JP2010109893A - イメージセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】シングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用するADC回路を有するイメージセンサにおいて、高解像度を維持して変換速度を向上させる。
【解決手段】ピクセルアレイ11と、各コラムごとに設けられた複数のコラム信号線23と、コラム信号線に出力されたアナログ検出信号を増幅するコラムアンプ25と、コラムアンプの出力するアナログ検出信号をそれぞれデジタル信号に変換するコラムADC部と、を備えるイメージセンサであって、各コラムADCは、入力保持機能を有する複数のADC回路30A,30Bを備え、複数のADC回路は、1個のコラムアンプの出力するアナログ検出信号を時分割でラッチしてデジタル信号に変換する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のピクセルを2次元に配列したピクセルアレイを有するイメージセンサに関し、特に各ピクセルのアナログ検出信号をデジタル信号に変換して出力するためのADC(Analog Digital Converter:AD変換)機能を有するイメージセンサに関する。
近年、デジタルカメラ、デジタルTVカメラ、携帯電話などに、CMOS、MOS、CCDなどの固体イメージセンサを使用した撮像装置が広く使用されており、内部にADC回路を有するものが使用されている。以下、CMOSイメージセンサを例として説明するが、開示の実施形態はこれに限定されるものではなく、MOS、CCDなどの固体イメージセンサにも適用可能である。
図1は、従来の固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。固体イメージセンサの構成は広く知られているので、固体イメージセンサの構成のうち特に関係する部分についてのみ説明し、ほかの説明は省略する。
固体イメージセンサでは、ピクセル内の各トランジスタの閾値のバラツキの影響を低減するため、検出信号から雑音信号を減算するCDS(二重相関サンプリング:Correlated Double Sampling))処理を行った上で検出信号をAD変換する。
図2は、CDS処理を行う場合の、ピクセルアレイ11の1個のピクセル10と、定電流源と、コラムアンプ18の1個のアンプ回路25と、コラムADC19の1個のADC回路30と、を示す図である。図2に示す要素の組みが、ロウ方向に複数組み配列される。
図2に示すように、アンプ回路25は、容量26と、増幅器27と、容量28およびスイッチ29と、を有する。アンプ回路25は、スイッチ29を開放した状態で、コラム信号線23の電圧を増幅して出力し、スイッチ29を閉じると、出力をリセットする。
ADC回路30は、スイッチ31と、容量32と、コンパレータ33と、容量34と、スイッチ35と、カウンタ&ラッチ回路36と、を有する。容量32の他方の電極にはRamp信号が供給される。カウンタ&ラッチ回路36は、開始信号からコンパレータ33の出力が変化するまでのクロック信号をカウントし、その結果を出力する。Ramp信号は、読出動作期間中は参照電圧であり、ADC動作期間中はシングルスロープ型のランプ波形である信号である。
図示のイメージセンサにおける動作は、読出動作とADC動作に分けられる。CDS処理を行う場合には、読出動作は、さらにノイズ読出と、信号読出と、に分けられる。
図2において、ノイズ読出期間では、TGをオフ状態にして、RSTをオン状態にして雑音信号(リセットノイズ信号)をコラム信号線23に読み出す。リセットノイズ信号の電圧は、アンプ回路25により増幅されて出力され、ADC回路30の容量34にリセットノイズ信号の電圧が保持される。
次の信号読出期間では、RSTをオフ状態にして、TGをオン状態にして、フォトダイオードPDの電荷量をコラム信号線23に読み出す。コラム信号線23に読み出された信号は、検出信号とリセットノイズ信号を合わせた仮検出信号で、仮検出信号はアンプ回路25で増幅されて、仮検出信号の電圧がADC回路30の容量32に保持される。これにより、コンパレータ33の非反転入力端子と反転入力端子間には、仮検出信号とリセットノイズ信号の差電圧、すなわち検出信号の電圧が設定される。
ADC動作期間では、容量32に印加するRamp信号がシングルスロープ型の変化を開始する。これに応じて、カウンタ&ラッチ回路36がクロックのカウントを開始する。コンパレータ33の2個の入力端子の電圧差は徐々に減少し、逆転する。これに応じてコンパレータ33の出力が反転するので、カウンタ&ラッチ回路36はその時のカウント値を出力する。これがアナログ検出信号をAD変換したデジタルデータである。
図3は、図1および図2に示した従来例における動作を示すタイムチャートである。
N行目のピクセルに対する読出動作は、ノイズ読出動作と信号読出動作からなる。信号読出動作では、検出信号を読み出して、ノイズ信号との差電圧を算出してADC回路に設定する転送動作が行われる。読出動作の後、検出信号とノイズ信号との差電圧をデジタル信号に変換するADC動作が行われる。容量32に印加されるRamp信号は、読出動作中は参照電圧であり、ADC動作中はシングルスロープ型のランプ波形に従って電圧が変化する。N行目のADC動作が終了すると、N+1行目の読出動作が開始され、それと同時にADC演算結果であるN行目のピクセルのデジタルデータがコラムADC19から画像処理回路21に送信される。このデジタルデータの送信は、N+1行目の読出動作が終了するまでの間に完了することが望ましいが、カウンタ&ラッチ回路36の出力するデジタルデータを一時的に記憶するバッファを設けることにより、N+1行目のADC動作が終了するまでに完了するようにできる。
図3に示すように、ADC動作は、読出動作に比べて処理時間が長いのが一般的である。これは、ADC処理の精度には、シングルスロープ型のランプ波形の傾きが関係しており、高精度のADC処理のためには傾きを小さくする必要があるためである。このため、上記のイメージセンサの読出サイクル(変換速度)は、ランプ波形のスイープ時間に制限される。
このように、イメージセンサの変換速度がランプ波形のスイープ時間に制限されて高速化できないという問題があるため、Ramp信号を使用しないADC処理、例えば逐次比較型ADC処理を使用することが考えられる。しかし、現状では、シングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用してADC処理を行うイメージセンサが一般的であり、ADC回路の後段の回路もシングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用したADC回路に適した構成を有している。もし、シングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用するADC回路でないほかの方式のADC回路を使用すると、これまでの回路が使用できず、これまで培ってきた各種のノウハウを生かせなくなり、画質の向上も難しくなるという問題が発生する。
近年、1000万画素を越える画素数のピクセルアレイを、14ビット以上の高解像度で60フレーム/秒(fps)などの高速で読み出し可能にするなどの要求があり、多画素化、高解像度化、高速化の際限のない向上が求められている。そのため、シングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用するADC回路を有するイメージセンサにおいて、変換速度を向上させる各種の構成が提案されている。
イメージセンサの変換速度を向上させる方法として、処理の並列性を向上する方法が提案されている。従来の処理の並列性を向上する構成では、アンプ回路およびADC回路の組みを2組設けて並列性を向上している。しかし、この構成では、アンプ回路およびADC回路の組みの特性が異なるため、どちらの組みで処理するかによりピクセルの検出結果であるデジタルデータに差を生じ、誤差のために高解像度化できないという問題がある。
特開2005−347932号公報 特開2005−348324号公報 特開2002−320146号公報
開示の実施形態は、シングルスロープ型のランプ波形を有する信号を使用するADC回路を有するイメージセンサにおいて、高解像度を維持して変換速度を向上させる。
開示の実施形態のイメージセンサは、2次元に配列された複数のピクセルを有するピクセルアレイと、前記ピクセルアレイの各コラムごとに設けられた複数のコラム信号線と、前記複数のコラム信号線に出力された前記ピクセルのアナログ検出信号をそれぞれ増幅する複数のコラムアンプと、前記複数のコラムアンプの出力するアナログ検出信号をそれぞれデジタル信号に変換する複数のコラムADCと、を備えるイメージセンサであって、各コラムADCは、入力保持機能を有する複数のADC回路を備え、各コラムADCの前記複数のADC回路は、1個のコラムアンプの出力するアナログ検出信号を時分割でラッチしてデジタル信号に変換することを特徴とする。
実施形態のイメージセンサは、ADC回路の処理が並列化される。ADC回路にCDS処理を行うものを使用すれば、製造バラツキによる回路の動作特性に誤差が生じにくい。そのため、高解像度を維持して変換速度を向上させることが可能である。
図4は、第1実施形態の固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。図4に示すように、第1実施形態の固体イメージセンサは、複数のピクセルをロウ(行)方向とコラム(列)方向の2次元に配列したピクセルアレイ11と;参照電圧バイアス電流発生回路12と;ADC処理のためのシングルスロープ型のランプ波形を発生するランプ発生回路13と;タイミングジェネレータ14と;垂直走査回路15と;論理回路16と;ピクセル内のトランジスタに印加する駆動信号をロウ(行)ごとに出力するピクセルドライバ17と;ピクセルのアナログ検出信号をコラムごとに増幅する複数のコラムアンプの列18と;複数のコラムアンプの増幅したアナログ検出信号をデジタル信号に変換する複数のコラムADCを有する第1コラムADC列19Aと;複数のコラムアンプの増幅したアナログ検出信号をデジタル信号に変換する複数のコラムADCを有する第2コラムADC列19Bと;第1および第2コラムADC列19A、19Bの変換結果(デジタルデータ)を順に出力するように制御する水平走査回路20と;変換結果に各種処理を施して画像デジタル信号を生成する画像処理回路21と;を有する。
固体イメージセンサの構成は広く知られているので、詳しい説明は省略する。
固体イメージセンサでは、ピクセル内の各トランジスタの閾値にバラツキがあると、読み出した検出信号がバラツキの分だけ変化する。また、各ピクセルから検出信号を読み出す前にピクセルを初期状態にリセットする必要がある。そこで、リセット信号を印加してピクセルを初期状態にすると共に初期状態に対応する検出信号を読み出して雑音(ノイズ)信号として記憶する。そして、検出信号を読み出し、検出信号から雑音信号を減算するCDS(二重相関サンプリング:Correlated Double Sampling))処理を行った上で検出信号をAD変換するのが一般的である。CDS処理により、トランジスタの閾値のバラツキによる影響が除去される。実施形態のイメージセンサでもCDS処理を行う。
図5は、第1実施形態における、ピクセルアレイ11の1個のピクセル10と、複数のコラムアンプ18の1個のアンプ回路25と、第1コラムADC列19Aの1個の第1ADC回路30Aと、第2コラムADC列19Bの1個の第2ADC回路30Bと、を示す図である。図5では、1個のピクセル10のみを示したが、コラム方向に複数のピクセル10が配列され、各ピクセルは共通のコラム信号線23に接続され、1本のコラム信号線23に1個のアンプ回路25が接続される。アンプ回路25の出力と、第1ADC回路30Aおよび第2ADC回路30Bの入力の間にスイッチ40が設けられ、アンプ回路25の出力を第1ADC回路30Aおよび第2ADC回路30Bのいずれに入力するかが制御可能である。参照番号24は、定電流原である。このようなピクセル10、コラム信号線23、定電流原24、アンプ回路25および第1および第2ADC回路30A、30Bの組みが、ロウ方向に複数組み配列される。
図5に示すように、ピクセル10は、アノードがグランドに接続されたフォトダイオードPDと、フォトダイオードPDのカソードに接続された読み出し用トランジスタTrGと、リセット電圧線15と読み出し用トランジスタTrGの間に接続された基準用(リセット用)トランジスタTrRと、ゲートが読み出し用トランジスタTrGと基準用トランジスタTrRの接続ノードに接続され、一方の被制御電極がコラム信号線23に接続された増幅用トランジスタTrAと、増幅用トランジスタTrAの他方の被制御電極と電源線22の間に接続された選択用トランジスタTrSと、を有する。図1のピクセルドライバ17は、読み出し信号TG、リセット信号RST、選択信号SLCTを、同一ロウの全ピクセルの読み出し用トランジスタTrGのゲート、基準用トランジスタTrRのゲートおよび選択用トランジスタTrSのゲートにそれぞれ印加する。電源線22には常時基準電圧が供給される。電源線22は、ロウ方向に伸びるように配置したり、ロウ方向とコラム方向の両方に伸びる格子状としてもよい。
コラム信号線23には、定電流源24およびアンプ回路25が接続される。
図6は、アンプ回路25、スイッチ40、第1ADC回路30Aおよび第2ADC回路30Bの具体的な回路構成を示す図である。
図6に示すように、アンプ回路25は、増幅器27と、増幅器27の入力端子とコラム信号線23の間に接続される容量26と、増幅器27の入力端子と出力端子の間に並列に接続された容量28およびスイッチ29と、を有する。アンプ回路25は、スイッチ29を開放した状態で、コラム信号線23の電圧を増幅して出力し、スイッチ29を閉じると、出力をリセットする。
第1ADC回路30Aは、TrPAと、容量32Aと、コンパレータ33Aと、容量34Aと、スイッチ35Aと、カウンタ&ラッチ回路36Aと、を有する。TrPAは、アンプ回路25の出力と、コンパレータ33Aの非反転入力端子との間に接続される。容量32Aは、一方の電極がコンパレータ33Aの非反転入力端子に、他方の電極にはRamp1信号が供給される。容量34Aは、コンパレータ33Aの反転入力端子と接地単位の間に接続される。スイッチ35Aは、コンパレータ33Aの出力端子と反転入力端子の間を接続状態にするかまたは遮断状態にする。カウンタ&ラッチ回路36Aは、図示していない開始信号に応じてクロック信号のカウントを開始し、コンパレータ33Aの出力が変化するとカウントを停止して、その結果を出力する。
第2ADC回路30Bは、第1ADC回路30Aと同様の構成を有する。TrPAとTrPBが、図5のスイッチ40を構成する。TrPAのゲートには切替信号SWが印加され、TrPBのゲートには切替信号SWをインバータ42で反転した信号が印加されるので、TrPAとTrPBは相補的に動作する。
ランプ信号発生回路41は、シングルスロープ型のランプ波形を有する信号Vslopeおよび参照電圧Vrefを出力する。信号Vslopeは、例えば、DACを使用して発生され、切り替え信号SWの変化に同期して変化を繰り返す。容量32Aの他方の電極は、トランジスタTrQ1AおよびTrQ2Aに接続される。TrQ1AはVslopeの信号線に接続され、TrQ2Aは参照電圧Vrefの信号線に接続される。TrQ1Aのゲートには切り替え信号SWをインバータ42で反転した信号が印加され、TrQ2Aのゲートには切り替え信号SWが印加される。従って、TrPAが接続状態の時には、容量32Aの他方の電極には参照電圧Vrefが印加され、TrPAが遮断状態の時には、容量32Aの他方の電極には信号Vslopeが印加される。言い換えれば、Ramp1は、SWがオン状態の時には参照電圧Vrefで、SWがオフ状態の時には信号Vslopeである。
同様に、第2ADC回路30Bの容量32Bの他方の電極は、トランジスタTrQ1BおよびTrQ2Bに接続される。TrQ1BはVslopeの信号線に接続され、TrQ2Bは参照電圧Vrefの信号線に接続される。TrQ1Bのゲートには切り替え信号SWが印加され、TrQ2Bのゲートには切り替え信号SWをインバータ42で反転した信号が印加される。従って、TrPBが接続状態の時には、容量32Bの他方の電極には参照電圧Vrefが印加され、TrPBが遮断状態の時には、容量32Bの他方の電極には信号Vslopeが印加される。言い換えれば、Ramp2は、SWがオン状態の時には信号Vslopeで、SWがオフ状態の時には参照電圧Vrefである。
図7は、実施形態のイメージセンサの動作を示すタイムチャートである。実施形態のイメージセンサにおける動作は、読出動作とADC動作に分けられ、読出動作は、さらにノイズ読出と、信号読出と、に分けられる。アンプ回路25は、N行目のピクセルの読出動作を行い、検出信号を第1ADC30Aに設定し、第1ADC30AはN行目のピクセルの検出信号のADC処理を開始する。第1ADC30AがN行目のピクセルの検出信号のADC処理を開始すると同時に、アンプ回路25は、N+1行目のピクセルの読出動作を行い、検出信号を第2ADC30Bに設定する。そして、第1ADC30AにおけるN行目のピクセルの検出信号のADC処理が完了すると、第2ADC30BがN+1行目のピクセルの検出信号のADC処理を開始し、同時にアンプ回路25は、N+2行目のピクセルの読出動作を行い、検出信号を第1ADC30Aに設定する。以下、この動作を繰り返す。すなわち、アンプ回路25は、ピクセルの読出動作を連続して行い、第1ADC30Aおよび第2ADC30Bは、検出信号の設定とADC動作を交互に行う。これにより、イメージセンサの変換速度を従来例の約2倍に向上させることが可能である。
以下、第1実施形態のイメージセンサの動作を詳しく説明する。
図5から図7において、切り替え信号SWは「高(H)」の時に、アンプ回路25は、N行目のピクセルの読出動作を行い、検出信号を第1ADC30Aに設定する。第1ADC30Aは、アンプ回路25による検出信号の設定を受けられる状態になる。また、第2ADC30Bは、前のサイクルで設定されたN−1行目のピクセルの検出信号のADC処理を行う。次に切り替え信号SWが「低(L)」になると、アンプ回路25は、N+1行目のピクセルの読出動作を行い、検出信号を第2ADC30Bに設定する。第2ADC30Bは、アンプ回路25による検出信号の設定を受けられる状態になる。また、第1ADC30Aは、前のサイクルで設定されたN行目のピクセルの検出信号のADC処理を行う。
アンプ回路25は、各サイクルの最初に、スイッチ29を一旦接続状態にしてアンプ回路25をリセットした後遮断状態にする。ノイズ読出動作を開始すると、ピクセルドライバ17の出力するTGをオフ状態にして、RSTおよびSLCTをオン状態にしてTrAのゲートにリセット電圧を印加し、コラム信号線23に雑音信号(リセットノイズ信号)を出力する。なお、リセット信号RSTをオンにすることにより、TrAのゲート電圧はリセット電圧VRになり、それまでの状態にかかわらず一定の状態にリセットされる。このリセットノイズ信号の電圧は、アンプ回路25により増幅されて出力される。この時、第1ADC回路30Aで、TrPAを導通状態(接続状態)に、スイッチ35Aを接続状態にすると、容量34Aにリセットノイズ信号の電圧が印加される。この時、TrPBは非導通状態(遮断状態)なので、第2ADC回路30Bには信号は入力されない。この状態でTrPAおよび35Aを遮断状態にすると、リセットノイズ信号の電圧が容量34Aに保持される。以上がノイズ読出処理である。
次の信号読出動作では、スイッチ29を一旦接続状態にしてアンプ回路25をリセットした後遮断状態にする。そして、RSTをオフ状態に、TGおよびSLCTをオン状態にすると、フォトダイオードPDの露光量に対応する電荷(検出信号)がTrAのゲートに転送されて電圧に変換される。この電圧はTrAで増幅されて、コラム信号線23に出力され、コラム信号線23は仮検出信号の電圧に設定される。仮検出信号は、検出信号とリセットノイズ信号で、その電圧は、リセットノイズ信号電圧と検出信号電圧の和となる。仮検出信号は、アンプ回路25で増幅されて出力される。この時、TrPAを接続状態にすると、仮検出信号の電圧が容量32Aに印加され、TrPAを遮断状態にすると仮検出信号の電圧が容量32Aに保持される。以上で、読出動作が終了する。
読出動作が終了した時点では、コンパレータ33Aの非反転入力端子は仮検出信号の電圧に設定され、反転入力端子はリセットノイズ信号電圧に設定される。すなわち、コンパレータ33Aの2個の入力端子の電圧差は、検出信号の電圧になる。このように、読出起動さ期間では、ピクセルのノイズと検出信号が読み出され、その差に相当する電圧が第1ADC回路30Aに転送されて設定される。言い換えれば、第1ADC回路30Aは、読出動作期間で検出した検出信号を保持する。
第1ADC回路30Aにピクセルの検出信号が設定される間、第2ADC回路30Bは前の行のピクセルの検出信号のADC動作を行っている。
PDの信号電圧が同じであっても、増幅用トランジスタTrAの閾値(Vth)のバラツキによりピクセルから読み出した検出信号にバラツキを生じる。そこで、上記の構成では、あらかじめ雑音レベルをリセットノイズ信号電圧として読み出して記憶しておき、読み出した仮検出信号とリセットノイズ信号電圧の差を設定することにより、雑音レベルを除去している。
ADC動作期間では、容量32Aに印加する信号Ramp1がシングルスロープ型の変化を開始する。これに応じて、カウンタ&ラッチ回路36Aがクロックのカウントを開始する。コンパレータ33Aの2個の入力端子の電圧差は徐々に減少し、逆転する。これに応じてコンパレータ33Aの出力が反転するので、カウンタ&ラッチ回路36Aはその時のカウント値を出力する。これがアナログ検出信号をAD変換したデジタルデータである。
第1ADC回路30AがADC動作を行っている間、次の行のピクセルの検出信号が、第2ADC回路30Bに設定される。
第1ADC回路30AがADC動作を完了すると、ADC処理の結果であるデジタルデータは、画像処理回路に転送される。この転送動作は、ADC処理の次のサイクル、すなわち読出動作中に行う。
CDS処理は、アンプ回路25が1段目のCDSの役割を果たし、ADC回路30が2段目のCDSの役割を果たす。1段目のCDSの役割を果たすアンプ回路25は、その動作内容からピクセルからのノイズ信号および検出信号の読み出し動作と同じタイミングで動作する必要があり、1本のコラム信号線23に対して1個であることが望ましい。また、CDS処理の精度を考慮すると、最初の段階で大きくバラツキを除去する1段目のCDS処理を行うアンプ回路は、1本のコラム信号線23に対して1個であることが望ましい。さらに、2個以上のアンプ回路を設ける場合には、アンプ回路特性に個体間差が存在するので、CDS処理の効果の程度が異なり、デジタルデータ(画像データ)にノイズを生じてしまう。また、アンプ回路およびADC回路からなるコラム回路を2組設ければ並列動作が可能であるが、コラム回路全体を並列構成にすると、動作は可能であるが、回路面積や消費電力も増加してしまい、この点でも好ましくない。
第1実施形態のイメージセンサでは、ADC回路は2組設けるが、アンプ回路は1個であり、上記のような問題を防止または低減できる。さらに、第1実施形態のイメージセンサでも、ADC処理は異なるADC回路で行われることになり、デジタルデータに誤差を生じる原因になるが、第1実施形態ではCDS処理を行うタイプのADC回路を使用するため、ADC回路の個体差に起因するバラツキをキャンセルできるので、誤差を非常に小さくできる。特に、第1実施形態では、第1ADC回路30Aおよび第2ADC回路30Bに供給されるランプ波形の信号は、共通のランプ信号発生回路41から供給される信号であり、同じ特性を有する。このため、ランプ波形の信号の差異に起因する誤差は非常に小さくできる。
しかも、第1実施形態のイメージセンサでは、2行分のADC処理が並列化されているため、従来例に比べて変換速度を約2倍にすることができる。
第1実施形態のイメージセンサは、ADC回路の内部構成は従来例と同じであり、従来培われてきたノウハウや回路構成がそのまま使用可能であり、高速化を図っても従来と同様の高画質のデジタルデータが得られる。
ピクセルアレイ11においてコラム方向に伸びるコラム信号配線23は、ピクセル10の内部を伸びるため、配線数が増加してフォトダイオードPDの開口が狭くなると、ピクセルの感度が低下するという問題が発生する。そこで、コラム信号配線23の配線数は、フォトダイオードPDの開口が狭くならないように、1本であることが望ましい。
また、アンプ回路25と第1および第2ADC回路30A、30Bを有するコラム回路のレイアウトにおいても、ピクセルと同じピッチで配置する必要があり、アンプ回路25と第1および第2ADC回路30A、30Bはできるだけ配線数が少ないことが要求される。もしこれらの配線数が多い場合には、ピクセルと同じピッチで配置できないという問題が発生する。
ピクセルアレイ11からピクセルのピッチ当たり1本のコラム信号線が伸びるので、このコラム信号線の延長上にアンプ回路25と第1および第2ADC回路30A、30Bを直列に配置し、第1および第2ADC回路30A、30Bはレイアウトも同一になるようにする。このような配置は、アナログ信号伝達およびレイアウトの点からも、特性の差を生じにくい。
固体カラーイメージセンサは、ピクセルの前に赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタを配置する。一般に、2×2の4個のピクセルに対して、2個の緑フィルタ(Gr,Gb)と、1個の赤フィルタ(R)と、1個の青フィルタ(B)を配置する。このようなカラーフィルタの配置において、コラム方向の同じ列にGrとGbが配置され、コラム方向の同じ列にRとBが配置される第1フィルタ構成と、コラム方向の同じ列にGrとBが配置され、コラム方向の同じ列にRとGbが配置される第2フィルタ構成と、が使用される。
固体カラーイメージセンサでは、GrとGbの信号特性は同一であることが望ましい。第1フィルタ構成の場合、従来例では、GrとGbのピクセルの信号は、同一のアンプ回路およびADC回路で読み出し処理およびADC処理が行われるため、GrとGbの信号特性は近似している。第1実施形態でも、GrとGbのピクセルの信号は、同一のアンプ回路で処理され、ADC回路は異なるが上記の理由によりADC回路の個体差による影響は小さいので、GrとGbの信号特性は近似している。これに対して、第2フィルタ構成の場合、従来例では、GrとGbのピクセルの信号は、異なる列であり、異なるアンプ回路およびADC回路で読み出し処理およびADC処理が行われるため、GrとGbの信号特性に差が発生するとい問題がある。これは、第1実施形態でも同様である。次に説明する第2実施形態は、第2フィルタ構成においても、GrとGbの信号特性を近似したものにできる構成である。
図8は、第2実施形態のカラー固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。第2実施形態の固体イメージセンサは、複数のコラムアンプの列と、第1および第2の複数のコラムADCの列と、水平走査回路と、をピクセルアレイ11の上下にそれぞれ、設けたことが第1実施形態の固体イメージセンサと異なる。すなわち、ピクセルアレイ11の下側に、下コラムアンプの列18Lと;下第1コラムADC列19LAと;下第2コラムADC列19LBと;下水平走査回路20Lと;、を設け、ピクセルアレイ11の上側に、上コラムアンプの列18Uと;上第1コラムADC列19UAと;上第2コラムADC列19UBと;上水平走査回路20Uと;、を設ける。ほかの部分は、第1実施形態と同じである。
図9は、第2実施形態のカラー固体イメージセンサにおけるピクセル配置を示す図であり、(A)はカラーピクセルの配置を、(B)はカラーピクセル内の回路構成を示す。図9の(A)に示すように、第2実施形態のカラーピクセルの配置は、コラム方向の同じ列にGrとBが配置され、コラム方向の同じ列にRとGbが配置される第2フィルタ構成である。図9の(B)に示すように、各カラーピクセル10Gr、10Gb、10R、10Bの回路構成は図5の第1実施形態のピクセルと同じである。
図10は、第2実施形態における、ピクセルアレイ11内のカラーピクセル10Gr、10Gb、10R、10Bと、下定電流源24L、下アンプ回路25L、下スイッチ40L、下第1ADC回路30LA、下第2ADC回路30LB、上定電流源24U、上アンプ回路25U、上スイッチ40U、上第1ADC回路30UAおよび上第2ADC回路30UBの接続関係を示す図である。これらの要素の内部構成は、第1実施例のものと同じである。
図示のように、隣接する2本のコラム信号線23Pと23Qの一方23Pはカラーピクセル10Grと10Bに接続され、他方23Qはカラーピクセル10Gbと10Rに接続される。隣接する2本のコラム信号線23の上下端には、相補的に動作する下選択スイッチ51Lおよび上選択スイッチ51Uが設けられている。カラーピクセル10Grと10Rは同じ行であり、それらの検出信号を読み出す時には、下選択スイッチ51Lをコラム信号線23Pに接続し、上選択スイッチ51Uをコラム信号線23Qに接続し、カラーピクセル10Grと10Rの選択信号SLCTをオンにする。これにより、カラーピクセル10Grの検出信号はコラム信号線23Pに読み出されて、下アンプ回路25Lおよび下第1ADC回路30LAで処理される。同時に、カラーピクセル10Rの検出信号はコラム信号線23Qに読み出されて、上アンプ回路25Uおよび上第1ADC回路30UAで処理される。処理内容は第1実施例と同じである。同様に、カラーピクセル10Gbと10Bは同じ行であり、それらの検出信号を読み出す時には、下選択スイッチ51Lをコラム信号線23Qに接続し、上選択スイッチ51Uをコラム信号線23Pに接続し、カラーピクセル10Gbと10Bの選択信号SLCTをオンにする。これにより、カラーピクセル10Gbの検出信号はコラム信号線23Qに読み出されて、下アンプ回路25Lおよび下第1ADC回路30LAで処理される。同時に、カラーピクセル10Bの検出信号はコラム信号線23Pに読み出されて、上アンプ回路25Uおよび上第1ADC回路30UAで処理される。このように、カラーピクセル10Grと10Gbの検出信号は、同じ下アンプ回路25Lおよび下第1ADC回路30LAで処理される。
図11は、第2実施形態のイメージセンサの動作を示すタイムチャートである。図示のように、N行目のピクセル(ここではGrとR)の読出動作では、Grの検出信号が下アンプ回路25Lに入力されて下第1ADC回路30LAに設定され、Rの検出信号が上アンプ回路に入力されて下第1ADC回路30UAに設定される。次のN+1行目のピクセル(ここではGbとB)の読出動作では、Gbの検出信号が下アンプ回路25Lに入力されて下第2ADC回路30LBに設定され、Bの検出信号が上アンプ回路に入力されて下第2ADC回路30UBに設定される。このN+1行目のピクセルの読出動作中、下第1ADC回路30LAはGrのデジタル変換処理を行い、上第1ADC回路30UAはRのデジタル変換処理を行う。次のN+2行目のピクセル(ここではGrとR)の読出動作では、Grの検出信号が下アンプ回路25Lに入力されて下第1ADC回路30LAに設定され、Rの検出信号が上アンプ回路に入力されて下第1ADC回路30UAに設定される。このN+2行目のピクセルの読出動作中、下第2ADC回路30LBはGbのデジタル変換処理を行い、上第2ADC回路30UBはBのデジタル変換処理を行う。さらに、このN+2行目のピクセルの読出動作中、下第1ADC回路30LAはN行目のGrのデジタル変換処理結果を画像処理回路21に出力し、上第1ADC回路30UAはN行目のRのデジタル変換処理を画像処理回路21に出力する。
以上の第2実施形態の例は、ピクセルアレイの1コラムに1本ずつコラム線を設ける一般的なピクセルアレイ構成であるが、ピクセルアレイの2コラムで1本のコラム線を共有するピクセルアレイ構成の場合には、ピクセルとコラムアンプの間のスイッチは必ずしも設ける必要はない。
図3に示したように、読出動作は、ADC動作に比べて処理時間が短い。次に説明する第3実施形態のイメージセンサは、読出動作時間がADC動作時間の1/3より短い場合により一層並列性を向上して変換時間の短縮化を図る例である。
図12は、第3実施形態のカラー固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。第3実施形態の固体イメージセンサは、コラムADCの列を4個設けたことが第1実施形態の固体イメージセンサと異なる。すなわち、第1から第4コラムADC列19A〜19Dを設ける。ほかの部分は、第1実施形態と同じである。アンプ回路の出力は、第1から第4ADC回路のいずれかに設定される。
図13は、第3実施形態のイメージセンサの動作を示すタイムチャートである。上記のように、読出動作時間はADC動作時間の1/3より短いので、ADC動作時間の1/3の時間を周期とする。そして、アンプ回路は、1周期で読出動作を行って4個のADC回路に順にピクセルの検出信号を設定する。各ADC回路は、4周期分を1サイクルとして動作し、1周期で検出信号が設定されるように設定動作を行い、3周期でADC動作を行う。第1から第4ADC回路は、検出信号が設定された順に、1周期ずつずれて設定動作およびADC動作を行う。各ADC回路の変換結果は、設定動作中に行われる。
第3実施形態では、各コラム列のピクセルの検出信号は、ADC処理は4個のADC回路で処理されるが、読出動作は同一のアンプ回路で処理されるので、誤差が小さく、処理速度は従来の4倍近くに向上する。
以上、実施形態のイメージセンサを説明したが、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。
図1は、従来の固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。 図2は、CDS処理を行う場合の、ピクセルと、定電流源と、アンプ回路と、ADC回路と、を有する構成を示す図である。 図3は、従来例における動作を示すタイムチャートである。 図4は、第1実施形態の固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。 図5は、第1実施形態における、ピクセルと、定電流源と、アンプ回路と、ADC回路と、を有する構成を示す図である。 図6は、第1実施形態における、アンプ回路とADC回路の具体的な構成を示す図である。 図7は、第1実施形態の動作を示すタイムチャートである。 図8は、第2実施形態の固体イメージセンサの全体構成を示すブロック図である。 図9は、第2実施形態のカラー固体イメージセンサにおけるピクセル配置を示す図である。 図10は、第2実施形態における、ピクセルと、定電流源と、アンプ回路と、ADC回路と、を有する構成を示す図である。 図11は、第2実施形態の動作を示すタイムチャートである。 図12は、第3実施形態のカラー固体イメージセンサにおけるピクセル配置を示す図である。 図13は、第3実施形態の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 ピクセル
11 ピクセルアレイ
18 コラムアンプ列
19A 第1コラムADC列
19B 第2コラムADC列
25 アンプ回路
30A 第1ADC回路
30B 第2ADC回路

Claims (5)

  1. 2次元に配列された複数のピクセルを有するピクセルアレイと、
    前記ピクセルアレイの各コラムごとに設けられた複数のコラム信号線と、
    前記複数のコラム信号線に出力された前記ピクセルのアナログ検出信号をそれぞれ増幅する複数のコラムアンプと、
    前記複数のコラムアンプの出力するアナログ検出信号をそれぞれデジタル信号に変換する複数のコラムADCと、を備えるイメージセンサであって、
    各コラムADCは、入力保持機能を有する複数のADC回路を備え、
    各コラムADCの前記複数のADC回路は、1個のコラムアンプの出力するアナログ検出信号を時分割でラッチしてデジタル信号に変換することを特徴とするイメージセンサ。
  2. 前記ADC回路は、各コラムADCのほかのADC回路が保持したアナログ検出信号をデジタル信号に変換している時に前記コラムアンプの出力するアナログ検出信号をラッチし、各コラムADCのほかのADC回路が前記コラムアンプの出力するアナログ検出信号をラッチしている時に保持したアナログ検出信号をデジタル信号に変換する請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記ADC回路は、保持したアナログ検出信号が、シングルスロープ型のランプ波形と一致するまでの時間をカウントして前記アナログ検出信号をデジタル信号に変換する請求項1または2に記載のイメージセンサ。
  4. 隣接する2コラム分のピクセルに対応して2個の前記コラムアンプが配置され、
    ピクセルの持つカラーフィルタの色別に、前記2個のコラムアンプのうち、どちらかの経路を、アナログ検出信号を出力させるたびに、選択する請求項1から3のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  5. 1本のコラム信号線に接続される前記コラムアンプおよび前記コラムアンプの出力するアナログ検出信号をデジタル信号に変換する前記コラムADCは、前記ピクセルアレイの一方の辺に配置され、前記1本のコラム信号線に隣接する1本のコラム信号線に接続される前記コラムアンプおよび前記コラムアンプの出力するアナログ検出信号をデジタル信号に変換する前記コラムADCは、前記ピクセルアレイの他方の辺に配置される請求項1から4のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
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