JP2010107733A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最適なタイミングでI/Oキャリブレーションを行うこと。
【解決手段】バイアスキャリブレーション時、画像形成部は印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチを形成し、通常印刷時の現像バイアス電圧を予め定められた濃度を示すトナーパッチを形成した現像バイアス電圧に設定する。その後、今回と前回のバイアスキャリブレーション時に決定した現像バイアス電圧の差を求め、その差が予め定められた電圧差より大きい場合、又は、同じ条件で形成した今回と前回のトナーパッチの濃度が予め定められた濃度差より大きい場合、ガンマテーブルの補正を行うI/Oキャリブレーションを実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、静電潜像が形成された像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成し、このトナー像を記録紙に転写することによって画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
従来から、コピー機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、装置が置かれている環境の変化、部品の劣化及び消耗等によって画像形成出力にかかる電気的又は機械的な状態が変化してしまう。このような変化が起こると、変化前後において画像の色や濃度等の画質が異なってしまい、安定した画質の供給ができなくなっていた。
そこで、出力画像の画質を一定に維持するために、現像装置に印加する現像バイアス電圧を補正して出力濃度を調整するバイアスキャリブレーションや入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルの補正を行うI/Oキャリブレーションが装置内において行われる。特許文献1及び2には、キャリブレーションの実行タイミングに関する技術が記載されている。
2006−212918号公報 2000−190573号公報
I/Oキャリブレーションは、一般的に、画像形成装置の電源投入時や電源投入後から100枚印刷毎などの規定枚数印刷毎に、又は規定時間毎等の予め設定されたタイミング毎に実行される。しかし、画像形成装置の使用条件によっては、設定されたタイミングがI/Oキャリブレーションに最適なタイミングとは限らない。従って、I/Oキャリブレーションの必要がない場合でも自動的にI/Oキャリブレーションが行われるため、この場合I/Oキャリブレーション処理は無駄となり、効率的ではなかった。特許文献1及び2には、キャリブレーション要求の制御方法に関する発明が記載されており、最適なタイミングでキャリブレーションを行う点については記載されていない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、最適なタイミングでI/Oキャリブレーションを行う画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明の画像形成装置は、現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の現像バイアス電圧と前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の現像バイアス電圧に更新する補正制御手段と、を備えている。
請求項2に記載の発明の画像形成装置は、現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率で形成されたトナーパッチの濃度同士の差の何れかが予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、を備えている。
請求項3に記載の発明の画像形成装置は、現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の現像バイアス電圧と前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧との差が予め定められた閾値より大きい場合、又は、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率で形成されたトナーパッチの濃度同士の差の何れかが予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の現像バイアス電圧に更新し、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、を備えている。
前回の現像バイアス電圧(バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧)と今回の現像バイアス電圧の差が予め定められた閾値より大きい場合、同じ条件で形成されたトナーパッチ(現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチ)の前回と今回の濃度が予め定められた閾値より大きい場合、出力画像の画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性がある。そこで、画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性があるか否かを判断し、必要に応じてガンマテーブルの補正を行うことにより、無駄なガンマテーブルの補正処理を省いて最適なタイミングで実行することができる。そして、ガンマテーブルの補正処理を効率的に行うことによって、補正処理にかかる時間を削減し、処理負担を軽減させることができる。
ここで「印字率」とは、1ドット分の領域において全くトナーが付着していない白地の状態を印字率0%といい、完全にトナーで覆われている状態(ベタ画像)を印字率100%という。つまり、1ドット分の印字領域における印字領域(トナーが付着した領域)と非印字領域(トナーが付着していない領域)の割合のことをいう。
請求項4に記載の発明の画像形成装置は、互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なる各色のトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度に基づいて前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの前記各画像形成手段の現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧と、前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧において、同じ前記画像形成手段の現像バイアス電圧同士の差が予め定められた閾値より大きい前記画像形成手段が有するトナーの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧に更新する補正制御手段と、を備えている。
請求項5に記載の発明の画像形成装置は、互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率及び同じ前記画像形成手段で形成されたトナーパッチの濃度同士の差が予め定められた閾値より大きいトナーパッチを検出し、検出されたトナーパッチの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、を備えている。
請求項6に記載の発明の画像形成装置は、互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの前記各画像形成手段の現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧と、前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧において、同じ前記画像形成手段の現像バイアス電圧同士の差が予め定められた閾値より大きい前記画像形成装置が有するトナーの色のガンマテーブル、及び、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率及び同じ前記画像形成手段で形成されたトナーパッチの濃度同士の差が予め定められた閾値より大きいトナーパッチを検出し、検出されたトナーパッチの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧に更新し、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、を備えている。
請求項4〜6に記載の発明によれば、画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性があるか否かを色毎に判断し、ガンマテーブルの補正が必要な色に対してのみ補正を行うことにより、無駄なガンマテーブルの補正処理を省いて最適なタイミングで実行することができる。そして、ガンマテーブルの補正処理を効率的に行うことによって、補正処理にかかる時間を削減し、処理負担を軽減させることができる。
この発明によれば、画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性があるか否かを判断し、必要に応じてガンマテーブルの補正を行うことにより、無駄なガンマテーブルの補正処理を省いて最適なタイミングで実行することができる。そして、ガンマテーブルの補正処理を効率的に行うことによって、補正処理にかかる時間を削減し、処理負担を軽減させることができる。
以下、本発明における画像形成装置について図面を参照して説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における画像形成装置として電子写真方式のプリンタを例に説明するが、電子写真方式の画像形成装置を備えるコピー機、ファクシミリ、複合機等にも適用可能である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態では、モノクロプリンタを例に挙げて説明する。図1は、プリンタ10の内部構成を示す側面断面図である。プリンタ10本体内には、ブラックの画像のみを形成する画像形成部30を備えている。この画像形成部30には、トナー像を担持する感光体ドラム1が配設されており、感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、転写ローラ9により用紙カセット16から搬送される用紙上に直接転写される。トナー像が転写される用紙は、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ対12bを介して転写ローラ9へと搬送される。
画像形成部30について詳しく説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1の周囲及び下方には、感光体ドラム1を帯電させる帯電器2と、各感光体ドラム1に画像情報を露光する露光装置4と、不図示の電源装置から現像バイアス電圧が印加されることによって感光体ドラム1上にトナーを付着させる現像装置3と、感光体ドラム1上に残留したトナーを除去するクリーニング部5が設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2が感光体ドラム1の表面を一様に帯電させ、次いで露光装置4が画像データに応じて光を照射し、感光体ドラム1上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3には、ブラックのトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。現像装置3に現像バイアス電圧が印加されることによってトナーが感光体ドラム1上に移動し、感光体ドラム1に静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、用紙が感光体ドラム1と転写ローラ9のニップ部を通過することにより用紙上にトナー像が直接転写され、トナー像が転写された用紙は定着部7へと搬送される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1の表面に残留したトナーがクリーニング部5により除去される。
定着部7に搬送された用紙は、定着ローラ対13のニップ部を通過する際に加熱及び加圧されてトナー像が用紙の表面に定着され、所定のモノクロ画像が形成される。モノクロ画像が形成された用紙は、排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
濃度センサ21は、感光体ドラム1上に形成されたトナー像の濃度を測定するものであり、例えば反射型フォトセンサ等で構成されている。この場合、濃度センサ21は、発光ダイオード等の発光部から感光体ドラム1上のトナー像に対して光を照射して、フォトダイオード等の受光部が反射光の光量を検知することで、トナー像の光学濃度(以下、単に「濃度」と表記する)を測定する。測定された濃度は、後述する制御部100へ出力する。
図2は、本実施の形態におけるプリンタ10の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ10は、制御部100、記憶部110、画像メモリ120、画像処理部130、画像形成部30、濃度センサ21、入力操作部140及びネットワークI/F部150を備えて構成されている。尚、図1を用いて説明したプリンタ10の構成要素と同じものには同符号を付して、説明を省略する。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等によって構成され、入力された指示信号等に応じて記憶部110に記憶されたプログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行ってプリンタ10を統括的に制御するものである。制御部100は、トナーパッチ形成制御部101、バイアスキャリブレーション実行部102、I/Oキャリブレーション実行判断部103及びI/Oキャリブレーション実行部104を有する。
トナーパッチ形成制御部101は、(1)印字率を固定とし、現像装置3に印加する現像バイアス電圧を複数段階に変化させたトナーパッチと、(2)現像バイアス電圧を固定とし、印字率を変化させたトナーパッチを画像形成部30に対して形成させる。
図3は、本実施の形態におけるトナーパッチの一例を示した図である。トナーパッチP1〜P3は、印字率を固定とし、現像バイアス電圧を複数段階に変化させたものである。例えば、トナーパッチP1〜P3は、印字率=25%で、それぞれの現像バイアス電圧は、トナーパッチP1=350V、トナーパッチP2=400V、トナーパッチP3=450Vである。
そして、トナーパッチP3及びP4は、現像バイアス電圧を固定とし、印字率を変化させたものである。例えば、トナーパッチP3及びP4は、現像バイアス電圧=450Vで、それぞれの印字率は、トナーパッチP3=25%、トナーパッチP4は=100%である。
バイアスキャリブレーション実行部102は、現像装置3に印加する現像バイアス電圧を補正して、トナー像の出力濃度の調整を行うキャリブレーションを実行する。具体的には、まずバイアスキャリブレーション実行部102は、トナーパッチ形成制御部101に対して図3に示すようなトナーパッチを形成させる指示を行う。次に、形成されたトナーパッチP1〜P3の濃度を濃度センサ21に測定させ、予め設定された濃度に最も近いトナーパッチを検出する。そして、予め設定された濃度に最も近いとして検出されたトナーパッチを形成したときの現像バイアス電圧を、通常印刷時の現像バイアス電圧に設定する。
I/Oキャリブレーション実行判断部103は、バイアスキャリブレーション実行後にI/Oキャリブレーションを行うか否かを判断する。判断条件としては、今回のバイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧と前回のバイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧の差が予め定められた差(以下「設定電圧差」という)より大きい場合にI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。
設定電圧差について説明する。現像バイアス電圧が変化すると、形成される画像の階調特性も変化する可能性が高い。階調特性が変化すると、画質を一定に確保することができず問題が生じる。そこで、安定した画質の影響に悪影響が出るほど階調特性が変化するときの現像バイアス電圧の変化量を設定電圧差とし、今回と前回のバイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧の差が設定電圧差より大きい場合はI/Oキャリブレーションを行ってガンマテーブルの補正を行うこととする。
また、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、トナーパッチP4の濃度を濃度センサ21に測定させ、トナーパッチP3及びP4の濃度と前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度のそれぞれの差の何れかが予め定められた差(以下「設定濃度差」という)より大きい場合にI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。具体的には、前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3の濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3の濃度の差、又は、前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP4の濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP4の濃度の差が設定濃度差より大きい場合、I/Oキャリブレーション実行判断部103はI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。
設定濃度差について説明する。同じ条件で形成されたトナーパッチの濃度が前回と今回のバイアスキャリブレーション時とで大きく変化しているということは、形成される画像の階調特性も変化している可能性が高い。そこで、安定した画質の供給に悪影響が出るほど階調特性が変化したことを示す濃度差を設定濃度差とし、前回と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度のそれぞれの差の何れかが設定濃度差より大きい場合はI/Oキャリブレーションを行ってガンマテーブルの補正を行う。
このように、画質に影響を与えるほど階調特性に変化があるときのみI/Oキャリブレーションを実行することにより、I/Oキャリブレーションを最適なタイミングで実行することができ、I/Oキャリブレーションを効率的に行うことができる。尚、設定電圧差及び設定濃度差は、プリンタ10の設計者等によって設定され、記憶部110に予め記憶されている。
I/Oキャリブレーション実行部104は、I/Oキャリブレーション実行判断部103がI/Oキャリブレーションを実行すると判断したときにI/Oキャリブレーションを実行する。具体的には、濃度センサ21によって測定されたトナーパッチの濃度に基づいて、予め設定された階調特性となるように記憶部110に記憶されたガンマテーブル112を補正する。ガンマテーブルの一般的な補正方法は周知の技術であるため、詳しい説明を省略する。
記憶部110は、プリンタ10の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。本実施の形態では記憶部110はキャリブレーション実行プログラム111及びガンマテーブル112を記憶し、現像バイアス電圧記憶部113及び濃度記憶部114として機能する。キャリブレーション実行プログラム111は、予め決められたタイミング毎に(例えば、プリンタ10の電源投入時や電源投入後から100枚印刷毎等の規定枚数印刷毎に、又は規定時間毎等)、バイアスキャリブレーションを実行すると共に、I/Oキャリブレーション実行判断部103の判断に応じてI/Oキャリブレーションを実行する処理を行う。
ガンマテーブル112は、入力濃度データに対する出力濃度データを記述したデータテーブルであり、画像の階調特性を決定するものである。現像バイアス電圧記憶部113は、バイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧を記憶する。濃度記憶部114は、I/Oキャリブレーション実行判断部103によってI/Oキャリブレーションを実行すると判断されたときのトナーパッチP3及びP4の濃度を記憶する。
画像メモリ120は、ネットワークI/F部150を介して外部装置から送信された画像データを一時的に記憶する。画像処理部130は、画像メモリ120に記憶されている画像データに対して画像補正や拡大・縮小等の画像処理を施す。画像形成部30は、画像メモリ120から出力された画像データに基づいてトナー像を形成する。入力操作部140は、各種メッセージを表示する表示パネル、プリンタ10の電源のオン/オフ操作を行う電源キー、印刷ジョブをリセットするリセットキー等を備える。ネットワークI/F部150は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークI/F部150と接続されたネットワーク(不図示)を介して外部装置と種々のデータの送受信を行う。
図4は、制御部100が本実施の形態におけるキャリブレーション実行プログラム111を読み出してキャリブレーション実行処理を行ったときの処理の流れを示したフローチャートである。まず、制御部100は、予め定められたタイミングでバイアスキャリブレーション実行部102に対してバイアスキャリブレーションの実行を要求し、この要求に応答してバイアスキャリブレーション実行部102はバイアスキャリブレーションを実行する(ステップS11)。
次に、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧(前回のバイアスキャリブレーション時に決定された現像バイアス電圧)と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差を求め、この差が設定電圧差より大きいか否かを判定する(ステップS12)。
現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差が設定濃度差より大きい場合(ステップS12;YES)、I/Oキャリブレーション実行部104はI/Oキャリブレーションを実行する(ステップS14)。制御部100は、現像バイアス電圧記憶部113に今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧を更新して記憶させ、濃度記憶部114に今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度を更新して記憶させる(ステップS15)。そして、制御部100は処理を終了する。
現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差が設定電圧差以下である場合(ステップS12;NO)、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、濃度センサ21にトナーパッチP4の濃度を測定させ、濃度記憶部114に記憶されている濃度(前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度)と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度のそれぞれの差の何れかが設定濃度差より大きいか否かを判定する(ステップS13)。
濃度記憶部114に記憶されている濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度のそれぞれの差の何れかが設定濃度差より大きい場合(ステップS13;YES)、I/Oキャリブレーション実行部104はI/Oキャリブレーションを実行する(ステップS14)。制御部100は、現像バイアス電圧記憶部113に今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧を更新して記憶させ、濃度記憶部114に今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度を更新して記憶させる(ステップS15)。そして、制御部100は処理を終了する。
現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差が設定電圧差以下であり(ステップS12;NO)、濃度記憶部114に記憶されている濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度のそれぞれの差の何れかが設定濃度差より以下である場合(ステップS13;NO)、制御部100はI/Oキャリブレーションを実行させずに処理を終了する。
以上、説明したように、画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性があるか否かを判断してI/Oキャリブレーションを実行することにより、無駄なI/Oキャリブレーションを省いて最適なタイミングで実行することができる。そして、I/Oキャリブレーションを効率的に行うことによって、キャリブレーションにかかる時間を削減し、制御部100の処理負担を軽減させることができる。
尚、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず適宜変形可能である。例えば、本実施の形態では、I/Oキャリブレーションの実行条件として(1)前回と今回の現像バイアス電圧の差が設定電圧差より大きい、(2)同じ条件で形成した前回と今回のトナーパッチの濃度差が設定濃度差より大きい、のそれぞれを判断し、(1)又は(2)を満たす場合としたが、(1)且つ(2)を満たす場合としてもよいし、(1)又は(2)の何れか一方のみを採用して判断するようにしてもよい。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態では、画像形成装置としてモノクロプリンタを例に説明した。本実施の形態ではカラープリンタを例に説明する。第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付し、説明を省略すると共に、異なる部分のみ説明する。
図5は、本実施の形態におけるプリンタ10の内部構成を示す側面断面図である。プリンタ10本体内には4つの画像形成部30a、30b、30c及び30d(以下、まとめて「画像形成部30」という)が、搬送方向上流側(図5では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部30は、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光ユニット4と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像ユニット3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留したトナーを除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット4によって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像ユニット3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光ユニット4からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、中間転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に転写(一次転写)される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側のテンションローラ11a下流側の駆動ローラ11bとに掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11bの回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、用紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた転写ローラ9へ搬送され、中間転写ベルト8とのニップ部(転写ニップ部)においてフルカラー画像が転写(二次転写)される。トナー像が転写された用紙Pは定着部7へと搬送される。
中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。また、転写ローラ9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナーを除去するためのクリーニングブレード19が配置されている。
定着部7による定着後、フルカラー画像が形成された用紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。用紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、用紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した用紙Pの一部を一旦排出ローラ15から装置外部にまで突出させる。その後、用紙Pは排出ローラ15を逆回転させることにより分岐部14で用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で転写ローラ9に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が転写ローラ9により用紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
尚、本実施の形態のプリンタ10の電気的構成を示すブロック図は、第1の実施の形態において図2に示したブロック図と同様であるため、説明を省略し、以下、図2を用いて異なる部分のみ説明する。
トナーパッチ形成制御部101は、図6に示すようなトナーパッチを画像形成部30に形成させる。トナーパッチP1、P2、P3及びP4は、ブラック、イエロー、シアン及びマゼンタの4つのパッチを含む。トナーパッチP1〜P3は、印字率が同じで現像バイアス電圧がそれぞれ異なるトナーパッチである。例えば、トナーパッチP1〜P3は、印字率=25%であり、それぞれの現像バイアス電圧は、トナーパッチP1=350V、トナーパッチP2=400V、トナーパッチP3=450Vで形成されたものである。
そして、トナーパッチP3及びP4は、現像バイアス電圧が同じで印字率がそれぞれ異なるトナーパッチである。例えば、トナーパッチP3及びP4は、現像バイアス電圧=450Vで、それぞれの印字率は、トナーパッチP3=25%、トナーパッチP4=100%である。
バイアスキャリブレーション実行部102は、現像装置3a〜3dに印加する現像バイアス電圧を補正して、トナー像の出力濃度の調整を行うキャリブレーションを実行する。具体的には、まずバイアスキャリブレーション実行部102は、トナーパッチ形成制御部101に対して図6に示すようなトナーパッチを形成させる指示を行う。次に、形成されたトナーパッチP1〜P3の各色の濃度を濃度センサ21に測定させ、色毎に予め設定された濃度に最も近いトナーパッチを検出する。そして、予め設定された濃度に最も近いとして検出されたトナーパッチを形成したときの現像バイアス電圧を、通常印刷時の現像バイアス電圧に設定する。この現像バイアス電圧の設定は色毎に行う。
例えば、画像形成部30dがブラックのトナー像を形成するものとすると、バイアスキャリブレーション実行部102は、現像装置3dの現像バイアス電圧を決定するために、トナーパッチP1〜P3のうち、トナーパッチK1、K2及びK3から予め設定された濃度に最も近いトナーパッチを検出する。そして、予め設定された濃度に最も近いとして検出されたトナーパッチを形成したときの現像バイアス電圧を、通常印刷時に画像形成部30dの現像ユニット3dに印加する現像バイアス電圧として設定する。このように、バイアスキャリブレーション実行部102は色毎に現像バイアス電圧を設定する。
I/Oキャリブレーション実行判断部103は、バイアスキャリブレーション実行後にI/Oキャリブレーションを行うか否かを色毎に判断する。判断条件としては、今回のバイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧と前回のバイアスキャリブレーションによって決定された現像バイアス電圧の差を色毎にそれぞれ算出し、設定電圧差より大きい色に対してI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。
具体的に説明する。まず、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、前回のバイアスキャリブレーション時に設定されたブラックのトナー像を形成する画像形成部30dの現像ユニット3dの現像バイアス電圧を現像バイアス電圧記憶部113から読み出す。次に、読み出した現像バイアス電圧と、今回のバイアスキャリブレーションによって設定された現像ユニット3dの現像バイアス電圧の差を算出する。この差が設定電圧差より大きい場合、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、ブラックのガンマテーブルに対してI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。このように、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、前回と今回の現像バイアス電圧の差に基づいて、I/Oキャリブレーションを行うか否かを各色に対して判断する。
また、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、トナーパッチP4の濃度を濃度センサ21に測定させ、トナーパッチP3及びP4の濃度と前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度の差を色毎にそれぞれ算出し、設定濃度差より大きい色に対してI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。
具体的に説明する。まず、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチK3及びK4の濃度を濃度記憶部114から読み出す。次に、読み出した濃度と、今回のバイアスキャリブレーションによって形成されたトナーパッチK3及びK4の濃度の差をそれぞれ算出する。何れかの差が設定濃度差より大きい場合、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、ブラックのガンマテーブルに対してI/Oキャリブレーションを実行すると判断する。このように、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、同条件で形成した前回と今回のトナーパッチの濃度差に基づいて、I/Oキャリブレーションを行うか否かを各色に対して判断する。
I/Oキャリブレーション実行部104は、I/Oキャリブレーション実行判断部103がI/Oキャリブレーションを実行すると判断された色に対してI/Oキャリブレーションを実行する。
ガンマテーブル112は、色毎に入力濃度データに対する出力濃度データを記述したデータテーブルであり、画像の階調特性を決定するものである。現像バイアス電圧記憶部113は、バイアスキャリブレーションによって決定された現像ユニット3a〜3dの現像バイアス電圧を記憶する。濃度記憶部114は、I/Oキャリブレーション実行判断部103によってI/Oキャリブレーションを実行すると判断されたときのトナーパッチP3及びP4の濃度を記憶する。
図7は、制御部100が本実施の形態におけるキャリブレーション実行プログラム111を読み出してキャリブレーション実行処理を行ったときの処理の流れを示したフローチャートである。まず、制御部100は、予め定められたタイミングでバイアスキャリブレーション実行部102に対してバイアスキャリブレーションの実行を要求し、この要求に応答してバイアスキャリブレーション実行部102はバイアスキャリブレーションを実行する(ステップS21)。
続いて、制御部100は、変数colorを設定し、変数colorに初期値としての所定の色(例えば、ブラック)を示すデータを代入する。更に、制御部100は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色に対応するフラグ(colorフラグ)を設定し、各colorフラグに0を代入する。変数color及びcolorフラグは、制御部100が有するキャッシュメモリ等に記憶される。
次に、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、変数colorの示す色について、現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧(つまり、前回のバイアスキャリブレーション時に決定された現像バイアス電圧)を読み出し、読み出した現像バイアス電圧と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差を求め、その差が設定電圧差より大きいか否かを判定する(ステップS23)。
設定電圧差以下である場合(ステップS23;NO)、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、濃度センサ21にトナーパッチP4の濃度を測定させ、変数colorの示す色について、濃度記憶部114に記憶されている濃度(つまり、前回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度)を読み出し、読み出した濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度の差を求め、その差が設定濃度差より大きいか否かを判定する(ステップS24)。
現像バイアス電圧記憶部113に記憶されている現像バイアス電圧と今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧の差が設定濃度差より大きい、又は、濃度記憶部114に記憶されている濃度と今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度の差が設定濃度差より大きい場合(ステップS23;YES、又はステップS24;YES)、I/Oキャリブレーション実行判断部103は、変数colorの示す色のcolorフラグに1を代入する(ステップS25)。
次に、制御部100は、変数colorの示す色が最後の色か否かを判別する(ステップS26)。例えば、変数colorをブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に切り替えることを予め設定しておき、変数colorがイエローを示すデータに等しい場合、制御部100は変数colorの示す色が最後の色であると判断することができる。
変数colorの示す色が最後の色ではない場合(ステップS26;NO)、制御部100は変数colorの示す色を次の色に更新する(ステップS27)。例えば、変数colorの示す色がブラックである場合、制御部100はシアンに切り替えて更新する。このように、各色についてステップS23〜S27の処理が繰り返して行われる。
変数colorの示す色が最後の色であるとき(ステップS26;YES)、I/Oキャリブレーション実行部104は、colorフラグが1である色に対してI/Oキャリブレーションを実行する。更に、colorフラグが1である色について、現像バイアス電圧記憶部113に今回のバイアスキャリブレーションで決定された現像バイアス電圧を更新して記憶させ、濃度記憶部114に今回のバイアスキャリブレーション時に形成されたトナーパッチP3及びP4の濃度を更新して記憶させる(ステップS28)。そして、制御部100は処理を終了する。ここで、colorフラグが全て0である場合、制御部100はステップS28を実行せずに処理を終了する。
以上、説明したように、画質に影響を与えるほど階調特性が変化している可能性があるか否かを色毎に判断し、ガンマテーブルの補正が必要な色に対してのみI/Oキャリブレーションを実行することにより、無駄なI/Oキャリブレーションを省いて最適なタイミングで実行することができる。I/Oキャリブレーションを効率的に行うことによって、キャリブレーションにかかる時間を削減し、制御部100の処理負担を軽減させることができる。
尚、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず適宜変形可能である。例えば、本実施の形態では、I/Oキャリブレーションの実行条件として(1)前回と今回の現像バイアス電圧の差が設定電圧差より大きい、(2)同じ条件で形成した前回と今回のトナーパッチの濃度差が設定濃度差より大きい、のそれぞれを色毎に判断し、(1)又は(2)を満たす場合としたが、(1)且つ(2)を満たす場合としてもよいし、(1)又は(2)の何れか一方のみを採用して判断するようにしてもよい。
第1の実施の形態におけるプリンタの内部構成を示す側面断面図。 第1及び第2の実施の形態におけるプリンタの電気的構成を示すブロック図。 第1の実施の形態におけるトナーパッチの一例を示した図。 第1の実施の形態におけるキャリブレーション実行処理の流れを示したフローチャート。 第2の実施の形態におけるプリンタの内部構成を示す側面断面図。 第2の実施の形態におけるトナーパッチの一例を示した図。 第2の実施の形態におけるキャリブレーション実行処理の流れを示したフローチャート。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
100 制御部
101 トナーパッチ形成制御部(パッチ形成制御手段)
102 バイアスキャリブレーション実行部(バイアス補正手段)
103 I/Oキャリブレーション実行判断部(補正制御手段)
104 I/Oキャリブレーション実行部(ガンマ補正手段)
110 記憶部
111 キャリブレーション実行プログラム
112 ガンマテーブル
113 現像バイアス電圧記憶部(バイアス記憶手段)
114 濃度記憶部(濃度記憶手段)
120 画像メモリ
130 画像処理部
30 画像形成部(画像形成手段)
21 濃度センサ(濃度測定手段)
140 入力操作部
150 ネットワークI/F部

Claims (6)

  1. 現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の現像バイアス電圧と前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の現像バイアス電圧に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率で形成されたトナーパッチの濃度同士の差の何れかが予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  3. 現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体にトナーを付着させてトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の現像バイアス電圧と前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧との差が予め定められた閾値より大きい場合、又は、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率で形成されたトナーパッチの濃度同士の差の何れかが予め定められた閾値より大きい場合、前記ガンマ補正手段に対して前記ガンマテーブルの補正を行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の現像バイアス電圧に更新し、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  4. 互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、
    前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なる各色のトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度に基づいて前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの前記各画像形成手段の現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧と、前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧において、同じ前記画像形成手段の現像バイアス電圧同士の差が予め定められた閾値より大きい前記画像形成手段が有するトナーの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  5. 互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、
    前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率及び同じ前記画像形成手段で形成されたトナーパッチの濃度同士の差が予め定められた閾値より大きいトナーパッチを検出し、検出されたトナーパッチの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  6. 互いに異なる色のトナーを有する現像装置に現像バイアス電圧を印加することによって像担持体に各色のトナーを付着させてトナー像を形成する複数の画像形成手段と、
    前記各画像形成手段に対して、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチ、及び、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチを形成させるパッチ形成制御手段と、
    前記形成されたトナーパッチの濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、印字率が同じで現像バイアス電圧の異なるトナーパッチの濃度に基づいて現像バイアス電圧の補正を行うバイアス補正手段と、
    各色の入力濃度データに対する出力濃度データを記述したガンマテーブルを補正するガンマ補正手段と、
    前記ガンマ補正手段によって前記ガンマテーブルの補正が行われたときの前記各画像形成手段の現像バイアス電圧を記憶するバイアス記憶手段と、
    前記測定されたトナーパッチの濃度のうち、現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度を記憶する濃度記憶手段と、
    予め定められた周期毎に前記バイアス補正手段に対して前記各画像形成手段の現像バイアス電圧の補正を行わせ、当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧と、前記バイアス記憶手段に記憶されている現像バイアス電圧において、同じ前記画像形成手段の現像バイアス電圧同士の差が予め定められた閾値より大きい前記画像形成装置が有するトナーの色のガンマテーブル、及び、今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なる各トナーパッチの濃度と、前記濃度記憶手段に記憶されている各トナーパッチの濃度において、同じ印字率及び同じ前記画像形成手段で形成されたトナーパッチの濃度同士の差が予め定められた閾値より大きいトナーパッチを検出し、検出されたトナーパッチの色のガンマテーブルの補正を前記ガンマ補正手段に行わせて、前記バイアス記憶手段の内容を当該補正後の前記各画像形成手段の現像バイアス電圧に更新し、前記濃度記憶手段の内容を今回形成された現像バイアス電圧が同じで印字率の異なるトナーパッチの濃度に更新する補正制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042509A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像濃度補正システム、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体
US8660448B2 (en) 2011-02-03 2014-02-25 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming method
JP2015099267A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびプログラム
JP2017181330A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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