JP2010107994A - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺垂直駆動回路の規模縮小化及び駆動線の配線本数削減化が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】駆動部は、列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路HSELと、行状の第1駆動線WS及び第2駆動線DSを介して画素PIXを行単位で発光動作させる第1垂直駆動回路WSCN及び第2垂直駆動回路DSCNとを備え、以って映像信号に応じた画像を画素アレイ部に表示する。第1垂直駆動回路WSCNは、互いに隣り合う2行の画素PIXを同時に駆動し、第2垂直駆動回路DSCNは、互いに隣り合う2行の画素PIXを同時に駆動し、第1垂直駆動回路WSCNで同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路DSCNで同時駆動する画素行の対とを互いに1行分づらすことにより、画素PIXが行単位で発光動作する。
【選択図】図14

Description

本発明は発光素子を画素に用いたアクティブマトリクス型の表示装置及びその駆動方法に関する。またこの様な表示装置をディスプレイもしくはモニタとして組み込んだ電子機器に関する。
発光素子として有機ELデバイスを用いた平面自発光型の表示装置の開発が近年盛んになっている。有機ELデバイスは有機薄膜に電界をかけると発光する現象を利用したデバイスである。有機ELデバイスは印加電圧が10V以下で駆動するため低消費電力である。また有機ELデバイスは自ら光を発する自発光素子であるため、照明部材を必要とせず軽量化及び薄型化が容易である。さらに有機ELデバイスの応答速度は数μs程度と非常に高速であるので、動画表示時の残像が発生しない。
有機ELデバイスを画素に用いた平面自発光型の表示装置の中でも、とりわけ駆動素子として薄膜トランジスタを各画素に集積形成したアクティブマトリクス型の表示装置の開発が盛んである。アクティブマトリクス型平面自発光表示装置は、例えば以下の特許文献1ないし5に記載されている。
特開2003−255856 特開2003−271095 特開2004−133240 特開2004−029791 特開2004−093682
従来の表示装置は、1枚のパネル上に、画素アレイ部と駆動部を集積形成した構成となっている。パネル中央の画素アレイ部は、行列状に配された画素の集合からなる。一方駆動部は中央の画素アレイ部を囲む周辺額縁領域に配されており、中央領域に配された画素アレイ部を周辺から駆動している。画素アレイ部は、画素の行に対応して配された行状の第1駆動線と、同じく画素の行に対応して配された行状の第2駆動線と、画素の列に対応して配された列状の信号線とを備えている。これに対応して、駆動部は、列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路と、行状の第1駆動線及び第2駆動線を介して画素を行単位で発光動作させる第1垂直駆動回路及び第2垂直駆動回路とを備え、以って映像信号に応じた画像を画素アレイ部に表示する。
第1垂直駆動回路は行単位で各画素に映像信号を書き込むための制御を行う。第2垂直駆動回路は、同じく行単位で画素の点灯/消灯動作の制御を行う。第1垂直駆動回路及び第2垂直駆動回路の両者が共働して画素を行単位で発光させている。
表示装置の画素アレイ部の高精細化及び高密度化が進むと、画素の行数(ライン数)がこれに対応して増加する。一方垂直駆動回路は基本的にシフトレジスタで構成されており、外部から入力されたスタートパルスを順次転送することで、各段ごとに駆動信号を出力している。シフトレジスタの各段が画素の各行に対応している。画素の行数が増加すると、必然的にシフトレジスタの段数も増え、垂直駆動回路の複雑化及び大規模化を招いており、解決すべき課題となっている。垂直駆動回路が大規模化すると、これをパネル上にレイアウトするため、中央の画素アレイ部を囲む周辺額縁領域を広く取らねばならず、狭額縁化の流れに反することとなり好ましくない。
画素アレイ部の高精細化及び高密度化に伴って画素の行数(ライン数)が増大すると、これに伴って画素を行単位で駆動する駆動線の本数も増えることになる。駆動線の高密度化に伴い、その配線パターンは細くせざるを得ず、また隣り合う配線パターンの間隔も狭くしなくてはならない。この結果、画素アレイ部の短絡欠陥が多発し、歩留りの低下を招いているという課題がある。
上述した従来の技術の課題に鑑み、本発明は周辺垂直駆動回路の規模縮小化及び駆動線の配線本数削減化が可能な表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。かかる目的を達成するために以下の手段を講じた。即ち本発明は、行列状に配された画素の集合からなる画素アレイ部と、該画素アレイ部を駆動する駆動部とからなり、前記画素アレイ部は、画素の行に対応して配された行状の第1駆動線と、同じく画素の行に対応して配された行状の第2駆動線と、画素の列に対応して配された列状の信号線とを備え、前記駆動部は、該列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路と、行状の第1駆動線及び第2駆動線を介して画素を行単位で発光動作させる第1垂直駆動回路及び第2垂直駆動回路とを備え、以って映像信号に応じた画像を該画素アレイ部に表示する表示装置であって、前記第1垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、前記第2垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、該第1垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対と、該第2垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対とを互いに1行分づらすことにより、画素が行単位で発光動作することを特徴とする。
具体的には前記駆動部は、1フレーム分の画像を前半フィールドと後半フィールドに分けて該画素アレイ部に表示し、前半フィールドで、前記第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を順次駆動する一方、前記第2垂直駆動回路は2毎行の画素の対を一つ置きに選択駆動し、以って第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の片方を発光動作させ、後半フィールドで、前記第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を順次駆動する一方、前記第2垂直駆動回路は2行毎の画素の対のうち前半フィールドで駆動しなかった対を選択駆動し、以って第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の他方を発光動作させる。好ましくは、前記画素アレイ部は、隣り合う2行の画素が互いに反転対称に配置されており、隣り合う2行の画素で第1駆動線が共用され、同じく隣り合う2行の画素で第2駆動線が共用されている。
又前記画素は少なくとも、サンプリング用トランジスタと、駆動用トランジスタと、保持容量と、発光素子とを備え、前記サンプリング用トランジスタは、その制御端が該第1駆動線及び第2駆動線の一方からなる走査線に接続し、その一対の電流端が該信号線と該駆動用トランジスタの制御端との間に接続し、前記駆動用トランジスタは、一対の電流端の一方が該発光素子に接続し、他方が該第1駆動線及び第2駆動線の他方からなる給電線に接続し、前記保持容量は、該駆動用トランジスタの制御端と電流端との間に接続しており、前記画素は、該走査線から供給された駆動信号に応じて該サンプリング用トランジスタがオンし該信号線から映像信号をサンプリングして該保持容量に書込み、且つ該給電線から供給された駆動信号に応じて該駆動用トランジスタが動作し、該保持容量に書き込まれた映像信号に応じた駆動電流を該発光素子に供給する。この場合、前記画素は、該映像信号を該保持容量に書き込む前の時点で、該走査線及び該給電線から供給される駆動信号に応じて補正動作を行い、該駆動用トランジスタの閾電圧のばらつきをキャンセルする補正量を該保持容量に足しこむ。又前記画素は、該映像信号を該保持容量に書き込む時に、該駆動用トランジスタの移動度のばらつきをキャンセルする補正量を該保持容量から差し引く。
本発明によれば、第1垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動している。換言すると、第1垂直駆動回路はこれを構成するシフトレジスタの各段が2行分の画素(2ライン)に対応しており、シフトレジスタの規模を半減できる。同様に第2垂直駆動回路も互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動しており、その回路規模を縮小できる。第1垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対とを互いに一行分ずらすことにより(即ち入れ子の関係とすることにより)画素を行単位で発光動作させることが出来る。つまり周辺垂直駆動回路の規模を縮小しつつ、画素行を順次駆動することが出来る。この様に周辺垂直駆動回路を簡素化することによって、パネルの狭額縁化を達成し、さらには消費電力の削減効果も得られる。
互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動する動作シーケンスとすることで、画素のレイアウトによっては駆動線を互いに隣り合う2行の画素で共用できる。即ち従来に比べ駆動線の本数を半減することが出来る。これにより画素アレイ部の高精細化、画素容量の増加、配線間の短絡欠陥の低減化を実現できる。
参考例にかかる表示装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示した表示装置に含まれる画素の構成を示す回路図である。 参考例にかかる表示装置の動作説明にかかるタイミングチャートである。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく駆動説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 同じく動作説明に供する模式図である。 参考例にかかる表示装置の動作シーケンスを示す表図である。 本発明にかかる表示装置の動作シーケンスを示す表図である。 本発明にかかる表示装置の第1実施形態を示すブロック図である。 本発明にかかる表示装置の第2実施形態を示すブロック図である。 参考例にかかる表示装置の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく参考例の動作シーケンスを示すチャートである。 本発明にかかる表示装置の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作シーケンスを示すチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作説明に供するチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作説明に供するチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作説明に供するチャートである。 同じく本発明にかかる表示装置の動作説明に供するチャートである。 参考例にかかる表示装置の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明にかかる表示装置の動作説明に供するタイミングチャートである。 本発明にかかる表示装置のデバイス構成を示す断面図である。 本発明にかかる表示装置のモジュール構成を示す平面図である。 本発明にかかる表示装置を備えたテレビジョンセットを示す斜視図である。 本発明にかかる表示装置を備えたデジタルスチルカメラを示す斜視図である。 本発明にかかる表示装置を備えたノート型パーソナルコンピューターを示す斜視図である。 本発明にかかる表示装置を備えた携帯端末装置を示す模式図である。 本発明にかかる表示装置を備えたビデオカメラを示す斜視図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。まず最初に本発明の背景を明らかにし且理解を容易にするため、アクティブマトリクス型の表示装置の一般的な構成を、参考例として説明する。図1は、参考例にかかる表示装置の全体構成を示すブロック図である。図示する様に、本表示装置100は、画素アレイ部102とこれを駆動する駆動部(103,104,105)とからなる。画素アレイ部102は、行状の走査線WSL101〜10mと、列状の信号線DTL101〜10nと、両者が交差する部分に配された行列状の画素(PIX)101と、各画素101の各行に対応して配された給電線DSL101〜10mとを備えている。駆動部(103,104,105)は、各走査線WSL101〜10mに順次制御信号を供給して画素101を行単位で線順次走査する主スキャナ(ライトスキャナWSCN)104と、この線順次走査に合わせて各給電線DSL101〜10mに第1電位と第2電位で切換る電源電圧を供給する電源スキャナ(DSCN)105と、この線順次走査に合わせて列状の信号線DTL101〜10nに映像信号となる信号電位と基準電位を供給する信号セレクタ(水平セレクタHSEL)103とを備えている。
ライトスキャナ104はシフトレジスタを含んでいる。このシフトレジスタは外部から供給されたクロック信号WSCKに応じて動作し、同じく外部から供給されたスタートパルスWSSTを順次転送することで、制御信号の元になるシフトパルスを生成している。電源スキャナ105もシフトレジスタを用いて構成されており、外部から供給されるクロック信号DSCKに応じて外部から供給されるスタートパルスDSSTを順次転走することで、各給電線DSLの電位切換えを制御している。
本参考例では、ライトスキャナ(WSCN)が第1垂直駆動回路及び第2垂直駆動回路の一方であり、電源スキャナ(DSCN)が第1垂直駆動回路及び第2垂直駆動回路の他方となっている。また走査線WSLが第1駆動線及び第2駆動線の一方となっており、給電線DSLが第1駆動線及び第2駆動線の他方となっている。また水平セレクタ(HSEL)が水平駆動回路に相当している。この様にアクティブマトリクス型の表示装置は、その周辺駆動部が一般的に1個の水平駆動回路と少なくとも2個の垂直駆動回路とを含んでいる。これらの駆動回路103,104,105を含んだ周辺駆動部は、中央の画素アレイ部102と同じパネル上にレイアウトされている。
図2は、図1に示した表示装置100に含まれる画素101の具体的な構成及び結線関係を示す回路図である。図示する様に、この画素101は、有機ELデバイスなどで代表される発光素子3Dと、サンプリング用トランジスタ3Aと、駆動用トランジスタ3Bと、保持容量3Cとを含む。サンプリング用トランジスタ3Aは、そのゲートが対応する走査線WSL101に接続し、そのソース及びドレインの一方が対応する信号線DTL101に接続し、他方が駆動用トランジスタ3Bのゲートgに接続する。駆動用トランジスタ3Bは、そのソースs及びドレインdの一方が発光素子3Dに接続し、他方が対応する給電線DSL101に接続している。本実施形態では、駆動用トランジスタ3BはNチャネル型であり、そのドレインdが給電線DSL101に接続する一方、ソースsが発光素子3Dのアノードに接続している。発光素子3Dのカソードは接地配線3Hに接続している。なおこの接地配線3Hは全ての画素101に対して共通に配線されている。保持容量3Cは、駆動用トランジスタ3Bのソースsとゲートgの間に接続している。
かかる構成において、サンプリング用トランジスタ3Aは、走査線WSL101から供給された制御信号に応じて導通し、信号線DTL101から供給された信号電位をサンプリングして保持容量3Cに保持する。駆動用トランジスタ3Bは、第1電位(高電位)にある給電線DSL101から電流の供給を受け保持容量3Cに保持された信号電位に応じて駆動電流を発光素子3Dに流す。主スキャナ(WSCN)104は、信号線DTL101が信号電位にある時間帯にサンプリング用トランジスタ3Aを導通状態にするため、所定のパルス幅の制御信号を走査線WSL101に出力し、以って保持容量3Cに信号電位を保持すると同時に駆動用トランジスタ3Bの移動度μに対する補正を信号電位に加える。
図2に示した画素回路101は上述した移動度補正機能に加え閾電圧補正機能も備えている。即ち電源スキャナ(DSCN)105は、サンプリング用トランジスタ3Aが信号電位をサンプリングする前に、第1タイミングで給電線DSL101を第1電位(高電位)から第2電位(低電位)に切換える。また主スキャナ(WSCN)104は、同じくサンプリング用トランジスタ3Aが信号電位をサンプリングする前に、第2タイミングでサンプリング用トランジスタ3Aを導通させて信号線DTL101から基準電位を駆動用トランジスタ3Bのゲートgに印加すると共に駆動用トランジスタ3Bのソースsを第2電位にセットする。通常上述した第1タイミングは第2タイミングの前に来るが、場合によっては第1タイミングと第2タイミングを逆にしても良い。電源スキャナ(DSCN)105は、第2タイミングの後の第3タイミングで、給電線DSL101を第2電位から第1電位に切換えて、駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthに相当する電圧を保持容量3Cに保持する。かかる閾電圧補正機能により、本表示装置100は画素毎にばらつく駆動用トランジスタ3Bの閾電圧の影響をキャンセルすることができる。
図2に示した画素回路101はさらにブートストラップ機能も備えている。即ち主スキャナ(WSCN)104は、保持容量3Cに信号電位が保持された段階で走査線WSL101に対する制御信号の印加を解除し、サンプリング用トランジスタ3Aを非導通状態にして駆動用トランジスタ3Bのゲートgを信号線DTL101から電気的に切り離し、以って駆動用トランジスタ3Bのソース電位(Vs)の変動にゲート電位(Vg)が連動しゲートgとソースs間の電圧Vgsを一定に維持することができる。
図3は、図2に示した画素101の動作説明に供するタイミングチャートである。時間軸を共通にして、走査線(WSL101)の電位変化、給電線(DSL101)の電位変化及び信号線(DTL101)の電位変化を表してある。またこれらの電位変化と並行に、駆動用トランジスタ3Bのゲート電位(Vg)及びソース電位(Vs)の変化も表してある。
このタイミングチャートは、画素101の動作の遷移に合わせて期間を(B)〜(I)のように便宜的に区切ってある。発光期間(B)では発光素子3Dが発光状態にある。この後線順次走査の新しいフィールドに入ってまず最初の期間(C)で、電源供給線を低電位に切換える。次の期間(D)に進み、駆動用トランジスタのゲート電位Vg及びソース電位Vsを初期化する。この閾値補正準備期間(C)及び(D)で駆動用トランジスタ3Bのゲート電位Vg及びソース電位Vsをリセットすることで、閾電圧補正動作の準備が完了する。続いて閾値補正期間(E)で実際に閾電圧補正動作が行われ、駆動用トランジスタ3Bのゲートgとソースsとの間に閾電圧Vthに相当する電圧が保持される。実際には、Vthに相当する電圧が、駆動用トランジスタ3Bのゲートgとソースsとの間に接続された保持容量3Cに書き込まれることになる。
この後移動度補正の為の準備期間(F)及び(G)を経て、サンプリング期間/移動度補正期間(H)に進む。ここで映像信号の信号電位VinがVthに足し込まれる形で保持容量3Cに書き込まれると共に、移動度補正用の電圧ΔVが保持容量3Cに保持された電圧から差し引かれる。このサンプリング期間/移動度補正期間(H)では、信号線DTL101が信号電位Vinにある時間帯にサンプリグ用トランジスタ3Aを導通状態にするため、この時間帯よりパルス幅の短い制御信号を走査線WSL101に出力し、以って保持容量3Cに信号電位Vinを保持すると同時に駆動用トランジスタ3Bの移動度μに対する補正を信号電位Vinに加えている。
この後発光期間(I)に進み、信号電圧Vinに応じた輝度で発光素子が発光する。その際信号電圧Vinは閾電圧Vthに相当する電圧と移動度補正用の電圧ΔVとによって調整されているため、発光素子3Dの発光輝度は駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthや移動度μのばらつきの影響を受けることはない。なお、発光期間(I)の最初でブートストラップ動作が行われ、駆動用トランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧Vgs=Vin+Vth−ΔVを一定に維持したまま、駆動用トランジスタ3Bのゲート電位Vg及びソース電位Vsが上昇する。
引き続き図4〜図11を参照して、図2に示した画素101の動作を詳細に説明する。なお、図4〜図11の図番は、図3に示したタイミングチャートの各期間(B)〜(I)にそれぞれ対応している。理解を容易にするため、図4〜図11は、説明の都合上発光素子3Dの容量成分を容量素子3Iとして図示してある。先ず図4に示すように発光期間(B)では、電源供給線DSL101が高電位Vcc_H(第1電位)にあり、駆動用トランジスタ3Bが駆動電流Idsを発光素子3Dに供給している。図示する様に、駆動電流Idsは高電位Vcc_Hにある電源供給線DSL101から駆動用トランジスタ3Bを介して発光素子3Dを通り、共通接地配線3Hに流れ込んでいる。
続いて期間(C)に入ると図5に示すように、電源供給線DSL101を高電位Vcc_Hから低電位Vcc_Lに切換える。これにより電源供給線DSL101はVcc_Lまで放電され、さらに駆動用トランジスタ3Bのソース電位VsはVcc_Lに近い電位まで遷移する。電源供給線DSL101の配線容量が大きい場合は比較的早いタイミングで電源供給線DSL101を高電位Vcc_Hから低電位Vcc_Lに切換えると良い。この期間(C)を十分に確保することで、配線容量やその他の画素寄生容量の影響を受けないようにしておく。
次に期間(D)に進むと図6に示すように、走査線WSL101を低レベルから高レベルに切換えることで、サンプリング用トランジスタ3Aが導通状態になる。このとき映像信号線DTL101は基準電位Voにある。よって駆動用トランジスタ3Bのゲート電位Vgは導通したサンプリング用トランジスタ3Aを通じて映像信号線DTL101の基準電位Voとなる。これと同時に駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsは即座に低電位Vcc_Lに固定される。以上により駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsが映像信号線DTLの基準電位Voより十分低い電位Vcc_Lに初期化(リセット)される。具体的には駆動用トランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧Vgs(ゲート電位Vgとソース電位Vsの差)が駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthより大きくなるように、電源供給線DSL101の低電位Vcc_L(第2電位)を設定する。
次に閾値補正期間(E)に進むと図7に示すように、電源供給線DSL101が低電位Vcc_Lから高電位Vcc_Hに遷移し、駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsが上昇を開始する。やがて駆動用トランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧Vgsが閾電圧Vthとなったところで電流がカットオフする。このようにして駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthに相当する電圧が保持容量3Cに書き込まれる。これが閾電圧補正動作である。このとき電流が専ら保持容量3C側に流れ、発光素子3D側には流れないようにするため、発光素子3Dがカットオフとなるように共通接地配線3Hの電位を設定しておく。
期間(F)に進むと図8に示すように、走査線WSL101が低電位側に遷移し、サンプリング用トランジスタ3Aが一旦オフ状態になる。このとき駆動用トランジスタ3Bのゲートgはフローティングになるが、ゲート−ソース間電圧Vgsは駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthに等しいためカットオフ状態であり、ドレイン電流Idsは流れない。
続いて期間(G)に進むと図9に示すように、映像信号線DTL101の電位が基準電位Voからサンプリング電位(信号電位)Vinに遷移する。これにより、次のサンプリング動作及び移動度補正動作の準備が完了する。
サンプリング期間/移動度補正期間(H)に入ると、図10に示すように、走査線WSL101が高電位側に遷移してサンプリング用トランジスタ3Aがオン状態となる。したがって駆動用トランジスタ3bのゲート電位Vgは信号電位Vinとなる。ここで発光素子3Dは始めカットオフ状態(ハイインピーダンス状態)にあるため、駆動用トランジスタ3Bのドレイン/ソース間電流Idsは発光素子容量3Iに流れ込み、充電を開始する。したがって駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsは上昇を開始し、やがて駆動用トランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧VgsはVin+Vth−ΔVとなる。このようにして、信号電位Vinのサンプリングと補正量ΔVの調整が同時に行われる。Vinが高いほどIdsは大きくなり、ΔVの絶対値も大きくなる。したがって発光輝度レベルに応じた移動度補正が行われる。Vinを一定とした場合、駆動用トランジスタ3Bの移動度μが大きいほどΔVの絶対値が大きくなる。換言すると移動度μが大きいほど負帰還量ΔVが大きくなるので、画素ごとの移動度μのばらつきを取り除くことができる。
最後に発光期間(I)になると、図11に示すように、走査線WSL101が低電位側に遷移し、サンプリング用トランジスタ3Aはオフ状態となる。これにより駆動用トランジスタ3Bのゲートgは信号線DTL101から切り離される。同時にドレイン電流Idsが発光素子3Dを流れ始める。これにより発光素子3Dのアノード電位は駆動電流Idsに応じてVel上昇する。発光素子3Dのアノード電位の上昇は、即ち駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsの上昇に他ならない。駆動用トランジスタ3Bのソース電位Vsが上昇すると、保持容量3Cのブートストラップ動作により、駆動用トランジスタ3Bのゲート電位Vgも連動して上昇する。ゲート電位Vgの上昇量Velはソース電位Vsの上昇量Velに等しくなる。故に、発光期間中駆動用トランジスタ3Bのゲート−ソース間電圧VgsはVin+Vth−ΔVで一定に保持される。
図12は、上述した参考例にかかる表示装置の線順次走査を模式的に表した表図である。理解を容易にするため、この表図は画素アレイ部の画素の行数(ライン数)を16本に取って単純化してある。ライトスキャナ(WSCN)を第1垂直駆動回路とし、その各出力段をWS(1)〜WS(16)で表してある。一方電源スキャナ(DSCN)を第2垂直駆動回路とし、その各出力段をDS(1)〜DS(16)で表してある。
図示するように参考例では、1ライン分の画素行が、垂直駆動回路の1段に対応している。例えば1ライン目の画素行は、第1垂直駆動回路の第1出力段WS(1)と第2垂直駆動回路の第1出力段DS(1)で駆動され、発光動作を行う。なお図では1行分の画素がRGBの各三原色画素を含むため、R1,G1,B1の繰り返しで1行分の画素を表してある。線順次走査が1水平期間(1H)進行すると、2ライン目の画素行が第1垂直駆動回路の2段目の出力段WS(2)及び第2垂直駆動回路の2番目の出力段DS(2)によって駆動される。この様にして、参考例にかかる表示装置は画素の各ラインを1Hごとに線順次駆動している。したがって、各垂直駆動回路の出力段は画素のライン数と等しくなっている。画素のライン数が増加すると、垂直駆動回路側の出力段の数も増えるため、周辺駆動回路の規模を拡大せざるを得ず、解決すべき課題となっている。参考例にかかる表示装置は垂直駆動回路の各出力段がアクティブになる時間を1Hずつずらす方式であり、垂直駆動回路の出力段1個は、画素1ライン分の駆動にしか使われていない。
図13は、本発明にかかる表示装置の基本的な原理を示す表図である。理解を容易にするため、図12に示した参考例にかかる表図と同様の表記を採用している。表図から明らかなように、画素アレイ部は16ライン分の画素行を含んでいる。これに対し、第1垂直駆動回路は8個の出力段となっており、画素のライン数に比べて半減している。第1垂直駆動回路の1番目の出力段WS(1)は1ライン目及び2ライン目の画素行を同時に駆動している。同様に2番目の出力段WS(2)は3ライン目及び4ライン目の画素行を同時に駆動している。以下順次同様にして最後の8番目の出力段WS(8)は最後の15ライン目及び16ライン目の画素行を同時に駆動している。
一方第2垂直駆動回路側もその出力段がDS(0)〜DS(8)まで、画素行のライン数に比べほぼ半減している。最初の出力段DS(0)及び最後の出力段DS(8)を除いて、どの出力段も2ライン分の画素行を同時に駆動する構成となっている。例えば出力段DS(1)は2ライン目及び3ライン目の画素行を同時に駆動している。次の出力段DS(2)は4ライン目及び5ライン目の画素行を同時に駆動している。
ここで第1垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対とが互いに1行分ずつずれており、いわゆる入れ子の関係となっている。この様に入れ子の関係とすることで参考例と同じように画素を行単位で発光動作させることが出来る。第1垂直駆動回路の出力と第2垂直駆動回路の出力は互い違いになっており、これにより1出力を2出力分使い回すことを可能にしている。例えば、2ライン目の画素行は、第1垂直駆動回路側の出力段WS(1)と第2垂直駆動回路側の出力段DS(1)によって発光動作している。次の3ライン目の画素行はWS(2)とDS(1)により発光動作している。4ライン目の画素行は出力段WS(2)と出力段DS(2)の組み合わせで発光動作している。この様にいずれのラインも必ずWS(i)とDS(j)の異なった組み合わせで駆動されるため、参考例と同じように出力段を半減してもラインごとに順次駆動することが可能となる。
但し実際の動作シーケンスでは、1フレーム分の画像を表示するため、線順次走査を前半フィールドと後半フィールドで2回繰り返すことが必要である。前半フィールドでは例えば第1垂直駆動回路側の出力段をWS(1)〜WS(8)まで順次走査する。これに対して第2垂直駆動回路側は、例えば奇数番目の出力段DS(1)、DS(3)、DS(5)、DS(7)のみを選択的に駆動する。これにより前半フィールドでは、2ライン目、3ライン目、6ライン目、7ライン目、10ライン目、11ライン目、14ライン目、15ライン目の画素行を発光動作させることが出来る。続いて後半フィールドでは、WS(1)〜WS(8)を前半フィールドと同じように順次駆動する一方、第2垂直駆動回路側は偶数番目の出力段DS(0)、DS(2)、DS(4)、DS(6)、DS(8)のみを駆動する。これにより前半フィールドでは発光動作しなかった1ライン目、4ライン目、5ライン目、8ライン目、9ライン目、12ライン目、13ライン目、16ライン目の画素が発光動作する。前半フィールドと後半フィールドを合わせて全ラインの線順次発光動作が完了し、1フレーム分の画像が画素アレイ部に表示される。
図14は、本発明にかかる表示装置の第1実施形態を示す模式的なブロック図である。図示するように、本表示装置は、行列状に配された画素PIXの集合からなる画素アレイ部と、この画素アレイ部を駆動する駆動部とからなる。なお個々の画素PIXは、例えば図2に示した回路構成となっている。但し本発明はこれに限られるものではなく、画素回路構成は適宜変形可能である。
画素アレイ部は、画素PIXの行に対応して配された行状の第1駆動線と、同じく画素PIXの行に対応して配された行状の第2駆動線と、画素の列に対応して配された列状の信号線とを供えている。一方駆動部は、列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路HSELと、行状の第1駆動線及び第2駆動線を介して画素PXLを行単位で発光動作させる第1垂直駆動回路WSCN及び第2垂直駆動回路DSCNとを備え、以って映像信号に応じた画像を画素アレイ部に表示する。
特徴事項として、第1垂直駆動回路WSCNは参考例に比べて半減化した出力段WS(i)を備えており、互いに隣り合う2行の画素PIXを同時に駆動している。同様に第2垂直駆動回路DSCNも出力段DS(j)が参考例に比べて半減しており、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動する構成となっている。第1垂直駆動回路WSCNで同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路DSCNで同時駆動する画素行の対とを互いに1行分ずらして入れ子の関係とすることにより、画素PIXが行単位で発光動作するようになっている。
具体的な動作シーケンスでは、駆動部は1フレーム分の画素を前半フィールドと後半フィールドに分けて画素アレイ部に表示する。前半フィールドで、第1垂直駆動回路WSCNは2行ごとの画素PIXの対を順次駆動する一方、第2垂直駆動回路DSCNは2行ごとの画素PIXの対を1つおきに選択駆動し、以って第1垂直駆動回路WSCNによって駆動される2行ごとの画素対の片方を発光動作させる。後半フィールドで、第1垂直駆駆動回路WSCNは2行ごとの画素PIXの対を再び順次駆動する一方、第2垂直駆動回路DSCNは2行ごとの画素PIXの対の内前半フィールドで駆動しなかった対を選択駆動し、以って第1垂直駆動回路WSCNによって駆動される2行ごとの画素対の他方を発光動作させている。
ここで画素PIXは、図2に示す如くサンプリング用トランジスタ3Aと、駆動用トランジスタ3Bと、保持容量3Cと、発光素子3Dとを備えている。サンプリング用トランジスタ3Aは、その制御端が第1駆動線および第2駆動線の一方からなる走査線WSL101に接続し、その一対の電流端が信号線DTL101と駆動用トランジスタ3Bの制御端との間に接続している。駆動用トランジスタ3Bは、一対の電流端の一方が発光素子3Dに接続し、他方が第1駆動線及び第2駆動線の他方からなる給電線DSL101に接続している。保持容量3Cは、駆動用トランジスタ3Bの制御端と電流端との間に接続している。
かかる構成において画素PIXは、走査線WSL101から供給された駆動信号に応じてサンプリング用トランジスタ3Aがオンし信号線DTL101から映像信号をサンプリングして保持容量3Cに書込み、且給電線DSL101から供給された駆動信号に応じて駆動用トランジスタ3Bが動作し、保持容量3Cに書き込まれた映像信号に応じた駆動電流を発光素子3Dに供給する。
画素PIXは、映像信号を保持容量3Cに書き込む前の時点で、走査線WSL101及び給電線DSL101から供給される駆動信号に応じて補正動作を行い、駆動用トランジスタ3Bの閾電圧Vthのばらつきをキャンセルする補正量を保持容量3Cに足し込む。加えて画素PIXは、映像信号を保持容量3Cに書き込むときに、駆動用トランジスタ3Bの移動度μのばらつきをキャンセルする補正量を保持容量3Cから差し引く。
図15は、本発明にかかる表示装置の第2実施形態を示すブロック図である。理解を容易にするため、図14に示した第1実施形態と対応する部分には対応する参照番号を付してある。異なる点は、隣り合う行同士で、個々の画素PIXのレイアウトをミラー反転して、対称配置としていることである。図示するように、互いに隣り合う行の画素は、画素内部のレイアウトが上下反転しており、図ではこれを模式的に参照符号PIXを反転して表してある。この様にすることで、第1垂直駆動回路WSCNの出力段WS(i)から画素アレイ部側に伸びた第1駆動線を、対応する一対の画素行で共用することが出来る。よって参考例に比べ、第1駆動線の本数を半減できる。同様に、第2垂直駆動回路DSCNの出力段DS(j)から画素アレイ部側に伸びた第2駆動線は、対応する一対の画素行で共用されており、参考例に比べて第2駆動線の本数を半減できる。この様にして本実施形態は、画素アレイ部内の配線レイアウトを簡素化でき、十分に画素アレイ部の高精細化及び高密度化に対応できる。配線レイアウトの簡素化で短絡欠陥を抑制し、歩留りを改善することが出来る。
図16は、図1及び図12に示した参考例にかかる表示装置の1フレーム分の動作シーケンスを示すチャートである。前述したように、参考例にかかる表示装置は16ライン分の画素を順次駆動して1フレーム分の画像を表示している。図示のチャートでは、4水平周期(4H)分のブランキング期間BRと次の4水平期(4H)分のブランキング期間BRとの間に、1フレーム周期が入る。この1フレーム周期は16水平周期(16H)からなり、この間に映像信号(DATA)1〜16が、各ラインの画素行に書き込まれる。
1ライン目に着目すると、第1垂直駆動回路の最初の出力段WS1と第2垂直駆動回路の最初の出力段DS1によって、1ライン目の画素行が駆動される。出力段WS1によってVthキャンセル動作(閾電圧補正動作)が行われる。本実施例では、3水平周期(3H)に渡ってVthキャンセル動作が時分割的に3回繰り返されている。1回のVthキャンセル動作で必ずしも保持容量の両端にVthが書き込まれるとは限らない。特に1水平周期(1H)が短くなると、1回のVthキャンセル動作だけで閾電圧補正動作を完了することは難しい。そこで本実施形態では、Vthキャンセル動作を3Hに渡って3回繰り返している。なお3回目のVthキャンセル動作では、映像信号の書込み動作及び移動度μの補正動作も同時に行っている。チャートでは、フレーム期間の最初の水平周期で、DATA1が最初のラインの画素行に書き込まれている。一方出力段DS1によって最初のラインの画素行の点灯/消灯が制御されている。図示のチャートでは、フィールド期間に入る直前のブランキング期間から第5水平周期までの間DS1がオン状態となり、画素が点灯している。
以下1Hが経過するとWS2及びDS2がアクティブとなり、2ライン目の画素行のVthキャンセル時分割動作、信号書込み動作、移動度補正動作及び発光素子の点灯動作を含む一連の発光に必要な動作(発光動作)が行われる。さらに動作シーケンスの位相が1H進むと、WS3及びDS3がアクティブとなり、3ライン目の画素行の発光動作が行われる。この様にして順に線順次走査が行われ、最後のWS16及びDS16がアクティブとなったとき16ライン目の画素行の発光動作が行われ、1フレーム期間が完了する。この後線順次走査が先頭のラインに戻って次のフレーム周期に入る。
図17は、図16に示した1フレーム分の動作シーケンスにおいて、特に1ライン目の動作に着目したチャートである。注目した1ライン目の動作シーケンスを、点線で囲んである。WS1がアクティブとなることで、1ライン目の画素は3回にわたってVthキャンセル動作を時分割的に行う。3回目の水平周期では、最後のVthキャンセル動作と共に信号書込み動作も行っている。これにより1ライン目に割り当てられた映像信号DATA1が書き込まれる。このとき同時に駆動用トランジスタの移動度補正も行っている。一方WS1の出力に合わせて、DS1の出力もアクティブとなっている。DS1がアクティブとなることでVthキャンセル動作及び信号書込み動作が正常に行われると共に、画素が点灯状態に入る。予め決められた発光期間の経過後DS1がノンアクティブとなり、画素は消灯する。この様にして画素が点灯している期間をDS1で制御することにより、画面の輝度を制御することが可能である。即ちDS1のアクティブな期間を長くすることによって1フレーム周期に占める発光期間の割合(デューティ)を高く出来、画面輝度が上昇する。
図18は、2ライン目の画素が動作状態に入ったことを示すチャートである。図示するようにWS2及びDS2がアクティブとなっている。
図19は、3ライン目の画素行の動作状態を表している。WS3及びDS3がアクティブになることで、3ライン目の画素が一連の動作を行っていることがわかる。
図20は、最後から3番目(即ち14ライン目)の画素行の動作状態を示すチャートである。図示のようにWS14とDS14がアクティブとなって、14ライン目の画素行が動作している。
図21は、最後から2番目のラインの動作状態を表している。WS15及びDS15がアクティブとなっている。
図22は、最後のラインの動作状態を表している。WS16とDS16がアクティブとなって16番目のラインが発光する。これにより1フレーム分の線順次走査が完了し、次のフレームに進む。
図23は、図13及び図14に示した本発明にかかる表示装置の1フレーム分の動作シーケンスを示すチャートである。理解を容易にするため、図16に示した参考例にかかるチャートと同様の表記を採用している。図示するように、本発明にかかる動作シーケンスは、前後のブランキング期間に挟まれて1フレーム周期があり、ここで1フレーム分の画像が表示される。1フレーム周期は、前半フィールドと後半フィールドに分かれており、それぞれ順次走査を行い、両者合わせて1フレーム分の表示を行っている。
前半フィールドでは、第1垂直駆動回路側の出力段WS1〜WS8が順次アクティブになる一方、第2垂直駆動回路側の出力段は1つ置きでDS1,DS3,DS5,DS7がアクティブとなる。
後半フィールドでも同じく第1垂直駆動回路側の出力段WS1〜WS8が順にアクティブとなる。一方第2垂直駆動回路側の出力段は前半フィールドと異なり偶数番目のDS0、DS2,DS4,DS6,DS8がアクティブとなる。
図24は、最初のライン2の動作状態を表している。前半フィールドでWS1及びDS1がアクティブとなり、時分割Vthキャンセル動作、信号書込み動作、移動度補正動作及び点灯動作が最初のライン2の画素行で行われる。なお、後半フィールドでもWS1はアクティブとなっているが、DS1はノンアクティブのままである。したがって後半フィールドで最初のラインの画素行が点灯動作を行うことはない。このため、本発明にかかる動作シーケンスでは、1フレーム期間に占める発光期間の割合(デューティ)は最大でも50%に限られる。即ち前半フィールド及び後半フィールドの片方を全部発光期間に割り当てても、他方はすべて非発光期間となる為、デューティは最大でも50%である。
図25は、次の行の画素の動作状態を示すチャートである。図示するように動作シーケンスが図24に示した状態から1水平周期(1H)だけ位相が進行すると、WS2がアクティブとなる。一方DS1はアクティブの状態を維持する。この様にDS1とWS2がアクティブとなることで、3ライン目の画素の一連の動作が実行され、発光素子が発光する。ここでDS1の出力は2ライン目と3ライン目で共用されている。一方WS1とWS2は位相が1Hシフトしている。よって、2ライン目におけるWS1とDS1の位相関係と、3ライン目におけるDS1とWS2の位相関係は異なっている。2ライン目のWS1とDS1の位相関係は参考例と同様であり、問題なく時分割Vthキャンセル動作、信号書込み動作、発光動作を行うことが出来る。一方3ライン目ではDS1に比べWS2が1Hだけ前方にシフトしている。このシフト分は丁度時分割Vthキャンセル駆動の最初の部分に相当しており、場合によっては1回目の時分割駆動が十分に行えないことがある。本発明ではこの位相差を考慮して、Vthキャンセルを複数回繰り返し行っている。複数回繰り返すことで、1回分のVthキャンセルが不十分であっても、全体として閾電圧補正動作が正常に完了すればよい。よって、第1垂直駆動回路の出力段WSの位相と第2垂直駆動回路の出力段DSの位相が1Hだけシフトしても、動作上はなんら問題がない。逆に言うと、DSとWSの位相シフトを1H分は許容可能な動作シーケンスを採用することで、本発明にかかる駆動方式をなんら問題なく実施することが出来る。
図26は、6ライン目の動作シーケンスを表すチャートである。図25に示した状態から1H位相が進行すると、WS3及びDS3がアクティブとなり、6ライン目の画素を発光動作させる。
図27は、最後から3番目のラインの動作状態を示すチャートである。後半フィールドに進みWS6及びDS6がアクティブとなることで、12ライン目の画素行が発光動作している。
図28は、最後から2番目のラインの動作状態を示すチャートである。図27に示した状態から1H位相が進行すると、引き続きDS6がアクティブ状態を維持しつつ、WS7がアクティブとなる。これにより13ライン目の画素が発光動作する。
図29は、図28に示した状態から動作シーケンスの位相が1H進行した状態を表している。WS8及びDS8がアクティブとなることで対応する最後のライン16の画素が発光動作している。これにより1フレーム期間が完了し、次のフレーム期間に進む。
Vthキャンセル動作(閾電圧補正動作)は1回のみ行う場合と、複数の水平周期にわたって繰り返し時分割的に行う場合がある。図30は分割Vthキャンセルを行わない場合において、本発明の画素構成を用いたときの駆動用トランジスタのゲート電位Vgとソース電位Vsをあらわしている。ここでは2画素分のVgとVsの結果を記載しているが、1つがWS(n)とDS(n)によって駆動された駆動用トランジスタのVg、Vsであり、もう1つがWS(n+1)とDS(n)によって駆動された駆動用トランジスタのVg、Vsである。前者の出力を見ると、初期化、Vthキャンセル、書込み(兼移動度補正)が正常に行われており、所望の発光を得ることができる。それに対して後者はWSがONするより先にDSがVccHになるため、1フィールド前でのVg、Vsに再び戻り、発光が再び一瞬行われる(図2の回路ではDSをVccLにおとして発光を非発光にするため、それをまたVccHに戻せばまた同じVgsで発光が始まってしまう)。これは所望の動作ではないため、好ましくない。
図31は分割Vthキャンセルを行った場合における、本発明の画素構成を用いたときの駆動用トランジスタのゲート電位Vgとソース電位Vsをあらわしている。同様に2画素分のVgとVsの結果を記載している。図30とは異なり、どちらの組み合わせでもWSの方が先にONしているため正常に初期化が行われ、どちらも所望の発光を得ることができる。図23〜図29及び図31からわかるように、本発明の画素構成で駆動した場合、出力を共有した画素ライン同士では分割Vthキャンセルの回数が1回分異なってしまうため、分割Vthキャンセルの回数を多くする、あるいは1回分のVthキャンセル時間を長くする、などでVthキャンセルを十分にかけておくことが重要である。それが十分に行われていない場合、同じサンプリング電位でも1段ごとに輝度が異なって発光する症状が出ると予想される。
本発明にかかる表示装置は、図32に示すような薄膜デバイス構成を有する。本図は、絶縁性の基板に形成された画素の模式的な断面構造を表している。図示するように、画素は、複数の薄膜トランジタを含むトランジスター部(図では1個のTFTを例示)、保持容量などの容量部及び有機EL素子などの発光部とを含む。基板の上にTFTプロセスでトランジスター部や容量部が形成され、その上に有機EL素子などの発光部が積層されている。その上に接着剤を介して透明な対向基板を貼り付けてフラットパネルとしている。
本発明にかかる表示装置は、図33に示すようにフラット型のモジュール形状のものを含む。例えば絶縁性の基板上に、有機EL素子、薄膜トランジスタ、薄膜容量等からなる画素をマトリックス状に集積形成した画素アレイ部を設ける、この画素アレイ部(画素マトリックス部)を囲むように接着剤を配し、ガラス等の対向基板を貼り付けて表示モジュールとする。この透明な対向基板には必要に応じて、カラーフィルタ、保護膜、遮光膜等を設けてももよい。表示モジュールには、外部から画素アレイ部への信号等を入出力するためのコネクタとして例えばFPC(フレキシブルプリントサーキット)を設けてもよい。
以上説明した本発明における表示装置は、フラットパネル形状を有し、様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピューター、携帯電話、ビデオカメラなど、電子機器に入力された、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器のディスプレイに適用することが可能である。以下この様な表示装置が適用された電子機器の例を示す。
図34は本発明が適用されたテレビであり、フロントパネル12、フィルターガラス13等から構成される映像表示画面11を含み、本発明の表示装置をその映像表示画面11に用いることにより作製される。
図35は本発明が適用されたデジタルカメラであり、上が正面図で下が背面図である。このデジタルカメラは、撮像レンズ、フラッシュ用の発光部15、表示部16、コントロールスイッチ、メニュースイッチ、シャッター19等を含み、本発明の表示装置をその表示部16に用いることにより作製される。
図36は本発明が適用されたノート型パーソナルコンピュータであり、本体20には文字等を入力するとき操作されるキーボード21を含み、本体カバーには画像を表示する表示部22を含み、本発明の表示装置をその表示部22に用いることにより作製される。
図37は本発明が適用された携帯端末装置であり、左が開いた状態を表し、右が閉じた状態を表している。この携帯端末装置は、上側筐体23、下側筐体24、連結部(ここではヒンジ部)25、ディスプレイ26、サブディスプレイ27、ピクチャーライト28、カメラ29等を含み、本発明の表示装置をそのディスプレイ26やサブディスプレイ27に用いることにより作製される。
図38は本発明が適用されたビデオカメラであり、本体部30、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ34、撮影時のスタート/ストップスイッチ35、モニター36等を含み、本発明の表示装置をそのモニター36に用いることにより作製される。
100・・・表示装置、101・・・画素(PIX)、102・・・画素アレイ部、103・・・水平セレクタ(水平駆動回路HSEL)、104・・・ライトスキャナ(第1垂直駆動回路WSCN)、105・・・電源スキャナ(第2垂直駆動回路DSCN)、3A・・・サンプリング用トランジスタ、3B・・・駆動用トランジスタ、3C・・・保持容量、3D・・・発光素子

Claims (10)

  1. 行列状に配された画素の集合から成る画素アレイ部と、画素アレイ部を駆動する駆動部とから成り、
    画素アレイ部は、画素の行に対応して配された行状の第1駆動線と、同じく画素の行に対応して配された行状の第2駆動線と、画素の列に対応して配された列状の信号線とを備え、
    駆動部は、列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路と、行状の第1駆動線を介して画素への映像信号の供給を制御する第1垂直駆動回路と、行状の第2駆動線を介して画素の発光期間を制御する第2垂直駆動回路とを備え、以て、画素に備えられた発光素子を点灯することで映像信号に応じた画像を画素アレイ部に表示する表示装置であって、
    第1垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、
    第2垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、
    第1垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対とを互いに1行分ずらすことにより、画素が行単位で発光動作する表示装置。
  2. 行列状に配された画素の集合から成る画素アレイ部と、画素アレイ部を駆動する駆動部とから成り、
    画素アレイ部は、画素の行に対応して配された行状の第1駆動線と、同じく画素の行に対応して配された行状の第2駆動線と、画素の列に対応して配された列状の信号線とを備え、
    駆動部は、列状の信号線に映像信号を供給する水平駆動回路と、行状の第1駆動線を介して画素への映像信号の供給を制御する第1垂直駆動回路と、行状の第2駆動線を介して画素に備えられた発光素子に流れる電流を制御する第2垂直駆動回路とを備え、以て、発光素子を点灯することで映像信号に応じた画像を画素アレイ部に表示する表示装置であって、
    第1垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、
    第2垂直駆動回路は、互いに隣り合う2行の画素を同時に駆動し、
    第1垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対と、第2垂直駆動回路で同時駆動する画素行の対とを互いに1行分ずらすことにより、画素が行単位で発光動作する表示装置。
  3. 発光素子の点灯動作を含む一連の発光に必要な動作を制御するアクティブ状態に第1駆動線が順次置かれ、併せて、奇数番目の第2駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、且つ、発光素子を非点灯動作とする非アクティブ状態に偶数番目の第2駆動線が順次置かれ、その後、再び、第1駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、併せて、偶数番目の第2駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、且つ、奇数番目の第2駆動線が非アクティブ状態に順次置かれる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 駆動部は、1フレーム分の画像を前半フィールドと後半フィールドに分けて画素アレイ部に表示し、
    前半フィールド及び後半フィールドの一方において、発光素子の点灯動作を含む一連の発光に必要な動作を制御するアクティブ状態に第1駆動線が順次置かれ、併せて、奇数番目の第2駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、且つ、発光素子を非点灯動作とする非アクティブ状態に偶数番目の第2駆動線が順次置かれ、
    前半フィールド及び後半フィールドの他方において、第1駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、併せて、偶数番目の第2駆動線がアクティブ状態に順次置かれ、且つ、奇数番目の第2駆動線が非アクティブ状態に順次置かれる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  5. 第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を順次駆動する一方、第2垂直駆動回路は2行毎の画素の対を1つ置きに駆動し、以て、画素が行単位で発光動作する請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  6. 駆動部は、1フレーム分の画像を前半フィールドと後半フィールドに分けて画素アレイ部に表示し、
    前半フィールドで、第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を駆動する一方、第2垂直駆動回路は2行毎の画素の対を駆動し、以て、第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の一方を発光動作させ、
    後半フィールドで、第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を駆動する一方、第2垂直駆動回路は2行毎の画素の対の内、前半フィールドで駆動しなかった画素を駆動し、以て、第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の他方を発光動作させる請求項5に記載の表示装置。
  7. 駆動部は、1フレーム分の画像を前半フィールドと後半フィールドに分けて画素アレイ部に表示し、
    第1垂直駆動回路は2行毎の画素の対を駆動する一方、第2垂直駆動回路は2行毎の画素の対を順次駆動し、以て、前半フィールドにおいて、第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の一方を発光動作させ、後半フィールドにおいて、第1垂直駆動回路によって駆動される2行毎の画素対の他方を発光動作させる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  8. 第1垂直駆動回路は複数行毎の画素を駆動する一方、第2垂直駆動回路は複数行毎の画素の内、1行を選択駆動し、以て、第1垂直駆動回路によって駆動される複数行毎の画素の内、1行を発光動作させる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  9. 第1垂直駆動回路は複数行毎の画素を駆動する一方、第2垂直駆動回路は複数行毎の画素の内、1行を選択駆動し、以て、画素が行単位で発光動作する請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  10. 請求項1乃至請求項9に記載の表示装置を備えた電子機器。
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