JP2000281155A - ティッシュペーパ用包装箱 - Google Patents
ティッシュペーパ用包装箱Info
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- tissue paper
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラスチックフィルムの窓貼りを設けたティ
ッシュペーパ用包装箱において、紙とプラスチックフィ
ルムとに容易に分離して廃棄することができるティッシ
ュペーパ用包装箱を提供することである。 【解決手段】 天面板、正面板、背面板、左側面板、右
側面板、底面板からなり、前記天面板に環状ミシン目を
設け該環状ミシン目に沿って引き裂くことにより周囲を
窓枠状に残して取り出し口を形成可能とし、かつ、前記
取り出し口となる部分を内側から覆うようスリットを有
する略矩形状の窓貼りフィルムを設けたティッシュペー
パ用包装箱において、天面板に窓貼りフィルムが天面板
の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目を設けた
ものである。
ッシュペーパ用包装箱において、紙とプラスチックフィ
ルムとに容易に分離して廃棄することができるティッシ
ュペーパ用包装箱を提供することである。 【解決手段】 天面板、正面板、背面板、左側面板、右
側面板、底面板からなり、前記天面板に環状ミシン目を
設け該環状ミシン目に沿って引き裂くことにより周囲を
窓枠状に残して取り出し口を形成可能とし、かつ、前記
取り出し口となる部分を内側から覆うようスリットを有
する略矩形状の窓貼りフィルムを設けたティッシュペー
パ用包装箱において、天面板に窓貼りフィルムが天面板
の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目を設けた
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ティッシュペーパ
用包装箱において、その使用後に紙とプラスチックフィ
ルムに容易に分離して廃棄することができるようにした
ティッシュペーパ用包装箱に関するものである。
用包装箱において、その使用後に紙とプラスチックフィ
ルムに容易に分離して廃棄することができるようにした
ティッシュペーパ用包装箱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ティッシュペーパ用包装箱として
は、包装箱本体の天面板に取り出し口を形成するよう周
囲に窓枠状に残して環状にミシン目を設け、その取り出
し口となる部分を内側から覆うようスリットを有するポ
リエチレン等からなるプラスチックフィルムを窓貼りと
して貼着されたものが知られている。また，容器リサイ
クルの高まりから異材質の分離による廃棄が消費者サイ
ドでも求められるようになってきている。しかしなが
ら、従来のティッシュペーパ用包装箱は上記のように窓
貼りにプラスチックフィルムを用いているため、紙とし
て再生利用するためには包装箱の側面の接着部を剥がし
筒状となった状態で、手を入れプラスチックフィルムの
窓貼りを剥がさなければならず、包装箱の解体およびプ
ラスチックフィルムの分離に手間がかかり非常に面倒で
あるため、このような窓貼りフィルムを設けたティッシ
ュペーパ用包装箱の紙とプラスチックフィルムとの分別
廃棄は実際上困難であった。
は、包装箱本体の天面板に取り出し口を形成するよう周
囲に窓枠状に残して環状にミシン目を設け、その取り出
し口となる部分を内側から覆うようスリットを有するポ
リエチレン等からなるプラスチックフィルムを窓貼りと
して貼着されたものが知られている。また，容器リサイ
クルの高まりから異材質の分離による廃棄が消費者サイ
ドでも求められるようになってきている。しかしなが
ら、従来のティッシュペーパ用包装箱は上記のように窓
貼りにプラスチックフィルムを用いているため、紙とし
て再生利用するためには包装箱の側面の接着部を剥がし
筒状となった状態で、手を入れプラスチックフィルムの
窓貼りを剥がさなければならず、包装箱の解体およびプ
ラスチックフィルムの分離に手間がかかり非常に面倒で
あるため、このような窓貼りフィルムを設けたティッシ
ュペーパ用包装箱の紙とプラスチックフィルムとの分別
廃棄は実際上困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プラ
スチックフィルムの窓貼りを設けたティッシュペーパ用
包装箱において、紙とプラスチックフィルムとに容易に
分離して廃棄することができるティッシュペーパ用包装
箱を提供することである。
スチックフィルムの窓貼りを設けたティッシュペーパ用
包装箱において、紙とプラスチックフィルムとに容易に
分離して廃棄することができるティッシュペーパ用包装
箱を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のティッシュペー
パ用包装箱は、天面板、正面板、背面板、左側面板、右
側面板、底面板からなり、前記天面板に環状ミシン目を
設け該環状ミシン目に沿って引き裂くことにより周囲を
窓枠状に残して取り出し口を形成可能とし、かつ、前記
取り出し口となる部分を内側から覆うようスリットを有
する略矩形状の窓貼りフィルムを設けたティッシュペー
パ用包装箱において、天面板に窓貼りフィルムが天面板
の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目が形成さ
れたものであり、このように構成することにより，使用
後に裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天面板の一
部を分離し、窓貼りフィルムを剥がして、紙とプラスチ
ックフィルムに分別して廃棄することができる。
パ用包装箱は、天面板、正面板、背面板、左側面板、右
側面板、底面板からなり、前記天面板に環状ミシン目を
設け該環状ミシン目に沿って引き裂くことにより周囲を
窓枠状に残して取り出し口を形成可能とし、かつ、前記
取り出し口となる部分を内側から覆うようスリットを有
する略矩形状の窓貼りフィルムを設けたティッシュペー
パ用包装箱において、天面板に窓貼りフィルムが天面板
の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目が形成さ
れたものであり、このように構成することにより，使用
後に裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天面板の一
部を分離し、窓貼りフィルムを剥がして、紙とプラスチ
ックフィルムに分別して廃棄することができる。
【０００５】また、上記ティッシュペーパ用包装箱にお
いて、分離用ミシン目が、前記スリットにそれぞれ平行
な２本の第１ミシン目および第２ミシン目からなり、第
１ミシン目および第２ミシン目の両端が左側面板内及び
右側面板内で連結されたものとすることにより、包装箱
を解体せずに裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天
面板の一部を分離することができ、紙とプラスチックフ
ィルムに分別する手間を少なくすることができる。
いて、分離用ミシン目が、前記スリットにそれぞれ平行
な２本の第１ミシン目および第２ミシン目からなり、第
１ミシン目および第２ミシン目の両端が左側面板内及び
右側面板内で連結されたものとすることにより、包装箱
を解体せずに裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天
面板の一部を分離することができ、紙とプラスチックフ
ィルムに分別する手間を少なくすることができる。
【０００６】また、上記ティッシュペーパ用包装箱にお
いて、分離用ミシン目が、前記スリットにそれぞれ平行
な２本の第１ミシン目および第２ミシン目と、第１ミシ
ン目に連接し正面板と左側面板の角部に達する第３ミシ
ン目と、第１ミシン目に連接し正面板と右側面板の角部
に達する第４ミシン目と、第２ミシン目に連接し背面板
と左側面板の角部に達する第５ミシン目と、第２ミシン
目に連接し背面板と右側面板の角部に達する第６ミシン
目からなるものとすることにより、包装体を解体と同時
に裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天面板の一部
を分離することができ、紙とプラスチックフィルムに分
別する手間をさらに少なくすることができる。
いて、分離用ミシン目が、前記スリットにそれぞれ平行
な２本の第１ミシン目および第２ミシン目と、第１ミシ
ン目に連接し正面板と左側面板の角部に達する第３ミシ
ン目と、第１ミシン目に連接し正面板と右側面板の角部
に達する第４ミシン目と、第２ミシン目に連接し背面板
と左側面板の角部に達する第５ミシン目と、第２ミシン
目に連接し背面板と右側面板の角部に達する第６ミシン
目からなるものとすることにより、包装体を解体と同時
に裏面に窓貼りフィルムが接着した状態で天面板の一部
を分離することができ、紙とプラスチックフィルムに分
別する手間をさらに少なくすることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を引用して本発明の実
施の形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態を示
す斜視図、図２は第１実施形態における展開図、図３は
第２実施形態を示す斜視図、Ａ，Ｂはティッシュペーパ
用包装箱、１は天面板、２は正面板、３は底面板、４は
背面板、５は左側面板、６は右側面板、51,52,53,54 は
左側面フラップ、61,62,63,64 は右側面フラップ、７は
貼着片、81,82,83,84,91,92 は折り目線、11は環状ミシ
ン目、12,12'は第１ミシン目、13,13'は第２ミシン目、
14は第３ミシン目、15は第４ミシン目、16は第５ミシン
目、17は第６ミシン目、Ｍは分離用ミシン目、Ｆは窓貼
りフィルム、Ｓはスリット、Ｔ１，Ｔ２は摘み部，Ｋ
１，Ｋ２，Ｋ３，Ｋ４は角部をそれぞれ表す。
施の形態を説明する。図１は本発明の第１実施形態を示
す斜視図、図２は第１実施形態における展開図、図３は
第２実施形態を示す斜視図、Ａ，Ｂはティッシュペーパ
用包装箱、１は天面板、２は正面板、３は底面板、４は
背面板、５は左側面板、６は右側面板、51,52,53,54 は
左側面フラップ、61,62,63,64 は右側面フラップ、７は
貼着片、81,82,83,84,91,92 は折り目線、11は環状ミシ
ン目、12,12'は第１ミシン目、13,13'は第２ミシン目、
14は第３ミシン目、15は第４ミシン目、16は第５ミシン
目、17は第６ミシン目、Ｍは分離用ミシン目、Ｆは窓貼
りフィルム、Ｓはスリット、Ｔ１，Ｔ２は摘み部，Ｋ
１，Ｋ２，Ｋ３，Ｋ４は角部をそれぞれ表す。
【０００８】図２は、第１実施形態の展開図であって、
貼着片７、正面板２、天面板１、背面板４、底面板３が
４本の折り目線81,82,83,84 を介して順次連設され、正
面板２、天面板１、背面板４、底面板３のそれぞれ左端
に折り目線91を介して左側面フラップ52, 51,54,53が連
設され、右端に折り目線92を介して右側面フラップ62,6
1,64,63 が連設されている。本実施形態に用いたブラン
クの板紙は、坪量が２５０g のコートボール紙を使用
し、通常の打ち抜き機で折り目と切れ目線およびミシン
目線を設けたものであり、表面には、オフセット印刷法
により文字と絵柄を印刷されたものである。
貼着片７、正面板２、天面板１、背面板４、底面板３が
４本の折り目線81,82,83,84 を介して順次連設され、正
面板２、天面板１、背面板４、底面板３のそれぞれ左端
に折り目線91を介して左側面フラップ52, 51,54,53が連
設され、右端に折り目線92を介して右側面フラップ62,6
1,64,63 が連設されている。本実施形態に用いたブラン
クの板紙は、坪量が２５０g のコートボール紙を使用
し、通常の打ち抜き機で折り目と切れ目線およびミシン
目線を設けたものであり、表面には、オフセット印刷法
により文字と絵柄を印刷されたものである。
【０００９】図２の展開状態から、貼着板７、正面板
２、天面板１、背面板４および底面板３を折り目線81,8
2,83,84 により順次折り曲げ、底面板３の裏面に貼着片
７を接着し筒状とし、開口部からティッシュペーパを充
填した後、左側面フラップ52,51,54,53 を折り目線91に
より折り曲げ左側面フラップ53と左側面フラップ51を接
着し、さらに右側面フラップ62,61,64,63 を折り目線92
により折り曲げ右側面フラップ63と右側面フラップ61を
接着して図１のティッシュペーパ用包装箱Ａに組み立て
られる。
２、天面板１、背面板４および底面板３を折り目線81,8
2,83,84 により順次折り曲げ、底面板３の裏面に貼着片
７を接着し筒状とし、開口部からティッシュペーパを充
填した後、左側面フラップ52,51,54,53 を折り目線91に
より折り曲げ左側面フラップ53と左側面フラップ51を接
着し、さらに右側面フラップ62,61,64,63 を折り目線92
により折り曲げ右側面フラップ63と右側面フラップ61を
接着して図１のティッシュペーパ用包装箱Ａに組み立て
られる。
【００１０】天面板１には、中央に環状ミシン目11が設
けられ、その環状ミシン目11に沿って引き裂くことによ
り周囲が窓枠状に残り内側が長円状に開口して取り出し
口が形成されるようになっている。その取り出し口とな
る部分を内側から覆うように天面板１の裏面には略矩形
の窓貼りフィルムＦが貼着されている。この窓貼りフィ
ルムＦには、取り出し口となる環状ミシン目11の中央に
位置し長手方向に延びる直線状のスリットＳが設けられ
ている。また、天面板１の環状ミシン目11の外周には窓
貼りフィルムＦを囲むように分離用ミシン目Ｍが形成さ
れており、そのミシン目に沿って引き裂くことにより窓
貼りフィルムＦが天面板１と一体となった状態で天面板
１の一部を分離することができるようになっている。
けられ、その環状ミシン目11に沿って引き裂くことによ
り周囲が窓枠状に残り内側が長円状に開口して取り出し
口が形成されるようになっている。その取り出し口とな
る部分を内側から覆うように天面板１の裏面には略矩形
の窓貼りフィルムＦが貼着されている。この窓貼りフィ
ルムＦには、取り出し口となる環状ミシン目11の中央に
位置し長手方向に延びる直線状のスリットＳが設けられ
ている。また、天面板１の環状ミシン目11の外周には窓
貼りフィルムＦを囲むように分離用ミシン目Ｍが形成さ
れており、そのミシン目に沿って引き裂くことにより窓
貼りフィルムＦが天面板１と一体となった状態で天面板
１の一部を分離することができるようになっている。
【００１１】この分離用ミシン目Ｍは、天面板１に長手
方向全面に渡って設けられスリットＳに平行な２本の第
１ミシン目12および第２ミシン目13から形成され、第１
ミシン目12および第２ミシン目の左端が左側面板内で互
いに収束し、右端が右側面板内で互いに収束するように
なっており、それぞれの末端に引き裂き用の摘み部Ｔ１
およびＴ２が設けられている。本実施形態のティッシュ
ペーパ用包装箱Ａを廃棄する際には、左側面板５の摘み
部Ｔ１もしくは右側面板６の摘み部Ｔ２のいずれかを摘
み引き上げると、第１切り目12および第２切り目13に沿
って切り裂かれ、裏面に窓貼りフィルムＦが接着した状
態で天面板１の一部がティッシュペーパ用包装箱Ａから
分離することができる。この状態で、裏面の窓貼りフィ
ルムＦを剥がし取れば、紙とフィルムとに完全に分離し
て廃棄することができる。残ったティッシュペーパ用包
装箱Ａは、左側面板５および右側面板６の接着部をそれ
ぞれ剥がし、偏平とし紙として廃棄される。このように
本実施形態のティッシュペーパ用包装箱Ａでは、使用後
に包装箱を解体することなく、窓貼りフィルムＦを簡単
に剥がし取り、紙とプラスチックフィルムを完全に分別
して廃棄することができるのである。
方向全面に渡って設けられスリットＳに平行な２本の第
１ミシン目12および第２ミシン目13から形成され、第１
ミシン目12および第２ミシン目の左端が左側面板内で互
いに収束し、右端が右側面板内で互いに収束するように
なっており、それぞれの末端に引き裂き用の摘み部Ｔ１
およびＴ２が設けられている。本実施形態のティッシュ
ペーパ用包装箱Ａを廃棄する際には、左側面板５の摘み
部Ｔ１もしくは右側面板６の摘み部Ｔ２のいずれかを摘
み引き上げると、第１切り目12および第２切り目13に沿
って切り裂かれ、裏面に窓貼りフィルムＦが接着した状
態で天面板１の一部がティッシュペーパ用包装箱Ａから
分離することができる。この状態で、裏面の窓貼りフィ
ルムＦを剥がし取れば、紙とフィルムとに完全に分離し
て廃棄することができる。残ったティッシュペーパ用包
装箱Ａは、左側面板５および右側面板６の接着部をそれ
ぞれ剥がし、偏平とし紙として廃棄される。このように
本実施形態のティッシュペーパ用包装箱Ａでは、使用後
に包装箱を解体することなく、窓貼りフィルムＦを簡単
に剥がし取り、紙とプラスチックフィルムを完全に分別
して廃棄することができるのである。
【００１２】本発明の第２実施形態のティッシュペーパ
用包装箱Ｂは、図３に示すように，全体形状は第１実施
形態と同じであり、天面板１に設けられた分離用ミシン
目の形状が第１実施形態と異なるものである。天面板１
の分離用ミシン目の形状は、図３に示すように、スリッ
トＳに平行で窓貼りフィルムＦの長手方向の長さと略同
一もしくは長く形成された２本の第１ミシン目12' と第
２ミシン目13' と、第１ミシン目12' に連設し正面板２
と左側面板５の角部Ｋ１に達する第３ミシン目と、第１
ミシン目12' に連接し正面板２と右側面板６の角部Ｋ２
に達する第４ミシン目と、第２ミシン目13' に連接し背
面板４と左側面板５の角部Ｋ３に達する第５ミシン目
と、第２ミシン目13' に連接し背面板４と右側面板６の
角部Ｋ４に達する第６ミシン目から構成される。
用包装箱Ｂは、図３に示すように，全体形状は第１実施
形態と同じであり、天面板１に設けられた分離用ミシン
目の形状が第１実施形態と異なるものである。天面板１
の分離用ミシン目の形状は、図３に示すように、スリッ
トＳに平行で窓貼りフィルムＦの長手方向の長さと略同
一もしくは長く形成された２本の第１ミシン目12' と第
２ミシン目13' と、第１ミシン目12' に連設し正面板２
と左側面板５の角部Ｋ１に達する第３ミシン目と、第１
ミシン目12' に連接し正面板２と右側面板６の角部Ｋ２
に達する第４ミシン目と、第２ミシン目13' に連接し背
面板４と左側面板５の角部Ｋ３に達する第５ミシン目
と、第２ミシン目13' に連接し背面板４と右側面板６の
角部Ｋ４に達する第６ミシン目から構成される。
【００１３】第２の実施形態のティッシュペーパ用包装
箱Ｂを使用後に廃棄する際には、左側面板５の接着部を
剥がした後、左側面フラップ51を持って右方向に力を入
れると、第３ミシン目14と第５ミシン目16に沿って切れ
始め、第１ミシン目12' 、第２ミシン目13' 、第４ミシ
ン目15および第６ミシン目17が切れて、裏面に窓貼りフ
ィルムＦが接着した状態で天面板１の一部がティッシュ
ペーパ用包装箱Ｂから分離することができる。この状態
で、裏面の窓貼りフィルムＦを剥がし取れば、プラスチ
ックフィルムと紙とに完全に分離して廃棄することがで
きる。第２実施形態のものでは、裏面に窓貼りフィルム
Ｆが接着した状態で天面板の一部を分離すると、包装体
は偏平な状態となっており、第１実施形態のように、天
面板の一部を分離した後、包装体を偏平にする必要がな
く廃棄する手間が一層少なくすることができる。
箱Ｂを使用後に廃棄する際には、左側面板５の接着部を
剥がした後、左側面フラップ51を持って右方向に力を入
れると、第３ミシン目14と第５ミシン目16に沿って切れ
始め、第１ミシン目12' 、第２ミシン目13' 、第４ミシ
ン目15および第６ミシン目17が切れて、裏面に窓貼りフ
ィルムＦが接着した状態で天面板１の一部がティッシュ
ペーパ用包装箱Ｂから分離することができる。この状態
で、裏面の窓貼りフィルムＦを剥がし取れば、プラスチ
ックフィルムと紙とに完全に分離して廃棄することがで
きる。第２実施形態のものでは、裏面に窓貼りフィルム
Ｆが接着した状態で天面板の一部を分離すると、包装体
は偏平な状態となっており、第１実施形態のように、天
面板の一部を分離した後、包装体を偏平にする必要がな
く廃棄する手間が一層少なくすることができる。
【００１４】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、ティッシュペーパ用包装箱の窓貼りフ
ィルムが一体となった状態で天面板の一部を分離し、窓
貼りフィルムを剥がし取り、紙とプラスチックフィルム
に容易に分別して廃棄できるものであれば、いかなるも
のでもよく、分離ミシン目の形状等は種々変更可能であ
る。
るものではなく、ティッシュペーパ用包装箱の窓貼りフ
ィルムが一体となった状態で天面板の一部を分離し、窓
貼りフィルムを剥がし取り、紙とプラスチックフィルム
に容易に分別して廃棄できるものであれば、いかなるも
のでもよく、分離ミシン目の形状等は種々変更可能であ
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明のティッシュペーパ用包装箱を用
いると、中身の使用後の空の包装箱の廃棄時に、天面板
に設けられた分離用ミシン目により、裏面に窓貼りフィ
ルムが接着した状態で天面板の一部を分離したのち、窓
貼りフィルムを剥がし取ればに紙とプラスチックフィル
ムとに容易に分離して廃棄することができる。
いると、中身の使用後の空の包装箱の廃棄時に、天面板
に設けられた分離用ミシン目により、裏面に窓貼りフィ
ルムが接着した状態で天面板の一部を分離したのち、窓
貼りフィルムを剥がし取ればに紙とプラスチックフィル
ムとに容易に分離して廃棄することができる。
【図１】本発明の第１実施形態を示す斜視図。
【図２】第１実施形態における展開図。
【図３】本発明の第２実施形態を示す斜視図。
Ａ，Ｂ ティッシュペーパ用包装箱 １ 天面板 ２ 正面板 ３ 底面板 ４ 背面板 ５ 左側面板 51,52,53,54 左側面フラップ ６ 右側面板 61,62,63,64 右側面フラップルム ７ 貼着片 81,82,83,84,91,92 折り目線 11 環状ミシン目 12,12' 第１ミシン目 13,13' 第２ミシン目 14 第３ミシン目 15 第４ミシン目 16 第５ミシン目 17 第６ミシン目 Ｆ 窓貼りフィルム Ｋ１，Ｋ２，Ｋ３，Ｋ４ 角部 Ｍ 分離用ミシン目 Ｓ スリット Ｔ１，Ｔ２ 摘み部
Claims (3)
- 【請求項１】 天面板、正面板、背面板、左側面板、右
側面板、底面板からなり、前記天面板に環状ミシン目を
設け該環状ミシン目に沿って引き裂くことにより周囲を
窓枠状に残して取り出し口を形成可能とし、かつ、前記
取り出し口となる部分を内側から覆うようスリットを有
する略矩形状の窓貼りフィルムを設けたティッシュペー
パ用包装箱において、天面板に窓貼りフィルムが天面板
の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目が形成さ
れたことを特徴とするティッシュペーパ用包装箱。 - 【請求項２】 前記分離用ミシン目が、前記スリットに
それぞれ平行な２本の第１ミシン目および第２ミシン目
からなり、第１ミシン目および第２ミシン目の両端が左
側面板内及び右側面板内で連結されていることを特徴と
する請求項１記載のティッシュペーパ用包装箱。 - 【請求項３】 前記分離用ミシン目が、前記スリットに
それぞれ平行な２本の第１ミシン目および第２ミシン目
と、第１ミシン目に連接し正面板と左側面板の角部に達
する第３ミシン目と、第１ミシン目に連接し正面板と右
側面板の角部に達する第４ミシン目と、第２ミシン目に
連接し背面板と左側面板の角部に達する第５ミシン目
と、第２ミシン目に連接し背面板と右側面板の角部に達
する第６ミシン目からなることを特徴とする請求項１記
載のティッシュペーパ用包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067899A JP2000281155A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ティッシュペーパ用包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067899A JP2000281155A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ティッシュペーパ用包装箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281155A true JP2000281155A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=14005207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9067899A Withdrawn JP2000281155A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | ティッシュペーパ用包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000281155A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005329982A (ja) * | 2004-05-20 | 2005-12-02 | Oji Nepia Kk | 表示機能を有する衛生用紙入りカートン |
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