JP2010111472A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音を低減すると共に、確実にシートの斜行を補正することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】レジストローラ76及びレジ前ローラ75の間に配置されたレジセンサSNがシートSを検知すると、レジ前ローラ駆動モータM1を制御してレジ前ローラ75を一旦停止させた後、レジ前ローラ75を駆動し、停止しているレジストローラ76にシートSを突き当てて撓ませる。そして、シートが所定量撓んだ後、レジ前ローラ駆動モータM1及びレジストローラ駆動モータM2の回転を制御し、レジストローラ76及びレジ前ローラ75を同時に、かつ同一加速度で加速させながら駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関し、特にシートの斜行を補正するレジストローラを備えたものに関する。
従来、電子写真方式を利用して記録紙等のシートに画像を形成する画像形成装置においては、感光体ドラム上あるいは転写体上に担持されているトナー像(可視像)を、給紙カセットより搬送された普通紙等のシートに転写して画像を得るようになっている。なお、感光体ドラムあるいは転写体からトナー像が転写されたシートは、定着装置に搬送されてシート上にトナー像が定着された後、排出される。
また、シートの両面に画像を形成する場合には、定着装置を通過する際、片面にトナー像が定着されたシートを、一旦、反転パスに導いた後、反転ローラを逆転させることにより、送り込まれた際の後端を先頭にして両面搬送パスへと搬送する。この後、両面搬送パスを通過することにより表裏が反転したシートの裏面にトナー像を転写、定着して排出する。
このような従来の画像形成装置においては、給紙カセット内からシートを給送する給送動作中や、この後のシートの搬送中にシート先端方向がシート搬送方向に対して若干回転する場合、すなわちシートが斜行する場合がある。そして、このようにシートが斜行すると、この後、転写、定着工程をへてシート上に形成される画像が、シートに対して曲がった状態となってしまう。
そこで、従来の画像形成装置においては、シートを画像形成部に搬送するシート搬送装置に斜行補正部を設け、この斜行補正部によってシートの斜行を補正することにより、画像形成位置精度の向上を図っている。
このような斜行補正部としては、レジ前ローラ(対)により搬送されてきたシートを、停止しているレジストローラのニップに突き当ててループ(撓み)を形成することで、シート先端をシート搬送方向と直交する方向に揃えるようにしたものがある。なお、このようにシート先端を揃えた後、レジストローラ及びレジ前ローラを駆動して画像形成部にシートを送り出すようにしている。
ところで、このような従来の斜行補正部を備えた画像形成装置では、例えば生産性を高めるため、レジ前ローラにより、プロセススピードよりも高速でシートを搬送し、停止しているレジストローラに突き当てるようにしている。また、このようにシートをレジストローラに突き当てて斜行を補正した後、レジ前ローラを一旦停止させ、この後、画像タイミングに合わせてレジストローラと共にレジ前ローラを同時に駆動させるようにしている(特許文献1参照)。
しかし、このような構成の場合、レジストローラに高速でシートを突き当てるために大きな打突音(衝突音)が発生し、さらに近年の高速化に伴ってシートの搬送速度がさらに高速化されると、打突音はさらに大きなものになる。また、高速でシートをレジストローラに突き当てた際に、レジストローラからシート先端が突き抜けてしまう場合があり、この場合、斜行が補正されなかったり、先端余白がずれてしまったり、という問題が起きる。
この対策として、レジストローラ近傍にてシートを一旦停止させ、この後、上流側のローラだけを先に駆動して増速中の遅い速度にてシートをレジストローラに突き当てることにより、打突音を軽減するようにしたものがある(特許文献2参照)。
また、同様にレジストローラ近傍にてシートを一旦停止させ、この後、上流側のローラだけを先にプロセススピードにて駆動し、この後、同じ速度にてレジストローラも駆動することにより、打突音を軽減するようにしたものがある(特許文献3参照)。
特開昭62−244846号公報 特開平6−127753号公報 特開平10−152244号公報
しかしながら、高速化された従来のシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置においては、生産性を高めるため、斜行補正した後も、プロセススピードよりも高速にてシートを搬送することが求められている。
そこで、このような高速の画像形成装置において、シートの斜行を補正する際、例えば図6の(a)に示すようにレジセンサがシートの先端を検知した後、一旦、レジストローラを駆動するレジストローラ駆動モータ(又はクラッチ等)を停止させるようにしている。また、レジストローラの上流側のローラである中継ローラを駆動する中継ローラ駆動モータ(又はクラッチ等)を停止させるようにしている。
そして、このようにシートの先端を検知するレジセンサのONと同時にローラの駆動を停止させた後、所定のタイミングで、レジストローラ再駆動信号よりループ作成時間だけ速く中継ローラの駆動を開始し、中継ローラを先にプロセススピードにて駆動する。これにより、ループが形成される。次に、同じプロセススピードにてレジストローラを駆動するようにする。
また、例えば、図6の(b)に示すようにレジセンサがシートの先端を検知してONとなった後、一旦、レジストローラの上流側のローラである高速の中継ローラを停止させるようにしている。そして、この後、所定時間TAが経過すると、中継ローラを駆動してループを形成し、さらに所定時間TBが経過すると、レジストローラを駆動するようにしている。
しかし、このような図6の(a)及び(b)に示す駆動制御の場合、ループを形成した後、レジストローラがプロセススピードに達するまでの間、中継ローラがプロセススピードにて駆動されるので、さらにループが出来てしまう。即ち、中継ローラを先に稼動させてループを作った後、レジストローラを立ち上げた場合、レジストローラを立ち上げて加速し、一定速になるまでの間にさらにループが出来てしまい、座屈の原因となってしまう。特に、画像形成装置の高速化でプロセススピードが速くなればなるほど短時間でループ量が大きくなる。ここで、その対策として、例えばループ空間を大きく取るようにすると、装置の大型化を招く。
また、レジストローラが一定速になるまでの時間を短縮するため、駆動連結をクラッチで行うようにすると、クラッチには10msec程度の連結時間の個体差があるため、装置により先端余白のばらつきが生じる。これは近年の高速化された画像形成装置ではさらに厳しくなる。例えば、プロセススピード300mm/sの画像形成装置では、連結時間が10msecばらついた場合、先端余白が3mmばらついてしまい、このバラツキを補正するためには別の制御手段が必要になってしまう。
さらに、高速化された画像形成装置では、レジ前ローラの加速立ち上げ中に所望のループ量が形成されるため、このようにレジストローラのみクラッチ連結した場合は、逆にレジストローラとレジ前ローラ間で逆にループがなくなってしまう。この結果、引っ張り合いによるモータの脱調や、引っ張り合いによりシートの搬送速度が変動し、先端余白がずれてしまう。
なお、レジストローラより上流側の全ての駆動連結をクラッチで行うようにすれば、このような問題は発生しないが、この場合は、クラッチ連結音が同時に発生することで、別の騒音が生じるようになる。また、コストアップの原因となってしまう。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、騒音を低減すると共に、確実にシートの斜行を補正することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、停止しているレジストローラに、前記レジストローラのシート搬送方向上流側に配置された搬送ローラにより搬送されるシートを突き当ててシートの斜行を補正し、斜行補正後、前記レジストローラ及び前記搬送ローラを駆動してシートを搬送するシート搬送装置において、前記レジストローラ及び前記搬送ローラの間に配置され、前記搬送ローラにより搬送されてくるシートを検知するシート検知部と、前記レジストローラを駆動する第1ステッピングモータと、前記搬送ローラを駆動する第2ステッピングモータと、を備え、前記シート検知部の検知に基づいて、前記搬送ローラを制御してシートを一旦停止させ、その後、前記レジストローラの駆動開始よりも早いタイミングで前記搬送ローラを駆動して、シートが所定量のループを形成後に前記レジストローラを駆動させ、前記搬送ローラによりシートにループを形成している時は、前記搬送ローラを、前記レジストローラを駆動する第1ステッピングモータが回転し始めることが可能な自起動周波数によるシートの搬送速度以下のシート搬送速度によって駆動し、所定量のループを形成した後に前記レジストローラと前記搬送ローラを加速し始めることを特徴とするものである。
本発明のように、搬送ローラを一旦停止させた後、搬送ローラを駆動し、停止しているレジストローラにシートを突き当てて撓ませるようにすることにより、騒音を低減することができる。また、シートが所定量撓んだ後、レジストローラ及び搬送ローラを同時に、かつ同一加速度で加速させながら駆動することにより、確実にシートの斜行を補正することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はカラーレーザプリンタ、1Aはカラーレーザプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)である。このプリンタ本体1AにはシートSに画像を形成する画像形成部1Bと、中間転写部1Cと、画像形成部1BにシートSを給送する給紙部1Dと、定着装置5が設けられている。なお、このカラーレーザプリンタ1は、シートの裏面に画像を形成することができるようになっており、このため表面(一面)に画像が形成されたシートSを反転させて再度、画像形成部1Bに搬送する再搬送部1Eが設けられている。
ここで、画像形成部1Bは、略水平方向に配置され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナー画像を形成する4つのプロセスステーション20(20Y,20M,20C,20K)を備えている。
このプロセスステーション20は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像を担持すると共に不図示のステッピングモータにより駆動される像担持体である感光体ドラム11(11Y,11M,11C,11K)を備えている。また、感光体ドラム表面を一様に帯電する帯電器12(12Y,12M,12C,12K)を備えている。
さらに、画像情報に基づいてレーザビームを照射して一定速度で回転する感光体ドラム上に静電潜像を形成するスキャナ13(13Y,13M,13C,13K)を備えている。また、感光体ドラム上に形成された静電潜像にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像装置14(14Y,14M,14C,14K)を備えている。そして、これら帯電器12、スキャナ13、現像装置14等は感光体ドラム11の周囲に回転方向に沿ってそれぞれ配されている。
給紙部1Dは、プリンタ本体下部に設けられ、シートSを収納する給紙カセット61〜64と、給紙カセット61〜64に積載収納されたシートSを送り出すピックアップローラ71〜74とを備えている。
そして、画像形成動作が開始されると、ピックアップローラ71〜74によりシートSは給紙カセット61〜64から一枚ずつ分離給送され、この後、搬送縦パス81を通過し、レジ前ローラ75を経てレジストローラ76に搬送される。ここで、このレジストローラ76は、シートSが突き当られてループを作成することにより、シートSの先端を倣わせ斜行を修正する機能を有している。また、シートSへの画像形成のタイミング、即ち、後述する中間転写ベルト上に担持されたトナー像に合わせて、所定のタイミングにてシートSを二次転写部へ搬送する機能を有している。
なお、レジ前ローラ75によりシートSが搬送される際、レジストローラ76は停止しており、このような停止状態のレジストローラ76にシートSを突き当てることにより、シートに撓みが形成される。そして、この後、シートSの剛性により、シート先端がレジストローラ76のニップに揃うようになることにより、シートSの斜行が補正される。また、この後、シートSの斜行が補正されると、レジストローラ76は後述するように中間転写ベルト31に形成されたトナー像とシートSの先端とが一致するタイミングで駆動される。
中間転写部1Cは、感光体ドラム11の外周速度と同期して矢印に示す各プロセスステーション20の配列方向に沿って回転駆動される中間転写ベルト31を備えている。ここで、この中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、中間転写ベルト31を挟んで二次転写領域を形成する従動ローラ32及び不図示のばねの付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ34に張架されている。
この中間転写ベルト31は、内側には4個の、それぞれ感光体ドラム11と共に中間転写ベルト31を挟持し、一次転写部を構成する一次転写ローラ35(35Y,35M,35C,35K)が配されている。なお、これら一次転写ローラ35は不図示の転写バイアス用電源に接続されている。そして、この一次転写ローラ35から中間転写ベルト31に転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の各色トナー像が順次中間転写ベルト31に多重転写され、中間転写ベルト31上にフルカラー画像が形成される。
また、従動ローラ34に対向するように2次転写ローラ41が配置されており、この2次転写ローラ41は中間転写ベルト31の最下方の表面に当接すると共に、レジストローラ76により搬送されたシートSを中間転写ベルト31と共に挟持搬送する。そして、2次転写ローラ41と中間転写ベルト31のニップ部をシートSが通過する際、この2次転写ローラ41にバイアスを印加することにより、シートSに中間転写ベルト上のトナー画像が2次転写される。
定着装置5は中間転写ベルト31を介してシート上に形成されたトナー画像をシートSに定着させるものであり、トナー像を保持したシートSは、この定着装置5を通過する際に熱及び圧力が加えられることによりトナー像が定着される。なお、51はプリンタ本体1Aの画像形成に必要な動作を制御する制御ユニットである。
次に、このように構成されたカラーレーザプリンタ1の画像形成動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、まず中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にあるプロセスステーション20Yにおいて、感光体ドラム11Yに対し、スキャナ13Yによりレーザ照射を行い、感光体ドラム上にイエローの潜像を形成する。この後、現像装置14Yにより、この潜像をイエローのトナーにより現像してイエローのトナー像を形成する。
次に、このようにして感光体ドラム11Y上に形成されたイエローのトナー像が、高電圧が印加された一次転写ローラ35Yにより、一次転写領域において中間転写ベルト31に一次転写される。次に、トナー像は中間転写ベルト31と共に、プロセスステーション20Yよりもトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像が形成される次のプロセスステーション20Mの感光体ドラム11Mと一次転写ローラ35Mとにより構成される一次転写領域に搬送される。
そして、中間転写ベルト上のイエロートナー像上に画像先端を合わせて次のマゼンタトナー像が転写される。以下、同様の工程が繰り返され、この結果、4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写され、中間転写ベルト上にフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム上に僅かに残った転写残トナーは感光体クリーナ15(15Y,15M,15C,15K)により回収され、再び次の画像形成に備える。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット61〜64に収容されたシートSは、ピックアップローラ71〜74により一枚ずつ分離給送された後、レジ前ローラ75を経由してレジストローラ76まで搬送される。
この時、レジストローラ76は停止しており、停止状態のレジストローラ76にシートSを突き当てることにより、シートSの斜行が補正される。また、斜行が補正された後、シートSは、シート先端と中間転写ベルト31に形成されたトナー像とが一致するタイミングで回転を開始するレジストローラ76により、2次転写ローラ41と中間転写ベルト31とのニップ部に搬送される。
そして、2次転写ローラ41と中間転写ベルト31により挟持搬送されると共に、2次転写ローラ41と中間転写ベルト31のニップ部を通過する際、2次転写ローラ41に印加されるバイアスにより、シートSに中間転写ベルト上のトナー画像が2次転写される。
次に、トナー像が2次転写されたシートSは、定着前搬送装置42により定着装置5へと搬送される。そして、定着装置5は、対向するローラ、もしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えてシートS上にトナー像を溶融固着させる。
そして、このようにして得られた定着画像を有するシートSを、そのまま排紙トレイ65上に排出する場合には排紙搬送パス82に、両面画像形成を行う場合には反転誘導パス83に搬送されるべく経路選択が行われる。なお、両面に画像を形成する場合、シートSは反転誘導パス83からスイッチバックパス84へと引き込まれ、第2反転ローラ対79の回転方向を正逆転させるスイッチバック動作を行うことで先後端を入れ替え、両面搬送パス85へと搬送される。
この後、ピックアップローラ71〜74より搬送されてくる後続ジョブのシートSとのタイミングを合わせて再合流し、同様にレジストローラ76を経て二次転写部へと送られる。なお、この後の裏面(2面目)に対する画像形成プロセスに関しては、既述した表面(1面目)の場合と同様である。
また、シートSを反転排紙させる場合には、定着装置5をシートSが通過後、反転誘導パス83からスイッチバックパス84へと引き込む。そして、引き込まれたシートSは、第1反転ローラ対78の逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに搬送され、排紙トレイ65に排出される。
ところで、図1において、124は給紙部1Dにより給送されたシートSを画像形成部1Bに搬送するシート搬送装置である。このシート搬送装置124は、既述したレジストローラ76と、レジストローラ76のシート搬送方向上流側に配置された搬送ローラであるレジ前ローラ75とを備えている。
図2は、このようなシート搬送装置124の構成を示す図である。図2に示すように、レジストローラ76は第1ステッピングモータであるレジストローラ駆動モータM2により駆動される。また、レジ前ローラ75は第2ステッピングモータであるレジ前ローラ駆動モータM1により駆動される。さらに、レジストローラ76及びレジ前ローラ75の間には、シートの先端位置を検知するシート検知部であるレジセンサSNが設けられている。
なお、図2において、90、91はシート搬送路Rを形成する上部ガイド及び下部ガイドである。また、LSは、シート搬送路Rのレジストローラ76及びレジ前ローラ75との間に部分に設けられたレジループ空間である。なお、このレジループ空間LSでは、不図示の手差し給紙部から手差し搬送路R1を経てレジストローラ76に搬送されたシートもループ(撓み)が形成される。
ここで、本実施の形態において、ステッピングモータであるレジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1は、シートの搬送量をそのパルス量により制御可能である。また、レジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1は、シートの搬送速度や加速度、減速度も自在に設定可能である。
図3は、シート搬送装置124の制御ブロック図であり、図3において、501は制御ユニット51に設けられたCPU(演算制御部)であり、このCPU501には画像信号の他、レジセンサSNからの先端検知信号が入力される。そして、CPU501は、このレジセンサSNからの先端検知信号に基づいてレジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1を駆動するようにしている。
ところで、本実施の形態では、斜行補正の際、シートをレジ前ローラ75によりプロセススピードよりも速い速度で搬送すると共に、図2の(b)に示すように、レジストローラ76のニップのやや手前(近傍)の位置でシートSが停止するように制御している。これにより、シートがレジストローラ76に突き当たることがなくなるので、打突音の発生を防ぐことができる。
また、この後、レジ前ローラ75を先に駆動して図2の(b)に示すように、レジストローラ76及びレジ前ローラ75の間にてループを作成し、シートSの斜行を補正する。ここで、レジ前ローラ75のループ作成中のシート搬送速度は、レジストローラ駆動モータM2の自起動周波数に対応した回転により駆動されるレジストローラ76のシート搬送速度以下の、シート搬送速度に設定する。
さらに、ループが形成されると、レジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1を同時に、かつ同一加速度にて加速を行い、レジ前ローラ75及びレジストローラ76を加速立ち上げするようにしている。
図4は、本実施の形態に係るシーケンスと、従来のシーケンスとを示す図である。従来のシーケンスでは、図4の(b)に示すとおり、レジ前ローラ駆動モータM1を立ち上げ加速中にレジストローラ駆動モータM2を加速するようにしている。この場合、レジ前ローラ75とレジストローラ76との間に速度差が生じるため、斜行に有効なループ量に相当する領域B以降もループが成長してしまう。なお、図4の(b)に示す領域Cの面積が、レジスタート後、成長してしまうループ量に相当する。
ここで、例えば所望のループ量を6mm、自起動周波数速度を100mm/sec、加速度を10,000mm/sec、加速後の搬送速度を600mm/secとする。そして、この場合、6mmのループが形成してからレジストローラ駆動モータM2の加速を開始したとすると、成長してしまうループ量は、領域Cの面積を算出すると、約9.6mmとなり、合計約15.6mmのループが形成されてしまう。
この場合、シートSの座屈が生じ、このようにシートSが座屈してしまうと、ジャムを引き起こすことになる。また、ジャムに至らなかったとしても、シートSには、座屈箇所で折れ癖がついてしまい、2次転写部にて画像を転写する際に画像不良を引き起こす原因になってしまったり、この後の搬送路においてジャムを引き起こしたりする原因となってしまう。
なお、この対策として、レジストローラ駆動モータM2の立ち上げ開始を早めることも可能であるが、この場合はループ空間に対してループ量が小さい状態にてシートSの搬送を開始してしまうので、斜行補正能力は弱まってしまう。また、逆にループ空間を大きく取っておくことも可能であるが、この場合は既述したように装置の大型化を招く。
そこで、本実施の形態においては、図4の(a)に示す通り、レジ前ローラ75のループ作成中のシート搬送速度は、レジストローラ駆動モータM2の自起動周波数によるレジストローラ76でのシート搬送速度以下の速度とするようにする。そして、斜行補正に必要なループ量を形成した後、レジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1を同時に、かつ同じ大きさの加速度にて加速を行うようにする。
なお、レジ前ローラ75でのループ作成中のシート搬送速度をレジストローラ駆動モータM2の自起動周波数によるレジストローラ76でのシート搬送速度以下の速度としている。このため、レジ前ローラ駆動モータM1の自起動周波数はレジストローラ駆動モータM2の自起動周波数よりも小さく設定されている。しかし、レジ前ローラ駆動モータM1によるシート搬送速度を低速にすればするほど時間がかかってしまう。したがって、生産性を考慮すると、レジ前ローラ75のループ作成中のシート搬送速度は、レジストローラ駆動モータM2の自起動周波数によるレジストローラ76でのシート搬送速度か若しくはそれに近い速度に設定するのがよい。
このように制御することにより、図2の(c)に示すように、一定のループ量を保ちながら、すなわち余計なループが成長することなく、シートSは2次転写部へと搬送される。これにより、予めループ空間に対して最大のループ量を形成しておくことが可能になるので省スペースなループ空間においても最大限の斜行補正能力を発揮することが可能となる。
また、シートSは、通常時よりも遅い速度にてレジストローラ76のニップに突き当るため、この時、発生する打突音(衝突音)は小さくなる。さらに、通常時よりも遅い速度にてレジストローラ76のニップに突き当るため、ループ作成中にレジストローラ76のニップをシートSが突き抜け難くなり、突き抜けによる整合不良や先端余白バラツキを抑えることも可能になっている。
次に、このような構成のシート搬送装置124の駆動シーケンスについて図5に示すフローチャートを用いて説明する。
カラーレーザプリンタ1にて、プリントジョブがスタートすると、既述した作像プロセスにより、中間転写ベルト31上にフルカラー画像、あるいは白黒画像が形成される。また、これに並行してCPU501から、得られた画像信号に対して所望のタイミングで給紙信号が出力されて給紙カセット61〜64から給紙が行われ、シートSはレジ前ローラ75へと搬送される。
ここで、本実施の形態でのプロセススピード(プロセス速度)は300mm/secであり、生産性を向上させるため、この際のシート搬送速度はプロセススピードよりも速い600mm/secに設定してある。
シートSを受け取ったレジ前ローラ75は同速度にてシートSを搬送していく。この後、レジセンサSNにてシート先端を検知すると(S101のY)、既述した図2の(a)に示すようにレジストローラ76のニップのやや手前の位置でシートSが停止するようにレジ前ローラ駆動モータM1をパルス管理にて制御する。すなわち、CPU501は、レジセンサSNからのシート先端検知信号に基づき、シートSがレジストローラ76のニップのやや手前の位置で停止するようにパルスカウントを開始する(S102)。
そして、カウントされるパルス数が、予め決められている所定のパルス数となったか、すなわちレジ前ローラ75がシートを所定パルス搬送したかを判断する(S103)。レジ前ローラ75がシートを所定パルス搬送すると(S103のY)、レジ前ローラ駆動モータM1を停止してレジ前ローラ75を停止させる(S104)。この時、シートSはループを形成することなく停止する。そして、このように高速にて搬送されてきたシートSはレジストローラ76のニップ直前にて停止するので、レジストローラ76への打突音は発生しない。
次に、画像信号に対して搬送開始タイミングになったかを判断し(S105)、搬送開始タイミングになると(S105のY)、画像タイミングに合わせるべくレジ前ローラ75及びレジストローラ76を回転させてシートの搬送をスタートさせる。ここで、本実施の形態においては、まず、レジストローラ76の駆動開始よりも早いタイミングでレジ前ローラ75を駆動する。これにより、図2の(b)に示すように、レジストローラ76及びレジ前ローラ75の間にてループが作成され、シートSの先端がレジストローラ76に倣うようになり、シートSの斜行補正が行われる。
ここで、作成するループはレジループ空間LSに対して座屈しない範囲で可能な限り大きく形成するようにしており、形成するループ量はレジ前ローラ駆動モータM1のパルス数によって管理する。すなわち、シートの搬送スタートからパルスカウントを開始して、予め決められている所定のパルス数がカウントされるまでシートを搬送させることにより、シートに所望(所定)のループ量のループを形成するようにする。
なお、このように作成するループ量をレジループ空間LSに対して座屈しない範囲で可能な限り大きくしておくと、既述したようにレジストローラ76に対してシートSを押し付ける方向に大きな分力が働くので、斜行補正能力は向上する。
また、レジ前ローラ75によるループ作成中のシート搬送速度はレジストローラ駆動モータM2の自起動周波数以下の、所定の自起動周波数での速度、例えば100mm/secに設定しておく。つまり、本実施の形態において、CPU501は、搬送開始タイミングになると(S105のY)、レジストローラ駆動モータM2を制御し、レジ前ローラ75を所定の自起動周波数にて回転させ、シートの搬送を開始する(S106)。これにより、シートSは、通常時よりも遅い速度にてレジストローラ76のニップに突き当るため、この時、発生する打突音(衝突音)は小さくてすみ、この後、ループ形成時に発生する上部及び下部ガイド90,91とシートSの摺擦音も小さくなる。
次に、レジ前ローラ75を駆動するレジ前ローラ駆動モータM1のパルスをカウントし(S107)、カウントされるパルス数が、予め決められている所定のパルス数となったか、即ちレジ前ローラ75がシートを所定パルス搬送したかを判断する(S108)。そして、レジ前ローラ75がシートを所定パルス搬送したと判断すると(S108のY)、レジストローラ駆動モータM2及びレジ前ローラ駆動モータM1を同加速度にて加速を行う。これにより、レジ前ローラ75及びレジストローラ76は、同加速度にて加速立ち上げされる(S109)。
なお、レジストローラ駆動後のシート搬送速度は、すなわち斜行補正後のプロセススピードよりも速い600mm/secとしておく。この後、所定量を600mm/secにて搬送すると共に、パルス数をカウントし、レジ前ローラ75がシートを所定パルス搬送したかを判断する(S111)。
そして、カウントされるパルス数が所定のパルス数となったか、すなわちレジ前ローラ75及びレジストローラ76がシートを所定パルス搬送したと判断すると(S111のY)、画像タイミングに合わせてプロセススピードまで減速させる(S112)。この後、シートをプロセススピードにより二次転写部へと搬送し、シートへの転写を行う(S113)。
このように制御することにより、図2の(c)に示すように、一定のループ量を保ちながら、すなわち余計なループが成長することなく、シートSは2次転写部へと搬送される。これにより、予めループ空間に対して最大のループ量を形成しておくことが可能になり、省スペースなループ空間においても最大限の斜行補正能力を発揮することが可能である。
このように、本実施の形態においては、レジストローラ近傍でシートを一旦停止し、この後、レジ前ローラ75を先に一定の速度で駆動し、ループ形成後にレジストローラ76及びレジ前ローラ75を同時に、かつ同一加速度で加速させながら駆動している。これにより、打突音、ループ形成時に発生する騒音を低減することができると共に、突き抜けによる整合不良や先端余白バラツキ、ループ過多による座屈等の搬送不良や、それに起因する画像不良を防止することができる。
つまり、レジ前ローラ75を一旦停止させた後、レジ前ローラ75を駆動し、停止しているレジストローラ76にシートを突き当てて撓ませるようにすることにより、騒音を低減することができる。また、シートが所定量撓んだ後、レジストローラ76及びレジ前ローラ75を同時に、かつ加速開始後、同一加速度で加速させながら駆動することにより、確実にシートの斜行を補正することができる。これにより、高生産性を達成し得るカラーレーザプリンタ(画像形成装置)を提供することができる。
なお、シートのサイズによってはレジストローラ76と、例えば図1の縦パスローラ77のようなレジ前ローラ75のシート搬送方向上流に配置された中継ローラとが同一シートSを同時に搬送する場合がある。この場合には、ループ形成後、レジストローラ76及びレジ前ローラ75によりシートを搬送する際、シート搬送の負荷とならないよう縦パスローラ77もレジ前ローラ75と同様の制御を行うようにする。
すなわち、レジセンサSNがシートを検知すると、レジストローラ76と共に同一シートを搬送可能な縦パスローラ77を一旦停止させた後、縦パスローラ77をレジ前ローラ75と共に一定速度で駆動する。そして、シートが所定量撓んだ後、縦パスローラ77、レジストローラ76及びレジ前ローラ75を同時に、かつ同一加速度で加速させながら駆動する。
もしくは、シートが所定量撓んだ後、レジストローラ76及びレジ前ローラ75と共に、縦パスローラ77が同時に、かつ同一加速度で加速されながら駆動するように縦パスローラ77の駆動列中にワンウェイクラッチを配置するようにしても良い。これにより、シートSはレジ前ローラ75の制御にならって搬送されることになるので同等の効果が得られる。また、シートSの両面に作像する場合もシート搬送装置の駆動シーケンスは同様のシーケンスとすることで同等の効果が得られる。
ところで、これまでの説明においては、レジストローラ近傍にシートを停止させる場合について説明したが、本発明は、これに限らず、レジストローラ76のニップにややシート先端が到達する状態で停止させるように構成しても良い。
この場合には、レジセンサSNがシートを検知すると、レジ前ローラ駆動モータM1を減速し、レジ前ローラ駆動モータM1が停止する直前にてシートSがレジストローラ76のニップに到達するように制御する。そして、このようにシートを減速させながら一旦停止させるようにすることにより、シートSは低速にてレジストローラ76のニップに打突することになるので、その打突音は小さくなる。
また、本実施の形態では、画像形成部1Bにシートを搬送するシート搬送装置の制御について本発明を適用する例を説明したが、自動原稿搬送装置における原稿を搬送するシート搬送装置においても本発明を適用しても良い。
本発明の実施の形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示す図。 上記シート搬送装置の構成を示す図。 上記シート搬送装置の制御ブロック図。 上記シート搬送装置のシーケンスと、従来のシーケンスを示す図。 上記シート搬送装置の駆動シーケンスを示すフローチャート。 従来の斜行補正の際の駆動シーケンスを示す図。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
1B 画像形成部
51 制御ユニット
75 レジ前ローラ
76 レジストローラ
124 シート搬送装置
501 CPU(演算制御部)
M1 レジ前ローラ駆動モータ
M2 レジストローラ駆動モータ
SN レジセンサ
S シート

Claims (9)

  1. 停止しているレジストローラに、前記レジストローラのシート搬送方向上流側に配置された搬送ローラにより搬送されるシートを突き当ててシートの斜行を補正し、斜行補正後、前記レジストローラ及び前記搬送ローラを駆動してシートを搬送するシート搬送装置において、
    前記レジストローラ及び前記搬送ローラの間に配置され、前記搬送ローラにより搬送されてくるシートを検知するシート検知部と、
    前記レジストローラを駆動する第1ステッピングモータと、
    前記搬送ローラを駆動する第2ステッピングモータと、を備え、
    前記シート検知部の検知に基づいて、前記搬送ローラを制御してシートを一旦停止させ、その後、前記レジストローラの駆動開始よりも早いタイミングで前記搬送ローラを駆動して、シートが所定量のループを形成後に前記レジストローラを駆動させ、前記搬送ローラによりシートにループを形成している時は、前記搬送ローラを、前記レジストローラを駆動する第1ステッピングモータが回転し始めることが可能な自起動周波数によるシートの搬送速度以下のシート搬送速度によって駆動し、所定量のループを形成した後に前記レジストローラと前記搬送ローラを加速し始めることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第2ステッピングモータは、前記第1ステッピングモータの、自起動周波数に応じた回転により駆動される前記レジストローラのシート搬送速度と同じ速度かそれよりも低速で回転が制御されることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記シート検知部がシートを検知すると、シートをレジストローラ近傍で一旦停止させるように前記第1ステッピングモータの回転を制御することを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
  4. 前記シート検知部がシートを検知すると、減速させながらシートを前記レジストローラに突き当てた後、一旦停止させるように前記第1ステッピングモータの回転を制御することを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
  5. 前記レジストローラと前記搬送ローラとの加速開始後の加速度を同一に設定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記搬送ローラのシート搬送方向上流側に、シートを前記レジストローラと共に搬送可能な中継ローラを備え、
    前記中継ローラと前記レジストローラがシートを同時に搬送する場合には、前記シート検知部がシートを検知すると、前記搬送ローラ及び前記中継ローラを一旦停止させた後、前記搬送ローラ及び前記中継ローラを一定速度で駆動し、シートが所定量撓んだ後、前記レジストローラ、前記搬送ローラ及び前記中継ローラを同時に、かつ同一加速度で加速させながら駆動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記搬送ローラのシート搬送方向上流側に、シートを前記レジストローラと共に搬送可能な中継ローラを備え、
    前記中継ローラは、シートが所定量撓んだ後、前記レジストローラ及び前記搬送ローラと共に同時に、かつ同一加速度で加速されながら駆動されるようにワンウェイクラッチを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部にシートを搬送する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記搬送ローラが一旦停止する前のシート搬送速度及び前記レジストローラ駆動後のシート搬送速度を、前記画像形成部のプロセス速度よりも速くし、シートに画像が形成される前に前記プロセス速度まで減速することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
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