JP2011120141A - 伝送装置および信号収容方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演算量を低減して伝送性能の向上を図る。
【解決手段】伝送装置は、クライアント信号が収容されるフレーム内の信号収容領域に対して、クライアント信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行い、挿入制御後のフレームの送信を行う。また、信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、クライアント信号またはスタッフをフレームの列単位で挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送装置および信号収容方法に関し、フレーム伝送を行う伝送装置および信号をフレームに収容する信号収容方法に関する。
WDM(Wavelength Division Multiplexing)技術を用いた光ネットワークでは、様々なサービスを提供するために、多様な種類の信号が収容され、大容量の信号が伝送されることが要求される。
このような光ネットワークを運用・管理するために、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)では、例えば、OTN(Optical Transport Network)が標準化されており、光転送用のフレーム信号(以下、単にフレームと呼ぶ)は、G.709 Interfaces for the Optical Transport Networkで勧告化されている。
図7はOTNフレームのフォーマットを示す図である。OTNフレーム100は、オーバヘッド領域101、信号収容領域102およびFEC(Forward Error Correction)領域103を備える。
オーバヘッド領域101は、FAS(Frame Alignment Signal)、OTU(Optical channel Transport Unit)k OH(Overhead)、ODU(Optical channel Data Unit)k OH、OPU (Optical Channel Payload Unit) k OHを含む。
FASは、OTNフレームの先頭を示すパターンである。OTUk OHは、ODUに対してフレーム同期や接続・品質の管理に用いるオーバヘッド・フィールドである。ODUk OHは、OPUに対して接続・品質の管理に用いるためのオーバヘッド・フィールドである。
信号収容領域102であるOPUk payloadは、多様なサービスを提供するためのクライアント信号を収容、または、OPUkよりも低い信号速度を持つODUj(j<k)を複数個多重収容する。FEC領域103は、データ転送時の誤り制御を行うための冗長データが付与されるフィールドである。
OTUk/ODUk/OPUkのkは、信号速度種別を示す記号であり、k=1,2,3などがG.709において勧告化されている。OTU/ODU/OPUとして、OTUビットレートが43.018 413 559 Gbit/sであるOTU3/ODU3/OPU3フレーム、同ビットレートが10.709 225 316 Gbit/sであるOTU2/ODU2/OPU2フレーム、同ビットレートが2.666 057 143 Gbit/sであるOTU1/ODU1/OPU1フレームなどが標準化されている。
これらのフレームに対し、例えば、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)のSTM(Synchronous Transfer Mode)16、STM64、STM256信号やATM(Asynchronous Transfer Mode)信号、またはGFP(Generic Framing Procedure、ITU-T G.7041勧告)でカプセル化されたデータ信号などが複数多重収容されて、光ネットワーク中を転送する。
また、クライアント信号をOTNフレームで転送する場合には、クライアント信号とOTNフレームの信号速度(周波数)差を吸収しながら、クライアント信号をOTNフレームへ収容することが必要である。
周波数差の吸収方式としては、ITU-T G.709で規定される非同期収容方式があり、通信ネットワークにおいて広く適用されている。
図8は非同期収容方式を説明するためのフレームフォーマットを示す図である。フレーム100aは、サイズがm行×n列であり、その内、監視制御情報等を収容するオーバヘッド領域101aは、フレームの先頭列部分よりm行×r列のサイズを持つ。さらに、クライアント信号を収容する信号収容領域102aは、オーバヘッド領域101aに続いてm行×(n−r)列のサイズを持つ。
非同期収容方式は、クライアント信号の信号速度とフレームの信号速度との差(周波数差)に応じて、バイト単位で正または負のスタッフ挿入を行う。図8では、オーバヘッド領域101aに負スタッフ用バイトの領域を1バイト分確保し、信号収容領域102aに正スタッフ用バイトの領域を1バイト分確保している。
この正または負のスタッフバイト領域へスタッフバイトまたはクライアントデータの何れかを挿入することにより周波数差を吸収する。なお、スタッフバイトは例えば、“00000000”や“11111111”といった固定データである。
図9〜図11は非同期収容方式における周波数調整を示す図である。図9では、クライアント信号の周波数が、フレームの信号収容領域の周波数よりも大きい場合の周波数調整を示している。この場合は、周波数差を吸収するために、正スタッフバイト領域と負スタッフバイト領域の両方にクライアントデータが格納される。
また、図10では、クライアント信号の周波数と、フレームの信号収容領域の周波数とが等しい場合の周波数調整を示している。この場合は、2信号間に周波数差が存在しないので、クライアントデータをフレームの信号収容領域にそのまま収容することが可能である。そのため、正スタッフバイト領域には、クライアントデータが格納され、負スタッフバイト領域には、スタッフバイトが格納される。
さらに、図11では、クライアント信号の周波数が、フレームの信号収容領域の周波数よりも小さい場合の周波数調整を示している。この場合は、周波数差を吸収するために、正スタッフバイト領域と負スタッフバイト領域の両方にスタッフバイトが格納される。
一方、吸収可能な周波数差の量は、式(1)により求められる。式(1)中のPJO(Positive Justification Opportunity)は、正スタッフ用のバイト数であり、NJO(Negative Justification Opportunity)は、負スタッフ用のバイト数である。
−PJO/m・(n−r)<周波数差<NJO/m・(n−r)・・・(1)
ここで、m=4、(n−r)=3808、PJO=NJO=1とした場合、吸収可能な周波数差は、式(2)となる。
−65ppm<周波数差<+65ppm・・・(2)
したがって、この例では、クライアント信号とフレームとの周波数差が±65ppm以内となるクライアント信号ならば、フレームに収容することが可能となる。
上記のようなスタッフ挿入によって周波数差を吸収しながらクライアント信号をフレームへ収容する場合、フレームの受信側では、スタッフを抽出する(抜き出す)処理が行われる。スタッフを抜き出すためには、正または負のスタッフバイト領域にスタッフバイトまたはクライアントデータの何れかが挿入されていることを示すための情報を、フレームのオーバヘッド領域に保存して転送することになる。
上記の例では、正スタッフと負スタッフをそれぞれ1バイト持つので、3通りのスタッフの挿入状態を表示するための情報が、フレーム転送側でオーバヘッド領域に付与される。
図12はスタッフ挿入状態を示す図である。3通りのバイト単位のスタッフ挿入を行うために、フレームのオーバヘッド領域には、少なくとも2ビット分の情報を割り当てればよい。例えば、Case 1に対しては“11”、Case 2に対しては“00”、Case 3に対しては“01”を割り当てることで、スタッフの挿入状態をフレーム受信側に通知することができる。
上記のような非同期収容方式を用いて、より大きな周波数差を持つクライアント信号をフレームに収容するためには、正スタッフまたは負スタッフに割り当てるバイト数を多くすることになる(この場合、信号収容領域102aに配置する正スタッフのバイト数を増やすことが一般的である)。
正/負スタッフのバイト数が増加した場合には、正/負スタッフを挿入するためのスタッフ処理のための情報ビットも多く要ることになる。スタッフ処理に要するビット数は、式(3)で表せる。
所要ビット数=FLOOR(log2(負スタッフバイト数+正スタッフバイト数+1))+1(bit)・・・(3)
FLOOR(x)は、実数xを整数部で切り捨てる関数である。式(3)からスタッフバイト数に比例して、スタッフ処理のための所要ビット数も増加することがわかる。
ここで、正スタッフバイト数を増加させる場合を考える。図8に対して、正スタッフをy(y<(n−r))バイト分だけ信号収容領域102aに配置する場合、スタッフをm行×(r+1)列目からm行×(r+y)列目までyバイト分連続して配置するものとする。
このとき、フレーム受信側では、yバイト分のスタッフを含むフレームを受信して、スタッフを抜き出すデスタッフ処理(スタッフ抽出処理)を行うことになるが、yバイト連続したスタッフバイトを取り除くと、信号の周期性が変動するジッタやワンダが発生するおそれがあった(なお、ジッタやワンダの現象は、フレーム送信側でのスタッフ処理(スタッフ挿入処理)でも発生する可能性があるが、デスタッフ処理時に発生するジッタやワンダの方が信号受信特性劣化に大きく関与する)。
このように、非同期収容方式では、周波数調整のためのスタッフバイトが、信号収容領域102aに連続して挿入される場合があり、例えば、同一行の複数列に渡ってスタッフバイトが挿入された場合、そのスタッフバイトをフレーム受信側で抜き出すと、ジッタやワンダが発生するといった問題があった。
クライアント信号をフレームへ収容する従来の技術としては、OTUフレームに定義されているFSバイトに、負スタッフ用バイトの吸収許容量を超えた分の周波数偏差に相応するデータを格納する技術が提案されている(特許文献1)。
また、ローカルプロトコル信号の読み出し位置を検出し、読み出し位置に基づき、ローカルプロトコル信号をOPU/ODU信号に収容させる際のスタッフ制御量と、ODTU信号を生成する際のスタッフ制御量とを割り振る技術が提案されている(特許文献2)。
さらに、スタッフバイトの挿入数および挿入位置の両方を管理して、周波数差を吸収する技術が提案されている(特許文献3)。
特開2008−113394号公報 特開2007−096822号公報 米国特許第7020094号明細書
上記の米国特許第7020094号明細書(US 7,020,094 B2)では(以下、単に従来技術と呼ぶ)、スタッフバイトの挿入数および挿入位置の両方の管理を行いながら、周波数差を吸収し、ジッタやワンダの発生の抑制を図って、クライアント信号をフレームに収容する手法が示されている。
図13は従来技術を説明するためのフレームフォーマットを示す図である。フレーム50の構成は、サイズがm行×n列であり、その内、オーバヘッド領域51は、フレーム先頭列部分よりm行×r列のサイズを持ち、信号収容領域52は、オーバヘッド領域51に続いてm行×(n−r)列のサイズを持つ。また、信号収容領域52には、バイト毎に1からm×(n−r)までアドレス番号が割り振られている。
従来技術によるフレーム50へのクライアント信号の収容は、以下のとおりに行われる。
(1)クライアント信号とフレームとの周波数差より、信号収容領域52へ収容するべきクライアント信号のデータ数を式(4)により求める。
Cn=fclient(bit/s)×Tserver(s)/n・・・(4)
Cnは、信号収容領域52へ収容すべきクライアント信号のデータをn bit単位で示した数であり、fclientは、クライアント信号の信号ビットレート(bit/s)、Tserverは、フレームの信号周期(s)である。ここで、n=8とした場合のCnは信号領域52へ収容すべきクライアント信号のデータをバイト単位で表現したことになる。簡単のために、以降の説明はn=8を想定した説明とする。
(2)以下の式(5a)、(5b)にもとづき、フレームの各バイトにクライアント信号のデータを挿入するか、またはスタッフを挿入するかを決定する。
N×Cn mod(m×(n−r))<Cn・・・(5a)
N×Cn mod(m×(n−r))≧Cn・・・(5b)
Nは、信号収容領域52の各バイトに割り振ったアドレス番号である。m×(n−r)は、信号収容領域52の全バイト数である。なお、式(5a)、(5b)の左辺は、N×Cnをm×(n−r)で割った余りを意味する。
また、その余りがCn未満となる式(5a)の場合では、アドレスNにはクライアントデータが挿入される。さらに、その余りがCn以上となる式(5b)の場合では、アドレスNにはスタッフが挿入される。
図14はスタッフとクライアントデータとの配置状態の一例を示す図である。従来技術では、Cn値にもとづいて、フレームの信号収容領域52へスタッフまたはクライアントデータが挿入されることになる。このとき、フレーム受信側でのスタッフ抜き出し時に、ジッタやワンダが発生してしまう程に、スタッフが連続配置されないように、スタッフが信号収容領域52中に均等に分布して挿入される。
なお、フレームの受信側でデスタッフ処理を行うために、フレームの送信側では、信号収容領域52に挿入されたクライアント信号のバイト数を示すCnを、フレームのオーバヘッド領域51に保存して転送する。
このとき、Cn値がとりうる範囲は、0〜m×(n−r)の範囲であるので、この値を表現するためには、FLOOR(log2(m・(n−r)))+1(bit)で計算される値のビット数が用いられることになる。
このように、上記のような従来技術では、スタッフの挿入位置を式(5a)、(5b)を用いて計算することで、スタッフが一塊になって連続配置されないように信号収容領域52へ挿入して、フレーム受信側でのスタッフ抜き出し時における、ジッタやワンダの発生を抑制している。
しかし、従来技術では、信号収容領域52のバイト単位で、式(5a)、(5b)を用いて、挿入判定(クライアントデータを挿入するのか、またはスタッフバイトを挿入するのかの判定)を行っているため、挿入判定の演算量が多く、フレーム伝送性能を低下させるといった問題があった。したがって、フレーム周波数が高くなると、挿入判定の演算量が非常に多くなるので、実現することが困難になるおそれがあった。
次に具体的な数値を用いて従来技術の問題点について説明する。図15は従来技術の動作例を示す図である。フレームの信号収容領域52aを24バイトとする(図中、四角枠内に示す数字は、各バイトに割り当てたアドレスNである)。また、信号収容領域52aへ収容すべきクライアント信号のデータバイト数Cnを17バイトとする。
n=17バイト分のクライアントデータと、スタッフバイトとをサイズ24バイトの信号収容領域52aへ収容するための挿入判定式は、以下の式(5a−1)、(5b−1)となる。式(5a−1)を満たす場合は、アドレスNにはクライアントデータを挿入し、式(5b−1)を満たす場合は、アドレスNにはスタッフバイトを挿入する。
N×17mod24<17・・・(5a−1)
N×17mod24≧17・・・(5b−1)
具体的には、N=1のとき、17mod24=17(≧17)なので、アドレス1には、スタッフバイトを挿入する。N=2のとき、34mod24=10(<17)なので、アドレス2には、クライアントデータを挿入する。
N=3のとき、51mod24=3(<17)なので、アドレス3には、クライアントデータを挿入する。N=4のとき、68mod24=20(≧17)なので、アドレス4には、スタッフバイトを挿入する。N=5のとき、85mod24=13(<17)なので、アドレス5には、クライアントデータを挿入する。
以降同様にして、N=23のとき、391mod24=7(<17)なので、アドレス23には、クライアントデータを挿入する。N=24のとき、408mod24=0(<17)なので、アドレス24には、クライアントデータを挿入する。
上記の挿入判定の結果、信号収容領域52a−1に示すように、クライアントデータとスタッフとが挿入される。スタッフが偏らずに配置するので、スタッフ抜き出し時等におけるジッタ、ワンダ特性の発生を抑制することを可能としている。
ただし、信号収容領域内のバイト単位による挿入判定を行っているために、演算量が非常に大きなものとなってしまう。この例では、24バイトの信号収容領域52aなので、各バイト単位にスタッフ挿入の判定を行うためには、合計24回もの演算を行うことが必要となる。このように、従来技術では、挿入判定を行う際の演算量が多いために、効率よく信号収容を行うことができず、フレーム伝送性能の低下を引き起こすといった問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、クライアント信号とフレームとの周波数差を吸収して、クライアント信号をフレームに収容する場合において、クライアント信号またはスタッフの挿入判定処理の演算量を低減して、伝送性能の向上を図った伝送装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、クライアント信号とフレームとの周波数差を吸収して、クライアント信号をフレームに収容する場合において、クライアント信号またはスタッフの挿入判定処理の演算量を低減して、伝送性能の向上を図った信号収容方法を提供することである。
上記課題を解決するために、伝送装置が提供される。この伝送装置は、信号が収容されるフレーム内の信号収容領域に対して、前記信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う挿入制御部と、挿入制御後の前記フレームの送信を行うフレーム送信部とを備える。
ここで、挿入制御部は、信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、信号またはスタッフをフレームの列単位で挿入する。
演算量を低減して、伝送性能の向上を図ることが可能になる。
伝送装置の構成例を示す図である。 フレームフォーマットを示す図である。 クライアント信号またはスタッフの挿入状態を示す図である。 伝送装置の構成ブロックを示す図である。 挿入制御の一例を示す図である。 挿入制御の一例を示す図である。 OTNフレームのフォーマットを示す図である。 非同期収容方式を説明するためのフレームフォーマットを示す図である。 非同期収容方式における周波数調整を示す図である。 非同期収容方式における周波数調整を示す図である。 非同期収容方式における周波数調整を示す図である。 スタッフ挿入状態を示す図である。 従来技術を説明するためのフレームフォーマットを示す図である。 スタッフとクライアントデータとの配置状態の一例を示す図である。 従来技術の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は伝送装置の構成例を示す図である。伝送装置10は、挿入制御部11とフレーム送信部12を備える。
挿入制御部11は、サービス情報を有する信号(以下、クライアント信号)よりも速度が高いフレームにクライアント信号を収容する際に、クライアント信号が収容されるフレーム内の信号収容領域に対して、クライアント信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う。フレーム送信部12は、挿入制御された後のフレームの送信(転送)を行う。
なお、挿入制御部11は、信号収容領域にクライアント信号またはスタッフを挿入する。
図2はフレームフォーマットを示す図である。伝送装置10が伝送対象とするフレーム20は、サイズがm行×n(byte)である。また、フレーム20の内、監視制御情報等を収容するオーバヘッド領域21は、フレームの先頭列部分よりm×r(byte)のサイズを持つ。さらに、クライアント信号を収容する信号収容領域22は、オーバヘッド領域21に続いてm×(n−r)(byte)のサイズを持つ。
図3はクライアント信号またはスタッフの挿入状態を示す図である。挿入制御部11では、後述する挿入判定式を用いて、クライアント信号またはスタッフを信号収容領域22に挿入する。
このとき、信号収容領域22の先頭列を除いた領域の(r+2)〜n列目に対しては、クライアント信号またはスタッフをコラム単位で挿入する。したがって、信号収容領域22の該当コラム領域には、m行に渡ってクライアント信号のみ、またはスタッフのみが配置されることになる。
また、信号収容領域22の先頭列の(r+1)列目に対しては、クライアント信号またはスタッフを、バイト単位で挿入する。したがって、信号収容領域22の先頭列に関しては、クライアント信号およびスタッフの両方が混在して配置される可能性がある。挿入制御の詳細は後述する。
図4は伝送装置10の構成ブロックを示す図である。伝送装置10は、挿入制御部11およびフレーム送信部12を備え、挿入制御部11は、クライアント信号バッファ11a、挿入判定処理部11bおよびセレクタ11cを含む。フレーム送信部12は、オーバヘッド挿入部12aを含む。
クライアント信号バッファ11aは、クライアント信号のバッファリングを行う。挿入判定処理部11bは、後述の挿入判定式にもとづき、フレーム20の信号収容領域22に対し、クライアント信号を挿入するのか、またはスタッフを挿入するのかを決定し、クライアント信号またはスタッフを選択するための選択信号を生成する。
また、挿入判定処理部11bは、信号収容領域に対する、スタッフの挿入数および挿入位置の両方の管理を行って、管理情報を生成する。そして、管理情報をオーバヘッド挿入部12aに送信する。
セレクタ11cは、選択信号にもとづき、クライアント信号またはスタッフを出力して、信号収容領域22の所定領域に挿入する。オーバヘッド挿入部12aは、信号収容領域22のペイロード情報(クライアント信号)に、オーバヘッド領域21のオーバヘッド情報(管理情報が含まれる)を付加してフレームを生成し送信する。なお、フレーム受信側では、オーバヘッド内の管理情報にもとづいて、信号収容領域22内のスタッフの挿入数および挿入位置を認識して、デスタッフ処理を行うものである。
次に伝送装置10におけるクライアント信号/スタッフの挿入制御について詳しく説明する。任意の速度(fdata(bit/s))を持つクライアント信号を、任意の速度(fserver(bit/s))を持つフレームへ収容する場合を考える。また、フレームフォーマットは、図2で示したフォーマットを適用する。
ここで、1フレーム当たりの総バイト数をStotal(=m×n)とすると、フレーム周期は、Tserver=8×Stotal/fserver(sec)で与えられる。このとき、フレームの1周期中に収容すべきクライアント信号のバイト数は、Cdata=int(fdata×Tserver/8)によって得られる。
なお、int(x)は、xの整数を得るための関数である。また、フレーム20の信号収容領域22の総バイト数は、Spayload=m×(n−r)により与えられる。
以上より、クライアント信号とフレーム20との周波数差を吸収しながら、クライアント信号をフレーム20へ収容するためには、クライアント信号のデータ(クライアントデータ)と共に(Spayload−Cdata)(byte)分のスタッフバイトを信号収容領域22へ収容すればよいことになる。
次にスタッフバイトの挿入によって、フレーム20とクライアント信号との周波数差を調整しながら、フレーム20へクライアント信号を収容する際の要求条件を下記に示す。
(要求1)スタッフバイトの挿入処理は容易にする(演算量を低減化する)。
(要求2)スタッフバイト量の粒度はバイト単位とする(周波数調整はバイト単位とする)。
(要求3)スタッフ処理(スタッフ挿入処理)/デスタッフ処理(スタッフ抽出処理)時のジッタ、ワンダ特性を低減する。
以上の要求を考慮して、下記の方針により挿入制御を行う。
(1)スタッフバイトの挿入処理は、コラム単位、すなわち、m(byte)単位でスタッフバイトを挿入する。この処理により、スタッフバイトの挿入処理を容易にし、演算量を低減化することができ、要求1を満たす。
(2)バイト単位の周波数調整を実現するために、信号収容領域22の1列目に対しては、コラム単位でなくバイト単位でスタッフバイトの挿入処理を行う(要求2を満たす)。なお、本挿入処理におけるスタッフバイト量は0〜(m−1)(byte)の範囲とする。
(3)コラム単位で挿入するスタッフバイトは、信号収容領域22へ全体的に均等となるように分布させて挿入する。この処理により、スタッフ挿入またはスタッフ抜き出し時におけるジッタ、ワンダ特性の現象発生を低減することができるので、要求3を満たす。
上記方針を行うための挿入制御手順を下記に示す。
(手順1)信号収容領域22の各列に対して、番号i(i=1、・・・(n−r))を割り振る。
(手順2)下記の式(6a)、(6b)により、コラム単位でクライアントデータまたはスタッフの挿入を判定する。
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)<int(Cdata/m)・・・(6a)
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)≧int(Cdata/m)・・・(6b)
ここで、式(6a)を満たす場合は、信号収容領域のi列目にクライアントデータバイトを挿入する。また、式(6b)を満たす場合は、i列目にスタッフバイトを挿入する。
(手順3)Cdata<Spayloadの場合は、以下の式(7)でDcol1を求める。式(7)により、信号収容領域22の1列目にDcol1(byte)分のクライアントデータを挿入し、(m−Dcol1)(byte)分のスタッフバイトを挿入することになる。
Dcol1=Cdata mod m・・・(7)
また、先頭列内の各バイト領域に対する、クライアントデータまたはスタッフバイトの挿入条件は、式(8a)、(8b)にもとづく。式中のN(=1、2、・・・m)は、信号収容領域22の先頭列の1行目からm行目までのバイト領域に付与したアドレス番号である。
N×Dcol1 mod m<Dcol1・・・(8a)
N×Dcol1 mod m≧Dcol1・・・(8b)
式(8a)を満たす場合は、信号収容領域22の先頭列のアドレスNのバイト領域にクライアントデータを挿入する。また、式(8b)を満たす場合は、信号収容領域22の先頭列のアドレスNのバイト領域にスタッフバイトを挿入する。
次に具体的な数値を用いて挿入制御について説明する。図5、図6は挿入制御の一例を示す図である。フレームの信号収容領域22aを24バイトとする(図中、四角枠内の括弧付数字は、1列目の各バイトに割り当てたアドレスNである)。また、信号収容領域22aへ収容すべきクライアント信号のデータバイト数Cdataを17バイトとする(ここでの信号収容領域のバイト数と、収容すべきクライアント信号のバイトは、図15で上述した条件と同じである)。
〔ステップS1〕Cdata=17バイト分のクライアントデータと、スタッフバイトとをサイズ24バイトの信号収容領域22aへ収容するための挿入判定式は、以下の式(6a−1)、(6b−1)となる。
i×int(17/4)mod int(24/4)<int(17/4)・・・(6a−1)
i×int(17/4)mod int(24/4)≧int(17/4)・・・(6b−1)
具体的には、i=1のとき、4mod6=4(≧4)なので、1列目には、スタッフバイトを挿入する。i=2のとき、8mod6=2(<4)なので、2列目には、クライアントデータを挿入する。
i=3のとき、12mod6=0(<4)なので、3列目には、クライアントデータを挿入する。i=4のとき、16mod6=4(≧4)なので、4列目には、スタッフバイトを挿入する。
i=5のとき、20mod6=2(<4)なので、5列目には、クライアントデータを挿入する。i=6のとき、24mod6=0(<4)なので、6列目には、クライアントデータを挿入する。このようにして、クライアントデータまたはスタッフバイトを挿入することで、まず信号収容領域22a−1の状態が得られる。
〔ステップS2〕式(7)からDcol1=Cdata mod m=17mod4=1となる。したがって、先頭列に対するクライアントデータまたはスタッフバイトの挿入条件は、式(8a−1)、式(8b−1)となる。
N×Dcol1 mod 4=N mod 4<Dcol1・・・(8a−1)
N×Dcol1 mod 4=N mod 4≧Dcol1・・・(8b−1)
具体的には、N=1のとき、1mod4=1(≧1)なので、アドレス1にはスタッフバイトを挿入する。N=2のとき、2mod4=2(≧1)なので、アドレス2にはスタッフバイトを挿入する。
N=3のとき、3mod4=3(≧1)なので、アドレス3にはスタッフバイトを挿入する。N=4のとき、4mod4=0(<1)なので、アドレス4にはクライアントデータを挿入する。
このような処理により、先頭列に対して、クライアントデータまたはスタッフバイトが挿入して信号収容領域22a−2の状態となる。信号収容領域22a−2では、24byteの信号収容の領域に対して、所定の17byteのクライアントデータが収容され、かつスタッフは全体的に均等に挿入されている。
ここで、図15で上述した従来技術の演算回数と、図5、図6で示した演算回数とを比較する。従来技術では、4行×6列の24byteの領域を有する信号収容領域に対して、バイト単位で演算を行うために、演算回数は24回行われていた。
これに対し、本発明による演算回数は、図15と同じ信号収容領域に対して、ステップS1では、コラム単位での演算を行うために、演算回数が6回であり、ステップS2では、先頭列のバイト単位での演算を行うために、演算回数が4回であり、合計すると演算回数は10回となる。したがって、伝送装置10の挿入制御では、従来技術と比べて演算回数が半分以下に抑えられていることがわかる。
以上説明したように、伝送装置10によれば、クライアント信号とフレームとの周波数差(信号速度差)を吸収しながら、クライアント信号とスタッフとを信号収容領域に挿入する際に、クライアント信号の周波数がフレームの信号収容領域の周波数よりも低い場合において、信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、クライアント信号またはスタッフをフレームのコラム単位で挿入する構成とした。
すなわち、信号収容領域の先頭列に対しては、バイト単位でクライアント信号またはスタッフを挿入し、先頭列を除く信号収容領域に対しては、コラム単位でクライアント信号またはスタッフを挿入する。
これにより、クライアント信号とフレームとの周波数差を調整して、スタッフを信号収容領域へ均等に渡って分布させて挿入することができ、スタッフ処理/デスタッフ処理におけるジッタやワンダの現象発生を抑制することができる。さらに、この場合、クライアント信号またはスタッフの挿入判定処理の演算量を大幅に低減することができるので、伝送性能の向上を図ることが可能になる。
(付記1) 信号が収容されるフレーム内の信号収容領域に対して、前記信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う挿入制御部と、
挿入制御後の前記フレームの送信を行うフレーム送信部と、
を備え、
前記挿入制御部は、前記信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、前記信号または前記スタッフを前記フレームの列単位で挿入する、
ことを特徴とする伝送装置。
(付記2) 前記挿入制御部は、
iを前記信号収容領域の列に対して割り当てた列番号、mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、Spayloadを前記信号収容領域の全バイト数、int(x)をxの整数値を求める関数、A mod BがAをBで割った余りを表すとしたとき、
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)<int(Cdata/m)
を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記信号を挿入し、
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)≧int(Cdata/m)
を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記スタッフを挿入する、
ことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記3) 前記挿入制御部は、前記信号収容領域の前記先頭列に、前記信号または前記スタッフを、バイト単位で挿入することを特徴とする付記1記載の伝送装置。
(付記4) 前記挿入制御部は、
mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、N(=1、2、・・・、m)を前記信号収容領域の前記先頭列の各バイトに割り振ったアドレス番号、A mod BがAをBで割った余りを表すとし、
Dcol1=Cdata mod m
としたとき、
N×Dcol1 mod m<Dcol1
を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記信号を挿入し、
N×Dcol1 mod m≧Dcol1
を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記スタッフを挿入する、
ことを特徴とする付記3記載の伝送装置。
(付記5) 前記挿入制御部は、前記i=1なる前記信号収容領域の列に、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする付記2記載の伝送装置。
(付記6) 前記挿入制御部は、前記N=1なる前記信号収容領域の前記先頭列のバイトに、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする付記4記載の伝送装置。
(付記7) 信号をフレームに収容する信号収容方法において、
前記信号が収容される前記フレーム内の信号収容領域に対して、前記信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う際に、
前記信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、前記信号または前記スタッフを前記フレームの列単位で挿入する、
ことを特徴とする信号収容方法。
(付記8) iを前記信号収容領域の列に対して割り当てた列番号、mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、Spayloadを前記信号収容領域の全バイト数、int(x)をxの整数値を求める関数、A mod BがAをBで割った余りを表すとしたとき、
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)<int(Cdata/m)
を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記信号を挿入し、
i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)≧int(Cdata/m)
を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記スタッフを挿入する、
ことを特徴とする付記7記載の信号収容方法。
(付記9) 前記信号収容領域の前記先頭列に、前記信号または前記スタッフを、バイト単位で挿入することを特徴とする付記7記載の信号収容方法。
(付記10) mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、N(=1、2、・・・、m)を前記信号収容領域の前記先頭列の各バイトに割り振ったアドレス番号、A mod BがAをBで割った余りを表すとし、
Dcol1=Cdata mod m
としたとき、
N×Dcol1 mod m<Dcol1
を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記信号を挿入し、
N×Dcol1 mod m≧Dcol1
を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記スタッフを挿入する、
ことを特徴とする付記9記載の信号収容方法。
(付記11) 前記挿入制御部は、前記i=1なる前記信号収容領域の列に、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする付記8記載の信号収容方法。
(付記12) 前記挿入制御部は、前記N=1なる前記信号収容領域の前記先頭列のバイトに、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする付記10記載の信号収容方法。
10 伝送装置
11 挿入制御部
12 フレーム送信部

Claims (10)

  1. 信号が収容されるフレーム内の信号収容領域に対して、前記信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う挿入制御部と、
    挿入制御後の前記フレームの送信を行うフレーム送信部と、
    を備え、
    前記挿入制御部は、前記信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、前記信号または前記スタッフを前記フレームの列単位で挿入する、
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記挿入制御部は、
    iを前記信号収容領域の列に対して割り当てた列番号、mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、Spayloadを前記信号収容領域の全バイト数、int(x)をxの整数値を求める関数、A mod BがAをBで割った余りを表すとしたとき、
    i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)<int(Cdata/m)
    を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記信号を挿入し、
    i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)≧int(Cdata/m)
    を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記スタッフを挿入する、
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記挿入制御部は、前記信号収容領域の前記先頭列に、前記信号または前記スタッフを、バイト単位で挿入することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  4. 前記挿入制御部は、
    mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、N(=1、2、・・・、m)を前記信号収容領域の前記先頭列の各バイトに割り振ったアドレス番号、A mod BがAをBで割った余りを表すとし、
    Dcol1=Cdata mod m
    としたとき、
    N×Dcol1 mod m<Dcol1
    を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記信号を挿入し、
    N×Dcol1 mod m≧Dcol1
    を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記スタッフを挿入する、
    ことを特徴とする請求項3記載の伝送装置。
  5. 前記挿入制御部は、前記i=1なる前記信号収容領域の列に、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  6. 前記挿入制御部は、前記N=1なる前記信号収容領域の前記先頭列のバイトに、監視・制御用の情報を挿入することを特徴とする請求項4記載の伝送装置。
  7. 信号をフレームに収容する信号収容方法において、
    前記信号が収容される前記フレーム内の信号収容領域に対して、前記信号およびスタッフを挿入するための挿入制御を行う際に、
    前記信号収容領域の先頭列を除いた領域に対し、前記信号または前記スタッフを前記フレームの列単位で挿入する、
    ことを特徴とする信号収容方法。
  8. iを前記信号収容領域の列に対して割り当てた列番号、mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、Spayloadを前記信号収容領域の全バイト数、int(x)をxの整数値を求める関数、A mod BがAをBで割った余りを表すとしたとき、
    i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)<int(Cdata/m)
    を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記信号を挿入し、
    i×int(Cdata/m)mod int(Spayload/m)≧int(Cdata/m)
    を満たす場合は、前記信号収容領域のi列目に前記スタッフを挿入する、
    ことを特徴とする請求項7記載の信号収容方法。
  9. 前記信号収容領域の前記先頭列に、前記信号または前記スタッフを、バイト単位で挿入することを特徴とする請求項7記載の信号収容方法。
  10. mを前記フレームの行数、Cdataを収容すべき前記信号のバイト数、N(=1、2、・・・、m)を前記信号収容領域の前記先頭列の各バイトに割り振ったアドレス番号、A mod BがAをBで割った余りを表すとし、
    Dcol1=Cdata mod m
    としたとき、
    N×Dcol1 mod m<Dcol1
    を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記信号を挿入し、
    N×Dcol1 mod m≧Dcol1
    を満たす場合は、前記信号収容領域の前記先頭列のアドレスNに前記スタッフを挿入する、
    ことを特徴とする請求項9記載の信号収容方法。
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