JP2010111394A - 包装材料および包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】主部としての紙製の箱本体と、箱本体に固着された異質部としてのプラスチックフィルムとを容易に分離することができる包装材料を提供する。
【解決手段】箱本体3の天板4の裏側には、プラスチックフィルム7が天板4に固着されている。固着部位9は天板4の取り出し口5の口縁とプラスチックフィルム7の外縁との間に位置にしている。プラスチックフィルム7の外縁は自由端になっている。天板4には、分断予定部10が形成されており、この分断予定部10に囲まれた領域が分離部15となる。分断予定部10はミシン目11、11と切り込み部13、13とで構成されている。ミシン目11、11に沿って破断することで先ず箱本体3から分離部15を容易に分離でき、さらにその分離部15からプラスチックフィルム7を引き剥がすことで、プラスチックフィルム7と箱本体3を構成する紙とを容易に分別することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばティッシュペーパーを収容する包装箱の包装材料に係り、特に紙製の箱本体に紙とは異質な材料であるプラスチックフィルムが固着されている包装材料に関するものである。
特許文献1に記載されたクッキングペーパーの収納箱(=包装箱)は、開口が形成されたカートンと、カートンの内側に強接着されたプラスチックフィルム片とで構成されている。従って、このクッキングペーパーの収納箱をリサイクルするには、カートンとプラスチックフィルム片とを分別しなければならない。
しかし、前記クッキングペーパーの収納箱では、カートンの内側にプラスチックフィルム片を強接着させているので、プラスチックフィルム片をカートンから剥がすのは思いのほか力が必要で面倒である。
このように異種材料で構成されているものとしては、他にティッシュペーパーを収容する包装箱があり、同様の問題を有する。
特開平10−35690号公報
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、主部と主部とは異なる異質部とによって構成された包装材料で包装体を形成した場合でも、主部と異質部とを容易に分離することができるよう、工夫された包装材料を提供することをその目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、シート状主部と、前記主部とは異質な材料によって構成され、前記主部に一部が固着されたシート状異質部とから成る包装材料において、前記主部には前記異質部との固着部位を囲んで容易に破断できる分断予定部が形成されていることを特徴とする包装材料である。
請求項2の発明は、請求項1の包装材料において、分断予定部はミシン目と前記ミシン目に連なる切り込み線とで構成されていることを特徴とする包装材料である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した包装材料において、主部は紙製であり、異質部はプラスチック製であることを特徴とする包装材料である。
請求項4の発明は、請求項3に記載した包装材料の折り曲げにより直方体に立体形成された、ティッシュペーパーを収容する包装箱であって、包装材料は開口が形成された主部と、スリットが形成され、前記開口を閉鎖した状態で前記開口を囲んで固着された異質部とからなり、天板に前記異質部が配置されていることを特徴とする包装箱である。
本発明の包装材料によれば、固着部位を囲んで容易に破断できる分断予定部を主部に形成したので、箱などの包装体に形成した後に、主部と異質部とを容易に分離することができるようになる。
本発明の実施の形態1に係るティッシュペーパーを収容するティッシュペーパー包装箱1について説明する。
このティッシュペーパー包装箱1はシート状の包装材料の折り曲げにより略直方体に立体形成されている。
符号3は紙製の主部で構成された箱本体を示し、この箱本体3の天板4の中央部には、略長方形の取り出し口(=開口)5が形成されている。
符号7は異質部としての長方形のプラスチックフィルムを示し、このプラスチックフィルム7が取り出し口5を閉鎖した状態となるように、天板4の裏側から固着されている。プラスチックフィルム7には取り出し口5から表出する部分にティッシュペーパーの取り出し用のスリットが形成されている。
固着部位9は天板4の取り出し口5の口縁とプラスチックフィルム7の外縁との間に位置にしており、長方形の枠状を為している。この固着部位9では、天板4とプラスチックフィルム7とが接着剤を介して固着されている。なお、固着部位9はプラスチックフィルム7の外縁までは延びておらず、プラスチックフィルム7の外縁は自由端になっている。
符号10は線状の分断予定部を示し、この分断予定部10は天板4に形成されている。分断予定部10によって囲まれた部分である分離部15はプラスチックフィルム7より僅かに大きいサイズの長方形を為しており、固着部位9とプラスチックフィルム7の外縁を囲むように形成されている。
分断予定部10は、ミシン目11、11と切り込み部13、13とで構成されており、このミシン目11、11と切り込み部13、13は連なっている。互いに対向する短辺がミシン目11、11となっており、また互いに対向する長辺が切り込み部13、13となっている。
次に、このティッシュペーパー包装箱1に収容された図示しないティッシュペーパーを使い切った後に、ティッシュペーパー包装箱1を箱本体3からプラスチックフィルム7を分離する作業について説明する。
まず、指先を一方の切り込み部13から箱本体3内に差し込み、分離部15の角付近を摘む。前記のように分離部15はプラスチックフィルム7より僅かに大きいサイズに形成されており、分断予定部10の近傍にプラスチックフィルム7の外縁が位置しているので、分離部15と共にプラスチックフィルム7を摘むことになる。
そして、分離部15を一方のミシン目11に沿って引っ張り上げて、一方のミシン目11を順次破断により分断していく。一方のミシン目11を破断し終えると、分離部15が残りの他方のミシン目11でのみ箱本体3と連設された状態となる。
次に、図2に示すように、分離部15の角付近を摘んだまま、切り込み部13、13に沿って分離部15をめくり上げた後、他方のミシン目11に沿って引っ張り上げて、他方のミシン目11を順次破断により分断していく。他方のミシン目11を破断し終えると、図3に示すように、分離部15が箱本体3から完全に分離される。
上記したように分離部15と共にプラスチックフィルム7を摘むことになるので、分離部15はプラスチックフィルム7と重なった状態で引っ張られることになる。従って、分離部15をミシン目11に沿って引っ張り上げていく際に、プラスチックフィルム7は分離部15を補強する効果を発揮することになる。よって、ミシン目11から生じた破断部分が横にそれるのを防止でき、ミシン目11に沿ってきれいに破断することができる。
このように、箱本体3に分断予定部10を形成しておくことにより、分離部15を箱本体3から容易に分離することができる。
次に、分離部15に固着されたプラスチックフィルム7の端を摘んで引っ張り上げ、プラスチックフィルム7を分離部15から引き剥がす。
上記したように、プラスチックフィルム7の外縁が自由端となっているので、プラスチックフィルム7の端を容易に摘むことができ、簡単な作業でプラスチックフィルム7を分離部15から引き剥がすことができる。
上記の作業により、紙材とプラスチック材とを完全に分離できる。分離部15が取り除かれた箱本体3と、プラスチックフィルム7が剥がされた分離部15は、共に紙資源としてリサイクルに供することができる。一方、プラスチックフィルム7は、プラスチック資源としてリサイクルに供することができる。
図4に示す、実施の形態2に係るティッシュペーパー包装箱21について説明する。
このティッシュペーパー包装箱21は、実施の形態1に係るティッシュペーパー包装箱1と略同様の構成となっているので、ティッシュペーパー包装箱1と相違する構成部分のみを説明することとし、ティッシュペーパー包装箱1と同じ構成部分については、実施の形態1と同じ符号を付すことで説明を省略する。
このことは、後述する実施の形態3についても適用する。
符号23は分断予定部を示し、この分断予定部23は天板4の固着部位9を囲むように形成されている。分断予定部23は、実施の形態1とは異なりプラスチックフィルム7より一回り小さい長方形を為している。この分断予定部23に囲まれた領域が分離部29となる。
分断予定部23は、ミシン目25、25と切り込み部27、27とで構成されており、このミシン目25、25と切り込み部27、27は連なっている。互いに対向する短辺がミシン目25、25となっており、また互いに対向する長辺が切り込み部27、27となっている。
このように、分断予定部23は固着部位9よりも外側に備えられていればよく、必ずしもプラスチックフィルム7より外側に備える必要はない。
ティッシュペーパー包装箱21では、プラスチックフィルム7の外縁が分断予定部23より外側に備えられており、分断予定部23に囲まれた部分である分離部15全体がプラスチックフィルム7と完全に重なった状態となっている。従って、分離部15の分離作業を行う際に、分離部15を摘めば、必ず分離部15と共にプラスチックフィルム7を摘むことになる。よって、実施の形態1において説明したように、ミシン目11から生じた破断部分が横にそれるのを防止でき、ミシン目11に沿ってきれいに破断することができる。
図5に示す、実施の形態3のティッシュペーパー包装箱31について説明する。
符号33は分断予定部を示し、この分断予定部33は天板4の固着部位9を囲むように形成されている。この分断予定部33に囲まれた領域が分離部39となる。
分断予定部33の互いに対向する短辺がミシン目35、35となっている。ミシン目35、35の中央部分は湾曲した湾曲線37、37になっており、その湾曲線37、37に沿って外側に向かって突出する円弧状部38、38が形成されている。
ティッシュペーパー包装箱31を箱本体3からプラスチックフィルム7を分離する際には、一方の円弧状部38を指で押しながら湾曲線(ミシン目)37に沿って破断する。湾曲線37(ミシン目)の破断後は、当該円弧状部38をさらに内方に押し込んで折り返し、その折り返し部分を指で掴んだまま、引っ張り上げて、その両側のミシン目35に沿って順次破断していく。
このように、ミシン目35の一部を湾曲させれば、極めて容易に破断することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
本発明の包装材料は、上記実施の形態1から3で示したティッシュペーパー包装箱だけでなく、収容物が外側から見えるように、打ち抜き穴に透明なプラスチックフィルムを貼り付けた菓子等を収容する包装箱の包装材料にも適用できる。
また、包装材料により形成される包装体の形状は、箱に限定されず、袋などでもよい。
上記実施の形態では、分断予定部10をミシン目11、11と切り込み部13、13とによって構成したが、本発明はこれに限定されず、分断予定部をハーフカット部によって構成してもよい。ここでハーフカット部とは周辺部分より厚さ寸法を小さくして破断し易くする加工が施された部分である。また、このハーフカット部とミシン目、またはハーフカット部と切り込み部とによって分断予定部を構成してもよい。
また、分断予定部を形成するための加工は天板4の表面側、裏面側のいずれの方向側から行ってもよいのは勿論である。
本発明の実施の形態1に係るティッシュペーパー包装箱の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る作業を説明するための図である。 図2に続く作業を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係るティッシュペーパー包装箱の平面図である。 本発明の実施の形態3に係るティッシュペーパー包装箱の平面図である。
符号の説明
1…ティッシュペーパー包装箱 3…箱本体
4…天板 5…取り出し口
7…プラスチックフィルム 9…固着部位
10…分断予定部 11、11…ミシン目
13、13…切り込み部 15…分離部
21…ティッシュペーパー包装箱 23…分断予定部
25、25…ミシン目 27、27…切り込み部
29…分離部 31…ティッシュペーパー包装箱
33…分断予定部 35、35…ミシン目
37、37…湾曲線(ミシン目) 38…円弧状部
39…分離部

Claims (4)

  1. シート状主部と、前記主部とは異質な材料によって構成され、前記主部に一部が固着されたシート状異質部とから成る包装材料において、前記主部には前記異質部との固着部位を囲んで容易に破断できる分断予定部が形成されていることを特徴とする包装材料。
  2. 請求項1の包装材料において、分断予定部はミシン目と前記ミシン目に連なる切り込み線とで構成されていることを特徴とする包装材料。
  3. 請求項1または2に記載した包装材料において、主部は紙製であり、異質部はプラスチック製であることを特徴とする包装材料。
  4. 請求項3に記載した包装材料の折り曲げにより直方体に立体形成された、ティッシュペーパーを収容する包装箱であって、包装材料は開口が形成された主部と、スリットが形成され、前記開口を閉鎖した状態で前記開口を囲んで固着された異質部とからなり、天板に前記異質部が配置されていることを特徴とする包装箱。
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