JP2010106687A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、内燃機関の排気浄化装置に関し、粒子状物質を捕集した排気浄化部材の再生処理をより効果的に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】内燃機関10のEGR通路26に、排気ガス中に含まれる粒子状物質PMを浄化する機能を有するEGR触媒28を備える。差圧センサ34の出力に基づいて取得されたPM堆積量が所定の判定値以下である場合には、EGR触媒28からPMを除去する再生処理時に、EGR触媒28に供給されるEGRガスの空燃比A/Fを理論空燃比に制御する。また、PM堆積量が上記判定値よりも大きい場合には、当該再生処理時に、EGR触媒28に供給されるEGRガスの空燃比A/Fを理論空燃比よりもリーンな空燃比に制御する。
【選択図】図6

Description

この発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
従来、例えば特許文献1には、内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続するEGR通路に、排気ガスの流れの上流側から順に、酸化触媒とパティキュレートフィルタとを備える排ガス浄化装置が開示されている。また、この従来の排ガス浄化装置では、パティキュレートフィルタに活性金属が担持されており、当該パティキュレートフィルタが酸化触媒としても機能するように構成されている。
特開平8−338320号公報 特開2006−291812号公報
上記従来の排ガス浄化装置によれば、パティキュレートフィルタに酸化機能を持たせておくことで、当該パティキュレートフィルタに捕集された粒子状物質を酸化させて除去することができる。しかしながら、上記特許文献1では、粒子状物質が捕集されたパティキュレートフィルタを再生する再生処理時に、当該パティキュレートフィルタに供給されるガスの空燃比をどのように設定するかについて、何らの言及もなされていない。このため、上記従来の排ガス浄化装置は、再生処理を効率良く行ううえで未だ改善の余地を残すものであった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粒子状物質を捕集した排気浄化部材の再生処理をより効果的に行えるようにした内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、内燃機関の排気浄化装置であって、
内燃機関から排出される排気ガスが流れる通路に配置され、排気ガス中に含まれる粒子状物質を浄化する機能を有する排気浄化部材と、
前記排気浄化部材への前記粒子状物質の堆積量またはその相関値を取得するPM堆積情報取得手段と、
前記粒子状物質が捕集された前記排気浄化部材を再生する再生処理時に、前記堆積量またはその相関値に応じて、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比を変更する空燃比制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記空燃比制御手段は、前記堆積量またはその相関値が所定の判定値以下である場合には、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比が理論空燃比となるように制御し、前記堆積量またはその相関値が前記判定値よりも大きい場合には、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比が理論空燃比よりもリーンな空燃比となるように制御することを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記粒子状物質の堆積量が前記判定値に達した時点を前記再生処理の実行タイミングとする再生タイミング設定手段と、
前記再生処理時に前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比と関連付けた状態で、前記再生処理が行われた回数または時間を計数する再生実行計数手段と、を更に備え、
前記空燃比制御手段は、前記リーンな空燃比下で前記再生処理が行われた回数または時間よりも理論空燃比下で前記再生処理が行われた回数または時間の方が多いまたは長い場合には、前記判定値を大きくする判定値可変手段を含むことを特徴とする。
また、第4の発明は、第2または第3の発明において、
前記排気浄化部材の堆積量またはその相関値は、前記排気浄化触媒の前後の圧力差、温度差、および車両の走行距離のうちの少なくとも1つに基づいて取得されることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、
前記排気浄化部材は、内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続する排気ガス還流通路に配置された触媒であり、
前記触媒における排気ガスの流れの上流側の部位には、Pd系もしくはPd+Fe系の貴金属が配置されており、当該流れの下流側の部位には、Pt系の貴金属が配置されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、粒子状物質が捕集された排気浄化部材を再生する再生処理時に、当該粒子状物質の堆積量またはその相関値に応じて、排気浄化部材に供給されるガスの空燃比が変更される。当該再生処理を行う際に適した空燃比は、排気浄化部材への粒子状物質の堆積量に応じて変化するものである。このため、本発明によれば、粒子状物質を捕集した排気浄化部材の再生処理をより効果的に行うことが可能となる。
再生処理を行う際に、粒子状物質の堆積量が少ない状況下では、理論空燃比雰囲気が適しており、当該堆積量が多い状況下では、リーン空燃比雰囲気が適している。このため、本発明によれば、再生処理を行う際の粒子状物質の堆積量に応じて、当該再生処理を行ううえで適切な空燃比が選択されるようになる。これにより、粒子状物質を捕集した排気浄化部材の再生処理を効果的に行えるようになる。
第3の発明によれば、再生処理を行う際の粒子状物質の堆積量が意図的に多くされることで、粒子状物質の浄化性能という点でリーン空燃比雰囲気が適した状況下で、当該リーン空燃比雰囲気下での再生処理が積極的に使用されるようになる。これにより、再生処理の実行時の燃費を向上させることができる。
第4の発明によれば、排気浄化触媒への粒子状物質の堆積量情報を好適に取得できるようになる。
第5の発明によれば、Pd系もしくはPd+Fe系の貴金属が配置された触媒の上流側の部位において、煤(soot)の酸化除去とともに、主にオレフィン系のSOFを効果的に浄化することができ、また、Pt系の貴金属が配置された触媒の下流側の部位において、煤(soot)の酸化除去とともに、主にパラフィン系のSOFを効果的に浄化することができる。更に、低温雰囲気下での活性に優れるPd系もしくはPd+Fe系の貴金属が触媒の上流側の部位に配置されているので、低温時において、上流側の部位で生じた反応熱による発熱効果を、下流側の部位において有効に利用し、下流側の部位の浄化性能を向上させられるようになる。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、内燃機関10を備えている。ここでは、内燃機関10は、その一例として、直列4気筒型エンジンであるものとする。内燃機関10の筒内には、吸気通路12および排気通路14が連通している。
吸気通路12の吸気マニホールド15には、各気筒の吸気ポートに向けて燃料を噴射するための燃料噴射弁16が配置されている。また、吸気マニホールド15よりも上流側の吸気通路12には、ターボ過給機18のコンプレッサ18aが配置されている。当該ターボ過給機18は、コンプレッサ18aと一体的に連結されたタービン18bを備えている。タービン18bは、排気通路14に配置されており、コンプレッサ18aは、タービン18bに入力される排気ガスの排気エネルギーによって回転駆動されるようになっている。
各気筒から排出される排気ガスは、排気通路14の排気マニホールド20によって集合され、当該排気マニホールド20よりも下流側の排気通路14に流入する。排気通路14には、上記の如くタービン18bが配置されている。タービン18bよりも下流側の排気通路14には、排気ガスを浄化するための上流触媒(S/C)22および下流触媒(U/F)24が直列に配置されている。
タービン18bよりも上流側の排気通路14には、EGR通路26の一端が接続されている。EGR通路26の他端は、コンプレッサ18aよりも下流側の吸気通路12に接続されている。本システムは、このEGR通路26を通して、排気ガス(既燃ガス)の一部を吸気通路12に還流させる制御、いわゆる外部EGR(Exhaust Gas Recirculation)制御を行うように構成されている。
EGR通路26の途中には、EGRガスの流れの上流側から順に、EGR触媒28、EGRクーラー30、およびEGR弁32が配置されている。EGR触媒28の構成は、本実施形態の特徴部分の1つであるので、後に図2乃至図4を参照して、詳述するものとする。EGRクーラー30は、EGR通路26を通る排気ガス(EGRガス)を、内燃機関10を流通する冷却水を利用して冷却するものである。EGR弁32は、EGR通路26を流れる排気ガス量、すなわち、外部EGRガス量を調整するための弁である。
また、EGR通路26には、EGR触媒28の前後の差圧を検出するための差圧センサ34が取り付けられている。更に、上流触媒22の上流には、その位置で排気空燃比A/Fを検出するための空燃比センサ36が配置されており、当該上流触媒22の下流には、その位置の空燃比A/Fがリッチであるかリーンであるかに応じた信号を発生する酸素センサ38が配置されている。
また、本実施形態のシステムは、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)40を備えている。ECU40の入力側には、上述した差圧センサ34、空燃比センサ36、および酸素センサ38とともに内燃機関10の運転状態を検出するための各種センサが接続されている。また、ECU40には、車両の走行距離を検知するためのトリップメータ42が接続されている。また、ECU40の出力側には、上述した燃料噴射弁16およびEGR弁32とともに、内燃機関10の運転状態を制御するための各種アクチュエータが接続されている。ECU40は、各センサからの信号に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを作動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
[EGR触媒の構成]
図2は、図1に示すEGR触媒28の詳細な構成を説明するための図である。
図2に示すように、本実施形態のEGR触媒28では、排気ガスの流れの上流側の部位28aに、パラジウムPd系の貴金属が担持されており、当該流れの下流側の部位28bに、白金Pt系の貴金属が担持されている。また、本実施形態では、より好ましい一例として、酸化力を高めるべく、上流側の部位28aを、パラジウムPdに鉄Feを添加したPd+Fe系の触媒としてもよい。
ところで、本実施形態では、ターボ過給機18の上流側にEGR通路26を接続するようにしている。このような手法によれば、上流触媒22の下流側にEGR通路を接続する手法に比して、排気圧力がより高い部位から排気ガスを取り出すことができるようになるので、より大量のEGRガスが得られるようになる。
しかしながら、ターボ過給機18の上流側から排気ガスを取り出すということは、上流触媒22によって浄化される前の排気ガスを取り出すということになる。排気ガス中の未浄化成分には、粒子状物質(以下、「PM」と略する)が含まれている。PMは、炭素Cを主成分とする煤(soot)、燃料未燃分等の可溶性有機成分(SOF : Soluble Organic Fraction)、サルフェート、リンP等の総称である。
吸気通路12には、内燃機関10の各部を潤滑するオイルが流入することがある。より具体的には、PCVバルブやターボ過給機18を介してオイルが流入する場合や、いわゆるオイル上がりや吸気の吹き返しに由来してオイルが流入する場合がある。
吸気通路12において、EGR通路26から導入されたEGRガス中に含まれるPMと内燃機関10の各部から流入したオイルとが混合すると、デポジット(スラッジ)が生成されてしまう。このようなデポジットの生成を抑制するためには、EGR通路26に配置されたEGR触媒28においてPMを効果的に浄化することが要求される。
図3は、Pd系触媒の性能をPt系触媒の性能と比較した図である。
PMに含まれる成分の1つである上記のSOFには、オレフィン系炭化水素とパラフィン系炭化水素が含まれている。図3に示すように、オレフィン系炭化水素の浄化という点では、Pd系触媒やパラジウムPdに鉄Feを添加したPd+Fe系触媒の方がPt系触媒よりも優れている。一方、パラフィン系炭化水素の浄化という点では、Pt系触媒の方がPd系触媒やPd+Fe系触媒よりも優れている。
また、低温雰囲気下での活性という点では、Pd系触媒やPd+Fe系触媒の方がPt系触媒よりも優れている。更に、煤(soot)を酸化させる性能という点では、Pt系触媒の方がPd系触媒よりも優れており、Pd系触媒は、パラジウムPdに鉄Feを添加してPd+Fe系触媒とすることで、Pt系触媒と同等の煤(soot)の酸化性能を得ることができるようになる。
図4は、図2に示すEGR触媒28の構成を採用したことにより得られる効果を説明するための図である。
図2に示すEGR触媒28の構成によれば、Pd系触媒もしくはPd+Fe系触媒が配置された上流側部位28aにおいて、煤(soot)の酸化除去とともに、主にオレフィン系のSOFを効果的に浄化することができ、また、Pt系触媒が配置された下流側部位28bにおいて、煤(soot)の酸化除去とともに、主にパラフィン系のSOFを効果的に浄化することができる。
更に、EGR触媒28では、上述したように、低温雰囲気下での活性に優れるPd系触媒もしくはPd+Fe系触媒を上流側部位28aに配置しているので、低温時において、上流側部位28aで生じた反応熱による発熱効果を、下流側部位28bにおいて有効に利用し、下流側部位28bの浄化性能を向上させられるようになる。尚、Pd系触媒(もしくはPd+Fe系触媒)に対するPt系触媒の比率は、本EGR触媒28が適用される内燃機関におけるSOF排出量に応じて決定される。
また、Pd系触媒は、Pt系触媒と比べて安価である。このため、以上説明した本実施形態のEGR触媒28によれば、Pt系触媒をEGR触媒28の全体にコーティングする場合と比べ、浄化性能を十分に確保しつつ、コストを十分に抑えることが可能となる。
[実施の形態1における特徴的な制御]
EGR触媒28において、PMをうまく連続的に酸化できないと、PMが当該EGR触媒28上に堆積していくことになる。このように、EGR触媒28にPMが堆積していくと、当該EGR触媒28の圧力損失が大きくなってしまい、所望のEGRガス量が得られなくなってしまう。従って、EGR触媒28にある程度のPMが堆積した場合には、堆積したPMを酸化(燃焼)させて除去するための再生処理が必要となる。
一般に、触媒やパティキュレートフィルタに堆積したPM(特に煤)を酸化させて除去する際には、酸素が必要であるので、理論空燃比よりもリーンな雰囲気を使用することがよいとされている。一方、理論空燃比雰囲気下では、上記リーン雰囲気下よりも多くの一酸化窒素NOが存在する。このような一酸化窒素NOの存在によって、上記リーン雰囲気下よりも低い温度で、PM(特に煤)を酸化させることが可能となる。その理由は、以下の通りである。
すなわち、理論空燃比雰囲気下では、一酸化炭素NOと煤(炭素C)とが反応し、[CNO]nと表記される中間生成物が生ずることとなる。そして、当該中間生成物[CNO]nから二酸化炭素COと窒素Nが生成されることとなる。尚、前者の反応は、Nを基準でみると、酸化反応であり、後者の反応は、Nを基準でみると、還元反応である。
理論空燃比雰囲気下では、EGR触媒28内では、上記2つの反応(酸化還元反応)が生ずることとなる。上記前者の酸化反応は、上記リーン雰囲気下での酸化反応よりも低い温度において生ずる。このため、理論空燃比雰囲気下では、中間生成物[CNO]nを介して、煤(炭素C)が酸化されることになるので、上記リーン雰囲気下よりも低い温度でPMを酸化させることが可能となる。
図5は、再生処理時の空燃比A/FとPM堆積量との関係で、PMの浄化性能を比較した実験結果を示す図である。
図5に示すように、EGR触媒28へのPM堆積量が少ない(11mg未満の)状態(言い換えれば、PMが連続的に酸化させられているPM連続酸化に近い状態)であれば、理論空燃比(14.5)雰囲気下で再生処理が行われた場合の方がPMの浄化性能が良くなることが判る。一方、EGR触媒28へのPM堆積量が多い(図5では15mg以上の)状態では、上記リーン雰囲気下で再生処理が行われた場合の方がPMの浄化性能が良くなることが判る。
そこで、本実施形態では、EGR触媒28の再生処理を行う際に、当該EGR触媒28へのPM堆積量に応じて、EGR触媒28に供給される排気ガスの空燃比A/Fを変更するようにした。より具体的には、PM堆積量が所定の判定値以下である場合には、当該排気ガスの空燃比A/Fが理論空燃比となるように制御するようにし、PM堆積量が上記判定値よりも大きい場合には、当該排気ガスの空燃比A/Fが理論空燃比よりもリーンな空燃比となるように制御するようにした。
図6は、上記の機能を実現するために、本実施の形態1においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定の運転時間または走行距離毎に到来する再生処理の実行タイミングが到来した場合に起動されるものとする。
図6に示すルーチンでは、先ず、差圧センサ34の出力に従って、EGR触媒28への現在のPM堆積量が取得される(ステップ100)。EGR触媒28へのPMの堆積量が増えると、EGR触媒28の前後での排気ガスの圧力差が大きくなる。このため、例えば、差圧センサ34の出力とPM堆積量との関係を予め実験等により取得してマップ化しておくことで、差圧センサ34の出力に基づいて、EGR触媒28に堆積したPM量を推定することができる。
次に、上記ステップ100において取得されたPM堆積量が所定の判定値以下であるか否かが判別される(ステップ102)。本ステップ102における判定値としては、例えば、EGR触媒の仕様が上記図5に示す実験でのものである場合には11mgを用いることができる。ただし、当該判定値は、EGR触媒の仕様等に応じて異なるものである。
上記ステップ102において、PM堆積量が上記判定値以下であると判定された場合には、理論空燃比雰囲気下でPMを酸化するために必要な雰囲気温度が確保されていることを条件としたうえで、EGR触媒28に供給される排気ガスの空燃比A/Fが理論空燃比(14.5)となるように制御される(ステップ104)。より具体的には、空燃比センサ36等を用いて排気ガスの空燃比A/Fが理論空燃比となるように燃料噴射量が調整される。これにより、理論空燃比下での再生処理が開始される。
一方、上記ステップ102において、PM堆積量が上記判定値よりも大きいと判定された場合には、リーン空燃比雰囲気下でPMを酸化するために必要な雰囲気温度が確保されていることを条件としたうえで、EGR触媒28に供給される排気ガスの空燃比A/Fが理論空燃比よりもリーンな空燃比(例えば、15)に制御される(ステップ106)。より具体的には、空燃比センサ36等を用いて排気ガスの空燃比A/Fが当該リーン空燃比となるように燃料噴射量が調整される。これにより、リーン空燃比下での再生処理が開始される。
上記ステップ104または106の処理が実行された後には、次いで、差圧センサ34の出力に基づいて、EGR触媒28における現在のPM堆積量が所定の規定値以下となったか否かが判別される(ステップ108)。本ステップ108における規定値は、再生処理を完了しても良い程度にEGR触媒28からPMが除去されたかどうかを判断するための閾値である。
上記ステップ108において、PM堆積量が未だ上記規定値に達していないと判定された場合には、現在の再生処理を継続させるべく、上記ステップ102以降の処理が繰り返し実行される。一方、PM堆積量が上記規定値以下になったと判定された場合には、再生処理が終了される。
以上説明した図6に示すルーチンによれば、再生処理を行う際に、PM堆積量が少ない場合には、理論空燃比雰囲気が使用され、PM堆積量が多い場合には、リーン空燃比雰囲気が使用される。既述したように、PM堆積量が少ない状況下では、理論空燃比雰囲気が適しており、PM堆積量が多い状況下では、リーン空燃比雰囲気が適している。このため、上記ルーチンによれば、再生処理を行う際のPM堆積量に応じて、当該再生処理を行ううえで適切な空燃比A/Fが選択されるようになる。これにより、PMを捕集したEGR触媒28の再生処理を効果的に行えるようになる。
ところで、上述した実施の形態1においては、EGR通路26にEGR触媒28を配置するようにしている。しかしながら、本発明における排気浄化部材は、EGR触媒28に限定されるものではなく、例えば、PMを捕集するためのパティキュレートフィルタであってもよい。また、本発明において、内燃機関から排出される排気ガスが流れる通路は、EGR通路26に限定されるものではなく、例えば、大気に連通する排気通路14であってもよい。つまり、本発明における排気浄化部材は、例えば、排気通路14に配置される上流触媒22や下流触媒24であってもよい。
また、上述した実施の形態1においては、差圧センサ34を用いて取得されたEGR触媒28の前後の圧力差に基づいて、PM堆積量を取得するようにしている。しかしながら、本発明におけるPM堆積量の取得手法は、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、EGR触媒28等の排気浄化部材の前後の温度差を温度センサを用いて取得するようにし、当該温度差に基づいて、PM堆積量を取得するようにしてもよい。筒内から排出されるPMやHC等の量は、内燃機関の運転状態との関係で事前に実験等により取得可能である。また、内部に触媒を備える排気浄化部材においてある量のPMやHC等が供給された場合に、内部の触媒が正常に作用していれば、どれくらいの発熱量が得られ、排気浄化部材の下流の温度がどれだけ上昇するかも事前に実験等により取得することができる。そして、排気浄化部材にPMが堆積していくと、排気浄化部材における発熱量が低下していき、それに伴い、温度上昇代も小さくなっていく。従って、排気浄化部材の前後の温度差に基づいて、PMの堆積量を推定して取得することができる。
図7は、EGR触媒28への平均堆積PM量と車両の走行距離との関係を表した図である。尚、図7に示す数値は、単なる一例であり、排気浄化部材が触媒であるかパティキュレートフィルタであるか、或いは触媒の仕様等によって変わるものである。
上述したように、EGR触媒28へのPM堆積量が少ない状況下では、理論空燃比雰囲気下で再生処理を行うことが好ましく、また、PM堆積量が多い状況下では、リーン空燃比雰囲気下で再生処理を行うことが好ましい。
EGR触媒28へのPMの堆積は、運転者による車両の走り方(内燃機関10の使われ方)によって変化するものであるが、基本的には、図7に示すように、車両の走行距離が長くなるにつれ、PM堆積量が多くなっていく。このため、図7に示すような平均堆積PM量と走行距離との関係を予めマップ化しておき、走行距離に基づいて、PM堆積量(sの相関値)を取得するようにしてもよい。そして、走行距離が所定値(図7の例では100km)以下であるときは、平均堆積PM量が少ないため、理論空燃比(ストイキ)雰囲気下で再生処理を行うようにし、走行距離が上記所定値より長いときは、平均堆積PM量が多いため、リーン空燃比雰囲気下で再生処理を行うようにしてもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、EGR通路26が前記第1の発明における「内燃機関から排出される排気ガスが流れる通路」に、そして、EGR触媒28が前記第1の発明における「排気浄化部材」に、それぞれ相当している。また、ECU40が、上記ステップ100の処理を実行することにより前記第1の発明における「PM堆積情報取得手段」が、そして、上記ステップ102〜106の処理を実行することにより前記第1の発明における「空燃比制御手段」が、それぞれ実現されている。
また、上述した実施の形態1においては、EGR通路26が前記第5の発明における「排気ガス還流通路」に、そして、EGR触媒28が前記第5の発明における「触媒」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
次に、図8および図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU40に図6に示すルーチンに代え、後述する図9に示すルーチンを実行させることにより実現することができるものである。
上述した実施の形態1では、内燃機関10の運転時間や車両の走行距離に基づく所定の再生処理の実行タイミングが到来した時点で再生処理を行うようにしている。これに対し、本実施形態では、EGR触媒28へのPM堆積量が所定の判定値に達した場合に再生処理を行うようにしている。このように、本実施形態と上述した実施の形態1とでは、それぞれの実施の形態での制御の前提となる再生処理の実行タイミングの設定手法が相違しているものとする。
図8は、EGR触媒28へのPMの堆積および再生処理によるPMの除去の様子を表した図である。より具体的には、図8(A)は、理論空燃比雰囲気下での再生処理(ストイキ再生)が実行された場合の波形を示し、図8(B)は、リーン雰囲気下での再生処理(リーン再生)が実行された場合の波形を示している。
EGR触媒28の再生処理は、内燃機関10の定常運転状態がある時間に渡って継続される場合に行うことができる。図8(A)に示す例は、再生処理を行うためのPM堆積量の判定値Aがストイキ再生に適した少PM堆積量に設定されている場合の波形である。この場合には、図8(A)に示すように、PM堆積量が判定値Aに達する度に、ストイキ再生が繰り返し実行されるようになる。
一方、図8(B)に示す例は、リーン再生に適した多PM堆積量下で再生処理が行えるようにすべく、再生処理を行うためのPM堆積量の判定値Bが上記判定値Aよりも大きな値に設定されている場合の波形である。この場合には、図8(B)に示すように、図8(A)に示す例によりも多くのPMがEGR触媒28に堆積している状況下で、PM堆積量が判定値Bに達する度に、リーン再生が繰り返し実行されるようになる。
ところで、再生処理の実行時の燃費という観点では、ストイキ再生がなされるよりもリーン再生がなされる方が好ましい。その一方で、PMの浄化性能という点でもリーン再生を行う方が好ましい状態(すなわち、PM堆積量が多い状態)で再生処理を行うようにすべく、EGR触媒28へのPM堆積量を多くすることは、EGR触媒28の前後での圧力損失の増大を招き、それに伴って、所望のEGRガス量を確保しにくくなるので、EGRガスの導入によるポンプ損失の低減によって燃費向上を図りにくくなる。
従って、PMの堆積に伴うEGR触媒28の圧力損失の増大と燃費への影響とが許容される範囲内で、再生処理の実行時の燃費改善のために、ストイキ再生よりもリーン再生を行うことが好ましいといえる。そこで、本実施形態では、上記許容範囲内において、ストイキ再生の実行回数がリーン再生の実行回数よりも所定回数多く行われた場合には、次回の再生処理がリーン再生で行われるように促すべく、再生処理を行う際のPM堆積量の判定値を大きくするようにした。
図9は、上記の機能を実現するために、本実施の形態2においてECU40が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定の制御周期毎に繰り返し実行されるものとする。
図9に示すルーチンでは、先ず、EGR触媒28への現在のPM堆積量が取得される(ステップ200)。本ステップ200の処理は、上記ステップ100と同様の手法で行うことができる。
次に、ストイキ再生の実行回数およびリーン再生の実行回数の記憶値が取得される(ステップ202)。ECU40には、過去の再生処理の実行回数が、再生処理時の空燃比A/Fとの関係で、ストイキ再生の実行回数とリーン再生の実行回数とに分けて記憶されている。
次に、ストイキ再生の実行回数がリーン再生の実行回数よりも所定回数多いか否かが判別される(ステップ204)。本実施形態では、ストイキ再生に適したPM堆積量下で再生処理を行えるようにするための上記判定値Aを再生処理に用いるベース値とされている。
上記ステップ204において、ストイキ再生の実行回数がリーン再生の実行回数よりも所定回数多いと判定されない間は、上記判定値Aが使用される(ステップ206)。一方、ストイキ再生の実行回数がリーン再生の実行回数よりも所定回数多いと判定された場合には、再生処理のためのPM堆積量の判定値が上記判定値Aよりも大きな値に設定された判定値Bに変更される(ステップ208)。尚、当該判定値Bは、PMの堆積に伴うEGR触媒28の圧力損失の増大と燃費への影響との関係上許容される範囲内の値となるように設定されている。
次に、上記ステップ200において取得されたPM堆積量が判定値Aまたは判定値Bに達しているか否かが判別される(ステップ210)。その結果、PM堆積量が判定値Aまたは判定値Bに達していると判定された場合、すなわち、再生処理を開始すべきタイミングが到来したと判断できる場合には、現在のPM堆積量に適した空燃比A/F(判定値Aの場合は理論空燃比、判定値Bの場合はリーン空燃比)が選択されたうえで、再生処理が実行される(ステップ212)。次いで、今回の再生処理がストイキ再生であるかリーン再生であるかを区別した状態でカウントされ、その結果がECU40に記憶される(ステップ214)。
以上説明した図9に示すルーチンによれば、ストイキ再生の実行回数がリーン再生の実行回数よりも所定回数多いと判定された場合には、再生処理を行う際のPM堆積量の判定値が判定値Aから判定値Bへと大きくされる。これにより、再生処理を行う際のPM堆積量が意図的に多くされることで、PMの浄化性能という点でリーン再生が適した状況下においてリーン再生が積極的に使用されるようになる。これにより、再生処理の実行時の燃費を向上させることができる。
更に付け加えると、本実施形態のPM堆積量の判定値の設定によれば、ベース値として上記判定値Aが設定されていることで、通常はストイキ再生が使用されるようになる。ストイキ再生によれば、既述したように、低温雰囲気下においても再生処理が可能となる点と、PM堆積量が比較的少ない状況下に適している点とにより、EGR触媒28にPMを溜め込まずに圧力損失の増大を回避しつつ、効果的に再生処理を行えるようになる。そのうえで、本実施形態では、ストイキ再生の実行回数とリーン再生の実行回数とを考慮して一定の頻度で積極的にリーン再生が行われるようにすることができる。これにより、上述したように、PMの堆積に伴うEGR触媒28の圧力損失の増大およびそれに伴う燃費の悪化を回避できる範囲内でPM堆積量を意図的に溜め込む制御が行われるようになり、再生処理の実行時の燃費を向上させることができるようになる。
ところで、上述した実施の形態2においては、ストイキ再生の実行回数とリーン再生の実行回数とを比較して、PM堆積量の判定値を変更するようにしている。しかしながら、このような手法に代え、例えば、ストイキ再生の実行時間とリーン再生の実行時間とを比較して、PM堆積量の判定値を変更してもよい。
また、上述した実施の形態2の手法に代え、例えば、上述した実施の形態1と同様に、内燃機関10の運転時間や車両の走行距離に基づく所定の再生処理の実行タイミングが到来した時点で再生処理を行うことを前提としたうえで、内燃機関10の運転中のEGR触媒28のPM堆積量が当該EGR触媒28の圧力損失上問題ない量か否かを判定するようにし、問題なしと判定できる場合に、再生処理の実行スパンを長くしてもよい。
尚、上述した実施の形態2においては、ECU40が、上記ステップ210の処理を実行することにより前記第3の発明における「再生タイミング設定手段」が、上記ステップ214の処理を実行することにより前記第3の発明における「再生実行計数手段」が、そして、上記ステップ204〜208の処理を実行することにより前記第3の発明における「判定値可変手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 図1に示すEGR触媒の詳細な構成を説明するための図である。 Pd系触媒の性能をPt系触媒の性能と比較した図である。 図2に示すEGR触媒の構成を採用したことにより得られる効果を説明するための図である。 再生処理時の空燃比A/FとPM堆積量との関係で、PMの浄化性能を比較した実験結果を示す図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 EGR触媒への平均堆積PM量と車両の走行距離との関係を表した図である。 EGR触媒へのPMの堆積および再生処理によるPMの除去の様子を表した図である。 本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 内燃機関
12 吸気通路
14 排気通路
16 燃料噴射弁
18 ターボ過給機
22 上流触媒(S/C)
24 下流触媒(U/F)
26 EGR通路
28 EGR触媒
28a EGR触媒の上流側部位
28b EGR触媒の下流側部位
30 EGRクーラー
32 EGR弁
34 差圧センサ
36 空燃比センサ
38 酸素センサ
40 ECU(Electronic Control Unit)
42 トリップメータ

Claims (5)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスが流れる通路に配置され、排気ガス中に含まれる粒子状物質を浄化する機能を有する排気浄化部材と、
    前記排気浄化部材への前記粒子状物質の堆積量またはその相関値を取得するPM堆積情報取得手段と、
    前記粒子状物質が捕集された前記排気浄化部材を再生する再生処理時に、前記堆積量またはその相関値に応じて、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比を変更する空燃比制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記空燃比制御手段は、前記堆積量またはその相関値が所定の判定値以下である場合には、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比が理論空燃比となるように制御し、前記堆積量またはその相関値が前記判定値よりも大きい場合には、前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比が理論空燃比よりもリーンな空燃比となるように制御することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記粒子状物質の堆積量が前記判定値に達した時点を前記再生処理の実行タイミングとする再生タイミング設定手段と、
    前記再生処理時に前記排気浄化部材に供給されるガスの空燃比と関連付けた状態で、前記再生処理が行われた回数または時間を計数する再生実行計数手段と、を更に備え、
    前記空燃比制御手段は、前記リーンな空燃比下で前記再生処理が行われた回数または時間よりも理論空燃比下で前記再生処理が行われた回数または時間の方が多いまたは長い場合には、前記判定値を大きくする判定値可変手段を含むことを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記排気浄化部材の堆積量またはその相関値は、前記排気浄化触媒の前後の圧力差、温度差、および車両の走行距離のうちの少なくとも1つに基づいて取得されることを特徴とする請求項2または3記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記排気浄化部材は、内燃機関の排気通路と吸気通路とを接続する排気ガス還流通路に配置された触媒であり、
    前記触媒における排気ガスの流れの上流側の部位には、Pd系もしくはPd+Fe系の貴金属が配置されており、当該流れの下流側の部位には、Pt系の貴金属が配置されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の排気浄化装置。
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