができるため、さらに経済性を高めた光伝送装置を提供することができる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置は、送信系統部では、並列形式のクライアント信号を受信し、並列形式のクライアント信号バルク信号に戻すことなく、並列形式の信号のままクライアント信号の品質をモニタし、その後、並列形式の信号のままネットワーク伝送フレームへマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換し波長多重して光伝送路へ送出する。受信系統部では、光伝送路から受信したネットワーク信号を光電気変換し、ネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされた並列形式のクライアント信号を抽出し、並列形式の信号のままクライアント信号の品質をモニタし、そのまま並列形式のクライアント信号としてクライアント側へ送出する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となると共に、さらに、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号のまま転送を行うことができるため、さらに経済性を高めた光伝送装置を提供することができる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置においては、並列形式のクライアント信号を受信して並列信号間の位相調整を行い、この並列形式のクライアント信号のそれぞれをネットワーク伝送フレームへマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換し波長多重して光伝送路へ送出する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となると共に、さらに、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号のまま転送を行うことができるため、さらに経済性を高めた光伝送装置を提供することができる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置においては、送信系統部は、並列形式のクライアント信号を受信して並列信号間の位相調整を行い、この並列形式のクライアント信号のそれぞれをネットワーク伝送用フレームにマッピングし、このマッピングされた並列形式のフレーム信号のそれぞれを異なる波長の光信号に変換し波長多重し、ネットワーク信号として光伝送路へ送出する。受信系統部は、光伝送路から受信したネットワーク信号を光電気変換し、ネットワーク伝送フレームにマッピングされた並列形式のクライアント信号を抽出し、この並列信号間の位相ずれの調整を行い、そのまま並列形式のクライアント信号としてクライアント側へ送出する。
これにより、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となると共に、さらに、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号のまま転送を行うことができるため、さらに経済性を高めた光伝送装置を提供することができる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
また、本発明の光伝送装置では、上述の光伝送装置において、ネットワーク伝送フレームがITU−T G.709に規定されるOTUフレームであり、そのビットレートがITU−T G.sup43に規定されるOTU2e(11.096Gb/s)またはOTU1e(11.049Gb/s)のネットワーク伝送フレームである。
これにより、40GbE信号等のクライアント信号を並列化(パラレル化)し、この並列形式の信号のそれぞれを、OTU2e(11.096Gb/s)、または、OTU1e(11.049Gb/s)のネットワーク伝送フレームにマッピングして、並列形式の信号により送信することができる。このため、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光伝送装置100の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1に示す光伝送装置100を2つ用い、光伝送装置100Aと、光伝送装置100Bとで光伝送システム1を構成した例を示している。なお、光伝送装置100A,100Bを総称する場合は、光伝送装置100と呼ぶ。
IEEE802.3baにて標準化が検討されている40GbEのインタフェースについては、10.3125Gb/s×4レーンの波長多重信号が候補の1つになっている。このため、図1に示す光伝送装置100、および図2に示す光伝送システム1では、10.3125Gb/s×4並列LAN信号の長距離伝送システムの例について説明する。
図1に示すように、光伝送装置100は、クライアント側からクライアント信号を受信し、このクライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路11に出力する送信系統部(図で上段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)101と、光伝送路11からネットワーク側の信号を受信し、このネットワーク側の信号からクライアント信号を抽出してクライアント側に出力する受信系統部(図で下段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)102と、を有して構成される。
すなわち、送信系統部101は、光伝送装置100において、上段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分であり、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112、O/E変換部(光/電気変換部)113、フレーム収容・処理部121内のMLD(Multi Lane Distribution)スキュー調整部(MLD終端)122、40GbE・ PCS/MACモニタ部123、逆マルチプレクサ部(Inverse・MUX部)124、ネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部(電気/光変換部)132、および波長多重部(WDM−MUX)133により構成されている。
また、受信系統部102は、光伝送装置100内において、下段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分であり、クライアント信号送受信部111内の波長多重部115、O/E変換部114、フレーム収容・処理部121内のMLD処理部(VL挿入)128、40GbE・ PCS/MACモニタ部127、バーチャルコンカチネーション部(VCAT・MUX)126、OTU2e終端部125、ネットワーク信号送受信部131内のO/E変換部135、および波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により構成されている。
上記構成において、送信系統部101側では、クライアント信号送受信部111により、クライアント側から送信された4つの波長で多重化された40GbE・LAN信号(10.3125Gb/sの4並列の光信号)を受信する。この40GbE・LAN信号は、波長多重分離部(WDM−DEMUX)112において、波長多重部分離が行われる。その後、O/E変換部113により光/電気変換が行われ、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号として出力される。この10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号はフレーム収容・処理部121に入力される。
フレーム収容・処理部121においては、MLDのスキュー調整を行うMLDスキュー調整部122により、10.3125Gb/s×4の4並列信号間の位相関係(位相ずれ)を調整し、バルクの40GbE信号として復元する。このバルクの40GbE信号は、40GbE・ PCS/MACモニタ部123に入力される。
40GbE・ PCS/MACモニタ部123では、バルクの40GbE信号を入力し、PCS(Physical Coding Sublayor)レイヤにおける64B/66B符号モニタを用いた品質モニタを行う。また、40GbE・ PCS/MACモニタ部123では、MAC(Media Access Control)レイヤにおけるFCS(フレーム・チェック・シーケンス)チェッカを用いたMACフレームモニタや、フレーム長カウント、フレーム数カウント等の品質モニタを行う。
40GbE・ PCS/MACモニタ部123により品質モニタされたバルクのクライアント信号は、逆マルチプレクサ124に入力される。この逆マルチプレクサ部124おいて、バルクの40GbE信号(42.25Gb/s±100ppm)は、バーチャルコンカチネーション(VCAT:Virtual Concatenation)による復元ができるようにして、10.3125Gb/s±100ppmの信号に分割される。
また、逆マルチプレクサ部124において、4並列のクライアント信号は、G.709にて定義されるOTU2フレームをオーバクロックさせた4つのOTU2e(ITU−T G.sup43に規定される)のネットワーク伝送フレームのペイロードにそれぞれマッピングされる。同期マッピング方式のVCATの場合には、OTU2eのビットレートは11.096Gb/s±100ppmとなる。なお、ネットワーク伝送フレームのオーバクヘッド部分には、バーチャルコンカチネーションによる復元の際に必要となる情報が付加される。
4つに並列化(パラレル化)されたOTU2eフレームの電気信号は、ネットワーク信号送受信部131に入力される。ネットワーク信号送受信部131では、電気信号を光信号に変換するE/O変換部132により、4つに並列化されたOTU2eフレームの電気信号のそれぞれを、11.096Gb/s±100ppmのビットレートである4つの異なる波長を有する光信号へ変換する。その後、異なる波長の光信号を1本のファイバへ入力するために波長多重部(WDM−MUX)133において波長レベルでの多重化が行われ、波長多重された光信号は、VCAT(バーチャルコンカチネーション)・40GbEの光信号(OTU2e×4の光信号)として、ネットワーク側の光伝送路11へ出力される。
光伝送装置100から光伝送路11を通して送信される光信号(OTU2e×4)は、光伝送路11を通して対向側の光伝送装置に送信される。例えば、図2に示すように、光伝送装置100Aから光伝送装置100Bに向けて送信される。
対向側の光伝送装置100においては、ネットワーク側から送信される光信号の受信を、図1に示す受信系統部102により行う。この受信系統部102において、光伝送装置100内のネットワーク信号送受信部131は、光伝送路11から光信号を受信し、この光信号を、波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により、波長多重信号を波長毎に分離する(この例では、4つの並列形式の信号に分離する)。また、O/E変換部135により、波長毎の光信号をOTU2eフレームの電気信号に変換し、この電気信号に変換された4つの並列形式の信号を、フレーム収容・処理部121内のOTU2e終端部125に出力する。
フレーム収容・処理部121内のOTU2e終端部125は、入力される信号の並列数に対応する構成(この例では4並列の構成)の終端部である。このOTU2e終端部125では、電気信号に変換された4並列のOTU2eフレームのそれぞれの信号からオーバヘッド(OTU2e−OH)を抽出し、このオーバヘッド(OTU2e−OH)により、それぞれの信号の品質のモニタ、障害の検出と障害箇所の特定などを行う。また、OTU2e終端部125では、OTU2eのネットワーク伝送フレームのペイロードにマッピングされたクライアント信号を抽出し、4並列のクライアント信号を生成する。この4並列のクライアント信号は、バーチャルコンカチネーション部(VCAT・MUX)126に出力される。
バーチャルコンカチネーション部(VCAT・MUX)126では、OTU2eのオーバヘッド(OTU2e−OH)を用いて、4並列のクライアント信号を基に、バルクのクライアント信号(40GbE信号)の復元を行う。
復元されたバルクのクライアント信号(40GbE信号)は40GbE・ PCS/MACモニタ部127において、再び品質モニタが行われる。その後、MLD処理部(VL挿入)128を通過し、仮想レーン(VL:Virtual Lane)により、10.3125Gb/s×4の4並列のクライアント信号に変換され、クライアント信号送受信部111へ入力される。
クライアント信号送受信部111おいては、E/O変換部114により、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号が互いに波長の異なる光信号へ変換され、波長多重部(WDM−MUX)部115により、波長レベルでの多重化処理が行われ、クライアント側に、10.3125Gb/s×4の並列形式の信号が出力される。
なお、図1および図2に示す第1の実施の形態では、クライアント信号を、11.096Gb/sのOTU2eのネットワーク伝送フレームへマッピングする例を示したが、11.049Gb/sのOTU1e(ITU−T G.sup43に規定される)のネットワーク伝送フレームを用いることも可能である。
また、図1に示す光伝送装置100では、送信系統部101と受信系統部102とを1つのユニットに含めて構成した例を示しているが、送信系統部101と受信系統部102とをそれぞれ独立のユニットで構成することもできる。
(40GbE_LANシステムの構成例と、スキュー調整)
なお、ここで、図1および図2に示す第1の実施の形態を補足する例として、40GbE_LANシステムの構成例と、スキュー調整の例について説明しておく。図3は、40GbE_LANシステムの構成例を示す図である。図4は、40GbEにて標準化が進められているMLD(マルチレーンディストリビューション)アーキテクチャによるレーン間スキュー調整の例を示している。
図3に示す40GbE_LANシステム2は、光伝送装置200Aと200Bとを光伝送路11により接続して構成される。この、光伝送装置200Aと、光伝送装置200Bとは、同じ構成のものであり、同一の構成部分には同一の符号を付している。なお、図3に示す40GbE_LANシステム2は、図1に示す光伝送システム1と異なり、光信号を長距離伝送するために必要なOTU2eフレームへのマッピング処理は行われない。長距離伝送が必要な場合は、図1に示す光伝送装置100を介在させて行う。
光伝送装置200Aにおいて、MAC(media access control)処理部211から出力される40G MAC信号(40.0Gb/s)は、PCS(TX)処理部212に入力される。PCS(TX)処理部212は、40G MAC信号に対して64B/66B符号化を行い、41.25Gb/sの信号へ変換する。
MLD(TX)処理部213では、PCS(TX)処理部201から入力した信号を、4つの4×10Gb/sレーンの64B/66Bブロックに分離する。また、MLD(TX)処理部202では、4×10Gb/sレーンの64B/66Bブロックにて4つのレーンの位相調整を実行するためのアライメント信号を挿入し、40GbE用送受信部231へ送出する。
40GbE用送受信部231では、MLD処理部213から入力した信号を、O/E変換部232により、電気信号から光信号への変換を行って波長多重部(WDM−MUX)部233へ出力する。波長多重部(WDM−MUX)233は4つのレーンに対して異なる波長を割り当てることにより、波長を多重し光伝送路11へ出力する。波長多重された光信号は光伝送路11を通して対向側の光伝送装置200Bにより受信される。
光伝送装置200Bにおいては、光伝送装置200Aから光伝送路11を通して送信される光信号を40GbE用送受信部231により受信する。光伝送装置200B内の40GbE用送受信部231では、波長多重分離部(WDM−DEMUX)234により波長多重信号を波長分離し、各レーンの信号をO/E変換部235により光電気変換した後、MLD(Rx)処理部214へ入力する。
ここで、図4に示すように、各レーン毎に位相ずれ(スキュー)が発生するため、40GbE信号に埋め込まれたアライメント信号(図中Aと示す)により、位相ずれを調整し、PCS(Rx)処理部215へ入力される。PCS(Rx)処理部215では64B/66B符号化を終端し、MAC処理部211によりMACフレームを抽出する。
このように、第1の実施の形態におけるレーン間の位相調整は、40GbE LANにて標準化されるであろうMLDによるスキュー調整を用いる。また、波長多重光送受信モジュールについても40GbE LANシステムステム用の光送受信モジュール(ビットレートを10.3125Gb/s×4)を、11.096Gb/s×4もしくは11.049Gb/s×4にし、波長を長距離伝送用の1.5μm帯のものに変更することにより、利用可能となる。このような構成をとることにより、40GbE信号用と同等の光送受信モジュールを用いて安価なシステムが構築できる。
(バーチャルコンカチネーションについての説明)
次に、バーチャルコンカチネーション(VCAT)について説明する。なお、バーチャルコンカチネーションとは、複数の伝送路を仮想的に結合し、1つの伝送路とする方法である。
図5にはITU−T G.709にて規定される40G信号(STM−256)のOPU2−4vへのマッピング例を示している。参考のため、10G信号(STM−64)OPU2へのマッピング例も合わせて示す。
両者を見比べるとOPU−OH(図中の網掛けで示す部分)におけるリザーブバイト(RES)を3byteがバーチャルコンカチネーション用のオーバヘッドVCOHに代わっている以外はOPU2を4つ並べた形となっていることがわかる。従って、データ領域は4倍であり、STM−256がSTM−64の4倍の容量であることから、OPU2−4vはOPU2の4倍のデータ容量を収容できる。NJO、PJO、JCについては非同期マッピング時に収容されるクライアント速度と収容する側のネットワーク速度の差分を吸収するものであり、G.709ではクライアント速度の精度は±20ppm、ネットワーク側についても精度は±20ppmとなる。
バーチャルコンカチネーションのオーバヘッド(OH)についての詳細を、図6に示す。ここで、MFI1及びMFI2(MFI:Multi Frame indication)はマルチフレーム表示であり、各OPU2フレーム間の遅延時間差を計測し、遅延時間差を調整するために用いられる。SQはシーケンス番号を示すバイトであり、8bitで最大256までのバーチャルコンカチネーションにおけるシーケンス番号を示すことができる。また、Member Statusはどのバーチャルコンカチネーショングループに属するのかを示すバイトである。従って、これらオーバヘッドを用いて、どのバーチャルコンカチネーショングループに属し、その中の何番目のシーケンスに属するフレームで、遅延量がどの程度かを知ることができるため、これらの情報を用いて、OPU−4vの場合には、OPU2を4つ用いて40G信号を転送し、元の信号を復元することができる。
(40GbE信号とG.709標準で規定されるOPU2信号との速度精度の問題)
40GbE信号の信号速度の精度は、G.709標準で規定されているOPU2信号の信号速度の精度よりも悪く、±100ppmの精度であり、ネットワーク側の速度精度を±20ppmとした場合、非同期マッピング方式を用いた場合、相対精度±120ppm相当の信号を収容する必要がある。そのため、G.709の標準の一部を拡張し、クロック精度品質の悪い信号に対応する。
図7及び図8に拡張したOPU2−4vへの40GbE信号の収容例を示す。図7ではJCバイトの部分を一部NJOに割り当て、またデータ領域の一部をPJOに割り当てている。図8では固定スタック領域の一部をNJOに割り当て、データ領域の一部をPJOに割り当てている。OPUフレームの1バイト当たり65ppm相当の信号速度を吸収することができるため、NJO、PJOをそれぞれ1バイトずつ増やすことにより±130ppm精度の信号を吸収することができる。つまり、非同期マッピング時には11.096Gb/s±20ppmのオーバクロックOTU2eフレームを用いて、図7や図8に示すNJO、PPJOを拡張したフレームに収容し伝送し、伝送後、元の信号を復元できるようになる。
以上、本発明の第1の実施の形態について説明したが、第1の実施の形態の光伝送装置100において、前述の送信系統部は送信系統部101が、受信系統部102は受信系統部102が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号受信部は、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112とO/E変換部113とが相当する。また、前述の並列信号スキュー調整部はMLDスキュー調整部122が相当する。また、前述の第1のモニタ部は40GbE・ PCS/MACモニタ部123が、逆マルチプレクサ部は逆マルチプレクサ部(InverseMUX部)123が、それぞれ相当する。また、前述のネットワーク信号送信部は、ネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部132と波長多重部133とが相当する。
また、前述のネットワーク信号受信部は、ネットワーク信号送受信部131内の波長多重分離部(WDM−DEMUX)134とO/E変換部135とが相当する。また、前述のフレーム終端部はOTU2e終端部125が、信号連結部はバーチャルコンカチネーション部(VCAT・MUX)126が、第2のモニタ部は40GbE・ PCS/MACモニタ部127が、信号分配部はMLD処理部128が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号送信部は、クライアント信号送受信部111内のE/O変換部114と波長多重部(WDM−MUX)115とが相当する。
そして、第1の実施の形態の光伝送装置100においては、送信系統部101の機能をのみを含む構成とすることができる。この場合は、光伝送装置100は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部(波長多重分離部112およびO/E変換部113)と、並列形式のクライアント信号の並列信号間の位相のずれを調整すると共に、該並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に復元する並列信号スキュー調整部(MLDスキュー調整部122)と、バルクのクライアント信号の品質をモニタする第1のモニタ部(40GbE・ PCS/MACモニタ部123)と、バルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に分離すると共に、該分離された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成する逆マルチプレクサ部(逆マルチプレクサ部(Inverse・MUX部)124)と、逆マルチプレクサ部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部(E/O変換部132および波長多重部133)と、を有して構成される。
また、光伝送装置100内に送信系統部101と受信系統部102の両方の機能を含む構成とする場合は、前述した送信系統部101の構成に加えて、さらに、受信系統部102として、光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部(波長多重分離部134とO/E変換部135)と、並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を抽出し、並列形式のクライアント信号を抽出するフレーム終端部(OTU2e終端部125)と、並列形式のクライアント信号からバルクのクライアント信号を復元する信号連結部(バーチャルコンカチネーション部126)と、バルクのクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部(40GbE・ PCS/MACモニタ部127)と、第2のモニタ部により品質がモニタされたバルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に変換する信号分配部(MLD処理部128)と、信号分配部から出力される並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部(E/O変換部114および波長多重部115)と、を有して構成される。
上記構成により、高速のシリアル信号に代えて、低速なパラレル信号にて、40GbE信号等の長距離転送が可能となる。このため、低速伝送用の部品が使用できることになり、経済性に優れた光伝送装置を提供できる。また、この光伝送装置を使用して、40GbE信号等の長距離転送を行う光伝送システムを経済的に構成できる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、並列形式の40GbE信号について、並列信号間の位相ずれを吸収した後、40GbEのPCSレイヤのバルク信号について品質をモニタし、バルク信号を分割し、元の並列形式の信号に戻すために逆マルチプレクサとバーチャルコンカチネーションを用いていた。
これに対して、第2の実施の形態では、並列形式のクライアント信号をバルク信号に戻すことなく並列形式の信号のまま、64B/66B符号モニタによる簡易な品質モニタを行い、並列形式の信号のままOTU2eフレームにマッピングする例を示す。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る光伝送装置300の構成を示すブロック図である。また、図10は、図9に示す光伝送装置300を2つ用い、光伝送装置300Aと、光伝送装置300Bとで光伝送システム3を構成した例を示している。なお、光伝送装置300A,300Bを総称する場合は、光伝送装置300と呼ぶ。
図9に示す光伝送装置300は、図1に示す光伝送装置100と比較して、図1に示すフレーム収容・処理部121の構成が、図9に示すフレーム収容・処理部301の構成に変更された点が異なるものである。その他の構成部分(図9に示すクライアント信号送受信部111およびネットワーク信号送受信部131)は、図1と同じ構成である。そのため、同一の構成部分には同一の符号を付している。
図9に示す光伝送装置300は、クライアント側からクライアント信号を受信し、このクライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路11に出力する送信系統部(図で上段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)302と、光伝送路11からネットワーク側の信号を受信し、このネットワーク側の信号からクライアント信号を抽出してクライアント側に出力する受信系統部(図で下段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)303と、を有して構成される。
すなわち、送信系統部302は、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112、O/E変換部113、フレーム収容・処理部301内の64B/66Bモニタ部311、OTU2e収容部312、ネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部132、および波長多重部(WDM−MUX)133により構成されている。
また、受信系統部303は、クライアント信号送受信部111内の波長多重部(WDM−MUX)115、O/E変換部114、フレーム収容・処理部301内の64B/66Bモニタ部314、OTU2e終端部313、ネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部135、および波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により構成されている。
上記構成において、送信系統部302では、クライアント信号送受信部111により、クライアント側から送信された4つの波長で多重化された40GbE・LAN信号(10.3125Gb/s×4の4並列信号)を受信する。この40GbE・LAN信号は、波長多重分離部(WDM−DEMUX)112により、波長多重部分離が行われる。その後、O/E変換部113により光信号を電気信号に変換(O/E変換)し、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号として出力される。この10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号はフレーム収容・処理部301に入力される。
フレーム収容・処理部301に入力された10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号は、64B/66Bモニタ部311により、そのまま64B/66B符号による簡易な品質モニタが行われる。
10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号は、64B/66Bモニタ部311により品質モニタが行われた後、OTU2e収容部312に入力される。このOTU2e収容部312により、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号のそれぞれは、11.096Gb/sのOTU2eフレームのペイロードへマッピングされ、OTU2eフレームの4並列信号として出力される。このOTU2eフレームの4並列信号は、ネットワーク信号送受信部131に出力される。
ネットワーク信号送受信部131では、E/O変換部132により、11.096Gb/sOTU2eフレームの4並列信号を、互いに波長の異なる光信号への変換し、波長多重部(WDM−MUX)部133により、波長レベルでの多重化処理を行う。波長多重された光信号は光伝送路11を通してネットワーク側の光伝送路11に出力される。例えば、図10に示す光伝送システム3において、光伝送装置300Aから対向側の光伝送装置300Bに向けて送信される。
光伝送装置300においては、ネットワーク側から光信号の受信を、図9に示す受信系統部303(図9の下段側の回路系統の部分)により行う。この受信系統部303において、光伝送装置300内のネットワーク信号送受信部131は、光伝送路11から光信号を受信し、この光信号を、波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により、波長多重信号を波長毎に分離する(この例では、4つの並列信号に分離する)。また、O/E変換部135により、波長毎の光信号をOTU2eフレームの電気信号に変換し、この電気信号に変換された4つの並列信号を、フレーム収容・処理部121に出力する。すなわち、受信系統部303では、ネットワーク信号送受信部131により、光信号からOTU2e(11.096Gb/s×4)フレームの4並列の電気信号を抽出して、フレーム収容・処理部301に出力する。
フレーム収容・処理部301においては、4並列構成のOTU2e終端部313により、4並列のOTU2eフレーム信号の終端処理を行い、ネットワーク側におけるエラーや障害の発生をモニタし、また、10.3125Gb/sのペイロードからクライアント信号を抽出し、10.3125Gb/s×4の4並列のクライアント信号を抽出する。
OTU2e終端部313で抽出された10.3125Gb/s×4の4並列のクライアント信号は、64B/66Bモニタ部314により、64B/66Bのオーバヘッドをモニタすることにより、簡易な品質モニタが行われる。64B/66Bモニタ部314で品質がモニタされた10.3125Gb/s×4の4並列のクライアント信号は、クライアント信号送受信部111へ出力される。
クライアント信号送受信部111では、E/O変換部114により、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号のそれぞれを互いに波長の異なる光信号へ変換し、波長多重部(WDM−MUX)部115により、波長の異なる光信号について波長レベルでの多重化処理が行われ、クライアント側に、10.3125Gb/s×4の4並列の信号が出力される。
このように、第2の実施の形態の光伝送装置300においては、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、並列形式の信号を並列のまま転送を行うことができるため、第1の実施の形態と比較して、さらに経済性が優れる。一方で、ネットワーク側フレームへの変換の際にバルク信号として扱えるように並列信号間の移送調整(スキュー調整)を実施していないため、並列信号間のスキューが累積する。このスキューは、クライアント同士間で調整されることになる。
なお、図9および図10に示す第2の実施の形態では、クライアント信号を、11.096Gb/sのOTU2eのネットワーク伝送フレームへマッピングする例を示したが、11.049Gb/sのOTU1eのネットワーク伝送フレームを用いることも可能である。
また、図9に示す光伝送装置300では、送信系統部302と受信系統部303とを1つのユニットに含めて構成する例を示しているが、送信系統部302と受信系統部303とをそれぞれ独立のユニットで構成することもできる。
以上、本発明の第2の実施の形態について説明したが、第2の実施の形態において、前述の送信系統部は送信系統部302が、受信系統部は受信系統部303が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号受信部は、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112とO/E変換部113とが相当する。また、前述の第1のモニタ部は64B/66Bモニタ部311が、フレーム収容部はOTU2e収容部312が、それぞれ相当する。また、前述のネットワーク信号送信部はネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部132と波長多重部133とが相当する。
また、前述のネットワーク信号受信部は、ネットワーク信号送受信部131内の波長多重分離部(WDM−DEMUX)134とO/E変換部135とが相当する。また、前述のフレーム終端部はOTU2e終端部313が、第2のモニタ部は64B/66Bモニタ部314が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号送信部は、クライアント信号送受信部111内のE/O変換部114および波長多重部(WDM−MUX)115が相当する。
そして、第2の実施の形態の光伝送装置300においては、送信系統部302の機能をのみを含む構成とすることができる。この場合は、光伝送装置300は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部(波長多重分離部112とO/E変換部113)と、並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に戻すことなく、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれの品質をモニタする第1のモニタ部(64B/66Bモニタ部311)と、並列信号のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームにマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するフレーム収容部(OTU2e収容部312)と、フレーム収容部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路11へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部(E/O変換部132と波長多重部133)と、を有して構成される。
また、光伝送装置300内に送信系統部302と受信系統部303の両方の機能を含む構成とする場合は、前述した送信系統部302の構成に加えて、さらに、受信系統部303として、波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部(波長多重分離部134とO/E変換部135)と、並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームのペイロードにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部(OTU2e終端部313)と、並列形式のそれぞれのクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部(64B/66Bモニタ部314)と、並列形式のクライアント信号をそれぞれ異なる波長の光信号に変換すると共に、異なる波長の光信号を波長多重してクライアント側に送信するクライアント信号送信部(E/O変換部114と波長多重部115)と、を有して構成される。
このような構成により、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、並列形式信号を並列形式のまま転送を行うことができるため、第1の実施の形態に比較して、さらに経済性が優れる光伝送装置を実現することができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、並列形式の40GbE信号について、並列信号間の位相ずれを吸収した後、40GbEのPCSレイヤのバルク信号について品質をモニタし、バルク信号を分割し、元の並列形式の信号に戻すために逆マルチプレクサとバーチャルコンカチネーションを用いていた。
これに対して、第3の実施の形態では、並列信号間の位相ずれは吸収し、位相ずれのない状態に戻すが、40GbE信号の10G×4のクライアント信号の並列状態は保持し、この並列形式のクライアント信号のそれぞれを、10Gの単位でオーバクロックしたOTU2eフレームのペイロードにマッピングを行う例について説明する。
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る光伝送装置400の構成を示すブロック図である。また、図12は、図11に示す光伝送装置400を2つ用い、光伝送装置400Aと、光伝送装置400Bとで光伝送システム4を構成した例を示している。なお、光伝送装置400A,400Bを総称する場合は、光伝送装置400と呼ぶ。
図11に示す光伝送装置400は、図1に示す光伝送装置100と比較して、図1に示すフレーム収容・処理部121の構成が、図11に示すフレーム収容・処理部401の構成に変更された点が異なるものである。その他の構成部分(図11に示すクライアント信号送受信部111およびネットワーク信号送受信部131)は、図1と同じ構成である。のため、同一の構成部分には同一の符号を付している。
図11に示す光伝送装置400は、クライアント側からクライアント信号を受信し、このクライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路11に出力する送信系統部(図で上段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)402と、光伝送路11からネットワーク側の信号を受信し、このネットワーク側の信号からクライアント信号を抽出してクライアント側に出力する受信系統部(図で下段側に示される破線で囲んだ回路系統の部分)403と、を有して構成される。
すなわち、送信系統部402は、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112、O/E変換部113、フレーム収容・処理部401内のMLDスキュー調整部(終端無)411、OTU2eマッピング部412、40GbE・ PCS/MACモニタ部413.ネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部132、および波長多重部(WDM−MUX)133により構成されている。
また、受信系統部403は、クライアント信号送受信部111内の波長多重部(WDM−MUX)115、E/O変換部114、フレーム収容・処理部401内のMLD処理部(終端無)415、OTU2e終端部414、40GbE・ PCS/MACモニタ部416、ネットワーク信号送受信部131内のO/E変換部135、および波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により構成されている。
上記構成において、送信系統部402では、クライアント信号送受信部111により、クライアント側から送信された4つの波長で多重化された40GbE・LAN信号(10.3125Gb/s×4の4並列の信号)を受信する。この40GbE・LAN信号は、波長多重分離部(WDM−DEMUX)112により、波長多重部分離が行われる。その後、O/E変換部113により光信号が電気信号に変換(O/E変換)が行われ、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号として出力される。この10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号はフレーム収容・処理部401に入力される。
フレーム収容・処理部401に入力された10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号は、MLDスキュー調整部(MLD終端無)411により、並列信号間の位相ずれが吸収され、位相ずれのない状態に戻される。なお、40GbEのバルク信号の品質モニタについては,MLDスキュー調整部411により、10.3125Gb/s×4の4並列信号間の位相差を吸収した後に、40GbE・ PCS/MACモニタ部413によりフレーム伝送処理と並列に行う。
10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号は、MLDスキュー調整部411により位相ずれのない状態に調整された後、OTU2eマッピング部412により、11.096Gb/sのOTU2eフレームのペイロードへマッピングされ、OTU2eフレームの4並列信号として出力される。OTU2eフレームの4並列信号は、ネットワーク信号送受信部131に出力される。
ネットワーク信号送受信部131では、E/O変換部132により、11.096Gb/sのOTU2eフレームの4並列信号を、互いに波長の異なる光信号への変換し、波長多重部(WDM−MUX)部133により、波長レベルでの多重化処理を行う。波長多重された光信号は光伝送路11を通してクライアント側に向けて出力される。例えば、図12の光伝送システム4に示すように、光伝送装置400Aから対向側の光伝送装置400Bに向けて送信される。
光伝送装置400においては、ネットワーク側から光信号の受信を、図11に示す受信系統部403(図の下側の破線で囲まれる回路系統の部分)により行う。
この受信系統部403において、ネットワーク信号送受信部131は、光伝送路11から光信号を受信し、この光信号を、波長多重分離部(WDM−DEMUX)134により、波長多重信号を波長毎に分離する(この例では、4つの並列信号に分離する)。また、O/E変換部135により、波長毎の光信号をOTU2eフレームの電気信号に変換し、この電気信号に変換された4つのOTU2eフレームの並列信号を、フレーム収容・処理部121に出力する。すなわち、受信系統部303では、ネットワーク信号送受信部131により、光信号から並列形式のOTU2eフレーム(11.096Gb/s×4)の電気信号を抽出して、フレーム収容・処理部301に出力する。
フレーム収容・処理部401においては、並列構成のOTU2e終端部414により、並列形式のOTU2eフレーム信号の終端処理を行い、この終端処理によりOTU2フレームのペイロードにマッピングされている10.3125Gb/s×4の4並列のクライアント信号を取り出す。さらに、MLDスキュー調整部415により、10.3125Gb/s×4の4並列信号について位相差を吸収する処理を行った後、10.3125Gb/s×4の4並列の信号は、クライアント信号送受信部111に出力される。なお、40GbEのバルク信号の品質モニタについては、MLDスキュー調整部415により10.3125Gb/s×4の4並列信号の位相差を吸収した後に、40GbE・ PCS/MACモニタ部416によりフレーム伝送処理と並列に行う。
MLDスキュー調整部415から出力される10.3125Gb/s×4の4並列信号は、クライアント信号送受信部111へ入力される。クライアント信号送受信部111では、E/O変換部114により、10.3125Gb/s×4の4並列の電気信号のそれぞれを互いに波長の異なる光信号へ変換し、波長多重部(WDM−MUX)部115により、波長の異なる光信号について波長レベルでの多重化処理を行い、クライアント側に、10.3125Gb/s×4の4並列の信号を出力する。
なお、第3の実施の形態では、OTU2eフレーム(11.096Gb/s)のペイロードに10.3125Gb/s信号をマッピングする例を示したが、OTU1e(11.049Gb/s)フレームのペイロードへマッピングすることも可能である。
また、図11に示す光伝送装置400では、送信系統部402と受信系統部403とを1つのユニットに含めて構成する例を示しているが、送信系統部と受信系統部とをそれぞれ独立のユニットで構成することができる。
以上説明したように、第3の実施の形態の光伝送装置400では、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号をパラレルのまま転送を行うことができるため、第1の実施の形態に比較して、さらに経済性が優れる光伝送装置を実現することができる。
以上、本発明の第3の実施の形態について説明したが、第3の実施の形態において、前述の送信系統部は送信系統部402が、受信系統部は受信系統部403が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号受信部は、クライアント信号送受信部111内の波長多重分離部112とO/E変換部113とが相当する。また、前述の第1のスキュー調整部はMLDスキュー調整部411が、マッピング部はOTU2eマッピング部412が、それぞれ相当する。また、前述のネットワーク信号送信部はネットワーク信号送受信部131内のE/O変換部132と波長多重部133とが相当する。
また、前述のネットワーク信号受信部は、ネットワーク信号送受信部131内の波長多重分離部(WDM−DEMUX)134とO/E変換部135とが相当する。また、前述のフレーム終端部はOTU2e終端部414が、第2のスキュー調整部はMLDスキュー調整部415が、それぞれ相当する。また、前述のクライアント信号送信部は、クライアント信号送受信部111内のE/O変換部114および波長多重部(WDM−MUX)115が相当する。
そして、第3の実施の形態の光伝送装置400においては、送信系統部402の機能をのみを含む構成とすることができる。この場合は、光伝送装置400は、並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部(波長多重分離部112とO/E変換部113)と、並列形式のクライアント信号間の位相のずれの調整を行う第1のスキュー調整部(MLDスキュー調整部411)と、第1のスキュー調整部により位相ずれが調整された並列形式のクライアント信号のそれぞれをネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するマッピング部(OTU2eマッピング部412)と、マッピング部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路11へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部(E/O変換部132と波長多重部133)と、を有して構成される。
また、光伝送装置400内に送信系統部402と受信系統部403の両方の機能を含む構成とする場合は、前述した送信系統部402の構成に加えて、さらに、受信系統部403として、光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部(波長多重分離部134とO/E変換部135)と、並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部(OTU2e終端部414)と、並列形式のクライアント信号間の位相ずれの調整を行う第2のスキュー調整部(MLDスキュー調整部415)と、第2のスキュー調整部により位相調整された並列形式のクライアント信号クライアント側に送信するクライアント信号送信部(E/O変換部114と波長多重部115)と、を有して構成される。
上記構成により、クライアント側の信号をバルク信号に戻すことなく、パラレル信号をパラレルのまま転送を行うことができるため、第1の実施の形態に比較して、さらに経済性が優れる光伝送装置を実現することができる。
以上、本発明の第1、第2、および第3の実施の形態において説明したように、本発明の光伝送装置においては、低速なパラレル信号にて40GbE信号の長距離転送が可能となる。これにより、低速用の部品が使用できるため経済性に優れる光伝送装置を実現することができると共に、光伝送システムを経済的に構成することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の光伝送装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係る光伝送装置の構成を示す図である。 図1に示す光伝送装置を用いた光伝送システムの構成例を示す図である。 40GbE_LANシステムの構成例を示す図である。 MLDによるレーン間スキュー調整について説明するための図である。 40G信号(STM−256)のOPU2−4vへのマッピング例を示す図である。 バーチャルコンカチネーションのオーバヘッド(OH)について説明するための図である。 40GbE信号のOPU2−4vへの収容例(その1)を示す図である。 40GbE信号のOPU2−4vへの収容例(その2)を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光伝送装置の構成を示す図である。 図9に示す光伝送装置を用いた光伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光伝送装置の構成を示す図である。 図11に示す光伝送装置を用いた光伝送システムの構成例を示す図である。 従来の40Gb/s光伝送システムの構成例を示す図である。
符号の説明
1、3、4・・・光伝送システム、2・・・40GbE_LANシステム、11・・・光伝送路、100,100A,100B・・・光伝送装置、111・・・クライアント信号送受信部、111A・・・クライアント信号送受信部、112,134・・・波長多重分離部(WDM−DEMUX)、113,135・・・O/E変換部、114,132・・・E/O変換部、115,133・・・波長多重部(WDM−MUX)、121,121A・・・フレーム収容・処理部、122・・・MLDスキュー調整部(MLD終端)、123,127・・・40GbE・PCS/MACモニタ部、124・・・逆マルチプレクサ部(Inverse・MUX)、125・・・OTU2e終端部、126・・・バーチャルコンカチネーション(VCAT・MUX)部、128・・・MLD処理部(VL挿入)、131,131A・・・ネットワーク信号送受信部、200A,200B・・・光伝送装置、211・・・MAC処理部、212・・・PCS処理部(TX)、213・・・MLD処理部(TX)、214・・・MLD処理部(RX)、215・・・PCS処理部(RX)、231・・・40GbE用送受信部、232・・・E/O変換部、233・・・波長多重部、234・・・波長多重分離部、235・・・O/E変換部、300,300A,300B・・・光伝送装置、301・・・フレーム収容・処理部、302・・・送信系統部。303・・・受信系統部、311,314・・・64B/66Bモニタ部、312・・・OTU2e収容部、313・・・OTU2e終端部、400A,400B・・・光伝送装置、401・・・フレーム収容・処理部、402・・・送信系統部、403・・・受信系統部、411,415・・・MLDスキュー調整部(MLD終端無)、412・・・OTU2eマッピング部、413,416・・・40GbE・PCS/MACモニタ部、414・・・OTU2e終端部

Claims (8)

  1. クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝路に送出する光伝送装置であって、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号の並列信号間の位相のずれを調整すると共に、該並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に復元する並列信号スキュー調整部と、
    前記バルクのクライアント信号の品質をモニタする第1のモニタ部と、
    前記バルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に分離すると共に、該分離された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成する逆マルチプレクサ部と、
    前記逆マルチプレクサ部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、
    前記送信系統部は、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号の並列信号間の位相のずれを調整すると共に、該並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に復元する並列信号スキュー調整部と、
    前記バルクのクライアント信号の品質をモニタする第1のモニタ部と、
    前記バルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に分離すると共に、該分離された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成する逆マルチプレクサ部と、
    前記逆マルチプレクサ部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備え、
    前記受信系統部は、
    前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、
    前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を抽出し、並列形式のクライアント信号を抽出するフレーム終端部と、
    前記並列形式のクライアント信号からバルクのクライアント信号を復元する信号連結部と、
    前記信号連結部により復元されたバルクのクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部と、
    前記第2のモニタ部により品質がモニタされたバルクのクライアント信号を並列形式のクライアント信号に変換する信号分配部と、
    前記信号分配部から出力される並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  3. 前記バルクのクライアント信号の分離及び多重化において、元のバルク信号の復元に使用する情報の伝送に、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)のG.709に規定されるネットワーク伝送フレームのオーバヘッドを用いること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の光伝送装置。
  4. クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する光伝送装置であって、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に戻すことなく、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれの品質をモニタする第1のモニタ部と、
    前記並列信号のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームにマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するフレーム収容部と、
    前記フレーム収容部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  5. クライアント信号を収容し、該クライアント信号を光信号へ変換してネットワーク側の光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、
    前記送信系統部は、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号をバルクのクライアント信号に戻すことなく、前記並列信号のクライアント信号のそれぞれの品質をモニタする第1のモニタ部と、
    前記並列信号のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームにマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するフレーム収容部と、
    前記フレーム収容部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備え、
    前記受信系統部は、
    前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、
    前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部と、
    前記並列形式のクライアント信号の品質をモニタする第2のモニタ部と、
    前記第2のモニタ部により品質がモニタされた並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  6. クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の信号に変換して光伝送路に送出する光伝送装置であって、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号間の位相のずれの調整を行う第1のスキュー調整部と、
    前記第1のスキュー調整部により位相ずれが調整された並列形式のクライアント信号のそれぞれを、ネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するマッピング部と、
    前記マッピング部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  7. クライアント信号を収容し、該クライアント信号をネットワーク側の光信号へ変換して光伝送路に送出する送信系統部と、前記光伝送路を通してネットワーク側から光信号を受信し、前記光信号からクライアント信号を抽出する受信系統部とを有する光伝送装置であって、
    前記送信系統部は、
    並列形式のクライアント信号を受信するクライアント信号受信部と、
    前記並列形式のクライアント信号間の位相のずれの調整を行う第1のスキュー調整部と、
    前記第1のスキュー調整部により位相ずれが調整された並列形式のクライアント信号のそれぞれをネットワーク伝送フレームへマッピングして並列形式のネットワーク伝送信号を生成するマッピング部と、
    前記マッピング部により生成された並列形式のネットワーク伝送信号のそれぞれを、異なる波長の光信号に変換すると共に、前記異なる波長の光信号を波長多重して前記光伝送路へネットワーク信号として送出するネットワーク信号送信部と、
    を備え、
    前記受信系統部は、
    前記光伝送路から波長多重されたネットワーク信号を受信すると共に、該波長多重されたネットワーク信号を波長ごとに分離し、該波長ごとに分離された信号をそれぞれ光電気変換して並列形式のネットワーク信号を生成するネットワーク信号受信部と、
    前記並列形式のネットワーク信号のネットワーク伝送フレームにマッピングされたクライアント信号を、並列形式のクライアント信号として抽出するフレーム終端部と、
    前記並列形式のクライアント信号間の位相ずれの調整を行う第2のスキュー調整部と、
    前記第2のスキュー調整部により位相調整された並列形式のクライアント信号をクライアント側に送信するクライアント信号送信部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  8. 前記ネットワーク伝送フレームがITU−T G.709に規定されるOTUフレームであり、そのビットレートがITU−T G.sup43に規定されるOTU2e(11.096Gb/s)またはOTU1e(11.049Gb/s)のネットワーク伝送フレームであること
    を特徴とする請求項1,2,4〜7に記載の光伝送装置。
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