JP2012002829A - 光学シート、面光源装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】拡散シートを設けなくとも液晶表示装置とした場合に、ウェットアウトを抑制し、外観に優れた液晶表示装置を提供可能な光学シート並びに当該光学シートを備える面光源装置及び液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】透明基材と、透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、光学機能発現部は、透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、少なくとも凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする、光学シート。面光源の光放出面側に、光学シートを、当該光学シートの透明基材側を面光源側に向けて配置してなることを特徴とする、面光源装置。液晶パネルの一面側に、面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする、液晶表示装置。
【選択図】図1
【解決手段】透明基材と、透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、光学機能発現部は、透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、少なくとも凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする、光学シート。面光源の光放出面側に、光学シートを、当該光学シートの透明基材側を面光源側に向けて配置してなることを特徴とする、面光源装置。液晶パネルの一面側に、面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする、液晶表示装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置用バックライトのプリズムシート等として用いられる光学シート並びに当該光学シートを備える面光源装置及び液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置等のディスプレイにおいては、光を屈折、反射、回折、干渉又は分散等させることにより、集光、光拡散、収束、偏光又は反射等させる機能を有する光学シートが用いられている。
図8及び図9は、従来の液晶表示装置の構成の一例を示した模式図である。
図8の従来の液晶表示装置200では、液晶パネル70の一面側に、液晶パネル70側から光を拡散させる拡散シート160、光学シートとしてのプリズムシート190及びエッジライト型の面光源120が設けられている。
図9の従来の液晶表示装置200では、液晶パネル70の一面側に、液晶パネル70側から拡散シート160、光学シートとしてのプリズムシート190及び直下型の面光源121が設けられている。
なお、図8及び図9において、プリズムシート190は、基材170の一面側にプリズム部180を備えている。
また、図8において、面光源120は、導光体100の側端面に光源90を配置し、導光体100の光放出面(液晶パネル側の面)とは反対側には光の漏れを防ぐための反射シート110を備えている。
図9において、面光源121は、ランプハウス101内に光源91を配置し、ランプハウス101の光放出面以外の面には光の漏れを防ぐための反射シート111を備えている。
なお、本発明の模式図においては、説明の便宜上、各部材の縦横の寸法比及び各部材間の寸法比は適宜、実寸とは変えて誇張して図示してある。
図8及び図9は、従来の液晶表示装置の構成の一例を示した模式図である。
図8の従来の液晶表示装置200では、液晶パネル70の一面側に、液晶パネル70側から光を拡散させる拡散シート160、光学シートとしてのプリズムシート190及びエッジライト型の面光源120が設けられている。
図9の従来の液晶表示装置200では、液晶パネル70の一面側に、液晶パネル70側から拡散シート160、光学シートとしてのプリズムシート190及び直下型の面光源121が設けられている。
なお、図8及び図9において、プリズムシート190は、基材170の一面側にプリズム部180を備えている。
また、図8において、面光源120は、導光体100の側端面に光源90を配置し、導光体100の光放出面(液晶パネル側の面)とは反対側には光の漏れを防ぐための反射シート110を備えている。
図9において、面光源121は、ランプハウス101内に光源91を配置し、ランプハウス101の光放出面以外の面には光の漏れを防ぐための反射シート111を備えている。
なお、本発明の模式図においては、説明の便宜上、各部材の縦横の寸法比及び各部材間の寸法比は適宜、実寸とは変えて誇張して図示してある。
このような液晶表示装置200において、プリズムシート190は、面光源から放出された光をプリズム部180において、反射又は屈折させ、光源の像(ライトイメージ)を隠す乃至目立ち難くしながら液晶パネル70側への光の放出量を多くし、液晶パネル70の面に垂直な方向(以下、「正面方向」ともいうことがある。)の輝度を高める働きを有する。
しかし、プリズムシート190のみでは、光を正面方向に集光して輝度が向上するものの、正面方向に集光されることにより液晶表示装置200として映像を観察した際に視野角が低下するため、プリズムシート190を通過した光を適度に拡散し、視野角を大きくする働きを有する拡散シート160が用いられている。
近年では、液晶表示装置の薄型化、軽量化及び低コスト化の要求から、プリズムシートの光拡散性を向上させる等の工夫をした上で、拡散シートを設けない構成が検討されている。しかし、拡散シートを設けない場合、液晶パネル70とプリズムシート190等の光学シートが接して(光学密着して)しまい、観察された映像(画像)に、図10に示すような、光学的なムラが濡れたようなシミ210として見えるウェットアウト(wet out)という現象が生じたり、図示しないが、ニュートンリングという干渉縞が見える、又はプリズムシートのプリズム部と空気との界面における反射又は屈折という機能が十分に働かないためライトイメージが目立つ、という光学的な欠陥が生ずる問題があった。
特許文献1では、バックライトとしての正面輝度を損なうことなく、複数枚のレンズシートを重ね合わせて使用した場合においても、レンズシートの接触による明暗模様の発生のないレンズシート及びバックライトを提供することを意図して、レンズ単位の稜線が中心線平均粗さ0.2〜3.2μmRmaxの凹凸状に形成されているレンズシートを提案している。
特許文献2では、長さに沿って高さを変化する構造物を備え、その変動は、構造物の公称高さの40倍未満の公称周期を備える光学フィルムを提案している。
しかし、特許文献1〜2のレンズシートや光学フィルムであっても、図11に示すように、液晶表示装置として組み立てて使用した際に、加圧、加湿又は加熱等による光学シート(プリズム部180)の変形により、液晶パネル70とプリズム部180の稜線181とが大部分で密着してしまい、拡散シートを設けない場合のウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制する効果は十分ではなかった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、液晶パネルと光学シートとの間に拡散シートを設けない場合であっても液晶表示装置とした場合に、ウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制し、外観に優れた液晶表示装置を提供可能な光学シート並びに当該光学シートを備える面光源装置及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明者が鋭意検討した結果、プリズム部等の凹凸形状の頂部に表面が曲面の微細な突起を形成することにより、当該突起がプリズムの稜線等の凹凸形状の頂部全体と液晶パネルとの密着を防ぎ、ウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制し、当該光学シートを備える液晶表示装置は外観に優れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明に係る光学シートは、透明基材と、当該透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、当該光学機能発現部は、当該透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする。
本発明に係る光学シートは、前記光学機能発現部が、少なくとも下記一般式(1)で表わされる化合物、下記一般式(2)で表わされる化合物及び下記一般式(3)で表わされる光重合開始剤を含み、当該光重合開始剤の含有割合が組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を、活性エネルギー線照射して硬化させた後に、加熱してなることが、製造が容易で、生産性に優れることから好ましい。
(一般式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Xは、水素原子又は炭素数1〜10の鎖状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素若しくは芳香族炭化水素であり、kは2〜6の整数である。)
(一般式(3)中、qは1又は2であり、Arはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素であり、Rはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素、アルキル基又はアルコキシ基である。)
本発明に係る光学シートの好適な実施形態においては、前記単位凹凸構造として、プリズムを含むものであっても良い。
本発明に係る光学シートの他の好適な実施形態においては、前記単位凹凸構造として、マイクロレンズを含むものであっても良い。
本発明に係る光学シートの他の好適な実施形態においては、前記単位凹凸構造として、プリズム及びマイクロレンズを含むものであっても良い。
本発明に係る面光源装置は、面光源の光放出面側に、上記光学シートを、当該光学シートの前記透明基材側を当該面光源側に向けて配置してなることを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの一面側に、上記面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が当該液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする。
本発明に係る光学シートは、凹凸形状の頂部に表面が曲面の突起を有することにより、液晶パネルと当該凹凸形状の頂部全体が密着することを防止できる。
当該光学シートを備える面光源装置は、液晶パネルと組み合わせても、液晶パネルと当該光学シートの凹凸形状の頂部全体の密着を防止できる。
当該光学シートを備える液晶表示装置は、凹凸形状の頂部に表面が曲面の突起を有するため、ウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制され、外観に優れる。
また、当該光学シートを備える液晶表示装置は、当該光学シートが光学機能発現部において光を拡散することもできるため、拡散シートを設ける必要がなく、生産性に優れ、製造コストを下げることができる。
当該光学シートを備える面光源装置は、液晶パネルと組み合わせても、液晶パネルと当該光学シートの凹凸形状の頂部全体の密着を防止できる。
当該光学シートを備える液晶表示装置は、凹凸形状の頂部に表面が曲面の突起を有するため、ウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制され、外観に優れる。
また、当該光学シートを備える液晶表示装置は、当該光学シートが光学機能発現部において光を拡散することもできるため、拡散シートを設ける必要がなく、生産性に優れ、製造コストを下げることができる。
次に、本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明において、(メタ)アクリル樹脂は、アクリル樹脂及び/又はメタクリル樹脂を表し、(メタ)アクリレートは、アクリレート及び/又はメタクリレートを表す。
本発明において樹脂とは、モノマーやオリゴマーの他、ポリマーを含む概念である。
フィルムとシートのJIS−K6900での定義では、シートとは薄く一般にその厚さが長さと幅の割りには小さい平らな製品をいい、フィルムとは長さ及び幅に比べて厚さが極めて小さく、最大厚さが任意に限定されている薄い平らな製品で、通例、ロールの形で供給されるものをいう。したがって、シートの中でも厚さの特に薄いものがフィルムであるといえるが、シートとフィルムの境界は定かではなく、明確に区別しにくいので、本発明では、厚みの厚いもの及び薄いものの両方の意味を含めて、「シート」と定義する。
また、本発明において、拡散、拡散シート等の拡散の呼称は光拡散を意味するものとする。
本発明において樹脂とは、モノマーやオリゴマーの他、ポリマーを含む概念である。
フィルムとシートのJIS−K6900での定義では、シートとは薄く一般にその厚さが長さと幅の割りには小さい平らな製品をいい、フィルムとは長さ及び幅に比べて厚さが極めて小さく、最大厚さが任意に限定されている薄い平らな製品で、通例、ロールの形で供給されるものをいう。したがって、シートの中でも厚さの特に薄いものがフィルムであるといえるが、シートとフィルムの境界は定かではなく、明確に区別しにくいので、本発明では、厚みの厚いもの及び薄いものの両方の意味を含めて、「シート」と定義する。
また、本発明において、拡散、拡散シート等の拡散の呼称は光拡散を意味するものとする。
(光学シート)
本発明に係る光学シートは、透明基材と、当該透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、当該光学機能発現部は、当該透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする。
本発明に係る光学シートは、透明基材と、当該透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、当該光学機能発現部は、当該透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする。
図1は、本発明に係る光学シートの一例を模式的に示した斜視図である。
図1における光学シート1は、透明基材10の一面側に、単位凹凸構造としての単位プリズム20を複数、平行に配列してなる凹凸形状を有する光学機能発現部30が設けられており、少なくとも凹凸形状(プリズム)の頂部である稜線40に表面が曲面の突起50を有する。
図1における光学シート1は、透明基材10の一面側に、単位凹凸構造としての単位プリズム20を複数、平行に配列してなる凹凸形状を有する光学機能発現部30が設けられており、少なくとも凹凸形状(プリズム)の頂部である稜線40に表面が曲面の突起50を有する。
図2は、図1の光学シートのプリズムの延在(稜線)方向に直交する断面の一例を示した模式図である。
左側の単位プリズム20の断面において、頂部40(稜線)及び斜面60に突起50及び51がある。
左側の単位プリズム20の断面において、頂部40(稜線)及び斜面60に突起50及び51がある。
このように少なくとも凹凸形状の頂部に上記突起があることにより、間に拡散シートを介すること無く、液晶パネルと光学シートを組み合わせても図3に示すように、液晶パネル70と本発明に係る光学シート1の凹凸形状の頂部40(稜線)全体がわずかな突起50表面の点のみで接触し、稜線40が液晶パネル70と光学密着せず、または光学密着するとしても稜線のごく一部が物理的に接触するだけであり、目視で認識されるウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制される。
以下、本発明に係る光学シートの必須の構成要素である透明基材及び光学機能発現部並びに必要に応じて適宜設けることができる光拡散層について説明する。
(透明基材)
透明基材10は、光学シート1の基材であり、特に限定されず、従来公知の光学シートに用いられている透明基材を用いることができる。
透明基材は、所望の透明性、機械的強度等の要求適性を勘案の上、材料及び厚さを適宜選択すればよい。
透明基材は、樹脂基材であっても良いし、硝子基材であっても良い。
透明フィルムの樹脂材料としては、(メタ)アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂、ポリエステル樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)樹脂及びシクロオレフィンコポリマー(COC)樹脂等が好ましい。
透明基材10は、光学シート1の基材であり、特に限定されず、従来公知の光学シートに用いられている透明基材を用いることができる。
透明基材は、所望の透明性、機械的強度等の要求適性を勘案の上、材料及び厚さを適宜選択すればよい。
透明基材は、樹脂基材であっても良いし、硝子基材であっても良い。
透明フィルムの樹脂材料としては、(メタ)アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂、ポリエステル樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)樹脂及びシクロオレフィンコポリマー(COC)樹脂等が好ましい。
透明基材は、長尺形状であっても良いし、所定の大きさからなる枚葉形状であっても良い。
透明基材の厚さは、通常は50〜500μmが好ましいが、これに限定されない。
透明基材の光透過率としては、100%が理想であり、透過率85%以上であることが好ましい。
透明基材は、必要に応じて、その光入射側の表面に従来公知のマット処理(光拡散性の微小凹凸の形成)、帯電防止処理又は反射防止処理等が施されたものであっても良い。また、透明樹脂と基材の間にマット処理、帯電防止処理又は反射防止処理等が施されたものであっても良いし、これらを自由に組合せて用いても良い。
透明基材の厚さは、通常は50〜500μmが好ましいが、これに限定されない。
透明基材の光透過率としては、100%が理想であり、透過率85%以上であることが好ましい。
透明基材は、必要に応じて、その光入射側の表面に従来公知のマット処理(光拡散性の微小凹凸の形成)、帯電防止処理又は反射防止処理等が施されたものであっても良い。また、透明樹脂と基材の間にマット処理、帯電防止処理又は反射防止処理等が施されたものであっても良いし、これらを自由に組合せて用いても良い。
(光学機能発現部)
光学機能発現部30は、透明基材10に接する面とは反対側の面に複数の単位凹凸構造20を備える凹凸形状を有し、少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有する。
上記突起があることにより、液晶パネルと本発明に係る光学シートの凹凸形状の頂部全体が光学密着せず、または光学密着するとしても稜線のごく一部が物理的に接触するだけであり、液晶表示装置として組み立てて使用した際に、加圧、加湿又は加熱等により光学シート(プリズム部30)の変形が生じてもウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制される。
また、単位凹凸構造の頂部以外に、例えば、図2の斜面60に、突起51が存在することで、さらに光学シートに光の拡散性及びライトイメージを目立ち難くする隠蔽性が付与される。
光学機能発現部30は、透明基材10に接する面とは反対側の面に複数の単位凹凸構造20を備える凹凸形状を有し、少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有する。
上記突起があることにより、液晶パネルと本発明に係る光学シートの凹凸形状の頂部全体が光学密着せず、または光学密着するとしても稜線のごく一部が物理的に接触するだけであり、液晶表示装置として組み立てて使用した際に、加圧、加湿又は加熱等により光学シート(プリズム部30)の変形が生じてもウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制される。
また、単位凹凸構造の頂部以外に、例えば、図2の斜面60に、突起51が存在することで、さらに光学シートに光の拡散性及びライトイメージを目立ち難くする隠蔽性が付与される。
突起の形状は、表面が曲面であれば良く、球、略球又は回転楕円体等の半球若しくは半球以外の一部であっても良いし、不定形であっても良い。
表面が曲面であることにより、その表面で光が拡散され、光学シートに拡散性を付与することができる。
表面が曲面であることにより、その表面で光が拡散され、光学シートに拡散性を付与することができる。
突起の大きさは、特に限定されないが、小さい方が突起の存在が目視で認識出来ず光学シートの外観に優れることから、突起の大きさは25μm以下が好ましく、10μm以下がより好ましい。25μm以下であれば突起を肉眼で目視することが困難で目立ち難いためである。
本発明の効果を奏する限りにおいて、突起の大きさの下限は特に限定されないが、後述する本発明の光学シートの製造方法では、2.5μm程度まで突起を小さくすることができる。
なお、本発明において、突起の大きさは、突起を平面視したときに突起に外接する円(外接円)を想定した場合の当該外接円の直径とする。
また、上記透明基材の平面の法線方向(以下、単に「厚さ方向」という。)、かつ、稜線に対して垂直な方向への突起の高さは、例えば、後述する面光源から光学シートに入射する光の波長以上であることが好ましく、0.8μm以上であることが好ましい。また、突起の高さが高過ぎると液晶パネルと光学シートを積層した際にガタつきが生じたり、液晶パネルと光学シートの稜線の間に異物が侵入し、液晶パネルや光学シートに傷がついてしまうおそれがため、このガタつきや傷付きを防止する観点から突起の高さは50μm以下であることが好ましく、5.0μm以下であることがより好ましい。
本発明の効果を奏する限りにおいて、突起の大きさの下限は特に限定されないが、後述する本発明の光学シートの製造方法では、2.5μm程度まで突起を小さくすることができる。
なお、本発明において、突起の大きさは、突起を平面視したときに突起に外接する円(外接円)を想定した場合の当該外接円の直径とする。
また、上記透明基材の平面の法線方向(以下、単に「厚さ方向」という。)、かつ、稜線に対して垂直な方向への突起の高さは、例えば、後述する面光源から光学シートに入射する光の波長以上であることが好ましく、0.8μm以上であることが好ましい。また、突起の高さが高過ぎると液晶パネルと光学シートを積層した際にガタつきが生じたり、液晶パネルと光学シートの稜線の間に異物が侵入し、液晶パネルや光学シートに傷がついてしまうおそれがため、このガタつきや傷付きを防止する観点から突起の高さは50μm以下であることが好ましく、5.0μm以下であることがより好ましい。
本発明に係る光学シートにおいては、単位面積当たりに含まれる突起の大きさのバラツキが小さいことが、液晶表示装置として映像を観察したときのギラツキを小さくする観点から好ましい。
このバラツキは、単位面積(以下、本発明において単位面積は「1mm2」とする。)当たりに含まれる突起から任意(無作為乃至ランダム)に10個の突起を選択し、その10個の突起の大きさの平均値をN、10個の突起のうちi番目(i=1〜10)の突起の大きさをXiとすると、下記式(1)で求められる標準偏差σの3倍(3σ)で表わすことができる。
この3σは、0.5〜8.0であることが上述したギラツキを抑制する点から好ましい。
なお、本発明において、単位面積は、図1や図2のような単位凹凸構造が三角柱のプリズムである場合は、凹凸形状がある状態での水平面(透明基材と平行な面)への投影図における面積ではなく、斜面に沿った面積を意味する。
単位凹凸構造がマイクロレンズ等の曲面状の場合は、水平面への投影図における面積を意味する。
このバラツキは、単位面積(以下、本発明において単位面積は「1mm2」とする。)当たりに含まれる突起から任意(無作為乃至ランダム)に10個の突起を選択し、その10個の突起の大きさの平均値をN、10個の突起のうちi番目(i=1〜10)の突起の大きさをXiとすると、下記式(1)で求められる標準偏差σの3倍(3σ)で表わすことができる。
この3σは、0.5〜8.0であることが上述したギラツキを抑制する点から好ましい。
なお、本発明において、単位面積は、図1や図2のような単位凹凸構造が三角柱のプリズムである場合は、凹凸形状がある状態での水平面(透明基材と平行な面)への投影図における面積ではなく、斜面に沿った面積を意味する。
単位凹凸構造がマイクロレンズ等の曲面状の場合は、水平面への投影図における面積を意味する。
例えば、ある単位面積から任意に選択した10個の突起のうち、8個の大きさが2μm、残り2個の大きさが3μmだった場合では、X1〜X8=2、X9〜X10=3、N=2.2を上記式(1)に当てはめ、σ=0.4となり、3σ=3×0.4=1.2となる。
突起は一般的には光学機能発現部の透明基材とは反対側の面の表面全体に分布するが、その分布は、少なくとも凹凸形状の頂部にあれば良い。その上でなおかつ頂部以外の場所、例えば、図1に示すように、単位プリズム20の稜線40(頂部)以外の斜面60に突起51があっても良い。
また、突起は、複数ある単位凹凸構造の頂部に規則的に存在していても良いし、不規則的又はランダムに存在していても良い。
上記バラツキを求めた単位面積に含まれる突起の数は、特に限定されないが、ライトイメージの隠蔽性の観点から2500〜60000個であることが好ましい。
本発明においては、光学シートが撓んで突起と突起の間の領域が液晶パネルに接触するのを防止する観点から、単位面積における突起の面積Aが占める割合(以下、単に「充填率」という。)は、0.05%以上であることが好ましい。また、隠蔽性も確保する観点からは35%以上であることが好ましい。さらに、光学機能発現部の集光作用による適度な正面輝度を確保する観点から、充填率は60%以下であることが好ましい。
なお、上述したバラツキを求めるのと同様に、単位面積から任意に選択した10個の突起について大きさの平均値Nを求め、単位面積に含まれる全ての突起を平均値Nの直径を有する円とみなして、その円の面積に単位面積に含まれる突起の個数を乗じて得られる値を単位面積における突起全体の面積Aとし、単位面積に対する当該面積Aの百分率を本発明における充填率とする。
例えば、単位面積(1mm2)に突起が40000個あり、単位面積から任意に選択した10個の突起について大きさの平均値Nが4μmの場合、一つの円(突起)の半径は2/1000mmであるので、面積Aは、(2/1000)2×3.14×40000=0.5024(mm2)となり、充填率は、(0.5024/1)×100=50.2%となる。
また、突起は、複数ある単位凹凸構造の頂部に規則的に存在していても良いし、不規則的又はランダムに存在していても良い。
上記バラツキを求めた単位面積に含まれる突起の数は、特に限定されないが、ライトイメージの隠蔽性の観点から2500〜60000個であることが好ましい。
本発明においては、光学シートが撓んで突起と突起の間の領域が液晶パネルに接触するのを防止する観点から、単位面積における突起の面積Aが占める割合(以下、単に「充填率」という。)は、0.05%以上であることが好ましい。また、隠蔽性も確保する観点からは35%以上であることが好ましい。さらに、光学機能発現部の集光作用による適度な正面輝度を確保する観点から、充填率は60%以下であることが好ましい。
なお、上述したバラツキを求めるのと同様に、単位面積から任意に選択した10個の突起について大きさの平均値Nを求め、単位面積に含まれる全ての突起を平均値Nの直径を有する円とみなして、その円の面積に単位面積に含まれる突起の個数を乗じて得られる値を単位面積における突起全体の面積Aとし、単位面積に対する当該面積Aの百分率を本発明における充填率とする。
例えば、単位面積(1mm2)に突起が40000個あり、単位面積から任意に選択した10個の突起について大きさの平均値Nが4μmの場合、一つの円(突起)の半径は2/1000mmであるので、面積Aは、(2/1000)2×3.14×40000=0.5024(mm2)となり、充填率は、(0.5024/1)×100=50.2%となる。
本発明では図3に示したように、液晶パネルと突起は点で接触し、その接点及び接点の近傍では液晶パネルと突起の間の距離が0(完全な接触)乃至光(可視光線)の最大波長0.8μm未満となって、ウェットアウトやニュートンリング等の光学的な欠陥を生じ得るが、プリズムの稜線全体が光学密着する場合と比べて、この接点及びその近傍におけるウェットアウト等の光学的な欠陥を目視によってさらに認知され難くする観点から、突起の大きさは25μm以下、突起の凹凸形状における分布はランダムであることが好ましい。
本発明に係る光学シートにおいては、後述する好適な製造方法により、上記突起の内部に空洞が形成されることがあっても良い。
図4は、突起内部に空洞がある本発明に係る光学シートの一例を模式的に示した断面図である。
図4は、図2と同様にプリズム20の延在方向に直交する断面を示しており、突起50及び51の内部には空洞80が存在する。
空洞80の形状は特に限定されず、球状であっても良いし、不定形であっても良い。空洞80の内部は空気であっても良いし、その他の気体(窒素ガス、炭酸ガス等)であっても良い。
このように、突起の内部に空洞が存在することにより、空洞が存在しない場合に比べて、当該空洞内外での屈折率差による光の拡散性が高くなって、隠蔽性を高められるという効果がある。
図4は、突起内部に空洞がある本発明に係る光学シートの一例を模式的に示した断面図である。
図4は、図2と同様にプリズム20の延在方向に直交する断面を示しており、突起50及び51の内部には空洞80が存在する。
空洞80の形状は特に限定されず、球状であっても良いし、不定形であっても良い。空洞80の内部は空気であっても良いし、その他の気体(窒素ガス、炭酸ガス等)であっても良い。
このように、突起の内部に空洞が存在することにより、空洞が存在しない場合に比べて、当該空洞内外での屈折率差による光の拡散性が高くなって、隠蔽性を高められるという効果がある。
光学機能発現部の上記突起は、それぞれが大きさ又は形状の異なるものであっても良いし、大きさ及び形状が同一であっても良い。
本発明に係る光学シートの光学機能発現部は、透明基材側から入射した光を集光又は拡散できるものであれば良く、単位凹凸構造としては、例えば、プリズム及びマイクロレンズを挙げることができる。プリズム又はマイクロレンズを備える場合の本発明の光学シートを、以下、それぞれ、プリズムシート、レンズシートと呼称することがある。
プリズムシートとしての光学機能発現部の凹凸形状の具体的な形状(構造)を例示すると、三角柱、四角柱、五角柱等の角柱状の単位プリズム(単位凹凸構造)をその稜線方向(延在方向)と直交する方向に多数配列したもの(プリズム線状配列)が挙げられる。
上述したような角柱状の単位プリズムの場合、光学機能発現部の厚さT(図2に示すように凹凸形状の突起50を除いた凸状頂部40から透明基材10側の面までの長さ(或いは高さ)は、その稜線方向で均一であっても良いし、均一でなくとも良い。厚さTは、例えば、図11に示すように稜線方向の関数として周期的又は非周期的に厚さTが増減するというように稜線方向で異なっていても良い。本発明に係る光学シートでは、上述した突起があることにより、厚さTが一定であっても、液晶パネルと光学シートの密着による光学的な欠陥を十分に抑制できる。そのため、厚さTを不均一にする必要がなく、生産性に優れる。また、図11のようにプリズムの稜線方向で厚さTが増減する形態に本発明を適用した場合は、斯かる厚さTの増減に加えて突起50も稜線上に点在するため、液晶パネルとの光学密着(ウエットアウト等)防止効果は図11に図示の従来技術よりもさらに優れたものとなる。
上述したような角柱状の単位プリズムの場合、光学機能発現部の厚さT(図2に示すように凹凸形状の突起50を除いた凸状頂部40から透明基材10側の面までの長さ(或いは高さ)は、その稜線方向で均一であっても良いし、均一でなくとも良い。厚さTは、例えば、図11に示すように稜線方向の関数として周期的又は非周期的に厚さTが増減するというように稜線方向で異なっていても良い。本発明に係る光学シートでは、上述した突起があることにより、厚さTが一定であっても、液晶パネルと光学シートの密着による光学的な欠陥を十分に抑制できる。そのため、厚さTを不均一にする必要がなく、生産性に優れる。また、図11のようにプリズムの稜線方向で厚さTが増減する形態に本発明を適用した場合は、斯かる厚さTの増減に加えて突起50も稜線上に点在するため、液晶パネルとの光学密着(ウエットアウト等)防止効果は図11に図示の従来技術よりもさらに優れたものとなる。
この他、プリズムシートとしての光学機能発現部の凹凸形状の具体的な形状の一例としては、円錐、円錐台又は三角、四角、五角若しくは六角等の角錐又は角錐台等の単位凹凸構造を透明基材表面に二次元的に複数配列したものが挙げられる。このような単位凹凸構造が円錐、角錐、円錐台及び角錐台の場合は、通常、これらの単位凹凸形状の底面又は下底が透明基材の平面と平行に、かつ、光学機能発現部の透明基材に接する面とは反対側の面側に、二次元的に複数配列される。
厚さ方向と単位プリズムの稜線方向とに直交する断面、すなわち主切断面における単位プリズムの断面の突起を除いた形状は図1及び図2のように二等辺三角形としても良いし、図示しないが不等辺三角形としても良い。
主切断面における三角形の単位プリズムの頂角の値は、図2のように90°でも良いし、それ以外の角度であっても良く、通常、80〜120°の範囲で調節される。また、単位凹凸構造の頂部が円形等となっていると、通常なら液晶パネルと光学密着する面積が大きくなるが、本発明ではそのようなフラットな面状の頂部に突起を設けることによって光学密着を少なくすることができる。
厚さ方向と単位プリズムの稜線方向とに直交する断面、すなわち主切断面における単位プリズムの断面の突起を除いた形状は図1及び図2のように二等辺三角形としても良いし、図示しないが不等辺三角形としても良い。
主切断面における三角形の単位プリズムの頂角の値は、図2のように90°でも良いし、それ以外の角度であっても良く、通常、80〜120°の範囲で調節される。また、単位凹凸構造の頂部が円形等となっていると、通常なら液晶パネルと光学密着する面積が大きくなるが、本発明ではそのようなフラットな面状の頂部に突起を設けることによって光学密着を少なくすることができる。
単位プリズムの突起を有しない頂部は図1及び図2のような尖った形状でも良いし、図示しないが主切断面の頂部近傍が曲率半径1〜10μmの円等の角以外の形状でも良い。主切断面の単位プリズムの頂部がこのような円であれば、力学的及び幾何学的に頂部に集中する応力を分散させ、頂部の変形、欠け又は山潰れを低減乃至抑制し得る。
レンズシートとしての光学機能発現部の凹凸形状の具体的な形状の一例としては、半円柱又は半楕円柱等の曲面柱状、主切断面形状が放物線又は双曲線である柱面の半裁形状等柱状体形状の単位マイクロレンズ(単位凹凸構造)をその稜線方向(延在方向)と直交する方向に多数配列したもの(レンチキュラーレンズ)、半球又は回転楕円体の半裁形状等の曲面状の単位マイクロレンズ(単位凹凸構造)を透明基材表面に二次元的に規則的に又は不規則的に複数配列したもの(フライアイレンズ又は蠅の目レンズ)及び環状又は線状のフレネルレンズ等が挙げられる。
上記単位凹凸構造を規則的に配列する場合、その配列周期は、所望の性能に応じて適宜調節すれば良い。例えば、単位凹凸構造が図2に示すようなプリズムの場合、その配列周期は、20〜64μmとする。
光学機能発現部の厚さT(稜線方向で厚さが異なる場合は最大となる箇所の厚さ)は、要求される性能に応じて適宜調節すれば良く、通常、10〜1000μmである。
本発明の光学機能発現部は、要求される性能に応じて適宜、その単位凹凸構造又は凹凸形状を選択又は設定すれば良い。
本発明の光学機能発現部は、上述したプリズム及びマイクロレンズの単位凹凸構造を1種単独で用いても良いし、組み合わせて用いても良い。
本発明の光学機能発現部は、上述したプリズム及びマイクロレンズの単位凹凸構造を1種単独で用いても良いし、組み合わせて用いても良い。
本発明に係る光学シートの他の好適な実施形態においては、図5に示すように、透明基材10の両面に上述した光学機能発現部30が設けられていても良い。このように透明基材の両面に光学機能発現部が設けられていることにより、一面側にのみ設けた場合に比べて集光効果が高く、視差を適切に設定することで立体表示も可能となる。
透明基材の両面に光学機能発現部を設ける場合、上記単位凹凸構造並びに上記突起の形状、配置及び大きさ等は、一方の面と他方の面で同じであっても良く、異なっていても良い。
透明基材の両面に光学機能発現部を設ける場合、上記単位凹凸構造並びに上記突起の形状、配置及び大きさ等は、一方の面と他方の面で同じであっても良く、異なっていても良い。
本発明に係る光学シートは、上述した突起を有する光学機能発現部を備えていれば良く、当該光学機能発現部の組成及び製法は特に限定されない。
本発明に係る光学シートにおいては、前記光学機能発現部が、少なくとも下記一般式(1)で表わされる化合物、下記一般式(2)で表わされる化合物及び下記一般式(3)で表わされる光重合開始剤を含み、当該光重合開始剤の含有割合が組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を、活性エネルギー線照射して硬化させた後に、加熱してなることが、製造が容易で、生産性に優れることから好ましい。
(一般式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Xは、水素原子又は炭素数1〜10の鎖状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素若しくは芳香族炭化水素であり、kは2〜6の整数である。)
(一般式(3)中、qは1又は2であり、Arはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素であり、Rはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素、アルキル基又はアルコキシ基である。)
以下、本発明に係る光学シートの光学機能発現部を形成するために好適に用いられる活性エネルギー線硬化性樹脂組成物について説明する。
(活性エネルギー線硬化性樹脂組成物)
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物(以下、単に「組成物」ということがある。)は、少なくとも上記一般式(1)で表わされる化合物(以下、単に「化合物(1)」ということがある。)、上記一般式(2)で表わされる化合物(以下、単に「化合物(2)」ということがある。)及び上記一般式(3)で表わされる光重合開始剤(以下、単に「光重合開始剤(3)」ということがある。)を含み、当該光重合開始剤(3)の含有割合が組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%である。
なお、本発明において「活性エネルギー線」とは、可視光線並びに紫外線及びX線等の非可視領域の波長の電磁波だけでなく、電子線及びα線のような粒子線を総称する、活性エネルギー線硬化性基を有する分子に架橋反応乃至重合反応を生じせしめるに足るエネルギー量子を持った放射線が含まれる。活性エネルギー線としては、紫外線が好ましい。
活性エネルギー線硬化性樹脂組成物(以下、単に「組成物」ということがある。)は、少なくとも上記一般式(1)で表わされる化合物(以下、単に「化合物(1)」ということがある。)、上記一般式(2)で表わされる化合物(以下、単に「化合物(2)」ということがある。)及び上記一般式(3)で表わされる光重合開始剤(以下、単に「光重合開始剤(3)」ということがある。)を含み、当該光重合開始剤(3)の含有割合が組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%である。
なお、本発明において「活性エネルギー線」とは、可視光線並びに紫外線及びX線等の非可視領域の波長の電磁波だけでなく、電子線及びα線のような粒子線を総称する、活性エネルギー線硬化性基を有する分子に架橋反応乃至重合反応を生じせしめるに足るエネルギー量子を持った放射線が含まれる。活性エネルギー線としては、紫外線が好ましい。
以下、組成物に含まれる化合物(1)、(2)及び光重合開始剤(3)並びに必要に応じ適宜含まれていても良いその他の成分について説明する。
(一般式(1)で表わされる化合物)
下記一般式(1)で表わされる化合物は、その組成物の硬化物である光学機能発現部に柔軟性が付与され、光学機能発現部を傷付き難くし、かつ、光学機能発現部に外力が加わって形状が変形した場合でも、元の形状に復元可能な復元性を付与することができる。
下記一般式(1)で表わされる化合物は、その組成物の硬化物である光学機能発現部に柔軟性が付与され、光学機能発現部を傷付き難くし、かつ、光学機能発現部に外力が加わって形状が変形した場合でも、元の形状に復元可能な復元性を付与することができる。
(一般式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Xは、水素原子又は炭素数1〜10の鎖状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素若しくは芳香族炭化水素であり、kは2〜6の整数である。)
上記一般式(1)において、kは2〜6の正の整数であり、光学機能発現部の柔軟性を高める観点から、好ましくは2、3又は4であり、さらに好ましくは2又は3である。
Xの炭素数1〜10の鎖状の脂肪族炭化水素としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基及びtert−ブチル基等が挙げられる。
Xの炭素数1〜10の脂環式炭化水素としては、例えば、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基等が挙げられる。
Xの炭素数1〜10の芳香族炭化水素としては、例えば、フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
Xの炭素数1〜10の脂環式炭化水素としては、例えば、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基等が挙げられる。
Xの炭素数1〜10の芳香族炭化水素としては、例えば、フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
化合物(1)の好ましい具体例として、フェノキシエチル(メタ)アクリレート(別名(メタ)アクリル酸2−フェノキシエチル)及びオルトフェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート(別名(メタ)アクリル酸2−(2−ビフェニリルオキシ)エチル)を挙げることができる。
化合物(1)は1種単独で用いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても良い。
化合物(1)の含有割合は、組成物の全固形分質量に対して、20〜50質量%であることが好ましい。
そして、組成物の全固形分質量に対して上記フェノキシエチル(メタ)アクリレートが、15〜30質量%であることが好ましく、22〜27質量%であることがより好ましい。
また、組成物の全固形分質量に対して上記オルトフェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレートが、5〜20質量%であることが好ましく、5〜15質量%であることがより好ましい。
化合物(1)の含有割合は、組成物の全固形分質量に対して、20〜50質量%であることが好ましい。
そして、組成物の全固形分質量に対して上記フェノキシエチル(メタ)アクリレートが、15〜30質量%であることが好ましく、22〜27質量%であることがより好ましい。
また、組成物の全固形分質量に対して上記オルトフェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレートが、5〜20質量%であることが好ましく、5〜15質量%であることがより好ましい。
上記化合物(1)と後述する化合物(2)は、その合計質量((1)+(2))が組成物の全固形分質量に対して50質量%以上であることが好ましく、85〜95質量%であることがより好ましい。当該合計質量を組成物の全固形分質量に対して50質量%以上とすることにより、光学機能発現部が変形し難くなる。
(一般式(2)で表わされる化合物)
下記一般式(2)で表わされる化合物は、上述した化合物(1)と共に組成物中に含有されることにより、光学機能発現部の柔軟性がさらに高まり、光学機能発現部の復元性を優れたものにすることができる。
下記一般式(2)で表わされる化合物は、上述した化合物(1)と共に組成物中に含有されることにより、光学機能発現部の柔軟性がさらに高まり、光学機能発現部の復元性を優れたものにすることができる。
一般式(2)において、m及びnは、m+n=2〜20を満たす正の整数である。硬化物の柔軟性を高める観点から、m及びnは、好ましくはm+n=2〜12、さらに好ましくはm+n=4〜10となるように選ばれる。
化合物(2)の含有割合は、組成物の全固形分質量に対して、25〜50質量%であることが好ましく、さらに30〜50質量%であることが好ましく、特に35〜45質量%であることが好ましい。
(一般式(3)で表わされる光重合開始剤)
下記一般式(3)で表わされる光重合開始剤は、組成物に活性エネルギー線を照射した際に、重合を開始乃至促進する成分である。本発明においては、光重合開始剤(3)は、さらに、組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%含まれることにより、上述した突起を形成し易くする働きも有する。
下記一般式(3)で表わされる光重合開始剤は、組成物に活性エネルギー線を照射した際に、重合を開始乃至促進する成分である。本発明においては、光重合開始剤(3)は、さらに、組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%含まれることにより、上述した突起を形成し易くする働きも有する。
(一般式(3)中、qは1又は2であり、Arはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素であり、Rはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素、アルキル基又はアルコキシ基である。)
光重合開始剤(3)を組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%含むことにより、上述した突起を形成し易くなる理由は定かではないが、上記化合物(1)及び(2)の重合乃至架橋反応に寄与した後の光重合開始剤(3)の残渣若しくは分解物又は当該反応に関与しなかった光重合開始剤(3)が、活性エネルギー線の照射又は加熱により揮発、膨張又は発泡することにより、凹凸形状の表面に曲面状の突起を形成するものと推測される。
光重合開始剤(3)のAr及びRの芳香族炭化水素としては、例えば、フェニル基及びナフチル基等が挙げられる。
光重合開始剤(3)のAr及びRの芳香族炭化水素が有していても良い置換基としては、例えば、メチル基及びエチル基等のアルキル基並びにメトキシ基及びエトキシ基等のアルコキシ基が挙げられる。
光重合開始剤(3)のRのアルキル基としては、メチル基及びエチル基等が挙げられ、同様にRのアルコキシ基としては、メトキシ基及びエトキシ基等が挙げられる。
光重合開始剤(3)のAr及びRの芳香族炭化水素が有していても良い置換基としては、例えば、メチル基及びエチル基等のアルキル基並びにメトキシ基及びエトキシ基等のアルコキシ基が挙げられる。
光重合開始剤(3)のRのアルキル基としては、メチル基及びエチル基等が挙げられ、同様にRのアルコキシ基としては、メトキシ基及びエトキシ基等が挙げられる。
光重合開始剤(3)の一例としては、アシルホスフィンオキシド系の光重合開始剤である下記一般式(4)で表わされるジフェニル(2,4,6−トリメトキシベンゾイル)ホスフィンオキシド(BASF社製の商品名ルシリンTPO)、下記一般式(5)で表わされるジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製の商品名ダロキュアTPO)、下記一般式(6)で表わされるビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製の商品名イルガキュア819)及び下記一般式(7)で表わされる(2,4,6−トリメチルベンゾイル)エトキシフェニルホスフィンオキシド(BASF社製の商品名ルシリンTPOL)が挙げられる。本発明で用いる光重合開始剤(3)としては、ルシリンTPOが、上記突起を形成し易い点から好ましい。
本発明の組成物には、上記成分以外に必要に応じて、シリコーン、酸化防止剤、重合禁止剤、増粘剤、離型剤、帯電防止剤、紫外線安定剤、消泡剤、溶剤、非反応性アクリル樹脂、非反応性ウレタン樹脂、非反応性ポリエステル樹脂、顔料、染料又は拡散剤等も併用することができる。
(光拡散層)
本発明に係る光学シートにおいては、凹凸形状の表面に上述した突起を有するため、光の拡散性も付与されるが、必要に応じてさらに光の拡散性を付与するために光拡散層を設けても良い。特に、従来、図8乃至図9のように液晶パネル70と従来の光学シート190との間に挿入していた拡散シート160を省略した上で、従来の光学シート190の代わりに本発明の光学シート1で代替する場合、拡散シート160が担っていた隠蔽性(拡散性)を何らかの手段で代替する必要が有る。本発明の光学シート1の突起50、51のみで隠蔽性機能を代替可能な場合は、それで良い。ただし、突起50、51のみで隠蔽性が不足する場合は、光学シート1に光拡散層を形成することで、拡散シート160が担っていた隠蔽性を完全に補うことが出来る。
光拡散層は、任意の層であって、光を拡散させる作用があればよく、一般的な光拡散シートに形成されているものを用いることができる。
例えば、光拡散性微粒子が透光性樹脂中に分散した層を適用できる。光拡散層は、図示しないが透明基材の光学機能発現部とは反対側の面に設けられていても良いし、透明基材と光学機能発現部の間に設けられていても良い。
本発明に係る光学シートにおいては、凹凸形状の表面に上述した突起を有するため、光の拡散性も付与されるが、必要に応じてさらに光の拡散性を付与するために光拡散層を設けても良い。特に、従来、図8乃至図9のように液晶パネル70と従来の光学シート190との間に挿入していた拡散シート160を省略した上で、従来の光学シート190の代わりに本発明の光学シート1で代替する場合、拡散シート160が担っていた隠蔽性(拡散性)を何らかの手段で代替する必要が有る。本発明の光学シート1の突起50、51のみで隠蔽性機能を代替可能な場合は、それで良い。ただし、突起50、51のみで隠蔽性が不足する場合は、光学シート1に光拡散層を形成することで、拡散シート160が担っていた隠蔽性を完全に補うことが出来る。
光拡散層は、任意の層であって、光を拡散させる作用があればよく、一般的な光拡散シートに形成されているものを用いることができる。
例えば、光拡散性微粒子が透光性樹脂中に分散した層を適用できる。光拡散層は、図示しないが透明基材の光学機能発現部とは反対側の面に設けられていても良いし、透明基材と光学機能発現部の間に設けられていても良い。
光拡散層を構成する透光性樹脂としては、上記透明基材と同様の樹脂を挙げることができる。
また、光拡散性微粒子としては、一般的に光拡散シートに用いられる光拡散性の微粒子が用いられ、例えば、ポリメタクリル酸メチル(アクリル)系ビーズ、ポリメタクリル酸ブチル系ビーズ、ポリカーボネート系ビーズ、ポリウレタン系ビーズ、炭酸カルシウム系ビーズ及びシリカ系ビーズ等から成る粒子が挙げられる。光拡散性微粒子の形状は、球、回転楕円体、多面体等のものが用いられる。光拡散性微粒子の平均直径(非球面の場合は外接球の直径で評価)は1〜10μm程度とする。
なお、光拡散層の厚さは、通常、1〜20μmである。
また、光拡散性微粒子としては、一般的に光拡散シートに用いられる光拡散性の微粒子が用いられ、例えば、ポリメタクリル酸メチル(アクリル)系ビーズ、ポリメタクリル酸ブチル系ビーズ、ポリカーボネート系ビーズ、ポリウレタン系ビーズ、炭酸カルシウム系ビーズ及びシリカ系ビーズ等から成る粒子が挙げられる。光拡散性微粒子の形状は、球、回転楕円体、多面体等のものが用いられる。光拡散性微粒子の平均直径(非球面の場合は外接球の直径で評価)は1〜10μm程度とする。
なお、光拡散層の厚さは、通常、1〜20μmである。
(光学シートの用途)
本発明に係る光学シートは、例えば、液晶表示装置等のバックライトに用いられるプリズムシートとして好適に用いることができる。なお、本発明の光学シートは、また、その集光性と拡散性とを備えることを利用して、その他の用途、例えば、プロジェクションテレビ等の投影スクリーンに用いられるフレネルレンズシートやレンチキュラーシート等に用いることもできる。
本発明に係る光学シートは、例えば、液晶表示装置等のバックライトに用いられるプリズムシートとして好適に用いることができる。なお、本発明の光学シートは、また、その集光性と拡散性とを備えることを利用して、その他の用途、例えば、プロジェクションテレビ等の投影スクリーンに用いられるフレネルレンズシートやレンチキュラーシート等に用いることもできる。
(光学シートの製造方法)
本発明の光学シートの製造方法は、上述した突起を少なくとも凹凸形状の頂部に形成できる方法であれば特に限定されない。
このような光学シートの製造方法としては、例えば、以下の(i)〜(v)の工程を含む製造方法が挙げられる。
(i)上記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を準備する工程
(ii)複数の単位凹凸構造を形成可能な型に、当該活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を供給し、一面側に当該単位凹凸形状を有する薄膜を形成する工程
(iii)(ii)工程で得られた薄膜の当該凹凸形状を有する面とは反対側の面に、透明基材を貼り合わせる工程
(iv)(iii)工程で得られた活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の層に活性エネルギー線を照射して硬化させる工程
(v)当該硬化後の硬化物を当該型から離型する工程
(vi)(v)工程で離型した硬化物を加熱する工程
本発明の光学シートの製造方法は、上述した突起を少なくとも凹凸形状の頂部に形成できる方法であれば特に限定されない。
このような光学シートの製造方法としては、例えば、以下の(i)〜(v)の工程を含む製造方法が挙げられる。
(i)上記活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を準備する工程
(ii)複数の単位凹凸構造を形成可能な型に、当該活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を供給し、一面側に当該単位凹凸形状を有する薄膜を形成する工程
(iii)(ii)工程で得られた薄膜の当該凹凸形状を有する面とは反対側の面に、透明基材を貼り合わせる工程
(iv)(iii)工程で得られた活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の層に活性エネルギー線を照射して硬化させる工程
(v)当該硬化後の硬化物を当該型から離型する工程
(vi)(v)工程で離型した硬化物を加熱する工程
(ii)工程の単位凹凸構造を形成可能な型は、所望の単位凹凸構造と同形状で逆凹凸のネガ型を有する型であれば良く、平板の一面に当該ネガ型を有する型又はロール(円筒又は円柱)の外周上の面に当該ネガ型を有する型であっても良い。連続製造が可能で生産性に優れる点から、ロール状の型を用いることが好ましい。
そして、当該型に組成物を供給し、薄膜の一面側に凹凸形状を形成し、(iii)工程でその凹凸形状を有する面とは反対側の面に透明基材を貼り合わせる。
そして、当該型に組成物を供給し、薄膜の一面側に凹凸形状を形成し、(iii)工程でその凹凸形状を有する面とは反対側の面に透明基材を貼り合わせる。
(iv)工程では、型に供給した組成物の層に紫外線等の活性エネルギー線を照射して硬化させる。
活性エネルギー線が紫外線である場合の照射量(積算露光量)は、150〜2000mJ/cm2とすることができる。
活性エネルギー線が紫外線である場合の照射量(積算露光量)は、150〜2000mJ/cm2とすることができる。
(vi)工程の加熱は、60〜90℃で行えば良い。また、加熱した状態で6〜48時間保持しても良い。
例えば、特許文献1の[0010]に記載のような微細に切削したレンズ型を用いる従来の光学シートの製造方法では、レンズ型を切削する旋盤の刃の制御が複雑で製造難度が高く、生産効率が低かった。
これに対して、上記(i)〜(vi)工程を含む光学シートの製造方法では、上記組成物を用い、活性エネルギー線の照射及び加熱を行うことにより、上述した突起のネガ型がない一般的な三角柱形状又は凹凸レンズ形状等のネガ型を用いても、組成物に含まれる上記光重合開始剤(3)の残渣若しくは分解物又は当該反応に関与しなかった光重合開始剤(3)が、活性エネルギー線の照射又は加熱により揮発、膨張又は発泡することにより、凹凸形状の頂部の表面に上記突起が形成される。これによって上記製造方法は、突起が形成されるためにネガ型自体を微細に加工する必要がなく、従来のネガ型を用いることができ、生産性に優れる。
これに対して、上記(i)〜(vi)工程を含む光学シートの製造方法では、上記組成物を用い、活性エネルギー線の照射及び加熱を行うことにより、上述した突起のネガ型がない一般的な三角柱形状又は凹凸レンズ形状等のネガ型を用いても、組成物に含まれる上記光重合開始剤(3)の残渣若しくは分解物又は当該反応に関与しなかった光重合開始剤(3)が、活性エネルギー線の照射又は加熱により揮発、膨張又は発泡することにより、凹凸形状の頂部の表面に上記突起が形成される。これによって上記製造方法は、突起が形成されるためにネガ型自体を微細に加工する必要がなく、従来のネガ型を用いることができ、生産性に優れる。
(面光源装置)
本発明に係る面光源装置は、面光源の光放出面側に、上記光学シートを、当該光学シートの前記透明基材側を当該面光源側に向けて配置してなることを特徴とする。
上述した光学シートを備える面光源装置は、後述するように液晶パネルと組み合わせても、液晶パネルと光学シートの単位凹凸構造の頂部全体の密着を防止できる。
本発明に係る面光源装置は、面光源の光放出面側に、上記光学シートを、当該光学シートの前記透明基材側を当該面光源側に向けて配置してなることを特徴とする。
上述した光学シートを備える面光源装置は、後述するように液晶パネルと組み合わせても、液晶パネルと光学シートの単位凹凸構造の頂部全体の密着を防止できる。
図6は、本発明に係る面光源装置の単位プリズムの延在方向に直交する断面の一例を示した模式図である。
面光源装置130は、面光源120の光放出面140側に、光学シート1の透明基材10側を向けて配置してなる。
面光源装置130は、面光源120の光放出面140側に、光学シート1の透明基材10側を向けて配置してなる。
図6では、図8と同様にエッジライト型の面光源を備える面光源装置を示したが、本発明に係る面光源装置の面光源は、エッジライト型に限定されず、図9に示した直下型面光源等の従来公知の面光源を用いることができる。
導光体100は、透光性材料からなる。図6の導光体100は、左側の側端面から導入された光源90からの光を、上側の光放出面140から放出するように構成されている。
導光体は、従来公知の導光体とすれば良く、通常、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂で形成される。
導光体の厚さは通常1〜10mmであり、その厚さは全範囲で一定であっても良いし、一端側に光源を設ける場合は、光源を設ける側端面側が最も厚く、当該側端面の反対側ほどに徐々に薄くなるテーパー形状であっても良い。
導光体には、光放出面から光を放出させるために、その内部又は光放出面140と反対側の表面に光散乱機能が付加されていることが好ましい。
導光体は、従来公知の導光体とすれば良く、通常、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂で形成される。
導光体の厚さは通常1〜10mmであり、その厚さは全範囲で一定であっても良いし、一端側に光源を設ける場合は、光源を設ける側端面側が最も厚く、当該側端面の反対側ほどに徐々に薄くなるテーパー形状であっても良い。
導光体には、光放出面から光を放出させるために、その内部又は光放出面140と反対側の表面に光散乱機能が付加されていることが好ましい。
光源90は、エッジライト型面光源装置の場合、その少なくとも1つの側端面から内部に光を入射させるものであり、導光体の側端面に沿って配置される。
光源90としては、従来公知の面光源に用いられている光源を用いれば良く、白熱電球、LED(発光ダイオード)等の点光源を側端面に沿ってライン状に配置しても良いし、小形の平面蛍光ランプ等の線光源を側端面に沿って複数個配置するようにしても良い。
光源90としては、従来公知の面光源に用いられている光源を用いれば良く、白熱電球、LED(発光ダイオード)等の点光源を側端面に沿ってライン状に配置しても良いし、小形の平面蛍光ランプ等の線光源を側端面に沿って複数個配置するようにしても良い。
図6では、導光体100の光放出面140とは反対側の面のみを反射シート110で覆っているが、導光体100の光放出面140以外の面及び光源90の導光体100側以外の表面を覆うように反射シートを設けても良い。
反射シートは、薄い金属板にアルミニウム等を蒸着したもの、又は、白色の発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)等が用いられる。
反射シートは、薄い金属板にアルミニウム等を蒸着したもの、又は、白色の発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)等が用いられる。
(液晶表示装置)
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの一面側に、上記面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が当該液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする。
なお、本発明において液晶パネルとは、少なくとも液晶化合物を一対のガラス板等により封入したモジュール(液晶セル)を含み、拡散シート以外の偏光板又はカラーフィルター等のその他の部材が含まれたモジュールであっても良い。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルの一面側に、上記面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が当該液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする。
なお、本発明において液晶パネルとは、少なくとも液晶化合物を一対のガラス板等により封入したモジュール(液晶セル)を含み、拡散シート以外の偏光板又はカラーフィルター等のその他の部材が含まれたモジュールであっても良い。
上述した光学シートを備える液晶表示装置は、ウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制し外観に優れる。また、当該光学シートが光学機能発現部において光を拡散することもできるため視野角が広く、拡散シートを設ける必要がないため、生産性に優れ、製造コストを下げることができる。
図7は、図6の面光源装置を備えた液晶表示装置の単位プリズムの延在方向に直交する断面の一例を示した模式図である。
図7に示す液晶表示装置150は、液晶パネル70の一面側(背面(液晶表示装置における映像を表示する面とは反対側の面)側)に、面光源装置130の光学シート1の凹凸形状を有する面が、凹凸形状の頂部における突起50により液晶パネル70と接するように配置されている。
図7は図6と同様に厚さ方向の単位プリズムの延在方向と直交する断面における模式図であり、同じく厚さ方向で、当該延在方向と平行な断面の、液晶パネル70と光学シート1の部分を示した模式図が図3といえる。
図3に示すように、本発明の光学シート1と液晶パネル70は、頂部(稜線)全体で接するのではなく、突起部分で点接触し、その突起がある部分以外の稜線40と液晶パネル70との間には空隙が存在する。
これにより、本発明に係る液晶表示装置では、ウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制され、外観に優れる。
液晶パネルと光学シートの突起を除いた頂部(稜線)との間隔(空隙の大きさ)は、ウェットアウト及びニュートンリング等の光学的な密着による欠陥を抑制する点から、面光源からの光(可視光線)の波長以上とする。当該平均間隔は、好ましくは、0.8〜50μmであることが好ましく、2〜5μmであることがより好ましい。
なお、上記平均間隔は、図3のように突起50と液晶パネル70の接している部分を稜線40と直交する側面から観察し、稜線40と液晶パネル70の間について、任意の10点の間隔の平均値とする。
図7に示す液晶表示装置150は、液晶パネル70の一面側(背面(液晶表示装置における映像を表示する面とは反対側の面)側)に、面光源装置130の光学シート1の凹凸形状を有する面が、凹凸形状の頂部における突起50により液晶パネル70と接するように配置されている。
図7は図6と同様に厚さ方向の単位プリズムの延在方向と直交する断面における模式図であり、同じく厚さ方向で、当該延在方向と平行な断面の、液晶パネル70と光学シート1の部分を示した模式図が図3といえる。
図3に示すように、本発明の光学シート1と液晶パネル70は、頂部(稜線)全体で接するのではなく、突起部分で点接触し、その突起がある部分以外の稜線40と液晶パネル70との間には空隙が存在する。
これにより、本発明に係る液晶表示装置では、ウェットアウト等の光学的な欠陥が抑制され、外観に優れる。
液晶パネルと光学シートの突起を除いた頂部(稜線)との間隔(空隙の大きさ)は、ウェットアウト及びニュートンリング等の光学的な密着による欠陥を抑制する点から、面光源からの光(可視光線)の波長以上とする。当該平均間隔は、好ましくは、0.8〜50μmであることが好ましく、2〜5μmであることがより好ましい。
なお、上記平均間隔は、図3のように突起50と液晶パネル70の接している部分を稜線40と直交する側面から観察し、稜線40と液晶パネル70の間について、任意の10点の間隔の平均値とする。
図3及び図7に示したように、本発明に係る液晶表示装置の好適な実施形態においては、液晶パネルの一面側に、上記面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が、当該凹凸形状の頂部における突起により当該液晶パネルと接するように配置してなる態様とすることもできる。
このように液晶パネルと面光源装置(光学シート)を配置することにより、液晶パネルと光学シートの間に、従来の拡散シートを設けなくとも、光学シートの突起により液晶パネルと光学シートの凹凸形状の頂部全体が光学密着せず、または光学密着するとしても稜線のごく一部が物理的に接触するだけであり、ウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制することができ、外観に優れる。
このように液晶パネルと面光源装置(光学シート)を配置することにより、液晶パネルと光学シートの間に、従来の拡散シートを設けなくとも、光学シートの突起により液晶パネルと光学シートの凹凸形状の頂部全体が光学密着せず、または光学密着するとしても稜線のごく一部が物理的に接触するだけであり、ウェットアウト等の光学的な欠陥を抑制することができ、外観に優れる。
液晶表示装置は、液晶パネルの背面側に面光源装置(バックライト)を有する透過型の液晶表示装置であっても良いし、外光による反射光の表示とともに背面側のバックライトによる表示の両方が可能な半透過型の液晶表示装置であっても良い。
液晶パネルは、従来公知の液晶表示装置に用いられれているものを用いれば良い。
液晶パネルは、従来公知の液晶表示装置に用いられれているものを用いれば良い。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する。これらの記載により本発明を制限するものではない。
(実施例1)
以下の組成を有する組成物1を調製した。
次いで、図8の光学機能発現部の単位三角プリズムをその稜線が互いに平行に複数形成可能なロール状のネガ型に、調製した組成物1を供給し、一面側に凹凸形状を有する薄膜を形成した。
次いで、その薄膜の当該凹凸形状を有する面とは反対側の面に、透明基材として、厚さ125μmのポリエチレンテレフタレート(PET)基材(東洋紡績(株)製の商品名A4300)を貼り合わせ、ラミネーターでPET基材を組成物1の塗膜に圧着した。
次いで、水銀灯を用い、350mJ/cm2でその組成物1に対して紫外線照射を行い、組成物1を硬化させ、PET基材と一体化させた後、ネガ型から硬化物を離型した。
次いで、80℃に加熱し、その温度で24時間保持して、プリズム表面にランダムに表面が曲面の微小突起を発生させ、その主切断面形状が、厚さ(高さ)Tが25μm、底辺が50μm、頂角90°となる二等辺三角形の三角柱形状を図2に示すようにその稜線が互いに平行に隣接して配列してなる光学シートを得た。
以下の組成を有する組成物1を調製した。
次いで、図8の光学機能発現部の単位三角プリズムをその稜線が互いに平行に複数形成可能なロール状のネガ型に、調製した組成物1を供給し、一面側に凹凸形状を有する薄膜を形成した。
次いで、その薄膜の当該凹凸形状を有する面とは反対側の面に、透明基材として、厚さ125μmのポリエチレンテレフタレート(PET)基材(東洋紡績(株)製の商品名A4300)を貼り合わせ、ラミネーターでPET基材を組成物1の塗膜に圧着した。
次いで、水銀灯を用い、350mJ/cm2でその組成物1に対して紫外線照射を行い、組成物1を硬化させ、PET基材と一体化させた後、ネガ型から硬化物を離型した。
次いで、80℃に加熱し、その温度で24時間保持して、プリズム表面にランダムに表面が曲面の微小突起を発生させ、その主切断面形状が、厚さ(高さ)Tが25μm、底辺が50μm、頂角90°となる二等辺三角形の三角柱形状を図2に示すようにその稜線が互いに平行に隣接して配列してなる光学シートを得た。
(組成物1の組成)
フェノキシエチルアクリレート(サートマー社製の商品名SR339A):24.3質量部
アクリル酸2−フェノキシエチル(一般式(1)においてk=1、R1及びR2が全て水素原子、Xは水素原子):7質量部
オルトフェニルフェノキシエチルアクリレート(別名アクリル酸2−(2−ビフェニリルオキシ)エチル):10質量部
フルオレンジアクリレート(大阪ガスケミカル(株)製の商品名オグゾールEA−F5503):12質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=1、かつ、R1が全てメチル基、R3が全て水素原子、共栄社化学(株)製の商品名ライトアクリレートBP−2EM):5質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=2、かつ、R1及びR3が全て水素原子、共栄社化学(株)製の商品名ライトアクリレートBP−4EA):36質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=5、かつ、R1及びR3が全て水素原子、MIWON社製の商品名MIRAMER M2100):5.7質量部
ジフェニル(2,4,6−トリメトキシベンゾイル)ホスフィンオキシド(BASF社製の商品名ルシリンTPO):3質量部
フェノキシエチルアクリレート(サートマー社製の商品名SR339A):24.3質量部
アクリル酸2−フェノキシエチル(一般式(1)においてk=1、R1及びR2が全て水素原子、Xは水素原子):7質量部
オルトフェニルフェノキシエチルアクリレート(別名アクリル酸2−(2−ビフェニリルオキシ)エチル):10質量部
フルオレンジアクリレート(大阪ガスケミカル(株)製の商品名オグゾールEA−F5503):12質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=1、かつ、R1が全てメチル基、R3が全て水素原子、共栄社化学(株)製の商品名ライトアクリレートBP−2EM):5質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=2、かつ、R1及びR3が全て水素原子、共栄社化学(株)製の商品名ライトアクリレートBP−4EA):36質量部
ビスフェノールAジアクリレート(一般式(2)においてm=n=5、かつ、R1及びR3が全て水素原子、MIWON社製の商品名MIRAMER M2100):5.7質量部
ジフェニル(2,4,6−トリメトキシベンゾイル)ホスフィンオキシド(BASF社製の商品名ルシリンTPO):3質量部
(実施例2)
実施例1において、組成物1のルシリンTPOの含有量を6質量部に代えた以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行い、光学シートを得た。
実施例1において、組成物1のルシリンTPOの含有量を6質量部に代えた以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行い、光学シートを得た。
(実施例3)
実施例1において、組成物1のルシリンTPOの含有量を8質量部に代えた以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行い、光学シートを得た。
実施例1において、組成物1のルシリンTPOの含有量を8質量部に代えた以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行い、光学シートを得た。
(比較例1)
実施例1において、組成物1の光重合開始剤をルシリンTPOに代えて、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製の商品名イルガキュア184)にした以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行ったが、凹凸形状の表面には突起は形成されなかった。
実施例1において、組成物1の光重合開始剤をルシリンTPOに代えて、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製の商品名イルガキュア184)にした以外は実施例1と同様にして光学シートの作製を行ったが、凹凸形状の表面には突起は形成されなかった。
上記実施例1〜3の光学シートの単位面積(1mm2)に含まれる突起の数、その単位面積の中から任意に選択した10個の突起の大きさの平均値N、高さの平均値及び上述した式(1)から求めた3σの値についてまとめたものを表1に示す。
上記実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置について、以下に示すようにウェットアウトの有無、正面輝度、ギラツキ及びライトイメージの隠蔽性の評価を行った。その結果を表1に合わせて示す。
(ウェットアウトの評価)
上記実施例1〜3で得られた光学シートをそれぞれ、図7に示すように面光源に配置し、光学シートの凹凸形状を有する面の突起と液晶パネルとが接するように配置し、液晶表示装置を構成し、また、比較例1で得られた光学シートの凹凸形状を有する面と液晶パネルとが接するように配置し、液晶表示装置を構成した。実施例1〜3で得られた光学シートを用いた液晶表示装置では、光学シートの凹凸形状を有する面の突起がある部分以外の稜線と液晶パネルとの平均間隔は0.8μmであった。その液晶表示装置を温度60℃、相対湿度95%のオーブンに24時間静置し、取り出した後にウェットアウトの有無を目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:ウェットアウトが観察されなかった
×:ウェットアウトが観察された
上記実施例1〜3で得られた光学シートをそれぞれ、図7に示すように面光源に配置し、光学シートの凹凸形状を有する面の突起と液晶パネルとが接するように配置し、液晶表示装置を構成し、また、比較例1で得られた光学シートの凹凸形状を有する面と液晶パネルとが接するように配置し、液晶表示装置を構成した。実施例1〜3で得られた光学シートを用いた液晶表示装置では、光学シートの凹凸形状を有する面の突起がある部分以外の稜線と液晶パネルとの平均間隔は0.8μmであった。その液晶表示装置を温度60℃、相対湿度95%のオーブンに24時間静置し、取り出した後にウェットアウトの有無を目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:ウェットアウトが観察されなかった
×:ウェットアウトが観察された
(正面輝度の評価)
上記実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置によって全面白色を表示した状態で、トプコン製のBM−7を用いて正面方向の輝度(cd/m2)の測定を行った。
なお、表1においては、比較例1の液晶表示装置についての測定値を100%としたときの各液晶表示装置の測定値の割合を百分率で表している。
上記実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置によって全面白色を表示した状態で、トプコン製のBM−7を用いて正面方向の輝度(cd/m2)の測定を行った。
なお、表1においては、比較例1の液晶表示装置についての測定値を100%としたときの各液晶表示装置の測定値の割合を百分率で表している。
(ギラツキの評価)
上記実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置の映像表示面を観察してギラツキを感じるか否かを以下の基準で評価した。
○:通常の注意力で観察してギラツキが感じられなかった
×:通常の注意力で観察してギラツキが感じられた
上記実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置の映像表示面を観察してギラツキを感じるか否かを以下の基準で評価した。
○:通常の注意力で観察してギラツキが感じられなかった
×:通常の注意力で観察してギラツキが感じられた
(ライトイメージの隠蔽性の評価)
実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置によって白色を表示した状態で、ライトイメージを隠蔽しているか否かについて目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:ライトイメージが目立たず、隠蔽されていた
×:ライトイメージが目立ち、隠蔽されていないかった
実施例1〜3及び比較例1の液晶表示装置によって白色を表示した状態で、ライトイメージを隠蔽しているか否かについて目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:ライトイメージが目立たず、隠蔽されていた
×:ライトイメージが目立ち、隠蔽されていないかった
(結果のまとめ)
実施例1〜3では、単位プリズムの表面に微細な突起が形成され、光学シートと液晶パネルとを組み合わせてもウェットアウトやライトイメージが観察されず、ギラツキも抑えられ、外観に優れていた。
しかし、単位プリズムの表面に突起が形成されなかった比較例1では、ウェットアウトやライトイメージが観察されてしまった。
実施例1〜3では、単位プリズムの表面に微細な突起が形成され、光学シートと液晶パネルとを組み合わせてもウェットアウトやライトイメージが観察されず、ギラツキも抑えられ、外観に優れていた。
しかし、単位プリズムの表面に突起が形成されなかった比較例1では、ウェットアウトやライトイメージが観察されてしまった。
1 光学シート
10 透明基材
20 単位プリズム(単位凹凸構造)
30 光学機能発現部(プリズム部)
40 稜線(頂部)
50、51 突起
60 単位プリズムの斜面
70 液晶パネル
80 空洞
90、91 光源
100 導光体
101 ランプハウス
110、111 反射シート
120,121 面光源
130 本発明の面光源装置
140 光放出面
150 本発明の液晶表示装置
160 拡散シート
170 基材
180 従来のプリズム部
181 従来のプリズム部の稜線
190 従来の光学シート(プリズムシート)
200 従来の液晶表示装置
210 ウェットアウトのシミ
10 透明基材
20 単位プリズム(単位凹凸構造)
30 光学機能発現部(プリズム部)
40 稜線(頂部)
50、51 突起
60 単位プリズムの斜面
70 液晶パネル
80 空洞
90、91 光源
100 導光体
101 ランプハウス
110、111 反射シート
120,121 面光源
130 本発明の面光源装置
140 光放出面
150 本発明の液晶表示装置
160 拡散シート
170 基材
180 従来のプリズム部
181 従来のプリズム部の稜線
190 従来の光学シート(プリズムシート)
200 従来の液晶表示装置
210 ウェットアウトのシミ
Claims (7)
- 透明基材と、当該透明基材の一面側に設けられ、透明基材側から入射した光を集光及び/又は拡散させる機能を有する光学機能発現部と、を備える光学シートであって、
当該光学機能発現部は、当該透明基材とは反対側の面に複数の単位凹凸構造を備える凹凸形状を有し、
少なくとも当該凹凸形状の頂部に、表面が曲面の突起を有することを特徴とする、光学シート。 - 前記光学機能発現部が、少なくとも下記一般式(1)で表わされる化合物、下記一般式(2)で表わされる化合物及び下記一般式(3)で表わされる光重合開始剤を含み、当該光重合開始剤の含有割合が組成物の全固形分の質量に対して、2.5〜9質量%である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物を、活性エネルギー線照射して硬化させた後に、加熱してなることを特徴とする、請求項1に記載の光学シート。
(一般式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Xは、水素原子又は炭素数1〜10の鎖状の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素若しくは芳香族炭化水素であり、kは2〜6の整数である。)
(一般式(2)中、R1及びR3は、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、m及びnは、m+n=2〜20を満たす正の整数である。)
(一般式(3)中、qは1又は2であり、Arはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素であり、Rはそれぞれ独立に置換基を有していても良い炭素数1〜10の1価の芳香族炭化水素、アルキル基又はアルコキシ基である。) - 前記単位凹凸構造として、プリズムを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の光学シート。
- 前記単位凹凸構造として、マイクロレンズを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の光学シート。
- 前記単位凹凸構造として、プリズム及びマイクロレンズを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の光学シート。
- 面光源の光放出面側に、前記請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学シートを、当該光学シートの前記透明基材側を当該面光源側に向けて配置してなることを特徴とする、面光源装置。
- 液晶パネルの一面側に、前記請求項6に記載の面光源装置を、その光学シートの凹凸形状を有する面が当該液晶パネル側を向くように配置してなることを特徴とする、液晶表示装置。
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|---|---|---|---|
| JP2010118482A JP2012002829A (ja) | 2010-05-20 | 2010-05-24 | 光学シート、面光源装置及び液晶表示装置 |
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|---|---|---|---|
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