JP2010113126A - 耐擦傷性プリズムシート及びその製造方法 - Google Patents

耐擦傷性プリズムシート及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリズム面に傷が付きにくく、また傷が付いたとしても目立ちにくいばかりでなく、他の光学素子と粘着しにくく、ギラツキが少ない耐擦傷性プリズムシートを提供する。
【解決手段】少なくとも一方の面に、実質的に三角柱の大プリズム構造とこれよりも低い小プリズム構造がほぼ平行に多数配列されたプリズムシートであって、大プリズム構造及び小プリズム構造は、その頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされ、大プリズム構造の切欠幅(CL)は5μm以上、小プリズム構造の切欠幅(CS)は3μm以上であり、大プリズム構造と小プリズム構造の高度差(D)は5μm以上であることを特徴とする耐擦傷性プリズムシートである。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置のバックライト等に用いる耐擦傷性プリズムシートに関し、更に詳しくは、プリズム面に大きな傷が付きにくく、また付いた傷が目立ちにくく、さらに他の光学部材と粘着せず、ギラツキが発生し難い耐擦傷性プリズムシート及びその製造方法に関する。
近年、液晶表示装置が多方面に用いられるようになって、それぞれの用途に応じて多様な性能が求められている。OA機器、パーソナルコンピューター、ワードプロセッサー等では、軽量化、薄型化の要求が強く、更に、液晶表示装置にあっては、広視野化、広画面化、高輝度化の要求が強くなっている。
これらの要求に応ずるために、光の指向性を変更、即ち不要な方向の光を方向変換して観察者の正面に集光するために、集光機能を有するフイルムやシートを使用するのが一般化している。特にプリズムシートは、画像の観察に余り重要でない上下方向に拡散する光のみを前方に集中し、左右方向に拡散する光については集光しないため、広視野化と高輝度化を同時に達成することができ、広く使用されている。
このプリズムシートは、樹脂製のシートの表面に微細なプリズム構造が設けられた構造をしているが、このプリズム構造が設けられた面を、例えば拡散シート等の他の光学素子と対面させたような場合、他の光学素子と擦り合わされることにより、プリズム構造の頂点の部分が欠けて所望の光学性能が発揮できなくなったり、または他の光学素子の凸部がプリズム構造の頂点を連続して線状に損傷することにより1本の擦傷のようになり、この傷が目立ったりして液晶表示装置の画質を悪化させる欠点がある。
このような問題を解決するため、プリズム構造の頂点の部分を曲率半径5μm以下の円弧状、又は幅5μm以下の平坦部として頂部を欠けにくくしたもの(特許文献1参照)がある。しかしながら、このようにするとプリズムの頂部と他の光学素子との接触面積が増大するため、このシートのプリズム面に他の光学素子を載置したとき、高温条件下でプリズムシートと他の光学素子の間に粘着力が働き、部分的に密着してまだら模様が生じ、プリズムシートの対環境性能が低下することがある。
他方、レンズ面の傷を防ぐことができる技術であって、他の光学素子と密着する恐れがないものとしては、鈍い先端を有する第1のプリズム要素と、鋭い先端を有する小さな第2のプリズム要素を有する光指向性フィルム(特許文献2参照)がある。しかしながら、小さな第2プリズム要素の先端が鋭いことによるレンズのギラツキが問題視されることが多い。
特開2001−343507号公報 特表2007−517256号公報
本発明者らは上記従来の欠点を解決するため鋭意研究の結果、大きさが異なるプリズム構造を有するプリズムシートにおいて、小プリズム構造の頂部にも大プリズム構造と同様に切欠部を設ければ、レンズのギラツキが低減できることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づき、単に傷が付きにくく、又は傷が目立たないというだけでなく、プリズムシートと他の光学素子との粘着により生じるまだら模様やギラツキを低減できる耐擦傷性プリズムシートを提供することを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも一方の面に、実質的に三角柱の大プリズム構造とこれよりも低い小プリズム構造がほぼ平行に多数配列されたプリズムシートであって、大プリズム構造及び小プリズム構造は、その頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされ、大プリズム構造の切欠幅(CL)は5μm以上、小プリズム構造の切欠幅(CS)は3μm以上であり、大プリズム構造と小プリズム構造の高度差(D)は5μm以上であることを特徴とする耐擦傷性プリズムシート内容とする。
本発明の請求項2に係る発明は、大プリズム構造と小プリズム構造のの高度差(D)が50μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の耐擦傷性プリズムシートを内容とする。
本発明の請求項3に係る発明は、大プリズム構造と小プリズム構造の形状が略相似形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐擦傷性プリズムシートを内容とする。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の耐擦傷性プリズムシートを製造する方法であって、冷却ロールと、大プリズム構造及び小プリズム構造の高度差(D)が5μm以上になるよう雌型が刻設された金属ロール又は賦型シートの間で、シート状に押し出された溶融透明樹脂を押圧することを特徴とする耐擦傷性プリズムシートの製造方法を内容とする。
本発明の請求項5に係る発明は、大プリズム構造及び小プリズム構造の高度差(D)が5μm以上25μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の耐擦傷性プリズムシートの製造方法を内容とする。
本発明の耐擦傷性プリズムシートは、少なくとも一方の面に大プリズム構造とこれよりも低い小プリズム構造が設けられており、大プリズム構造はその頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされ、その切欠幅が5μm以上とされているので、プリズム構造が設けられた面を他の光学素子等と対面させたとしても傷つき難く、たとえ傷付いたとしてもその傷が目立たない。
また、大プリズム構造と小プリズム構造の高度差が5μm以上とされているので、小プリズム構造の頂部は他の光学素子には接触せず、このプリズムシートと他の光学素子の間の粘着力は高温下においても増大しないので、該プリズムシートと他の光学素子との密着によるまだら模様が発生せず、画質低下が抑制される。
さらに、大プリズム構造のみならず、小プリズム構造の頂部にも幅が3μm以上の切欠部を設けるので、小プリズム構造の頂角近傍のギラツキが低減される。なお、大プリズム構造と小プリズム構造の形状を略相似形とすれば、ギラツキは更に低減される。また、万一、他の光学素子が小プリズム構造の頂角に接触したとしても傷付きが防止される。
押し出し成型により該プリズムフィルムを作成する際に、各プリズム構造の高度差を25μm以下とすれば、小プリズム構造に必要以上の圧力を加えることがなくなるため、金属ロール又は冷却ロールに加わる反発力も小さく、従ってこれらのロールが撓むことがなく、作成されたプリズムシートの厚さが均一になる。
本発明の耐擦傷性プリズムシート1は、図1に概略的に示したように、少なくとも一方の面(以下、プリズム面ということがある)に、実質的に三角柱の大プリズム構造2とこれよりも低い小プリズム構造3がほぼ平行に多数配列されている。さらに、これら大プリズム構造2及び小プリズム構造3の頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされ、大プリズム構造2の切欠幅(CL)が5μm以上、小プリズム構造の切欠幅(CS)が3μm以上とされている。
本発明において、大プリズム構造2及び小プリズム構造3は、その頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされている。頂部がその突出方向に湾曲した曲面状に切り欠かれた形状とは、例えば図1に記載された大小プリズム構造2、3のように、頂部が丸められたプリズムの形状をいう。頂部が略水平面状に切り欠かれた形状とは、例えば図2に記載されたような、断面形状が略台形のものをいう。
大プリズム構造2の切欠幅(CL)は5μm以上とされているため、対向する光学素子の凹凸や塵、埃などによっても傷が付きにくく、また、傷付いたとしても大きな樹脂の欠落等は生じず、損傷は軽微に抑えられる。
この切欠幅(CL)の上限は特に限定されないが、切欠幅(CL)が大きすぎると大プリズム構造の斜面部分が狭くなりすぎ、正面輝度が低下するので、必要な輝度に応じて設計すればよい。なお、通常、適切な正面輝度を得る点から切欠幅(CL)は大プリズム構造2の底面幅(WL)の40%以下、好ましくは35%以下とされる。
小プリズム構造3の頂部については、通常の場合、対向する光学素子の凹凸などとは接触しないため、従来、切欠部を設ける必要がなく、また正面輝度を高く保つために切欠部は無いほうがよいと考えられていた(特許文献2を参照)。しかしながら、切欠部を設けない場合は大プリズム構造と小プリズム構造から出射される光の性質は異なり、小プリズム構造によるギラツキが低減されず、画質が悪化する。そこで本発明においては、小プリズム構造3にも切欠部を設けることにより大プリズム構造2と小プリズム構造3から発せられる光の性質を可能な限り均質化し、これによりギラツキの発生を抑えている。
小プリズム構造における切欠幅(CS)は、大プリズム構造における切欠幅(CL)や大小プリズム構造2、3の大きさの比にもよるが、少なくとも3μmであることが必要である。3μm未満であると、大プリズム構造からの出射光と小プリズム構造3からの出射光の性質が異なり、ギラツキが生じる恐れがある。上限は特に限定されないが、大プリズム構造と同様、適切な正面輝度を得る点から、通常、切欠幅(CS)は小プリズム構造2の底面幅(WS)の40%以下、好ましくは35%以下とされる。
なお、ギラツキを最も小さくするには大プリズム構造と小プリズム構造を相似形にし、切欠幅(CS)を大きくすればよく、具体的には頂角(本発明においては頂部が切り欠かれているため、正確には“プリズム構造における2つの斜面がなす角度”というべきであるが、便宜上“頂角”と称する)が等しく、底面幅と切欠幅の比が等しい(即ち、CL/WL=CS/WS)ように大小プリズム構造を設計するのが最適であるが、頂角や底面幅と切欠幅の比の誤差が5%以内の略相似形であれば、ギラツキによる画質の悪化は許容範囲内に納まる。
本発明においては、大プリズム構造2と小プリズム構造3の間に5μm以上、好ましくは5μm以上、より好ましくは10μm以上の高度差(D)が設けられる。高度差の上限は特に限定されないが、好ましくは50μm以下、より好ましくは25μm以下、更に好ましくは20μm以下とされる。この高度差(D)により、プリズム面と対向して配置する他の光学素子に凹凸が存在したり、塵や埃等が付着していたりしても、これらの大きさが高度差(D)よりも小さければ小プリズム構造3とは接触せず傷が付くことはないようにされている。また、例え2以上の大プリズム構造2が傷付いたとしても、大プリズム構造2同士は介在する小プリズム構造3の分だけ距離が離れているので、1本の長い擦り傷のようには見えず、目立たない。
高度差(D)が5μm未満の場合、大プリズム構造2のみならず、小プリズム構造3の頂部も対向する光学素子と接触する場合があるため、高温条件下では部分的密着力が増大し、部分的に密着してまだら模様が生じ、画質が悪化する。
また、高度差(D)が50μmを超えた場合、大小プリズム構造2、3から出射される光の性質が異なり過ぎて、LCD素子と大プリズム構造によるモアレが生じる。
本発明において、大プリズム構造2及び小プリズム構造3の頂角は、三角柱の断面の形状が集光能力を発揮し易い、頂角が60度より120度の範囲の形状を選ぶことができる。好ましくは70度より110度の範囲である。三角形の形状は特に限定されず、等辺、不等辺のいずれでもよいが、拡散シートの法線方向に集光性能を向上させる点で二等辺三角形が好ましく、従って、頂部に相対した底辺に隣接して隣の二等辺三角形を順次配置し、頂部の列が長軸となり互いにほぼ平行になるように配列した構造とするのが好ましい。
大プリズム構造2の大きさは、通常、底面幅(WL)が30〜400μmとなる程度とされる。30μmよりも小さいと小プリズム構造3をこれよりさらに小さくする必要が生じるが、現状の技術では小さすぎて加工精度を十分に保つことができず、所定の光学性能を発揮することが困難である。400μmよりも大きいと、肉眼でプリズムが見えてしまい、均一な光学性能を得ることが困難になる。小プリズム構造3の大きさについては、その高さ(HS)が大プリズム構造2の高さ(HL)よりも5μm〜50μm低くなるように設定すればよい。通常、10〜200μm程度が好ましい。
本発明において、大プリズム構造2及び小プリズム構造3が設けられていない面(以下、裏面ということがある)の構造については特に限定されず、単なる平坦面としてもよいが、突起を設けることにより、裏面の耐擦傷性を高め、又はバックライトの光を拡散して均一な光が得られるようにすることも出来る。
突起は略同一高さのものを規則的に又は不規則的(ランダム)に設けて、例えば、拡散板に該プリズムシートを接着する際に該プリズムシートが裏面全体でなく該突起を介して部分的に接着されるようにすればよく、このようにすれば、拡散板の拡散機能が妨げられないため、結果的に正面輝度が上昇する。突起の配列を格子状や直線状など規則的な配列にすると、表面のプリズム構造と干渉して干渉縞等が生じる場合があるので、このような現象が起きないように配慮する必要があるが、突起の配列をランダムにすれば、このような干渉縞等が発生しないので、面光源としての品位が向上するので好ましい。
但し、突起の配置は、突起間の距離が短くなり過ぎないように調整するほうが好ましい。突起の間隔が10μmより小さくなると、これらの突起が恰も1個の大きな突起であるかのように視認され、肉眼で見えてしまう可能性がある。適当な間隔は、耐擦傷性プリズムシートの全面積に対する前記突起の設置面積の比等によっても異なるが、例えば突起の設置面積が耐擦傷性プリズムシート全面積の4%程度の場合で、170〜800μm程度のピッチである。
耐擦傷性プリズムシートの全面積に対する前記突起の設置面積の比は0.003〜0.2が好ましい。この比が0.003未満であると耐擦傷性が十分でなく、0.2を超えると正面輝度が低下する傾向がある。
尚、突起の設置面積とは、突起が耐擦傷性プリズムシートに設置している面積の総和をいう。
耐擦傷性プリズムシートの材質は透明材料である限り特に限定されず、通常の光学用の透明樹脂を使用することができる。本発明で使用できる光学用の透明樹脂としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアリレート、ポリイミド等の熱可塑性樹脂や、アクリル系樹脂等の電離性放射線等により硬化する硬化性樹脂が例示できる。
また、上記の透明樹脂に拡散材を配合して、拡散シートとしての機能を付与することもできる。使用できる拡散剤としては、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム等の無機粒子や、架橋ポリアクリレート、架橋MS樹脂(MMAとスチレンの共重合体)、シリコン樹脂等の有機粒子が例示できる。
適当な配合割合は、透明樹脂の種類や拡散材の種類によって異なるため一概には言えないが、例えば、透明樹脂としてポリカーボネートを用い、粒径10μmのMMAを拡散材として使用する場合には、透明樹脂100重量部に対し0.1〜10重量部が適当である。0.1重量部より少ないと明暗差を十分に消すことができないなど拡散シートとしての機能は期待できず、一方、10重量部より多いと全光線透過率が低下し集光効果が不十分となる。
耐擦傷性プリズムシートのプリズム面に大プリズム構造2及び小プリズム構造3を形成し、必要に応じ裏面に突起を形成する方法は、熱可塑性樹脂を用いる方法と硬化性樹脂を用いる方法がある。熱可塑性樹脂の場合には通常の形成方法が可能で、所望の金型内へ射出成形するか、シート状材料を金型により圧縮成形する方法が可能である。
押出成形による場合は、例えば、予め離型シートにプリズム形状が刻設された賦型シートを用い、この賦型シートをシート状に押し出された材料に加熱下で押圧してプリズム形状を転写する方法、又は、材料の溶融押出時にプリズム形状が刻設された金型ロールで押圧してプリズム形状を転写する方法等が例示できる。そして、裏面にも突起を設けるような場合には、例えば、一方の面は賦型シートにより、他方の面は金型ロールによって、両面同時に成形することも出来る。
但し、金属ロール又は賦型シートと冷却ロールの間で、シート状に押し出された溶融透明樹脂を押圧して耐擦傷性プリズムシートを製造する場合には、大プリズム構造と小プリズム構造の高度差(D)を5μm以上50μm以下とするが、好ましくは25μm以下とする。
即ち、一般に、刻設されたプリズムが大きい場合には、金型の奥まで十分樹脂を押し込むために強い挟圧が必要である一方、刻設されたプリズムが小さい場合に強い挟圧をかけると反発力が生じて金属ロールや冷却ロールが撓んでしまうが、本発明の場合、大プリズム構造2と小プリズム構造3が混在しているため、高度差(D)が25μmより大きい場合には、大プリズム構造2の雌型に十分樹脂を押し込むのために強い挟圧をかけると、この挟圧は小プリズム構造3の雌型には強すぎて反発力が生じるので、金属ロールや冷却ロールが撓んでしまい、プリズムシートの中央部と端部で厚さが異なってしまう傾向がある。
なお、賦型シート又は冷却ロールに刻設されるプリズム形状としては、谷の部分(転写後に頂部となる部分)が曲面状又は水平面状に切り欠かれた形状のものを用いることができ、これにより樹脂を通常の圧力で押圧すれば、転写されたプリズムの形状も必然的に頂部が切り欠かれた形状となる。
硬化性樹脂にあっては、電離性放射線による場合は紫外線硬化樹脂を使用するのが通常である。一般的には透明な支持体上に硬化性樹脂を塗布後、型内で紫外線を照射して成形される。
本発明の耐擦傷性プリズムシートの厚さは任意であるが、液晶テレビの組立て作業時の取扱い性の点からは、通常50μmより500μmが好ましく、連続生産上からは100μmより400μmが好ましい。
以下、本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(押出成型による実施例)
(使用する樹脂の調整)
ポリカーボネートの透明樹脂「パンライト(登録商標)L−1225Y」(帝人化成株式会社製)100重量部に対し、拡散剤として直径10μm程度の架橋MS樹脂粒子を1重量部配合して樹脂Aとした。また、拡散材を配合しないものを樹脂Bとした。なお、これらの樹脂で厚さ240μmの平坦なシートを作成し、これらのシートについてJIS K7136に規定される方法でヘイズを測定したところ、樹脂Aで作成したシートは62%、樹脂Bでは5%であった。
(耐擦傷性プリズムシートの製造)
実施例1
樹脂Aを溶融押出の樹脂温度295℃でダイスよりシート状に押し出し、押出されたシート状溶融樹脂を、大プリズム形状及び小プリズム形状が予め離型性シートに型付けされた賦型シートと、表面が平坦な冷却ロールとの間に挟圧する方法で耐擦傷性プリズムシートを製造した。
上記離型性シートに刻まれたプリズム形状は、断面形状が頂角90度で底辺との角が45度の二等辺三角形であり、底面幅(WL)75μmの大プリズム構造2が1本と、底面幅(WS)60μmの小プリズム構造3が2本とが、ピッチ(P)195μm(=75×1+60×2)で配列されているプリズムシートを作成するためのものである。なお、大プリズム構造の切欠幅(CL)は5μmであり、小プリズム構造の切欠幅(CS)は3μmである。
上記の大プリズム構造の底面幅(WL)、切欠幅(CL)、高さ(HL)、小プリズム構造の底面幅(WS)、切欠幅(CS)、高さ(HS)、大プリズム構造と小プリズム構造との高度差(D)、大プリズム構造のピッチ(P)を表1に記載した。
得られたシートからプリズム構造を除いた部分の厚みは240μmであった。得られた耐擦傷性プリズムシートについて高温試験及び光学特性試験を後述の方法で行い、耐擦傷性プリズムシートを評価した。評価結果を表1に示す。
実施例2
樹脂Bを用いた他は、上記実施例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
実施例3
大プリズム構造の底面幅(WL)を100μmとし、小プリズム構造の底面幅(WS)を50μmとした他は、上記実施例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
実施例4
樹脂Bを用いた他は、上記実施例3と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例1
小プリズム構造を設けず、大プリズム構造の底面幅(WL)を100μmとし、切欠幅(CL)を5.5μmとした他は、上記実施例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例2
切欠幅(CL)を2.0μmとした他は、上記比較例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例3
小プリズム構造の切欠幅(CS)を1.7μmとした他は、上記実施例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例4
樹脂Bを用いた他は、上記比較例3と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例5
大プリズム構造の切欠幅(CL)を10μmとし、小プリズム構造の切欠幅(CS)を1.6μmとした他は、上記実施例1と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例6
樹脂Bを用いた他は、上記比較例5と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例7
大プリズム構造の底面幅(WL)を120μmとし、小プリズム構造の底面幅(WS)を50μmとした他は、上記比較例5と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例8
樹脂Bを用いた他は、上記比較例7と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
(紫外線硬化樹脂を用いた実施例)
実施例5
紫外線硬化樹脂としてウレタンアクリレート(NKオリゴUA−32P、新中村化学工業(株)製)64重量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(NKエステルA−DPH、新中村化学工業(株)製)16重量部、反応性希釈剤としてアクリレートモノマー(NKエステルA−DPH、新中村化学工業(株)製)20重量部、紫外線硬化触媒として2、4、6、−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド(DAROCURTPO、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)3重量部を配合した。
この紫外線硬化性樹脂組成物を、厚さ100μmのポリエステル製基材(東レ社製)上に厚さ100μmになる様に塗布し、この塗布面に微細プリズム形状の付いた金属ロールを押し当てながら、基材側から315〜400nmの紫外線を含む光線(光強度:約1100mJ/cm2 )を2.0秒照射して紫外線硬化性樹脂組成物を重合・硬化させた。
上記金属ロールに刻まれたプリズム形状は、断面形状が頂角90度で底辺との角が45度の二等辺三角形であり、底面幅(WL)150μmの大プリズム構造2が1本と、底面幅(WS)50μmの小プリズム構造3が2本とが、ピッチ(P)250μm(=150×1+50×2)で配列されているプリズムシートを作成するためのものである。なお、大プリズム構造の切欠幅(CL)は8μmであり、小プリズム構造の切欠幅(CS)は4μmである。
上記の大プリズム構造の切欠幅(CL)、大プリズム構造の高さ(HL)、大プリズム構造の底面幅(WL)、大プリズム構造のピッチ(P)、小プリズム構造の切欠幅(CS)、小プリズム構造の高さ(HS)、小プリズム構造の底面幅(WS)、大プリズム構造と小プリズム構造との高度差(D)を表1に記載した。
実施例6
大プリズム構造の底面幅(WL)を120μmとした他は、上記実施例5と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
比較例9
大プリズム構造の切欠幅(CL)を10μmとし、小プリズム構造の底面幅(WS)を40μmとし、小プリズム構造の切欠幅(CS)を1.0μmとした他は、上記実施例5と同様にして耐擦傷性プリズムシートを作成した。高温試験及び光学特性試験の評価結果を表1に示す。
(高温試験)
ガラス基板の上にSKC社製拡散シートCH28を設置し、その上に上記の実施例、比較例に係るレンズシートをプリズム構造が上になるように乗せ、更にその上にスリーエム社製レンズフィルムBEFIIを置いて積層体を作成した。この積層体を85℃の恒温槽内に入れて48時間放置し、その後恒温槽から取り出し、上記実施例及び比較例のレンズシートとスリーエム社製レンズフィルムBEFIIの粘着の度合いを評価した。
密着の度合いは以下の基準により行った。
○:粘着現象が見られない。
△:軽微な粘着現象が見られる。
×:強い密着現象が見られる。
(光学特性の評価)
バックライトの構成:
線状の陰極線管16本を横方向に等間隔に列設した縦400mm×横705mmの32インチテレビ用のバックライトを点灯し、このバックライトキャビティ内の線状光源の下に光反射板を配置した。
一方、厚さ2mmの光拡散板「オプトマックス(登録商標)」(住友ベークライト株式会社製)の上に実施例及び比較例で得られた耐擦傷性プリズムシートを前記のバックライトの上に、プリズム面が出射面側となり、大小プリズム構造2、3の長軸方向が陰極線管の長軸方向と一致するように設置した。
ギラツキ:
目視でレンズ列の概略直角方向から低角度(45°以下の角度)で観測し、ギラツキの有無とその程度を観察し、以下の基準で評価した。
○:ギラツキはほとんど見られない。
△:ギラツキの程度は比較的小さい。
×:ギラツキの程度が大きい。
Figure 2010113126
実施例7、実施例8
実施例1と同様に賦型シートと冷却ロールとの間に挟圧する方法で耐擦傷性プリズムシートを製造したが、大量生産時と同様に大型の賦型シートと冷却ロールと用い、幅700mmの耐擦傷性プリズムシートを連続的に製造した。この耐擦傷性プリズムシートから、両サイドより150mmの部分又は中央部分を含む200×300mmの試験片を切り出し、この試験片について輝度を測定した。
上記の大プリズム構造の底面幅(WL)、切欠幅(CL)、高さ(HL)、小プリズム構造の底面幅(WS)、切欠幅(CS)、高さ(HS)、大プリズム構造と小プリズム構造との高度差(D)、大プリズム構造のピッチ(P)を表2に記載した。
輝度の測定:
上記のバックライトに前記の試験片を設置し、設置した面の上方500mmの距離に輝度計ミノルタCA−1500(コニカ・ミノルタ株式会社製)を設置し、これにより、測定面積4.8cm2 として、設置した試験片の中心点の輝度を測定した。また、試験片を乗せずに輝度の値を測定し、この値で上記の試験片についての測定値を割った値を輝度率とした。結果を表2に示す。
この結果より、高度差(D)が34.0μmと大きな実施例7では大きな圧力を掛ける必要があり、端部で冷却ロールが撓んでしまうためプリズムの雌型に樹脂が十分に充填できず、輝度が若干低くなっていることが分かる。これに対し、高度差(D)が24.0μmと小さな実施例8では比較的小さな圧力で十分であり、冷却ロールが撓まず、端部と中央部で輝度が変化していない。
Figure 2010113126
叙上のとおり、本発明の耐擦傷性プリズムシートは、少なくとも一方の面に、実質的に三角柱の大プリズム構造とこれよりも低い小プリズム構造がほぼ平行に多数配列されたプリズムシートであって、大プリズム構造及び小プリズム構造は、その頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされていることにより、傷が付きにくく、また仮に傷が付いたとしてもこれが目立たないばかりでなく、高温条件下でも他の光学素子と粘着せず、ギラツキも少ないので、液晶表示装置用のプリズムシートとして有用である。
本発明の耐擦傷性プリズムシートを示す概略説明図である。 別の耐擦傷性プリズムシートを示す概略説明図である。
符号の説明
1 耐擦傷性プリズムシート
2 大プリズム構造
3 小プリズム構造
WL 大プリズム構造の底面幅
WS 小プリズム構造の底面幅
CL 大プリズム構造の切欠幅
CS 小プリズム構造の切欠幅
HL 大プリズム構造の高さ
HS 小プリズム構造の高さ
D 大プリズム構造と小プリズム構造の高度差

Claims (5)

  1. 少なくとも一方の面に、実質的に三角柱の大プリズム構造とこれよりも低い小プリズム構造がほぼ平行に多数配列されたプリズムシートであって、
    大プリズム構造及び小プリズム構造は、その頂部がその突出方向に湾曲した曲面状又は略水平面状に切り欠かれた形状とされ、
    大プリズム構造の切欠幅(CL)は5μm以上、小プリズム構造の切欠幅(CS)は3μm以上であり、
    大プリズム構造と小プリズム構造の高度差(D)は5μm以上であることを特徴とする耐擦傷性プリズムシート。
  2. 大プリズム構造と小プリズム構造のの高度差(D)が50μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の耐擦傷性プリズムシート。
  3. 大プリズム構造と小プリズム構造の形状が略相似形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の耐擦傷性プリズムシート。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の耐擦傷性プリズムシートを製造する方法であって、冷却ロールと、大プリズム構造及び小プリズム構造の高度差(D)が5μm以上になるよう雌型が刻設された金属ロール又は賦型シートの間で、シート状に押し出された溶融透明樹脂を押圧することを特徴とする耐擦傷性プリズムシートの製造方法。
  5. 大プリズム構造及び小プリズム構造の高度差(D)が5μm以上25μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の耐擦傷性プリズムシートの製造方法。
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