JP2010106355A - 高強度高耐熱性銅合金板 - Google Patents
高強度高耐熱性銅合金板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010106355A JP2010106355A JP2009042511A JP2009042511A JP2010106355A JP 2010106355 A JP2010106355 A JP 2010106355A JP 2009042511 A JP2009042511 A JP 2009042511A JP 2009042511 A JP2009042511 A JP 2009042511A JP 2010106355 A JP2010106355 A JP 2010106355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper alloy
- mass
- particles
- heat resistance
- fine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】所定量のNi、FeおよびCoのうちの1種以上、P、Sn、ZnおよびCrを含有し、NiとFeおよびCoのうちの1種以上とPの質量%比の関係が4≦(Ni+Fe+Co)/P≦12、かつ3≦Ni/(Fe+Co)≦12を満足し、残部がCuおよび不可避的不純物からなる銅合金板であって、銅合金板の合金組織において、粒径が1nm以上で20nm以下の微細なP化物析出粒子の個数が300個/μm2以上、粒径が100nmを超える粗大な晶・析出物粒子の個数が0.5個/μm2以下であり、P化物析出粒子におけるSn含有量が、EDX分析による質量%比:Sn/(Ni+Fe+Co+P+Sn)で0.01以上であることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
前記構成によれば、所定量のAlおよびMnのうちの1種以上を含有することによって、銅合金に不可避的不純物として混入されるS量が低減され、銅合金板の熱間加工性が向上する。
本発明に係る銅合金板は、質量%で、Ni:0.4〜1.0%、FeおよびCoのうちの1種以上:0.03〜0.3%、P:0.05〜0.2%、Sn:0.1〜3%、Zn:0.005〜1.5%、Cr:0.0005〜0.05%を含有し、NiとFeおよびCoのうちの1種以上とPの質量%比の関係が4≦(Ni+Fe+Co)/P≦12、かつ3≦Ni/(Fe+Co)≦12を満足し、残部がCuおよび不可避的不純物からなり、合金組織において、粒径が1nm以上で20nm以下の微細なP化物析出粒子の個数が300個/μm2以上、粒径が100nmを超える粗大な晶・析出物粒子の個数が0.5個/μm2以下であり、P化物析出粒子におけるSn含有量が、EDX分析による質量%比:Sn/(Ni+Fe+Co+P+Sn)で0.01以上である。
以下に、銅合金板における化学成分組成と、P化物析出粒子の個数およびSn含有量、粗大な晶・析出物粒子の個数の数値限定理由を説明する。
Niは、合金組織中に微細でSnを含有するP化物析出粒子を析出させて、銅合金板の強度や耐熱性を向上させるのに必要な元素である。0.4質量%未満の含有では、Snを含有する微細なP化物析出粒子が不足するため、高強度化および高耐熱性化の効果を有効に発揮させるには、0.4質量%以上の含有が必要である。但し、1.0質量%を超えて過剰に含有させると、合金組織中に粗大な晶・析出物粒子が生成し、銅合金板のエッチング加工面の平滑性が低下するとともに、熱間加工性も低下する。したがって、Niの含有量は0.4〜1.0質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.5〜0.9質量%である。
FeおよびCoのうちの1種以上を含有させることによって、特に、銅合金板の耐熱性が向上し、リードフレーム打抜き後の熱処理や半導体組立工程における熱履歴による軟化の抑制に有効である。FeまたはCoはNiと同様に、合金組織中にSnを含有する微細なP化物析出粒子を析出させて、銅合金板の強度や耐熱性を向上させるのに必要な元素である。FeおよびCoのうちの1種以上の含有量が0.03質量%未満ではSnを含有する微細なP化物析出粒子が不足するとともに、P化物析出粒子がNiとPを主体とする析出粒子となり、高強度化および高耐熱性化の効果を有効に発揮させることができないため、0.03質量%以上の含有が必要である。但し、0.3質量%を超えて過剰に含有させると、合金組織中に粗大な晶・析出物粒子が生成し、銅合金板のエッチング加工面の平滑性が低下するとともに、熱間加工性も低下する。したがって、銅合金板は、FeおよびCoのうちの1種以上の含有量を0.03〜0.3質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.05〜0.2質量%である。
Pは、脱酸作用を有する他、NiとFeおよびCoのうちの1種以上と結合して合金組織中にSnを含有する微細なP化物析出粒子を形成して、銅合金板の強度や耐熱性を向上させるのに必要な元素である。0.05質量%未満の含有ではSnを含有する微細なP化物析出粒子が不足するため、高強度化および高耐熱性化の効果を有効に発揮させるには、0.05質量%以上の含有が必要である。但し、0.2質量%を超えて過剰に含有させると、合金組織中に粗大な晶・析出物粒子が生成し、銅合金板のエッチング加工面の平滑性が低下するとともに、熱間加工性も低下する。したがって、Pの含有量は0.05〜0.2質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.07〜0.18質量%である。
Snは、固溶状態で銅合金板の強度向上に寄与するが、さらに本発明においては、Ni−(FeおよびCoのうちの1種以上)−Pを主体とする析出粒子においてEDX分析でSnが検出される。Snが析出粒子の部分で検出される理由は明確ではないが、Ni−(FeおよびCoのうちの1種以上)−Pを主体とする析出粒子にSnが含有されて存在して検出される機構、マトリックス中のSnが濃化した部分にNi−(FeおよびCoのうちの1種以上)−P粒子が優先的に析出し、検出される機構等が考えられる。いずれにしても、Snは、Ni−(FeおよびCoのうちの1種以上)−P粒子の析出を促進していることが考えられる。このような機構によって、本発明の銅合金板の強度および耐熱性は、Snの固溶のみの効果に比べて、さらに向上しているものと推定される。0.1質量%未満の含有では、本発明のようにNi−(FeおよびCoのうちの1種以上)−Pを主体とし、かつSnを含有する微細な析出粒子は形成されず、高強度化および高耐熱性化の効果を有効に発揮させるには、0.1質量%以上の含有が必要である。しかし、3質量%を超えて過剰に含有すると、その効果が飽和する一方、銅合金板の製造の際の溶解鋳造時にSnの偏析や粗大な晶・析出物粒子が多量に生成し、熱間加工性も低下する。また、銅合金板の導電性も低下する。したがって、Snの含有量は0.1〜3質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.2〜2.5質量%である。
Znは銅合金板の接合に用いる、Snめっきやはんだの熱剥離を抑制し、耐熱剥離性を改善するのに必要な元素である。この様な効果を有効に発揮させるには、0.005質量%以上含有することが必要である。しかし、1.5質量%を超えて過剰に含有すると、却って溶融Snやはんだの濡れ広がり性を劣化させる。したがってZnの含有量は0.005〜1.5質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.01〜1.2質量%である。
Crは、銅合金板の製造の際、鋳塊の熱間加工性を向上させるのに必要な元素である。Crは、鋳塊の結晶粒界に濃化して、熱間加工温度における粒界の強度を向上させ、熱間加工性の改善に寄与するものと推定される。本発明に係る銅合金板では、高強度と高耐熱性を両立するために比較的高濃度のPとSnを含有することから、熱間加工が比較的難しく、前記のような粒界強化効果を有するCrは必要な元素となる。この様な効果を有効に発揮させるには、0.0005質量%以上含有することが必要である。しかし、0.05質量%を超えて過剰に含有すると効果が飽和するばかりでなく、合金組織中に粗大な晶・析出物粒子が生成しやすくなり、銅合金板のエッチング加工面の平滑性が低下する。したがってCrの含有量は0.0005〜0.05質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.001〜0.03質量%である。
NiとFeおよびCoのうちの1種以上とPの質量%比の関係が4≦(Ni+Fe+Co)/P≦12、かつ3≦Ni/(Fe+Co)≦12を満足することにより、銅合金板の強度と耐熱性は大きく向上する。また、本発明の微細でSnを含有するP化物析出粒子を後述の規定通り析出させるためには、この2式を満足することが不可欠であり、この2式を満足しなければ本発明の目的である高強度化と高耐熱性化の両立はできない。したがって、NiとFeおよびCoのうちの1種以上とPの質量%比の関係は4≦(Ni+Fe+Co)/P≦12、かつ3≦Ni/(Fe+Co)≦12を満足するものとする。また、この範囲の中で好ましい範囲は、5≦(Ni+Fe+Co)/P≦10、かつ4≦Ni/(Fe+Co)≦10である。
本発明で言う不可避的不純物は、例えば、Si、Ti、Zr、Be、V、Nb、Mo、W、Mgなどの元素である。これらの元素が含有されると、粗大な晶・析出物粒子が生成し易くなる他、高強度と高耐熱性の両立を阻害する。従って、総量で0.5質量%以下の極力少ない含有量にすることが好ましい。また、銅合金中に微量に含まれているB、C、Na、S、Ca、As、Se、Cd、In、Sb、Pb、Bi、MM(ミッシュメタル)等の元素も不可避的不純物である。これらの元素が含有されると、粗大な晶・析出物粒子が生成し易くなる他、熱間加工性を低下させることから、総量で0.1質量%以下の極力少ない含有量に抑えることが好ましい。
本発明に言うP化物析出粒子とは、銅合金組織を10万倍以上の透過型電子顕微鏡で観察した際の、粒径が1nm以上で20nm以下の析出粒子で、その個数は300個/μm2以上である。なお、これらの析出粒子はNi−(FeおよびCoのうちの1種以上)−PからなるP化物を主体とするものであるが、その析出粒子におけるSn含有量が、EDX分析による質量%比:Sn/(Ni+Fe+Co+P+Sn)で0.01以上であることを特徴とする。
本発明においては、粒径が1nm以上で20nm以下のSnを含有する微細なP化物析出粒子の量を規定しているが、この規定を満足すれば、本発明の目的を阻害しない範囲で、晶・析出物粒子の粒径が20nmを超える粗大な晶・析出物粒子が適宜の量、銅合金組織中に存在することは許容する。しかしながら、銅合金組織を1万倍以上の走査型電子顕微鏡で観察した際に粒径が100nmを超える晶・析出物粒子は、その個数が0.5個/μm2以下である。粒径が100nmを超える粗大な晶・析出物粒子の個数が0.5個/μm2を超えると、エッチング加工時のスマットの発生要因となるとともに、エッチング加工面の平滑性の低下、およびめっき性の低下(突起の発生)等の問題を引き起こす要因となる。また、前記した微細なSnを含有するP化物析出粒子の生成も阻害される。
(AlおよびMnのうちの1種以上:0.0005〜0.05質量%)
AlまたはMnは、銅合金中に不可避不純物として混入し熱間加工性を低下させるS量を低減するのに有効な元素である。この様な効果を有効に発揮させるには、AlおよびMnのうちの1種以上の含有量が0.0005質量%以上であることが必要である。しかし、0.05質量%を超えて過剰に含有すると効果が飽和するばかりでなく、粗大な晶・析出物粒子が生成しやすくなり、銅合金板のエッチング加工面の平滑性が低下する。したがって、銅合金板は、AlおよびMnのうちの1種以上の含有量を0.0005〜0.05質量%の範囲とする。また、この範囲の中で好ましい範囲は0.001〜0.03質量%である。
次に、前記銅合金板の製造方法について説明する。製造される銅合金板の合金組織を前記の規定組織とするために、従来公知の製造工程自体を大きく変えることは不要で、常法と同じ工程で製造できる。即ち、前記成分組成に調整した銅合金溶湯を鋳造する。そして、鋳塊を面削後、加熱または均質化熱処理した後に熱間圧延し、熱延後の板を水冷する。その後、冷間圧延、焼鈍、洗浄を何回か繰り返し、更に仕上げ(最終)冷間圧延を行って製品板厚の銅合金板とする。
銅合金板の製造方法としては、表1に示す化学成分の銅合金を高周波炉において溶製した後、黒鉛製のブック鋳型、および400℃に加熱した耐火物製のブック鋳型に傾注式で鋳込み、厚さが70mm、幅が200mm、長さが500mmの鋳塊を得た。両鋳型とも、鋳型内で鋳塊が凝固後、700〜800℃の温度より水冷した。なお、黒鉛製鋳型は十分な熱容量と熱伝導率を持っており、デンドライトアームスペーシングの2次枝間隔より求めた凝固時の冷却速度は1℃/秒以上であった。一方、耐火物製鋳型は加熱されており、また熱伝導率が小さいため凝固時の冷却速度は0.1℃/秒未満であった。なお、表1に示す銅合金は、不可避的不純物として、Si、Ti、Zr、Be、V、Nb、Mo、W、Mgなどの元素を総量で0.01質量%以下、B、C、Na、S、Ca、As、Se、Cd、In、Sb、Pb、Bi、MM(ミッシュメタル)等の元素を総量で0.005質量%以下含んでいた。そして、各鋳塊の上部(鋳造終了端に近い部分)より、厚さ70mm、幅80mm、長さ200mmのブロックを切出し、圧延面を面削して加熱し、900℃に到達後0.5〜1時間保持後、厚さが16mmになるまで熱間圧延し、700℃以上の温度で水冷した。なお、一部の例については、熱間圧延条件(加熱温度、終了温度、冷却方法)を変更して行った。この圧延板表面を面削して酸化スケールを除去した後、冷間圧延と焼鈍とを2回繰り返して行い(冷間圧延回数は焼鈍回数と同じ)、その後最終の冷間圧延を行って厚さが0.2mmの銅合金板を得た。表1には、各例とも繰り返しの焼鈍の内、高い方の焼鈍温度を最高焼鈍温度として記載している。そして、最終冷間圧延後、歪取り焼鈍を行った。
Claims (2)
- 質量%で、Ni:0.4〜1.0%、FeおよびCoのうちの1種以上:0.03〜0.3%、P:0.05〜0.2%、Sn:0.1〜3%、Zn:0.005〜1.5%、Cr:0.0005〜0.05%を含有し、NiとFeおよびCoのうちの1種以上とPの質量%比の関係が4≦(Ni+Fe+Co)/P≦12、かつ3≦Ni/(Fe+Co)≦12を満足し、残部がCuおよび不可避的不純物からなる銅合金板であって、
前記銅合金板の合金組織において、粒径が1nm以上で20nm以下の微細なP化物析出粒子の個数が300個/μm2以上、粒径が100nmを超える粗大な晶・析出物粒子の個数が0.5個/μm2以下であり、
前記P化物析出粒子におけるSn含有量が、EDX分析による質量%比:Sn/(Ni+Fe+Co+P+Sn)で0.01以上であることを特徴とする高強度高耐熱性銅合金板。 - 前記銅合金板は、さらに、質量%で、AlおよびMnのうちの1種以上:0.0005〜0.05%を含有することを特徴とする請求項1に記載の高強度高耐熱性銅合金板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042511A JP5291494B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-02-25 | 高強度高耐熱性銅合金板 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008255471 | 2008-09-30 | ||
JP2008255471 | 2008-09-30 | ||
JP2009042511A JP5291494B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-02-25 | 高強度高耐熱性銅合金板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010106355A true JP2010106355A (ja) | 2010-05-13 |
JP5291494B2 JP5291494B2 (ja) | 2013-09-18 |
Family
ID=42296086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009042511A Expired - Fee Related JP5291494B2 (ja) | 2008-09-30 | 2009-02-25 | 高強度高耐熱性銅合金板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5291494B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102191402A (zh) * | 2010-03-10 | 2011-09-21 | 株式会社神户制钢所 | 高强度高耐热性铜合金材 |
WO2016171055A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材料およびその製造方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8207497B2 (en) | 2009-05-08 | 2012-06-26 | Ionsense, Inc. | Sampling of confined spaces |
US8822949B2 (en) | 2011-02-05 | 2014-09-02 | Ionsense Inc. | Apparatus and method for thermal assisted desorption ionization systems |
CN110042274A (zh) * | 2019-05-05 | 2019-07-23 | 陶大海 | 一种高弹性模量、抗应力松弛的铜合金及其制备方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005206891A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Kobe Steel Ltd | 高強度高導電率銅合金 |
JP2006016667A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Dowa Mining Co Ltd | 銅基合金およびその製造方法 |
JP2006037216A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-02-09 | Hitachi Cable Ltd | 端子・コネクタ用銅合金 |
JP2006213999A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Kobe Steel Ltd | 耐応力緩和特性に優れた銅合金板の製造方法 |
JP2007031794A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Kobe Steel Ltd | 高強度銅合金 |
JP2007169741A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Kobe Steel Ltd | 耐応力緩和特性に優れた銅合金 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009042511A patent/JP5291494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005206891A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Kobe Steel Ltd | 高強度高導電率銅合金 |
JP2006037216A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-02-09 | Hitachi Cable Ltd | 端子・コネクタ用銅合金 |
JP2006016667A (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-19 | Dowa Mining Co Ltd | 銅基合金およびその製造方法 |
JP2006213999A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Kobe Steel Ltd | 耐応力緩和特性に優れた銅合金板の製造方法 |
JP2007031794A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Kobe Steel Ltd | 高強度銅合金 |
JP2007169741A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Kobe Steel Ltd | 耐応力緩和特性に優れた銅合金 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102191402A (zh) * | 2010-03-10 | 2011-09-21 | 株式会社神户制钢所 | 高强度高耐热性铜合金材 |
JP2011184775A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Kobe Steel Ltd | 高強度高耐熱性銅合金材 |
WO2016171055A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材料およびその製造方法 |
JPWO2016171055A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2017-05-18 | 古河電気工業株式会社 | 銅合金材料およびその製造方法 |
KR20170125805A (ko) * | 2015-04-24 | 2017-11-15 | 후루카와 덴끼고교 가부시키가이샤 | 구리합금재료 및 그 제조 방법 |
KR102059917B1 (ko) | 2015-04-24 | 2019-12-27 | 후루카와 덴끼고교 가부시키가이샤 | 구리합금재료 및 그 제조 방법 |
TWI695075B (zh) * | 2015-04-24 | 2020-06-01 | 日商古河電氣工業股份有限公司 | 銅合金材料及其製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5291494B2 (ja) | 2013-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5312920B2 (ja) | 電子材料用銅合金板又は条 | |
JP4677505B1 (ja) | 電子材料用Cu−Ni−Si−Co系銅合金及びその製造方法 | |
JP4143662B2 (ja) | Cu−Ni−Si系合金 | |
JP3962751B2 (ja) | 曲げ加工性を備えた電気電子部品用銅合金板 | |
JP5468423B2 (ja) | 高強度高耐熱性銅合金材 | |
JP4041803B2 (ja) | 高強度高導電率銅合金 | |
JP5506806B2 (ja) | 電子材料用Cu−Ni−Si−Co系銅合金及びその製造方法 | |
WO2009122869A1 (ja) | 電子材料用Cu-Ni-Si-Co系銅合金及びその製造方法 | |
JP5225787B2 (ja) | 電子材料用Cu−Ni−Si系合金板又は条 | |
JP6155405B2 (ja) | 銅合金材料およびその製造方法 | |
JP5451674B2 (ja) | 電子材料用Cu−Si−Co系銅合金及びその製造方法 | |
TWI429768B (zh) | Cu-Co-Si based copper alloy for electronic materials and method for producing the same | |
JP4157899B2 (ja) | 曲げ加工性に優れた高強度銅合金板 | |
JP4168077B2 (ja) | 酸化膜密着性に優れた電気電子部品用銅合金板 | |
JP7038823B2 (ja) | 曲げ加工性に優れたCu-Co-Si-Fe-P系銅合金及びその製造方法 | |
JP4834781B1 (ja) | 電子材料用Cu−Co−Si系合金 | |
JP5291494B2 (ja) | 高強度高耐熱性銅合金板 | |
JP6210910B2 (ja) | 強度、耐熱性及び曲げ加工性に優れたFe−P系銅合金板 | |
JP6210887B2 (ja) | 強度、耐熱性及び曲げ加工性に優れたFe−P系銅合金板 | |
JP2006200014A (ja) | 高強度高導電性銅合金 | |
JP6730784B2 (ja) | 電子部品用Cu−Ni−Co−Si合金 | |
JP2008024995A (ja) | 耐熱性に優れた電気電子部品用銅合金板 | |
US10358697B2 (en) | Cu—Co—Ni—Si alloy for electronic components | |
JP2007031794A (ja) | 高強度銅合金 | |
JP2008248352A (ja) | 熱間加工性に優れた高強度高導電性銅合金 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5291494 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |