JP2010109712A - 携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の携帯電子機器は、表示側本体2と操作側本体とがヒンジ部により回動自在に連結された折りたたみ形式のPHS端末であり、このPHS端末のフロントケース5aは、インサート板金11と樹脂板部21とを一体成形したもので、このインサート板金11は、ヒンジ部側の接合リブ13aの一端部に延設されるとともに回動部23の筒部23a内に延在する矩形板状のつば部14を備えている。
【選択図】図2
Description
この繊維強化プラスチックとしては、例えば、芳香族ポリカーボネート樹脂と、繊維長が140μm以下のガラス繊維を50重量%以上含むガラス繊維と、縮合リン酸エステルと、アルキル(メタ)アクリレート系重合体と、ポリテトラフルオロエチレンとを含むポリカーボネート樹脂組成物が提案されている(特許文献1)。
さらに、近年では、携帯電子機器の筐体自体の剛性を高めるために、繊維強化プラスチックとインサート板金とを一体成形したものを用いることも多くなっている。
例えば、従来の繊維強化プラスチックとインサート板金とを一体成形したものを用いて折り畳み式の携帯電子機器の筐体を作製した場合、筐体自体の剛性は高まるものの、筐体同士を回動自在に支持するヒンジ部に亀裂やマイクロクラック等が生じる虞があるという問題点があった。ヒンジ部に亀裂等が生じた場合、この亀裂が進行してヒンジ部が破壊してしまう虞もある。
すなわち、本発明の携帯電子機器は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、を備え、
前記第1の筐体及び前記第2の筐体の少なくとも一方は、樹脂部材にて形成されるとともに、外方に突出するつば部が形成されたインサート板金がインサート成形により一体成形され、
前記つば部は、前記ヒンジ部の周辺の一部を覆う位置に配置されて、前記樹脂部材に一体成形されていることを特徴とする。
前記第1の筐体及び前記第2の筐体のうち少なくとも一方と、前記インサート板金とを一体成形してケース部材としたことが好ましい。
なお、本実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために、携帯電子機器の一例としてPHS端末等の携帯電話端末について具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
以下の説明で用いる図面は、特徴を分かり易くするために、各構成要素の寸法比率を実際の寸法比率と異ならせている。
このPHS端末1は、表示側本体2と操作側本体3とがヒンジ部4により、このヒンジ部4の軸心を中心として回動自在に連結された折りたたみ形式のものであり、比較的に薄型のものである。
ここでは、PHS端末1がヒンジ部4により折り畳まれた場合に、表示側本体2と操作側本体3とが接触又は対向する面をそれぞれ表示側対向面2a及び操作側対向面3aとしている。
受話口7は、表示部6と同一平面上かつその外方に設けられたもので、表示側筐体5内に設けられたスピーカ(図示略)と連通する構成になっている。
送話口10は、操作部9と同一平面上かつその外方に設けられたもので、操作側筐体8内に設けられたマイクロフォン(図示略)と連通する構成になっている。
表示側本体2は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機エレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)素子等により形成され所望の画像や文字等を表示する表示部6と、インサート板金11と樹脂板部21とが一体的に形成され、表示部6を装着するフロントケース5aと、表示部6を駆動すると共にフロントケース5aに装着される回路基板31と、フロントケース5aと嵌合して回路基板31等を囲包するリアケース5bとを備えている。
なお、図2においては、説明の都合上、インサート板金11と樹脂板部21とを分離してあるが、実際には、インサート板金11と樹脂板部21とは一体成形されてフロントケース5aを構成している。
回動部23は、樹脂窓枠部22の一端部の両側に一体に形成された円筒状の筒部23a及び筒部23bと、この樹脂窓枠部22の一端部の中央部に一体に湾状に形成され支持部24の一部を覆う円弧板状のカバー部23cとにより構成されている。
つば部14の大きさや角度(θ)は、つば部14が筒部23aに一体化されて剛性を十分高めることができ、しかも筒部23aの回動に影響を及ぼさないものであればよく、特に制限されない。
例えば、操作者の不注意等によりPHS端末1を床に落としてしまった場合、落下した状態により表示側本体2または操作側本体3のいずれか、あるいは双方に衝撃が加わる。このとき、表示側本体2や操作側本体3自体が外部からの衝撃に強いために、加わった衝撃は、衝撃に最も弱いヒンジ部4に集中し、このヒンジ部4に亀裂やマイクロクラックを発生させる。
例えば、フロントケース5aのインサート板金11のヒンジ部4側の接合リブ13aの一端部に、回動部23の筒部23a内に延在する矩形板状のつば部14を延設する替わりに、操作側筐体8のフロントケース8aのインサート板金のヒンジ部4側の端部につば部14を延設した構成としてもよく、あるいは、フロントケース5a及びフロントケース8a双方のインサート板金のヒンジ部4側の端部各々につば部14を延設した構成としてもよい。
Claims (4)
- 第1筐体と、
第2筐体と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、を備え、
前記第1の筐体及び前記第2の筐体の少なくとも一方は、
樹脂部材にて形成されるとともに、
外方に突出するつば部が形成されたインサート板金がインサート成形により一体成形され、
前記つば部は、前記ヒンジ部の周辺の一部を覆う位置に配置されて、前記樹脂部材に一体成形されていることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記樹脂部材はガラス繊維を含有してなることを特徴とする請求項1記載の携帯電子機器。
- 前記つば部は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体のうちいずれか一方または双方のインサート板金に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯電子機器。
- 前記第1の筐体及び前記第2の筐体のうち少なくとも一方と、前記インサート板金とを一体成形してケース部材としたことを特徴とする請求項1、2または3記載の携帯電子機器。
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JP2008279954A JP2010109712A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 携帯電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010109712A true JP2010109712A (ja) | 2010-05-13 |
Family
ID=42298704
Family Applications (1)
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JP2008279954A Pending JP2010109712A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | 携帯電子機器 |
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JP (1) | JP2010109712A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006176612A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 携帯電話筐体用難燃性樹脂組成物及びそれを用いた携帯電話用筐体 |
WO2007023847A1 (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-01 | Nec Corporation | 携帯機器の筐体 |
JP2008245160A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Kyocera Corp | 電子機器 |
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2008
- 2008-10-30 JP JP2008279954A patent/JP2010109712A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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