JP2010109347A - 基板処理装置および異常処理方法 - Google Patents
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract
【解決手段】基板処理装置は、1枚の基板を保持して回転させるスピンチャックと、スピンチャックに保持された基板に薬液を供給する薬液ノズルと、スピンチャックに保持された基板にリンス液を供給するリンス液ノズルと、基板処理装置の異常を検知する異常検知手段と、異常処理手段としてのメイン制御部とを備えている。基板の薬液処理中に基板処理装置に異常が生じると、異常検知手段により異常が検知され(ステップS41)、メイン制御部によりリンス液ノズルが制御されて、異常処理の一工程としてのリンス処理が基板に行われる。これにより、基板表面から薬液が排除される。
【選択図】図4
Description
バッチ型の基板処理装置は、たとえば、薬液が貯留された薬液処理槽およびリンス液が貯留されたリンス処理槽を含む複数の処理槽と、これらの処理槽の間で複数枚の基板を一括して搬送する搬送ロボットとを備えている(例えば特許文献1参照)。複数枚の基板に対して一括して処理が行われる場合には、複数枚の基板が搬送ロボットによって複数の処理槽に順次浸漬されていく。
しかしながら、たとえばバッチ型の基板処理装置において複数枚の基板が薬液処理槽に浸漬されているときに処理が中断等されると、これらの基板が薬液処理槽に浸漬された状態で放置される。したがって、薬液処理が必要以上に進行して、これらの基板に損傷が加わるおそれがある。同様に、枚葉型の基板処理装置において基板に薬液が供給されているときに処理が中断等されると、薬液が付着した状態で当該基板が放置される。したがって、基板に損傷が加わるおそれがある。
一方、枚葉型の基板処理装置では、通常、リンス処理槽などの処理槽が設けられていない。したがって、バッチ型の基板処理装置と同様の方法により、薬液処理の進行を抑制または停止することができない。そのため、薬液処理中に異常が生じた場合には、基板に損傷が加わって当該基板が不良品になってしまうおそれがある。
この発明によれば、基板保持手段に保持された1枚の基板に薬液ノズルから薬液が供給され基板の処理(薬液処理)が行われる。また、異常検知手段によって基板の処理中における基板処理装置の異常の監視が行われる。そして、異常が検知された場合には、異常処理手段によって異常処理が実行される。具体的には、基板保持手段に保持された基板に向けてリンス液ノズルからリンス液が吐出され、基板表面の薬液を排除させるリンス処理を含む処理が実行される。これにより、基板の処理中(薬液処理中)に基板の処理が途中で中断または中止されたとしても、当該基板上から薬液を排除できる。したがって、薬液が付着した状態で基板が放置されることを防止することができる。そのため、薬液処理が必要以上に進行して基板に損傷が加わることを抑制または防止することができる。これにより、基板の処理が途中で中断または中止された場合であっても、処理中の基板が不良品になることを抑制または防止することができる。
一方、この発明によれば、リンス処理を含む異常処理が異常処理手段によって行われた場合に、薬液タンク内の液を新液(未使用の薬液)に交換させる交換処理が行われる。具体的には、リンス処理を含む異常処理が行われた場合に、たとえば次の基板(異常回復後に処理される基板)の処理が開始されるまでに、交換手段が、薬液タンク内の液を排液させ、新液を補充する。これにより、異常処理が実行されているときに、リンス液ノズルからのリンス液が回収手段によって薬液タンクに回収され、薬液タンク内の薬液が薄まったとしても、薄まった薬液が次の基板に供給されることを防止することができる。したがって、薄まった薬液により不十分な薬液処理が次の基板に行われることを防止することができる。
前記リンス液ノズルは、前記基板保持手段の真上に配置されていてもよい。また、前記リンス液ノズルは、異常処理を実行するための専用のノズルであってもよい。さらに、前記異常処理手段が、前記リンス処理と、前記乾燥処理と、前記吸引処理とを含む異常処理を実行する場合には、前記吸引処理は、前記乾燥処理が終了するまでに開始されてもよい。
図1は、この発明の第1実施形態に係る基板処理装置1のレイアウトを示す図解的な平面図である。
この基板処理装置1は、半導体ウエハ等の基板Wを1枚ずつ処理する枚葉型の装置である。基板処理装置1は、各種の処理を基板Wに施すことができる。基板処理装置1は、インデクサブロック2と、インデクサブロック2に結合された処理ブロック3とを備えている。
各処理部6は、隔壁7で区画された処理室内に、1枚の基板Wを水平に保持して回転させるスピンチャック8(基板保持手段)と、スピンチャック8に保持された基板Wの上面(表面または裏面)に薬液を供給する薬液ノズル9と、スピンチャック8に保持された基板Wの上面にリンス液を供給するリンス液ノズル10と、スピンチャック8の上方に配置された遮断板11とを備えている。
また、隔壁7には、脱着式の脱着カバー12が取り付けられている。脱着カバー12は、処理室で基板Wを処理するときなどの通常時には隔壁7に取り付けられている。一方、脱着カバー12は、たとえばスピンチャック8などの隔壁7内の構成をメンテナンスするときには隔壁7から取り外される。そして、脱着カバー12が隔壁7から取り外された状態で、メンテナンス作業が行われる。
また、ノズルアーム35には、鉛直方向に延びる支持軸38が結合されている。ノズルアーム35は、この支持軸38によって支持されている。支持軸38は、その中心軸線まわりに揺動可能とされている。支持軸38には、たとえばモータ等で構成されたノズル揺動駆動機構39が結合されている。ノズル揺動駆動機構39の駆動力が支持軸38に入力されることにより、リンス液ノズル10およびノズルアーム35が、支持軸38の中心軸線まわりに一体的に水平移動する。これにより、リンス液ノズル10がスピンチャック8の上方に配置された処理位置と、スピンチャック8の上方から退避した原点位置との間で、リンス液ノズル10およびノズルアーム35を一体的に移動させることができる。図2では、リンス液ノズル10およびノズルアーム35が原点位置に配置された状態を示している。
各処理部6において基板Wが処理されるときは、たとえば、センターロボットCRからスピンチャック8に基板Wが渡された後、薬液ノズル9が処理位置に移動される。さらに、スプラッシュガード56が回収位置に移動される。そして、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出された状態で、複数個の挟持部材15によって保持された基板Wが回転される。その後、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出された状態で、薬液ノズル9から基板Wの上面に向けて薬液が吐出される。このとき、薬液ノズル9は、吐出された薬液が基板Wの上面における回転中心を含む範囲やその近傍に着液する位置で固定されていてもよいし、薬液の着液位置が前記回転中心と基板W上面の周縁との間で移動するように移動されてもよい。
また、薬液の着液位置が前記回転中心と基板W上面の周縁との間で移動される場合には、薬液の着液位置が基板Wの上面全域を通過し、薬液ノズル9から基板Wの上面全域に薬液が直接供給される。これにより、基板Wの上面全域に薬液による処理が行われる。
前述のように、この基板Wの処理の一例では、下側ガス吐出口22から窒素ガスを吐出させた状態で、薬液および純水が、それぞれ、薬液ノズル9およびリンス液ノズル10から吐出される。したがって、基板Wの下面側に回り込んだ薬液およびリンス液が、下側ガス吐出口22を通じて下側ガス供給路21に進入することが抑制または防止されている。
以下では、図1〜図3を参照して、基板処理装置1の電気的構成について説明する。
この基板処理装置1は、メイン制御部60(異常検知手段、異常処理手段、交換処理手段)を備えている。メイン制御部60は、CPU(中央演算処理装置)を含むコンピュータ等からなる。図1に示すように、メイン制御部60は、インデクサブロック2に設けられている。
また、図3に示すように、メイン制御部60には、操作部61が接続されている。図示はしないが、操作部61は、処理レシピ(基板Wの処理のための各種条件)を入力するための入力部や、基板処理装置1の稼働状況等を表示するための表示部を含む。使用者は、操作部61を操作することにより、処理レシピ等を入力することができる。また、使用者は、操作部61を操作することにより、基板処理装置1を自動運転モードから手動運転モード、または手動運転モードから自動運転モードに切り替えることができる。
図4は、この発明の第1実施形態に係る基板処理装置1の異常を検知して異常処理を実行するまでのフローチャートである。
処理部6の動作を即時に停止させるべき異常が発生し、異常処理を実行すべきと判断された場合(ステップS42でYesの場合)には異常処理が実行される。すなわち、異常が発生した処理部6において、スピンチャック8による基板Wの回転や、基板Wへの処理液の供給が即時に停止される(ステップS43)。また、異常が発生した処理部6以外の処理部6(正常な処理部6)においては、処理中の基板Wがあれば、当該基板Wに対して行われるべき一連の処理が完了した後に動作が停止される。以下では、基板Wに対して行われるべき一連の処理が完了した後に処理部6の動作が停止されることを、「サイクル停止」という。
異常処理を実行すべきでない場合とは、たとえば、異常処理を実行するのに使用される構成(スピンチャック8等)が動作しない場合や、基板Wの処理中において隔壁7から脱着カバー12が取り外された場合などである。具体的には、たとえば、何れかの処理部6において、リンス液ノズル10から純水を吐出させているときに、隔壁7から脱着カバー12が取り外された場合には、スピンチャック8による基板Wの回転や、基板Wへの純水の供給を即時に停止させ、異常処理を実行せずに、アラームやランプ等により基板処理装置1に異常が発生したことを報知する。
この第1実施例に係る異常処理では、最初に、アラームやランプ等により基板処理装置1の異常が報知される(ステップS101)。そして、薬液ノズル9、リンス液ノズル10、遮断板11およびスプラッシュガード56がそれぞれの原点位置に移動される(ステップS102)。その後、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出され(ステップS104)、スピンチャック8により基板Wが回転される(ステップS105)。
この第2実施例に係る異常処理では、第1実施例に係る異常処理と同様に、最初に、アラームやランプ等により基板処理装置1の異常が報知される(ステップS201)。そして、薬液ノズル9、リンス液ノズル10、遮断板11およびスプラッシュガード56がそれぞれの原点位置に移動される(ステップS202)。その後、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出され(ステップS203)、スピンチャック8により基板Wが回転される(ステップS204)。
基板Wの上面に対するリンス処理が所定時間にわたって行われた後は、スピンチャック8による基板Wの回転が継続されたまま、リンス液ノズル10から基板Wへの純水の供給が停止される(ステップS206)。これにより、リンス処理が終了される。そして、スピンチャック8による基板Wの回転速度が高められ、基板Wが高速回転される(ステップS207)。これにより、基板Wに付着している液が基板Wの回転による遠心力によって基板Wの周囲に振り切られ、基板Wが乾燥される。このようにして、異常処理の一工程としてのスピンドライ処理が行われる。
図7は、この発明の第1実施形態に係る基板処理装置1において異常処理が行われた後に薬液タンク27内の液を新液に交換するまでのフローチャートである。この図7において、基板処理装置1の異常が検知され異常処理が実行されるまでの流れは、図4において説明した流れと同一であるので、図4と同一のステップの符号を付してその説明を省略する。
すなわち、異常の内容がスプラッシュガード56の故障であり、スプラッシュガード56が回収位置等で停止してしまった場合に異常処理の一工程としてのリンス処理が行われると、基板Wに供給された純水が薬液タンク27内に回収され、薬液タンク27内の薬液が純水によって薄まってしまう。
薬液タンク27内の薬液が純水によって薄まっても、薬液濃度の低下が僅かであれば、薬液タンク27内の液を新液に交換せずに、次の基板W(基板処理装置1の異常回復後に処理される基板W)に使用しても、当該基板Wに対する薬液処理に与える影響は殆どない。しかし、薬液濃度の低下が大きい場合には、このような薬液を引き続き使用すると所望の薬液処理を基板Wに実施できないおそれがある。
この第2実施形態と前述の第1実施形態との主要な相違点は、処理液を吸引するための吸引機構68(吸引手段)が、遮断板ノズル41b(リンス液ノズル)に繋がる処理液供給路に接続されていることである。吸引機構68は、吸引管69と、吸引管69に介装された吸引バルブ70と、吸引装置71とを備えている。吸引管69の一端は、第2上側処理液供給管42の所定位置(上側処理液バルブ43が介装された位置よりも下流側の位置)に接続されている。吸引装置71は、吸引管69を介して第2上側処理液供給管42に接続されている。吸引装置71は、たとえば常時駆動されており、吸引力を常時発生させている。上側処理液バルブ43が閉じられ、吸引バルブ70が開かれると、吸引装置71の吸引力が、第2上側処理液供給管42および遮断板ノズル41b内に作用する。一方、吸引バルブ70が閉じられると、吸引装置71の吸引力の伝達が吸引バルブ70によって遮断される。吸引バルブ70の開閉は、メイン制御部60(図1参照)によって制御される。
この第3実施例に係る異常処理では、最初に、アラームやランプ等により基板処理装置201の異常が報知される(ステップS301)。そして、薬液ノズル9、リンス液ノズル10、遮断板11およびスプラッシュガード56がそれぞれの原点位置に移動される(ステップS302)。その後、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出され(ステップS303)、スピンチャック8により基板Wが回転される(ステップS304)。
この第3実施形態と前述の第1実施形態との主要な相違点は、異常処理の一工程であるリンス処理を行うための専用の固定ノズル72(リンス液ノズル)が各処理部306に設けられていることである。固定ノズル72は、たとえば、連続流の状態で処理液を吐出するストレートノズルである。固定ノズル72は、吐出された処理液が基板Wの上面における回転中心を含む範囲に着液するように、処理室内の所定位置に固定されている。より具体的には、固定ノズル72は、たとえば、スピンチャック8の真上を除くスピンチャック8よりも高い位置に配置されている。さらに、固定ノズル72は、薬液ノズル9やスプラッシュガード56などの可動部品に干渉しない位置に配置されている。
この第4実施例に係る異常処理では、最初に、アラームやランプ等により基板処理装置301の異常が報知される(ステップS401)。そして、薬液ノズル9、リンス液ノズル10、遮断板11およびスプラッシュガード56がそれぞれの原点位置に移動される(ステップS402)。その後、下側ガス吐出口22から窒素ガスが吐出され(ステップS403)、スピンチャック8により基板Wが回転される(ステップS404)。
8 スピンチャック(基板保持手段)
9 薬液ノズル
10 リンス液ノズル
16 チャック回転駆動機構(乾燥手段)
27 薬液タンク
29 補充バルブ(交換手段)
30 薬液補充管(交換手段)
31 排液バルブ(交換手段)
32 排液配管(交換手段)
41b 遮断板ノズル(リンス液ノズル)
50 処理カップ(回収手段)
52 回収溝(回収手段)
55 薬液回収管(回収手段)
56 スプラッシュガード(回収手段)
58 薬液捕獲部(回収手段)
60 メイン制御部(異常検知手段、異常処理手段、交換処理手段)
62 スピンチャックセンサ(異常検知手段)
63 薬液ノズルセンサ(異常検知手段)
64 リンス液ノズルセンサ(異常検知手段)
65 遮断板センサ(異常検知手段)
66 脱着ガードセンサ(異常検知手段)
67 スプラッシュガードセンサ(異常検知手段)
68 吸引機構(吸引手段)
72 固定ノズル(リンス液ノズル)
201 基板処理装置
301 基板処理装置
368 吸引機構(吸引手段)
CR センターロボット(搬送手段)
W 基板
Claims (6)
- 基板を1枚ずつ処理する枚葉型の基板処理装置であって、
1枚の基板を保持する基板保持手段と、
この基板保持手段に保持された基板に薬液を供給する薬液ノズルと、
前記基板保持手段に保持された基板にリンス液を供給するリンス液ノズルと、
前記基板処理装置の異常を検知する異常検知手段と、
基板の処理中に前記異常検知手段によって異常が検知された場合に、前記リンス液ノズルからリンス液を吐出させて基板表面の薬液を排除させるリンス処理を含む異常処理を実行する異常処理手段とを含む、基板処理装置。 - 前記基板保持手段に保持された基板を乾燥させる乾燥手段と、
基板を搬送する搬送手段とをさらに含み、
前記異常処理手段は、前記リンス処理と、当該リンス処理の施された基板を前記乾燥手段によって乾燥させる乾燥処理と、当該乾燥処理により乾燥された基板を前記搬送手段によって前記基板保持手段から払い出す基板回収処理とを含む異常処理を実行するものである、請求項1記載の基板処理装置。 - 前記薬液ノズルに供給される薬液を貯留する薬液タンクと、
前記基板保持手段に保持された基板表面から排出される使用済み薬液を捕獲して前記薬液タンクに回収する回収手段と、
前記薬液タンク内の液を新液に交換する交換手段と、
前記交換手段を制御して、前記異常処理手段による前記異常処理が行われた場合に、前記薬液タンク内の液を新液に交換させる交換処理を実行する交換処理手段とをさらに含む、請求項1または2記載の基板処理装置。 - 前記リンス液ノズル内を吸引する吸引手段をさらに含み、
前記異常処理手段は、前記リンス処理と、前記リンス処理後に前記吸引手段によって前記リンス液ノズル内を吸引させる吸引処理とを含む異常処理を実行するものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 基板を1枚ずつ薬液で処理する枚葉型の基板処理装置による基板の処理中において、当該基板処理装置の異常の有無を検知するステップと、
基板の処理中に前記異常が生じた場合に、リンス液を基板に供給して当該基板の表面から薬液を排除するリンス処理を含む異常処理を実行するステップとを含む、異常処理方法。 - 前記異常処理を実行するステップは、前記リンス処理を実行するステップと、前記基板にリンス液を供給するリンス液ノズル内を前記リンス処理後に吸引する吸引処理を実行するステップとを含む、請求項5記載の異常処理方法。
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