JP2001045069A - ギガビット・イーサネット(登録商標)信号多重伝送装置 - Google Patents

ギガビット・イーサネット(登録商標)信号多重伝送装置

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JP2001045069A
JP2001045069A JP11215513A JP21551399A JP2001045069A JP 2001045069 A JP2001045069 A JP 2001045069A JP 11215513 A JP11215513 A JP 11215513A JP 21551399 A JP21551399 A JP 21551399A JP 2001045069 A JP2001045069 A JP 2001045069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギガビット・イーサネット信号により効率の
良い広帯域なLAN間接続を行う。すなわち、必要とさ
れる光パス数を削減し、伝送コストを軽減する。レイヤ
2フレームの変換作業を必要としない。プライベートア
ドレスのLANを収容する。 【解決手段】 ギガビット・イーサネットLANで用い
る伝送速度1.25Gbpsのギガビット・イーサネッ
ト信号を8B10B符号化変換を行う復号器にて伝送速
度1Gbpsのギガビット・イーサネット信号へと復号
し、復号された複数のギガビット・イーサネット信号を
光パス信号のペイロード領域に時分割多重する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域的に離れた複
数のギガビット・イーサネットLANを伝送装置を介し
て接続するLAN間接続技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ギガビット・イーサネットLANの接続
に光パス網を用い、ギガビット・イーサネット信号を光
パス信号により伝送するための伝送装置構成について以
下に述べる。ここで、光パス網については、文献:佐藤
健一、岡本聡「オプティカルパスレイヤ技術の展開」、
1992年電気情報通信学会秋季大会 SB−7−11
992年9月等を、光パス信号については、文献:岡本
聡「WDMオプティカルパス伝達網のNNI構成」、1
997年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会 B−
10−98 1997年9月等を参照。
【0003】図9に従来の光パス網を用いてギガビット
・イーサネットLAN間を接続し、ギガビット・イーサ
ネット信号を光パス信号にて伝送するための伝送装置の
構成例を説明するブロック図を示す。
【0004】図9にて構成される伝送装置では、伝送装
置でのレイヤ2フレームの変換を行わずにギガビット・
イーサネットLANからの入出力線901を通って入力
された伝送速度1.25Gbpsのギガビット・イーサ
ネット信号をギガビット・イーサネット信号収容/分離
回路902にてそのままペイロード領域に収容する。
【0005】ギガビット・イーサネット信号収容/分離
回路902にてギガビット・イーサネット信号はペイロ
ード領域に収容され、その信号は光パス信号変換回路9
03にて光パス信号に変換され、波長多重/分離回路9
04にて他の異なる波長を有する光パス信号と共に波長
多重され、光波長多重信号入出力線905へと出力され
る。光波長多重信号受信時は上記手順の逆の処理を辿っ
てゆくことでギガビット・イーサネット信号をギガビッ
ト・イーサネットLANに送信する。
【0006】図10に、図9同様、従来の光パス網にて
ギガビット・イーサネットLAN間を接続し、光パス信
号を用いて伝送するための伝送装置の構成の一例を説明
するブロック図を示す。
【0007】図10にて構成される伝送装置は図9に示
される伝送装置とは異なり、ギガビット・イーサネット
信号を伝送装置にて、図12にて示されるPPPフレー
ムに変換し、光パス信号のペイロード領域にフレーム多
重する。
【0008】図12に示すPPPフレーム(プロトコ
ル)はポイント−ポイント接続のような二地点間の装置
間の通信を行うために主に用いられる信号で、PPPフ
レームのデータ部にIPパケット等をカプセル化するこ
とで通信を行う。なお、PPPフレームの詳細について
は、文献:RFC1661「The Point−to
−Point Protocol(PPP)」等を参
照。
【0009】光パス信号の構成例を図7に示す。光パス
信号はそれぞれ、9×(9×N)バイトの光パスオーバ
ヘッド領域と9×(261×N)バイトのペイロード領
域より構成される。ここでNは1、4、16、64等の
値を持つ。
【0010】光パスオーバヘッド領域はさらに3×(9
×N)バイト、5×(9×N)バイトの光パス信号監視
領域と1×(9×N)バイトのAUポインタに分けら
れ、光パス信号情報の監視やペイロード領域内に多重・
収容されている情報の管理を行っている。他方のペイロ
ード領域は上位レイヤの情報を多重・収容する領域であ
る。
【0011】図10に示される伝送装置において、ギガ
ビット・イーサネット信号入出力線901により伝送速
度1.25Gbpsのギガビット・イーサネット信号が
PPPフレーム変換回路1001へと入力される。PP
Pフレーム変換回路1001は図11にその構成の一例
を示している。ギガビット・イーサネット信号入出力線
901によって入力された信号は、ギガビット・イーサ
ネット/IPパケット変換回路1101にてIPパケッ
トに変換され、IPパケットスイッチ1102に出力さ
れる。IPパケットスイッチ1102は入力されたIP
パケットを所望の経路を選択するように振り分け、特定
のIPパケットはIPパケット/PPPフレーム変換回
路1103に出力される。IPパケット/PPPフレー
ム変換回路1103では入力されたIPパケットをPP
Pフレームに変換し、変換されたPPPフレームはフレ
ーム多重/分離回路1002に入力される。フレーム多
重/分離回路1002では入力されるPPPフレームを
順次ペイロード領域にフレーム多重方式により多重し、
フレーム多重信号を生成する。
【0012】この多重された信号は光パス信号変換回路
903にて光パス信号へと変換され、波長多重/分離回
路904にて他の異なる波長を有する光パス信号と共に
波長多重を行い、光波長多重信号入出力線905に出力
される。光波長多重信号の受信時は上記手順の逆の処理
を辿ってゆくことでギガビット・イーサネット信号をギ
ガビット・イーサネットLANへと送信する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図9にて提案されてい
る伝送装置の構成は、ギガビット・イーサネット信号を
そのままの形で収容するため伝送装置でのレイヤ2フレ
ームの変換処理を必要とはしない。しかしながら、1つ
の光パス信号のペイロード領域に一本の入力線より入力
される1.25Gbpsの伝送速度のギガビット・イー
サネット信号のみが収容されるため、光パス信号の持つ
帯域、2.4Gbpsあるいは9.6Gbpsを有効に
利用しているとはいえず、実効伝送効率は非常に悪い。
【0014】このため、図10にて説明した従来のギガ
ビット・イーサネットLAN間伝送装置では、ギガビッ
ト・イーサネットLANから中継網へと信号を伝送する
伝送装置においてIPルータ(スイッチ)でのパケット
処理を用いることでレイヤ2フレームの変換を行い、L
AN側における容量とWAN(中継網)側における容量
の差を吸収し、光パス信号への複数本から入力されたギ
ガビット・イーサネット信号の多重を可能とすることに
より伝送効率を改善している。しかしこの結果、ギガビ
ット・イーサネットLANとそのLAN間の接続を行う
中継網で使用するレイヤ2プロトコルが異なるために、
ギガビット・イーサネットLAN内で使用するギガビッ
ト・イーサネット信号からLAN間を結ぶ中継網に適し
たレイヤ2フレームへと変換する処理が伝送装置におい
て必要となる。また、伝送装置においてIPパケット処
理を用いるためプライベートアドレスを使用している場
合には、複数のLANが同じアドレスを割り当てられ、
伝送装置においてどのLAN宛のIPパケットかを区別
する事ができないため、伝送装置に収容できない場合も
ある。
【0015】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、ギガビット・イーサネット信号をそのまま利
用し光パス信号に多重、またはギガビット・イーサネッ
ト信号の伝送に最適化した光パス信号を利用することが
できるギガビット・イーサネット信号多重伝送装置を提
供することを目的とする。本発明は、効率の良い広帯域
なLAN間接続を行うことができるギガビット・イーサ
ネット信号多重伝送装置を提供することを目的とする。
本発明は、伝送に必要とされる光パス数を削減し、伝送
コストを軽減することができるギガビット・イーサネッ
ト信号多重伝送装置を提供することを目的とする。本発
明は、レイヤ2フレームの変換作業を必要としないギガ
ビット・イーサネット信号多重伝送装置を提供すること
を目的とする。本発明は、プライベートアドレスのLA
Nを収容することができるギガビット・イーサネット信
号多重伝送装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めの手段として、本発明ではギガビット・イーサネット
LANで用いる伝送速度1.25Gbpsのギガビット
・イーサネット信号を8B10B符号化変換を行う復号
器にて伝送速度1Gbpsのギガビット・イーサネット
信号へと復号し、復号された複数のギガビット・イーサ
ネット信号を光パス信号のペイロード領域に時分割多重
することとした。
【0017】また、一本のギガビット・イーサネット信
号の場合には、復号器にて復号されたギガビット・イー
サネット信号は1Gbpsの伝送速度であることから、
この伝送速度に応じた、1.2Gbps(STM−8相
当)の光パス信号を利用することとした。
【0018】また、光パス信号に復号されたギガビット
・イーサネット信号をそのまま多重または収容すること
により伝送装置でのレイヤ2フレーム変換処理も不要と
した。
【0019】すなわち、本発明は、ギガビット・イーサ
ネット信号多重伝送装置であって、伝送速度1.25G
bpsの複数の光信号を入力し伝送速度1Gbpsの複
数の光信号に変換する手段と、この変換する手段により
伝送速度1Gbpsに変換された複数の光信号を多重化
する手段とを備えた送信手段と、前記多重化する手段に
より多重化された光信号を分離する手段と、この分離す
る手段により分離された伝送速度1Gbpsの複数の光
信号を伝送速度1.25Gbpsの複数の光信号に変換
する手段とを備えた受信手段とにより構成されたことを
特徴とする。
【0020】前記変換する手段は、伝送速度1.25G
bpsの光信号を8B10B復号化変換により伝送速度
1Gbpsの光信号に変換する手段と、伝送速度1Gb
psの光信号を8B10B符号化変換により伝送速度
1.25Gbpsの光信号に変換する手段とを含む構成
であることが望ましい。
【0021】さらに詳細には、本発明のギガビット・イ
ーサネット信号多重伝送装置は、複数本のギガビット・
イーサネットLANからの光信号が到来する入力線と、
この入力線対応に設けられ伝送符号化されて入力された
ギガビット・イーサネット信号を復号する復号器と、こ
の復号器対応に設けられ復号された信号を蓄積する入力
バッファ回路と、あらかじめ割り当てられたタイムスロ
ットごとに各入力バッファ回路から信号を読み出し時分
割多重を行う時分割多重化回路と、この時分割多重され
た信号を光パス信号に変換する光パス信号生成回路と、
この光パス信号を他の異なる波長を有する光パス信号と
共に波長多重し光波長多重信号を送信する波長多重回路
とを備えた送信手段と、光波長多重信号を異なる波長毎
に分離しそれぞれの光パス信号を出力する波長分離回路
と、この光パス信号から時分割多重されたギガビット・
イーサネット信号を取り出す光パス信号終端回路と、こ
の時分割多重されたギガビット・イーサネット信号をタ
イムスロット毎に読み出してタイムスロット対応に設け
られた出力線に出力することにより個別のギガビット・
イーサネット信号へ分離する時分割多重分離回路と、こ
の出力線対応に配備されギガビット・イーサネット信号
を蓄積する出力バッファ回路と、この出力バッファ回路
より読み出された信号を伝送符号化する符号器と、この
符号化されたギガビット・イーサネット信号をギガビッ
ト・イーサネットLANに送信する複数の出力線とを備
えた受信手段とにより構成されることを特徴とする。
【0022】あるいは、一本のギガビット・イーサネッ
トLANからの光信号が到来する入力線と、この入力線
対応に設けられ伝送符号化されて入力されたギガビット
・イーサネット信号を復号する復号器と、この復号され
た信号をペイロード領域に収容するギガビット・イーサ
ネット信号収容回路と、この収容された信号を光パス信
号に変換する光パス信号生成回路と、この光パス信号を
他の異なる波長を有する光パス信号と共に波長多重し光
波長多重信号を送信する波長多重回路とを備えた送信手
段と、この光波長多重信号を異なる波長毎に分離しそれ
ぞれの光パス信号を出力する波長分離回路と、この光パ
ス信号からギガビット・イーサネット信号が収容された
信号を取り出す光パス信号終端回路と、この取り出され
た信号のペイロード領域に収容されている信号からギガ
ビット・イーサネット信号を取り出して出力するギガビ
ット・イーサネット信号分離回路と、この取り出された
ギガビット・イーサネット信号を伝送符号化する符号器
と、この符号化されたギガビット・イーサネット信号を
ギガビット・イーサネットLANに送信する一本の光信
号出力線とを備えた受信手段とにより構成されることを
特徴とする。
【0023】このとき、前記ギガビット・イーサネット
信号収容回路は、ギガビット・イーサネットLANから
の1本の入力線により入力されるギガビット・イーサネ
ット信号を9×72(9×8)バイトのオーバヘッド領
域と9×2088(261×8)バイトのペイロード領
域からなる9×2160(270×8)バイトのギガビ
ット・イーサネット信号を収容する伝送速度1.244
Gbps(STM−8相当)の光パス信号へ収容して伝
送を行う手段を含む構成とすることが望ましい。
【0024】さらに、前記送信手段は、前記復号器と前
記入力バッファ回路との間に前記復号器により復号され
た伝送速度1Gbpsのギガビット・イーサネット信号
をスクランブルするためのスクランブラ回路を備え、前
記受信手段は、前記出力バッファ回路と前記符号器の間
に前記スクランブラ回路によりスクランブルされた信号
を逆スクランブルする逆スクランブラ回路を備える構成
とすることもできる。
【0025】あるいは、前記送信手段は、前記復号器と
前記ギガビット・イーサネット信号収容装置との間に前
記復号器により復号された伝送速度1Gbpsのギガビ
ット・イーサネット信号をスクランブルするためのスク
ランブラ回路を備え、前記受信手段は、前記ギガビット
・イーサネット信号分離回路と前記符号器との間に前記
スクランブラ回路にてスクランブルされた信号を逆スク
ランブルする逆スクランブラ回路を備える構成とするこ
ともできる。このことにより、伝送エラー等に対する耐
性を持たせることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(第一実施例)本発明第一実施例
のギガビット・イーサネット信号多重伝送装置の構成を
図1および図2を参照して説明する。図1、図2は本発
明第一実施例のギガビット・イーサネット信号多重伝送
装置の構成を示す図である。図1は送信装置の構成を、
図2は受信装置の構成を示している。
【0027】すなわち、本発明第一実施例のギガビット
・イーサネット信号多重伝送装置は、図1に示すよう
に、複数本のギガビット・イーサネットLANからの光
信号が到来する入力線101と、この入力線101対応
に設けられ伝送符号化されて入力されたギガビット・イ
ーサネット信号を復号する復号器111と、この復号器
111対応に設けられ復号された信号を蓄積する入力バ
ッファ回路112と、あらかじめ割り当てられたタイム
スロットごとに各入力バッファ回路112から信号を読
み出し時分割多重を行う時分割多重化回路113と、こ
の時分割多重された信号を光パス信号に変換する光パス
信号生成回路114と、この光パス信号を他の異なる波
長を有する光パス信号と共に波長多重し光波長多重信号
を送信する波長多重回路115とを備えた送信装置と、
図2に示すように、光波長多重信号を異なる波長毎に分
離しそれぞれの光パス信号を出力する波長分離回路21
1と、この光パス信号から時分割多重されたギガビット
・イーサネット信号を取り出す光パス信号終端回路21
2と、この時分割多重されたギガビット・イーサネット
信号をタイムスロット毎に読み出してタイムスロット対
応に設けられた出力線に出力することにより個別のギガ
ビット・イーサネット信号へ分離する時分割多重分離回
路213と、この出力線対応に配備されギガビット・イ
ーサネット信号を蓄積する出力バッファ回路214と、
この出力バッファ回路214より読み出された信号を伝
送符号化する符号器215と、この符号化されたギガビ
ット・イーサネット信号をギガビット・イーサネットL
ANに送信する複数の出力線201とを備えた受信装置
とにより構成されることを特徴とする。
【0028】なお、この図の構成例は光パス信号が2.
4Gbpsの伝送速度を有する場合の例であり、光パス
信号のフォーマットは図7にて示されたものを適用して
いるが、光パス信号としてはペイロード領域が2Gbp
s以上、2.5Gbps未満のものであれば図7に示さ
れている以外のフォーマットのものでも適用可能であ
る。
【0029】次に、本発明第一実施例のギガビット・イ
ーサネット信号多重伝送装置の動作を説明する。まず、
送信装置の動作について説明する。光パス信号の容量
(伝送速度)に応じた複数本の伝送速度1.25Gbp
sを持つギガビット・イーサネット信号の入力線101
とそれぞれの入力線101に対して配置された復号器1
11を備える。
【0030】復号器111では、入力線101より入力
されるギガビット・イーサネット信号を8B10B符号
化変換により復号し、ギガビット・イーサネットLAN
における伝送媒体上での実際の伝送速度1.25Gbp
sから1Gbpsへと変換する。
【0031】復号器111にて復号された1Gbpsの
ギガビット・イーサネット信号はそれぞれの復号器11
1に対して備えられた入力バッファ回路112に蓄積さ
れる。入力バッファ回路112に蓄積されたギガビット
・イーサネット信号は時分割多重化回路113によっ
て、あらかじめ決められたタイムスロット順に各入力バ
ッファ回路112よりバイト単位で順次読み出される。
【0032】バイト単位で読み出された伝送速度1Gb
psのギガビット・イーサネット信号は時分割多重化回
路113にて他の入力線より入力される復号されたギガ
ビット・イーサネット信号と共に時分割多重される。こ
こで、復号されたギガビット・イーサネット信号の多重
信号(以下、多重信号)と光パス信号の伝送速度の調整
を行うために例えば以下の手順にて復号されたギガビッ
ト・イーサネット信号をペイロード領域へと多重する。
【0033】タイムスロットの数は入力されるギガビッ
ト・イーサネット信号の入力線101の数により決めら
れ、本実施例ではその数は2である。タイムスロット毎
に入力バッファ回路112からバイト単位で読み出され
た1Gbpsのギガビット・イーサネット信号は図7に
示される光パス信号のペイロード領域の先頭部分よりタ
イムスロット順にバイトインタリーブ多重が行われ、タ
イムスロット数、つまり入力線101の数を1周期とし
て繰り返され、1Gbpsのギガビット・イーサネット
信号の時分割多重を行っていく。
【0034】しかし、このままでは光パス信号の伝送速
度(約2.4Gbps)とペイロード領域に多重される
ギガビット・イーサネット信号の伝送速度(2Gbp
s)が異なるために、調整を行う必要がある。このた
め、ペイロード領域へのギガビット・イーサネット信号
の多重が終わった後、ペイロード領域に最後に多重され
たギガビット・イーサネット信号の直後から、ペイロー
ド領域の最後尾までを意味を持たない信号列、例えば
“0”のビット列を並べることで伝送速度を一致させ
る。
【0035】連続する“0”のビット列の挿入方法は次
のとおりである。光パス信号のペイロード領域1フレー
ム(37584バイト)当たり各ギガビット・イーサネ
ット信号は伝送速度が1Gbpsであるので、1562
5バイト多重される。したがって、バイト多重時にカウ
ンタによりペイロード領域への多重回数をカウントし、
15625回目のバイト多重が終わると同時にペイロー
ド領域内の多重信号の直後からペイロード領域の最後尾
までを“0”のビット列を挿入する。もちろん、本実施
例で提示した方法とは異なる手法で速度差を解消するこ
とは可能である。
【0036】この多重信号は時分割多重化回路113か
ら出力され、電気・光変換を行い光パス信号として出力
する光パス信号生成回路114を通って光パス信号とし
て、光パス信号伝送路102へ出力される。出力された
光パス信号は他の異なる波長を有する光パス信号と共に
波長多重回路115に入力される。波長多重回路115
ではこれら複数の光パス信号が波長多重され、光波長多
重信号として光伝送路103へと出力される。
【0037】図2に示す受信装置では、前述の逆の手順
で動作する。光パス信号が波長多重された光波長多重信
号が光伝送路103を通って伝送され、波長分離回路2
11に入力される。入力された光波長多重信号は波長分
離回路211にて波長毎に分離され、光パス信号として
それぞれ光パス信号伝送路102へと出力される。光パ
ス信号伝送路102により伝送された光パス信号は光パ
ス信号終端回路212において終端され、多重信号へと
変換される。
【0038】時分割多重分離回路213では、多重信号
から予め決められたタイムスロット毎に順次ギガビット
・イーサネット信号を読み出し、タイムスロット数に応
じて各信号の出力に対応して備えられた出力バッファ回
路214へと蓄積していく。
【0039】ペイロード領域に多重された信号はペイロ
ード領域の先頭部分よりタイムスロット順にバイトイン
タリーブ多重されている。また、ペイロード領域の最後
部には、多重された1Gbpsのギガビット・イーサネ
ット信号と光パス信号の伝送速度の調整のために意味を
持たない、例えば“0”のビット列が挿入されている。
【0040】したがって、ペイロード領域内の多重信号
から各1Gbpsのギガビット・イーサネット信号を取
り出すときは、ペイロード領域の先頭部分よりタイムス
ロット順にバイト単位で読み出し、読み出したバイト数
(回数)をカウンタにてチェックする。カウンタの値が
15625を示し、15625番目にバイト多重された
バイト列を読み出すと、それ以降に多重されているビッ
ト列は何の情報も持たない“0”のビット列が続いてい
ることになるので、それ以降の信号の読み出しは行わ
ず、次の光パス信号のフレームへと処理を移す。以降、
前述の処理手順を繰り返すことで多重信号より復号され
たギガビット・イーサネット信号を読み出すことができ
る。ちろん、速度差を吸収する手段に応じてこの手順は
変更される。
【0041】それぞれの出力バッファ回路214に蓄積
された1Gbpsのギガビット・イーサネット信号は符
号器215へと入力され、8B10B符号化変換により
伝送速度1Gbpsからギガビット・イーサネットLA
Nの伝送媒体上の伝送速度、1.25Gbpsへと変換
されギガビット・イーサネットLANに出力線201よ
り出力される。
【0042】(第二実施例)本発明第二実施例の構成を
図3を参照して説明する。図3は本発明第二実施例ギガ
ビット・イーサネット信号多重伝送装置の構成を示す図
である。
【0043】本発明第二実施例のギガビット・イーサネ
ット信号多重伝送装置は、図3に示すように、一本のギ
ガビット・イーサネットLANからの光信号が到来する
入力線101と、この入力線101対応に設けられ伝送
符号化されて入力されたギガビット・イーサネット信号
を復号する復号器111と、この復号された信号をペイ
ロード領域に収容するギガビット・イーサネット信号収
容回路301と、この収容された信号を光パス信号に変
換する光パス信号生成回路114と、この光パス信号を
他の異なる波長を有する光パス信号と共に波長多重し光
波長多重信号を送信する波長多重回路115とを備えた
送信装置と、光波長多重信号を異なる波長毎に分離しそ
れぞれの光パス信号を出力する波長分離回路211と、
この光パス信号からギガビット・イーサネット信号が収
容された信号を取り出す光パス信号終端回路212と、
この取り出された信号のペイロード領域に収容されてい
る信号からギガビット・イーサネット信号を取り出して
出力するギガビット・イーサネット信号分離回路302
と、この取り出されたギガビット・イーサネット信号を
伝送符号化する符号器215と、この符号化されたギガ
ビット・イーサネット信号をギガビット・イーサネット
LANに送信する一本の光信号出力線201とを備えた
受信装置とにより構成されることを特徴とする。
【0044】ギガビット・イーサネット信号収容回路3
01は、ギガビット・イーサネットLANからの1本の
入力線により入力され、復号器111にて復号されたギ
ガビット・イーサネット信号を9×72(9×8)バイ
トのオーバヘッド領域と9×2088(261×8)バ
イトのペイロード領域からなる9×2160(270×
8)バイトのギガビット・イーサネット信号を収容する
伝送速度1.244Gbps(STM−8相当)の光パ
ス信号へ収容して伝送を行う。
【0045】本発明第二実施例では、一入力一出力のギ
ガビット・イーサネット信号の伝送装置の構成を示す。
また図8は本伝送装置で利用する光パス信号(以下、G
bE光パス信号)のフォーマットであり、図7において
N=8としたものと等価である。
【0046】次に、本発明第二実施例のギガビット・イ
ーサネット信号多重伝送装置の動作を説明する。まず、
送信装置の動作から説明する。ギガビット・イーサネッ
トLANからの一本の入力線101から入力線101対
応に設置された復号器111に伝送速度1.25Gbp
sのギガビット・イーサネット信号が入力される。復号
器111に入力されたギガビット・イーサネット信号は
8B10B符号化変換により復号され、伝送速度1Gb
psに変換される。
【0047】復号器111にて復号されたギガビット・
イーサネット信号はギガビット・イーサネット信号収容
回路301に入力され、光パス信号のペイロード領域へ
と収容される。
【0048】このとき、GbE光パス信号の伝送速度
1.2Gbpsとペイロード領域に収容される1Gbp
sのギガビット・イーサネット信号とは伝送速度が異な
るためそのままでは収容できない。
【0049】そのため、ギガビット・イーサネット信号
を図8に示すGbE光パス信号のペイロード領域の先頭
部分より収容し、収容されたギガビット・イーサネット
信号(以下、収容信号)の最後尾からペイロード領域の
最後部までを何の情報も持たない、例えば、“0”のビ
ット列を挿入することで調整を行い、この後、次のGb
E光パス信号のペイロード領域への復号されたギガビッ
ト・イーサネット信号の収容を行う。
【0050】GbE光パス信号のペイロード領域1フレ
ーム(18792バイト)当たり伝送速度1Gbpsの
ギガビット・イーサネット信号は15625バイト収容
される。したがって、カウンタにより収容されるバイト
数をカウントし、15625バイトの収容が終わると同
時にペイロード領域内の収容信号の直後からペイロード
領域の最後尾まで“0”のビット列を挿入することで調
整を行う。
【0051】収容信号は光パス信号生成回路114にて
電気・光変換により図8にて示されるGbE光パス信号
として光パス信号伝送路102へと出力される。このG
bE光パス信号は他の異なる波長のGbE光パス信号と
ともに波長多重回路115にて波長多重され、光波長多
重信号として光伝送路103へと送信される。
【0052】受信装置は前述の逆の手順にて動作する。
光伝送路103より受信した光波長多重信号は波長分離
回路211にて波長毎に分離され、分離されたそれぞれ
のGbE光パス信号は光パス信号伝送路102を通って
伝送路毎に配置された光パス信号終端回路212にて終
端され、GbE光パス信号を電気信号に変換した後ギガ
ビット・イーサネット信号分離回路302にてペイロー
ド領域に収容されている復号されたギガビット・イーサ
ネット信号を取り出す。
【0053】ペイロード領域には復号されたギガビット
・イーサネット信号と情報を持たない、例えば、“0”
のビット列が収容されているが、復号されたギガビット
・イーサネット信号はペイロードの先頭部分より156
25バイト収容されており、読み出すバイト数(回数)
をカウンタにてチェックする。カウンタの値が1562
5を示し、15625番目に収容された信号を読み出す
と、それ以降に収容されているビット列は何の情報も持
たない“0”のビット列が続いていることになるので、
それ以降の信号の読み出しは行わず、次のGbE光パス
信号のフレームへと処理を移す。以降、前述の処理手順
を繰り返すことで収容信号より復号されたギガビット・
イーサネット信号を読み出す。
【0054】取り出された伝送速度1Gbpsのギガビ
ット・イーサネット信号は符号器215にて順次8B1
0B符号化変換されギガビット・イーサネットLANで
の実行伝送速度である1.25Gbpsのギガビット・
イーサネット信号としてギガビット・イーサネットLA
Nへと送信される。
【0055】(第三実施例)本発明第三実施例のギガビ
ット・イーサネット信号多重伝送装置を図4および図5
を参照して説明する。図4、図5は本発明の第三実施例
のギガビット・イーサネット信号多重伝送装置の構成を
示す図である。図4は送信装置の構成を、図5は受信装
置の構成を示している。本発明第三実施例のギガビット
・イーサネット信号多重伝送装置における送信装置は、
復号器111と入力バッファ回路112の間にスクラン
ブラ回路401が接続されている以外は本発明第一実施
例での装置構成と同様である。
【0056】スクランブラ回路401では、復号器11
1にて復号された伝送速度1Gbpsのギガビット・イ
ーサネット信号をスクランブル処理し、伝送エラー等に
対して耐性を持たせることを特徴としている。図6にス
クランブラ回路の一構成例を示す。図6にて示されるス
クランブラ回路は48ビットの自己同期スクランブラを
用いている。
【0057】図5にて示される受信装置の構成について
も同様で、出力バッファ回路214と符号器215の間
に逆スクランブラ回路601を接続し、逆スクランブル
処理を行う。
【0058】上記のスクランブラ回路401、逆スクラ
ンブラ回路501を用いた構成は本発明第二実施例につ
いても本発明第三実施例と同様に構成することができ
る。
【0059】(実施例まとめ)ギガビット・イーサネッ
トLANからの入力線が1本の場合はSTM−8相当の
光パス信号に収容し、入力線が2本の場合はSTM−1
6相当の光パス信号に、入力線が9本の場合はSTM−
64相当の光パス信号にそれぞれ時分割多重して伝送す
ることで必要とされる光パス数を削減し、伝送コストを
軽減することができる。また、伝送装置においてレイヤ
2フレームの変換作業を必要としないことから伝送装置
でのこれらの処理を不要とするとともに、プライベート
アドレスのLANを収容することも可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ギガビット・イーサネット信号をそのまま利用し光パス
信号に多重、またはギガビット・イーサネット信号の伝
送に最適化した光パス信号を利用することができる。こ
れにより、効率の良い広帯域なLAN間接続を行うこと
ができる。また、必要とされる光パス数を削減し、伝送
コストを軽減することができるとともに、レイヤ2フレ
ームの変換作業を必要としないギガビット・イーサネッ
ト信号多重伝送装置を実現することができる。さらに、
プライベートアドレスのLANを収容することができる
ギガビット・イーサネット信号多重伝送装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のギガビット・イーサネット
信号多重伝送装置の構成を示す図。
【図2】本発明第一実施例のギガビット・イーサネット
信号多重伝送装置の構成を示す図。
【図3】本発明第二実施例のギガビット・イーサネット
信号多重伝送装置の構成を示す図。
【図4】本発明第三実施例のギガビット・イーサネット
信号多重伝送装置の構成を示す図。
【図5】本発明第三実施例のギガビット・イーサネット
信号多重伝送装置の構成を示す図。
【図6】本発明実施例のスクランブラ回路の一構成例を
示す図。
【図7】光パス信号のフォーマットを示す図。
【図8】ギガビット・イーサネット信号多重伝送用光パ
ス信号のフォーマットを示す図。
【図9】従来のギガビット・イーサネット信号多重伝送
装置の一構成例を示す図。
【図10】PPPフレームを用いた従来のギガビット・
イーサネット信号多重伝送装置の一構成例を示す図。
【図11】PPPフレーム変換回路の一構成例を示す
図。
【図12】PPPフレームフォーマットを示す図。
【符号の説明】
101 入力線 102 光パス信号伝送路 103 光波長多重信号伝送路 111 復号器 112 入力バッファ回路 113 時分割多重化回路 114 光パス信号生成回路 115 波長多重回路 201 出力線 211 波長分離回路 212 光パス信号終端回路 213 時分割多重分離回路 214 出力バッファ回路 215 符号器 301 ギガビット・イーサネット信号収容回路 302 ギガビット・イーサネット信号分離回路 401 スクランブラ回路 501 逆スクランブラ回路 601 信号入力線 602 信号出力線 901 ギガビット・イーサネット信号入出力線 902 ギガビット・イーサネット信号収容/分離回路 903 光パス信号変換回路 904 波長多重/分離回路 905 光波長多重信号入出力線 1001 PPPフレーム変換回路 1002 フレーム多重/分離回路 1101 ギガビット・イーサネット/IPパケット変
換回路 1102 IPパケットスイッチ 1103 IPパケット/PPPフレーム変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 3/00 H04L 11/00 310C H04L 12/46 12/28 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 BA04 BA05 DA02 DA05 DA09 DA32 EA05 FA01 5K028 AA06 BB08 CC05 FF01 KK03 KK05 PP02 PP03 SS04 SS14 TT05 5K030 HB14 HC14 HD01 HD07 JA01 JL03 JL07 KA13 LA07 LA17 LB14 5K033 AA04 AA09 CA08 CA11 CA17 CB02 DB10 DB17 DB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送速度1.25Gbpsの複数の光信
    号を入力し伝送速度1Gbpsの複数の光信号に変換す
    る手段と、この変換する手段により伝送速度1Gbps
    に変換された複数の光信号を多重化する手段とを備えた
    送信手段と、 前記多重化する手段により多重化された光信号を分離す
    る手段と、この分離する手段により分離された伝送速度
    1Gbpsの複数の光信号を伝送速度1.25Gbps
    の複数の光信号に変換する手段とを備えた受信手段とに
    より構成されたことを特徴とするギガビット・イーサネ
    ット信号多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記変換する手段は、伝送速度1.25
    Gbpsの光信号を8B10B復号化変換により伝送速
    度1Gbpsの光信号に変換する手段と、伝送速度1G
    bpsの光信号を8B10B符号化変換により伝送速度
    1.25Gbpsの光信号に変換する手段とを含む請求
    項1記載のギガビット・イーサネット信号多重伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 複数本のギガビット・イーサネットLA
    Nからの光信号が到来する入力線と、 この入力線対応に設けられ伝送符号化されて入力された
    ギガビット・イーサネット信号を復号する復号器と、 この復号器対応に設けられ復号された信号を蓄積する入
    力バッファ回路と、 あらかじめ割り当てられたタイムスロットごとに各入力
    バッファ回路から信号を読み出し時分割多重を行う時分
    割多重化回路と、 この時分割多重された信号を光パス信号に変換する光パ
    ス信号生成回路と、 この光パス信号を他の異なる波長を有する光パス信号と
    共に波長多重し光波長多重信号を送信する波長多重回路
    とを備えた送信手段と、 光波長多重信号を異なる波長毎に分離しそれぞれの光パ
    ス信号を出力する波長分離回路と、 この光パス信号から時分割多重されたギガビット・イー
    サネット信号を取り出す光パス信号終端回路と、 この時分割多重されたギガビット・イーサネット信号を
    タイムスロット毎に読み出してタイムスロット対応に設
    けられた出力線に出力することにより個別のギガビット
    ・イーサネット信号へ分離する時分割多重分離回路と、 この出力線対応に配備されギガビット・イーサネット信
    号を蓄積する出力バッファ回路と、 この出力バッファ回路より読み出された信号を伝送符号
    化する符号器と、 この符号化されたギガビット・イーサネット信号をギガ
    ビット・イーサネットLANに送信する複数の出力線と
    を備えた受信手段とにより構成されることを特徴とする
    ギガビット・イーサネット信号多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 一本のギガビット・イーサネットLAN
    からの光信号が到来する入力線と、 この入力線対応に設けられ伝送符号化されて入力された
    ギガビット・イーサネット信号を復号する復号器と、 この復号された信号をペイロード領域に収容するギガビ
    ット・イーサネット信号収容回路と、 この収容された信号を光パス信号に変換する光パス信号
    生成回路と、 この光パス信号を他の異なる波長を有する光パス信号と
    共に波長多重し光波長多重信号を送信する波長多重回路
    とを備えた送信手段と、 この光波長多重信号を異なる波長毎に分離しそれぞれの
    光パス信号を出力する波長分離回路と、 この光パス信号からギガビット・イーサネット信号が収
    容された信号を取り出す光パス信号終端回路と、 この取り出された信号のペイロード領域に収容されてい
    る信号からギガビット・イーサネット信号を取り出して
    出力するギガビット・イーサネット信号分離回路と、 この取り出されたギガビット・イーサネット信号を伝送
    符号化する符号器と、 この符号化されたギガビット・イーサネット信号をギガ
    ビット・イーサネットLANに送信する一本の光信号出
    力線とを備えた受信手段とにより構成されることを特徴
    とするギガビット・イーサネット信号多重伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記ギガビット・イーサネット信号収容
    回路は、ギガビット・イーサネットLANからの1本の
    入力線により入力されるギガビット・イーサネット信号
    を9×72(9×8)バイトのオーバヘッド領域と9×
    2088(261×8)バイトのペイロード領域からな
    る9×2160(270×8)バイトのギガビット・イ
    ーサネット信号を収容する伝送速度1.244Gbps
    (STM−8相当)の光パス信号へ収容して伝送を行う
    手段を含む請求項4記載のギガビット・イーサネット信
    号多重伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記復号器と前記入力
    バッファ回路との間に前記復号器により復号された伝送
    速度1Gbpsのギガビット・イーサネット信号をスク
    ランブルするためのスクランブラ回路を備え、 前記受信手段は、前記出力バッファ回路と前記符号器の
    間に前記スクランブラ回路によりスクランブルされた信
    号を逆スクランブルする逆スクランブラ回路を備えた請
    求項3記載のギガビット・イーサネット信号多重伝送装
    置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、前記復号器と前記ギガ
    ビット・イーサネット信号収容装置との間に前記復号器
    により復号された伝送速度1Gbpsのギガビット・イ
    ーサネット信号をスクランブルするためのスクランブラ
    回路を備え、 前記受信手段は、前記ギガビット・イーサネット信号分
    離回路と前記符号器との間に前記スクランブラ回路にて
    スクランブルされた信号を逆スクランブルする逆スクラ
    ンブラ回路を備えた請求項4記載のギガビット・イーサ
    ネット信号伝送装置。
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