JP2010111616A - 整髪料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カチオン性界面活性剤特有の毛髪への柔軟性付与作用を有効に引き出すことができ、かつセット性も良好な整髪料組成物を提供する。
【解決手段】 カチオン性界面活性剤、油性成分および水が少なくとも配合された乳化型の整髪料組成物であって、前記カチオン性界面活性剤の配合量が、0.5〜6質量%であり、前記油性成分として、高級アルコール、分岐状脂肪酸およびロウ類が少なくとも配合されていることを特徴とする整髪料組成物により、前記課題を解決する。なお、本発明の整髪料組成物において、ロウ類はキャンデリラロウが好ましく、また、分岐状脂肪酸はイソステアリン酸が好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、カチオン性界面活性剤特有の毛髪への柔軟性付与作用を有効に引き出すことができ、かつセット性も良好な整髪料組成物に関するものである。
現在の整髪料を、求められる機能の観点から大きく分類すると、セット性を重視したもの、処理後の毛髪の柔軟性やなめらかさのような質感向上作用を重視したもの、そしてセット性と質感向上作用との両方を兼ね備えているもの、に分けられる。
ところで、前記のセット性と質感向上作用とは相反する機能であり、これらを両立させることは、整髪料の開発において難しい課題の一つである。
例えば、整髪料にセット性を付与するために、セット樹脂と呼ばれる整髪用高分子を配合することが通常行われている。このセット樹脂の種類や機能は様々である。例えば、アクリル酸アルキル共重合体やアクリル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体といったアクリル系高分子などは、セット性やヘアスタイルを維持する力に優れたセット樹脂として知られている。しかしながら、これらのアクリル系高分子は毛髪表面に形成される皮膜が硬いために、整髪料を塗布した後の毛髪のごわつきの原因になり、また、時にはフレーキングを引き起こすこともあった。
他方、セルロース類やビニルピロリドン・アルキルジアルキルアミノ(メタ)アクリレート共重合体などに代表されるカチオン性高分子は、セット性を出すだけではなく、帯電防止能や毛髪をなめらかな感触にできるセット樹脂として知られている。しかしながら、このようなカチオン性高分子には、毛髪に柔軟性を付与することができないという欠点もある。
また、ポリビニルピロリドンや酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体などに代表される非イオン性高分子は、薄く硬い皮膜を毛髪表面に形成できることから、適度なハリコシ感を毛髪に付与し得るセット樹脂として知られている。しかしながら、前記の非イオン性高分子には、毛髪への柔軟性付与作用が不十分であるのみならず、耐湿性に欠けるという欠点もある。
このような事情の下、セット樹脂に見られる硬い皮膜を形成することなくセット性を付与するために、毛髪固定剤としても用いられるマイクロクリスタリンワックスやキャンデリラロウなどを用いたワックス様の整髪料が開発されている(特許文献1)。
特開2003−113054号公報
特許文献1に記載の整髪料によれば、毛髪表面に硬い皮膜を形成することなく良好なセット性を付与できるが、塗布後の毛髪の柔軟性、すなわち、毛髪表面上のすべりやなめらかさから感じられるやわらかさではなく、毛髪の芯からやわらかくなったような感じの柔軟性については、必ずしも十分ではない。
毛髪に、その芯からやわらかくなったような感じの柔軟性を付与するには、整髪料にカチオン性界面活性剤を配合することが有効である旨知られているが、例えば、カチオン性界面活性剤と前記のセット樹脂とを配合して整髪料を構成しても、セット性と毛髪の柔軟性向上作用とを両立できなくなることが経験上知られている。
このようなことから、良好なセット性を有しつつ、芯からやわらかくなったような感じの柔軟性を毛髪に付与できる整髪料の開発が求められている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、カチオン性界面活性剤特有の毛髪への柔軟性付与作用を有効に引き出すことができ、かつセット性も良好な整髪料組成物を提供することにある。
前記目的を達成し得た本発明の整髪料組成物は、カチオン性界面活性剤、油性成分および水が少なくとも配合された乳化型の整髪料組成物であって、前記カチオン性界面活性剤の配合量が0.5〜6質量%であり、前記油性成分として、高級アルコール、分岐状脂肪酸およびロウ類が少なくとも配合されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、カチオン性界面活性剤特有の毛髪への柔軟性付与作用を有効に引き出すことができ、かつセット性も良好な整髪料組成物を提供することができる。
本発明の整髪料組成物は、カチオン性界面活性剤、油性成分および水が少なくとも配合された乳化型の整髪料組成物である。カチオン性界面活性剤は、整髪料組成物の乳化状態を安定に維持すると共に、整髪料組成物を塗布した毛髪に、その芯からやわらかくなったような感じの柔軟性(以下、単に「柔軟性」という。)を付与するための成分である。
カチオン性界面活性剤としては特に制限はないが、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのモノアルキル型4級アンモニウム塩;塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウムなどのジアルキル型4級アンモニウム塩;塩化ベンザルコニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどのベンザルコニウム型4級アンモニウム;などが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。なお、カチオン性界面活性剤は、毛髪の柔軟性向上に寄与する一方で、整髪料組成物のセット性を損なう作用も有している。しかし、塩化セチルトリメチルアンモニウムや塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのモノアルキル型4級アンモニウムは、他のカチオン性界面活性剤と比較して、整髪料組成物のセット性をより低下させにくいという点で、前記の各カチオン性界面活性剤の中でも好ましく用いられる。また、前記のカチオン性界面活性剤の中でも、ジアルキル型4級アンモニウムは、モノアルキル型4級アンモニウムと比較して整髪料組成物のセット性を若干損なうが、毛髪に柔軟性を付与する作用がより強い点で好ましい。
整髪料組成物におけるカチオン性界面活性剤の配合量は、カチオン性界面活性剤の使用による作用(整髪料組成物の乳化状態の安定化作用および毛髪への柔軟性付与作用)を良好に発揮させる観点から、0.5質量%以上である。また、整髪料組成物中のカチオン性界面活性剤量が多すぎると、皮膚に対する刺激が強くなると共に、整髪料組成物の粘度調整も難しくなり、セット性を付与し難くなる傾向にある。よって、整髪料組成物におけるカチオン性界面活性剤の配合量は、6質量%以下である。なお、整髪料組成物を、特に毛髪に馴染みやすい乳化物とするには、整髪料組成物におけるカチオン性界面活性剤の配合量は、0.8質量%以上であることが好ましく、また、2質量%以下であることが好ましい。
整髪料組成物には、油性成分として、少なくとも、高級アルコール、分岐状脂肪酸およびロウ類を配合する。油性成分としてこれらの材料を用い、カチオン性界面活性剤ともに整髪料組成物を構成することで、カチオン性界面活性剤特有の毛髪への柔軟性付与作用を損なうことなく、かつカチオン性界面活性剤のセット性低下作用を抑えて、良好なセット性を確保することができる。
なお、油性成分として高級アルコールを使用することで、整髪料組成物の粘度を調整でき、更に高級アルコールをカチオン性界面活性剤と組み合わせることで、カチオン性界面活性剤特有の柔軟性を毛髪に付与する作用を、より良好に引き出すことができる。
整髪料組成物に使用可能な高級アルコールについては、特に制限はないが、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコールなどの炭素数が8〜24のアルコールが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
整髪料組成物における高級アルコールの配合量は、整髪料組成物に求められる剤質によって変動し得るが、例えば、整髪料組成物を手にとって毛髪に塗布する際の扱いやすさを重視した場合、1.5質量%以上であることが好ましく、また、7質量%以下であることが好ましい。更に、高級アルコールとカチオン性界面活性剤との相乗効果(カチオン性界面活性剤による毛髪への柔軟性付与作用を有効に引き出す効果)をより高める観点からは、整髪料組成物における高級アルコールの配合量は、2質量%以上であることがより好ましく、また、5質量%以下であることがより好ましい。
整髪料組成物に使用する分岐状脂肪酸としては、例えば、イソノナン酸、イソオクタン酸、イソステアリン酸、ネオペンタン酸、ネオデカン酸、12−ヒドロキシステアリン酸などが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの分岐状脂肪酸の中でも、不快臭が非常に少ない点でイソステアリン酸および12−ヒドロキシステアリン酸が好ましく、整髪料組成物の経時的な粘度の安定性がより高くなる点でイソステアリン酸がより好ましい。
整髪料組成物における分岐状脂肪酸の配合量は、整髪料組成物の乳化状態が損なわれない範囲であれば特に制限はないが、整髪料組成物において、より良好なセット性を確保できるようにする観点から、0.001質量%以上であることが好ましい。また、整髪料組成物における分岐状脂肪酸の量が多すぎると、整髪料組成物のべたつき感が強くなってセット性の付与効果が小さくなる虞があることから、その配合量は、2質量%以下であることが好ましい。なお、整髪料組成物による毛髪への柔軟性付与作用と、セット性とを、より高いレベルで両立できるようになることから、整髪料組成物における分岐状脂肪酸の配合量は、0.005質量%以上であることがより好ましく、また、1質量%以下であることがより好ましい。
整髪料組成物に使用するロウ類としては、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、サトウキビロウ、ミツロウなどが挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらのロウ類の中でも、より少量の使用で整髪料組成物のセット性を良好に高め得る点で、キャンデリラロウが好ましい。
整髪料組成物におけるロウ類の配合量は、整髪料組成物の乳化状態が損なわれない範囲であれば特に制限はないが、整髪料組成物において、より良好なセット性を確保できるようにする観点から、0.001質量%以上であることが好ましい。また、整髪料組成物におけるロウ類の量が多すぎると、整髪料組成物のべたつき感が強くなってセット性の付与効果が小さくなる虞があることから、その配合量は、2質量%以下であることが好ましい。
本発明の整髪料組成物は乳化物であり、分散媒として水を使用する。なお、整髪料組成物の構成成分の一部は、水に溶解していてもよい。整髪料組成物における水の配合量は、例えば、55〜75質量%であることが好ましい。
また、本発明の整髪料組成物には、前記の各成分以外にも、その効果を損なわない範囲で、公知の毛髪化粧料やその他の化粧料に配合されている各種成分を配合することができる。このような成分としては、例えば、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高級アルコールを除くアルコール類、シリコーン類、油脂、エステル、ロウ類を除く炭化水素、分岐状脂肪酸を除く脂肪酸、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、pH調整剤、香料などが挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、自己乳化型モノステアリン酸エチレングリコール、ポリオキシエチレン(20)ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(3)ソルビット、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸モノグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノステアリン酸トリグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる(なお、前記の化合物中、「オキシエチレン」の後の括弧内の数値は、酸化エチレンの付加モル数を意味している)。両性界面活性剤としては、例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどが挙げられる。
高級アルコールを除くアルコール類としては、例えば、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどの炭素数が2〜4程度の低級アルコールが挙げられる。シリコーン類としては、例えば、シクロメチコン、ジメチコン、メチコン、ジフェニルジメチコン、アモジメチコン、アミノプロピルメチコンなどが挙げられる。
油脂としては、例えば、シア脂、小麦胚芽油、コメヌカ油、マカデミアナッツ油、メドウホーム油、卵黄油などが挙げられる。エステルとしては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ステアリル、ラウリン酸イソステアリル、オレイン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸ヘキシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、コハク酸ジオクチル、イソステアリン酸フィトステリルなどが挙げられる。
ロウ類を除く炭化水素としては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、ホホバ油、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、セレシン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリンなどが挙げられる。分岐状脂肪酸を除く脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸などが挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、例えば、アラニン、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸などが挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、dl−α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、エリソルビン酸、無水亜硫酸ナトリウムなどが挙げられる。pH調整剤としては、例えば、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸などの酸;アンモニア、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、アルギニンなどのアルカリ剤;が挙げられる。
本発明の整髪料組成物の剤型としては、手に取って扱いやすいクリーム状またはローション状が好ましいが、噴射剤やポンプフォーマーなどを用いてスプレーやフォームなどとすることも可能である。よって、整髪料組成物の粘度は、前記の剤型に好適な粘度に調整すればよい。なお、整髪料組成物の粘度調整は、前記の各種成分の配合量の調整により行うことができる。
本発明の整髪料組成物は、例えば、適量を手に取るなどして、毛髪に均一に塗布することにより使用することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は、本発明を制限するものではない。なお、以下の表1〜表3では整髪料成物全体で100%となるように、各成分の配合量を%で示すが、その%はいずれも質量%であり、また、表1〜表3中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
実施例1〜12および比較例1〜7
実施例1〜12および比較例1〜7の整髪料組成物を、表1〜表3に示す処方で、通常の乳化方法により調製した。
Figure 2010111616
Figure 2010111616
Figure 2010111616
なお、表1〜表3において、精製水の欄の「計100とする」とは、整髪料髪用化粧料組成物を構成する精製水以外の各成分の合計量に、精製水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している(後記の実施例13〜16についても同様である)。
また、実施例1〜12および比較例1〜7の整髪料組成物の調製に使用した原材料は、以下の通りである。
(1)東邦化学工業社製「カチナールSTC−80(商品名)」:塩化ステアリルトリメチルアンモニウムを80質量%、イソプロパノールを18質量%、水を2質量%含有。
(2)花王社製「コータミンD86P(商品名)」:塩化ジステアリルジメチルアンモニウムを75質量%、イソプロパノールを16質量%、水を9質量%含有。
(3)花王社製「カルコール8098(商品名)」:ステアリルアルコール。
(4)高級アルコール工業社製「イソステアリン酸EX(商品名)」:イソステアリン酸。
(5)ケイエフ・トレーディング社製「ヒドロキシステアリン(商品名)」:12−ヒドロキシステアリン酸。
(6)花王社製「精製ステアリン酸450V(商品名)」:ステアリン酸。
(7)三つ葉貿易社製「精製キャンデリラワックス スーパーリファイン(商品名)」:キャンデリラロウ。
(8)横関油脂工業社製「精製カルナウバワックスR−100(商品名)」:カルナウバロウ。
(9)クローダジャパン社製「BEESWAX−S(商品名)」:ミツロウ。
(10)モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製「TSF451−5A(商品名)」:ジメチコン。
(11)モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製「TSF405(商品名)」:シクロメチコン。
なお、整髪料組成物の調製は、具体的には、次の方法により行った。成分(1)から(9)を、80℃以上に加熱溶解させて油相を形成し、これを、80℃以上に加熱した水相(精製水)に、攪拌しながら徐々に添加した。油相の添加終了後、均一になるまで攪拌し、その後、一定の冷却速度で全体が50℃以下になるまで冷却してから、成分(10)、成分(11)および香料を添加し、常温になるまで冷却して、整髪料組成物を得た。
実施例1〜12および比較例1〜7の整髪料組成物を、評価用ウィッグの毛髪に塗布し、毛髪の柔軟性およびセット性を評価した。
評価用ウィッグには、以下のものを用いた。ウィッグ[フォンテーヌ社製「FC121(商品名)」]の毛髪に、ミルボン社製「オルディーブC13−CL(商品名)」60gとミルボン社製「オルディーブ オキシダン6%(商品名)」120gとを混合したものを塗布し、加温機を用いてウィッグ表面が45〜60℃になるように30分間加温した。その後、ウィッグの毛髪を通常のシャンプーを用いて洗浄し、乾燥させた。前記の各操作を3回繰り返したものを、評価用ウィッグとした。
各整髪料組成物の評価は、カチオン性界面活性剤による効果がより明瞭であると考えられる比較例1の整髪料組成物を標準品とし、実施例1〜10および比較例2〜5の整髪料組成物と、標準品との一対比較により行った。
実施例1〜10および比較例2〜5の整髪料組成物1.5gを、それぞれ別の評価用ウィッグの右半分の毛髪に塗布し、これらの評価用ウィッグの左半分の毛髪には、標準品(比較例1の整髪料組成物)1.5gを塗布した。そして、評価用ウィッグの左右の毛髪について、柔軟性およびセット性を、5名のテスターが以下の基準に従って点数付けし、全テスターの点数の平均値を用いて、各整髪料組成物の塗布による毛髪の柔軟性およびセット性を評価した。
<柔軟性の評価基準>
標準品で処理した毛髪よりも柔軟性がある・・・2点。
標準品で処理した毛髪と柔軟性が同等である・・・1点。
標準品で処理した毛髪よりも柔軟性が劣っている(柔軟性がない)・・・0点。
<セット性の評価基準>
指を通したときに標準品で処理した毛髪よりも毛流れができ、その形状を維持している・・・2点。
指を通したときに標準品で処理した毛髪よりも毛流れができるが、その形状が徐々に崩れていく・・・1点。
毛流れができない(標準品で処理した毛髪と同等)・・・0点。
前記の評価結果を表4〜表6に示す。なお、表4〜表6には、整髪料組成物の性状と、評価用ウィッグに塗布した後の状況など(表では「塗布後の状況など」と表記している。)を併記する。
Figure 2010111616
Figure 2010111616
Figure 2010111616
表4〜表6から明らかなように、実施例1〜12の整髪料組成物を塗布した毛髪は、カチオン性界面活性剤、高級アルコール、分岐状脂肪酸およびロウ類のうちの1種以上が適切に配合されていない比較例1〜5の整髪料組成物を塗布した毛髪よりも、柔軟性とセット性とが良好に両立できている。
次に、実際の製品により近い構成の整髪料組成物を調製して、それらの評価を行った。
(ヘアクリーム1)
実施例13および比較例8
実施例13の整髪料組成物を、下記処方に従い、実施例1などの整髪料組成物と同じ方法で調製した。また、比較例8の整髪料組成物を、下記処方からイソステアリン酸(イソステアリン酸EX)を除いた他は実施例13と同様にして調製した。
(実施例13の処方)
(1) カチナールSTC−80 ・・・1.56質量%
(12)カルコール6098 ・・・1.2質量%
(3) カルコール8098 ・・・1.0質量%
(4) イソステアリン酸EX ・・・0.05質量%
(13)NIKKOL N−SPV ・・・1.0質量%
(7) 精製キャンデリラロウ スーパーリファイン ・・・0.05質量%
(14)濃グリセリンS ・・・5.0質量%
(15)SH 556 FLUID ・・・2.0質量%
(11)TSF405 ・・・12.0質量%
香料 ・・・0.2質量%
精製水 ・・・計100質量%とする。
なお、実施例13および比較例8で使用した原材料のうち、(12)〜(15)は以下の通りである。
(12)花王社製「カルコール6098(商品名)」:セチルアルコール。
(13)日光ケミカルズ社製「NIKKOL N−SPV(商品名)」:パルミチン酸セチル。
(14)新日本理化社製「濃グリセリンS(商品名)」:グリセリン。
(15)東レ・ダウコーニング社製「SH 556 FLUID(商品名)」:フェニルトリメチコン。
実施例1などの整髪料組成物の評価に用いたものと同じ評価用ウィッグを用意し、その右半分の毛髪に実施例13の整髪料組成物1.5gを塗布し、左半分の毛髪に比較例8の整髪料組成物1.5gを塗布して、前記5名のテスターにより、左右の毛髪の柔軟性およびセット性の比較を行った。その結果、5名のテスター全員が、実施例13の整髪料組成物を塗布した毛髪の方が比較例8の整髪料組成物を塗布した毛髪よりも明らかにセット性が良好であり(毛流れができ)、柔軟性は両者で同等であると評価した。
(ヘアクリーム2)
実施例14および比較例9
実施例14の整髪料組成物を、下記処方に従い、実施例1などの整髪料組成物と同じ方法で調製した。また、比較例9の整髪料組成物を、下記処方からキャンデリラロウ(精製キャンデリラロウ スーパーリファイン)を除いた他は実施例14と同様にして調製した。
(実施例14の処方)
(16)カチナールDC−80 ・・・0.70質量%
(1) カチナールSTC−80 ・・・1.00質量%
(17)DEHYQUART LT ・・・0.45質量%
(12)カルコール6098 ・・・4.4質量%
(14)濃グリセリンS ・・・2.5質量%
(18)POLYOX WSR−205 ・・・0.5質量%
(4) イソステアリン酸EX ・・・0.003質量%
(7) 精製キャンデリラロウ スーパーリファイン ・・・0.003質量%
(19)リソノール20SP ・・・1.0質量%
(10)TSF451−5A ・・・0.5質量%
(20)メリッサ抽出液 ・・・0.2質量%
香料 ・・・0.2質量%
精製水 ・・・計100質量%とする。
なお、実施例14および比較例9で使用した原材料のうち、(16)〜(20)は以下の通りである。
(16)東邦化学工業社製「カチナールDC−80(商品名)」:塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムを80質量%、政府所定変性アルコールを20質量%含有。
(17)コグニスジャパン社製「DEHYQUART LT(商品名)」:塩化ラウリルトリメチルアンモニウムを35質量%、水を65質量%含有。
(18)ダウ・ケミカル社製「POLYOX WSR−205(商品名)」:高重合ポリエチレングリコール。
(19)高級アルコール工業社製「リソノール20SP(商品名)」:オクチルドデカノール。
(20)丸善製薬社製「メリッサ抽出液」:メリッサエキスを1.26質量%、無水エタノールを49.37質量%、水を49.37質量%含有。
実施例1などの整髪料組成物の評価に用いたものと同じ評価用ウィッグを用意し、その右半分の毛髪に実施例14の整髪料組成物1.5gを塗布し、左半分の毛髪に比較例9の整髪料組成物1.5gを塗布して、前記5名のテスターにより、左右の毛髪の柔軟性およびセット性の比較を行った。その結果、5名のテスターのうち4名が、実施例14の整髪料組成物を塗布した毛髪の方が比較例8の整髪料組成物を塗布した毛髪よりも明らかにセット性が良好である(毛流れができる)と評価し、残り1名のテスターが、セット性は両者で同等であると評価した。また、柔軟性に関しては、5名のテスター全員が、実施例14の整髪料組成物を塗布した毛髪と、比較例9の整髪料組成物を塗布した毛髪とで同等であると評価した。
(ヘアフォーム)
実施例15および比較例10
実施例15の整髪料組成物を、下記処方に従い、実施例1などの整髪料組成物と同じ方法で調製した。また、比較例10の整髪料組成物を、下記処方からキャンデリラロウ(精製キャンデリラロウ スーパーリファイン)を除いた他は実施例15と同様にして調製した。
(実施例15の処方)
(16)カチナールDC−80 ・・・0.625質量%
(12)カルコール6098 ・・・1.0質量%
(21)NIKKOL IPM−EX ・・・3.0質量%
(22)NIKKOL BL−9EX ・・・1.0質量%
(4) イソステアリン酸EX ・・・0.005質量%
(23)マーコート280 ・・・1.95質量%
(7) 精製キャンデリラロウ スーパーリファイン ・・・0.05質量%
(24)X−52−2328 ・・・2.0質量%
香料 ・・・0.2質量%
精製水 ・・・計100質量%とする。
なお、実施例15および比較例10で使用した原材料のうち、(21)〜(24)は以下の通りである。
(21)日光ケミカルズ社製「NIKKOL IPM−EX(商品名)」:ミリスチン酸イソプロピル。
(22)日光ケミカルズ社製「NIKKOL BL−9EX(商品名)」:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(酸化エチレンの平均付加モル数:9モル)。
(23)ナルコジャパン社製「マーコート280(商品名)」:塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体を39質量%、水を60.88質量%、パラベンを0.12質量%含有。
(24)信越化学工業社製「X−52−2328(商品名)」:シリコーンエマルション。
実施例15および比較例10の整髪料組成物のそれぞれを原液とし、各原液と噴射剤[液化石油ガス(4.0kg/cm)]とを90:10(質量比)で混合し、これらを通常用いられるフォーム容器に充填して、ヘアフォームとした。
実施例1などの整髪料組成物の評価に用いたものと同じ評価用ウィッグを用意し、その右半分の毛髪に実施例15の整髪料組成物(ヘアフォーム)1.5gを塗布し、左半分の毛髪に比較例10の整髪料組成物(ヘアフォーム)1.5gを塗布して、前記5名のテスターにより、左右の毛髪の柔軟性およびセット性の比較を行った。その結果、5名のテスター全員が、実施例15の整髪料組成物を塗布した毛髪の方が比較例10の整髪料組成物を塗布した毛髪よりも明らかにセット性が良好であり(毛流れができ)、柔軟性は両者で同等であると評価した。また、フォーム容器から噴出させた際には、実施例15の整髪料組成物の方が、キメの細かい泡となった。
(ヘアスプレー)
実施例16および比較例11
実施例16の整髪料組成物を、下記処方に従い、実施例1などの整髪料組成物と同じ方法で調製した。また、比較例11の整髪料組成物を、下記処方からキャンデリラロウ(精製キャンデリラロウ スーパーリファイン)を除いた他は実施例16と同様にして調製した。
(実施例16の処方)
(25)アーカード2C−75 ・・・1.6質量%
(26)ユカフォーマR205S ・・・2.31質量%
(12)カルコール6098 ・・・0.5質量%
(4) イソステアリン酸EX ・・・0.01質量%
(7) 精製キャンデリラロウ スーパーリファイン ・・・0.01質量%
(27)クロダモルOSU ・・・2.1質量%
(14)濃グリセリンS ・・・2.2質量%
精製水 ・・・計100質量%とする。
なお、実施例16および比較例11で使用した原材料のうち、(25)〜(27)は以下の通りである。
(25)ライオン・アクゾ社製「アーカード2C−75(商品名)」:塩化ジココイルジアンモニウムを75質量%、イソプロパノールを20質量%、水を5質量%含有。
(26)三菱化学社製「ユカフォーマR205S(商品名)」:N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体。
(27)クローダジャパン社製「クロダモルOSU(商品名)」:コハク酸ジオクチル。
実施例16および比較例11の整髪料組成物のそれぞれを原液とし、各原液と噴射剤[液化石油ガス(0.3kg/cm):ジメチルエーテル=10:90(質量比)]とを58:42(質量比)で混合し、これらをスプレー容器に充填して、ヘアスプレーとした。
実施例1などの整髪料組成物の評価に用いたものと同じ評価用ウィッグを用意し、その右半分の毛髪に実施例16の整髪料組成物(ヘアスプレー)を2秒間噴霧し、左半分の毛髪に比較例11の整髪料組成物(ヘアスプレー)を2秒間噴霧して、前記5名のテスターにより、左右の毛髪の柔軟性およびセット性の比較を行った。その結果、5名のテスター全員が、実施例16の整髪料組成物を噴霧した毛髪の方が比較例11の整髪料組成物を噴霧した毛髪よりも明らかにセット性が良好であり(毛流れができ)、柔軟性は両者で同等であると評価した。

Claims (3)

  1. カチオン性界面活性剤、油性成分および水が少なくとも配合された乳化型の整髪料組成物であって、
    前記カチオン性界面活性剤の配合量が、0.5〜6質量%であり、
    前記油性成分として、高級アルコール、分岐状脂肪酸およびロウ類が少なくとも配合されていることを特徴とする整髪料組成物。
  2. ロウ類がキャンデリラロウである請求項1に記載の整髪料組成物。
  3. 分岐状脂肪酸がイソステアリン酸である請求項1または2に記載の整髪料組成物。
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