JP2010106977A - クランプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業に要する労力負担の軽減、管路同士の中心位置を容易に位置決めした状態を維持しながら接合が行える構成を備えたクランプ装置を提供する。
【解決手段】周方向で二分され、管部材の周方向一部が欠如されて外周面形状に倣う湾曲面を有した第1,第2の把持面部材101,102と、これら把持面部材が一体化されて上端側のヒンジ結合部を支点として揺動可能な第1,第2の支持部材103,103’と、第1の支持部材103に設けられているシーソー運動可能な開閉操作部材108の揺動端に設けられて開閉操作部材108のシーソー運動により水平方向の位置を変化させる第1のリンク部材111と、第1リンク部材111に連結されて開閉操作部材108のシーソー運動に連動してヒンジ結合部を中心に水平方向の位置を変化させる第2のリンク部材113とを備え、第1,第2のリンク部材同士の水平位置の変化に応じて第2支持部材103’の欠如部を管部材Pの外周面に対して接離する方向に揺動させることを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、クランプ装置に関し、さらに詳しくは、ポリエチレン管同士の端部を対面させた状態を維持可能なクランプ装置に関する。
従来、道路下に敷設されているガス管には、鋳鉄管や鋼管に代えてポリエチレンなどの合成樹脂管を用いることがある。これは、経年劣化による腐食防止や地震などの災害時に発生する外力に対してある程度の撓み変形を許容して損傷しにくくすることが理由となっている。
ポリエチレン管を用いた場合にその一部に分岐部を設けたり、継ぎ足しを行う際の工法としてエレクトロフュージョンによる継ぎ手を用いる工法がある(例えば、特許文献1)。
この工法は、分岐部の形成を対象とした場合には分岐サドル内に、また、管同士の継ぎ足しの場合には管の端部がそれぞれ挿入される継ぎ手内にニクロム線などの発熱源を装備し、その発熱源に通電した際に発生する熱によって分岐サドルあるいは継ぎ手部の内周面とポリエチレン管の外周面とを融着させる工法である。
一方、エレクトロフュージョン継ぎ手を用いた管路同士の接合時には、継ぎ手とこれに挿入したポリエチレン管同士が動かないように保持するクランプ装置を用いる場合がある(例えば、特許文献2,3)。
特許文献2には、管路上周面に当接可能なV字状座面を有した本体の両側に管路の直径方向に平行して張り出したアーム部を備え、このアーム部に管路上周面以外の周面に掛け回されるチェーンを掛け止めするようになっており、管路外周面を上記V字状座面とチェーンとでポリエチレン管を保持する構成が加持されている。
特許文献3には、ポリエチレン管の周面側部から挿入できる切り欠きを周方向の一部に形成された断面U字状の把持部を備えた樹脂製クランプ装置が開示されている。このクランプ装置では、樹脂製による撓み剛性を利用した形状復元力によって断面U字状の内部に挿入されたポリエチレン管を圧接保持することができる。
特開平11−344191号公報 特開平10−230548号公報 特開平8−135874号公報
エレクトロフュージョン継ぎ手を用いたポリエチレン管の接合時には、上記特許文献2,3に開示されているように、管路同士を動かないように支えておくことが必要となる。
しかし、特許文献2に開示されている構成では、チェーンの掛け回し作業が必要となる。このため、埋設管を対象とした場合には、ポリエチレン管の埋設位置よりもさらに深く掘り下げてチェーンを掛け回せるスペースを作る作業が必要となり、接合作業の準備に余分な労力や時間がかかるという問題がある。
一方、特許文献3に開示されている構成では、特許文献2に開示されている構成と違って、チェーンの掛け回し作業などは必要とされない。しかし、断面U字状の把持部を管路の周面側部から挿入する際には、U字を構成する隙間の大きさによって管路周面側部からの挿入抵抗が大きくなる虞がある。つまり、把持部の拡開により管路周面への挿入が可能となることから、その拡開に必要な押し込み力が大きくなると、これによる労力負担の増加を招く虞がある。
本発明の目的は、上記従来のエレクトロフュージョン継ぎ手を用いる接合時での管路の保持に関する問題に鑑み、作業に要する労力負担の軽減、管路同士の中心位置を容易に位置決めした状態を維持しながら接合が行える構成を備えたクランプ装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は次の構成よりなる。
(1)接合対象となる管部材を対面した状態で保持するためのクランプ装置において、
周方向で二分され、管部材の周方向一部が欠如されて外周面形状に倣う湾曲面を有した第1,第2の把持面部材と、
接合される管部材間に跨る長さを有し、該長さ方向各端部で垂下されているアームの下端に上記把持面部材が一体化され、該アームの上端が互いにヒンジ結合されることにより、上記把持面部材を上記管部材の外周面に対して接離する方向に揺動可能な第1,第2の支持部材と、
上記第1の支持部材側に設けられている支点部を中心にして上記アームの垂下方向でシーソー運動可能に設けられ、該支点部を挟んだ揺動端の一方に操作レバーが、そして揺動端の他方に支軸が挿通されている開閉操作部材と、
上記開閉操作部材の揺動端に位置する支軸によって回転可能に設けられている第1リンク部材と、
上記第2の支持部材側に設けられている支点部を中心にして回転可能に設けられている第2のリンク部材とを備え、
上記第1のリンク部材と上記第2のリンク部材とは連結され、上記開閉操作部材の揺動に応じて上記第1のリンク部材の位置が上記支持部材の接離方向で変化するのに合わせて上記第2のリンク部材の位置が上記支持部材のヒンジ結合部を中心として変化することにより上記支持部材同士を上記接離方向に変位させることを特徴とするクランプ装置。
(2)上記ヒンジ結合のための構成として、対向する側の支持部材に向け張り出させて設けられているブラケットと、該ブラケット間に挿通された支軸とが用いられることを特徴とする(1)に記載のクランプ装置。
(3)上記第1のリンク部材には、上記第2のリンク部材に係脱可能な連結部材が設けられ、該連結部材は、水平方向を思案点として上記第2のリンク部材に対する水平方向での押圧ストロークが最大となることを特徴とする(1)に記載のクランプ装置。
(4)上記第2の支持部材には、上記第1の支持部材に装備されている操作レバーと対向する位置に把持可能なハンドルが固定されていることを特徴とする(1)に記載のクランプ装置。
(5)周方向の一部が欠如されている第1,第2の把持面部材のうちで、上記操作部材が装備されている側に設けられている第1の把持面部材は、その周長が第2の把持面部材の周長に対して短くされ、両方の把持面部材が離れた状態で上記操作レバーを把持して懸垂支持した際に、欠如部両端が水平方向となる長さ関係を設定されていることを特徴とする(1)に記載のクランプ装置。
本発明によれば、操作部材に有する操作レバーの操作を介して開閉操作部材が揺動すると、これに設けられている第1のリンク部材の位置が開閉操作部材の支点位置を中心に変位するのに連動して第2のリンク部材が支持部材のヒンジ結合部を中心として変位することにより第2のリンク部材を有する第2の支持部材が管部材外周面に対して接離する方向に揺動することになる。これにより、操作レバーの操作という簡単な作業によりチェーンの巻き掛け作業や管部材へのクランプ装置の押し込み作業を要することなく管部材同士の保持が可能となる。
特に、第1,第2のリンク部材間に設けられている連結部材が思案点を有し、その思案点において第2のリンク部材に対する押圧ストロークが最大となる構成であるので、思案点を境にして水平方向を含む下方位置に変位するように操作レバーを操作することにより、第2の支持部材が第1の支持部材に向け閉じるように移動した場合には、その閉じ態位を維持され、不用意に開放されることがない。これにより、管部材同士を保持した状態にあるクランプ装置の把持面部材が不用意に離れるような事態を招くことがなく、管部材の保持をより確実に行うことができる。
以下、図面により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明によるクランプ装置の全体構成を示す斜視図であり、管部材Pを保持している状態を示している。
図1に示すクランプ装置の特徴は、操作レバーの操作のみで管部材への挿脱作業が行える点を特徴としている、以下、この特徴にかかる構成について説明する。
図1においてクランプ装置100は、エレクトロフュージョン継ぎ手(図示されず)を用いた接合対象である管部材Pの周方向で二分され、周方向部が欠如された把持面部材101,102を備えている。把持面部材101,102は、後述する第1,第2の支持部材103,103’により管部材Pの外周面に対して接離する方向に開閉可能に設けられている。
第1,第2の支持部材103,103’は、接合される管部材Pの端部間を跨る長さを有し、その長さ方向両端が垂下されているアーム部103A、103A’を有した正面視形状が下向きチャンネル状の部材である。
第1,第2の支持部材103,103’におけるアーム部103A、103A’の下端には把持面部材101,102が一体化され、上端における長さ方向中央をはさんで対向する位置にはヒンジ結合部104が設けられている。
ヒンジ結合部104は、これを支点として把持面部材101,102を管部材Pの外周面に対して接離させる方向に揺動させるための部分であり、対向する支持部材側に向け張り出すブラケット104Aと、ブラケット104A間に挿通された支持ロッド105とで構成されている。
第1の支持部材103における長さ方向中央には、図1および図2に示すように、支点取り付け部材106が固定され、支点取り付け部材106には、支点部をなす支軸107が挿通された開閉操作部材108が設けられている。なお、図2は、把持面部材101,102が管部材Pから離間する方向に揺動した状態を示している。また図1および図2において符号120は、第2の支持部材103’側で開閉操作部材108と対向する位置に一体化されている把持可能なハンドルを示している。
開閉操作部材108は、第1,第2の支持部材103,103’の長さ方向で間隔を開けて配置された一対の板部材で構成されるとともに、第1の支持部材103側に位置する支点部である支軸107を中心にしてシーソー運動可能な部材であり、揺動端の一方には操作レバー109が、そして揺動端の他方には支軸110が挿通されている。
操作レバー109は、クランプ装置100の運搬時および把持面部材101,102の開閉操作を行う際に用いられる部材であり、そして、支軸110には、開閉操作部材108の内部に配置された第1のリンク部材111が回転可能に支持されている。
第1のリンク部材111には、図2に示すように、連結部材112の長手方向一端が装着されており、連結部材112の長手方向他端には第2のリンク部材113が係脱可能に取り付けられている。
第2のリンク部材113は、第2の支持部材103’側の長さ方向中央に固定されている一対の支持板114間に挿通された支軸115によって回転可能に支持されている円柱状部材である。
上述した連結部材112としては、本実施形態の場合、ボルトが用いられており、第2のリンク部材113に対する係合量に相当するねじ込み量が変更できるようになっている。
開閉操作部材108は、操作レバー109を操作することによりシーソー運動でき、揺動端の他方に位置する第1のリンク部材111をシーソー運動時の支点となる支軸107を中心とした水平方向で変位させるようになっている。
第1のリンク部材111が水平方向で変位すると、これに連結されている第2のリンク部材113は、第2の支持部材103’におけるヒンジ結合部をなす支持ロッド1005を中心とした水平方向の位置を変化させるようになっている。
図3は、開閉操作部材108のシーソー運動時での第1,第2のリンク部材111,113の変位状態を説明するための図であり、同図において二点鎖線で示す状態は把持面部材101,102が管部材Pの外周面に対して離れる方向に揺動した状態であり、実線で示す状態は管部材Pの外周面に対して圧接する方向に揺動した状態である。
第1のリンク部材111と第2のリンク部材113とは、連結部材112を介して連結されており、連結部材112は、水平方向を思案点とし、この思案点において第1のリンク部材111による第2のリンク部材113に対する押圧ストロークが最大となるように設定されている。
つまり、第1のリンク部材111は、開閉操作部材109側に位置する支軸107を中心にした回転軌跡L1上を移動することができ、第2のリンク部材113は、第1のリンク部材111の移動に連動して第2の支持部材103’側に設けてあるヒンジ結合部104の支持ロッド105を中心にした回転軌跡L2上を移動する。このため、第1のリンク部材111と第2のリンク部材113とが直線上に位置する水平方向となった場合に第1のリンク部材111による第2のリンク部材113に対する押圧ストロークが最大となり、このときに第2のリンク部材113を装備している第2の支持部材103’は、ヒンジ結合部104の支持ロッド105を中心にして、図3において実線で示すように、管部材Pの外周面に圧接する方向に揺動する。
上述した第1,第2のリンク部材111,113に設定されている思案点よりも第1のリンク部材111が上方に移動した(反時計方向に揺動した)場合には、第1のリンク部材111の移動に連動する第2のリンク部材113が連結部材112に引かれることによりヒンジ結合部の支持ロッド105を中心にして反時計方向に移動する。これにより、第2の支持部材103’は、図3において二点鎖線で示すように管部材Pの外周面から離れる方向に揺動する。
このときの揺動量は、操作レバー109の操作量に比例し、管部材Pの外径以上に把持面部材102を離すようにすることで管部材Pに対する把持面部材102の挿脱作業が可能となる。
従って、管部材Pに対してクランプ装置100の把持面部材101,102を挿脱する際には、管部材Pへの押し込みやチェーンの巻き掛けなどを要することなく操作レバー109の揺動操作のみで挿脱作業が行えることになる。操作レバー109の操作時には、クランプ装置100の姿勢を安定させるためにハンドル120を握って操作する。
本実施形態は以上のような構成であるから、接合対象となる管部材P同士の接合位置近傍の端部にクランプ装置100が装着される。
クランプ装置100の装着時には、ハンドル120を握った状態で操作レバー109を反時計方向に揺動操作する。
操作レバー109が反時計方向に揺動されると、これに連動して開閉操作部材108が支軸107を中心にして反時計方向に揺動し、開閉操作部材108に装備されている第1のリンク部材111も支軸107を中心にして反時計方向に揺動する。
第1のリンク部材111が反時計方向に揺動すると、連結部材112を介して第2のリンク部材113が第2の支持部材103’のヒンジ結合部に位置する支持ロッド105を中心にして連れ動いて反時計方向に揺動する。これにより、第1のリンク部材113を装備している第2の支持部材103’が管部材Pの外周面から離れる向きに揺動し、管路Pの外周面に対して把持面部材101,102を管部材Pの上周面側から挿入できる態勢を採ることができる。
一方、管部材Pの上周面から挿入されて外周面を囲繞する状態とされたクランプ装置100は、操作レバー109を時計方向に揺動することにより、開閉操作部材108および第1のリンク部材111を時計方向に揺動させる。
第1のリンク部材111の揺動に連動して第2のリンク部材113も時計方向に揺動し、両方のリンク部材111,113が水平方向で直線上に位置する。これにより、第1のリンク部材111による第2のリンク部材113に対する押圧ストロークが最大となり、これに連動して第1のリンク部材113を装備している第2の支持部材103’が管部材Pの外周面に圧接する向きに揺動する。
第1のリンク部材111による第2のリンク部材113に対する押圧ストロークが最大となると、第2の支持部材103’は、管部材Pの外周面に向け揺動するが、このときの揺動量は、連結部材112と第2のリンク部材113との係合量で決まる。
このため、管部材Pの外径よりもわずかに小さい外径の位置に把持面部材102が揺動するように係合量を設定しておけば、第2の支持部材103’による管部材Pの外周面への圧接力が強められることになる。これにより、把持面部材102の内面と管部材Pの外周面との間にわずかな隙間も生じさせないようにして保持を確実に行えるようにすることができる。なお、図4は、管部材P同士をフュージョン継ぎ手FTを介して接合する際に両方の管部材P同士をクランプ装置100によって把持している状態を示す正面図である。
また、連結部材112は、第2のリンク部材113に対して交換可能であるので、接合対象である管部材Pの外径に応じた第2のリンク部材113の揺動量を連結部材112の係合量および長さによって変更することもできる。
以上のような構成においては、従来必要とされていた管部材Pへの押し込みやチェーンなどの付帯設備が不要となり、作業負担の軽減および作業時に用いる部品点数の低減による作業コストの低減が可能となる。
しかも、本実施形態におけるクランプ装置100は、管部材Pへの装着時に、管部材Pの上周面側から挿入するだけで済むので、上述したチェーンを掛け回すような場合と違って、下周面側にチェーンを掛け回すためのスペースとしての掘削空間が不要となるので、掘削や埋め戻しの際の手間を簡略化して管部材同士を接合する際の作業時間を短縮することができる。
次に本実施形態の別の特徴部について説明する。
上述した把持面部材101,102は、周方向で一部が欠如されており、第1の把持面部材101は、第2の把持面部材102に比べて周長が短くなっている。これは、図5に示すように、操作レバー109を握った際に把持面部材101,102の周方向での欠如部分両端位置が水平方向となる状態を得るためである。
つまり、操作レバー109の握り部分と欠如部分の周方向中央位置が上下方向でほぼ一致する関係とし、操作レバー109を握った際のクランプ装置100の傾きが生じても欠如部分両端位置が水平方向に維持できるようにされている。
このような周長の設定により、管部材Pに対して挿入する際に、把持面部材101,102の欠如部分が下方に開放した状態となるので、操作レバー109を握って管部材Pの周面上方から把持面部材101,102を差し込む姿勢を設定しやすくすることができる。この状態でハンドル120を握ってクランプ装置100を安定させた状態で操作レバー109を揺動操作すれば、欠如部分の位置を管部材Pの上周面位置に対向させた状態で管部材Pの上周面側から容易に把持面部材101,102を挿入することができる。
本発明によるクランプ装置の全体構成を示す斜視図である。 図1に示したクランプ装置における開放状態を示す要部斜視図である。 図1に示したクランプ装置の側面図である。 クランプ装置による管部材把持状態を示す正面図である。 図1に示した特徴の一つを説明するための図3相当の側面図である。
符号の説明
100 クランプ装置
101,102 把持面部材
103,103’ 第1,第2の支持部材

Claims (5)

  1. 接合対象となる管部材を対面した状態で保持するためのクランプ装置において、
    周方向で二分され、管部材の周方向一部が欠如されて外周面形状に倣う湾曲面を有した第1,第2の把持面部材と、
    接合される管部材間に跨る長さを有し、該長さ方向各端部で垂下されているアームの下端に上記把持面部材が一体化され、該アームの上端が互いにヒンジ結合されることにより、上記把持面部材を上記管部材の外周面に対して接離する方向に揺動可能な第1,第2の支持部材と、
    上記第1の支持部材側に設けられている支点部を中心にして上記アームの垂下方向でシーソー運動可能に設けられ、該支点部を挟んだ揺動端の一方に操作レバーが、そして揺動端の他方に支軸が挿通されている開閉操作部材と、
    上記開閉操作部材の揺動端に位置する支軸によって回転可能に設けられている第1リンク部材と、
    上記第2の支持部材側に設けられている支点部を中心にして回転可能に設けられている第2のリンク部材とを備え、
    上記第1のリンク部材と上記第2のリンク部材とは連結され、上記開閉操作部材の揺動に応じて上記第1のリンク部材の位置が上記支持部材の接離方向で変化するのに合わせて上記第2のリンク部材の位置が上記支持部材のヒンジ結合部を中心として変化することにより上記支持部材同士を上記接離方向に変位させることを特徴とするクランプ装置。
  2. 上記ヒンジ結合のための構成として、対向する側の支持部材に向け張り出させて設けられているブラケットと、該ブラケット間に挿通された支軸とが用いられることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 上記第1のリンク部材には、上記第2のリンク部材に係脱可能な連結部材が設けられ、該連結部材は、水平方向を思案点として上記第2のリンク部材に対する水平方向での押圧ストロークが最大となることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  4. 上記第2の支持部材には、上記第1の支持部材に装備されている操作レバーと対向する位置に把持可能なハンドルが固定されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  5. 周方向の一部が欠如されている第1,第2の把持面部材のうちで、上記操作部材が装備されている側に設けられている第1の把持面部材は、その周長が第2の把持面部材の周長に対して短くされ、両方の把持面部材が離れた状態で上記操作レバーを把持して懸垂支持した際に、欠如部両端が水平方向となる長さ関係を設定されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
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