JP2015188172A - 伝送システムおよび伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ伝送の効率化を図ること。【解決手段】 送信装置1は、I/F10の各々について、I/F10の種類、伝送レート、および物理レーンの数を含むポート情報を取得し、ポート情報に基づいて、各I/F10からの物理レーンから変換される仮想レーンの数を決定するポート情報管理部50と、I/F10の各々からの物理レーンに接続され、I/F10ごとに仮想レーン数分の仮想レーンを設定する仮想レーン化部20と、ポート情報に基づいて、I/F10と、I/F10からの物理レーンの数と、当該物理レーンに応じて仮想レーン化部20によって設定された仮想レーン番号と、を対応付けたレーン情報を作成するレーン情報作成部60と、仮想レーンを伝送するデータを多重化し、多重化する際に発生する無効データ領域にレーン情報を挿入する多重化部40と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、異なるプロトコルの信号の伝送に関する。
通信トラフィックの増大にともない、ネットワークの高速化・大容量化が求められている。データ多重化による大容量伝送が、集線装置間、拠点間、又はプロバイダのネットワーク間などを結ぶ通信基幹回路網に使用されている。このような大容量伝送の例は、低速の信号を予め決められた速度の信号に多重化して伝送するSDH/SONET(Synchronous Digital Hierarchy/Synchronous Optical Network)や、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信に適した光パスの概念を採用して大容量伝送を実現したOTN(Optical Transport Network)などである。
こうした中、例えば、SDHやSONETにおける複数のフレームレートの同期検出を単一の回路で実現する技術が、特許文献1に記載されている。また、近年では、ネットワークに接続される信号(プロトコル)は、その用途に応じて多様化しており、例えば、リンク層においては、Ethernet(Ethernetは登録商標、以下同じ。)、FibreChannel、InfiniBandなどの様々なプロトコルが混在している。
また、特許文献2には、機器間でデジタル信号を伝送する際、機器間で双方向通信ラインを利用して通信を行い、使用レーン数、使用レーン番号、伝送方向、搬送クロック周波数などの伝送路構成が決定される技術が記載されている。また、特許文献3には、パディング領域を使って、装置監視制御情報を転送する技術が記載されている。
特開2003−143097号公報 特開2012−142692号公報 特開2005−269507号公報
特許文献1に記載の技術は、正確で安定したクロックに強く依存する同期プロトコルのネットワークであるSDHやSONETのフォーマットの信号を伝送することを前提とし、フォーマット固有の同期検出パターンを検出することでマルチレートを検出する。そのため、当該技術は、例えば、非同期クロックで動作するEthernetの信号を検出することはできない。
また、Ethernetにおいては、非同期なクロックで動作している信号の多重化を行うことができるが、符号化処理による多重化を行っている。例えば10GbE(Ethernetの略)では8B/10B符号、100GbEでは64B/66B符号のように、プロトコルによって使用する符号化が異なるため、プロトコルに依存してしまう。さらに、マルチレート伝送するEthernetにおいて、例えば40Gbイーサネット(イーサネットは登録商標、以下同じ。)では10Gbps×4レーンで伝送しており、100GbEでは10Gbps×10レーンや20Gbps×4レーンで伝送しているため、各レーンの伝送レートを検出しただけでは、40GbEと100GbEを識別することはできない。
特許文献2に記載の技術は、AVシステムに使用されるHDMI(High Definition Multimedia Interface)(HDMIは登録商標。)規格の新旧を判別するために、機器から読みだしたEDID(Extended Display Identification Data)を使用しているため、通信装置などへの応用は出来ない。また、特許文献3に記載の技術は、パケット長を監視し、所定の大きさのパケットよりも小さい場合に、パディング領域があると判断して、監視情報を挿入しており、パケット処理を行わない物理層での処理には適用出来ない。
特許文献2に記載の技術は、光モジュールの種類を表す識別情報である光モジュールコードを用いて、マルチレートを検出する。そのため、当該技術は、光モジュールが搭載されていない装置には適用することはできない。
本発明は、マルチレーン伝送を含む複数の物理ポートを持ち、データを多重化して伝送することが可能で、また様々なリンク層プロトコルが混在するネットワークにおいて、データを伝送することが求められるデータ伝送システム及びデータ伝送装置に関し、特にリンク層プロトコルや伝送レーン数に依存せずにデータの多重化・分離化を可能とする小型かつ低遅延なデータ伝送装置を提供することを目的とする。
本願において開示される発明の一側面となる伝送システムは、複数の第1インターフェースで受信したデータを伝送する第1伝送装置と、前記第1伝送装置から伝送されるデータを受信して複数の第2インターフェースから送信する第2伝送装置と、を有する伝送システムであって、前記第1伝送装置は、前記複数の第1インターフェースの各々について、前記第1インターフェースの種類、前記第1インターフェースの伝送レート、および前記第1インターフェースから前記送信装置内部への物理レーンの数を含むポート情報を取得し、取得したポート情報に基づいて、前記各第1インターフェースからの物理レーンから変換される仮想レーンの数を決定するポート情報管理部と、前記各第1インターフェースからの物理レーンに接続され、前記第1インターフェースごとに、前記ポート情報管理部によって決定された仮想レーン数分の仮想レーンを設定する仮想レーン化部と、前記ポート情報に基づいて、前記第1のインターフェースと、前記第1インターフェースからの物理レーンの数と、当該物理レーンに応じて前記仮想レーン化部によって設定された仮想レーンの識別情報と、を対応付けたレーン情報を作成するレーン情報作成部と、前記仮想レーンを伝送するデータを多重化し、多重化する際に発生する無効データ領域に前記レーン情報作成部によって作成されたレーン情報を挿入する多重化部と、を有し、前記第2伝送装置は、前記多重化部による多重化データを受信して前記第1インターフェースごとに分離するとともに前記レーン情報を取得する分離化部と、前記分離部からの仮想レーンに接続され、前記分離化部によって取得されたレーン情報に基づいて、前記複数の第2インターフェースの各々に接続される物理レーンを設定する物理レーン化部と、を有することを特徴とする。
本発明の代表的な実施の形態によれば、データ伝送の効率化を図ることができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
伝送システムの構成例1を示す説明図である。 伝送システムの構成例2を示す説明図である。 図1および図2に示した送信装置の内部構成例を示すブロック図である。 図1および図2に示した送信装置の内部構成例を示すブロック図である。 ポート情報管理部が有する変換表の一例を示す説明図である。 伝送システムにおける送信装置の動作例を示す説明図である。 レーン情報作成部により作成されたレーン情報例1を示す説明図である。 ポート情報管理部により作成されたレーン情報例2を示す説明図である。 ブロックフォーマット例を示す説明図である。 伝送システムにおける受信装置の動作例を示す説明図である。 本実施例によるデータ伝送システムに含まれる回路の動的変更例を示すブロック図である。 伝送システムにおける送信装置の動作処理手順例を示すフローチャートである。 図12に示した回路変更処理(ステップS1202)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 仮想レーン数決定処理(ステップS1203)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。 伝送システムにおける受信装置の動作処理手順例を示すフローチャートである。
以下の実施の形態においては、便宜上その必要があるときは、複数の実施の形態またはセクションに分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
さらに、以下の実施の形態において、伝送レーンとは、物理レーンや仮想レーン、PCS(Physical Coding Sublayer)レーンなどの総称であり、物理的な伝送路に限定されるものではない。
本実施の形態にかかる伝送システム、受信装置、送信装置、および通信装置は、一例として、複数の物理ポートを持ち、様々なリンク層プロトコルが混在するネットワークにおいてデータを伝送する。
また、通信装置とは、データを送信する送信装置の送信機能と、データを受信する受信装置の受信機能の両方を備えるデバイスである。また、伝送システムとは、送信装置から受信装置へデータを伝送する構成、送信装置から通信装置へデータを伝送する構成、通信装置から受信装置へデータを伝送する構成、一方の通信装置から他方の通信装置へデータを伝送する構成のいずれかを含むシステムである。また、送信装置および通信装置は、データを多重化して送信する構成としてもよく、受信装置および通信装置は、多重化されたデータを分離する構成としてもよい。なお、本明細書では、送信装置、受信装置、および通信装置を総称して「伝送装置」とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一構成には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<伝送システムの構成例>
図1は、伝送システムの構成例1を示す説明図である。図1に示す伝送システム1000は、送信装置1と受信装置2とを有し、送信装置1から受信装置2へデータを伝送する構成とする。送信装置1と受信装置2とは、m本の伝送レーンによって構成される伝送路を介して接続される。
図2は、伝送システム1000の構成例2を示す説明図である。図2に示す伝送システム1000は、2台の通信装置を有し、一方の通信装置3−1から他方の通信装置3−2へデータを伝送する構成とする。通信装置3−1と通信装置3−2はそれぞれ、図1に示した送信装置1および受信装置2を有する。
図3は、図1および図2に示した送信装置1の内部構成例を示すブロック図である。送信装置1は、n個のI/F10−1〜10−nからなるI/F10と、仮想レーン化部20(20−1〜20−n)と、第1セレクタ30と、多重化部40と、ポート情報管理部50と、レーン情報作成部60と、を備える。なお、nは1以上の整数である。
n個のI/F10−1〜10−nはそれぞれ物理ポートを有し、当該物理ポートには光トランシーバが差し込まれる。n個のI/F10−1〜10−nは、物理ポートに差し込まれた光トランシーバを介して受信装置2へ送信するデータフレーム(以下、送信データと称す)を入力する。各物理ポートの伝送レートは、互いに異なっていてもよい。また、各物理ポートが有する伝送レーンの数も異なっていてもよい。なお、物理ポートは、すべてが異なる伝送レートであったり、異なる伝送レーン数を有している必要はなく、いずれか一つが他の物理ポートと異なる伝送レートや伝送レーン数を有していれば良い。
n個のI/F10−1〜10−nから入力される送信データには、例えば異なるビットレートのデジタル信号、異なるプロトコルのデジタル信号や同じ伝送レートで複数の伝送レーンを使用して伝送するデジタル信号などが含まれる。n個のI/F10−1〜10−nから入力される送信データは、それぞれ対応する仮想レーンに入力される。また、各I/F10−1〜10−nは、物理ポートに挿入された光トランシーバを示す光トランシーバ種、伝送レートや物理レーン数を含むポート情報を、ポート情報管理部50に通知する。
ポート情報管理部50は、各I/F10−1〜10−nから通知されたポート情報を取得する。ポート情報管理部50は、取得したポート情報から、使用する仮想レーンを決定し、レーン情報作成部60と第1セレクタ30へ通知する。また、ポート情報管理部50は、取得したポート情報に基づいて、後述する変換表を用いて、物理レーンから変換する仮想レーン数を決定し、仮想レーン化部20へ通知する。
各仮想レーン化部20は、ポート情報管理部50から通知された仮想レーン数に従って、物理レーンを仮想レーンに変換し、受信した送信データを、仮想レーン数分の仮想レーン上を伝送する送信データとして出力する。各仮想レーン化部20は、たとえば、デマルチプレクサを有する。デマルチプレクサの入力側は、仮想レーン化部20に対応するI/F10の物理ポートが有する物理レーンを介して接続される。
デマルチプレクサの出力側は、仮想レーンにより第1セレクタ30に接続される。物理レーンから仮想レーンへの変換は、デマルチプレクサにより実施される。たとえば、各仮想レーン化部20はそれぞれ、ポート情報管理部50から通知された仮想レーン数をデマルチプレクサに与え、仮想レーン数分の仮想レーンを設定する。仮想レーン1本あたりの伝送容量は、後述する設定レートxに調整される。これにより、各仮想レーン化部20までの物理レーンが仮想レーンに変換される。
第1セレクタ30は、ポート情報管理部50から通知されたポート情報と、使用する仮想レーンと、に従って、入力する送信データを選択し、多重化部40へ出力する。具体的には、たとえば、ポート情報が10GbEであり、使用する仮想レーンとして、仮想レーン番号「1」および「2」が通知された場合、第1セレクタ30は、10GbEのI/Fから仮想レーン番号「1」および「2」の仮想レーンを伝送してくるデータを選択して、x本の伝送レーンを介して、多重化部40へ送信する。なお、xは1以上の整数である。
レーン情報作成部60は、ポート情報管理部50から通知された使用する仮想レーンの情報(仮想レーン番号)を用いて、レーン情報と対応関係情報を作成する。レーン情報とは、I/F10ごとの使用物理レーン数と仮想レーン番号とを対応付けた情報である。たとえば、10GbEの場合、使用物理レーン数は「2」、仮想レーン数が「2」であるため仮想レーン番号は「1」、「2」といった情報である。対応関係情報とは、この送信装置1側の仮想レーン番号と、対応する受信装置2側の仮想レーン番号とを対応付けた情報である。
たとえば、受信装置2側のI/F10の仮想レーン番号が「1」、「2」である場合、送信装置1側の仮想レーン番号「1」と受信装置2側の仮想レーン番号「1」とが対応付けられ、送信装置1側の仮想レーン番号「2」と受信装置2側の仮想レーン番号「2」とが対応付けられる。レーン情報作成部60は、レーン情報および対応関係情報を、多重化部40へ通知する。
多重化部40は、第1セレクタ30から入力された送信データを多重化する。多重化部40は、たとえば、第1セレクタ30からの取得順にデータを多重化したり、仮想レーン番号の昇順に送信データを多重化したり、仮想レーン数が少ない順に送信データを多重化する。また、多重化部40は、レーン情報作成部60によって作成されたレーン情報および対応関係情報を無効データ領域に挿入する。そして、多重化部40は、m本の伝送レーンによって構成される伝送路へ送信データを送信する。なお、mは1以上の整数である。
図4は、図1および図2に示した送信装置1の内部構成例を示すブロック図である。送信装置1は、分離化部70と、第2セレクタ80と、物理レーン化部90(90−1〜90−n)と、複数のI/F100−1〜100−nからなるI/F100とを備える。受信装置2は、I/F100から、受信データフレーム(以下、受信データと称す)を出力する。
分離化部70は、送信装置1に接続されているm本の伝送路を介して、送信装置1で多重化された送信データを入力する。分離化部70は、送信データの中の無効データ領域に含まれるレーン情報に従って、m本の伝送路を介して受信した送信データを分離し、セレクタ80に出力する。
第2セレクタ80では、無効データ領域に含まれるレーン情報および対応関係情報に従って、物理レーン化部90へ送信データを出力する。たとえば、レーン情報に含まれる送信装置1側の仮想レーン番号「1」および「2」が、対応関係情報により受信装置2側の仮想レーン番号「1」および「2」に対応付けられている場合、第2セレクタ80は、送信装置1側の仮想レーン番号「1」および「2」に対応する送信データを、受信装置2側の仮想レーン番号「1」および「2」の仮想レーンに出力する。
各物理レーン化部90は、無効データ領域に含まれるレーン情報に従って、仮想レーンから物理レーンに変換し、I/F100に送信データを出力する。各物理レーン化部90は、マルチプレクサを有する。マルチプレクサの入力側は、第2セレクタ80に仮想レーンを介して接続される。マルチプレクサの出力側は、I/F100の物理ポートが有する物理レーンにより接続される。
仮想レーンから物理レーンへの変換は、マルチプレクサにより実施される。たとえば、各物理レーン化部90はそれぞれ、無効データ領域に含まれるレーン情報から得られる物理レーン数分の物理レーンを設定する。なお、仮想レーン1本あたりの伝送容量は、送信装置1と同様、後述する設定レートxに調整されている。これにより、各物理レーン化部90までの仮想レーンが物理レーンに変換される。
I/F100は、複数のI/F100−1〜100−nを有する。I/F100の構成は、送信装置1のI/F10と同一であるため説明を省略する。なお、本例では、送信装置1側のI/F10(たとえば、10−1)と対応するI/F100(たとえば、100−1)に、同種の光トランシーバが挿入されているものとする。
<変換表>
図5は、ポート情報管理部50が有する変換表の一例を示す説明図である。変換表500は、I/F10の性能に応じて仮想レーン数を決定するためのテーブルである。変換表500は、光トランシーバ種と、伝送レートと、物理レーン数と、仮想レーン数と、を有する。光トランシーバ種とは、物理ポートに挿入された光トランシーバの種類を特定する情報である。伝送レートとは、物理ポートの1[ch]あたり、すなわち、1本の物理レーンあたりの伝送レートである。物理レーン数とは、物理ポートにおける物理レーンの本数である。なお、光トランシーバ種、伝送レートおよび物理レーン数が「ポート情報」である。光トランシーバ種、伝送レートおよび物理レーン数の対応関係は、変換表500に示す通り、あらかじめ通信規格で決められる。また、仮想レーン数については、以下に説明する。
伝送容量の合計は、1[ch]あたりの伝送レート(a)×物理レーン数(b)により算出される。また、仮想レーンと物理レーンの間には、以下の関係式(1)が成り立つ。
a×b=仮想レーン1本あたりの伝送容量×仮想レーン数(c)・・・(1)
また、仮想レーン化部20内での処理を行うための動作クロック周波数は、仮想レーン化部20の内部の信号線のビット幅[bit]と仮想レーン1本あたりの伝送容量(設定レートxとおく)を用いて、次の関係式(2)が成り立つ。
動作クロック周波数[MHz]=x[Gbps]/ビット幅[bit]・・・(2)
上記関係式(1)および関係式(2)より、下記の関係式(3)が得られる。
Figure 2015188172
本実施例では、動作クロック周波数400[MHz]以下、ビット幅64[bit]以下を想定し、設定レートとなる仮想レーン1本あたりの伝送容量(x)を6.5[Gbps]とする。仮想レーン1本あたりの伝送容量(x)は、動作クロック周波数やビット幅により変更可能である。
このように、変換表500は、光トランシーバ種、伝送レート、物理レーン数、および仮想レーン数を対応付ける。たとえば、変換表500の1行目は、伝送レートが8.5[Gbps]、物理レーン数が1本の物理ポートに、8GFC(ギガファイバーチャネル)の光トランシーバが挿入された場合、その物理ポートに対応する仮想レーン数は2本になることを示している。
<伝送システムの動作例>
図6は、伝送システムにおける送信装置1の動作例を示す説明図である。まず、I/F10の物理ポートに10GbE(ギガビットイーサネット)の光トランシーバと40GbEの光トランシーバと16GFC(ギガファイバーチャネル)の光トランシーバが挿入されたとする。10GbEの光トランシーバの挿入により、挿入されたI/F10は10[Gbps]×1[ch](チャネル)の物理レーンとなる。また、40GbEの光トランシーバの挿入により、挿入されたI/F10は10[Gbps]×4[ch]の物理レーンとなる。また、16GFCの光トランシーバの挿入により、挿入されたI/F10は14[Gbps]×1[ch]の物理レーンとなる。チャネル数が物理レーン数である。各光トランシーバで受信された送信データは、それぞれ物理レーンを介して仮想レーン化部20に送信される。
ポート情報管理部50は、送信装置1に含まれるI/F10から受信した、使用されている物理ポートの伝送レートと物理レーン数から、仮想レーン化部20で設定する仮想レーン(VL)数を決定する。例えば、設定レートxを6.5[Gbps]とすると、10GbEと40GbEと16GFCの光トランシーバが挿入されている場合、図5に示した変換表500から仮想レーン数はそれぞれ2本、8本、3本となる。
これにより、仮想レーン化部20は、10GbE(10[Gbps]×1[ch])の物理レーンを6.5[Gbps]×2VL(Virtual Lane)に変換し、40GbE(10[Gbps]×4[ch])を6.5[Gbps]×8VLに変換し、16GFC(14[Gbps]×1[ch])を6.5[Gbps]×3VLに変換する。送信データは、変換後の仮想レーン上を伝送する。
また、レーン情報作成部60は、受信装置2に含まれるI/F100で使用されている物理ポート(光トランシーバが挿入された物理ポート)と、送信装置1に含まれるI/F10で使用されている物理ポート(光トランシーバが挿入された物理ポート)から生成した仮想レーンとの対応付けを行う。ここでは、例として、受信装置2は、送信装置1と同じように光トランシーバが挿入されたレーン構成である。
図7は、レーン情報作成部60により作成されたレーン情報例1を示す説明図である。(A)は、送信装置1のレーン情報701であり、(B)は受信装置2のレーン情報702である。送信装置1と受信装置2は同一レーン構成であるため、(A),(B)において、I/F711、721、使用物理レーン数712,722、仮想レーン番号713、723は同一となる。
この場合、送信装置1のI/F10−1(10GbEの光トランシーバが挿入)と受信装置2に含まれるI/F100−1(10GbEの光トランシーバが挿入)とが対応する。すなわち、送信装置1における10GbE(10[Gbps]×1[ch])から生成した6.5[Gbps]×2VLと、受信装置2に含まれるI/F100−1(10GbE)とが対応することになる。
そして、ポート情報管理部50は、対応関係にある仮想レーンの番号どうしを関連付ける。たとえば、送信装置1の10GbEの仮想レーン番号「1」、「2」は、受信装置2の10GbEの仮想レーン番号「1」、「2」と対応する(対応関係情報)。なお、送信装置1のレーン情報701は、多重化部40において無効データ領域に挿入される。そして、受信装置2が、多重化された送信データを受信した場合に、送信装置1のレーン情報701を無効データ領域から取り出して、受信装置2のレーン情報702として用いる。これにより、送信装置1が受信装置2側の仮想レーンを決定する。
図8は、ポート情報管理部50により作成されたレーン情報例2を示す説明図である。図8では、受信装置2において光トランシーバが挿入された箇所が図7と異なるため、仮想レーン番号が図7と異なる。この場合、送信装置1の10GbEの仮想レーン番号「1」、「2」と対応するのは、受信装置2の10GbEの仮想レーン番号「12」、「13」である。これにより対応関係情報が得られる。これにより、図7と異なり、送信装置1ではなく、受信装置2が受信装置2側の仮想レーンを決定する。
レーン情報作成部60は、ポート情報管理部50から受信した仮想レーン番号の対応関係情報をビットパターンに変換し、ブロックフォーマットを作成する。
図9は、ブロックフォーマット例を示す説明図である。たとえば、ブロックフォーマットは66[bit]とし、ヘッダ(2[bit])、識別子(0x1E)、VL情報(8[bit])、ランダムパターン(48[bit])で構成される。レーン情報作成部60は、VL情報に、対応関係情報を8[bit]のビットパターンに変換して挿入する。図9に示した送信装置1の仮想レーン番号と受信装置2の仮想レーン番号の組み合わせである対応関係情報により特定されるVL情報のビットパターンは、図7の場合の例である。
図6に戻り、第1セレクタ30は、使用するポート情報や仮想レーン番号に従い、該当する物理ポートの仮想レーンを選択し、順番に多重化部40へ送信データを送信する。例えば、使用するポート情報が10GbEと16GFCに該当していれば、2VLと3VLのデータ列を多重化部40へ送信する。次に使用するポート情報が40GbEに該当していれば、8VLのデータ列を多重化部40へ送信する。多重化部40へ送信するレーン数の上限が、例えば10VLだとすると、2VLと3VLを先に選択し、8VLは次に選択するようにしても良いし、上から順番に選択して10VLに詰め込むようにして多重化部40に送信しても良い。
多重化部40は、第1セレクタ30から受信した送信データを、400[Gbps]×1[ch]に多重化する。多重化する際に、伝送レーンの伝送レートと実際に流れる帯域には差があるために無効データ領域が発生する。多重化部40は、レーン情報や対応関係情報を、無効データ領域に挿入する。
また、多重化部40は、無効データ領域が発生しない場合には、定期的に無効データ領域を生成し、例えば有効データを16回多重化した場合に、1回無効データ領域を生成し、生成した無効データ領域にレーン情報や対応関係情報を挿入する。具体的には、多重化部40は、無効データ領域が連続して発生しなかった回数をカウンタで計数し、たとえば、16回連続で無効データ領域が発生しなかった場合は、17回目の多重化で無効データ領域を生成して、レーン情報や対応関係情報を挿入する。挿入後は、多重化部40は、カウンタをリセットする。多重化された送信データは、m本の伝送路を介して、受信装置2へ伝送される。なお、mは1以上の整数である。
図10は、伝送システムにおける受信装置2の動作例を示す説明図である。まず、分離化部70は、m本の伝送路を介して、送信装置1から400[Gbps]×1[ch]分の送信データを入力する。分離化部70は、無効データ領域に含まれるレーン情報や対応関係情報を抽出し、多重化されたデータを分離して、分離した送信データを第2セレクタ80へ送信する。
第2セレクタ80は、レーン情報や対応関係情報に従い、該当する仮想レーンを選択し、順番に物理レーン化部90へデータ列を送信する。例えば、レーン情報から10GbEと16GFCが特定されると、6.5[Gbps]×2VL分のデータ列と6.5[Gbps]×3VL分のデータ列を物理レーン化部90へ送信する。次に使用するI/F100が40GbEに該当していれば、6.5[Gbps]×8VL分のデータ列を物理レーン化部90へ送信する。
また、第2セレクタ80は、レーン情報702や対応関係情報を参照して、選択した仮想レーン番号を物理レーン化部90に通知する。たとえば、受信装置2側の仮想レーン番号「1」、「2」が選択された場合、該当するI/F100(10GbEの光トランシーバが挿入されたI/F)に接続される物理レーン化部90に、使用物理レーン数を通知する。
物理レーン化部90は、仮想レーンからの伝送先の物理レーンを設定する。例えば、物理レーン化部90は、6.5[Gbps]×2VLの伝送先の物理レーンを、10GbE(10[Gbps]×1[ch])の物理レーンに設定する。また、物理レーン化部90は、6.5[Gbps]×8VLの伝送先の物理レーンを、40GbE(10[Gbps]×4[ch])の物理レーンに設定する。また、物理レーン化部90は、6.5[Gbps]×3VLの伝送先の物理レーンを、16GFC(14[Gbps]×1[ch])の物理レーンに設定する。
I/F100は、物理レーン化部90の対応する物理レーンから受信したデータ列を、受信データとして出力する。なお、本実施例はこのような構成に限定するものではなく、例えば、多重化したデータをm本の伝送路に分配して、パラレルデータとして伝送しても良い。
<回路の動的変更例>
図11は、本実施例によるデータ伝送システムに含まれる回路の動的変更例を示すブロック図である。伝送装置3−1の送信装置1において、ある2個のI/F10−1、10−2の各物理ポートに、10GbEの光トランシーバが挿入された場合、伝送装置3−1の送信装置1において、対応する仮想レーン化部20−1,20−2は、10GbE専用になる。同様に、伝送装置3−1の受信装置2において、ある2個のI/F100−1,100−2の各物理ポートに、10GbEの光トランシーバが挿入された場合、伝送装置3−1の送信装置2において、対応する物理レーン化部90−1,90−2は、10GbE専用になる。具体的には、10GbE専用の仮想レーン化部20−1,20−2と物理レーン化部90−1,90−2は、10GbE用の動作クロック周波数で動作するようにタイミング調整される。
このあと、伝送装置3−1の送信装置1における2つのI/F10−1、10−2のうち、1つのI/F10−2が16GFC用の光トランシーバに差し替えられた場合、送信装置1に含まれる仮想レーン化部20−2は、10GbE専用になっており、動作クロック周波数が異なるため、対応することができない。そこで、I/F10−2から16GFC用の光トランシーバが挿入された旨のポート情報を取得した場合は、16GFC用の光トランシーバに接続される仮想レーン化部20−2は、その一部の回路を16GFC専用の回路に動的に変更し、16GFC用の動作クロック周波数で動作するようにタイミング調整する。
同様に、伝送装置3−1の受信装置2における2つのI/F100−1,100−2のうち、1つのI/F100−2が16GFC用の光トランシーバに差し替えられた場合も、受信装置2に含まれる物理レーン化部90−2は、10GbE専用になっており、動作クロック周波数が異なるため、対応することができない。そこで、I/F100−2から16GFC用の光トランシーバが挿入された旨のポート情報を取得した場合は、16GFC用の光トランシーバに接続される物理レーン化部90−2は、その一部の回路を16GFC専用の回路に動的に変更し、16GFC用の動作クロック周波数で動作するようにタイミング調整する。
なお、本説明では、仮想レーン化部20と物理レーン化部90について説明したが、回路変更の範囲を限定するものではない。また、I/F10に挿入される光トランシーバの種類を限定するものではなく、例えば、10GbEと40GbEが挿入される場合もある。
<伝送システムの動作処理手順例>
図12は、伝送システムにおける送信装置1の動作処理手順例を示すフローチャートである。送信装置1では、ポート情報管理部50は、光トランシーバの挿入を契機として、当該光トランシーバが差し込まれたI/F10からポート情報を取得する(ステップS1201)。たとえば、差し込まれた光トランシーバが10GbEの光トランシーバである場合、ポート情報管理部50は、ポート情報として光トランシーバ種「10GbE」、伝送レート「10.3125Gbps」、物理レーン数「1」を当該I/F10から取得する。
つぎに、ポート情報管理部50は、回路変更処理を実行する(ステップS1202)。回路変更処理(ステップS1201)とは、図11に示したような回路の再構成を実施する処理である。回路変更処理(ステップS1201)の詳細については後述する。
回路変更処理(ステップS1201)のあと、ポート情報管理部50は、仮想レーン数決定処理を実行する(ステップS1203)。仮想レーン数決定処理(ステップS1203)は、物理レーンを仮想レーンに変換する際の仮想レーンの数を決定する処理である。仮想レーン数決定処理(ステップS1203)の詳細については後述する。
つぎに、レーン情報作成部60は、ステップS1201で取得したポート情報から、レーン情報701を作成して、選択する仮想レーンを決定する(ステップS1204)。具体的には、たとえば、10GbEの場合、ステップS1203で仮想レーン数が「2」に決定される。したがって、レーン情報作成部60は、図7で示したようなレーン情報701を作成して、使用する仮想レーンの仮想レーン番号を特定する。
このあと、送信装置1にデータが入力されると、多重化部40は、図6に示したように送信データを多重化処理して(ステップS1205)、受信装置2に多重化データを送信する。多重化の際、多重化部40は、無効データ領域に送信装置1のレーン情報701や対応関係情報を挿入する。
図13は、図12に示した回路変更処理(ステップS1202)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。ポート情報管理部50は、既存論理回路の構成情報を取得する(ステップS1301)。既存論理回路の構成情報とは、仮想レーン化部20の回路構成であり、具体的には、たとえば、仮想レーン化部20が接続先のI/F10を認識して得た接続先のI/F10における物理ポートの伝送レートと物理レーン数である。つぎに、ポート情報管理部50は、取得した既存論理回路の構成情報(仮想レーン化部20が認識した伝送レートおよび物理レーン数)と、ステップS1201で取得したポート情報(I/F10からの伝送レートおよび物理レーン数)とを比較する(ステップS1302)。
そして、ポート情報管理部50は、回路構成の差分があるか否かを判断する(ステップS1303)。具体的には、たとえば、同一のI/F10において、既存論理回路の構成情報が、伝送レート「10.3125Gbps」、物理レーン数「1」であり、ポート情報も、光トランシーバ種「10GbE」、伝送レート「10.3125Gbps」、物理レーン数「1」である場合、伝送レートと物理レーン数が同一であるため回路構成に差分がないことになる。
一方、同一のI/F10において、既存論理回路の構成情報が、伝送レート「10.3125Gbps」、物理レーン数「1」であり、ポート情報が、光トランシーバ種「40GbE」、伝送レート「10.3125Gbps」、物理レーン数「4」である場合、物理レーン数が異なるため回路構成に差分があることになる。この場合、仮想レーン化部20の回路構成を、10GbE専用の回路構成から40GbE専用の回路構成に変更しなければならない。なお、伝送レートのみが異なる場合や伝送レートおよび物理レーン数の両方が異なる場合も回路構成に差分があることになる。
回路構成に差分がない場合(ステップS1303:No)、ポート情報管理部50は、回路の再構成をせずに回路変更処理(ステップS1202)を終了し、ステップS1203に移行する。一方、回路構成に差分がある場合(ステップS1303:Yes)、ポート情報管理部50は、既存回路構成におけるI/F10の物理レーン数の総和(最大レーン数)と、ステップS1201で取得したポート情報における物理レーン数(の総和)とを比較する(ステップS1304)。
ステップS1302で取得したポート情報における物理レーン数が既存回路構成における最大レーン数以下の場合(ステップS1304:Yes)、物理レーン数が充足するため、ステップS1306へ移行する。一方、ポート情報管理部50は、ステップS1302で取得したポート情報における物理レーン数が既存回路構成における最大レーン数より多い場合(ステップS1304:No)、物理レーンが不足するため、ユーザ操作により、不足分の物理レーンに対応I/F10を無効化にして(ステップS1305)、ステップS1306に移行する。たとえば、当該I/F10がデータを受信しても受信したデータを破棄する設定にする。
ステップS1306では、ユーザ操作により、ポート情報管理部50は、回路構成を再構築する(ステップS1306)。たとえば、ユーザは必要に応じて光トランシーバの差し替えをおこなう。なお、この段階で光トランシーバが差し替えられたI/F10はまだ有効化されていない。差し替えをおこなうと、そのI/F10からポート情報が通知される。再構築後の物理レーン数は、光トランシーバが差し込まれた各I/F10から取得されるポート情報の物理レーン数の総和である。たとえば、再構築前が10GbEの光トランシーバが2個挿入され、そのうちの1個を40GbEに差し替えた場合、再構築後の物理レーン数は、「2」から「5」になる。
そして、ポート情報管理部50は、再構築後の物理レーン数と、ステップS1201で取得したポート情報における物理レーン数とを比較する(ステップS1307)。ステップS1201で取得したポート情報における物理レーン数が再構築後の物理レーン数以下の場合(ステップS1307:Yes)、物理レーン数が充足するため、ステップS1309へ移行する。一方、ポート情報管理部50は、ステップS1302で取得した使用ポート情報における物理レーン数が再構築後の物理レーン数より多い場合(ステップS1308:No)、物理レーンが不足することになるため、ユーザ操作により、不足分の物理レーンに対応するI/F10を無効化にして(ステップS1308)、ステップS1309に移行する。たとえば、当該I/F10がデータを受信しても受信したデータを破棄する設定にする。
このあと、ポート情報管理部50は、再構築後のポート情報により、図11に示したように、仮想レーン化部20の回路変更を実施する(ステップS1309)。これにより、再構築後のI/F10が有効となって再構築後の伝送レートおよび物理レーン数が確定し、回路変更処理(ステップS1202)を終了する。なお、回路変更処理(ステップS1202)に際し、I/F10の差し替えが行われた場合、対応する受信装置2側のI/F100もユーザにより同種の光トランシーバに差し替えられるものとする。
図14は、仮想レーン数決定処理(ステップS1203)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。まず、ポート情報管理部50は、仮想レーン化部20の論理回路の構成情報(仮想レーン化部20が認識したI/F10における物理ポートの伝送レートと物理レーン数)を取得する(ステップS1401)。具体的には、たとえば、回路変更処理(ステップS1202)で回路構成が変更された場合は、変更後の構成情報を取得し、変更されていない場合はステップS1301で取得した構成情報と同じ構成情報を取得する。
つぎに、ポート情報管理部50は、ステップS1401で取得した論理回路の構成情報と、I/F10から取得したポート情報とを比較する(ステップS1402)。ステップS1401およびS1402は、ステップS1301およびS1302と同じ処理である。これにより、ユーザは、設定レートの変更の有無を確認することができる。
つぎに、ポート情報管理部50は、設定レートおよび変換表500の変更受付をおこなう(ステップS1403)。回路変更処理(ステップS1202)で回路変更が実施された場合、設定レートxを変更すべきである。設定レートの変更は、ユーザ操作により行われる。また、設定レートxが変更された場合には、変換表500においても変更後の設定レートxが受け付けられる。そして、ポート情報管理部50は、変換表500のエントリごとに仮想レーン数を算出することで、仮想レーン数の列を更新する(ステップS1404)。そして、ポート情報管理部50は、更新後の変換表500を参照して、物理レーンから変換される仮想レーンの数を決定する(ステップS1405)。なお、仮想レーン数決定後は、対応する仮想レーン化部20において、決定された仮想レーンに応じた仮想レーン化が実施される。
なお、設定レートxが変更された場合は、変更後の設定レートxは、多重化部40が多重化する際に、無効データ領域に挿入される。これにより、受信装置2は、変更後の設定レートxを取得することができ、内部の仮想レーンの伝送容量を、変更後の設定レートxに変更することができる。
図15は、伝送システムにおける受信装置2の動作処理手順例を示すフローチャートである。受信装置2では、分離化部70が、送信装置1からの送信データを受信すると、受信したデータ列に含まれる無効データ領域から、送信装置1で挿入されたレーン情報701および対応関係情報を取得する(ステップS1501)。つぎに、第2セレクタ80が、レーン情報を、ステップS1501で取得したレーン情報701で更新する(ステップS1502)。これにより、レーン情報702が得られる。
そして、第2セレクタ80が、対応関係情報により仮想レーン番号を物理レーン化部90に分配する(ステップS1503)。たとえば、レーン情報702では、仮想レーン番号1,2の使用物理レーン数は1本であるため、仮想レーン番号1,2は、10GbEの光トランシーバが挿入されたI/F100(たとえば100−1)に分配される。
また、第2セレクタ80では、ステップS1501で取得したレーン情報701を変更し、ユーザ操作により新たに対応付けすることとしてもよい。例えば、送信装置1の10GbEの仮想レーン番号である「1」と「2」は、受信装置2の10GbEの仮想レーン番号である「12」と「13」とに対応付けられていた場合に、図8に示したように変更する。
物理レーン化部90は、ステップS1502で更新されたレーン情報702に従って、物理レーンを設定する(ステップS1504)。これにより、図10に示したように、仮想レーンにより伝送され、第2セレクタ80で選択された送信データが、設定後の物理レーン上を伝送して、I/F100から出力される。
このように、本実施例にかかる伝送システムは、マルチレーン伝送を含む複数の物理ポートで受信したデータを多重化して伝送することができる。また様々なリンク層プロトコルが混在するネットワークにおいて、データを伝送することが求められる場合でも、特にリンク層プロトコルや伝送レーン数に依存せずにデータの多重化や分離化を可能とする小型かつ低遅延なデータ伝送装置を提供することができる。
また、伝送するデータの内容とプロトコルに対し、内部動作が影響を受けることがない。このため、異なるプロトコルのデータが入力した場合でも、処理時間を保証することができる。これにより、伝送時間の低遅延化も実現することができる。より具体的には、プロトコルや伝送レーン数が異なる複数の物理ポートからの送信データを、多重化したり分離化したりすることにより、伝送時間の低遅延化も実現することができる。また、単一の回路で実現することにより、小型かつ低遅延な、マルチレートに対応した大容量データ伝送装置を実現することができる。
また、決定した仮想レーン数に従い、効率良く物理レーンを仮想レーンに変換し、無効データ領域にレーン情報を挿入することで、伝送容量を圧迫することなく、受信装置2に通知することができる。したがって、伝送データを効率よく多重化することができる。また、送信装置1だけでポート情報を管理し、多重化してデータを送信することが出来るので、装置の小型化にも寄与することができる。また、ユーザが物理ポート毎に優先度を設けることにより、伝送レートの高い高速な物理ポートからの送信データを優先して多重化したり分離化したりすることができる。
また、ポート情報管理部50とレーン情報作成部60は、送信装置1に接続された外部装置に設けられてもよい。たとえば、送信装置1に接続されたパーソナルコンピュータに、ポート情報管理部50とレーン情報作成部60を実現するプログラムがインストールされて、ポート情報管理部50とレーン情報作成部60が機能する。すなわち、パーソナルコンピュータが、送信装置1を制御する制御装置となる。これにより、送信装置1にポート情報管理部50とレーン情報作成部60が存在しない場合でも、本実施例の構成を実現することができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。
1 送信装置
2 受信装置
10 I/F(送信装置1側)
20 仮想レーン化部
30 第1セレクタ
40 多重化部
50 ポート情報管理部
60 レーン情報作成部
70 分離化部
80 第2セレクタ
90 物理レーン化部
100 I/F(受信装置2側)

Claims (6)

  1. 複数の第1インターフェースで受信したデータを伝送する第1伝送装置と、前記第1伝送装置から伝送されるデータを受信して複数の第2インターフェースから送信する第2伝送装置と、を有する伝送システムであって、
    前記第1伝送装置は、
    前記複数の第1インターフェースの各々について、前記第1インターフェースの種類、前記第1インターフェースの伝送レート、および前記第1インターフェースから前記送信装置内部への物理レーンの数を含むポート情報を取得し、取得したポート情報に基づいて、前記各第1インターフェースからの物理レーンから変換される仮想レーンの数を決定するポート情報管理部と、
    前記各第1インターフェースからの物理レーンに接続され、前記第1インターフェースごとに、前記ポート情報管理部によって決定された仮想レーン数分の仮想レーンを設定する仮想レーン化部と、
    前記ポート情報に基づいて、前記第1のインターフェースと、前記第1インターフェースからの物理レーンの数と、当該物理レーンに応じて前記仮想レーン化部によって設定された仮想レーンの識別情報と、を対応付けたレーン情報を作成するレーン情報作成部と、
    前記仮想レーンを伝送するデータを多重化し、多重化する際に発生する無効データ領域に前記レーン情報作成部によって作成されたレーン情報を挿入する多重化部と、を有し、
    前記第2伝送装置は、
    前記多重化部による多重化データを受信して前記第1インターフェースごとに分離するとともに前記レーン情報を取得する分離化部と、
    前記分離部からの仮想レーンに接続され、前記分離化部によって取得されたレーン情報に基づいて、前記複数の第2インターフェースの各々に接続される物理レーンを設定する物理レーン化部と、を有することを特徴とする伝送システム。
  2. 前記仮想レーン化部は、前記複数の第1インターフェースのいずれかの第1インターフェースの種類に変更があった場合、変更後の第1インターフェースからの物理レーンにより接続される仮想レーン化部の回路構成を、前記変更後の第1インターフェースの種類に応じた回路構成に変更することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記多重化部は、前記無効データ領域が連続して発生しなかった多重化回数を計数し、計数した多重化回数が所定回数を超えた場合、多重化の際に前記無効データ領域を生成して、前記レーン情報を挿入することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  4. 複数の第1インターフェースで受信したデータを伝送する伝送装置であって、
    前記複数の第1インターフェースの各々について、前記第1インターフェースの種類、前記第1インターフェースの伝送レート、および前記第1インターフェースから前記送信装置内部への物理レーンの数を含むポート情報を取得し、取得したポート情報に基づいて、前記各第1インターフェースからの物理レーンから変換される仮想レーンの数を決定するポート情報管理部と、
    前記各第1インターフェースからの物理レーンに接続され、前記第1インターフェースごとに、前記ポート情報管理部によって決定された仮想レーン数分の仮想レーンを設定する仮想レーン化部と、
    前記ポート情報に基づいて、前記第1のインターフェースと、前記第1インターフェースからの物理レーンの数と、当該物理レーンに応じて前記仮想レーン化部によって設定された仮想レーンの識別情報と、を対応付けたレーン情報を作成するレーン情報作成部と、
    前記仮想レーンを伝送するデータを多重化し、多重化する際に発生する無効データ領域に前記レーン情報作成部によって作成されたレーン情報を挿入する多重化部と、を有することを特徴とする伝送装置。
  5. 前記仮想レーン化部は、前記複数の第1インターフェースのいずれかの第1インターフェースの種類に変更があった場合、変更後の第1インターフェースからの物理レーンにより接続される仮想レーン化部の回路構成を、前記変更後の第1インターフェースの種類に応じた回路構成に変更することを特徴とする請求項4に記載の伝送装置。
  6. 前記多重化部は、前記無効データ領域が連続して発生しなかった多重化回数を計数し、計数した多重化回数が所定回数を超えた場合、多重化の際に前記無効データ領域を生成して、前記レーン情報を挿入することを特徴とする請求項4に記載の伝送装置。
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