JP2010112656A - ヒートパイプと伝熱部材の接合方法 - Google Patents

ヒートパイプと伝熱部材の接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易かつ確実にヒートパイプを伝熱部材に良好に密着させて接合する。
【解決手段】ヒートパイプ1を伝熱部材2の溝3に接合する接合方法であって、溝3は伝熱部材2の平坦面2aに形成されており、溝3の開口部4側には溝幅が狭い狭幅部3aを有すると共に、狭幅部3aよりも溝底部3c側に狭幅部3aよりも溝幅が広くなった広幅部3bを有し、溝3に挿入され狭幅部3aより突出したヒートパイプ1を溝底部3cに向けて加圧し、ヒートパイプ1の溝幅方向の径を拡大変形させることにより、溝3の内面にヒートパイプ1の外周面を圧接し、且つヒートパイプ1で狭幅部3aの開口を塞ぐようにして、ヒートパイプ1を溝3に接合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートパイプと伝熱部材の接合方法に関し、更に詳しくは、ヒートパイプを伝熱部材の溝に圧接して接合するヒートパイプと伝熱部材の接合方法に関する。
従来、電子機器、電力機器における電気・電子部品や電子素子などの発熱部には、発生した熱の放熱性を高めるために、ヒートパイプが用いられている。ヒートパイプは、通常、前記発熱部に取り付けられたプレート(伝熱部材、あるいは受放熱部材)に、その一端部が挿入されて接合される。このようなヒートパイプとプレートとの接合方法としては、以下のような方法が知られている。
図10(a)に示すように、プレート72の表面に形成した半円形状またはU字形状の溝73にヒートパイプ71を挿入し、あるいは図10(b)に示すように、プレート72に形成された穴74にヒートパイプ71を挿入し、溝73や穴74に伝熱性接着剤あるいはハンダを充填してヒートパイプ71を接着固定する。
また、図10(b)に示すように、プレート72に形成した穴74にヒートパイプ71を挿入し、加熱拡管法を利用して、ヒートパイプ71を穴74に密着させる。すなわち、ヒートパイプ71を穴74に挿入した後、プレート72を加熱し、ヒートパイプ71内に封入された作動液の蒸気圧によってヒートパイプ71を膨張させ塑性変形させて、穴74にヒートパイプ71を圧接する。
また、特許文献1には、図11に示すように、プレート82の表面にU字形状の溝83を形成し(図11(a))、ヒートパイプ81をU字形状の溝83に挿入し(図11(b))、ヒートパイプ81とプレート82とを加熱し、当該加熱中あるいは加熱後にプレスしてヒートパイプ81を圧接変形させ、ヒートパイプ81とプレート82とを密接合する(図11(c))という接合方法が提案されている。
また、特許文献2には、図12に示すように、受放熱部材92のU字形状の溝93に沿って伸びる立上がり壁95を形成し、U字形状の溝93内にヒートパイプ91を収容し(図12(a))、U字形状の溝93内に収容したヒートパイプ91をプレス型90でプレスして変形させることにより、ヒートパイプ91を溝底部内面に密着させる一方(図12(b))、立上がり壁95をプレスすることにより、立上がり壁95を溝93側に塑性変形させ(図12(c))、ヒートパイプ91を包み込むようにして固定する固定方法が提案されている。
特開2001−135966号公報 特開2007−218439号公報
しかしながら、上記従来の方法には、次のような課題があった。
図10のように、プレート72の溝73や穴74に伝熱性接着剤あるいはハンダを充填してヒートパイプ71を固定する方法では、伝熱性接着剤やハンダによる接着固定では、接着強度が弱く、ヒートパイプ71の脱落を防止するために、押さえ板などを用いて補強する必要があった。また、ハンダ接合では、加熱処理の設備が必要になり、また、プレート72がアルミニウムの場合には、プレート62とハンダが金属結合せず、接合強度を確
保できない。
また、図10(b)に示すように、プレート72の穴74にヒートパイプ71を挿入し、加熱拡管法を利用してヒートパイプ71を穴74に密着させる方法では、加熱処理設備が必要になると共に、ヒートパイプ71に熱が加わるので、ヒートパイプ71の変形や破裂のおそれがあった。
また、特許文献1の方法は、加熱拡管法とヒートパイプの圧接変形とを組み合わせた方法であって、加熱処理設備を必要とし、装置が大掛かりとなる。また、プレスによりヒートパイプ81をU字形状の溝83内に圧接変形させる方法なので、ヒートパイプ81上部とプレート82との間に隙間が生じやすく、機械的な衝撃などでヒートパイプ81が脱落するおそれがある。このため、図11(c)に示すように、ヒートパイプ81とプレート82との隙間に接着剤87を塗布している。
また、特許文献2の方法では、U字形状の溝93に沿って伸びる立上がり壁95をプレスすることにより、立上がり壁95を溝93側に塑性変形させ、ヒートパイプ91を包み込むように固定するとしている。しかしながら、立上がり壁95がヒートパイプ91上部を包み込むように、望み通りに塑性変形するとは限らず、塑性変形した立上がり壁95を含む溝93の形状は一定せず、ヒートパイプ91との間に隙間が生じたり、立上がり壁95が異常な形状に塑性変形して、変形しやすい中空構造のヒートパイプ91が損傷を受けたりするおそれがある。このように、特許文献2の方法は、ヒートパイプと受放熱部材とを隙間なく確実に密着させることに問題がある。また、受放熱部材に溝93だけでなく、溝93の両側部位にカシメ部となる立上がり壁95を伝熱部材表面より立ち上げて形成する必要があった。
本発明は、上記課題を解決し、容易かつ確実に、ヒートパイプを伝熱部材に良好に密着させて接合することができるヒートパイプと伝熱部材の接合方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成されている。
本発明の第1の態様は、ヒートパイプを伝熱部材の溝に接合する接合方法であって、前記溝は前記伝熱部材の平坦面に形成されており、前記溝の開口部側には溝幅が狭い狭幅部を有すると共に、前記狭幅部よりも溝底部側に前記狭幅部よりも溝幅が広くなった広幅部を有し、前記溝に挿入され前記狭幅部より突出した前記ヒートパイプを溝底部に向けて加圧し、前記ヒートパイプの溝幅方向の径を拡大変形させることにより、前記溝の内面に前記ヒートパイプの外周面を圧接し、且つ前記ヒートパイプで前記狭幅部の開口を塞ぐようにして、前記ヒートパイプを前記溝に接合したヒートパイプと伝熱部材の接合方法である。
本発明の第2の態様は、第1の態様のヒートパイプと伝熱部材の接合方法において、前記溝に挿入する前の前記ヒートパイプの溝幅方向の寸法を、予め、前記狭幅部の溝幅と同等か或いはより小さくなるように変形させたものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様のヒートパイプと伝熱部材の接合方法において、前記溝に挿入する前の前記ヒートパイプの溝幅方向の寸法を、予め、前記狭幅部の溝幅と同等か或いはより小さくなるように変形させたものである。
本発明の第4の態様は、第1〜第3の態様のいずれかのヒートパイプと伝熱部材の接合方法において、前記溝の横断面は、楕円の短径が前記溝の深さ方向となり、楕円の長径部分が前記溝の広幅部を形成する楕円形状としたものである。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の態様のいずれかのヒートパイプと伝熱部材の接合方法おいて、前記伝熱部材が、放熱フィンを備えているものである。
本発明の第6の態様は、第1〜第5の態様のいずれかのヒートパイプと伝熱部材の接合方法において、前記ヒートパイプと前記溝との隙間に、接触熱抵抗を減らす物質を設けたものである。
本発明の第7の態様は、ヒートパイプを伝熱部材の溝に接合する接合方法であって、前記溝は前記伝熱部材の平坦面に形成されており、前記溝の開口部側には溝幅が狭い狭幅部を有すると共に、前記狭幅部よりも溝底部側に前記狭幅部よりも溝幅が広くなった広幅部を有し、前記ヒートパイプをその両側から2つの前記伝熱部材の2つの前記溝にそれぞれ挿入して挟み込み、挟み込んだ前記ヒートパイプを2つの前記伝熱部材間で加圧し、前記ヒートパイプの溝幅方向の径を拡大変形させることにより、2つの前記溝の内面に前記ヒートパイプの外周面を圧接させて接合したヒートパイプと伝熱部材の接合方法である。
本発明によれば、容易かつ確実に、ヒートパイプを伝熱部材に良好に密着させて接合することができる。
以下に、本発明に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の実施形態を説明する。
〈第1の実施形態〉
第1の実施形態を図面を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の各工程を示す工程図である。
まず、図1(a)に、接合前のヒートパイプ1と伝熱部材2との断面構造を示す。
ヒートパイプ1は、金属等の熱伝導性が高い材料からなる円筒形状などのパイプ(密閉容器)内に作動液(例えば、水)を封入したもので、作動液の蒸発・凝縮サイクルを利用して熱を高速移動させるデバイスであり、通常、高低差がない場合でも利用できるように、パイプ内壁に毛細管構造(例えば、内面溝)を備えている。なお、ヒートパイプの毛細管構造は図示省略している。ヒートパイプ1の材料としては、銅、アルミニウム、或いはこれらの合金などが用いられる。
伝熱部材2は、ヒートパイプ1が挿入されて接合される溝3を有する。溝3は、プレート状の伝熱部材2の一方の平坦面2aに形成されている。溝3の開口部4には溝幅が狭い狭幅部3aを有し、この狭幅部3aよりも溝底部3c側に狭幅部3aよりも溝幅が広くなった広幅部3bを有する。即ち、溝3の横断面は、開口部4側がすぼまった形状をしている。伝熱部材2の材料としては、アルミニウム、銅、或いはこれらの合金などが用いられる。溝3を有する伝熱部材2は、例えばエンドミル加工または押出加工などにより形成することができる。
伝熱部材2は、パソコンのMPU、モバイル機器、パワーモジュールなど各種電子・電気機器の発熱素子や発熱部に設けられる。伝熱部材2にヒートパイプ1が接合されてヒートパイプ式ヒートシンクを構成する。通常、ヒートパイプ1の一端部は、受熱部として伝熱部材2に接合され、ヒートパイプ1の他端部は、放熱部としてフィン構造などを有する放熱構造体に取り付けられる。すなわち、通常、ヒートパイプ1の管軸方向(長手方向)の一部が、伝熱部材2の溝3内に挿入される。しかし、ヒートパイプ1の管軸方向の一部ではなく、ヒートパイプ1の管軸方向の全長が溝3内に挿入されても勿論よい。
本実施形態においては、溝3の横断面は、楕円の短径が溝3の深さ方向となり、楕円の長径部分が溝3の広幅部3bを形成するような楕円形状となっている。狭幅部3aの溝幅はXa、広幅部3bは狭幅部3aと溝底部3cとの間で最も溝幅が広い部分であって、広幅部10bの溝幅はXb(>Xa)、また、溝3の深さはYbである。また、本実施形態における接合前のヒートパイプ1の外径寸法は、溝3の溝幅と平行な方向の外径がX、溝幅に直交する溝3の深さ方向の外径がYである。なお、図1(a)に例示するような円形断面のヒートパイプの場合は、X=Yとなる。
ここで、ヒートパイプ1の溝幅方向の外径Xは、狭幅部3aの溝幅Xaと同等か若しくは小さい。また、広幅部3bの溝幅Xbは、ヒートパイプ1の溝幅方向の外径Xより大きい。更に、ヒートパイプ1の溝深さ方向の外径Yは、溝3の深さYbよりも大きい。
次に、図1(b)には、ヒートパイプ1を伝熱部材2の溝3に挿入した状態を示す。
ヒートパイプ1の溝幅方向の外径Xが、狭幅部3aの溝幅Xaと同等か若しくは小さいので、溝3の開口部4の上方側から溝3にヒートパイプ1を容易に挿入することができる。このため、溝3及びこれに対応したヒートパイプ1が直線状ではなく、L字状などに折れ曲がった形状や湾曲した形状などのときにも、ヒートパイプ1を溝3に簡単に挿入できることになる。また、溝3が伝熱部材2の平坦面2a内に収まる場合、即ち、図13に示すように、溝3を形成した平坦面2aと直交等する面(端面など)2dに、溝3の両端が貫通(露出)しない場合にも、溝3上方の開口部4側から溝3にヒートパイプの全長又は全長の一部を容易に挿入できる。
また、ヒートパイプ1の溝深さ方向の外径Yが、溝3の深さYbよりも大きいので、溝3に挿入されたヒートパイプ1の上部は、溝3内に収まらずに、伝熱部材2の平坦面2aより突出した状態となる。
この伝熱部材2の平坦面2aよりも突出したヒートパイプ1の部分に対して、プレス機械の金型50が上方から押し下げられ、伝熱部材2の平坦面2aに平行である金型50の平坦な下面が、ヒートパイプ1を溝底部3c側へと加圧されて、ヒートパイプ1をプレスする。
このプレスにより、ヒートパイプ1はその溝幅方向の径が拡大して横長の偏平な形状に変形していく。伝熱部材2の溝3部を構成する構造部分に比べ、ヒートパイプ1は中空構造であって変形しやすいので、溝幅方向に径を拡大変形するヒートパイプ1の外周面は溝3の内面(内壁面)に突き当たり、溝3の内面に沿って内面形状に合わせて変形し、ヒートパイプ1の外周面は溝3の内面に強く圧接される。溝3部を構成する構造部分は金型50のプレスによってほとんど変形を受けることはなく、いわば、金型50が上金型、溝3を有する伝熱部材2が下金型となって、ヒートパイプ1をプレス加工することになる。
このように、ヒートパイプ1が溝3の内面形状に合わせて変形し、ヒートパイプ1の外周面が溝3の内面に強く圧接されるため、ヒートパイプ1の外周面と溝3の内面とは隙間なく密着され、またヒートパイプ1は十分な強度で伝熱部材2に接合される。ヒートパイプ1と伝熱部材2との密着性がよいので、接触熱抵抗を低減でき、放熱性能を向上できる。
プレス機械の金型50は、基本的に、伝熱部材2の平坦面2aに当接するまで加圧される。これによって、図1(c)に示すように、ヒートパイプ1が加圧されて伝熱部材2に圧接接合された状態では、前記ヒートパイプ1の上面1aは、平坦面2aとほぼ同一の平坦な面となる。また、溝3の狭幅部3aの開口はヒートパイプ1で塞がれ、溝底部3c側が狭幅部3aより広くなった広幅部3bを有する楕円形状の溝3の内部は、ヒートパイプ1によって隙間なく埋められた状態となる。
このように、溝3上部の狭まった狭幅部3aの開口がヒートパイプ1で塞がれ、狭幅部3aの両側部分の伝熱部材2がヒートパイプ1上部を囲むように張り出した構造となって
いるため、ヒートパイプ1の抜け止め防止の効果が大きい。また、ヒートパイプ1の外周面形状は、溝3の内面形状に合わせた偏平な形状となるため、ヒートパイプ1が溝3内で周方向に回転するのは困難であり、ヒートパイプ1の周方向の接合強度が高い。
上述したとおり、本実施形態によれば、ヒートパイプ1の加圧のみの簡単な操作で、ヒートパイプ1を伝熱部材2の溝3に容易に接合できる。しかも従来技術のような接着材や加熱拡管用の加熱処理設備を必要としない。また、ヒートパイプ上部を固定するために、従来技術のように伝熱部材(プレート、受放熱部材)の溝の両側に凸部(カシメ部、立上がり壁)を形成する必要もなく、伝熱部材2の平坦面2aよりも突出したヒートパイプ1の部分を加圧することにより、ヒートパイプ1を伝熱部材2の溝3に十分な接合強度を持たせて確実に接合することができる。
次に、本実施形態のより具体的な実施形態を述べる。
ヒートパイプ1の外周長をL1とし、溝3の内面の周長と溝3の開口部4(狭幅部10a)の幅Xaとの和をL2とした場合、L1とL2をほぼ同じ長さにするか、若しくはL1をL2よりも少し長く(大きく)するのが適切である。
これは、L2がL1よりも長くなりすぎると、溝3に圧接されたヒートパイプ1が緩むおそれがあり、一方、L1がL2よりも長くなりすぎると、圧接時にヒートパイプ1の上面1aの部分が凹んでしまうおそれがあるからである。
上記L1とL2との適切な関係を、溝の断面が楕円形であり、ヒートパイプの断面が円形である場合に適用した一例を表1に示す。表1には、溝の楕円の長軸直径Xb、短軸直径Yb、及びヒートパイプ1の外径X(=Y)の寸法(単位はmm)を示す。
Figure 2010112656
円形のヒートパイプの外径X(=Y)と、楕円形の溝の長軸直径Xb、短軸直径Ybとの関係は、X<Xb、X>Ybとなり、かつ、X>(Xb+Yb)/2となるように、数値を設定するのが好ましい。
さらに、接合前のヒートパイプの断面積(=π(X/2))と、接合後の前記ヒートパイプの断面積(=π(Xb/2)・(Yb/2))との変化が少なくなるように設計するのが好ましい。これによって、圧接時にヒートパイプが偏平に潰れることによる、ヒートパイプの最大熱輸送量の減少を抑えることができる。
〈第2の実施形態〉
次に、第2の実施形態について説明する。図2および図3に、第2の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程図を示す。
第2の実施形態では、溝に挿入する前のヒートパイプの溝幅方向の寸法を、予め、溝の狭幅部の溝幅より小さくなるように変形させている。
図2(a)は、伝熱部材の溝に挿入する前のヒートパイプを変形加工する工程を示す。図2(a)の矢印の左側には、変形加工する前の円形断面のヒートパイプ10を、また矢印の右側には、変形加工した後の、溝深さ方向に細長の偏平な楕円形状となったヒートパイプ11を示す。変形加工は円形断面のヒートパイプ10を溝幅方向にプレス加工などすればよい。円形断面のヒートパイプ10の外径はX0(=Y0)であり、偏平な楕円形状のヒートパイプ11の溝幅方向の外径はX、溝深さ方向の外径はYである。変形加工により、X0>X、Y>Y0となる。
図2(b)には、偏平に変形加工されたヒートパイプ11と、伝熱部材2の溝3との関係を示す。伝熱部材2の溝3の断面は、上記図1に示す溝3と同様な楕円形状である。偏平に変形加工されたヒートパイプ11の溝幅方向の外径Xは、溝3の狭幅部3aの溝幅Xaより小さく(Xa>X)、また、ヒートパイプ11の溝深さ方向の外径Yは、溝3の深さYbよりも大きい(Y>Yb)。
次に、図3(c)に示すように、偏平なヒートパイプ11を伝熱部材2の溝3に挿入する。この際、外径Xであるヒートパイプ11の溝幅方向を水平に維持しながら、狭幅部3aを通過させて挿入する。挿入後は、第1の実施形態と同様に、伝熱部材2の平坦面2aよりも突出したヒートパイプ11の部分を、プレス機械の金型50を用いて、ヒートパイプ1を溝底部3c側へとプレスする。プレスされたヒートパイプ11はその溝幅方向の径が拡大変形し、更に溝3の内面形状に合わせて変形し、ヒートパイプ11の外周面が溝3の内面に強く圧接される。
こうして、図3(d)に示すように、ヒートパイプ11の上面11aは、平坦面2aとほぼ同一の平坦な面となると共に、溝3の狭幅部3aはヒートパイプ1で塞がれ、溝3の内部は、ヒートパイプ11によって隙間なく埋められた状態となる。
第2の実施形態によれば、溝3の狭幅部3aの溝幅を大きく取れないときなどに有効である。このようなときにも、上記したようにヒートパイプの外径Xを、予め溝3の狭幅部3の溝幅よりも狭くなるように偏平にすることで、偏平なヒートパイプ11を、溝3の上方から挿入して接合することができる。
〈第3の実施形態〉
次に、第3の実施形態について説明する。図4に、第3の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程図を示す。
第3の実施形態は、1つのヒートパイプを2つの伝熱部材で挟み込むように接合する接合方法である。
図4(a)は、ヒートパイプ20をその両側から伝熱部材2、2の溝3、3にそれぞれ挿入して挟み込みだ状態を示す断面図である。また、図4(b)は、ヒートパイプ20を伝熱部材2、2間で圧接して、溝3、3にヒートパイプ20を接合した状態の断面図である。
伝熱部材2は、上記第1及び第2の実施形態と同様に、プレート形状であってその平坦面2aには溝3が形成され、溝3の開口部には溝幅が狭い狭幅部3aを有すると共に、溝底部3c側に狭幅部3aよりも溝幅が広くなった広幅部3bを有する楕円形状となっている。また、接合前のヒートパイプ20は、上記第2の実施形態と同様に、溝3の深さ方向に細長の偏平な形状であり、ヒートパイプ20の溝幅方向の外径は、溝3の狭幅部3aの溝幅とほぼ同じか、やや小さくなっている。
まず、図4(a)に示すように、伝熱部材2、2の溝3、3同士が対向するように配置し、対向する溝3、3にヒートパイプ20を挿入し、溝3、3間にヒートパイプ20を挟み込む。そして、伝熱部材2、2の溝3、3が形成された平坦面2a、2aを密着させる
方向に加圧する。この加圧は、伝熱部材2に溝3が形成されていない、もう一方の平坦面2b側から、伝熱部材2、2の平坦面2b、2b相互間を近づけるようにプレス機などで加圧すればよい。これによって、図4(b)に示すように、ヒートパイプ20は、対向するそれぞれの溝3,3の内面形状に倣って変形し、溝3、3の内面に圧接接合される。
本実施形態によれば、1本のヒートパイプ20を介して2枚の伝熱部材2、2を容易に接合することができ、しかも2枚の伝熱部材2、2と1本のヒートパイプ20とを密着性がよく接合でき接触熱抵抗も小さくできる。
図6は、本実施形態を適用したヒートパイプ式ヒートシンクの一例を示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)の側面図である。
図6のヒートパイプ式ヒートシンクでは、2枚の伝熱部材2、2には、それぞれ2本の溝が平行に形成されており、伝熱部材2、2の対向する各溝にヒートパイプ20の一端部側を挟み込んで圧接接合したものである。すなわち、2本のヒートパイプ20をそれらの両側から2枚の伝熱部材2で挟み込んで接合したヒートパイプ式ヒートシンクである。ヒートパイプ20の他端部側には複数枚の放熱フィン18が取り付けられている。
このヒートパイプ式ヒートシンクでは、ヒートパイプ20を2枚の伝熱部材2、2で挟み込んでおり、図6(b)に示すように、伝熱部材2の外側の面は溝が形成されていない平坦面2bである。このため、接合された伝熱部材2、2の2つの平坦面2b、2bに発熱素子などの発熱体25をそれぞれ設置することができる。すなわち、接合された伝熱部材2、2の両側に発熱体25を両面配置することが可能となる。これに対し、第1の実施形態のように、伝熱部材2の一方の平坦面2aに形成された溝3にヒートパイプ1を圧接接合した場合、平坦面2aの溝3開口から露出するヒートパイプ1の上面1aには、多少の凹凸ができるときがあるので、発熱体を溝3が形成された平坦面2aに設置するのは難しく、溝3が形成されていない平坦面2b側に発熱体を設置することとなり、発熱体の片面設置となる。
図6に示すヒートパイプ式ヒートシンクの放熱の過程は、まず、発熱部25の熱が伝熱部材2を伝わり、続いて伝熱部材2に一端部側が挿入されたヒートパイプ20によってその他端部側へと熱が移動し、ヒートパイプ20の他端部側に設けられた放熱フィン8から外部に放熱される。
〈第4の実施形態〉
次に、第4の実施形態について説明する。図5は、第4の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程図を示す。
第4の実施形態は、ヒートパイプを溝の長手方向から挿入して接合する方法である。
図5(a)は、ヒートパイプ1を溝30の長手方向から挿入する挿入工程を説明するための斜視図である。図5(a)に示すように、伝熱部材2の平坦面2aには溝30が形成されており、伝熱部材2の端面2cに溝30が開口した開口部から、図中矢印で示すように、溝30の長手方向に沿ってヒートパイプ1をその軸方向に移動して、ヒートパイプ1を溝30内に挿入する。ヒートパイプ1の溝幅方向の外径Xは、溝30の狭幅部(開口部)30aの溝幅Xaよりも大きくなっている。
上記第1の実施形態などでは、ヒートパイプを溝に沿って配置して溝底部側へとヒートパイプを移動して挿入している。このため、ヒートパイプの溝幅方向の外径Xは、溝の狭幅部の溝幅Xaと同等か若しくは小さくする必要がある。これに対して、本実施形態では、ヒートパイプ1を溝30の長手方向に沿って挿入しているので、ヒートパイプ1の溝幅方向の外径Xを狭幅部30aの溝幅Xaよりも大きくてもよい。ただし、ヒートパイプ1を溝30の長手方向に沿って挿入するには、溝30が直線状に配設されているか、一定の曲率で配設されていたりしなければならない。
図5(b)は、溝30にヒートパイプ1が挿入された状態を示す断面図である。ヒート
パイプ1の溝幅方向の外径Xが狭幅部30aの溝幅Xaよりも大きく、溝30内に挿入されたヒートパイプ1は、溝30内面との間にあまり隙間のない状態で挿入される。挿入後は、第1の実施形態と同様に、伝熱部材2の平坦面2aから突出したヒートパイプ1の部分を、プレス機械の金型などを用いて、ヒートパイプ1を溝底部30c側へとプレスして、溝30の内面形状に合わせてヒートパイプ1を変形させ、ヒートパイプ1の外周面を溝30の内面に圧接接合させる。
本実施形態では、ヒートパイプ1の外周面と溝30内面との間にあまり隙間のない状態で挿入して圧接接合できるため、ヒートパイプ1の圧接による変形量を少なくすることが可能である。
〈他の実施形態〉
図7は、他の実施形態の1つを例示したものである。図7に示すように、ヒートパイプ1と接合する伝熱部材2は、プレート状ないしブロック状であって、伝熱部材2の一面には放熱フィン(フィン構造)8を備えている。放熱フィン8及び溝を有する伝熱部材2は、例えばアルミニウムの押出しによって作製することができる。伝熱部材2は放熱フィン8を有するので、伝熱部材2での放熱性を高めることができる。なお、放熱フィン8の形状や配置は、図7に示すものに限定されるものではなく、伝熱部材2の設置スペースや放熱効率などを考慮して適切に設定した形状・配置に変更できる。
上記の実施形態において、ヒートパイプと伝熱部材とを接合するに際し、前記ヒートパイプと前記伝熱部材の溝との隙間に、接触熱抵抗を低減させる物質、例えば、ハンダ(Sn、Ag、Cuから成るハンダなど)やシリコングリースなどの伝熱グリースを介在させて圧接してもよい。これによって、接触熱抵抗を低減させ、放熱効果を高める効果が得られる。
上記の実施形態において、溝に挿入する前の前記ヒートパイプの外周の一部または全部に、Sn、Niなどのメッキを施しておいてもよい。Snメッキ、Niメッキなどを施すことにより、耐食性が向上する。更に、Snメッキの場合、ハンダとの密着性も良くなる。
図8は、他の実施形態の1つを例示したものである。この実施形態においては、図8に示すように、開口部となる狭幅部3aを形成する溝3の壁面に、面取り加工を施している。これによって、ヒートパイプを溝3の上方から狭幅部3aを通して挿入するときなどに、ヒートパイプの外周面を傷つけることがない。
図9は、他の実施形態の1つを例示したものである。上述した実施形態においては、溝幅が狭い狭幅部が溝の開口部を形成していたが、この実施形態では、溝の開口部よりも溝底部側に狭幅部を形成している。
すなわち、この実施形態では、 図9に示すように、溝40の開口部41よりも溝底部
40c側に狭幅部40aが形成され、狭幅部40aよりも更に溝底部40c側に溝幅が狭幅部40aよりも広い広幅部40bが形成されている。開口部41の幅は、狭幅部40aはもとより、広幅部40bの溝幅よりも大きくなっている。このように、開口部41の幅が大きくても、溝40に挿入されたヒートパイプの大部分が、狭幅部40aよりも溝底部40c側の、広幅部40bを有する溝40内面に隙間なく圧接されて充填接合されることにより、十分にヒートパイプの脱落防止などの効果が得られる。
また、溝の横断面は、上述した実施形態のような楕円形状や円形状に限定されるものではなく、狭幅部よりも溝底部側に前記狭幅部よりも溝幅が広くなった広幅部を有る形状であればよい。また、挿入前のヒートパイプの断面が、円形や楕円形でなく、例えば矩形状などの場合にあっては、溝の形状を、挿入前のヒートパイプの断面形状に近い形状とすればよい。
本発明の第1の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程を示す工程図である。 本発明の第2の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程を示す工程図である。 本発明の第2の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程を示す工程図である。 本発明の第3の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程を示す工程図である。 本発明の第4の実施形態に係るヒートパイプと伝熱部材の接合方法の工程を示す工程図である。 本発明の第4の実施形態を適用したヒートパイプ式ヒートシンクの一例を示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)の側面図である。 放熱フィンを備えた伝熱部材の他の実施形態を示す断面図である。 溝開口部を面取り加工した伝熱部材の他の実施形態を示す断面図である。 伝熱部材の溝形状の他の実施形態を示す断面図である。 従来のヒートパイプと伝熱部材との接合例を示す断面図である。 従来のヒートパイプと伝熱部材との接合工程を示す工程図である。 従来のヒートパイプと伝熱部材との接合工程を示す工程図である。 本発明の一実施形態で用いた伝熱部材の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1、10,11、20 ヒートパイプ
2 伝熱部材
2a、2b 平坦面
3、30、40 溝
3a 狭幅部
3b 広幅部
3c 溝底部
4、41 開口部
8、18 放熱フィン
25 発熱体
50 金型

Claims (7)

  1. ヒートパイプを伝熱部材の溝に接合する接合方法であって、
    前記溝は前記伝熱部材の平坦面に形成されており、前記溝の開口部側には溝幅が狭い狭幅部を有すると共に、前記狭幅部よりも溝底部側に前記狭幅部よりも溝幅が広くなった広幅部を有し、
    前記溝に挿入され前記狭幅部より突出した前記ヒートパイプを溝底部に向けて加圧し、前記ヒートパイプの溝幅方向の径を拡大変形させることにより、前記溝の内面に前記ヒートパイプの外周面を圧接し、且つ前記ヒートパイプで前記狭幅部の開口を塞ぐようにして、前記ヒートパイプを前記溝に接合したことを特徴とするヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  2. 前記溝に挿入する前の前記ヒートパイプの溝幅方向の寸法は、前記狭幅部の溝幅と同等か或いはより小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  3. 前記溝に挿入する前の前記ヒートパイプの溝幅方向の寸法を、予め、前記狭幅部の溝幅と同等か或いはより小さくなるように変形させたことを特徴とする請求項1に記載のヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  4. 前記溝の横断面は、楕円の短径が前記溝の深さ方向となり、楕円の長径部分が前記溝の広幅部を形成する楕円形状としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  5. 前記伝熱部材が、放熱フィンを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  6. 前記ヒートパイプと前記溝との隙間に、接触熱抵抗を減らす物質を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
  7. ヒートパイプを伝熱部材の溝に接合する接合方法であって、
    前記溝は前記伝熱部材の平坦面に形成されており、前記溝の開口部側には溝幅が狭い狭幅部を有すると共に、前記狭幅部よりも溝底部側に前記狭幅部よりも溝幅が広くなった広幅部を有し、
    前記ヒートパイプをその両側から2つの前記伝熱部材の2つの前記溝にそれぞれ挿入して挟み込み、挟み込んだ前記ヒートパイプを2つの前記伝熱部材間で加圧し、前記ヒートパイプの溝幅方向の径を拡大変形させることにより、2つの前記溝の内面に前記ヒートパイプの外周面を圧接させて接合したことを特徴とするヒートパイプと伝熱部材の接合方法。
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